JPH11183599A - 光レーダ装置 - Google Patents

光レーダ装置

Info

Publication number
JPH11183599A
JPH11183599A JP9349067A JP34906797A JPH11183599A JP H11183599 A JPH11183599 A JP H11183599A JP 9349067 A JP9349067 A JP 9349067A JP 34906797 A JP34906797 A JP 34906797A JP H11183599 A JPH11183599 A JP H11183599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
mirror
emitting device
light emitting
optical radar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9349067A
Other languages
English (en)
Inventor
Narikazu Abe
成和 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9349067A priority Critical patent/JPH11183599A/ja
Priority to US09/085,457 priority patent/US6094258A/en
Priority to DE19827204A priority patent/DE19827204B4/de
Publication of JPH11183599A publication Critical patent/JPH11183599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/481Constructional features, e.g. arrangements of optical elements
    • G01S7/4811Constructional features, e.g. arrangements of optical elements common to transmitter and receiver
    • G01S7/4813Housing arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/88Lidar systems specially adapted for specific applications
    • G01S17/93Lidar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes
    • G01S17/931Lidar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/481Constructional features, e.g. arrangements of optical elements
    • G01S7/4817Constructional features, e.g. arrangements of optical elements relating to scanning
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/42Simultaneous measurement of distance and other co-ordinates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光装置からのビ−ム光が送光部から遠ざか
るにしたがい周辺に拡散して行くことを防止し、特に車
両用レーダ装置において、実際の対象物を確実に検知で
きるようにする。 【解決手段】 光を発生する発光装置1と、発生した光
を反射し送光するミラーとミラーを支持する支持体を有
する固定ミラー4を備え、ミラーの反射面の歪みによる
拡散を除去するためにミラーの反射面が支持体の窪み
(絞り)に相当するように固定した。また、発光装置1の
内部での反射を除去するため、発光装置1の内面を例え
ば黒色あるいは光を吸収する色彩に着色したり、ラシャ
を貼る等して光の反射を押さえるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光装置から光
を発光し前方に送光する光レーダ装置に関し、特に、発
光した光を水平に走査し測定物体により反射される反射
光を受光して測定物体までの距離と方向を検出する光レ
ーダ装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の車両用光レ−ダ装置に使用
されている発光装置を示す構成図である。図7に示す発
光装置110は、レ−ザビ−ムを発するレーザダイオー
ド(LD)を搭載したものであり、レーザホルダ31内
に半導体発光素子(LDチップ)32とこの半導体発光素
子32を保持する台(ステー)33を収納している。ま
た、半導体発光素子32の発光方向前面にはレーザホル
ダ31内をシールするためのカバーガラス34が設けら
れている。
【0003】更に、前記半導体発光素子32の発光方向
前方にはレンズ3が配設され、このレンズ3はレ−ザ光
を所定の拡がり角に調節する役割を果す。前記発光装置
110及び前記レンズ3等の送光系部品は、レンズホル
