JPH11184678A - パターン発生器 - Google Patents

パターン発生器

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JPH11184678A
JPH11184678A JP9358015A JP35801597A JPH11184678A JP H11184678 A JPH11184678 A JP H11184678A JP 9358015 A JP9358015 A JP 9358015A JP 35801597 A JP35801597 A JP 35801597A JP H11184678 A JPH11184678 A JP H11184678A
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JP9358015A
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Toshiharu Hamazaki
俊治 浜崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、従来のパターン発生器に乱数発生モ
ジュール(高速プログラマブルパターン発生装置)を追
加して設けることにより、従来の機能を損なうことなく
従来の装置を有効に活用して、かつ高度なプログラミン
グ知識を一切必要とせずに、従来のパターン発生器では
達成し得ない検出率の高いランダムなテストパターン列
が生成できるパターン発生器を提供することを課題とす
る。 【解決手段】マイクロプログラムメモリに格納されたプ
ログラムの動作シーケンスに従いメモリIC試験検査用
等のテストパターンを生成するパターン発生器に、上記
プログラムの制御の下に高速のプログラマブルパターン
を発生する乱数発生モジュール16と、当該モジュール
で発生したランダムロジック用のテストパターンデータ
を格納するメモリモジュール14を追加して設け、更に
ALPGモジュール15との同時使用を可能にしたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体テス
トシステム、ボードテストシステム、モジュール部品試
験検査装置、計測機器等の各種電子機器及び部品類に適
用されるパターン発生器に関する。
【0002】また本発明は、例えばフラッシュメモリ
等、大容量で高速アクセスが可能な半導体メモリ装置の
テストシステムに適用して好適なパターン発生器に関す
る。また本発明は、例えばパーソナルコンピュータ等の
拡張スロットに挿入される拡張ボードに実装可能なパタ
ーン発生器に関する。
【0003】
【従来の技術】半導体テストシステム、ボードテストシ
ステム等の試験検査に適用されるパターン発生器は、試
験するDUT(Device Under Test )に印加する情報
と、DUTから出力される期待値及びDUTに印加する
信号の方向とがそれぞれテストパターンとして予め格納
されており、主にDUTの機能試験を行なう際に用いら
れる。
【0004】このパターン発生器で扱えるテストパター
ンは、一般ディジタルICやCPU等のランダムロジッ
クIC用のものと、アドレス関数やデータ関数を効率よ
く発生することのできるメモリIC用のものとに大別で
きる。前者はランダムロジックパターン発生器と称さ
れ、後者はアルゴリズミックパターン発生器と称され
る。更にこの2つの機能を搭載したパターン発生器も存
在する。両者の共通点は、マイクロプログラム制御方式
によりコントロールされ、柔軟なテストパターンが発生
できるようになっている点である。
【0005】図10はディジタル半導体テストシステム
の代表的な構成例を示している。この図10に示すテス
トシステムに於いて、パターン発生器3の機能は前述の
通りである。タイミング発生器2は時間的な情報を定義
するモジュールであり、当該タイミング発生器2、及び
パターン発生器3の各情報は波形整形回路5に印加され
る。
【0006】波形整形回路5は、パターン発生器3とタ
イミング発生器2の情報をもとに、DUTに印加される
波形フォーマットを作る回路である。波形フォーマット
の種類としては、RZ(Return to Zero)、NRZ(No
n Return to Zero)、EX−OR(Exclusive OR)等が
ある。
【0007】上記波形整形回路5により整形、整時され
た波形は、ピンエレクトロニクスのドライバ6aに入力
されて、プログラムされたハイ/ローレベルにクランプ
された後、一定インピーダンス(50Ω)の信号線を介
し入力波形としてDUT8に印加される。
【0008】一方、DUT8からの出力は、アナログコ
ンパレータ6bで出力レベルをDAC6eの基準値(ス
レッショルドレベル)と比較された後、比較レジスタ4
に転送される。
【0009】比較レジスタ4では、タイミング発生器2
の時間情報(ストローブ)とパターン発生器3より入力
した期待値パターンとを比較して機能的な合否の判定を
行なう。
【0010】パラメトリック測定ユニット7は、電圧や
電流を測定するモジュールである。ピンエレクトロニク
ス部6には信号を分岐するリレー6dが設けられてい
る。上記パターン発生器3を含む各機能モジュールはす
べてコントローラインタフェース1及びシステムバス9
を介してプログラムコントロールされる。
【0011】図11は従来のパターン発生器の構成を示
