JPH11185132A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH11185132A JPH11185132A JP35806297A JP35806297A JPH11185132A JP H11185132 A JPH11185132 A JP H11185132A JP 35806297 A JP35806297 A JP 35806297A JP 35806297 A JP35806297 A JP 35806297A JP H11185132 A JPH11185132 A JP H11185132A
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- Japan
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- product
- vending machine
- column
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品販売ブースとその外側とを区画して設け
るに好適な自動販売機であって、特に商品販売ブースと
の間で、商品の在庫管理や販売管理等を一元化すること
のできる自動販売機を提供する。 【解決手段】 商品を積み重ねて収納し、最下位置の商
品から順にその前面側に払い出す複数列の商品コラムを
その後面を開放した構造として実現すると共に、この開
放された各商品コラムの後面に該商品コラム内に収納さ
れた商品の脱落を防止する商品押え部材を開放自在に設
け、更にその前面に商品選択スイッチを含む商品見本展
示部、通貨の受け払い部、および商品取出口を備えたド
ア部を開閉自在に設け、内部に上記商品コラムを設けた
自動販売機本体を、後面を開放した筐体構造として実現
する。
るに好適な自動販売機であって、特に商品販売ブースと
の間で、商品の在庫管理や販売管理等を一元化すること
のできる自動販売機を提供する。 【解決手段】 商品を積み重ねて収納し、最下位置の商
品から順にその前面側に払い出す複数列の商品コラムを
その後面を開放した構造として実現すると共に、この開
放された各商品コラムの後面に該商品コラム内に収納さ
れた商品の脱落を防止する商品押え部材を開放自在に設
け、更にその前面に商品選択スイッチを含む商品見本展
示部、通貨の受け払い部、および商品取出口を備えたド
ア部を開閉自在に設け、内部に上記商品コラムを設けた
自動販売機本体を、後面を開放した筐体構造として実現
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売ブースと
その外側とを区画して設けるに好適な自動販売機に関す
る。
その外側とを区画して設けるに好適な自動販売機に関す
る。
【0002】
【関連する背景技術】たばこ等の自動販売機は、予めそ
の設置場所が特定されないことから、雨風等の気象条件
に対処し、また商品の盗難を防止するべく対策が種々施
されている。具体的には、複数の商品(たばこ)を積み
重ねて収納する複数の商品コラムをその内部に備えた自
動販売機本体、およびその前面に開閉自在に設けられる
ドア部を防水構造化して、その内部に雨水が浸入するこ
とがないようにしたり、更にはドア部の開閉を厳重に制
限する鍵機構を組み込んだり、更には容易に破壊される
ことが無いように、自動販売機本体を厚めの鉄板を用い
た筐体構造とする等している。即ち、自動販売機自体
が、1つの閉塞された空間を形成し、ドア部を開けない
限りその内部の商品コラムに収納された商品等に触れる
ことのできない強固な箱形の筐体として実現されてい
る。
の設置場所が特定されないことから、雨風等の気象条件
に対処し、また商品の盗難を防止するべく対策が種々施
されている。具体的には、複数の商品(たばこ)を積み
重ねて収納する複数の商品コラムをその内部に備えた自
動販売機本体、およびその前面に開閉自在に設けられる
ドア部を防水構造化して、その内部に雨水が浸入するこ
とがないようにしたり、更にはドア部の開閉を厳重に制
限する鍵機構を組み込んだり、更には容易に破壊される
ことが無いように、自動販売機本体を厚めの鉄板を用い
