JPH1118460A - 振動波装置の駆動システムおよび光学装置 - Google Patents

振動波装置の駆動システムおよび光学装置

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JPH1118460A
JPH1118460A JP9166121A JP16612197A JPH1118460A JP H1118460 A JPH1118460 A JP H1118460A JP 9166121 A JP9166121 A JP 9166121A JP 16612197 A JP16612197 A JP 16612197A JP H1118460 A JPH1118460 A JP H1118460A
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driving
vibration wave
wave device
mode
drive
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JP9166121A
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Akira Senda
明 千田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力を極力低減して駆動対象を駆動する振
動波装置の駆動システムを提供するものである。 【解決手段】交番信号の印加で発生する振動を駆動力に
変換する振動波装置を駆動制御する振動波装置の駆動シ
ステムにおいて、通常電源や外部電源の種別や接続状態
等といった駆動用電源の環境に応じて(ステップ20
4)、前記交番信号の特性を変更可能とする交番信号特
性変更手段(ステップ206、209)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動波モータ等の
振動波装置の駆動システムおよび振動波装置を有する光
学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】振動波装置は、弾性体に電歪素子や圧電
素子などの電気―機械エネルギー変換素子を取り付け、
該素子に位相の異なる複数の交番信号を印加して、例え
ば複数の屈曲モードの振動の合成で該弾性体の表面に進
行波振動を発生させる振動体を基本的構成として有し、
この振動体の表面に載置された紙などのシート材あるい
はカードを搬送させるようにした搬送装置としての形態
があり、振動体の形状としては円環型、楕円型、棒状型
がある。
【0003】振動波装置を例えば振動波モータに適用し
た場合における具体的な振動波モータの制御方法とし
て、例えばテレビレンズのフォーカスレンズの駆動に振
動波モータ(USM)を用いた場合、振動波モータない
しは負荷にエンコーダなどの回転数検出部材を設け、エ
ンコ−ダから発生するパルス数から回転数を演算する方
法が取られる。
【0004】振動モータを回転、駆動制御するための駆
動制御装置には、振動波モータの振動子を構成する電歪
素子や圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子に、
互いに位相の異なる複数の交番信号を印加するドライバ
回路が設けられており、このドライバ回路からの駆動信
号が前記電気−機械エネルギー変換素子に印加される
と、振動体を構成する弾性体の表面に楕円運動が発生
し、前記弾性体表面に所定圧力で圧接されている接触体
としてのロータに一方向への連続的回転運動が生じるこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の振動波
装置において、例えば、レンズのフォーカス駆動装置に
振動波モータを用いた場合等では、ユーザからは低速か
ら、高速までの動作が望まれるが、振動波モータの特性
上、ある一定速度しか効率の良い動作点しかなく、ダイ
ナミックな速度動作での、効率の良い駆動装置が望まれ
ていた。
【0006】本出願に係る発明の目的は、通常の電源で
の使用時においては電池が短時間で消費するので、でき
るだけ消費電力を低い状態駆動させるようにしようとす
るもので、特に高速で駆動させる指示があるときだけ高
速駆動させたり、外部電源が接続された時は比較的に長
時間電池が持つので、この時は高速で駆動させたり、そ
の時でも速度や駆動距離等が低速でよい時には低い電圧
で駆動し、消費電力を極力低減させるようにするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する振動波装置の駆動システムの第1の構成は、
交番信号の印加で発生する振動を駆動力に変換する振動
波装置を駆動制御する振動波装置の駆動システムにおい
て、駆動用電源の環境に応じて前記交番信号の特性を変
更可能とする交番信号特性変更手段を有するものであ
る。
【0008】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第2の構成は、交番信号の印加で
発生する振動を駆動力に変換する振動波装置を駆動制御