すブロック図である。ここでは、ランダムロジック用パ
ターン発生器(ランダムロジックパターン発生器)とメ
モリ用パターン発生器(アルゴリズミックパターン発生
器)の双方を含んだ構成を示している。
【0012】この図11に示すような構成のパターン発
生器は、一般にランダムロジックパターン発生器3Aが
装置全体をコントロールする。図11に於いて、3a乃
至3iはランダムロジックパターン発生器3Aの構成要
素をなすもので、3aはプログラムカウンタ(PC)で
あり、マイクロプログラムメモリ3bをアクセスするた
めのカウンタである。マイクロプログラムメモリ3b
は、パターン発生器3の動作シーケンスを決める命令
や、アルゴリズミックパターン発生器3Bのデータ・ア
ドレス演算制御ユニット3p、及び制御データ発生部3
qのデータを格納している。このマイクロプログラムメ
モリ3bに種々の命令を格納し動作シーケンスをプログ
ラムすることにより、目的のテストパターンを発生させ
ることができる。
【0013】命令デコーダ3cはマイクロプログラムメ
モリ3bの命令フィールドに格納されているデータをデ
コードして、命令制御ロジック3dの回路を選択する。
パターン発生器3の命令の種類は数種類で、命令の数は
40個以下の場合が殆どである。
【0014】これは、より高速に命令処理しなければな
らないことと、パターン発生のシーケンスのみに注目す
ると機能的に多くないことを意味している。ループカウ
ンタ3e、及びサブルーチンスタック3fは、同一パタ
ーンの発生を無駄なく(効率よく)生成させるためのレ
ジスタである。これらのレジスタは通常2乃至16個程
度有しており、多重ループや多重ネスティングが可能に
なっている。
【0015】PC制御ロジック3gは、次に実行する命
令をコントロールして、その値をプログラムカウンタ3
aに転送する。また、パターン発生器3の起動(スター
ト)、停止(ストップ)、一時停止(ポーズ)、タイマ
割り込み、マッチ割り込み等のフラッグをもとにプログ
ラムカウンタ3aをコントロールする。
【0016】アドレス発生回路3hは、メモリ群3iを
アクセスするアドレスを発生するための回路である。メ
モリ群3iは、試験デバイス(DUT8)に印加される
テストパターンや、ピンエレクトロニクスのI/O制御
情報、波形整形情報(ウエーブフォーマット)等の各情
報を記憶する大容量メモリ群である。これらのメモリか
らの出力データが、試験デバイス(DUT8)に実際に
印加されるデータ(テストパターンデータ)となる。
【0017】以上が、ランダムロジックパターン発生器
3Aの構成及び機能である。一方、アルゴリズミックパ
ターン発生器(以下ALPGモジュールと称す)3B
は、マイクロプログラムメモリ3bのALPG制御フィ
ールドの情報と、命令制御ロジック3dから入力される
情報をもとに動作を決定する。
【0018】ALPGモジュール3Bは、主にメモリI
C等のテストパターンの発生を目的に実現されたパター
ン発生器であり、演算処理した結果を出力する方法が簡
単で、テストデータを格納するメモリを必要としないた
め、低コストで実現できる。
【0019】ALPGモジュール3Bのデータ・アドレ
ス演算制御ユニット3pは、メモリデバイスに印加する
データパターンやアドレスパターンを演算する回路であ
る。演算式を決める情報は、マイクロプログラムメモリ
3bのALPG制御フィールドから与えられ、演算の繰
り返し回数、演算結果の最大値、最小値等の情報は、命
令制御ロジック3dから与えられる。
【0020】ALPGモジュール3Bの制御データ発生
部3qは、試験メモリへのライト/リード信号制御やI
/O制御を行う。また、アドレス発生-2回路3sで発生
されたアドレス情報を、メモリ群3iをアクセス可能に
するコントロールも行なう。
【0021】以上がアルゴリズミックパターン発生器
(ALPG)3Bの構成及び機能である。上記したよう
に、従来のテストシステムに搭載されているパターン発
生器は、プログラミング技術に追うところが多く、プロ
グラミング方法によっては、複雑なテストパターンを作
成することが可能である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たパターン発生器に於いては、試験デバイスに入力テス
トパターンをプログラミングすると同時に、試験デバイ
スからの応答パターン、つまり期待値パターンも同時に
テストパターンとしてプログラミングする必要がある。
従ってマイクロプロセッサのようなランダムロジックL
SI等のテストパターンに対しては、論理シミュレーシ
ョンの力を借りないとテストパターンの作成が困難であ
った。また、例えばフラッシュメモリ等、リード/ライ
トのアクセスタイムが異なるようなメモリデバイス等の
高速テストパターンの発生に対しても、その全ての高速
入出力データを記憶する手段が必要となり、特に容量の
大きなこの種高速メモリデバイスのテストに対して複数
種(Nパターン)のランダムパターン発生によるテスト
機能を実現させようとすると、高速アクセスが可能な膨
大な容量のメモリ装置が必要となり、システム構成が著
しく繁雑となることから実現性に乏しいという問題があ
った。
【0023】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
従来の装置を有効に活用して、高度なプログラミング知