た筐体構造とする等している。即ち、自動販売機自体
が、1つの閉塞された空間を形成し、ドア部を開けない
限りその内部の商品コラムに収納された商品等に触れる
ことのできない強固な箱形の筐体として実現されてい
る。
【0003】ところでこの種の自動販売機は、専ら各種
ロビーや通路脇等に設置されるが、所謂たばこ屋さんの
店先である商品販売ブース脇に設置されることも多い。
またこの種の商品販売ブースは、一般的には店先の僅か
なスペースを利用して設けられることが多く、その商品
販売ブース内には一人の販売店員しか入れないことも希
ではない。これにも拘わらず商品販売ブースにおける販
売対象商品は多銘柄に亘り、商品販売ブース内やその近
傍には、多数の商品が所狭く保管されているのが実情で
ある。
ロビーや通路脇等に設置されるが、所謂たばこ屋さんの
店先である商品販売ブース脇に設置されることも多い。
またこの種の商品販売ブースは、一般的には店先の僅か
なスペースを利用して設けられることが多く、その商品
販売ブース内には一人の販売店員しか入れないことも希
ではない。これにも拘わらず商品販売ブースにおける販
売対象商品は多銘柄に亘り、商品販売ブース内やその近
傍には、多数の商品が所狭く保管されているのが実情で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら自動販売
機を商品販売ブースの脇に設置したと雖も、自動販売機
自体は上述したように強固な箱形の筐体構造を有して、
商品販売ブースとは独立に機能するので、商品販売ブー
スにおいて販売商品を一元的に管理することができない
と言う不具合があった。即ち、自動販売機にセットする
商品と、店先(商品販売ブース)のショーケース内に収
納して直接販売しようとする商品とをそれぞれ独立に管
理する必要があった。しかも店先(商品販売ブース)で
直接販売しようとする銘柄の商品(たばこ)が、そのシ
ョーケース内に存在しない場合、或いはその数が不足す
るような場合には、例えば自動販売機のドア部を開けて
該当商品を取り出し、これによって不足商品を補充する
必要がある。これ故、商品管理が煩雑である上、自動販
売機とショーケース内とに同一銘柄の商品を2重に準備
する必要がある等の問題があった。
機を商品販売ブースの脇に設置したと雖も、自動販売機
自体は上述したように強固な箱形の筐体構造を有して、
商品販売ブースとは独立に機能するので、商品販売ブー
スにおいて販売商品を一元的に管理することができない
と言う不具合があった。即ち、自動販売機にセットする
商品と、店先(商品販売ブース)のショーケース内に収
納して直接販売しようとする商品とをそれぞれ独立に管
理する必要があった。しかも店先(商品販売ブース)で
直接販売しようとする銘柄の商品(たばこ)が、そのシ
ョーケース内に存在しない場合、或いはその数が不足す
るような場合には、例えば自動販売機のドア部を開けて
該当商品を取り出し、これによって不足商品を補充する
必要がある。これ故、商品管理が煩雑である上、自動販
売機とショーケース内とに同一銘柄の商品を2重に準備
する必要がある等の問題があった。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、商品販売ブースとその外側とを
区画して設けるに好適な自動販売機であって、特に商品
販売ブースとの間で、商品の在庫管理や販売管理等を一
元化することのできる自動販売機を提供することにあ
る。
たもので、その目的は、商品販売ブースとその外側とを
区画して設けるに好適な自動販売機であって、特に商品
販売ブースとの間で、商品の在庫管理や販売管理等を一
元化することのできる自動販売機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る自動販売機は、商品販売ブースとその
外側とを区画して設けられる特殊仕様のものであって、
商品を積み重ねて収納し、最下位置の商品から順にその
前面側に払い出す複数列の商品コラムをその後面を開放
した構造として実現すると共に、この開放された各商品
コラムの後面に該商品コラム内に収納された商品の脱落
を防止する商品押え部材を開放自在に設け、更に販売機
本体の前面部に商品選択スイッチを含む商品見本展示