ダ2によりメイン基板14上に取り付け保持されてい
る。
【0004】図8は前記発光装置110からのビ−ム光
を反射させ向きを変える役割を果す固定ミラー組立体
(ASSY)40を示す斜視図であり、この固定ミラー
組立体40は、ミラー21とこのミラー21を支持する
支持体22から構成される。
【0005】図9は前記発光装置110からのビーム光
の送光方向を示した位置関係図である。図において、発
光装置110から発したビーム光は固定ミラー組立体4
0を介して送光ミラー5に送られる。そして、固定ミラ
ー組立体40で反射されたビーム光は、更に送光ミラー
5で向きを変えて前方に照射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用光レ−ダ
装置に使用されている発光装置及び送光系は以上のよう
に構成されており、下記に述べる問題点を有している。
【0007】まず、図8に示した固定ミラー組立体4に
おいて、ミラー21を支持する支持体22はプレートを
L字型に屈曲させた形状となっている。すなわち、ミラ
ー21を貼付する面が全面平板形状となっておりその部
分で撓みが生じやすく、その状態でミラー21を貼り付
けると、プレートの撓みにミラー21も沿うように撓む
こととなる。その結果、レンズ3を介して所定のビ−ム
形状に形成されたビーム光は、前記歪んだ反射面を有す
るミラー21に反射することになり、図13の破線で示
す方向のように広がって放射される。
【0008】また、従来の光レーダ装置は、図7に示す
ように発光手段としてレーザダイオードが広く使われて
いるが、ステー33およびホルダ31の材質は一般に金
属であり、またホルダ31の内周面及び底面には金メッ
キ等が施されている。そのため図7に示すように、半導
体発光素子(LDチップ)32から放出されたビ−ム光
の一部は、例えばカバ−ガラス34の内表面で反射され
て再びホルダ31の底面で反射し破線で示すようにカバ
ーガラス34を通過して発光されることになる。このビ
ーム光は見かけ上焦点位置から離れた位置より発光され
たと同様になり、このようなビーム光がレンズ3に入る
と図7の破線で示す方向に曲げられ、さらにビ−ム光は
破線で示すようにレンズ3から遠ざかるにしたがい一度
交差した後、広がっていく発散光となる。
【0009】ここで、特開平8−5744号公報に開示
されたレーザ発光装置は、LDチップを保持するステー
表面にのみ反射防止手段を設けているが、これはLDチ
ップ外からの入射光による反射を防止したものであり、
この方法だとホルダ内周面、底面には何も施されていな
いため、LDチップから発光されたビーム光の一部がホ
ルダ内周及び底面に達した光については、上記と同様に
なる。
【0010】前述の様な図7及び図9の破線で示す発散
するビ−ム光は、近距離ではレンズ3からの図7及び図
9の実線で示すほぼ並行なビ−ム光より外側にある物体
にも照射される。特に車両用光レ−ダ装置においては、
この外側に照射されたビ−ム光が大きくまた反射率の高
い物体によって反射されてきた場合は、強い反射光が後
述する受光ミラ−6、受光レンズ7を介して受光素子8
に入射してくる。
【0011】したがって、この外側に照射されたビ−ム
光による強い反射光は受光素子8(後述)の受光感度を
上回り、対象物が図1(後述)の一点鎖線で示す方向に
有るものと誤検知する。このように、近距離ではビ−ム
光の周辺に僅かに広がって出ているビ−ム光においても
反射率が高くかつ大きな面積を持っている路肩等に設置
されている大型の反射板等ではこの大きな反射板等を検
出して、実際の対象物が検出できない問題がある。
【0012】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、発光素子からのビ−ム光をレンズ
にて所定のビ−ム形状に形成後、ビ−ム光が送光部から
遠ざかるにしたがい周辺に広がって出ていくことを防止
し、特に車両用レーダ装置等において、実際の対象物を
確実に検知できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の光レーダ装置
は、少なくとも、光を発生する発光装置と、前記発生し
た光を反射し送光するミラー及びミラーを支持する支持
体から構成される送光手段を備え、送光手段のミラーの
反射面の歪みによる拡散を除去するためにミラーの反射
面の一部を支持体に固定したことを特徴とする。
【0014】特に、ビーム光を反射させ向きを変えるミ
ラーを貼り付け固定する支持体であるプレート貼付部が
撓まないようにするため、プレートのミラー貼付面の一
部に窪み(絞り)を設けた。
【0015】また、支持体にミラーを複数箇所にて固着
し、支持体とミラーの間に若干の隙間を生じさせるよう
にした。すなわち、支持体であるプレートのミラー貼付
面に撓みが生じていた場合でも、貼付後にミラー反射面
にプレートの撓みが影響しないように、例えばミラーを
接着剤等で複数箇所にてポイント接着する。
【0016】また、発光装置内部(レーザダイオードの
ホルダ内部)での内面反射を除去するため、発光装置内
面(ステーおよびホルダ内周面、底面)を例えば黒色あ
るいは光を吸収する色彩に着色したり、ラシャを貼る等
して光の反射を押さえる手段を設ける。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、この発明の
実施の形態1が適用される車両用光レーダ装置の全体構
成及び動作を図1及び図2に基づいて説明する。図1は
ビ−ム走査方式の車両用光レ−ダ装置を示す全体構成図
