JPH11183902A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH11183902A
JPH11183902A JP9353069A JP35306997A JPH11183902A JP H11183902 A JPH11183902 A JP H11183902A JP 9353069 A JP9353069 A JP 9353069A JP 35306997 A JP35306997 A JP 35306997A JP H11183902 A JPH11183902 A JP H11183902A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
display device
display
crystal display
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Application number
JP9353069A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Okuda
英一郎 奥田
Shiro Asakawa
史朗 浅川
Toru Okauchi
亨 岡内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高分子分散型液晶を用いた表示器のカラー化を
実現することを目的とする。 【解決手段】液晶表示器101の表面にカラーフィルタ
109を備え、照明手段105の導光体106の裏面に
は光吸収体110を備え、液晶表示器101の任意の場
所を所定の着色光に着色する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子分散型液晶
を用いてカラー表示するディスプレイ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来液晶表示器として透明電極を付けた
2枚の基板にTN(twisted nematic)型の液晶を狭持
したものが幅広く用いられている。その構造および動作
原理を図11に示す。(a)のように基板の表面の液晶
分子の向きを強制的に一方向にそろえて配列させ、対向
する基板との間でその配列を90°ずらしておくと、液
晶分子は少しずつ向きを変えて並び、全体としては90
°ねじれた形で配列される。また基板の外側には偏光方
向が矢印aで示される偏光板および偏光方向が矢印bで
示される偏光板とカラーフィルタが配置されている。こ
こに光が入射すると、偏光板と同方向に振動するものだ
けが通過し、液晶層で液晶分子のねじれた配列構造に従
って偏光方向を90°回転して反対側の偏光板に達する
が、光と偏光板の偏光方向が同じであるため透過し、出
射光はフィルタの色に着色される。
【0003】一方、(b)のように両電極間に電圧を印
加すると、液晶分子の長軸方向が電界方向と一致する方
向に配列するため、液晶層に入射した光の偏光方向は変
わらずそのまま反対側の偏光板に達するため、遮断され
黒くなる。このようにして、表示像や文字の部分に電圧
を印加して表示像や文字をカラー表示している。
【0004】別の液晶表示器として高分子分散型液晶を
用いたものが考案されている。高分子分散型液晶は高分
子マトリクス中に微細液滴状に分散させた液晶分子の配
列を電界によって変化させ、それによる屈折率の変化を
応用している。図12(a)のように、電圧が印加され
ていないOFF状態では、液晶分子の光軸はランダムで
高分子と液晶の屈折率の違いによって入射した光は大き
く散乱する。
【0005】一方、(b)のように電圧を印加しON状
態にすると、液晶分子は電界方向に配列し高分子と液晶
の屈折率がほぼ一致するので、入射光は散乱せず透過す
る。すなわち、OFF状態の時は散乱してすりガラスの
様になり、ON状態では透明ガラスの様になる。
【0006】このように光の透過と散乱により画像や文
字を表示するため、TN(twistednematic)型液晶表示
器のような偏光板や配向膜処理を必要とせず、視角特性
に優れる等の長所を持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、TN型
液晶を用いた液晶表示器は、前述した2枚の偏光板が必
要で光の透過率は良くても40%程度で光源からの光の
利用効率が低く、良好な視認性を確保するため表示輝度
を向上させると、光量増大による消費電力の増加という
課題がある。また配光膜処理のため製造工程が複雑にな
る、視角が狭いという課題もある。