部、通貨の受け払い部、および商品取出口を設けると共
に、該自動販売機本体を、その後面を開放した筐体構造
として実現したことを特徴としている。
べく本発明に係る自動販売機は、商品販売ブースとその
外側とを区画して設けられる特殊仕様のものであって、
商品を積み重ねて収納し、最下位置の商品から順にその
前面側に払い出す複数列の商品コラムをその後面を開放
した構造として実現すると共に、この開放された各商品
コラムの後面に該商品コラム内に収納された商品の脱落
を防止する商品押え部材を開放自在に設け、更に販売機
本体の前面部に商品選択スイッチを含む商品見本展示
部、通貨の受け払い部、および商品取出口を設けると共
に、該自動販売機本体を、その後面を開放した筐体構造
として実現したことを特徴としている。
【0007】即ち、本発明に係る自動販売機は、自動販
売機本体をその後面を開放した筐体構造とすると共に、
上記自動販売機の本体内に組み込まれる複数の商品コラ
ムについても、その後面を開放して商品の脱落を防止す
る為の商品押え部材を開放自在に設けた構造とし、これ
によって商品コラム内への商品の装填とその取り出し
を、該自動販売機の裏側から行い得るようにしたことを
特徴としている。
売機本体をその後面を開放した筐体構造とすると共に、
上記自動販売機の本体内に組み込まれる複数の商品コラ
ムについても、その後面を開放して商品の脱落を防止す
る為の商品押え部材を開放自在に設けた構造とし、これ
によって商品コラム内への商品の装填とその取り出し
を、該自動販売機の裏側から行い得るようにしたことを
特徴としている。
【0008】また本発明の好ましい態様は、請求項2に
記載するように前記前面部を、販売機本体の前面に開閉
自在に設けられたドア部としたことを特徴としている。
このようなドア構造を採用することでそのメインテナン
ス性を高めることを特徴としている。
記載するように前記前面部を、販売機本体の前面に開閉
自在に設けられたドア部としたことを特徴としている。
このようなドア構造を採用することでそのメインテナン
ス性を高めることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るたばこの自動販売機について説明する。
図1はこの実施形態に係るたばこの自動販売機の全体的
な概略構成を示すもので、1はその前後面をそれぞれ開
放した箱状の自動販売機本体である。この自動販売機本
体1の内部には、商品Sを積み重ねて収納する複数列の
商品コラム2が設けられており、各商品コラム2の下部
には、最下位置の商品Sをその前方に払い出す商品搬出
ユニット3がそれぞれ組み込まれている。また自動販売
機本体1の開放された前面に開閉自在に設けられたドア
部4には、前記各商品コラム2から選択的に払い出され
た商品Sを、該ドア部4の下部位置に設けた商品取出口
5に導く為の商品シュート6が設けられている。
実施形態に係るたばこの自動販売機について説明する。
図1はこの実施形態に係るたばこの自動販売機の全体的
な概略構成を示すもので、1はその前後面をそれぞれ開
放した箱状の自動販売機本体である。この自動販売機本
体1の内部には、商品Sを積み重ねて収納する複数列の
商品コラム2が設けられており、各商品コラム2の下部
には、最下位置の商品Sをその前方に払い出す商品搬出
ユニット3がそれぞれ組み込まれている。また自動販売
機本体1の開放された前面に開閉自在に設けられたドア
部4には、前記各商品コラム2から選択的に払い出され
た商品Sを、該ドア部4の下部位置に設けた商品取出口
5に導く為の商品シュート6が設けられている。
【0010】尚、ドア部4には、特に図示しないがその
前面側に、複数種の販売対象商品に対応する商品見本を
展示すると共に、これらの各商品見本に対応する複数の
商品選択スイッチを組み込んだ商品見本展示部が設けら
れ、更には硬貨投入口、紙幣挿入口、釣り銭返却口等を
備えた通貨の受け払い部等の、操作部(マンマシン・イ
ンターフェース部)が設けられている。
前面側に、複数種の販売対象商品に対応する商品見本を
展示すると共に、これらの各商品見本に対応する複数の
商品選択スイッチを組み込んだ商品見本展示部が設けら
