JP2001290068A - 光学装置、光学装置駆動ユニットおよびカメラシステム - Google Patents

光学装置、光学装置駆動ユニットおよびカメラシステム

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JP2001290068A
JP2001290068A JP2000103487A JP2000103487A JP2001290068A JP 2001290068 A JP2001290068 A JP 2001290068A JP 2000103487 A JP2000103487 A JP 2000103487A JP 2000103487 A JP2000103487 A JP 2000103487A JP 2001290068 A JP2001290068 A JP 2001290068A
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一勝 ▲吉▼川
Kazumasa Yoshikawa
Masashi Natsume
夏目  賢史
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 方向プリセット機能による一定速度(低速
度)でのズーミングを行っている際に、同じ速度で反対
方向に駆動するといった撮影技法を採ることが困難であ
る。 【解決手段】 レンズその他の光学調節手段9を、この
光学調節手段の目標駆動方向又は目標駆動位置を表す情
報として予め記憶されたプリセット方向指示情報に対応
する駆動方向に駆動するプリセット駆動制御を行う光学
装置又は光学装置駆動ユニットにおいて、プリセット駆
動制御中に所定操作手段20が操作されたことに応じ
て、プリセット方向指示情報を変更設定して光学調節手
段の駆動方向を変更できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラ、ビ
デオカメラなどに用いられるズームレンズ等の光学装置
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】テレビレンズやビデオレンズなどの光学
装置には、ズームレンズ光学系やフォーカスレンズ光学
系や光量調節系といった光学調節手段が備えられてお
り、これら光学調節手段の駆動速度の制御を行えるよう
になっているものが多い。
【0004】そして、光学調節手段の駆動を指令するた
めに操作されるズームスイッチやズームデマンドは、例
えば特開昭51−40924号公報にて提案されてい
る。この公報提案の光学装置では、テレビレンズやビデ
オレンズなどのズームレンズ光学系に対して、モータな
どの駆動系とこの駆動系の作動を制御する制御系とから
なるサーボ手段が設けられており、このサーボ手段にお
ける制御系に指令信号を与えるためにズームスイッチや
ズームデマンドが使用される。
【0005】実際のズーム操作は、ズームスイッチやズ
ームデマンドのサムリングの操作量に応じて低速度から
高速度まで撮影者が欲するズーム速度に調整できるよう
になっている。
【0006】ところで、テレビカメラやビデオカメラな
どを用いての撮影では、様々な撮影手法が採られるが、
その1つとして、一定速度(例えば、低速度)でのズー
ミングがあり、撮影中に何度もこの定速ズーミングを繰
り返すことがある。
【0007】一方、本出願人は、このような定速ズーミ
ングを容易に実行させるために、ズームレンズ光学系
を、予め記憶しておいた駆動速度で予め記憶しておいた
駆動方向に駆動する機能(以下、プリセット機能とい
う)を有する光学装置を提案している。
【0008】具体的には、例えば、ズームレンズ光学系
を任意速度で駆動しているときに、記憶指示操作手段
(メモリスイッチ等)が操作されることによってそのと
き駆動速度および駆動方向が記憶され、その後、プリセ
ット駆動開始操作手段(プリセットスイッチ等)が操作
されることに応じて、記憶されたプリセット速度情報に
対応する駆動速度でプリセット方向情報に対応する方向
へのズームレンズ光学系の駆動が実行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプリセット機能では、容易に何度でも一定速度でのズ
ーミングを繰り返すことができるものの、ズームレンズ
光学系の駆動を予め記憶しておいた一定の方向にしか行
うことができない。このため、スピードプリセット機能
による一定速度(低速度)でのズーミングを行っている
際に、同じ速度で反対方向に駆動するといった撮影技法
を採ることが困難であるという問題がある。
【0010】この点、プリセット機能の実行を中止する
操作(例えば、プリセット駆動開始操作手段の再操作)
を行ってズームスイッチ等における通常のズーム操作を
行い所望の駆動方向を得るようにすること等もできる
が、操作が煩雑で、駆動方向の反転開始が遅くなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、レンズその他の光学調節手段を、こ
の光学調節手段の目標駆動方向又は目標駆動位置を表す
情報として予め記憶されたプリセット方向指示情報に対
応する駆動方向に駆動するプリセット駆動制御を行う光
学装置又は光学装置駆動ユニットにおいて、プリセット
駆動制御中に所定操作手段が操作されたことに応じて、
プリセット方向指示情報を変更設定して光学調節手段の
駆動方向を変更できるようにしている。
【0012】すなわち、プリセット駆動制御中に所定操
作手段が操作されることに応じて、プリセット駆動制御
における光学調節手段の駆動方向を決定しているプリセ
ット方向指示情報(方向情報又は位置情報)を変更設定
する。これにより、所定操作手段を操作するだけで、プ
リセット駆動制御を続行したまま光学調節手段の駆動方
向を変更することが可能となる。
【0013】なお、本発明は、プリセット方向指示情報
とともに、光学調節手段の目標駆動速度であるプリセッ
ト速度情報の記憶が可能であり、上記プリセット方向指
示情報に対応する駆動方向に上記プリセット速度情報に
対応する駆動速度で駆動するプリセット駆動制御に用い
ることができる。
【0014】また、プリセット方向指示情報の変更方法
としては、例えば、所定操作手段が光学調節手段の2つ
の駆動方向に対応する2つの操作方向を有する場合に
は、所定操作手段が上記2つの操作方向のうち光学調節
手段の現駆動方向に対応する操作方向に操作されたとき
にプリセット方向指示情報を変更設定するようにすれば
よい。
【0015】所定操作手段としては、ズームスイッチや
ズームデマンド等、通常のズーム駆動制御時における駆
動指令(駆動方向指令,駆動速度指令等)を出力するた
めに操作されるものを兼用してもよいし、プリセット駆
動制御中における方向変更のための専用の操作手段を用
いてよい。また、プリセット駆動制御を開始させるプリ
セット駆動開始操作手段を所定操作手段として用い、プ
リセット駆動制御中にこのプリセット駆動開始操作手段
が操作されることに応じてプリセット方向指示情報を変
更設定するようにしてもよい。なお、ズームスイッチ等
を所定操作手段として兼用する場合には、ズームスイッ
チ等から出力される駆動方向指令や駆動速度指令等のう
ち駆動方向指令のみを用いて(駆動速度指令等は無視し
て)プリセット方向指示情報を変更すればよい。
【0016】また、プリセット駆動制御の終了時におけ
るプリセット方向指示情報を記憶保持し、次回のプリセ
ット駆動制御の開始時におけるプリセット方向指示情報
として設定するようにしてもよい。
【0017】さらに、プリセット方向指示情報に対応す
る光学調節手段の駆動方向(プリセット方向)やプリセ