識を一切必要とせずに、簡単かつ安価な構成で、従来の
パターン発生器では達成し得ない検出率の高いランダム
なテストパターン列が生成でき、効率の良いテストパタ
ーンの発生が期待できるパターン発生器を提供すること
を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、概略的には従
来機能のパターン発生器に乱数発生モジュールを追加す
ることにより、従来のパターン発生器では不可能なテス
トパターン列を生成できるようにした。しかも乱数生成
部がモジュール化されることから、高度なプログラミン
グ知識を必要としない。また、ALPGと同時起動が可
能であるため、テストパターンの作成が増え、非常に効
率の良いテストパターンの発生が期待できる。
【0025】上記した現状のテストシステムに搭載され
ているパターン発生器は、プログラミング技術に追うと
ころが多く、プログラミング方法によっては、複雑なテ
ストパターンを作成することが可能である。しかし、試
験デバイスに入力テストパターンをプログラミングする
と同時に試験デバイスからの応答パターン、つまり期待
値パターンも同時にテストパターンとしてプログラミン
グする必要がある。
【0026】マイクロプロセッサのようなランダムロジ
ックLSIなどのテストパターンは、論理シミュレーシ
ョンの力を借りないとテストパターンの作成が困難な状
態になっているが、別の見方をすれば、テストパターン
の作成方法や作成するためのツールがあるということで
ある。
【0027】本発明は、ランダムロジックLSI用のテ
ストパターン作成ではなく、メモリIC用のテストパタ
ーン生成を対象になされたものである。一般的にメモリ
用のテストパターンは、ALPGの演算回路を如何に制
御して、テストパターンを生成するかにかかっている。
テストパターン生成の種類としては、試験メモリをアク
セスするアドレス関数の生成、メモリセルをリード/ラ
イトするデータ関数の生成と、ライト/リードする切り
替えパターンのみである。このうち、アドレス関数は、
簡単なある数列手順(加算するか、減算するか、何倍す
るか、何の値で割るか等)に従って発生しており、どの
ような値になったら、演算結果値を初期化するか、補数
をとるか、最大値あるいは最小値に達したらどのように
処理するのか等をプログラミングすることになる。
【0028】一方、テストパターン関数は、アドレス関
数同様の演算も可能であるが、一般的には、初期値を与
えておき、その値の補数を繰り返しとることにより、デ
ータパターンを生成するような手法がとられる。もっと
も、アドレス関数はメモリをアクセスするアドレス値を
出したままでもよいが、データパターンはリード時に期
待値と比較する関数上、メモリのアドレスが決定されれ
ば、書き込んだときのデータ値と同じ値を生成できる演
算(プログラミング)を行う必要がある。
【0029】メモリのアドレス関数の種類を大きく分け
ると、「Nパターン」、「N3/2乗パターン」、「N
2乗パターン」(但しNをアドレス指定ビット数とした
とき)等がある。最近の大容量メモリでは、「Nパター
ン」以外はテスト時間の関係上、検出率が非常に高いに
も関わらず、実用的ではない。従って「Nパターン」で
如何に効率よく、しかも検出率を上げるかがアドレス関
数、データ関数生成のプログラミングに要求される。
【0030】この際の代表的なアドレス関数によるパタ
ーン発生数の計算式とサイクルタイムが100nsのラ
ンダムアクセスメモリを想定したときのテスト時間を比
較した例を図9に示している。
【0031】本発明は、「Nパターン」のパターン発生
回数で、ランダムアドレスとデータを発生するモジュー
ルを提供することを目的とする。このモジュールは、本
来、メモリのアクセスが、ランダムアクセスであること
と、書かれるデータも、ランダム値を持ったデータであ
ることに起因している。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明は、上述したように、従来
のパターン発生器に「乱数発生モジュール」と「発生し
たデータを格納するメモリモジュール」を追加すること
により実現される。このパターン発生器の開発にあた
り、アプリケーションの面から次の仕様を満足すること
にした。
【0033】(1).従来のパターン発生器の機能は犠
牲にしないものとする。 従来の、パターン発生器の機能モジュールに乱数発生の
ためのモジュールを追加することにより実現する。この
モジュールの制御は、マイクロプログラムメモリに乱数
モジュールの制御フィールドを追加するとともに、命令
デコーダのデコードの数を増加することで対応する。
【0034】(2).乱数系列の発生は、テストシステ
ム側のプログラム制御が可能であることと乱数発生その
もののプログラミングは行なわないで、初期値(乱数に
種を与えるのみ)をプログラミングすることにより自動
生成すること。
【0035】プログラミングを簡単にするため、乱数列
そのものの発生に関してはユーザプログラミングする必
要はなく、初期値のみ与えることにより、異なった乱数
列を自動的に生成する方式とする。
【0036】(3).アドレス及び、データ値の乱数
は、同一値をスキップ(破棄する)して、新たな値を生
成させる機能を持つこと。 通常の乱数の値をそのまま採用すると、必ず同一の値が
発生する。例えば、この値をメモリのアドレッシングに