であり、図2は前記光レ−ダ装置の斜視図である。
【0018】図において、14は車両用光レ−ダ装置を
構成する制御用電子素子を組み付けしたメイン基板であ
り、このメイン基板14にはレ−ザビ−ムを発する発光
装置1が配設されている。また、メイン基板14には前
記発光装置1やレンズ3などの送光系部品を保持するレ
ンズホルダ2が取り付けられており、レンズ3は発光装
置1からのレ−ザ光を所定の拡がり角に調節する役割を
果す。
【0019】固定ミラ−組立体(ASSY)4は、レン
ズ3からのビ−ム光を反射させ向きを変える役割を果す
もので、ミラー4aと支持体4bから構成される。送光
ミラ−5は、ミラ−4aで反射されたビ−ム光をさらに
向きを変え反射して前方に照射する役割を果す。受光ミ
ラ−6は前記ビーム光が前方の対象物100に当たり反
射してきた反射光の向きを変える役割を果し、受光レン
ズ7は受光ミラ−6からの反射光を集光する。受光素子
8は受光レンズ7で集光された反射光を受光信号に変え
るものであり、受光基板9は受光素子8を搭載しており
受光素子8の受信信号を処理して対象物100までの距
離を演算する。
【0020】送光ミラ−5及び受光ミラ−6はともに揺
動体13に固着されており、揺動支点10を中心として
揺動するように構成されている。パルスモータ11は送
光ミラ−5及び受光ミラ−6を固着した揺動体13を揺
動させるためのもので、パルスモ−タ11の回転出力軸
にカム12が固着され、揺動体13はカム12の曲線1
2aの溝に沿って揺動支点10を中心として揺動する。
【0021】次に、上記車両用光レ−ダ装置の動作につ
いて説明する。メイン基板14に搭載された制御回路か
らの送光信号に基づいて発光装置1はビ−ム光を発光す
る。発光されたビ−ム光の光束はレンズ3により所定範
囲となるように絞られる。レンズ3により絞られたビ−
ム光は固定ミラ−4及び送光ミラ−5により各々反射さ
れてその向きを変え、たとえば、図1の一点鎖線の方向
にかつ車両の前方に照射される。車両の前方に照射され
たビーム光は対象物100に当たり、当該反射されたビ
−ム光は再び一点鎖線の方向から車両側に戻ってくる。
この反射光は受光ミラ−6で反射され、その向きを変え
られて受光レンズ7に入射し、受光レンズ7で集光され
て受光素子8に至る。そして、受光素子8は集光された
反射光を受けて受信信号を得る。以上の過程における送
信・受信信号の関係に基づいて、すなわち発光源が光を
発生してから受光手段が反射光を受光するまでの伝搬遅
延時間に基づき、対象物体100までの距離を演算す
る。
【0022】一方、パルスモ−タ11が回転し、その出
力軸に固着したカム12が回転すると、カム曲線12a
からなる溝に沿って揺動体14が揺動支点10を中心と
して揺動運動を行なう。揺動体13の動きは一体化され
た送光ミラ−5及び受光ミラ−6に伝達され、送光ミラ
−5及び受光ミラ−6は揺動支点10を中心として揺動
運動をする。送光ミラ−5で反射されるビ−ム光は図1
の二点鎖線間の方向をカム12の一回転に対し一往復す
るように走査して照射される。このとき、送光ミラ−5
で照射された方向にある対象物100に当たった反射光
も図1の二点鎖線間の方向から車両側に戻ってくる。
【0023】前述の反射光は受光ミラ−6が揺動するこ
とによって受光レンズ7の面にほぼ直角な反射光として
受光レンズ7を通過するように構成され、対象物100
からの反射光は常に受光レンズ7のほぼ焦点位置に効率
よく集光され、受光素子8で受信信号を得ることができ
る。このようにして、自車両と前方の対象物100まで
の距離および、対象物の方向を知ることができる。
【0024】図3aは実施の形態1の光レーダ装置に適
用される固定ミラー4の斜視図であり、図3bはその中
央部分の一部断面を示す図である。実施の形態1による
固定ミラー4は、発光装置1からのビ−ム光を反射させ
て向きを変えるミラー4aと、その支持体4bから構成
され、支持体4bはプレート部材をL字型に屈曲させた
形状を有しているとともに、そのL字型のミラー貼り付
け面の中央部分に窪み(絞り)25を設けている。
【0025】このように実施の形態1では、プレート状
の支持体4bに窪み(絞り)25を設けることにより、プ
レートの撓みが生じなくなりミラー4aの貼り付け面が
平面になる。また、ミラー側の貼付面が全面でなく周面
となり、ミラー4aを接着剤等で貼付け固設した場合で
も、ミラー4aの反射面は歪まず平面となる。
【0026】このため、発光装置1からレンズ3を介し
て所定のビ−ム形状に形成されたビーム光は、前記平坦
な反射面を有するミラー4aにより反射され、図13の
実線で示す方向に真っ直ぐ制御されて放射される。その
結果、送光部から遠ざかるにしたがい周辺に広がって出
ていくビ−ム光は非常に弱くなり、車両用レーダ装置に
おいては、反射率が高くかつ大きな面積を持っている路
肩等に設置されている大型の反射板等からの反射光が小
さく抑えられ、主ビ−ムを外れた大型の反射板等は検知
されなくなって、実際の対象物が安定して検出できるよ
うになる。
【0027】実施の形態2.図4及び図5はこの発明の
実施の形態2の光レーダ装置に使用される固定ミラーを
示す斜視図及び正面図である。これら固定ミラー組立体
4は、ミラー4c、4eと支持体4d、4fからなり、
発光装置1からのビ−ム光を反射させ向きを変える役割
を果す。そして、支持体4d及び4fはプレート部材を
L字型に屈曲させた形状を有しており、ミラー4c及び
4eの固設手段として支持体に全面貼りするのでなく、
ミラーを接着剤等により、例えば2点(図4)または3