ット速度情報に対応する光学調節手段の駆動速度(プリ
セット速度)を表示する表示手段を設けて、プリセット
方向やプリセット速度を視覚的に確認できるようにして
もよい。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるレンズ装置(光学装置)の構成
を示している。また、図2には、上記レンズ装置の上部
外観図を示している。
【0019】これらの図において、1は撮影者によって
操作されるズームスイッチであり、2はズームスイッチ
1の操作量に比例したズームレンズ光学系(光学調節手
段)9の駆動方向および駆動速度(駆動量や駆動位置で
あってもよい)を指示する指令信号を出力する指令信号
発生部である。
【0020】3はズームスイッチ1の操作量に対する指
令信号のレベルを変化させるためのズーム速度可変ボリ
ュームである。4は指令信号をA/D変換器5に取り込
むために信号レベル、シフト変換を行う指令信号演算部
である。A/D変換器5は、指令信号演算部4から出力
されるアナログ信号をディジタル信号に変換する。6は
プリセット駆動制御動作その他のレンズ装置動作を司る
CPUである。
【0021】7はプリセット駆動制御動作の開始および
終了を指示するために操作されるプリセットスイッチ
(プリセット駆動開始操作手段)、8はプリセット方向
やプリセット速度の記憶を指示するメモリスイッチ(記
憶指示操作手段)である。
【0022】9はレンズ装置の変倍調整を行うズームレ
ンズ光学系であり、10はCPU6からズームレンズ光
学系9を駆動するために出力される指令信号をディジタ
ル信号からアナログ信号に変換するD/A変換器であ
る。
【0023】11はD/A変換器10から出力される指
令信号の信号レベル、シフト変換を行うCPU指令信号
演算部、12はズームレンズ光学系9の駆動源であるモ
ータ13を駆動する電力増幅部である。
【0024】14はズームレンズ光学系9の駆動速度に
応じた速度信号を出力する速度検出器であり、15は出
力された速度信号をA/D変換部16に取り込むために
信号レベル、シフト変換を行う速度信号演算部である。
A/D変換部16は、速度信号演算部15から出力され
るアナログ信号をディジタル信号に変換する。
【0025】17はズームレンズ光学系9の位置に応じ
た位置信号を出力する位置検出器であり、18は位置信
号をA/D変換器19に取り込むために信号レベル、シ
フト変換を行う位置信号演算部である。A/D変換器1
9は、位置信号演算部18から出力されるアナログ信号
をディジタル信号に変換する。
【0026】20はプリセット駆動制御動作時にプリセ
ット方向の変更を指示するプリセット方向変更スイッチ
(所定操作手段)である。また、21はプリセット駆動
制御動作時のプリセット速度を表示するプリセット速度
表示器、22はプリセット動作時のプリセット方向を表
示するプリセット方向表示器である。
【0027】また、25はプリセット値を記憶するEE
PRPMに代表される記憶部(記憶手段)であり、CP
U6に接続されている。
【0028】また、図2において、100はズームレン
ズ光学系9や不図示の絞り装置等の光学調節手段が収容
されたレンズ装置本体であり、200は上記ズームスイ
ッチ1、プリセットスイッチ7、メモリスイッチ8およ
びCPU6やモータ13を含む制御回路が備えられ、レ
ンズ装置本体100に装着(又は接続)される駆動ユニ
ットである。なお、モータ13の出力は不図示の減速ギ
ヤ等を介してレンズ装置本体100のズームレンズ光学
系9に伝達される。そして、このレンズ装置本体100
は不図示のカメラに装着されて、カメラシステムを構成
する。
【0029】上記構成において、まずズームスイッチ1
からズームレンズ光学系9の駆動を行う際の制御の説明
を行う。
【0030】ズームスイッチ1の操作量に比例して、指
令信号発生部2からズームレンズ光学系9の駆動方向お
よび駆動速度を指示するズームスイッチ指令信号が出力
されると、このズームスイッチ指令信号は、ズーム速度
可変ボリューム3、指令信号演算部4およびA/D変換
器5を介してCPU6に入力される。
【0031】CPU6は、ズームスイッチ指令信号に応
じてCPU指令信号を求め、D/A変換器10およびC
PU指令信号演算部11を介して電力増幅部12に入力
させる。電力増幅部12は入力されたCPU指令信号に
基づいてモータ13を駆動し、ズームレンズ光学系9を
駆動させる。
【0032】この時のCPU6の処理を図3を用いて説
明する。まず、CPU6は、A/D変換器5からズーム
スイッチ指令信号をAとして取得する(ステップ10
1)。ここでは、ズームスイッチ指令信号であるAの極
性、すなわちズームレンズ光学系9の駆動方向を正・負
で表し、望遠方向への駆動を正、広角方向への駆動を負
とする。
【0033】また、駆動速度は値で表す。具体的には、
ズームレンズ光学系9の停止を指示する場合は0で表
す。そして、1から値が大きくなるに従ってズームレン
ズ光学系9の駆動速度が速くなり、レンズ装置がズーム
レンズ光学系9を駆動可能な最高速度での駆動を指示す
る場合は100で表す。
【0034】次に、ステップ1で取得したズームスイッ
チ指令信号Aと定数K1の乗算を求め、これをCPU指
令信号とする(ステップ102)。その後、CPU指令
信号をD/A変換器10に出力する(ステップ10
3)。これにより、ズームレンズ光学系9はズームスイ
ッチ1の操作量に比例し、かつ操作方向に対応する駆動
方向に駆動される。
【0035】次に、プリセット駆動制御機能を使用する
際のプリセット速度、方向を表すプリセット値(プリセ
ット速度情報およびプリセット方向指示情報)の設定お
よびプリセット駆動制御動作について順に説明する。
【0036】まず、プリセット速度、方向を表すプリセ
ット値の設定について説明する。ズームレンズ光学系9
の駆動速度に対応する速度検出器14からの速度信号
は、速度信号演算部15およびA/D変換器16を介し
てCPU6に入力される。また、ズームスイッチ1が操
作されると、その操作量に比例したズームスイッチ指令
信号がCPU6に入力されるため、ズームスイッチ1が
操作されているか否かの判断が可能である。
【0037】プリセット速度の設定は、撮影者がズーム
スイッチ1を操作し、プリセットしたい速度および方向
でズームレンズ光学系9を駆動した状態でメモリスイッ
チ8をOFFからONにすることにより行われる。つま
り、メモリスイッチ8をOFFからONにした時点での
速度検出器14からの速度信号(ズームレンズ光学系9
の駆動速度および駆動方向に対応する信号)をCPU6
が取得し、これをプリセット値Bとして記憶部25に記
憶する。
【0038】この時のCPU6の処理を図4を用いて説
明する。まず、初期設定として、記憶部25にプリセッ
ト値Bが記憶されているか否かを判断し(ステップ20
1)、プリセット値Bが記憶されていない場合、即ちプ
リセット値の設定を一度も行っていない場合には、最高
速などの所定のズーム駆動速度と、望遠方向および広角
方向といった所定のズーム駆動方向とを表すプリセット
値Bを記憶部25に記憶する(ステップ202)。
【0039】この初期設定時のプリセット値Bは、ズー
ム駆動速度として撮影者の希望するズーム駆動速度でも
よいし、ズーム駆動方向として撮影者の希望するズーム
駆動方向でもよい。また、ここでは、プリセット値B
を、極性を持つ数値で表し、極性を駆動方向で、即ち望
遠方向への駆動を正、広角方向への駆動を負とする。ま
た、値は駆動速度であり、ズーム駆動の停止をプリセッ
ト値とする場合は0、1から値が大きくなるに従ってズ
ーム駆動速度は速くなり、レンズ装置がズーム駆動可能
な最高速度での駆動をプリセット値とする場合は100
となる。