する振動波装置の駆動システムにおいて、手動操作され
る速度変更手段の操作に応じて前記交番信号の特性を変
更可能とする交番信号特性変更手段を有するものであ
る。
【0009】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第3の構成は、上記した第1また
は第2の構成において、前記駆動対象の位置と駆動目標
位置との差に応じて交番信号の特性の変更を選択する手
段を有するものである。
【0010】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第4の構成は、上記した第1また
は第2の構成において、速度検出手段で検出した前記駆
動対象の駆動速度と所定速度との比較に応じて交番信号
の特性の変更を選択する手段を有するものである。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第5の構成は、交番信号の印加で
発生する振動を駆動力に変換する振動波装置を駆動制御
する振動波装置の駆動システムにおいて、前記駆動対象
を第1の最高速で駆動可能な第1の駆動モードと、前記
駆動対象を前記第1の最高速より大なる第2の最高速で
駆動可能な第2の駆動モードとを有し、前記駆動用電源
の環境に応じて前記第1の駆動モードと第2の駆動モー
ドとを選択可能とする駆動モード選択手段を有するもの
である。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第6の構成は、交番信号の印加で
発生する振動を駆動力に変換する振動波装置を駆動制御
する振動波装置の駆動システムにおいて、前記駆動対象
を第1の最高速で駆動可能な第1の駆動モードと、前記
駆動対象を前記第1の最高速より大なる第2の最高速で
駆動可能な第2の駆動モードとを有し、手動操作される
速度変更手段の操作に応じて前記第1の駆動モードと第
2の駆動モードとを選択可能とする駆動モード選択手段
を有するものである。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第7の構成は、上記した第5また
は第7の構成において、前記第1の駆動モードと第2の
駆動モードでは、交番信号の特性を異ならせたものであ
る。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第8の構成は、上記した第5また
は6の構成において、前記駆動対象の位置と駆動目標位
置との差に応じて前記第1の駆動モードと前記第2の駆
動モードを切換えるようにしたものである。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第9の構成は、上記した第5また
は第6の構成速度検出手段で検出した前記駆動対象の駆
動速度と所定速度との比較に応じて前記駆動モードの変
更を選択する手段を有するものである。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第10の構成は、上記した第1、
2、3または第4の構成において、前記交番信号の特性
は、周波数及び/又は振幅とするものである。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第11の構成は、上記した第1の
構成において、前記交番信号特性変更手段は、駆動用電
源の環境としての種類、接続状態、あるいは電圧状態を
判別するものである。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第12の構成は、上記した各構成
のいずれかにおいて、振動波装置の駆動状態を表示する
表示手段を有するものである。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第13の構成は、交番信号の印加
で発生する振動を駆動力に変換する振動波装置を駆動制
御する振動波装置の駆動システムにおいて、第1の消費
電流値で振動波装置を駆動する第1の周波数よりも少な
い消費電流値で振動波装置を駆動する第1のモードと、
前記第1の周波数よりも低い周波数であり第1の消費電
流値よりも多い消費電流値にて振動波装置を駆動する第
2のモードを有するとともに、振動波装置への駆動用電
源の環境に応じて前記モードを選択する選択手段を有す
るものである。本出願に係る発明の目的を実現する振動
波装置の駆動システムの第14の構成は、上記した第1
3の構成において、前記選択手段にて第1のモードが選
択された状態にて、前記第1のモードから前記第2のモ
ードへ強制的に移行させる手動操作手段を有するもので
ある。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第15の構成は、上記した第13
または第14の構成において、前記第2のモードでは振
動波装置に印加される交番信号の電圧を前記第1のモー
ドで印加される電圧よりも高い電圧に変更可能とする電
圧制御手段を有するものである。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第16の構成は、上記した第13