れ、更には硬貨投入口、紙幣挿入口、釣り銭返却口等を
備えた通貨の受け払い部等の、操作部(マンマシン・イ
ンターフェース部)が設けられている。
【0011】さて自動販売機本体1内に組み込まれる複
数列の商品コラム2は、例えば図2にその概略的な構成
を示すように、自動販売機本体1の内部に幅方向に棚部
をなして設けられたベース7上に、複数の仕切板8を所
定のピッチで平行に立設することで、上記ベース7上の
所定の商品収納空間を幅方向に区画して設定される。こ
のようにして仕切板8により区画設定された各商品コラ
ム2の下部には、商品Sの載置面をなし、最下位置の商
品Sから順にその前面側に払い出す為の商品搬出ユニッ
ト3が前記ベース7上に固定して設けられる。
数列の商品コラム2は、例えば図2にその概略的な構成
を示すように、自動販売機本体1の内部に幅方向に棚部
をなして設けられたベース7上に、複数の仕切板8を所
定のピッチで平行に立設することで、上記ベース7上の
所定の商品収納空間を幅方向に区画して設定される。こ
のようにして仕切板8により区画設定された各商品コラ
ム2の下部には、商品Sの載置面をなし、最下位置の商
品Sから順にその前面側に払い出す為の商品搬出ユニッ
ト3が前記ベース7上に固定して設けられる。
【0012】また上記各商品コラム2の前面側下部に
は、前記商品搬出ユニット3による商品払出口の上方に
位置して板状の商品搬出ガイド9が設けられており、更
にこの商品搬出ガイド9上には収納商品Sに対する奥行
き調整部材10が取り付けられている。この奥行き調整
部材10は商品Sの長さ寸法に応じて前記商品搬出ガイ
ド9上を前後に位置調整されるもので、これによって各
種長さ寸法の商品Sの前記商品搬出ユニット3上での載
置位置が規制される。しかして各商品コラム2内に収納
された最下位置の商品Sは、商品搬出ユニット3の作動
によってその側部を前記仕切板8にガイドされながら商
品コラム2の前面側に押し出され、前記商品搬出ガイド
9により払い出し姿勢が規制されながら該商品コラム2
から払い出されて前述した商品シュート6内に落とし込
まれる。
は、前記商品搬出ユニット3による商品払出口の上方に
位置して板状の商品搬出ガイド9が設けられており、更
にこの商品搬出ガイド9上には収納商品Sに対する奥行
き調整部材10が取り付けられている。この奥行き調整
部材10は商品Sの長さ寸法に応じて前記商品搬出ガイ
ド9上を前後に位置調整されるもので、これによって各
種長さ寸法の商品Sの前記商品搬出ユニット3上での載
置位置が規制される。しかして各商品コラム2内に収納
された最下位置の商品Sは、商品搬出ユニット3の作動
によってその側部を前記仕切板8にガイドされながら商
品コラム2の前面側に押し出され、前記商品搬出ガイド
9により払い出し姿勢が規制されながら該商品コラム2
から払い出されて前述した商品シュート6内に落とし込
まれる。
【0013】尚、図2において11は仕切板8の上端を
位置決めして保持する板状の仕切板押え部材である。ま
た12は両端を鉤状に折り曲げて偏心させた棒状の商品
ガイドシャフトであり、前記仕切板押え部材11と前記
奥行き調整部材10とにより両端が支持されて、その主
体部を商品コラム2の前面中央部に選択的に位置付け得
るように回動自在に設けられている。
位置決めして保持する板状の仕切板押え部材である。ま
た12は両端を鉤状に折り曲げて偏心させた棒状の商品
ガイドシャフトであり、前記仕切板押え部材11と前記
奥行き調整部材10とにより両端が支持されて、その主
体部を商品コラム2の前面中央部に選択的に位置付け得
るように回動自在に設けられている。
【0014】ちなみにこの商品ガイドシャフト12は、
その回動端下部を前記奥行き調整部材10の突起部10
aに係合させることで位置規制されて商品コラム2の前
面に位置付けられる。この状態で商品ガイドシャフト1
2は前記商品コラム2内に積見重ねて収納される商品S
の崩れ落ちを防止する役割を果たす。また奥行き調整部
材10による商品ガイドシャフト12の位置規制の解除
は、例えば商品ガイドシャフト12自体を若干持ち上
げ、その回動端下部と前記奥行き調整部材10の突起部
10aとの係合を外すことによって行われる。この状態