【0008】一方高分子分散型液晶は、偏光板や配向膜
処理を必要とせず、視角特性に優れる等の長所を持って
いるが、光の散乱と透過を利用するため、表示がモノカ
ラーになるという課題がある。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、高分子分散型液
晶を用いて、コンパクトな構成でカラー表示するディス
プレイ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成の発明である。
【0011】すなわち、請求項1の本発明は、複数枚の
透明基板の間に光を透過状態と散乱状態とに変化させる
液晶層を挟持し、前記液晶層に加わる電界を制御するこ
とによって光の透過と散乱を発生させそれにより画像や
文字を表示する液晶表示器と、導光体の端面に光源を配
し前記液晶表示器を照明する照明手段とを備えたディス
プレイ装置であって、前記液晶表示器の表示面には前記
照明手段からの光を着色光に分光する分光手段が配置さ
れ、前記照明手段の導光体の裏面側には光吸収体が設け
られていることを特徴とするディスプレイ装置である。
【0012】請求項2の本発明は、複数枚の透明基板の
間に光を透過状態と散乱状態とに変化させる液晶層を挟
持し、前記液晶層に加わる電界を制御することによって
光の透過と散乱を発生させそれにより画像や文字を表示
する液晶表示器と、導光体の端面に光源を配し前記液晶
表示器を照明する照明手段とを備えたディスプレイ装置
であって、前記照明手段の導光体の裏面側には光源から
の光を着色光に分光する分光手段を備えたことを特徴と
するディスプレイ装置である。
【0013】請求項3の本発明は、前記照明手段の分光
手段は所定範囲の波長の光を散乱させる着色散乱体であ
ることを特徴とする請求項2記載のディスプレイ装置で
ある。
【0014】請求項4の本発明は、前記照明手段の分光
手段は所定範囲の波長の光を反射させる着色反射体であ
ることを特徴とする請求項2記載のディスプレイ装置で
ある。
【0015】請求項5の本発明は、複数枚の透明基板の
間に光を透過状態と散乱状態とに変化させる液晶層を挟
持し、前記液晶層に加わる電界を制御することによって
光の透過と散乱を発生させそれにより画像や文字を表示
する液晶表示器と、導光体の端面に光学フィルタと光源
を配し前記液晶表示器を着色照明する照明手段とを備え
たディスプレイ装置であって、前記照明手段の導光体が
複数に分割されており、またその導光体の分割に対応し
て前記光学フィルタ及び/又は光源の特性が異なってお
り、前記液晶表示器の任意の場所を所定の着色光にて照
明することを特徴とするディスプレイ装置である。
【0016】請求項6の本発明は、前記照明手段におい
て、複数に分割された導光体と導光体の間には、光を反
射する光反射層が形成されていることを特徴とする請求
項5記載のディスプレイ装置である。
【0017】請求項7の本発明は、前記照明手段におい
て、複数に分割された導光体と導光体の間には、光を吸
収する光吸収層が形成されていることを特徴とする請求
項5記載のディスプレイ装置である。
【0018】請求項8の本発明は、前記照明手段におい
て、複数に分割された導光体と導光体の間には、前記導
光体の屈折率より低い屈折率層が形成されていることを
特徴とする請求項5記載のディスプレイ装置である。
【0019】請求項9の本発明は、液晶表示器と、照明
手段と、特定の波長の光を所定の光の波長に変換する波
長変換手段とを備え、前記照明手段の前に前記液晶表示
器が配置され、さらに前記液晶表示器の前に前記波長変
換手段が配置され、前記照明手段と前記液晶表示器によ
り形成された表示光が前記波長変換手段で所定の波長に
変換されることを特徴とするディスプレイ装置である。
【0020】請求項10の本発明は、前記波長変換手段
は、紫外線を所定の波長の光に変換し発光する紫外線蛍
光ガラスであることを特徴とする請求項9記載のディス
プレイ装置である。
【0021】請求項11の本発明は、前記照明手段は、
紫外線ランプであることを特徴とする請求項9記載のデ
ィスプレイ装置である。
【0022】請求項12の本発明は、前記照明手段は、
外光を導入、集光する光学系から構成されることを特徴
とする請求項9記載のディスプレイ装置である。
【0023】請求項13の本発明は、前記液晶表示器
は、透明電極を有する透明基板の間に、光を透過状態と
散乱状態とに変化させる液晶層を挟持したことを特徴と
する請求項9記載のディスプレイ装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明のディスプ