または第14の構成において、前記第2のモードにおい
て、振動波装置に印加される交番信号の電圧を前記第1
のモードで印加される電圧よりも高い電圧に設定する設
定手段を有するものである。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第17の構成は、上記した第13
の構成において、前記選択手段は、前記駆動用電源の環
境として電源電圧、電源の種類を判別し、電源電圧が低
電圧では第1のモード、高電圧あるいは外部電源では第
2のモードを選択するものである。
【0023】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第18の構成は、上記した第15
の構成において、駆動対象の位置と駆動目標位置との
差、あるいは駆動対象の駆動速度と所定速度との比較に
応じて第1の駆動モードと第2の駆動モードの電圧を変
更するものである。
【0024】本出願に係る発明の目的を実現する振動波
装置の駆動システムの第19の構成は、上記した第16
の構成において、駆動対象の位置と駆動目標位置との
差、あるいは駆動対象の駆動速度と所定速度との比較に
応じて第1の駆動モードと第2の駆動モードの電圧を設
定するものである。
【0025】本出願に係る発明の目的を実現する光学装
置の第1の構成は、上記した各構成の振動波駆動装置の
駆動システムを有し、駆動対象としての光学部材を振動
波装置により駆動するものである。
【0026】本出願に係る発明の目的を実現する光学装
置の第2の構成は、上記した光学装置の第1の構成にお
いて、前記光学部材を目標位置に移動させるための指示
操作信号の種別により駆動モードを切換えるものであ
る。
【0027】本出願に係る発明の目的を実現する光学装
置の第3の構成は、上記した光学装置の第2の構成にお
いて、指示操作信号は高速駆動モードの自動操作信号
と、低速駆動モードの手動操作信号とするものである。
【0028】本出願に係る発明の目的を実現する光学装
置の第4の構成は、上記した第、ないし第3の光学装置
における前記光学部材は合焦用光学部材とするものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1、図2は本発明の第1の実施
の形態を示す。
【0030】図1は本発明の振動波装置の駆動システム
をテレビレンズの駆動制御装置に適用した第1の実施の
形態のブロック図である。
【0031】図1において、振動波モータ109はテレ
ビレンズのズーム用あるいはフォーカシング用の駆動モ
ータとして使用される。テレビレンズは装置としてのテ
レビカメラ113に取り外し可能に接続されている。
【0032】通常バッテリ101およびバッテリー等の
外部電源102は例えばテレビカメラ113に取り外し
可能に取り付けられ、カメラマンがテレビレンズ112
を操作する公知のデマンド103はカメラマンが操作し
易い場所、例えば三脚等に固定した場合にはパンニング
やチルト操作を行う操作部材等に取り付けられる。同様
に、デマンド103の指示でテレビレンズ112を操作
する手動操作と、テレビカメラ113の指示(例えばオ
ートフォーカス)でテレビレンズ112を操作する自動
操作との切換を行う第3スイッチ(SW3)114と、
手動ブーストスイッチ(SWb)104はカメラマンが
操作し易い場所に設置される。
【0033】カメラマンがレンズを操作する公知のデマ
ンド103はCPU107へ接続されている。なおデマ
ンド103は、例えばレバー操作方式あるいはグリップ
操作方式等のように、レバーあるいはグリップの回転速
度に応じてレンズの移動速度(ズーミング速度、フォー
カシング速度)を制御する出力位置指令信号SIG1を
出力する。同様にテレビカメラ等の装置113からもレ
ンズを操作する位置指令信号SIG2がCPU107に
出力される。
【0034】第3スイッチ(SW3)114は、上記デ
マンド103又はテレビカメラ113のどちらかの指令
位置信号を手動で選択するスイッチである。
【0035】振動波モータ109の駆動は、CPU10
7から振動波モータ制御信号を振動波モータドライバー
回路108へ送出し、振動波モータドライバ回路108
が振動波モータ109を駆動する。
【0036】振動波モータドライバ回路108への印加
電圧は振動波モータ用の印加電圧発生装置111からの
高電圧のハイレベル(High)と低電圧なローレベル
(Low)の2種類が有り、これを、第2スイッチ(S
W2)110で選択する。尚、この印加電圧の大きさに
応じて、振動波モータに印加される交番電圧の振幅の大
きさが比例する。この第2スイッチ(SW2)110
は、CPU107で制御される。また第1スイッチ(S
W1)105から印加電圧発生回路111に供給するラ
インの電流が、振動波モータを駆動する消費電流Iであ
る。
【0037】振動波モータ109で動かされるテレビレ
ンズ112のレンズ位置は不図示のセンサーにより検出
され、その位置信号をCPU107へ送る。
【0038】一方、通常の電源である通常電源電池(B
AT)101と外部電源である外部電源電池(EXT
BAT)102は、スイッチ第1スイッチ(SW1)1