で商品ガイドシャフト12を手前側に回動させること
で、商品コラム2の前面が開かれ、商品コラム2内への
商品Sの装填やその取り出しが可能となる。
その回動端下部を前記奥行き調整部材10の突起部10
aに係合させることで位置規制されて商品コラム2の前
面に位置付けられる。この状態で商品ガイドシャフト1
2は前記商品コラム2内に積見重ねて収納される商品S
の崩れ落ちを防止する役割を果たす。また奥行き調整部
材10による商品ガイドシャフト12の位置規制の解除
は、例えば商品ガイドシャフト12自体を若干持ち上
げ、その回動端下部と前記奥行き調整部材10の突起部
10aとの係合を外すことによって行われる。この状態
で商品ガイドシャフト12を手前側に回動させること
で、商品コラム2の前面が開かれ、商品コラム2内への
商品Sの装填やその取り出しが可能となる。
【0015】商品コラム2は、基本的には上述したよう
に、その開放された前面側に商品搬出ガイド9や奥行き
調整部材10、更に商品ガイドシャフト12等を備えて
構成されるが、特にこの実施形態に係る自動販売機にお
いては、商品コラム2の後面壁を形成する背面板を備え
ず、商品コラム2の後面が開放されている点にある。そ
してこの開放された商品コラム2の後面に、前述した商
品ガイドシャフト12と同様な構成の商品ガイドシャフ
ト(商品押さえ部材)13を備えている点にある。
に、その開放された前面側に商品搬出ガイド9や奥行き
調整部材10、更に商品ガイドシャフト12等を備えて
構成されるが、特にこの実施形態に係る自動販売機にお
いては、商品コラム2の後面壁を形成する背面板を備え
ず、商品コラム2の後面が開放されている点にある。そ
してこの開放された商品コラム2の後面に、前述した商
品ガイドシャフト12と同様な構成の商品ガイドシャフ
ト(商品押さえ部材)13を備えている点にある。
【0016】この商品ガイドシャフト13は、商品コラ
ム2の裏面側に設けられた棚部材14上に設けられた支
持体15と、仕切板8の上端後部を位置決めして保持す
る板状の仕切板押え部材16とにより、その両端を回動
自在に支持して設けられる。尚、上記支持体15として
は、前述した奥行き調整部材10をそのまま転用し、ま
た商品ガイドシャフト13についても商品コラム2の前
面に設けられる商品ガイドシャフト12を転用するよう
にしても良い。
ム2の裏面側に設けられた棚部材14上に設けられた支
持体15と、仕切板8の上端後部を位置決めして保持す
る板状の仕切板押え部材16とにより、その両端を回動
自在に支持して設けられる。尚、上記支持体15として
は、前述した奥行き調整部材10をそのまま転用し、ま
た商品ガイドシャフト13についても商品コラム2の前
面に設けられる商品ガイドシャフト12を転用するよう
にしても良い。
【0017】即ち、本発明に係る商品コラム2は、従来
一般的な自動販売機に見られる商品コラムと異なってそ
の後面が開放され、その開放された後面に選択的に位置
付けられる商品ガイドシャフト(商品押さえ部材)13
を備えており、図3にこの発明に係る自動販売機の概略
的な断面構成を示すように、後面が開放された筐体構造
をなす自動販売機本体1の構成と相俟って、商品コラム
2の後面側からも商品Sの装填とその取り出しを行い得
る如く構成されている点にある。
一般的な自動販売機に見られる商品コラムと異なってそ
の後面が開放され、その開放された後面に選択的に位置
付けられる商品ガイドシャフト(商品押さえ部材)13
を備えており、図3にこの発明に係る自動販売機の概略
的な断面構成を示すように、後面が開放された筐体構造
をなす自動販売機本体1の構成と相俟って、商品コラム
2の後面側からも商品Sの装填とその取り出しを行い得
る如く構成されている点にある。
【0018】尚、ここに例示する実施形態は、既存の自
動販売機における販売機本体の裏面板を取り外すことに
よって、その後面を開放した自動販売機本体1を実現し
ている。更には上記既存の自動販売機における商品コラ
ムの背面板を除去し、これによってその後面を開放した
商品コラム2を実現している。そして商品コラム2の開
放された後面側に、前述したように棚部材14と支持体
15、更に仕切板8の上端後部を位置決めする仕切板押