使用した場合、同じメモリセルをアクセスすることにな
り、効率の良いアクセスとはいえない。また、すべての
メモリセルが最低一度はアクセスされるという保証も無
いことになる。従って、異なった値が生成されるまで、
スキップする機能を実現する。
【0037】(4).乱数の値の発生方法は、リアルタ
イム(実時間)に発生する機能と予め発生された値を格
納しておき、その値をテストパターンとする機能を有す
ること。
【0038】乱数系列をリアルタイムで発生するとき
は、その値を一時的に格納することなく、テストパター
ンとして、試験デバイスに印加することができるため、
回路は簡単になるが、すべてのメモリセルが選択される
保証がない。同一値の異なった値が生成されるまでスキ
ップすればよいが、100nsで1個のテストパターン
を実行しなければならないパターン発生器では、時間的
に不可能である。従って、リアルタイムにパターンを発
生する機能では、メモリのデータパターンの値のみと
し、アドレッシングを目的には使用しないことを想定し
ている。
【0039】パターン発生の実行開始前に乱数の値を予
め格納しておく方法は、同一値の場合、異なった値が生
成されるまでスキップすることが可能なので、無駄のな
いテストパターンの実行ができる反面、格納するメモリ
が必要になる。この機能は試験メモリのアドレッシング
にも使用できる。
【0040】以下図面を参照して本発明の一実施形態を
説明する。図1は本発明の実施形態によるパターン発生
器の構成を示すブロック図である。この図1に示すパタ
ーン発生器は、例えばパーソナルコンピュータ等の拡張
スロットに挿入して用いられる、例えば半導体テストシ
ステム、ボード・モジュール部品テストシステム等の各
種試験検査装置用拡張ボードとして提供できる。
【0041】図1に於いて、11は、図示しないCPU
により実行されるパターン発生器の制御プログラム等を
格納するマイクロプログラムメモリであり、12はマイ
クロプログラムメモリ11に貯えられたマイクロプログ
ラムを解読し制御信号を生成する命令デコード・制御回
路である。
【0042】13はマイクロプログラムメモリ11の内
容を更新制御するPCカウンタ・制御回路である。14
は後述するアルゴリズミックパターン発生器15で生成
されたランダムロジック用テストパターンを格納するメ
モリモジュールである。15はマイクロプログラム制御
の下に(マイクロプログラムメモリ11のALPG制御
フィールド及び制御フィールドの情報をもとに)メモリ
IC等のテストパターンデータ生成の動作が決定される
アルゴリズミックパターン発生器であり、ここではAL
PGモジュールと称す。16は従来では発生不可能であ
った多岐に亘る効率のよいテストパターンの発生を可能
にする、本発明で対象とする乱数発生モジュールであ
り、その具体的な構成及び機能は後述する。17は上記
メモリモジュール14、アルゴリズミックパターン発生
器15、乱数発生モジュール16等で生成されたテスト
パターンを選択し出力するデータセレクタモジュールで
ある。
【0043】上記図1に示す構成のパターン発生器に於
いて、マイクロプログラムメモリ11は、パターン発生
器を制御するプログラムを格納する。このプログラムメ
モリ11は、ここでは1Kワード×96ビット構成と
し、図2のようにビット割付を行なっている。
【0044】命令デコード・制御回路12は、パターン
発生器のシーケンスをコントロールする。PCカウンタ
・制御回路13は、命令デコード・制御回路12で命令
デコードされた結果により次の動作を決めマイクロプロ
グラムメモリ11をアクセスする。
【0045】メモリモジュール14は、ランダムロジッ
ク用のテストパターンデータを格納する。ここでは64
Kワード×テスタピン数のメモリ構成としている。アル
ゴリズミックパターン発生器15は、メモリIC用のテ
ストパターンを生成する。ここではALPGモジュール
と称す。このALPGモジュール15は、ここではX、
Yのアドレス(12ビット)生成演算ユニットをもって
おり、16Mのアドレス空間まで対応している。また、
試験メモリデバイスへの生成とリード/ライト等のコン
トロール信号も生成できるようになっている。
【0046】上記ALPGモジュール15で生成される
アドレス情報は、メモリモジュール14や乱数発生モジ
ュール16に搭載されている、データ・ストレージ・メ
モリを直接アクセスすることも可能である。
【0047】乱数発生モジュール16は、本発明の主要
構成要素をなすもので、その内部の構成は図5を参照し
て後で詳細に説明する。データセレクタモジュール17
は、マイクロプログラムメモリ11の乱数発生制御フィ
ールドの値により制御されて、メモリモジュール14、
アルゴリズミックパターン発生器15、乱数発生モジュ
ール16等で生成されたテストパターンを選択して出力
する。
【0048】図2は上記マイクロプログラムメモリ11
の1ワードの構成を示したものである。ここではメモリ
構成を1Kワード×96ビットとしている。図中、21
は命令フィールドであり、6ビットを使用している。従
って命令の種類は最大64種類まで作ることができる。
【0049】22はオペランドフィールドであり、24
ビットを使用している。このフィールドの使用目的は、
各モジュールのレジスタに設定する値を記述したり、分
岐命令では、分岐先アドレスを設定するためのものであ
る。
【0050】23はI/O制御フィールドであり、ピン