点(図5)でミラー4c、4eと支持体(プレート)4
d、4fとの間に若干の隙間ができるようにポイント接
着26、27する。
【0028】その結果、支持体(プレート)の貼り付け
面に撓みが生じていたとしても、支持体(プレート)4
d、4fとミラー4c、4eの間に若干の隙間があるた
め、プレートの撓みがミラー反射面に影響しないため、
ミラー27の反射面は歪まず平面となる。
【0029】実施の形態2における光レーダ装置の送光
系の動作について説明する。図13において、送光信号
に基づく発光装置1からのビ−ム光の光束は固定ミラー
で反射され向きを変え、さらに送光ミラー5により再び
反射して向きを変え前方に照射するが、その反射ミラー
の反射面に歪みがなく平面であるため、ビーム光が拡散
することなくほぼ平行光として前方に照射される。した
がって、図13の実線で示す主ビ−ム方向の対象物から
のみの反射光が車両用光レ−ダ装置の受光素子8に受光
され対象物の方向が正確に検出できる。
【0030】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3の光レーダ装置に適用される発光装置を示す断面図
である。
【0031】図6において、発光装置1は、ホルダ31
内に半導体発光素子(LDチップ)32と半導体発光素子
32を保持する台(ステー)33を収納しており、半導体
発光素子32の発光方向前面にはホルダ31内をシール
するためのカバーガラス34が設けられている。
【0032】この実施の形態3では、前記発光装置1の
ホルダ31の内周面、底面、及びステー33の表面に、
ラシャ35等が貼られてある。その結果、図6に示すよ
うな発光素子32から放出された破線で示すようなビ−
ム光の一部、またはカバ−ガラス34の内表面で反射さ
れた光が、発光装置1内部の内周面、底面に達しても、
ラシャ35等が貼られてあるため、ビーム光は反射され
ない。よって、図7の破線で示す方向に放射されるビ−
ム光は除去され、レンズ3からのビ−ム光はほぼ並行光
になり図6の実線で示す主ビ−ムのみが得られる。
【0033】したがって、車両用光レーダ装置において
は、図1の実線で示す主ビ−ム方向の対象物100から
のみの反射光が車両用光レ−ダ装置の受光素子8に受光
され対象物の方向が正確に検出できる。
【0034】なお、反射を防止する手段として、ホルダ
31内周面、底面およびステー33表面にラシャを貼る
代わりに、例えば黒色あるいは光を吸収する色彩に着色
してもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明の光レーダ装置によれば、発光
装置からのビ−ム光が送光部から遠ざかるにしたがい周
辺に拡散することを防止する。
【0036】具体的には、支持体であるプレートのミラ
ー貼付面の一部に窪み(絞り)を設けることにより、プ
レート貼付部でのたわみがなくなり、ミラー貼付面もフ
ラットになるため、ミラー貼り付け後もミラー反射面の
ゆがみがなくなる。
【0037】また、ミラーを接着剤等で複数箇所ポイン
ト接着することにより、プレートの撓みが貼付後にミラ
ー反射面の歪みに影響しない。
【0038】また、発光装置の内周面、底面を例えば黒
色に着色あるいはラシャ等を貼ることにより、発光装置
の内面反射によるビーム光は除去され、発光素子から発
光された光はレンズ透過後平行光となる主ビームのみと
なる。
【0039】特に、本発明の光レーダ装置を車両用光レ
ーダ装置として使用すれば、発光素子からのビ−ム光を
レンズを介して所定のビ−ム形状に形成する時に、レン
ズから遠ざかるにしたがい周辺に拡散して行くビ−ム光
は非常に弱くなり、反射率が高くかつ大きな面積を持っ
ている路肩等に設置されている大型の反射板等でからの
反射光が小さく抑えられ、主ビ−ムを外れた大型の反射
板等は検知されなくなって、実際の対象物が安定して検
出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態が適用される車両用光
レーダ装置を示す全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態が適用される車両用光
レーダ装置を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の光レーダ装置に使
用される固定ミラーの斜視図及び一部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の光レーダ装置に使
用される固定ミラーの斜視図及び正面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の光レーダ装置に使
用される固定ミラーの斜視図及び正面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の光レーダ装置に適
用される発光装置を示す断面図である。
【図7】 従来の光レーダ装置に適用される発光装置を
示す断面図である。
【図8】 従来の光レーダ装置に使用されるビ−ム光を
反射させ向きを変える役割を果す固定ミラーを示す斜視
図である。
【図9】 光レーダ装置の送光部の位置関係を示す平面
断面図である。
【符号の説明】
1 発光素子、2 ホルダ、3 レンズ、4 固定ミラ
ー、5 送光ミラー、6 受光ミラー、7 受光レン
ズ、8 受光素子、9 受光基板、10 揺動支点、1
1 カム、12 カム溝、13 揺動体、14 メイン
基板、4a,4c,4e ミラー、4b,4d,4f