05によりどちらかが選択され、選択された電源でレン
ズ内部に電源供給する。
【0039】外部電源電池(EXT BAT)102の
使用時は、通常電源電池(BAT)101と並列接続し
て用いることもできる。この第1スイッチ(SW1)1
05はCPU107で制御される。
【0040】また、外部電源電池(EXT BAT)1
02は、この電源がレンズ装置に接続されているかの確
認の為に、CPU107へ接続されている。尚、外部電
源(EXTBAT)102は、商用電源から電源回路を
介して得られる場合もあるし、1次、2次を含めた各種
電池の場合もある。
【0041】さらに、表示機能として表示部106がC
PU107に接続されている。また、消費電流を増加し
てでもレンズの高速移動性能を求めるときは、CPU1
07に接続されている手動ブーストスイッチ(SWb)
104をオンにする。
【0042】上記した構成の振動波モータの駆動制御装
置の動作を図2に示すフローチャートに従って以下に説
明をする。
【0043】ステップ215:テレビレンズの駆動操作
がテレビカメラ113からの指令位置信号SIG2によ
り行うのか、デマンド103からの指令位置信号SIG
1により行うのかをを選択する。選択手段としては、以
下の幾つかの方法がある。
【0044】第1の選択手段としては、テレビカメラ等
の装置113から出力する指令位置信号SIG2の中
に、指令位置信号SIG1か指令位置信号SIG2のど
ちらかを選択する信号を入れ、CPU107でこの信号
を解釈して、実行する。
【0045】第2の選択手段としては、手動の第3スイ
ッチ(SW3)114により指令位置信号SIG1か指
令位置信号SIG2のどちらかを選択する信号をCPU
107へ出力する。
【0046】第3の選択手段としては、デマンド103
が本実施の形態の駆動装置に接続されていれば、つまり
デマンド103の信号がCPU107に入力されれば、
CPU107の判断により、デマンド103からの指令
位置信号SIG1を選択し、デマンド103が駆動装置
に接続されていなければ、CPU107の判断により、
テレビカメラ113からの指令位置信号SIG2を選択
する。
【0047】ステップ201:レンズ112からの位置
信号により、レンズの現在位置信号Pを検出する。
【0048】ステップ202:ステップ215で選択さ
れた指令位置信号により目標位置Dを検出する。
【0049】ステップ203:手動ブーストスイッチ
(SWb)104がOFFならばステップ204に進
み、ONであればステップ207に進む。
【0050】ステップ204:外部電源102が接続さ
れているかを確認し、外部電源102が接続されていな
ければステップ205に進み、接続されていればステッ
プ207に進む。
【0051】ステップ205:振動波モータの定常的動
作点を、図6(b)で示す振動波モータの入力周波数−
振動波モータ消費電流値が最小になる振動波モータ入力
周波数f0とし、ステップ212に進む。
【0052】ステップ212:表示部106に省エネモ
ードであることを表示し、ステップ206に進む。表示
方法としては、テレビレンズにLEDを配置して、点滅
をさせても良いし、液晶表示や更にはテレビカメラのビ
ュー・ファインダに表示しても良い。
【0053】ステップ206:CPU107から第2ス
イッチ(SW2)110を制御して振動波モータ印加電
圧発生回路111からL(低電圧)を振動波モータドラ
イバ回路108へ供給し、ステップ210で振動波モー
タを駆動し、ステップ211に進む。
【0054】ステップ211:駆動されたレンズが指令
位置信号で示す目標位置Dに到達するまで再びステップ
201へフィードバックする。
【0055】図6(a)に基づいて、ステップ205か
らステップ206、ステップ210の動作を説明する
と、振動波モータの印加電圧がL(低電圧)時では、停
止している振動波モータを起動のための周波数faから
徐々に周波数を下げながらレンズの移動速度を速くし、
周波数foの固定周波数で振動波モータを定常的に駆動
する。
【0056】振動波モータに対する入力周波数foでの
レンズ速度はVL1であり、この時の振動波モータの消
費電流は、図6の(b)から振動波モータ駆動時での最
小の電流IL1である。
【0057】また、ステップ205からステップ211
までの振動波モータの駆動は、通常のバッテリーのみ
で、手動ブーストスイッチ(SWb)104がオフの時
は、振動波モータを駆動入力周波数foにし、消費電力
を最小にして非常に効率よくレンズを駆動することがで
きる。
【0058】この時のレンズ位置とレンズ速度の関係を
表したのが図4(a)である。尚、図4及び後述の図5
において、Sは振動波モータ駆動開始時のレンズ停止位
置であり、Dは振動波モータが駆動を停止した位置であ
る。
【0059】図2のフローチャートに戻り、ステップ2
03で手動ブーストスイッチ(SWb)104がオン、
あるいはステップ204で通常バッテリに外部電源が併
用されている時は、ステップ207で振動波モータの定
速動作の周波数を、図6(a)で示す、先ほどステップ
205で示した周波数foよりも少し低い周波数f(f
ast)とし、ステップ213に進む。
【0060】この周波数f(fast)では、振動波モ
ータへの印加電圧がL(低電圧)の時のレンズ速度がV
L2と、周波数fo時のVL1よりも高速になる。
【0061】ステップ213:表示部106に高速モー
ドであることを表示し、ステップ214に進む。
【0062】ステップ214:振動波モータが既に駆動
中ならば、ステップ208に行かずに、直接ステップ2
10の振動波モータ駆動にジャンプする。また、振動波
モータが駆動していなければステップ208へ分岐す
る。
【0063】ステップ208:レンズが停止している現
在位置をSとし、移動する目標位置をDとすると、図4
(b)のように、移動距離|D−S|の中点のレンズ速
度がVL2と同等もしくは低い速度の時は、振動波モー
タドライバ回路108への印加電圧をL(低電圧)にす
る。図4(b)の移動距離|D−S|を2Cとすれば、
移動距離|D−S|が2C以下なら、ステップ206で
印加電圧はL(低電圧)となる。
【0064】この時の消費電流は、周波数f(fas
t)では、振動波モータへの印加電圧がL(低電圧)
で、振動波モータの定速度動作の周波数が周波数f(f
ast)では、図6の(b)で示すようにIL2とな
り、周波数fo時のIL1より大きい。
【0065】また、移動距離|D−S|が2C以上で、
レンズ動作をより高速に動かすなら、ステップ209の
振動波モータへの印加電圧をH(高電圧)にすれば、振
動波モータ入力周波数f(fast)でのレンズ速度は
VHになる。この時のレンズ位置とレンズ速度の関係は
図5(a)となる。そして、この時の消費電流は、周波
数f(fast)では、振動波モータへの印加電圧がH
(高電圧)で、振動波モータの定速度動作の周波数が周
波数f(fast)では、図6の(b)で示すようにI
Hとなり、他の条件時よりも消費電流が大きくなる。
【0066】ここで、通常のバッテリだけでより高速な
レンズ動作をさせるには、ステップ203のブーストス
イッチ(SWb)104をオンさせることで可能であ
る。勿論、外部電源があれば消費電力の心配をせずに、
レンズ動作の高速化が図れることになる。
【0067】図2に示すフローチャートにおいて、外部
電源電池(EXT BAT)102が接続されている時
は高速モードになっているが、図2では特に図示してい
ないが、ステップ204で外部電源電池(EXT BA
T)102が接続されていても、ステップ212以下の
省エネモードにすれば、一充電あたりの放電時間を長く
保つこともできる。
【0068】尚、構成を簡略化して、図2のステップ2
05,207を無くして振動波モータ入力周波数を固定
にし、振動波モータへの印加電圧のH,Lの切り換えだ
けで制御することもできる。
【0069】(第2の実施の形態)図3は第2の実施の
形態を示すフローチャートである。なお、駆動装置の構
成は図1に示すものと同様なので、図示および構成の説
明は省略する。本実施の形態の動作を図3に示すフロー
チャートに従って以下に説明をする。
【0070】ステップ321:図1の装置(テレビカメ
ラ)113からの指令位置信号SIG2か、デマンド1
03からの指令位置信号SIG1のどちらを選択する。
選択手段としては以下の幾つかの方法がある。
【0071】第1の選択手段は、テレビカメラ等の装置
113から出力する指令位置信号SIG2の中に、指令
位置信号SIG1か指令位置信号SIG2のどちらかを
選択する信号を入れ、CPU107でこの信号を解釈し
て、実行する。
【0072】第2の選択手段は、手動操作される第3ス
イッチ(SW3)114による指令位置信号SIG1
か、装置としてのテレビカメラ113からの指令位置信
号SIG2のどちらかを選択する信号をCPU107へ
出力する。
【0073】第3の選択手段は、デマンド103が本実
施の形態の駆動装置に接続されていれば、つまりデマン
ド103の信号がCPU107に入力されれば、CPU
107の判断により、デマンド103からの指令位置信
号SIG1を選択する。デマンド103が駆動装置に接
続されなければ、CPU107の判断により、装置とし
てのテレビカメラ113からの指令位置信号SIG2を
選択する。
【0074】ステップ301:レンズ112からの位置
信号により、レンズの現在位置信号Pを検出する。
【0075】ステップ302:ステップ321で選択さ
れた指令位置信号より目標位置Dを検出する。
【0076】ステップ303:手動ブーストスイッチ
(SWb)104がOFFならばステップ304に進
み、ONであればステップ309に進む。
【0077】ステップ304:外部電源102が接続さ
れているかを確認し、外部電源102が無ければステッ
プ305に進み、接続されていればステップ309に進
む。
【0078】ステップ305:振動波モータの定速度動
作の周波数を、図6(b)で示す振動波モータの入力周
波数−振動波モータ消費電流値が最小になる振動波モー
タ入力周波数をf0にし、ステップ318に進む。
【0079】ステップ318:表示部106に省エネモ
ードであることを表示し、ステップ306に進む。な
お、表示する方法は、テレビレンズにLEDを配置して
点滅で表しても良いし、液晶表示や更にテレビカメラの
ビューファインダ上に表示しても良い。
【0080】ステップ306:CPU107から第2ス
イッチ(SW2)110を制御して、振動波モータ印加
電圧発生回路からL(低電圧)を振動波モータドライバ
回路へ供給し、ステップ307で振動波モータを駆動
し、ステップ308に進む。
【0081】ステップ308:駆動されたレンズが指令
位置信号の示す目標位置Dに到達するまでステップ30
1に戻して、振動波モータを駆動する。
【0082】図6(a)に基づいて、ステップ305か
らステップ306,ステップ307の動作を説明する
と、振動波モータ印加電圧がL(低電圧)時では、停止
している振動波モータを起動周波数faから徐々に周波
数を下げながらレンズ速度を速くしていき、振動波モー
タ入力周波数foの固定入力周波数で振動波モータを定
常的に駆動する。
【0083】振動波モータの入力周波数foでのレンズ
速度はVL1であり、この時の振動波モータの消費電流
は、図6(b)に示すように、振動波モータ駆動時での
最小のIL1である。
【0084】ステップ305からステップ308の振動
波モータ駆動は、通常のバッテリーのみで、ブーストス
イッチ(SWb)104がオフの時は、振動波モータを
駆動入力周波数foで、消費電力を最小にして非常に効
率よくレンズを駆動することができる。
【0085】この時のレンズ位置とレンズ速度の関係を
表したのが図4(a)である。
【0086】図3のステップ303で手動ブーストスイ
ッチ(SWb)104がON、あるいはステップ304
で、通常バッテリに外部電源が併用されている時は、ス
テップ309で振動波モータの定速度動作の周波数を、
周波数f(fast)にする。図6(a)に示すよう
に、周波数f(fast)はステップ305で示された
foよりも少し低い周波数である。
【0087】ステップ319:表示部106に高速モー
ドであることの表示を行う。
【0088】ステップ320:駆動されたレンズの速度
Vが、振動波モータドライブ回路108への印加電圧が
L(低電圧)時の最高速であるVL2に達していたら、
ステップ311に進み、図4(b)のようにレンズの移
動距離が2C以内なら、ステップ314に進んで振動波
モータへの印加電圧をL(低電圧)にしてステップ31
6で振動波モータを駆動する。
【0089】ステップ320で、駆動されたレンズの速
度Vが、振動波モータドライブ回路への印加電圧がL
(低電圧)時の最高速であるVL2に達していなかった
ら、ステップ314で印加電圧をL(低電圧)にして振
動波モータを駆動する。
【0090】ステップ311:レンズの移動距離が2C
よりも大きい場合は、ステップ315で印加電圧をH
(高電圧)してステップ316で振動波モータを駆動す
る。
【0091】ステップ311で、レンズの現在位置が2
C以下になると、ステップ314に進み印加電圧をL
(低電圧)にして振動波モータを駆動する。
【0092】ステップ317は、移動するレンズが目標
位置Dに到着するまでステップ301に戻ってループす
る。図3でのレンズ位置と振動波モータへの印加電圧に
ついては、図5(b)に示す。
【0093】尚、構成を簡略化して、図3のステップ3
05,309を無くして振動波モータ入力周波数を固定
にし、振動波モータへの印加電圧のH,Lで切り換えだ
けで制御することもできる。
【0094】また、図2のステップ203,204及び
図3のステップ303,304と同じ省エネモードと高
速モード切換機能を、今回の制御装置に供給するバッテ
リの電池電圧によりモード切換を行うこともできる。
【0095】例えば、本実施の形態の駆動装置に供給す
るバッテリを通常バッテリ通常電源電池(BAT)10
1のみとした時、通常バッテリ通常電源電池(BAT)
101の電池電圧をCPU107でモニタして電池電圧
が通常な場合は、図2のステップ207以下、図3のス
テップ309以下の高速モードとし、電池電圧が或る電
圧以下になったら、図2のステップ205以下、図3の
ステップ305以下の省エネモードに切り換えることも
できる。勿論これらの電池電圧によるモード切換は、通
常バッテリ通常電源電池(BAT)101の場合だけで
無く、通常バッテリ通常電源電池(BAT)101の代
わりに外部電源が電池である場合も同様である。
【0096】また、このレンズをAFテレビカメラ等と
組み合わせて用いる場合では、当然テレビカメラからの
フォーカス指令に対して、レンズのフォーカスは、高速
でかつ、すみやかな応答性が求められるので、本実施の
形態の高速モード動作を適用すれば良い。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
振動波装置を駆動する電圧を高電圧、低電圧の2種類を
使い分け、さらに振動波モータを駆動する定常的駆動周
波数を最適に選択することで、あらゆる速度の駆動での
消費電流を極力小さくすることが出来た。
【0098】また、ある速度以下では、振動波装置を駆
動する電圧を低電圧にして消費電流を下げ、高速度が要
求される時は、印加電圧を高電圧にすることで要求を満
足することが出来る。
【0099】テレビレンズに用いる一回で充電されたバ
ッテリを長時間使用するには、振動波モータの印加電圧
を低くして、振動波モータの消費電流の最も少ない、エ
ネルギー効率の良い動作点で使用すれば良い。
【0100】また、フォーカスレンズ等の駆動対象の動
作を高速にする時は、ユーザが手動操作により振動波装
置の印加電圧を高電圧とすることができて、エネルギー
効率の良い振動波装置の制御が可能になった。
【0101】外部電源を用いると、自動的に高速モード
にすることができるので、ユーザがわざわざ手動操作を
行うこともなく使いやすくなった。勿論、外部電源を用
いてもバッテリを長時間使用持たせることもできる。
【0102】省エネモード、高速モード、という表示を
することで、容易にユーザに現在の駆動モードがわか
り、ユーザでの混乱がさけられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施形態を示すフローチャート
【図4】本発明の実施動作を示す図
【図5】本発明の実施動作を示す図
【図6】本発明の振動波モータの動作を示す図
【符号の説明】
101…バッテリ 102…外部電源 103…デマンド 104…ブーストスイッチ 105…第1スイッチ 106…表示 107…CPU 108…振動波モータドライバ回路 109…振動波モータ 110…第2スイッチ 111…印加電圧発生回路 112…レンズ 113…装置 114…第3スイッチ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交番信号の印加で発生する振動を駆動力
    に変換する振動波装置を駆動制御する振動波装置の駆動
    システムにおいて、 駆動用電源の環境に応じて前記交番信号の特性を変更可
    能とする交番信号特性変更手段を有することを特徴とす
    る振動波装置の駆動システム。
  2. 【請求項2】 交番信号の印加で発生する振動を駆動力
    に変換する振動波装置を駆動制御する振動波装置の駆動
    システムにおいて、 手動操作される速度変更手段の操作に応じて前記交番信
    号の特性を変更可能とする交番信号特性変更手段を有す
    ることを特徴とする振動波装置の駆動システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記駆動対
    象の位置と駆動目標位置との差に応じて交番信号の特性
    の変更を選択する手段を有することを特徴とする振動波
    装置の駆動システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、速度検出手
    段で検出した前記駆動対象の駆動速度と所定速度との比
    較に応じて交番信号の特性の変更を選択する手段を有す
    ることを特徴とする振動波装置の駆動システム。
  5. 【請求項5】 交番信号の印加で発生する振動を駆動力
    に変換する振動波装置を駆動制御する振動波装置の駆動
    システムにおいて、 前記駆動対象を第1の最高速で駆動可能な第1の駆動モ
    ードと、前記駆動対象を前記第1の最高速より大なる第
    2の最高速で駆動可能な第2の駆動モードとを有し、前
    記駆動用電源の環境に応じて前記第1の駆動モードと第
    2の駆動モードとを選択可能とする駆動モード選択手段
    を有することを特徴とする振動波装置の駆動システム。
  6. 【請求項6】 交番信号の印加で発生する振動を駆動力
    に変換する振動波装置を駆動制御する振動波装置の駆動
    システムにおいて、 前記駆動対象を第1の最高速で駆動可能な第1の駆動モ
    ードと、前記駆動対象を前記第1の最高速より大なる第
    2の最高速で駆動可能な第2の駆動モードとを有し、手
    動操作される速度変更手段の操作に応じて前記第1の駆
    動モードと第2の駆動モードとを選択可能とする駆動モ
    ード選択手段を有することを特徴とする振動波装置の駆
    動システム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、前記第1の
    駆動モードと第2の駆動モードでは、交番信号の特性を
    異ならせたことを特徴とする振動波装置の駆動システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項5または6において、前記駆動対
    象の位置と駆動目標位置との差に応じて前記第1の駆動
    モードと前記第2の駆動モードを切換えることを特徴と
    する振動波装置の駆動システム。
  9. 【請求項9】 請求項5または6において、速度検出手
    段で検出した前記駆動対象の駆動速度と所定速度との比
    較に応じて前記駆動モードの変更を選択する手段を有す
    ることを特徴とする振動波装置の駆動システム。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3または4において、
    前記交番信号の特性は、周波数及び/又は振幅であるこ
    とを特徴とする振動波装置の駆動システム。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記交番信号特性
    変更手段は、駆動用電源の環境としての種類、接続状
    態、あるいは電圧状態を判別することを特徴とする振動
    波装置の駆動システム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかにおい
    て、振動波装置の駆動状態を表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする振動波装置の駆動システム。
  13. 【請求項13】 交番信号の印加で発生する振動を駆動
    力に変換する振動波装置を駆動制御する振動波装置の駆
    動システムにおいて、 第1の消費電流値で振動波装置を駆動する第1の周波数
    よりも少ない消費電流値で振動波装置を駆動する第1の
    モードと、前記第1の周波数よりも低い周波数であり第
    1の消費電流値よりも多い消費電流値にて振動波装置を
    駆動する第2のモードを有するとともに、振動波装置へ
    の駆動用電源の環境に応じて前記モードを選択する選択
    手段を有することを特徴とする振動波装置の駆動システ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記選択手段に
    て第1のモードが選択された状態にて、前記第1のモー
    ドから前記第2のモードへ強制的に移行させる手動操作
    手段を有することを特徴とする振動波装置の駆動システ
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、前記
    第2のモードでは振動波装置に印加される交番信号の電
    圧を前記第1のモードで印加される電圧よりも高い電圧
    に変更可能とする電圧制御手段を有することを特徴とす
    る振動波装置の駆動システム。
  16. 【請求項16】 請求項13または14において、前記
    第2のモードにおいて、振動波装置に印加される交番信
    号の電圧を前記第1のモードで印加される電圧よりも高
    い電圧に設定する設定手段を有することを特徴とする振
    動波装置の駆動システム。
  17. 【請求項17】 請求項13において、前記選択手段
    は、前記駆動用電源の環境として電源電圧、電源の種類
    を判別し、電源電圧が低電圧では第1のモード、高電圧
    あるいは外部電源では第2のモードを選択することを特
    徴とする振動波装置の駆動システム。
  18. 【請求項18】 請求項15において、駆動対象の位置
    と駆動目標位置との差、あるいは駆動対象の駆動速度と
    所定速度との比較に応じて第1の駆動モードと第2の駆
    動モードの電圧を変更することを特徴とする振動波装置
    の駆動システム。
  19. 【請求項19】 請求項16において、駆動対象の位置
    と駆動目標位置との差、あるいは駆動対象の駆動速度と
    所定速度との比較に応じて第1の駆動モードと第2の駆
    動モードの電圧を設定することを特徴とする振動波装置
    の駆動システム。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれかに記載
    の振動波駆動装置の駆動システムを有し、駆動対象とし
    ての光学部材を振動波装置により駆動することを特徴と
    する光学装置。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記光学部材を
    目標位置に移動させるための指示操作信号の種別により
    駆動モードを切換えることを特徴とする光学装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、指示操作信号は
    高速駆動モードの自動操作信号と、低速駆動モードの手
    動操作信号であることを特徴とする光学装置。
  23. 【請求項23】 請求項20、21または22におい
    て、前記光学部材は合焦用光学部材であることを特徴と
    する光学装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006319532A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Canon Inc 撮像装置および撮像システム
JP4655324B2 (ja) * 2000-03-22 2011-03-23 株式会社ニコン 振動モータ、位置決め装置および振動モータの制御方法
JP2014087150A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Nikon Corp 振動アクチュエータの駆動装置及び光学機器
US9318980B2 (en) 2011-06-07 2016-04-19 Seiko Epson Corporation Piezoelectric actuator, robot hand, and robot

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