え部材16を設けて商品ガイドシャフト(商品押さえ部
材)13を組み込むことにより、既存の自動販売機の基
本構成をそのまま利用している。しかし上述したように
商品コラム2の後面を開放したことに関連して、その前
面側の商品ガイドシャフト12を省略し、商品払い出し
口を除いて商品コラム2の前面側を覆う前面パネルを設
けるようにしても良いことは言うまでもない。
動販売機における販売機本体の裏面板を取り外すことに
よって、その後面を開放した自動販売機本体1を実現し
ている。更には上記既存の自動販売機における商品コラ
ムの背面板を除去し、これによってその後面を開放した
商品コラム2を実現している。そして商品コラム2の開
放された後面側に、前述したように棚部材14と支持体
15、更に仕切板8の上端後部を位置決めする仕切板押
え部材16を設けて商品ガイドシャフト(商品押さえ部
材)13を組み込むことにより、既存の自動販売機の基
本構成をそのまま利用している。しかし上述したように
商品コラム2の後面を開放したことに関連して、その前
面側の商品ガイドシャフト12を省略し、商品払い出し
口を除いて商品コラム2の前面側を覆う前面パネルを設
けるようにしても良いことは言うまでもない。
【0019】かくして上述した如く構成された自動販売
機によれば、図3に示すようにドア部4を閉じた状態で
あっても、裏面側の商品ガイドシャフト13を開けるこ
とで商品コラム2に対する商品Sの装填と、その取り出
しが可能となる。従って図4および図5にその設置例を
示すように、この自動販売機を、たばこ販売店の内側
(商品販売ブース)とその外側(例えば屋外)とを区画
するように、その開放された後面を店内(商品販売ブー
ス)側に位置付けて仕切壁に一体に組み込めば、自動販
売機の裏面、特に商品コラム2が店内側に開放されるこ
とになる。
機によれば、図3に示すようにドア部4を閉じた状態で
あっても、裏面側の商品ガイドシャフト13を開けるこ
とで商品コラム2に対する商品Sの装填と、その取り出
しが可能となる。従って図4および図5にその設置例を
示すように、この自動販売機を、たばこ販売店の内側
(商品販売ブース)とその外側(例えば屋外)とを区画
するように、その開放された後面を店内(商品販売ブー
ス)側に位置付けて仕切壁に一体に組み込めば、自動販
売機の裏面、特に商品コラム2が店内側に開放されるこ
とになる。
【0020】尚、図4および図5において、20は上述
したように後面を開放した構成の自動販売機、21は直
接販売(手売り)用の商品Sを展示し、且つ収納したシ
ョーケース、22は販売店(商品販売ブース)を区画す
る壁や柱等の躯体である。従って図4および図5に示す
ように自動販売機20を設置すれば、販売店(商品販売
ブース)22内に居てショーケース21を挟んで客と相
対して商品Sを直接販売する店員は、そこに居ながらに
して自動販売機20における商品Sの販売状況、ひいて
は残り状況を管理することができる。換言すれば、一々
販売店(商品販売ブース)の外に出て自動販売機20の
前面に廻り込み、該自動販売機20のドア部を開けて商
品コラム2内における商品Sの収納状況(在庫)を調べ
る必要がない。
したように後面を開放した構成の自動販売機、21は直
接販売(手売り)用の商品Sを展示し、且つ収納したシ
ョーケース、22は販売店(商品販売ブース)を区画す
る壁や柱等の躯体である。従って図4および図5に示す
ように自動販売機20を設置すれば、販売店(商品販売
ブース)22内に居てショーケース21を挟んで客と相
対して商品Sを直接販売する店員は、そこに居ながらに
して自動販売機20における商品Sの販売状況、ひいて
は残り状況を管理することができる。換言すれば、一々
販売店(商品販売ブース)の外に出て自動販売機20の
前面に廻り込み、該自動販売機20のドア部を開けて商
品コラム2内における商品Sの収納状況(在庫)を調べ
る必要がない。
【0021】そして必要に応じて店内側から、自動販売
機20の裏面を通して商品コラム2内に商品Sを補充し
たり、また商品コラム2内に収納されている商品Sを取
り出すことができる。またこのようにして各商品コラム
2に対する商品Sの装填と取り出しが容易であることか
ら、商品コラム2自体を手売り用商品Sのストッカとし