支持体、25 窪み(絞り)、26 ポイント接着部、
31 レーザホルダ、32 レーザダイオード、33
ステー、34 カバーガラス、35 ラシャ、100
対象物。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を発生する発光装置と、前記発生した
    光を反射し送光するミラー及びミラーを支持する支持体
    から構成される送光手段を備えた光レーダ装置におい
    て、前記送光手段のミラーの反射面の歪みによる拡散を
    除去するように、前記ミラーの反射面の一部を前記支持
    体に固定したことを特徴とする光レーダ装置。
  2. 【請求項2】 光を発生する発光装置と、前記発生した
    光を反射し送光するミラー及びミラーを支持する支持体
    から構成される送光手段と、前記光が対象物体に反射し
    た反射光を受光する受光手段と、前記発光装置が前記光
    を発生してから前記受光手段が前記反射光を受光するま
    での伝搬遅延時間に基づき前記対象物までの距離を演算
    する距離演算手段を備えた光レーダ装置において、前記
    送光手段のミラーの反射面の歪みによる拡散を除去する
    ように、前記ミラーの反射面の一部を前記支持体に固定
    したことを特徴とする光レーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記送光手段において、前記ミラー貼付
    面の一部に窪みを設けた支持体に前記ミラーを貼付した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光レー
    ダ装置。
  4. 【請求項4】 前記送光手段において、前記支持体に前
    記ミラーを複数箇所にて固定し、前記支持体と前記ミラ
    ーの間に若干の隙間を生じさせたことを請求項1又は請
    求項2に記載の光レーダ装置。
  5. 【請求項5】 光を発生する発光素子を内部に収納した
    発光装置を備えた光レーダ装置において、前記発光装置
    内部の内周面、底面での内面反射を吸収するための光吸
    収手段を設けたことを特徴とする光レーダ装置。
  6. 【請求項6】 光を発生する発光素子を内部に収納した
    発光装置と、前記発生した光を反射し送光する送光手段
    と、前記光が対象物体に反射した反射光を受光する受光
    手段と、前記発光装置が前記光を発生してから前記受光
    手段が前記反射光を受光するまでの伝搬遅延時間に基づ
    き前記対象物までの距離を演算する距離演算手段を備え
    た光レーダ装置において、前記発光装置内部の内周面、
    底面での内面反射を吸収するための光吸収手段を設けた
    ことを特徴とする光レーダ装置。
JP9349067A 1997-12-18 1997-12-18 光レーダ装置 Pending JPH11183599A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9349067A JPH11183599A (ja) 1997-12-18 1997-12-18 光レーダ装置
US09/085,457 US6094258A (en) 1997-12-18 1998-05-28 Optical radar apparatus
DE19827204A DE19827204B4 (de) 1997-12-18 1998-06-18 Optische Radarvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9349067A JPH11183599A (ja) 1997-12-18 1997-12-18 光レーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11183599A true JPH11183599A (ja) 1999-07-09

Family

ID=18401272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9349067A Pending JPH11183599A (ja) 1997-12-18 1997-12-18 光レーダ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6094258A (ja)
JP (1) JPH11183599A (ja)
DE (1) DE19827204B4 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022134444A1 (de) * 2021-12-30 2023-07-06 Motional Ad Llc System zur charakterisierung von lichtquellen

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05113530A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転反射鏡駆動装置
JPH0815413A (ja) * 1994-06-24 1996-01-19 Mitsubishi Electric Corp 距離測定装置
JPH09257934A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Mitsubishi Electric Corp 光レーダ装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1030290A (en) * 1963-12-12 1966-05-18 Aga Ab Distance measuring device
US3626170A (en) * 1968-10-18 1971-12-07 Mckesson Co Dental or surgical operating light
US3781111A (en) * 1972-03-16 1973-12-25 Nasa Short range laser obstacle detector
US3857029A (en) * 1972-04-27 1974-12-24 Minnesota Mining & Mfg Illuminating device
DE2813591B2 (de) * 1978-03-30 1980-02-14 Endress U. Hauser Gmbh U. Co, 7867 Maulburg Opto-elektronisches EntfernungsmeSgerat mit in eine Empfangs-Linsenoptiköffnung eingesetztem Sende-Linsenoptik-Tubus
DE3119299C2 (de) * 1981-05-14 1983-02-03 Optische Werke G. Rodenstock, 8000 München Halterung für einen ebenen Spiegel
JPH085744A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Omron Corp 投光装置,発光装置および車間距離検出装置を備えた車両
JPH0933656A (ja) * 1995-07-14 1997-02-07 Mitsubishi Electric Corp 車両用光レーダ装置
DE19607345A1 (de) * 1996-02-27 1997-08-28 Sick Ag Laserabstandsermittlungsvorrichtung

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05113530A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転反射鏡駆動装置
JPH0815413A (ja) * 1994-06-24 1996-01-19 Mitsubishi Electric Corp 距離測定装置
JPH09257934A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Mitsubishi Electric Corp 光レーダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6094258A (en) 2000-07-25
DE19827204B4 (de) 2004-12-30
DE19827204A1 (de) 1999-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5933225A (en) Vehicular optical radar apparatus
US9188674B2 (en) Laser radar device
KR20170135415A (ko) 송수광 단일렌즈 광학계 구조를 가지는 스캐닝 라이다
JP3209667B2 (ja) 車両用光レーダ装置
JP2005121638A (ja) 光電子検出装置
US20050201096A1 (en) Object detecting apparatus for vehicle
CN110857978A (zh) 单mems反射镜芯片级激光雷达
CN117031737A (zh) 光扫描装置
US20030053041A1 (en) Optical rader apparatus and distance measuring apparatus including the same
US5898482A (en) Optical radar apparatus
JP2690642B2 (ja) 走査光学系
KR20010013115A (ko) 광전자 스모크 센서용 광 투사 장치
US5661551A (en) Optical radar apparatus and adjusting method therefor
US20190178990A1 (en) Optical set-up for a lidar system, lidar system and operating device
JPH11326498A (ja) 車両用光レーダ装置
JPH11183599A (ja) 光レーダ装置
CN114779267B (zh) 激光测距系统以及激光测距装置
JP2000346926A (ja) レーダ装置
JP2021193370A (ja) 物体を検出するライダセンサ
CN218032948U (zh) 一种照明及检测系统、车辆
JPH1096624A (ja) 測距装置
JP2002350543A (ja) レーザー距離計
US11333880B2 (en) Coaxial macro scanner system
JPH11326497A (ja) 車両用光レーダ装置
JP7470299B2 (ja) 物体検出装置、センシング装置及び移動体