【0040】上記処理終了後、A/D変換器16からズ
ームレンズ光学系9の駆動速度(以下、ズーム速度とい
う)および駆動方向(以下、ズーム方向という)を取得
する(ステップ203)。その後、A/D変換器5のデ
ータを取得し、ズームスイッチ1が操作されているか否
かを判断する(ステップ204)。ズームスイッチ1が
操作されていない場合には、再びA/D変換器16から
ズーム速度およびズーム方向を取得する(ステップ20
3)。
【0041】また、ズームスイッチ1が操作されている
場合には、メモリスイッチ8がOFFからONに状態が
変化したか否かを判断し(ステップ205)、メモリス
イッチ8がOFFからONに状態が変化していない場合
には、A/D変換器16からズーム速度およびズーム方
向を取得する(ステップ203)。メモリスイッチ8が
OFFからONに状態が変化している場合には、ステッ
プ203で取得したズーム速度、ズーム方向を新たなプ
リセット値Bとして、記憶部25に記憶する(ステップ
206)。
【0042】次に、プリセット駆動制御動作について説
明する。プリセット駆動制御動作は、プリセットスイッ
チ7の1回目のONにより、CPU6から出力されるC
PU指令信号(プリセット値Bに対応するCPU指令信
号)が、D/A変換器10およびCPU指令信号演算部
11を介して電力増幅部12に入力されることで開始さ
れる。プリセット駆動制御動作の開始後は、予め記憶さ
れたプリセット速度、方向でのズームレンズ光学系9の
駆動が、このレンズ装置におけるズームレンズ光学系9
の可動範囲端に達するまで又は途中でプリセットスイッ
チ7が再度ONされるまで行われる。そして、本実施形
態では、プリセット駆動制御動作中にプリセット方向変
更スイッチ20が操作されることによりプリセット方向
の変更を可能とする。
【0043】この時のCPU6の処理を図5を用いて説
明する。まず、プリセット方向変更スイッチ20の状態
が変化しているか否かを判断し(ステップ301)、プ
リセット方向変更スイッチ20の状態が変化していない
場合には、ステップ303に進む。
【0044】ステップ303では、プリセット駆動制御
動作が行われているか否かを判断し、行われていない場
合にはステップ316に進む。
【0045】ステップ316では、プリセットスイッチ
7がOFFからONに状態変化したか否かを判断する。
プリセットスイッチ7がOFFからONに状態変化して
いない場合には、ステップ301に戻る。一方、プリセ
ットスイッチ7がOFFからONに状態変化している場
合には、プリセット駆動制御動作が行われているか否か
を判断し(ステップ317)、プリセット駆動制御動作
が行われていない場合には、プリセット駆動制御動作を
開始する(ステップ318)。
【0046】こうしてプリセット駆動制御動作が開始さ
れた後、ステップ301にてプリセット方向変更スイッ
チ20の状態が変化しておらず、かつステップ303に
てプリセット駆動制御動作中と判断されると、ステップ
304に進み、A/D変換器16から現在のズーム速度
およびズーム方向を取得する。さらに、ステップ305
では、A/D変換器19から現在のズームレンズ光学系
9の位置(以下、ズーム位置という)を取得する。
【0047】次に、ステップ305にて取得したズーム
位置がレンズ装置の可動範囲端か否かを判断し(ステッ
プ306)、ズーム位置がレンズ装置の可動範囲端であ
る場合には、プリセット駆動制御動作を終了する(ステ
ップ311)。
【0048】ズーム位置がレンズ装置の可動範囲端でな
い場合には、ステップ304にて取得したズーム速度が
図4のフローチャートにて設定したプリセット値Bに対
応する速度になっているか否かを判断する(ステップ3
07)。
【0049】ズーム速度がプリセット値Bに対応する速
度になっていない場合には、ズーム速度よりもプリセッ
ト値Bに対応する速度の方が速いか否かを判断し(ステ
ップ308)、遅い場合にはD/A変換器10に出力す
るCPU指令信号の値を増加させ、ズーム速度をプリセ
ット値Bに対応する速度まで増速させる(ステップ31
0)。一方、ズーム速度がプリセット値Bに対応する速
度よりも速い場合には、D/A変換器10に出力するC
PU指令信号の値を減少させ、ズーム速度をプリセット
値Bに対応する速度まで減速させる(ステップ31
1)。その後、プリセット速度をプリセット速度表示器
21に表示する(ステップ312)。
【0050】次に、ステップ304にて取得したズーム
方向と、プリセット値Bが表すプリセット方向とが等し
いか否かを判断し(ステップ313)、方向が等しくな
い場合には現在のズーム方向とは反対方向にズームレン
ズ光学系9を駆動し(ステップ314)、ステップ31
5に進む。また、方向が等しい場合にはそのままステッ
プ315に進む。ステップ315では、プリセット方向
をプリセット方向表示器22に表示する。
【0051】そして、ステップ316で、プリセットス
イッチ7がOFFからONに状態変化したか否かを判断
し、プリセットスイッチ7がOFFからONに状態変化
していない場合には、ステップ301〜ステップ315
を再度繰り返す。この際、ステップ301においてプリ
セット方向変更スイッチ20の状態が変化(OFFから
ONに変化)したときは、ステップ302に進み、プリ
セット値Bの極性を反転させる。これにより、ステップ
304にて取得するズーム方向とプリセット方向とが等
しくなくなり(ステップ313)、ズームレンズ光学系
9の駆動方向が反転される(ステップ314)。なお、
プリセット値Bの値は変わらないので、ズームレンズ光
学系9の駆動速度は変更されない。
【0052】こうして、プリセット方向および実際のズ
ームレンズ光学系9の駆動方向が反転してプリセット駆
動制御動作が続行され、ステップ316にてプリセット
スイッチ7がOFFからONに状態変化し、かつプリセ
ット駆動制御動作が行われていると判断したときは(ス
テップ317)、プリセット駆動制御動作を終了する
(ステップ319)。
【0053】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、プリセット駆動制御動作時にプリセット方向変更ス
イッチ20を操作することで、予め設定されていたプリ
セット方向を変更し(プリセット速度は維持)、ズーム
レンズ光学系9の駆動方向を反転させることができる。
また、プリセット方向やプリセット速度を表示する表示
器21,22を設けたことにより、プリセット方向やプ
リセット速度を視覚的に認識することができる。これは
特に、本実施形態のプリセット駆動制御のように低速度
(一定速度)でのズーム駆動を行う場合に有用である。
【0054】なお、本実施形態では、現在設定されてい
るプリセット方向(変更後のプリセット方向)をプリセ
ット方向表示器22に表示する場合について説明した
が、変更されたか否かにかかわらず元のプリセット方向
を表示させるようにし、プリセット方向の変更後に元の
プリセット方向が分からなくなってしまうことを防止す
るようにしてもよい。
【0055】また、本実施形態では、プリセット駆動制
御動作中のプリセット速度をプリセット速度表示器21
に表示する場合について説明したが、その時の実際のズ
ームレンズ光学系9の駆動速度をプリセット速度表示器
21に表示するようにしてもよい。
【0056】さらに、本実施形態では、プリセット方向
指示情報として、目標ズーム駆動方向であるプリセット
方向を予め記憶し、このプリセット方向に対応する方向
にズームレンズ光学系9を駆動する場合について説明し
たが、プリセット方向指示情報として、目標ズーム位置
であるプリセット位置を予め記憶し、このプリセット位
置に対応する方向にズームレンズ光学系9を駆動する場
合にも適用することができる。この場合、例えば、プリ
セット位置に対応する方向にズームレンズ光学系9を駆
動しているときにプリセット方向変更スイッチ20が操
作されたときは、プリセット位置を現駆動方向とは反対
側の可動端(望遠端又は至近端)に変更するようにすれ
ばよい。
【0057】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
記憶部25へのプリセット値の記憶は、プリセット駆動
制御開始前に撮影者がメモリスイッチ8をOFFからO
Nにした時のみ行い、変更されたプリセット値はプリセ
ット駆動制御の終了に伴い消去される(元々のプリセッ
ト値のみが記憶部25に記憶保持される)ようになって
いるが、プリセット駆動制御動作中にプリセット方向変
更スイッチ20の操作に応じて極性(方向)が変更され
たプリセット値を記憶部25に記憶保持するようにして
もよい。
【0058】具体的には、図5のフローチャートにおけ
るステップ302において、プリセット値の極性の変更
と記憶部25への極性変更後のプリセット値の更新記憶
を行うようにする。
【0059】そしてこれにより、プリセット駆動制御動
作中に方向変更されるごとにプリセット値が記憶部25
に記憶保持され、また方向変更された最後のプリセット
値も記憶部25に記憶保持されるので、今回のプリセッ
ト駆動制御動作が終了した後の次回のプリセット駆動制
御動作を開始する際のプリセット値として用いることが
可能となる。なお、記憶部25としてEEPROM等の
電源オフによっても記憶内容が保持されるタイプのメモ
リを用いれば、電源の再投入後のプリセット駆動制御動
作の開始時におけるプリセット値として用いることが可
能となる。
【0060】(第3実施形態)第1実施形態では、プリ
セット方向変更スイッチ20、すなわちプリセット方向
の変更のための専用の操作手段を設けてプリセット方向
の変更を行う場合について説明したが、本来プリセット
駆動制御動作以外においてズームレンズ光学系9の駆動
指令信号を出力させるためのズームスイッチ1を用いて
プリセット方向を変更するようにしてもよい。これによ
り、新たな操作手段を設けることなくプリセット方向の
変更が可能となり、レンズ装置(駆動ユニット)の大型
化を防止することができる。
【0061】図6には、本実施形態のレンズ装置の構成
を示している。なお、本実施形態のレンズ装置は、第1
実施形態のレンズ装置からプリセット方向変更スイッチ
20を除いた構成に相当し、共通する構成要素には第1
実施形態と同符号を付す。また、ズームスイッチ1の操
作に応じた通常のズーム駆動、メモリスイッチ8の操作
によるプリセット速度およびプリセット方向の記憶設定
は第1実施形態と同様である。
【0062】さらに本実施形態でも、第1実施形態と同
様に、プリセット駆動制御動作は、プリセットスイッチ
7の1回目のONにより、CPU6から出力されるCP
U指令信号(プリセット値Bに対応するCPU指令信
号)が、D/A変換器10およびCPU指令信号演算部
11を介して電力増幅部12に入力されることで開始さ
れる。プリセット駆動制御動作の開始後は、予め記憶さ
れたプリセット速度、方向でのズームレンズ光学系9の
駆動が、このレンズ装置におけるズームレンズ光学系9
の可動範囲端に達するまで又は途中でプリセットスイッ
チ7が再度ONされるまで行われる。そして、本実施形
態では、プリセット駆動制御動作中にズームスイッチ1
が操作されることによりプリセット方向の変更を可能と
する。
【0063】図7には、本実施形態のレンズ装置におけ
るプリセット駆動制御のフローチャートを示している。
まず、プリセット駆動制御動作が行われているか否かを
判断し(ステップ401)、プリセット駆動制御動作が
行われていない場合には、ステップ418に進む。ステ
ップ418では、プリセットスイッチ7がOFFからO
Nに状態変化したか否かを判断する。プリセットスイッ
チ7がOFFからONに状態変化していない場合には、
ステップ401に戻る。一方、プリセットスイッチ7が
OFFからONに状態変化している場合には、プリセッ
ト駆動制御動作が行われているか否かを判断し(ステッ
プ419)、プリセット駆動制御動作が行われていない
場合には、プリセット駆動制御動作を開始する(ステッ
プ420)。
【0064】こうしてプリセット駆動制御動作が開始さ
れた後、ステップ401にてプリセット駆動制御動作中
と判断されると、ステップ402にてA/D変換器5か
らズームスイッチ指令信号を取得し、この取得したズー
ムスイッチ指令信号に基づいてズームスイッチ1が操作
されているか否かを判断する(ステップ403)。ズー
ムスイッチ1が操作されていない場合には、ステップ4
06に進み、A/D変換器16から現在のズーム速度お
よびズーム方向を取得する。さらに、ステップ407で
は、A/D変換器19から現在のズームレンズ光学系9
の位置(以下、ズーム位置という)を取得する。
【0065】次に、ステップ407にて取得したズーム
位置がレンズ装置の可動範囲端か否かを判断し(ステッ
プ408)、ズーム位置がレンズ装置の可動範囲端であ
る場合には、プリセット駆動制御動作を終了する(ステ
ップ413)。
【0066】ズーム位置がレンズ装置の可動範囲端でな
い場合には、ステップ406にて取得したズーム速度が
図4のフローチャートにて設定したプリセット値Bに対
応する速度になっているか否かを判断する(ステップ4
09)。
【0067】ズーム速度がプリセット値Bに対応する速
度になっていない場合には、ズーム速度よりもプリセッ
ト値Bに対応する速度の方が速いか否かを判断し(ステ
ップ409)、遅い場合にはD/A変換器10に出力す
るCPU指令信号の値を増加させ、ズーム速度をプリセ
ット値Bに対応する速度まで増速させる(ステップ41
2)。一方、ズーム速度がプリセット値Bに対応する速
度よりも速い場合には、D/A変換器10に出力するC
PU指令信号の値を減少させ、ズーム速度をプリセット
値Bに対応する速度まで減速させる(ステップ41
1)。その後、プリセット速度をプリセット速度表示器
21に表示する(ステップ414)。
【0068】次に、ステップ406にて取得したズーム
方向と、プリセット値Bが表すプリセット方向とが等し
いか否かを判断し(ステップ415)、方向が等しくな
い場合には現在のズーム方向とは反対方向にズームレン
ズ光学系9を駆動し(ステップ416)、ステップ41
7に進む。また、方向が等しい場合にはそのままステッ
プ417に進む。ステップ417では、プリセット方向
をプリセット方向表示器22に表示する。
【0069】そして、ステップ418で、プリセットス
イッチ7がOFFからONに状態変化したか否かを判断
し、プリセットスイッチ7がOFFからONに状態変化
していない場合には、ステップ401〜ステップ417
を再度繰り返す。この際、ステップ403においてズー
ムスイッチ1が操作されたと判断した場合は、ステップ
404に進み、ズームスイッチ1の状態(操作方向)と
プリセット方向とが等しいか否かを判断する。ズームス
イッチ1の操作方向とプリセット方向とが等しい場合に
は、そのままステップ406に進み、ズームスイッチ1
の操作方向とプリセット方向とが等しくない場合には、
ステップ405に進んでプリセット値Bの極性を反転さ
せる。
【0070】これにより、ステップ406にて取得する
ズーム方向とプリセット方向とが等しくなくなり(ステ
ップ415)、ズームレンズ光学系9の駆動方向が反転
される(ステップ416)。なお、プリセット値Bの値
は変わらないので、ズームレンズ光学系9の駆動速度は
変更されない。
【0071】すなわち、本実施形態では、プリセット駆
動制御以外のときにズームスイッチ1が操作されたとき
は、ズームスイッチ指令信号により指令される駆動方向
および駆動速度の双方に応じてズームレンズ光学系9を
駆動するが、プリセット駆動制御時にズームスイッチ1
が操作されたときは、ズームスイッチ指令信号のうち駆
動方向のみ用いてズームレンズ光学系9をそのままの方
向に駆動するか反転方向に駆動するかを決定する。
【0072】こうして、プリセット方向および実際のズ
ームレンズ光学系9の駆動方向が反転してプリセット駆
動制御動作が続行され、ステップ418にてプリセット
スイッチ7がOFFからONに状態変化し、かつプリセ
ット駆動制御動作が行われていると判断したときは(ス
テップ419)、プリセット駆動制御動作を終了する
(ステップ421)。
【0073】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、プリセット駆動制御動作時にズームスイッチ1をプ
リセット方向(つまりは、ズームレンズ光学系9の現駆
動方向)と反対方向に操作することで、予め設定されて
いたプリセット方向を変更し(プリセット速度は維
持)、ズームレンズ光学系9の駆動方向を反転させるこ
とができる。また、プリセット方向やプリセット速度を
表示する表示器21,22を設けたことにより、プリセ
ット方向やプリセット速度を視覚的に認識することがで
きる。これは特に、本実施形態のプリセット駆動制御の
ように低速度(一定速度)でのズーム駆動を行う場合に
有用である。
【0074】なお、本実施形態では、現在設定されてい
るプリセット方向(変更後のプリセット方向)をプリセ
ット方向表示器22に表示する場合について説明した
が、変更されたか否かにかかわらず元のプリセット方向
を表示させるようにし、プリセット方向の変更後に元の
プリセット方向が分からなくなってしまうことを防止す
るようにしてもよい。
【0075】また、本実施形態では、プリセット駆動制
御動作中のプリセット速度をプリセット速度表示器21
に表示する場合について説明したが、その時の実際のズ
ームレンズ光学系9の駆動速度をプリセット速度表示器
21に表示するようにしてもよい。
【0076】さらに、本実施形態では、プリセット方向
指示情報として、目標ズーム駆動方向であるプリセット
方向を予め記憶し、このプリセット方向に対応する方向
にズームレンズ光学系9を駆動する場合について説明し
たが、プリセット方向指示情報として、目標ズーム位置
であるプリセット位置を予め記憶し、このプリセット位
置に対応する方向にズームレンズ光学系9を駆動する場
合にも適用することができる。この場合、例えば、プリ
セット位置に対応する方向にズームレンズ光学系9を駆
動しているときにズームスイッチ1が反対方向に操作さ
れたときは、プリセット位置を現駆動方向とは反対側の
可動端(望遠端又は至近端)に変更するようにすればよ
い。
【0077】さらに、本実施形態では、ズームスイッチ
1を用いてプリセット方向の変更を行ったが、ズームス
イッチ1に代えて、遠隔からズーム操作が可能なズーム
デマンドのサムリングを用いてプリセット方向の変更を
行うようにしてもよい。
【0078】(第4実施形態)上記第3実施形態では、
記憶部25へのプリセット値の記憶は、プリセット駆動
制御開始前に撮影者がメモリスイッチ8をOFFからO
Nにした時のみ行い、変更されたプリセット値はプリセ
ット駆動制御の終了に伴い消去される(元々のプリセッ
ト値のみが記憶部25に記憶保持される)ようになって
いるが、プリセット駆動制御動作中にズームスイッチ1
の操作に応じて極性(方向)が変更されたプリセット値
を記憶部25に記憶保持するようにしてもよい。
【0079】具体的には、図7のフローチャートにおけ
るステップ405において、プリセット値の極性の変更
と記憶部25への極性変更後のプリセット値の更新記憶
を行うようにする。
【0080】そしてこれにより、プリセット駆動制御動
作中に方向変更されるごとにプリセット値が記憶部25
に記憶保持され、また方向変更された最後のプリセット
値も記憶部25に記憶保持されるので、今回のプリセッ
ト駆動制御動作が終了した後の次回のプリセット駆動制
御動作を開始する際のプリセット値として用いることが
可能となる。なお、記憶部25としてEEPROM等の
電源オフによっても記憶内容が保持されるタイプのメモ
リを用いれば、電源の再投入後のプリセット駆動制御動
作の開始時におけるプリセット値として用いることが可
能となる。
【0081】(第5実施形態)第3実施形態では、ズー
ムスイッチ1をプリセット方向の変更のための操作手段
として兼用してプリセット方向の変更を行う場合につい
て説明したが、プリセット駆動制御動作の開始を指示す
るために操作されるプリセットスイッチ7をプリセット
方向の変更を行うための操作手段として兼用してもよ
い。この場合、プリセットスイッチ7は本来、プリセッ
ト駆動制御動作の終了を指示するために操作されるもの
であるが、本実施形態の場合は、プリセット駆動制御動
作中にズームスイッチ1が操作されることによってプリ
セット駆動制御動作が終了されるようにする。これによ
り、新たな操作手段を設けることなくプリセット方向の
変更が可能となり、レンズ装置(駆動ユニット)の大型
化を防止することができる。
【0082】なお、本実施形態のレンズ装置は、第1実
施形態のレンズ装置からプリセット方向変更スイッチ2
0を除いた構成に相当し、共通する構成要素には第1実
施形態と同符号を付す。また、ズームスイッチ1の操作
に応じた通常のズーム駆動、メモリスイッチ8の操作に
よるプリセット速度およびプリセット方向の記憶設定は
第1実施形態と同様である。
【0083】さらに本実施形態でも、第1実施形態と同
様に、プリセット駆動制御動作は、プリセットスイッチ
7の1回目のONにより、CPU6から出力されるCP
U指令信号(プリセット値Bに対応するCPU指令信
号)が、D/A変換器10およびCPU指令信号演算部
11を介して電力増幅部12に入力されることで開始さ
れる。プリセット駆動制御動作の開始後は、予め記憶さ
れたプリセット速度、方向でのズームレンズ光学系9の
駆動が、このレンズ装置におけるズームレンズ光学系9
の可動範囲端に達するまで又は途中でプリセットスイッ
チ7が再度ONされるまで行われる。そして、本実施形
態では、プリセット駆動制御動作中にプリセットスイッ
チ7が操作されることによりプリセット方向の変更を可
能とする。
【0084】図8には、本実施形態のレンズ装置におけ
るプリセット駆動制御のフローチャートを示している。
まず、プリセット駆動制御動作が行われているか否かを
判断し(ステップ501)、プリセット駆動制御動作が
行われていない場合には、ステップ517に進む。ステ
ップ517では、プリセットスイッチ7がOFFからO
Nに状態変化したか否かを判断する。プリセットスイッ
チ7がOFFからONに状態変化していない場合には、
ステップ501に戻る。一方、プリセットスイッチ7が
OFFからONに状態変化している場合には、プリセッ
ト駆動制御動作が行われているか否かを判断し(ステッ
プ518)、プリセット駆動制御動作が行われていない
場合には、プリセット駆動制御動作を開始する(ステッ
プ519)。
【0085】こうしてプリセット駆動制御動作が開始さ
れた後、ステップ501にてプリセット駆動制御動作中
と判断されると、ステップ502にてA/D変換器5か
らズームスイッチ指令信号を取得し、この取得したズー
ムスイッチ指令信号に基づいてズームスイッチ1が操作
されているか否かを判断する(ステップ503)。ズー
ムスイッチ1が操作されていない場合には、ステップ5
05に進み、A/D変換器16から現在のズーム速度お
よびズーム方向を取得する。さらに、ステップ506で
は、A/D変換器19から現在のズームレンズ光学系9
の位置(以下、ズーム位置という)を取得する。
【0086】次に、ステップ505にて取得したズーム
位置がレンズ装置の可動範囲端か否かを判断し(ステッ
プ507)、ズーム位置がレンズ装置の可動範囲端であ
る場合には、プリセット駆動制御動作を終了する(ステ
ップ512)。
【0087】ズーム位置がレンズ装置の可動範囲端でな
い場合には、ステップ505にて取得したズーム速度が
図4のフローチャートにて設定したプリセット値Bに対
応する速度になっているか否かを判断する(ステップ5
08)。
【0088】ズーム速度がプリセット値Bに対応する速
度になっていない場合には、ズーム速度よりもプリセッ
ト値Bに対応する速度の方が速いか否かを判断し(ステ
ップ509)、遅い場合にはD/A変換器10に出力す
るCPU指令信号の値を増加させ、ズーム速度をプリセ
ット値Bに対応する速度まで増速させる(ステップ51
1)。一方、ズーム速度がプリセット値Bに対応する速
度よりも速い場合には、D/A変換器10に出力するC
PU指令信号の値を減少させ、ズーム速度をプリセット
値Bに対応する速度まで減速させる(ステップ51
0)。その後、プリセット速度をプリセット速度表示器
21に表示する(ステップ513)。
【0089】次に、ステップ505にて取得したズーム
方向と、プリセット値Bが表すプリセット方向とが等し
いか否かを判断し(ステップ514)、方向が等しくな
い場合には現在のズーム方向とは反対方向にズームレン
ズ光学系9を駆動し(ステップ515)、ステップ51
6に進む。また、方向が等しい場合にはそのままステッ
プ516に進む。ステップ516では、プリセット方向
をプリセット方向表示器22に表示する。
【0090】そして、ステップ517で、プリセットス
イッチ7がOFFからONに状態変化したか否かを判断
し、プリセットスイッチ7がOFFからONに状態変化
していない場合には、ステップ501〜ステップ516
を再度繰り返す。一方、プリセットスイッチ7がOFF
からONに状態変化した場合には、ステップ520に進
んでプリセット値Bの極性を反転させる。
【0091】これにより、ステップ505にて取得する
ズーム方向とプリセット方向とが等しくなくなり(ステ
ップ514)、ズームレンズ光学系9の駆動方向が反転
される(ステップ515)。なお、プリセット値Bの値
は変わらないので、ズームレンズ光学系9の駆動速度は
変更されない。
【0092】こうして、プリセット方向および実際のズ
ームレンズ光学系9の駆動方向が反転してプリセット駆
動制御動作が続行され、ステップ503においてズーム
スイッチ1が操作されたと判断した場合は、ステップ5
04に進み、プリセット駆動制御動作を終了する。
【0093】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、プリセット駆動制御動作時にプリセットスイッチ7
を操作することで、予め設定されていたプリセット方向
を変更し(プリセット速度は維持)、ズームレンズ光学
系9の駆動方向を反転させることができる。また、プリ
セット方向やプリセット速度を表示する表示器21,2
2を設けたことにより、プリセット方向やプリセット速
度を視覚的に認識することができる。これは特に、本実
施形態のプリセット駆動制御のように低速度(一定速
度)でのズーム駆動を行う場合に有用である。
【0094】なお、本実施形態では、現在設定されてい
るプリセット方向(変更後のプリセット方向)をプリセ
ット方向表示器22に表示する場合について説明した
が、変更されたか否かにかかわらず元のプリセット方向
を表示させるようにし、プリセット方向の変更後に元の
プリセット方向が分からなくなってしまうことを防止す
るようにしてもよい。
【0095】また、本実施形態では、プリセット駆動制
御動作中のプリセット速度をプリセット速度表示器21
に表示する場合について説明したが、その時の実際のズ
ームレンズ光学系9の駆動速度をプリセット速度表示器
21に表示するようにしてもよい。
【0096】さらに、本実施形態では、プリセット方向
指示情報として、目標ズーム駆動方向であるプリセット
方向を予め記憶し、このプリセット方向に対応する方向
にズームレンズ光学系9を駆動する場合について説明し
たが、プリセット方向指示情報として、目標ズーム位置
であるプリセット位置を予め記憶し、このプリセット位
置に対応する方向にズームレンズ光学系9を駆動する場
合にも適用することができる。この場合、例えば、プリ
セット位置に対応する方向にズームレンズ光学系9を駆
動しているときにプリセットスイッチ7が操作されたと
きは、プリセット位置を現駆動方向とは反対側の可動端
(望遠端又は至近端)に変更するようにすればよい。
【0097】(第6実施形態)上記第4実施形態では、
記憶部25へのプリセット値の記憶は、プリセット駆動
制御開始前に撮影者がメモリスイッチ8をOFFからO
Nにした時のみ行い、変更されたプリセット値はプリセ
ット駆動制御の終了に伴い消去される(元々のプリセッ
ト値のみが記憶部25に記憶保持される)ようになって
いるが、プリセット駆動制御動作中にプリセットスイッ
チ7の操作に応じて極性(方向)が変更されたプリセッ
ト値を記憶部25に記憶保持するようにしてもよい。
【0098】具体的には、図8のフローチャートにおけ
るステップ520において、プリセット値の極性の変更
と記憶部25への極性変更後のプリセット値の更新記憶
を行うようにする。
【0099】そしてこれにより、プリセット駆動制御動
作中に方向変更されるごとにプリセット値が記憶部25
に記憶保持され、また方向変更された最後のプリセット
値も記憶部25に記憶保持されるので、今回のプリセッ
ト駆動制御動作が終了した後の次回のプリセット駆動制
御動作を開始する際のプリセット値として用いることが
可能となる。なお、記憶部25としてEEPROM等の
電源オフによっても記憶内容が保持されるタイプのメモ
リを用いれば、電源の再投入後のプリセット駆動制御動
作の開始時におけるプリセット値として用いることが可
能となる。
【0100】また、本実施形態では、予めプリセット方
向とともにプリセット速度も記憶しておき、プリセット
駆動制御においてき、記憶したプリセット方向にプリセ
ット速度で駆動する場合について説明したが、本発明
は、プリセット方向のみを記憶させておき、そのプリセ
ット方向に所定又は任意の速度でズームレンズ光学系を
駆動する場合にも適用することができる。
【0101】また、上記各実施形態は、図2に示すレン
ズ装置本体100に駆動ユニット200が装着されて構
成されるレンズ装置について説明したが、本発明は、ズ
ームレンズ光学系その他の光学調節手段と駆動・制御系
とが1つの外装内に収められ、一体のものとしてカメラ
に装着されてカメラシステムを構成するレンズ装置にも
適用することができる。
【0102】また、上記各実施形態では、ズームレンズ
光学系9のプリセット駆動制御を行う場合について説明
したが、本発明は、ズームレンズ光学系9以外の光学調
節手段(例えば、フォーカスレンズ系や光量調節系)に
対しても適用することができる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリセット駆動制御中に所定操作手段が操作されること
に応じて、プリセット駆動制御における光学調節手段の
駆動方向を決定しているプリセット方向指示情報(方向
情報又は位置情報)を変更設定するので、所定操作手段
を操作するだけで、プリセット駆動制御を続行したまま
光学調節手段の駆動方向を変更することができる。
【0104】なお、本発明を、プリセット方向指示情報
とともに光学調節手段の目標駆動速度であるプリセット
速度情報の記憶が可能であり、上記プリセット方向指示
情報に対応する駆動方向に上記プリセット速度情報に対
応する駆動速度で駆動するプリセット駆動制御を行う光
学装置等に適用することにより、より使い易い方向・速
度プリセット機能を実現することができる。
【0105】さらに、プリセット方向指示情報に対応す
る光学調節手段の駆動方向(プリセット方向)やプリセ
ット速度情報に対応する光学調節手段の駆動速度(プリ
セット速度)を表示する表示手段を設ければ、プリセッ
ト方向やプリセット速度を視覚的に確認することがで
き、特に光学調節手段の低速度(一定速度)でのプリセ
ット駆動制御において有用な機能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレンズ装置の構成
図。
【図2】上記レンズ装置の外観平面図。
【図3】上記レンズ装置においてズームスイッチにより
ズームレンズ光学系の通常駆動を行う際の処理フローチ
ャート。
【図4】上記レンズ装置におけるプリセット速度、プリ
セット方向の設定記憶時の処理フローチャート。
【図5】上記レンズ装置におけるプリセット駆動制御の
フローチャート。
【図6】本発明の第3実施形態であるレンズ装置の構成
図。
【図7】上記第3実施形態のレンズ装置におけるプリセ
ット駆動制御のフローチャート。
【図8】本発明の第5実施例形態であるレンズ装置にお
けるプリセット駆動制御のフローチャート。
【符号の説明】
1…ズームスイッチ 2…指令信号発生部 3…ズーム速度可変ボリューム 4…指令信号演算部 5、16、19…A/D変換器 6…CPU 7…プリセットスイッチ 8…メモリスイッチ 9…ズームレンズ光学系 10…D/A変換器 11…CPU指令信号演算部 12…電力増幅部 13…モータ 14…速度検出器 15…速度信号演算部 17…位置検出器 18…位置信号演算部 20…プリセット方向変更スイッチ 25…記憶部

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズその他の光学調節手段を、この光
    学調節手段の目標駆動方向又は目標駆動位置を表す情報
    として予め記憶されたプリセット方向指示情報に対応す
    る駆動方向に駆動するプリセット駆動制御を行う光学装
    置であって、 前記プリセット駆動制御中に所定操作手段が操作された
    ことに応じて、プリセット方向指示情報を変更設定して
    前記光学調節手段の駆動方向を変更することを特徴とす
    る光学装置。
  2. 【請求項2】 前記プリセット駆動制御が、前記光学調
    節手段を、プリセット方向指示情報に対応する方向に、
    予め記憶されたプリセット速度情報に対応する駆動速度
    で駆動するものであることを特徴とする請求項1に記載
    の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記所定操作手段が前記光学調節手段の
    2つの駆動方向に対応する2つの操作方向を有してお
    り、 前記所定操作手段が前記2つの操作方向のうち前記光学
    調節手段の現駆動方向に対応する操作方向に操作された
    ときにプリセット方向指示情報を変更設定することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
  4. 【請求項4】 前記所定操作手段が、前記プリセット駆
    動制御中に前記光学調節手段の駆動方向を変更するため
    に操作される専用の操作手段であることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載の光学装置。
  5. 【請求項5】 前記所定操作手段が、前記プリセット駆
    動制御時以外の駆動制御時において前記光学調節手段の
    駆動を指令するために操作される操作手段であることを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学装
    置。
  6. 【請求項6】 前記所定操作手段が、前記プリセット駆
    動制御時以外の駆動制御時において前記光学調節手段の
    駆動方向と駆動速度、駆動方向又は駆動位置とを指令す
    るために操作される操作手段であり、 前記プリセット駆動制御時には、前記所定操作手段によ
    る駆動方向の指令のみに基づいてプリセット方向指示情
    報を変更設定することを特徴とする請求項1,2,3又
    は5に記載の光学装置。
  7. 【請求項7】 前記プリセット駆動制御の開始前におけ
    るプリセット方向指示情報の記憶後、プリセット駆動開
    始操作手段が操作されることに応じて前記プリセット駆
    動制御を開始するようになっており、 前記所定操作手段として前記プリセット駆動開始操作手
    段を用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の光学装置。
  8. 【請求項8】 前記プリセット駆動制御時以外の駆動制
    御時において前記光学調節手段の駆動を指令するために
    操作される駆動指令操作手段を有し、 前記プリセット駆動開始操作手段が操作されることに応
    じて前記プリセット駆動制御を開始し、前記プリセット
    駆動制御中に前記プリセット駆動開始操作手段が操作さ
    れることに応じてプリセット方向指示情報を変更設定
    し、前記プリセット駆動制御中に前記駆動指令操作手段
    が操作されることに応じて前記プリセット駆動制御を終
    了させることを特徴とする請求項7に記載の光学装置。
  9. 【請求項9】 前記プリセット駆動制御の終了時におけ
    るプリセット方向指示情報を記憶保持し、次回のプリセ
    ット駆動制御の開始時におけるプリセット方向指示情報
    として設定することを特徴とする請求項1から8のいず
    れかに記載の光学装置。
  10. 【請求項10】 前記プリセット駆動制御の終了時にお
    けるプリセット方向指示情報およびプリセット速度情報
    を記憶保持し、次回のプリセット駆動制御の開始時にお
    けるプリセット方向指示情報およびプリセット速度情報
    として設定することを特徴とする請求項2に記載の光学
    装置。
  11. 【請求項11】 前記プリセット駆動制御の開始前に、
    前記光学調節手段の任意方向への駆動中に記憶指示操作
    手段が操作されることに応じて、この操作時における駆
    動方向又は駆動位置に対応するプリセット方向指示情報
    を予め記憶することを特徴とする請求項1から10のい
    ずれかに記載の光学装置。
  12. 【請求項12】 前記プリセット駆動制御の開始前に、
    前記光学調節手段の任意方向への駆動中に記憶指示操作
    手段が操作されることに応じて、この操作時における駆
    動方向又は駆動位置に対応するプリセット方向指示情報
    および駆動速度に対応するプリセット速度情報を予め記
    憶することを特徴とする請求項2又は10に記載の光学
    装置。
  13. 【請求項13】 前記プリセット方向指示情報の記憶
    後、プリセット駆動開始操作手段が操作されることに応
    じて前記プリセット駆動制御を開始することを特徴とす
    る請求項1から12のいずれかに記載の光学装置。
  14. 【請求項14】 前記プリセット方向指示情報に対応す
    る前記光学調節手段の駆動方向を表示する表示手段を有
    することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記
    載の光学装置。
  15. 【請求項15】 前記プリセット速度情報に対応する前
    記光学調節手段の駆動速度を表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項2,10又は1から13のいず
    れかに記載の光学装置。
  16. 【請求項16】 前記光学調節手段が、変倍調節を行う
    ズームレンズ光学系であることを特徴とする請求項1か
    ら15のいずれかに記載の光学装置。
  17. 【請求項17】 レンズその他の光学調節手段を備えた
    光学装置本体に装着又は接続され、前記光学調節手段
    を、この光学調節手段の目標駆動方向又は目標駆動位置
    を表す情報として予め記憶されたプリセット方向指示情
    報に対応する駆動方向に駆動するプリセット駆動制御を
    行う光学装置駆動ユニットであって、 前記プリセット駆動制御中に所定操作手段が操作された
    ことに応じて、プリセット方向指示情報を変更設定して
    前記光学調節手段の駆動方向を変更することを特徴とす
    る光学装置駆動ユニット。
  18. 【請求項18】 前記プリセット駆動制御が、前記光学
    調節手段を、プリセット方向指示情報に対応する方向
    に、予め記憶されたプリセット速度情報に対応する駆動
    速度で駆動するものであることを特徴とする請求項17
    に記載の光学装置駆動ユニット。
  19. 【請求項19】 前記所定操作手段が前記光学調節手段
    の2つの駆動方向に対応する2つの操作方向を有してお
    り、 前記所定操作手段が前記2つの操作方向のうち前記光学
    調節手段の現駆動方向に対応する操作方向に操作された
    ときにプリセット方向指示情報を変更設定することを特
    徴とする請求項17又は18に記載の光学装置駆動ユニ
    ット。
  20. 【請求項20】 前記所定操作手段が、前記プリセット
    駆動制御中に前記光学調節手段の駆動方向を変更するた
    めに操作される専用の操作手段であることを特徴とする
    請求項17から19のいずれかに記載の光学装置駆動ユ
    ニット。
  21. 【請求項21】 前記所定操作手段が、前記プリセット
    駆動制御時以外の駆動制御時において前記光学調節手段
    の駆動を指令するために操作される操作手段であること
    を特徴とする請求項17から19のいずれかに記載の光
    学装置駆動ユニット。
  22. 【請求項22】 前記所定操作手段が、前記プリセット
    駆動制御時以外の駆動制御時において前記光学調節手段
    の駆動方向と駆動速度、駆動方向又は駆動位置とを指令
    するために操作される操作手段であり、 前記プリセット駆動制御時には、前記所定操作手段によ
    る駆動方向の指令のみに基づいてプリセット方向指示情
    報を変更設定することを特徴とする請求項16,18,
    19又は21に記載の光学装置駆動ユニット。
  23. 【請求項23】 前記プリセット駆動制御の開始前にお
    けるプリセット方向指示情報の記憶後、プリセット駆動
    開始操作手段が操作されることに応じて前記プリセット
    駆動制御を開始するようになっており、 前記所定操作手段として前記プリセット駆動開始操作手
    段を用いることを特徴とする請求項17から19のいず
    れかに記載の光学装置駆動ユニット。
  24. 【請求項24】 前記プリセット駆動制御時以外の駆動
    制御時において前記光学調節手段の駆動を指令するため
    に操作される駆動指令操作手段を有し、 前記プリセット駆動開始操作手段が操作されることに応
    じて前記プリセット駆動制御を開始し、前記プリセット
    駆動制御中に前記プリセット駆動開始操作手段が操作さ
    れることに応じてプリセット方向指示情報を変更設定
    し、前記プリセット駆動制御中に前記駆動指令操作手段
    が操作されることに応じて前記プリセット駆動制御を終
    了させることを特徴とする請求項23に記載の光学装置
    駆動ユニット。
  25. 【請求項25】 前記プリセット駆動制御の終了時にお
    けるプリセット方向指示情報を記憶保持し、次回のプリ
    セット駆動制御の開始時におけるプリセット方向指示情
    報として設定することを特徴とする請求項17から24
    のいずれかに記載の光学装置駆動ユニット。
  26. 【請求項26】 前記プリセット駆動制御の終了時にお
    けるプリセット方向指示情報およびプリセット速度情報
    を記憶保持し、次回のプリセット駆動制御の開始時にお
    けるプリセット方向指示情報およびプリセット速度情報
    として設定することを特徴とする請求項18に記載の光
    学装置駆動ユニット。
  27. 【請求項27】 前記プリセット駆動制御の開始前に、
    前記光学調節手段の任意方向への駆動中に記憶指示操作
    手段が操作されることに応じて、この操作時における駆
    動方向又は駆動位置に対応するプリセット方向指示情報
    を予め記憶することを特徴とする請求項17から26の
    いずれかに記載の光学装置駆動ユニット。
  28. 【請求項28】 前記プリセット駆動制御の開始前に、
    前記光学調節手段の任意方向への駆動中に記憶指示操作
    手段が操作されることに応じて、この操作時における駆
    動方向又は駆動位置に対応するプリセット方向指示情報
    および駆動速度に対応するプリセット速度情報を予め記
    憶することを特徴とする請求項17又は26に記載の光
    学装置駆動ユニット。
  29. 【請求項29】 前記プリセット方向指示情報の記憶
    後、プリセット駆動開始操作手段が操作されることに応
    じて前記プリセット駆動制御を開始することを特徴とす
    る請求項17から28のいずれかに記載の光学装置駆動
    ユニット。
  30. 【請求項30】 前記プリセット方向指示情報に対応す
    る前記光学調節手段の駆動方向を表示する表示手段を有
    することを特徴とする請求項17から29のいずれかに
    記載の光学装置駆動ユニット。
  31. 【請求項31】 前記プリセット速度情報に対応する前
    記光学調節手段の駆動速度を表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項18又は26に記載の光学装置
    駆動ユニット。
  32. 【請求項32】 前記光学調節手段としての変倍調節を
    行うズームレンズ光学系を駆動することを特徴とする請
    求項17から31のいずれかに記載の光学装置駆動ユニ
    ット。
  33. 【請求項33】 請求項1から16のいずれかに記載の
    光学装置と、この光学装置が装着されるカメラとを有し
    て構成されることを特徴とするカメラシステム。
  34. 【請求項34】 請求項17から32のいずれかに記載
    の光学装置駆動ユニットと、この駆動ユニットが装着又
    は接続される光学装置本体とを有して構成されることを
    特徴とする光学装置。
  35. 【請求項35】 請求項17から32のいずれかに記載
    の光学装置駆動ユニットと、この駆動ユニットが装着又
    は接続される光学装置本体と、この光学装置本体が装着
    されるカメラとを有して構成されることを特徴とするカ
    メラシステム。
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