レイ装置の基本構成図である。,101は液晶表示器
で、高分子分散型液晶102とこれを狭持する透明電極
103a、103bが形成された2枚の透明基板104
a、104bから成り、信号発生装置(図示せず)から
の信号に従って液晶表示器101を散乱状態や透明状態
にすることにより画像や文字を表示するものである。1
05は液晶表示器101を照明する照明手段で、透明基
板106とその端面に配置された光源107および反射
ミラー108から構成されており、液晶表示器101の
透明基板104aと照明手段105の透明基板106は
光学的に密着されている。もしくは透明基板104aと
透明基板106を一体化してもよい。光源107として
は冷陰極管、熱陰極管、LED、ハロゲンランプ等が用
いられる。液晶表示器101の表面には表示像を着色す
る分光手段の一例としてのカラーフィルタ109が、透
明基板106の裏面には光を吸収する吸収板110が、
空気層112a、112bを介して配されている。
【0026】透明基板106の端面より入射した光源1
07からの白色光111は、透明基板106および液晶
表示器101内を導光し、高分子分散型液晶102の散
乱状態(図中Aの部分)に設定された画像や文字の部分
で散乱し、カラーフィルタ109で着色光に変換され輝
いた着色表示像を形成する。一方、透明状態(図中Bの
部分)に設定されたその他の部分では、空気層112a
と透明基板104bとの屈折率差によって、白色光11
1は透明基板106および液晶表示器101内を全反射
するため、液晶表示器101の表面に出射されず、観察
者113には、透明基板106の裏面に配された吸収板
110が見える。吸収板110の典型例としては黒色の
板である。このようにして黒の背景に着色表示像が得ら
れる。このとき、カラーフィルタ109の表面に透過率
70〜80%程度のスモークフィルム114を配置すれ
ば、着色表示像のコントラストをさらに向上することが
できる。
【0027】尚、光源107および反射ミラー108
は、透明基板106のいずれかの端面、または両方の端
面に配置しても良いことは自明である。
【0028】こうして例えば、図2の様に液晶表示器1
01の表面のCの部分には青のカラーフィルタ115
を、Dの部分には緑のカラーフィルタ116を、Eの部
分には赤のカラーフィルタ117を配すれば、黒の背景
に青で「この先」、緑で「100m」、赤で矢印が表示
される。
【0029】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態の基本構成図である。201は液晶表示器で、
実施の形態1と同様の高分子分散型液晶202とこれを
狭持する透明電極203a、203bが形成された2枚
の透明基板204a、204bから成り、信号発生装置
(図示せず)からの信号に従って液晶表示器201を散
乱状態や透明状態にすることにより画像や文字を表示す
るものである。205は液晶表示器201を照明する照
明手段で、透明基板206とその端面に配置された光源
207および反射ミラー208から構成されており、液
晶表示器201の透明基板204aと照明手段205の
透明基板206は光学的に密着されている。もしくは透
明基板204aと透明基板206を一体化してもよい。
光源207および反射ミラー208は、透明基板206
のいずれかの端面、または両方の端面に配置しても良
く、光源207としては冷陰極管、熱陰極管、LED、
ハロゲンランプ等が用いられる。透明基板206の裏面
には分光手段の一例としてのカラー板209が光学的に
密着されている。尚、カラー板209は、これに限定さ
れるものではなく、色紙や塗料やダイクロイックミラー
等でもよい。
【0030】透明基板206の端面より入射した光源2
07からの白色光210は、透明基板206および液晶
表示器201内を導光し、透明基板206の裏面ではカ
ラー板209によって着色光211に変換され拡散反射
する。このとき高分子分散型液晶202の表示したい画
像や文字の部分を透明状態(図中Aの部分)に設定すれ
ば、着色光211は液晶表示器201の表面から出射す
る。散乱状態(図中Bの部分)に設定されたその他の部
分では、光源207からの白色光210によって散乱す
る。こうして観察者212は、白の背景に着色表示像を
観察することができる。
【0031】また図4のように、太陽光等の外光が液晶
表示器201に入射する場合は、外光214は高分子分
散型液晶202の透明状態(図中Aの部分)に設定され
た画像や文字の部分を透過し、カラー板209によって
着色光211に変換され拡散反射する。一方散乱状態
(図中Bの部分)に設定されたその他の部分は、外光2
14で散乱されるので、白の背景に着色表示像が得られ
る。着色光211は外光214の光強度に応じて強くな
るので、晴天の昼間のように外光が強い場合において
も、良好な視忍性を確保することができる。さらに外光
214の光強度を光センサ等で検出し、光強度が所定の
値よりも大きい場合光源207を消灯しておくと、消費
電力を節約することができる。このように外光が強い場
合には、反射型カラー液晶ディスプレイ装置として使用
することもできる。
【0032】こうして例えば、図5の様に透明基板20
6の裏面のCの部分には青のカラー板215を、Dの部
分には緑のカラー板216を、Eの部分には赤のカラー
板217を配すれば、白の背景に青、緑、赤の着色像が
得られる。
【0033】(実施の形態3)図6は本発明の第3の実
施の形態の基本構成図である。301は液晶表示器で、
発明実施の形態1と同様の高分子分散型液晶302とこ
れを狭持する透明電極303a、303bが形成された
2枚の透明基板304a、304bから成り、信号発生
装置(図示せず)からの信号に従って液晶表示器301
を散乱状態や透明状態にすることにより画像や文字を表
示するものである。305は液晶表示器301を照明す
る照明手段で、透明基板306とその端面に配置された
カラーフィルタ307と光源308および反射ミラー3
09から構成されており、液晶表示器301の透明基板
304aと照明手段305の透明基板306は光学的に
密着されている。カラーフィルタ307と光源308お
よび反射ミラー309は、透明基板306のいずれかの
端面、または両方の端面に配置しても良く、光源308
としては冷陰極管、熱陰極管、LED、ハロゲンランプ
等が用いられる。透明基板306の裏面には光を吸収す
る吸収板310が配されている。
【0034】光源308から発した光は、カラーフィル
タ307によって着色光311に変換され、透明基板3
06の端面より入射し、透明基板306および液晶表示
器301内を導光する。高分子分散型液晶302の散乱
状態(図中Aの部分)に設定された画像や文字の部分で
散乱し、輝いた着色表示像を形成する。一方、透明状態
(図中Bの部分)に設定されたその他の部分では、空気
層312aと透明基板304bとの屈折率差によって、
着色光311は透明基板306および液晶表示器301
内を全反射するため、液晶表示器301の表面に出射さ
れず、観察者313は、透明基板306の裏面に配され
た吸収板310を観察する。このようにして黒の背景に
着色表示像が得られる。
【0035】例えば図7のように透明基板306を分割
し、透明基板306a、306b、306cの間に光反
射層314a、314bを形成し、透明基板306aの
端面には青のカラーフィルタ315を、透明基板306
bの端面には緑のカラーフィルタ316を、透明基板3
06cの端面には赤のカラーフィルタ317を配すれ
ば、黒の背景に青、緑、赤の着色像が得られる。光反射
層314a、314bの代わりに、光吸収層や透明基板
306a、306b、306cより屈折率の小さい低屈
折率層であってもよく、分割した透明基板内を導光した
着色光が光が隣の透明基板にもれて混色を起さない構成
であればよい。
【0036】また、カラーフィルタの代わりに、分割し
た透明基板306a、306b、306cの端面に発光
色の異なる光源を配置してもよい。
【0037】さらに、吸収板310が無くても良く、こ
の場合は観察者313は、液晶表示器301の背後の景
色と重ねて着色表示像を見ることができる。
【0038】(実施の形態4)図8は本発明の第4の実
施の形態の基本構成図である。401は発明実施の形態
1と同様、透明電極を有する透明基板に高分子分散型液
晶を挟持した液晶表示器で、信号発生装置(図示せず)
からの信号に従って液晶表示器401を散乱状態や透明
状態にすることにより画像や文字を表示するものであ
る。402は例えば、200〜400nmの波長の紫外
線を照射すると、赤や青または緑に発光する波長変換手
段の一例としての紫外線蛍光ガラスである。紫外線蛍光
ガラス402は、これに限定されるものではないが、酸
化物ガラスやケイ酸系ガラスまたはフツリン酸塩系ガラ
スに希土類元素を含有させたもので、約1μW/cm2
の紫外線で発光する。403は液晶表示器401を照明
する照明手段で、紫外線ランプ404と反射ミラー40
5から構成される。紫外線ランプ404としては、水銀
灯、メタルハライドランプ、蛍光灯等が用いられる。
尚、照明手段403の構成は上記に限定されるものでは
なく、液晶表示器401を効率よく照明できる構成であ
ればよい。
【0039】紫外線ランプ404から発した紫外光40
6は、液晶表示器401の裏面を照射する。このとき液
晶表示器401において、表示したい画像や文字の部分
を透明状態(図中Aの部分)に、それ以外の部分を散乱
状態(図中Bの部分)にすると、紫外光406はAの部
分を透過し、紫外線蛍光ガラス402で所定の着色光4
07に変換されて出射する。一方Bの部分では、紫外光
406は散乱反射され、発光強度以下に減衰する。こう
して観察者408は、白の背景に着色表示像を観察する
ことができる。
【0040】例えば、図9の様にCの部分には青に発光
する紫外線蛍光ガラス409を、Dの部分には緑に発光
する紫外線蛍光ガラス410を、Eの部分には赤に発光
する紫外線蛍光ガラス411を配すれば、白の背景に
青、緑、赤の着色像が得られる。
【0041】また、照明手段として図10(a)のよう
に反射ミラー412や、図10(b)のプリズム413
を用いて、太陽光等の外光414を導入、集光し、液晶
表示器401を照明する構成としてもよい。外光が太陽
光の場合、紫外線強度は、晴天時日向で約3mW/cm
2、日陰で約0.8mw/cm2で、紫外線蛍光ガラス4
02が発光するのに十分である。着色光407は外光4
14の紫外線強度に応じて発光するため、晴天の昼間の
ように外光が強い場合においても、良好な視忍性を確保
することができる。もちろん紫外線ランプ404と併用
してもよいことは自明である。さらに外光414の光強
度を光センサ等で検出し、光強度が所定の値よりも大き
い場合、紫外線ランプ404を消灯することで、消費電
力を節約することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、TN型液
晶に比べ、偏光板や配光膜処理が不要で視角特性に優れ
る反面、カラー化が困難な高分子分散型液晶型液晶を用
いて、コンパクトな構成でカラー表示するディスプレイ
装置が実現できる。
【0043】また、本発明の実施の形態2および実施の
形態4によれば、液晶表示器の照明に外光を利用するこ
とで、消費電力を節約できるという、優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態におけるディスプレイ
装置の基本構成図である。
【図2】第1の実施の形態におけるディスプレイ装置の
斜視図である。
【図3】本発明第2の実施の形態におけるディスプレイ
装置の基本構成図である。
【図4】第2の実施の形態における外光を利用する場合
のディスプレイ装置の基本構成図である。
【図5】本発明第2の実施の形態におけるディスプレイ
装置の斜視図である。
【図6】本発明第3の実施の形態におけるディスプレイ
装置の基本構成図である。
【図7】本発明第3の実施の形態におけるディスプレイ
装置の斜視図である。
【図8】本発明第4の実施の形態におけるディスプレイ
装置の基本構成図である。
【図9】本発明第4の実施の形態におけるディスプレイ
装置の斜視図である。
【図10】第4の実施の形態における外光を利用する場
合のディスプレイ装置の基本構成図である。
【図11】TN型液晶表示器の原理説明図である。
【図12】高分子分散型液晶表示器の原理説明図であ
る。
【符号の説明】
101、201、301、401 液晶表示器 102、202、302 高分子分散型液晶 103a、103b、203a、203b、303a、
303b 透明電極 104a、104b、106、204a、204b、2
06、304a、304b、306、306a、306
b,306c 透明基板 105、205、305、403 照明手段 107、207、308、404 光源 108、208、309、405、412 反射ミラー 109、115、116、117、307、315、3
16、317 カラーフィルタ 110、310 吸収板 111、210 白色光 112a、112b、312a、312b 空気層 113、212、313、408 観察者 114 スモークフィルム 209、215、216、217 カラー板 211、311、407 着色光 214、414 外光 314a、314b 光反射層 402、409、410、411 紫外線蛍光ガラス 406 紫外光 413 プリズム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の透明基板の間に光を透過状態と散
    乱状態とに変化させる液晶層を挟持し、前記液晶層に加
    わる電界を制御することによって光の透過と散乱を発生
    させそれにより画像や文字を表示する液晶表示器と、導
    光体の端面に光源を配し前記液晶表示器を照明する照明
    手段とを備えたディスプレイ装置であって、前記液晶表
    示器の表示面には前記照明手段からの光を着色光に分光
    する分光手段が配置され、前記照明手段の導光体の裏面
    側には光吸収体が設けられていることを特徴とするディ
    スプレイ装置。
  2. 【請求項2】複数枚の透明基板の間に光を透過状態と散
    乱状態とに変化させる液晶層を挟持し、前記液晶層に加
    わる電界を制御することによって光の透過と散乱を発生
    させそれにより画像や文字を表示する液晶表示器と、導
    光体の端面に光源を配し前記液晶表示器を照明する照明
    手段とを備えたディスプレイ装置であって、前記照明手
    段の導光体の裏面側には光源からの光を着色光に分光す
    る分光手段を備えたことを特徴とするディスプレイ装
    置。
  3. 【請求項3】前記照明手段の分光手段は所定範囲の波長
    の光を散乱させる着色散乱体であることを特徴とする請
    求項2記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】前記照明手段の分光手段は所定範囲の波長
    の光を反射させる着色反射体であることを特徴とする請
    求項2記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】複数枚の透明基板の間に光を透過状態と散
    乱状態とに変化させる液晶層を挟持し、前記液晶層に加
    わる電界を制御することによって光の透過と散乱を発生
    させそれにより画像や文字を表示する液晶表示器と、導
    光体の端面に光学フィルタと光源を配し前記液晶表示器
    を着色照明する照明手段とを備えたディスプレイ装置で
    あって、前記照明手段の導光体が複数に分割されてお
    り、またその導光体の分割に対応して前記光学フィルタ
    及び/又は光源の特性が異なっており、前記液晶表示器
    の任意の場所を所定の着色光にて照明することを特徴と
    するディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】前記照明手段において、複数に分割された
    導光体と導光体の間には、光を反射する光反射層が形成
    されていることを特徴とする請求項5記載のディスプレ
    イ装置。
  7. 【請求項7】前記照明手段において、複数に分割された
    導光体と導光体の間には、光を吸収する光吸収層が形成
    されていることを特徴とする請求項5記載のディスプレ
    イ装置。
  8. 【請求項8】前記照明手段において、複数に分割された
    導光体と導光体の間には、前記導光体の屈折率より低い
    屈折率層が形成されていることを特徴とする請求項5記
    載のディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】液晶表示器と、照明手段と、特定の波長の
    光を所定の光の波長に変換する波長変換手段とを備え、
    前記照明手段の前に前記液晶表示器が配置され、さらに
    前記液晶表示器の前に前記波長変換手段が配置され、前
    記照明手段と前記液晶表示器により形成された表示光が
    前記波長変換手段で所定の波長に変換されることを特徴
    とするディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】前記波長変換手段は、紫外線を所定の波
    長の光に変換し発光する紫外線蛍光ガラスであることを
    特徴とする請求項9記載のディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】前記照明手段は、紫外線ランプであるこ
    とを特徴とする請求項9記載のディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】前記照明手段は、外光を導入、集光する
    光学系から構成されることを特徴とする請求項9記載の
    ディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】前記液晶表示器は、透明電極を有する透
    明基板の間に、光を透過状態と散乱状態とに変化させる
    液晶層を挟持したことを特徴とする請求項9記載のディ
    スプレイ装置。
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