JPH11184452A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH11184452A
JPH11184452A JP9350915A JP35091597A JPH11184452A JP H11184452 A JPH11184452 A JP H11184452A JP 9350915 A JP9350915 A JP 9350915A JP 35091597 A JP35091597 A JP 35091597A JP H11184452 A JPH11184452 A JP H11184452A
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JP9350915A
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Ken Kuwabara
建 桑原
Hideaki Kojima
英明 小島
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Denso Corp
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Denso Corp
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージを繰り返してスムーススクロール
することが可能な表示装置であって、メッセージの末尾
を容易に識別可能な表示装置を提供する事を目的とす
る。 【解決手段】 ディスプレイ上に文字列をスムーススク
ロールする時には、先頭の文字列を表示し(S11)、
タイマAをセットして(S12)、タイマAがタイムア
ウトするまで先頭の文字列を停止して表示する(S1
3)。その後、スクロール処理を行い(S14)、文字
列の末尾が表示されるまで、スクロールを続ける(S1
5)。文字列の末尾が表示されるとスクロールを停止
し、タイマBをセットして(S16)、タイマBがタイ
ムアウトするまで表示を続ける(S17)。表示を終了
する条件に合わなければ(S18)、先頭の文字列から
表示を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スムーススクロー
ル表示機能を備えた表示装置に関し、特に、携帯用通信
機に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−127658号公報に開示さ
れるように、LCDを用いた表示装置において、画面表
示を滑らかにスクロールする機能(スムーススクロー
ル)を備えたものがある。これは、ドット毎のスクロー
ルを一定間隔でスクロール・ドット数回繰り返すことで
スムーススクロールを実現しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
の表示装置において、メッセージを繰り返して表示する
事が考えられる。繰り返して表示する事で、使用者によ
る操作無しに、見落としたメッセージの一部の文字を再
確認する事ができるからである。しかしながら、単に、
スムーススクロールによりメッセージを繰り返して表示
しようとすると、繰り返す時に末尾の文字と先頭の文字
とが繋がってしまい、区切りがわからないという問題が
ある。また、繰り返す時に、メッセージの末尾の文字と
先頭の文字の間に長いスペースを入れる事も考えられる
が、次の文字が出てくるまで、終了した事がわからな
い、という問題がある。
【0004】特に、携帯電話機等の少ない表示領域しか
持たない表示装置においては、メッセージの末尾を認識
するのが困難である。そこで、本発明は、メッセージを
繰り返してスムーススクロールすることが可能な表示装
置であって、メッセージの末尾を容易に識別可能な表示
装置を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、ディスプレイ上に表示内容を表示する時にスムー
ススクロール処理を行うことができる表示装置であっ
て、スムーススクロールの動作中に表示内容の末尾を表
示する時には、末尾表示一時停止手段が所定時間スクロ
ールを停止する。
【0006】これにより、スムーススクロール中におい
て、表示内容が一時的に停止している時には、表示内容
の末尾であることが認識できる。従って、表示内容を繰
り返してスムーススクロールするような場合に、表示内
容の末尾と次に表示される表示内容の先頭とが続けて表
示される事が無く、表示内容の末尾を認識し易いという
効果がある。
【0007】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の表示装置において、先頭表示一時停止手段により、
表示内容の先頭を表示する時には所定時間スクロールを
停止する。表示内容の先頭を表示する時には一時的に停
止するので、スムーススクロールによりスクロールして
最初にディスプレイから消えて行く表示部分を識別し易
くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、携帯電話機に適用した例により、図1ないし図4を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る携
帯電話機のブロック図であり、図2は、外観の斜視図で
ある。
【0009】携帯電話機1の全体構成を示す図2におい
て、携帯電話機1の筐体2の表面側には「開始」キー3
a、「リダイヤル」キー3b、「終了」キー3c、
「0」〜「9」の数字キー3d、「*」(アスタリス
ク)キー3e、「#」(シャープ)キー3f、「コール
/メモリ」キー3g、「F」(ファンクション)キー3
h、「電源」キー3i、「クリア」キー3j、「アップ
スクロール」キー3k、及び「ダウンスクロール」キー
3lが設けられているキー操作部3、メッセージや電話
番号などを表示するディスプレイ4、マイク(送話器)
5ならびにスピーカ(受話器)6が設けられており、上
部にはアンテナ7が設けられている。
【0010】次に、携帯電話機1の電気的な構成につい
て、図1を参照して説明する。制御手段としての制御回
路10は、マイクロコンピュータを主体として構成され
ており、この制御回路10には、音声処理部11、デー
タ変換部12ならびに送受信部13が接続されていると
共に、上述したキー操作部3、ディスプレイ4ならびに
タイマ9が接続されている。
【0011】また、音声処理部11は、上述したマイク
5及びスピーカ6に接続されていると共に、データ変換
部12に接続されており、そのデータ変換部12は、送
受信部13に接続され、その送受信部13には、上述し
たアンテナ7が接続されている。音声処理部11は、マ
イク5から与えられた受話信号を符号化することによっ
て音声データを生成し、その音声データをデータ変換部
12に出力するようになっており、データ変換部12
は、音声処理部11から与えられた音声データを通信デ
ータに変換し、その通信データを送受信部13に出力す
るようになっている。そして、送受信部13は、搬送波
をデータ変換部12から与えられた通信データで変調処
理する事により、通信データを送信信号としてアンテナ
7から基地局に送信するようになっている。
【0012】また、送受信部13は、アンテナ7に基地
局から受信信号として与えられた通信データを復調処理
し、その復調処理された通信データをデータ変換部12
に出力するようになっていると共に、基地局から送信さ
れた着信信号を受信すると、着信検出信号を制御回路1
0に与えるようになっている。データ変換部12は、送
受信部13から与えられた通信データを音声データに変
換し、その音声データを音声処理部11に出力するよう
になっており、音声処理部11は、データ変換部12か
ら与えられた音声データを復号化することによって送話
信号を生成し、その送話信号をスピーカ6に出力するよ
うになっている。
【0013】また、ディスプレイ4は、制御回路10か
ら着信表示信号などの各種表示信号が与えられるように
なっており、それら各種表示信号が与えられた事に応じ
て、着信メッセージなどの各種表示メッセージを表示す
るようになっている。このディスプレイ4は、LCD
(Liquid Crystal Display)にて構成されており、使用
者の設定によって、静止時のコントラストのレベルを1
2段階に調整することができる。そして、ディスプレイ
4は、全角文字で横6文字×縦2文字を表示可能であ
る。
【0014】キー操作部3は、各種キーのうちの何れか
のキーが操作された事に応じて、キー操作検出信号を制
御回路10に出力するようになっており、このとき、制
御回路10は、キー操作部3から与えられたキー操作検
出信号を解読して識別するようになっている。タイマ9
は、制御回路10からの時間計時の開始信号を受けて時
間を計測するもので、所定の時間が経過すると、制御回
路10に所定時間が経過した事を示す終了信号を出力す
る。
【0015】次に、上記構成の制御回路10における作
用について、図3に示すフローチャートを参照して説明
する。なお、この制御は、100msec間隔で繰り返
し実行される。制御回路10は、ステップS10にて制
御を開始すると、次のステップS11にて、表示文字列
の先頭の6文字を、LCDよりなるディスプレイ4に表
示する。
【0016】ステップS12では、タイマ9を用いたタ
イマAをセットして0から計時を開始する。次のステッ
プS13では、タイマAが所定時間を経過してタイムア
ウトしたか否かを判断する。タイムアウトするまでは
「NO」と判断して、ステップS13を繰り返す。タイ
ムアウトした時には「YES」と判断して、ステップS
14に移行する。
【0017】ステップS14では、LCDディスプレイ
4によって、表示文字列のスムーススクロール処理を行
う。ステップS15では、表示文字列に末尾が含まれて
いるか否かを判断する。表示文字列の末尾は、16進コ
ードの00が付加されているので、この00で判断す
る。そして、表示文字列に末尾を含んでいなければ、
「NO」と判断してステップS14に戻り、LCDスク
ロール処理を継続する。一方、表示文字列に末尾を含ん
でいる時には「YES」と判断してステップS16に移
行する。
【0018】ステップS16では、タイマ9を用いたタ
イマBをセットして0から計時を開始する。次のステッ
プS17では、タイマBが所定時間を経過してタイムア
ウトしたか否かを判断する。タイムアウトするまでは
「NO」と判断して、ステップS17を繰り返す。即
ち、タイマBがタイムアウトするまでは、末尾を含む表
示文字列がスクロールせず、停止したままの表示とな
る。一方、タイムアウトした時には「YES」と判断し
て、ステップS18に移行する。
【0019】ステップS18では、表示を終了するべき
か否かを判断する。例えば、このスクロール処理を開始
してから1分経過していた時には、「YES」と判断し
て表示を終了し、次のステップS19にてLCDスクロ
ール処理を終了する。一方、表示を終了すべきと判断さ
れない時、例えば、このスクロール処理を開始してから
1分以内の時には「NO」と判断して、ステップS11
に戻る。
【0020】上記の如く作動する事で、表示文字列の先
頭を表示している時には、所定時間スクロールせず固定
したまま表示され、その後、スムーススクロールを開始
する。一方、表示文字列がスムーススクロールされて末
尾を表示すると、所定時間スクロールせず固定したまま
表示される。表示文字列の末尾は固定して表示されるの
で、ディスプレイ4を見ている使用者にとって、表示文
字列の末尾を判断して文字列が終了したことを認識し易
くなるという効果がある。
【0021】また、表示文字列の先頭を表示する時にも
固定して表示され、その後にスクロールを開始するの
で、表示文字列の先頭を認識しやすくなるという効果が
ある。これにより、表示文字列を繰り返して表示する時
に、文字列の末尾と先頭とが繋がって区切りが分からな
くなるということが無い。特に、上記の如く、携帯電話
機等の携帯用通信機に用いた場合には、携帯性の確保の
ためにディスプレイ4が小さいので、文字列の末尾が一
時停止することにより、格段に見易くなる。
【0022】なお、上記実施例では、文字列を表示する
場合について説明したが、文字に限らず、絵を表示する
場合にも適用可能である。次に、図4に基づき、図3に
おけるLCDスクロール表示処理においてキー操作が生
じた場合の割り込み処理について説明する。ステップS
20にてスクロール割込み処理を開始すると、次のステ
ップS21にて、使用者により操作されたキーが「*」
キーであるか否かを判断する。「*」キーが操作された
時には「YES」と判断してステップS22に移行す
る。一方、「*」キーが操作されたのでは無い時には
「NO」と判断してステップS23に移行する。
【0023】ステップS22では、使用者の「*」キー
操作に伴い、表示文字列の前の6文字をディスプレイ4
に固定して表示する。これは、ディスプレイ4が全角文
字で6文字づつ表示できる場合であり、ディスプレイ4
の表示可能数に併せて変更しても良い。なお、キーが操
作された時に3文字目から8文字目を表示していた時な
ど、前の6文字に先頭文字を含む場合には、先頭から6
文字を表示するように構成している。そして、ステップ
S21に移行する。
【0024】ステップS23では、使用者により操作さ
れたキーが「#」キーであるか否かを判断する。「#」
キーが操作された時には「YES」と判断してステップ
S24に移行する。一方、「#」キーが操作されたので
は無い時には「NO」と判断してステップS25に移行
する。ステップS24では、使用者の「#」キー操作に
伴い、表示文字列の後の6文字をディスプレイ4に固定
して表示する。なお、後の6文字に末尾の文字を含む場
合には、末尾から6文字を表示する。そして、ステップ
S21に移行する。
【0025】ステップS25では、使用者により操作さ
れたキーが「終了」キーであるか否かを判断する。「終
了」キーが操作された時には、「YES」と判断してス
テップS26に移行する。一方、「終了」キーが操作さ
れたのでは無い時には「NO」と判断してステップS2
1に移行する。ステップS26では、使用者の「終了」
キー操作に伴い、文字列の表示を終了して待ち受け画面
とする。そして、次のステップS27にて処理を終了す
る。
【0026】上記の如く動作する事で、スムーススクロ
ール中においても上記の如くの所定のキー操作により、
前後の文字の表示を固定で行う処理、及び、スムースス
クロールの終了を行う事ができる。また、上記の如く所
定のキー操作以外の場合には、キー操作を受け付けず、
スムーススクロールを継続する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の携帯電話機のブロック
図である。
【図2】本発明の実施の一形態の携帯電話機の外観の斜
視図である。
【図3】本発明の実施の一形態の制御回路の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態の制御回路の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 筐体 9 タイマ 10 制御回路(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/38 H04M 1/02 A H04M 1/02 C 1/27 1/27 H04B 7/26 109T

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイと、 表示内容をスムーススクロールするスムーススクロール
    処理手段と、 このスムーススクロール処理手段によるスムーススクロ
    ールの動作中に、前記表示内容の末尾を前記ディスプレ
    イに表示する時には所定時間スクロールを停止する末尾
    表示一時停止手段と、 を備えた表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示内容の先頭を表示する時には所
    定時間スクロールを停止する先頭表示一時停止手段を備
    えた請求項1記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006330283A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Sharp Corp 電子機器

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