エレクトロニクスのドライバをイネーブル/ディセーブ
ルするドライバ・イネーブル・メモリのアドレスを指定
するフィールドである。ここでは4ビットが用いられ、
16種類のドライバイネーブル情報が選択できるように
している。
【0051】24はコンパレータ制御フィールドであ
り、試験デバイス(DUT)から出力される値とパター
ン発生器から出力される期待値パターンとを比較するか
否かを決めるコンパレータ・イネーブル・メモリをアク
セスするアドレス情報を記述するフィールドである。こ
こでは6ビットが用いられ、64種類のコンパレータイ
ネーブル情報が選択できるようにしている。
【0052】25は、RTTC(リアル・タイム・タイ
ミング・コントロール)関連制御フィールドであり、こ
こでは8ビットが用いられ、主にタイミング発生器のた
めの制御に使用される。
【0053】26はALPGモジュール15を制御する
ためのALPG制御フィールドである。この実施形態に
於けるシステムのALPGモジュール15は、X、Y2
次元のアドレスが発生可能なようになっている。両者の
演算ユニット及び、関連するレジスタは12ビットにな
っているため、最大16Mまでのアドレス空間を有する
メモリデバイスの試験が可能である。
【0054】27は乱数発生モジュール16を制御する
ための乱数発生制御フィールドである。ここでは16ビ
ットを使用しており、制御フィールド28に示すよう
に、全く同一機能を有する乱数発生回路を2台搭載して
いる。これは、アドレス用とデータ用の乱数系列を同時
に発生可能とするためである。
【0055】このうち、乱数発生Aフィールドは、アド
レスパターンを生成するために使用し、乱数発生Dフィ
ールドは、データパターンを発生するために使用するこ
とを想定している。しかし、乱数発生Aフィールドをデ
ータパターンのために使用することも可能である。この
場合、アドレスパターンは、ALPGモジュール15か
ら発生させる方法が採られる。つまり、このパターン発
生器は、ALPGモジュール15と乱数発生モジュール
16を同時に実行させることも可能である。
【0056】制御フィールド28について詳細に説明す
ると、8ビットのプログラムフィールドのうち、下位3
ビットは、乱数モジュールの各レジスタに値を設定する
コマンドと発生した値を出力するコマンドからなってい
る。
【0057】この際のコマンドの種類は、 「0」(“000”)→データ出力 「1」(“001”)→初期値レジスタ(図3符号31
参照)に初期値を設定する。設定する初期値の値は上記
オペランドフィールド22に設定したい値を記述する。
このレジスタの値が乱数系列を決める種(シード)にな
る。
【0058】「2」(“010”)→最小値レジスタ
(図3符号32参照)に発生する値の最小値を設定す
る。設定方法は上記と同様である。 「3」(“011”)→最大値レジスタ(図3符号33
参照)に発生する値の最大値を設定する。
【0059】つまり、乱数系列の値の範囲は、最小値レ
ジスタの値≦発生値≦最大レジスタの値の範囲になる。 「4」(“100”)→発生個数レジスタ(図3符号3
4参照)に乱数の個数を設定する。
【0060】上記した各レジスタは、それぞれ24ビッ
ト構成であり、数値的には、「0」〜「16,777,
215」までの範囲になる。しかし、試験するメモリデ
バイスは、種々のビット構成をしているため、このよう
なビット構成のレジスタが必要になる。
【0061】「5」〜「7」(“101”〜“11
1”)→未使用コマンド(拡張用)である。 制御フィールド28の3ビット目は、同値検出回路(図
3符号37参照)をイネーブル/ディセーブルするため
の切り替えビットである。
【0062】同値検出回路(図3符号37参照)をイネ
ーブルすると、一度、生成された値と同じ値が発生した
ときにスキップ(破棄して無効にする)処理を行ない、
一度も発生していない値が生成されるまで繰り返す。し
かし、この方法は、乱数列の生成が進めば進むほど、過
去に生成した値と異なる確率が段々に減少することにも
なり、最悪の場合、いつまでたっても、生成できない現
象が発生する可能性もある。このような処理を行なうと
きには、タイマ割り込みを起動しておき一定時間内に終
了しなかったら、パターンの発生を中止するようにプロ
グラミングすることも必要である。
【0063】制御フィールド28の4ビット目は、デー
タ・ストレージ・メモリ(図3符号39参照)に格納す
ることなく、生成した値(パターン)を垂れ流しにする
ことを指定する制御ビットである。このビットが有効な
ときは、同値検出回路(図3符号37参照)は強制的に
ディセーブルされる。つまり、3ビット目のプログラミ
ングは無視される。
【0064】制御フィールド28の5ビット目は、乱数
を格納するデータ・ストレージ・メモリ39のアドレッ
シングを切り替えるためのビットである。通常は乱数発
生モジュール16内で自動的にアドレッシングされる
が、このビットをセットすることにより、ALPGモジ
ュール15からのアドレッシングを可能にする。
【0065】制御フィールド28の上位2ビットは、シ
ステム使用のため、ユーザプログラミングしても無視さ
れる。上記した乱数発生モジュール16の1台分の構成
を図6に示す。
【0066】図6に於いて、初期値レジスタ31は、乱
数系列の初期値(シード)を設定する。このレジスタの
値そのものは、マイクロプログラムメモリ11のオペラ