て活用することも可能である。従って狭いスペースを活
用して設けられた商品販売ブースの限られた空間を有効
利用して、例えば種々銘柄の商品Sを、自動販売機20
の商品コラム2とショーケース21とに分類して収納す
ることが可能となり、これらの商品Sを一元的に管理す
ることが可能となる。特に直接販売しようとする商品S
がショーケース21内に無かったり、或いはその数が不
足するような場合であっても、その商品Sを後面が開放
された商品コラム2から取り出すことで、速やかに販売
対応することが可能となる。
機20の裏面を通して商品コラム2内に商品Sを補充し
たり、また商品コラム2内に収納されている商品Sを取
り出すことができる。またこのようにして各商品コラム
2に対する商品Sの装填と取り出しが容易であることか
ら、商品コラム2自体を手売り用商品Sのストッカとし
て活用することも可能である。従って狭いスペースを活
用して設けられた商品販売ブースの限られた空間を有効
利用して、例えば種々銘柄の商品Sを、自動販売機20
の商品コラム2とショーケース21とに分類して収納す
ることが可能となり、これらの商品Sを一元的に管理す
ることが可能となる。特に直接販売しようとする商品S
がショーケース21内に無かったり、或いはその数が不
足するような場合であっても、その商品Sを後面が開放
された商品コラム2から取り出すことで、速やかに販売
対応することが可能となる。
【0022】また自動販売機20に対する日常的な商品
Sの補充を、ドア部4を開けることなしに行い得るの
で、ドア部4を開ける頻度を少なくすることができ、自
動販売機20の前面側を往来する通行人に対して、開け
放されたドア部4により迷惑を掛けることを極力少なく
することができる。特に自動販売機20の前面側が屋外
に位置付けられような場合には、気象条件等に左右され
ることなく商品コラム2に対する商品Sの補充を行い得
る等の実用的な利点がある。
Sの補充を、ドア部4を開けることなしに行い得るの
で、ドア部4を開ける頻度を少なくすることができ、自
動販売機20の前面側を往来する通行人に対して、開け
放されたドア部4により迷惑を掛けることを極力少なく
することができる。特に自動販売機20の前面側が屋外
に位置付けられような場合には、気象条件等に左右され
ることなく商品コラム2に対する商品Sの補充を行い得
る等の実用的な利点がある。
【0023】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば自動販売機20に設ける商品コ
ラム2の数や、そのコラム長は、販売仕様に応じて定め
れば良いものである。また実施形態では、シングルコラ
ム構成の商品コラム2を例に説明したが、商品コラム内
に商品Sを前後2重に積み重ねて収納し、前列側の商品
と後列側の商品とを最下位置のものから順に交互に払い
出す、所謂ダブルコラム構成の商品コラムである場合に
も同様に適用可能である。また自動販売機本体1の後面
が開放されているので、商品コラム2の形成部位を除く
自動販売機本体1の裏面側余剰空間を利用して、商品S
をストックすることも可能である。
るものではない。例えば自動販売機20に設ける商品コ
ラム2の数や、そのコラム長は、販売仕様に応じて定め
れば良いものである。また実施形態では、シングルコラ
ム構成の商品コラム2を例に説明したが、商品コラム内
に商品Sを前後2重に積み重ねて収納し、前列側の商品
と後列側の商品とを最下位置のものから順に交互に払い
出す、所謂ダブルコラム構成の商品コラムである場合に
も同様に適用可能である。また自動販売機本体1の後面
が開放されているので、商品コラム2の形成部位を除く
自動販売機本体1の裏面側余剰空間を利用して、商品S
をストックすることも可能である。
【0024】また上述した実施形態においては販売機本
体の前面を開閉自在なドア部として実現したが、販売機
本体の後面が開放されているので、販売機本体の前面を
固定的な壁面として実現し、開放された後面側からメイ
ンテナンス等を行うように構成しても良い。その他、本
発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
体の前面を開閉自在なドア部として実現したが、販売機