ンドフィールド22から転送される。
【0067】この値は乱数発生・補正回路36で決まっ
た法則(固定的手法)で処理され、確実に乱数が生成さ
れるように補正が加えられる。デフォルトの値は、“F
FFFFF”H(16進数)である。
【0068】最小値レジスタ32は、乱数の値の最小値
を設定する。デフォルトの値は、“000000”Hで
ある。最大値レジスタ33は、乱数の値の最大値を設定
する。デフォルトの値は、“FFFFFF”Hである。
【0069】発生個数レジスタ34は、発生された乱数
の値の個数を設定する。この発生個数レジスタ34の値
は有効値加算回路38の結果と比較され、有効値加算回
路38の結果値が発生個数レジスタ34の値と等しくな
ると、乱数発生が停止する。デフォルトの値は、“FF
FFFF”Hである。
【0070】これら各レジスタ31〜34は全て12ビ
ット構成でなる。乱数発生制御回路35は、乱数発生A
フィールド28のプログラミング値によって、コマンド
デコードを行ない、その結果を乱数発生・補正回路36
に通知する。
【0071】乱数発生・補正回路36は、乱数を生成す
る乱数発生回路と初期値の補正回路とでなる。この乱数
発生・補正回路36に含まれる乱数発生回路は、「2を
法とする原始多項式」に基づいて生成されるM系列発生
回路を採用している。高速に生成する必要性から、24
段のD型フリップフロップとEX−OR回路で構成さ
れ、この回路が1ビット当たりの乱数を発生する。従っ
て、M系列発生回路が、24本必要であり、それぞれの
M系列から出力されるデータを並列に並べてビットの重
みをつけることにより、その値を乱数系列値とする。ま
た、D型フリップフロップ(F/F)とEX−OR回路
でM系列発生回路を構成した場合、初期値がすべて
「0」のとき、出力は常に「0」となるので固定的な手
法で補正を加えている。この乱数発生回路の構成は後に
詳細に説明する。
【0072】同値検出回路/記録メモリ37は、同じ値
が生成されたときは値の破棄処理と再生成を制御する。
回路的には、24×1ビットメモリに発生した値のメモ
リセルにマークを付けていく(“1”をセットする)方
法をとっている。乱数モジュール起動時に24×1ビッ
トメモリをクリアしておき、生成された値でアドレッシ
ングされたセルを読み出し、“0”であれば、“1”を
書き込み、有効値加算回路38に通知して当該加算回路
のカウンタをインクリメントする。逆に、セルを読み出
したときに、“1”であれば、前に同じセルがアクセス
されたことを意味しており(すでに値が生成されてい
る)、有効値加算回路38を介して、再生成の要求を乱
数発生制御回路35に通知する。
【0073】データ・ストレージ・メモリ(発生値格納
メモリ)39は、生成された乱数系列の値を順次格納し
ていく。このメモリへの書き込み時に於けるアドレッシ
ングは、有効値加算回路38から与えられ、読み出し時
は、有効値加算回路38あるいはALPGモジュール1
5からアドレッシングがプログラム選択できるようにな
っている。このメモリ39は、24×24ビット構成の
大容量メモリモジュールにより構成される。
【0074】このメモリ39に、一度、乱数系列の値を
格納しておけば、ALPGモジュール15からアドレッ
シングして、読み出すことにより、試験デバイスのアド
レスパターンやデータパターンとして利用でき、しかも
非常に効率のよい方法が採れる。
【0075】出力バッファ回路41は、乱数発生・補正
回路36に含まれる乱数発生回路のデータをデータセレ
クタモジュール17に転送する。図4は、「2を法とす
る原始多項式」に基づいて生成される「M系列発生回
路」の基本回路である。この回路は、24段のフリップ
フロップ(以下F/Fと称す)とEX−OR(以下XO
Rと称す)回路で構成する。
【0076】M系列発生回路が、m段のF/FとXOR
でせ構成されると、次のような特性を持つ。 (1)2m-1 という周期を持つ。 (2)1周期内に、「1」が2m-1 個、「0」が2m-1
−1個存在する。「0」と「1」は同じ確率で表れる。 (3)初期値がすべて「0」の時は、「0」と「0」の
XORの出力は「0」となるので、M系列の出力も常に
「0」となり乱数の発生ができない。
【0077】このシステム仕様では、最大24ビット分
の値が必要なので、(1)の関係より、m=24としな
ければならない。m=24の時の周期は、「16,17
7,217」であり、丁度「16Mの空間」になる。
【0078】また、XOR回路を採用しているので
(3)の問題を解決する必要がある。m=24の時の原
始多項式は、 H(x)=X24+X4 +X3 +X+1 であるから図4の基本回路と一致する。
【0079】図5は上記したM系列発生回路の1段当た
り(但し2、4、5段を除く)の回路構成を示す図であ
る。この回路はF/Fに初期値を設定するデータセレク
タ回路が追加されている。A入力、B入力のいずれかが
S入力の値によって選択される。
【0080】図6は上記したM系列発生回路の2、4、
5段の回路構成を示す図である。この回路は、図5のA
入力にEX−OR回路を追加したものである。図5及び
図6に示す左の回路を右側のブロック図に置き換えて具
体的にM系列発生回路を構成した具体例を図7に示して
いる。
【0081】図8は上記した乱数発生・補正回路36の
詳細な回路構成を示す図である。図8に於いて、81は
初期値レジスタ31の値が転送されるレジスタ(RE
G)81であり、乱数発生の開始時は初期値レジスタ3
1と同じ値がセットされている。82はM系列発生回路
であり、この回路が24個配置されて、ビットの重み付
け回路83が構成されている。この回路83のDOUT
23〜DOUT00が乱数値として、テストパターンに
なる。
【0082】84は乱数発生開始時に、レジスタ81の
「0」値を検出する、オールゼロ検出回路である。この
オールゼロ回路84でオールゼロが検出されると、当該
回路84「1」から出力される。この出力は、M系列発
生回路82の任意の入力に接続されており、必ず、M系
列の乱数が生成されるようになっている。
【0083】DOUT00のM系列発生回路のみ、2カ
所(B22とB00)に接続されているのは、他のM系
列発生と同じ系列になるのを防止するためである。1番
目に発生する値を初期値レジスタの値と同値にするに
は、最終段のF/F(X24項)にレジスタの値をそのま
ま転送することにより対応している。
【0084】上記したような乱数発生モジュール(高速
プログラマブルパターン発生装置)を用いてパターン発
生器を構成したことにより、従来のパターン発生器では
不可能なテストパターン列が生成できる。しかも、乱数
生成部がモジュール化されており高度なプログラミング
知識を必要としない。また、ALPGと同時起動が可能
であるため、テストパターンの作成方法の手段が増える
ことにより、非常に効率の良いテストパターンの発生が
期待できる。
【0085】また、乱数系列による、アドレスパターン
とデータパターンの生成を同時に実行処理する構成とし
たことにより、メモリセルに、あるデータを書き込むと
き、そのデータの補数をとる(裏パターン)ことによ
り、すべてのビットセルの試験ができる。乱数系列によ
るデータパターンの生成は同様の方法で、裏パターンを
生成することが可能である。しかし、アドレスパターン
は、この方法では、すべてのアドレス値が生成できると
いう保証はない。これは、すべてのメモリセルに対し
て、リード/ライトが行われないことにつながる(検出
率が悪くなる)。上記した実施形態の乱数パターン発生
器は、同値を検出して、破棄無効化処理を行うことによ
り、異値が発生するまで乱数値を生成する手法で、アド
レスパターンとして使用可能にしている。
【0086】また、乱数発生手段に、乱数生成値の同値
検出機能を備え、異なった値のみを出力可能な構成とし
たことにより、異なった値のみ格納すればよいことから
メモリ容量を節約することができる。また、読み出して
利用する場合も最小の読み出しサイクルすべての値を実
現することが可能で、非常に効率のよいテストパターン
が生成できる。
【0087】また、上記した実施形態に於ける乱数発生
手段は、初期値レジスタのデータをM系列発生回路の最
終段にセットする構成としたことにより、確実に初期値
を出力できる。M系列発生回路を単純に並列配置した場
合は、最初の乱数生成にプログラムされた値と同じ初期
値を生成することはできない。また、D型フリップ/フ
ロップとEX−OR回路で構成したM系列発生回路は、
すべて0の場合、乱数を生成することができないが、上
記実施形態によるM系列発生回路は固定的手法である
が、オールゼロ検出回路を設けてこの不具合を回避して
いる。
【0088】上記した本発明の実施形態によるパターン
発生器、または当該パターン発生器を用いたテストシス
テムは、パーソナルコンピュータの拡張ボードとして容
易に提供でき、パーソナルコンピュータの拡張スロット
に挿入して用いることにより、容易にかつ安価に、例え
ば簡易パターン発生装置、ICテストシステム等が実現
できる。また、上記実施形態による乱数発生モジュール
は、ノイズ・ジェネレータ、その他種々の計測、通信、
符号化などの信号源としても利用可能である。
【0089】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、従
来の装置を有効に活用して、高度なプログラミング知識
を一切必要とせずに、簡単かつ安価な構成で、従来のパ
ターン発生器では達成し得ない検出率の高いランダムな
テストパターン列が生成でき、効率の良いテストパター
ンの発生が期待できるパターン発生器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるパターン発生器の構成
を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於けるマイクロプログラムメモ
リの1ワード分のフォーマットを示す図。
【図3】上記実施形態に於ける乱数発生モジュールの1
台分の構成を示すブロック図。
【図4】上記実施形態に於ける乱数発生モジュールに於
ける「2を法とする原始多項式」に基づいて生成される
M系列発生回路の基本回路構成を示す図。
【図5】上記図4に示すM系列発生回路の1段当たり
(但し2、4、5段を除く)の回路構成を示す図。
【図6】上記図4に示すM系列発生回路の1段当たり
(2、4、5段)の回路構成を示す図。
【図7】上記図5及び図6に示す回路をもとに構成され
た本発明の実施形態によるM系列発生回路の具体的な回
路構成を示す図。
【図8】上記実施形態に於ける乱数発生・補正回路の詳
細な回路構成を示す図。
【図9】代表的なアドレス関数によるパターン発生数の
計算式とサイクルタイムが100nsのランダムアクセ
スメモリを想定したときのテスト時間を比較した例を示
す図。
【図10】ディジタル半導体テストシステムの代表的な
構成例を示すブロック図。
【図11】従来のパターン発生器の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
11…マイクロプログラムメモリ 12…命令デコード・制御回路 13…PCカウンタ・制御回路 14…メモリモジュール 15…アルゴリズミックパターン発生器(ALPGモジ
ュール) 16…乱数発生モジュール 17…データセレクタモジュール 21…命令フィールド 22…オペランドフィールド 23…I/O制御フィールド 24…コンパレータ制御フィールド 25…RTTC(Real-Time Clock Timing Control)関
連制御フィールド 26…ALPG制御フィールド 27…乱数発生制御フィールド 31…乱数系列の初期値(シード)を設定するためのレ
ジスタ 32…乱数の値の最小値を設定するレジスタ 33…乱数の値の最大値を設定するレジスタ 34…発生された乱数の値の個数を設定するレジスタ 35…乱数発生制御回路 36…乱数発生・補正回路 37…同値検出回路/記録メモリ 38…有効値加算回路 39…データ・ストレージ・メモリ(発生値格納メモ
リ) 41…出力バッファ回路 81…初期値レジスタの値が転送されるレジスタ(RE
G) 82…M系列発生回路 83…ビットの重み付け回路 84…オールゼロ検出回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプログラムメモリに貯えられた
    プログラムに従う動作シーケンスにより半導体メモリ等
    の試験検査用のランダムテストパターンを生成するパタ
    ーン発生器に於いて、 上記プログラム制御の下にプログラマブルテストパター
    ンを発生する乱数発生モジュールと、 前記乱数発生モジュールで発生したテストパターンデー
    タを格納するメモリモジュールとを具備してなることを
    特徴とするパターン発生器。
  2. 【請求項2】 マイクロプログラムメモリに貯えられた
    プログラムに従う動作シーケンスによりテストパターン
    を生成する、アルゴリズミックパターン発生手段を備え
    たパターン発生器に於いて、マイクロプログラムメモリ
    に乱数モジュールの制御フィールドを追加するととも
    に、命令デコーダのデコードの数を増加して、半導体メ
    モリ等の試験検査用のランダムテストパターンを生成で
    きるようにした請求項1記載のパターン発生器。
  3. 【請求項3】 乱数発生モジュールは「Nパターン」の
    パターン発生回数で、ランダムアドレスとデータを発生
    する請求項1又は2記載のパターン発生器。
  4. 【請求項4】 乱数発生モジュールは、乱数系列によ
    る、アドレスパターンとデータパターンの生成を同時に
    実行処理する処理手段をもつ請求項1又は2又は3記載
    のパターン発生器。
  5. 【請求項5】 乱数発生モジュールによる乱数系列の発
    生は、テストシステム側のプログラム制御が可能で、初
    期値をプログラミングすることにより自動生成される請
    求項4記載のパターン発生器。
  6. 【請求項6】 乱数生成値の同値検出機能を備え、異な
    った値のみを出力可能とした請求項1又は2又は3又は
    4記載のパターン発生器。
  7. 【請求項7】 乱数発生モジュールは、生成されるアド
    レス値及びデータ値の乱数が異なる値となるまで同一値
    をスキップする機能をもつ請求項1又は2又は3又は4
    又は6記載パターン発生器。
  8. 【請求項8】 乱数発生モジュールは、M系列発生回路
    を複数個使用して多ビット出力回路を構成し、初期値を
    出力した後、自動的に乱数値を生成する機能を有してな
    る請求項1又は2又は3又は4又は6又は7記載パター
    ン発生器。
  9. 【請求項9】 テストパターンをリアルタイムに発生す
    る機能と、予め生成した値を格納しておき、その値をテ
    ストパターンとする機能を有してなる請求項1又は2又
    は3又は4又は6又は7記載パターン発生器。
  10. 【請求項10】 パーソナルコンピュータの拡張スロッ
    トに挿入される拡張用ボードに実装される請求項1又は
    2又は3又は4又は6又は7記載パターン発生器。
JP9358015A 1997-12-25 1997-12-25 パターン発生器 Pending JPH11184678A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011043832A1 (en) * 2009-10-08 2011-04-14 Teradyne, Inc. Programmable protocol generator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011043832A1 (en) * 2009-10-08 2011-04-14 Teradyne, Inc. Programmable protocol generator

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