本体の後面が開放されているので、販売機本体の前面を
固定的な壁面として実現し、開放された後面側からメイ
ンテナンス等を行うように構成しても良い。その他、本
発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動販売機本体の裏面側が開放されており、また商品コラ
ムの裏面側も開放されて商品の装填と取り出しを行い得
るように構成されているので、商品販売ブースの内外を
区画して自動販売機を設置するような場合、商品に対す
る販売管理の一元化を図ることができ、また商品コラム
に対する商品の出し入れを簡単に行うことが可能となる
等の実用上多大なる効果が奏せられる。
動販売機本体の裏面側が開放されており、また商品コラ
ムの裏面側も開放されて商品の装填と取り出しを行い得
るように構成されているので、商品販売ブースの内外を
区画して自動販売機を設置するような場合、商品に対す
る販売管理の一元化を図ることができ、また商品コラム
に対する商品の出し入れを簡単に行うことが可能となる
等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図1】本発明の一実施形態に係る自動販売機を、ドア
部を開けた状態として示す図。
部を開けた状態として示す図。
【図2】図1に示す自動販売機における商品コラムの構
成例を示す図。
成例を示す図。
【図3】本発明に係る自動販売機の概略的な断面構成を
示す図。
示す図。
【図4】本発明に係る自動販売機の設置例を示す図。
【図5】本発明に係る自動販売機の設置例を、店内側か
ら示す図。
ら示す図。
S 商品 1 自動販売機本体 2 商品コラム 3 商品搬出ユニット 4 ドア部 12 商品ガイドシャフト(前面側) 13 商品ガイドシャフト(後面側の商品押え部材) 20 自動販売機 21 ショーケース
Claims (2)
- 【請求項1】 商品を積み重ねて収納し、最下位置の商
品から順にその前面側に払い出す複数列の商品コラムを
備えた自動販売機であって、 前記各商品コラムは、後面を解放した構造をなすと共に
該後面に商品コラム内に収納された商品の脱落を防止す
る商品押え部材を開放自在に具備してなり、 これらの商品コラムをその内部に設けた自動販売機本体
は、商品選択スイッチを含む商品見本展示部、通貨の受
け払い部、および商品取出口を具備した前面部を有する
と共に、その後面を開放した筐体構造をなすことを特徴
とする自動販売機。 - 【請求項2】 前記前面部は、自動販売機本体の前面に
開閉自在に設けられたドア部からなることを特徴とする
請求項1に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35806297A JPH11185132A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35806297A JPH11185132A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11185132A true JPH11185132A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18457342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35806297A Pending JPH11185132A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11185132A (ja) |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35806297A patent/JPH11185132A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041020 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070808 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |