JPH11183579A - ホール素子、及びホール素子を用いた検出装置 - Google Patents

ホール素子、及びホール素子を用いた検出装置

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JPH11183579A
JPH11183579A JP9347387A JP34738797A JPH11183579A JP H11183579 A JPH11183579 A JP H11183579A JP 9347387 A JP9347387 A JP 9347387A JP 34738797 A JP34738797 A JP 34738797A JP H11183579 A JPH11183579 A JP H11183579A
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hall element
voltage output
electrodes
voltage
offset
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JP9347387A
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Ryoji Maruyama
亮司 丸山
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセットを除去し、印加磁界0でも出力電
圧が0となるようなホール素子、及びホール素子を用い
た検出装置を提供する。 【解決手段】 ホール素子本体1は、外部からの信号を
入力する入力電極11、12と、印加される磁界により
発生するホール電圧を取り出すための電圧出力電極とを
有し、この電圧出力電極は片方が一つの電極21からな
り、他方の電圧出力電極はオフセット除去回路に接続す
るための2つの電極22a 、22b からなる。2つの電
極22a 、22b に電圧出力端子V2a、V2bを介して可
変抵抗を接続すれば、オフセットを除去することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定電流を一度
磁気に変換しその磁界強度を測定し、電力や電力量を測
定する電気量測定装置等に使用するホール素子、及びホ
ール素子を用いた検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホール素子を図12に、またその
等価回路を図13に示す。これらの図において、1はホ
ール素子本体、11、12はホール素子に電流を印加す
る電流入力電極、I1 、I2 は電流入力端子で、電流入
力電極11、12には、電流入力端子I1 、I2 を通じ
て外部から電圧が印加される。21、22は電圧出力電
極、V1 、V2 は電圧出力端子で、電圧出力端子V1
2 から、I1 −I2 端子への印加電流、素子への印加
磁界Bに応じた電圧を出力している。具体的に電力セン
サとして使用する場合には電流入力端子I1 、I2 には
被測定系の電圧に正比例した電圧を印加し、被測定系の
電流に正比例した磁界Bを紙面の垂直方向に素子全体に
印加することにより電力に正比例した電圧をV1 −V2
端子から得ることができる。
【0003】図13の等価回路において抵抗Ra、R
b、Rc、Rdはブリッジ回路をなしており、印加され
る磁界Bに応じ各抵抗値が変化しV1 −V2 端子に、電
力に比例した電圧を出力する。ただし、実際には図中に
示すようにRkなる微量な抵抗成分をもっており磁界B
が印加されない状態でもV1 −V2 端子間に電圧を出力
してしまう。これをオフセットと呼ぶがこのオフセット
があると正確な測定が行えないという欠点があった。
【0004】このオフセットの抵抗分Rkは半導体を製
造する際のマスクずれ等のため、電圧出力電極21、2
2の位置を完全に対称な位置に作れないことや、半導体
のキャリア濃度が一定にできないことが原因となってい
る。現状の技術ではこの抵抗分Rkの成分を0にするこ
とは非常に困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例ではホール素子
にオフセットがあるため正確な測定が行えないという欠
点があった。即ち、磁界が0の時でもV1 −V2 端子間
に0でない電圧が出力されてしまう。従って、磁界測定
時、電流測定時、電力測定時においても正確に測定する
ことができない。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑み為され
たもので、オフセットを除去し、印加磁界0でも出力電
圧が0となるようなホール素子、及びホール素子を用い
た検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るホール素子は、外部からの信号を入力する入力電
極と、印加される磁界により発生するホール電圧を取り
出すための電圧出力電極とを有し、この電圧出力電極は
片方が一つの電極からなり、他方の電圧出力電極はオフ
セット除去回路に接続するための複数の電極からなるこ
とを特徴とする。
【0008】このような構成のホール素子において、オ
フセット除去回路に接続するための複数の電極に可変抵
抗等のオフセット除去回路を接続すれば、オフセットを
除去することができる。
【0009】請求項2に記載の本発明に係るホール素子
は、外部からの信号を入力する入力電極と、印加される
磁界により発生するホール電圧を取り出すための電圧出
力電極とを有し、この電圧出力電極は片方が複数の電極
からなり、他方の電圧出力電極は前記複数の電極と対称
位置に設けられた、オフセット除去回路に接続するため
の複数の電極からなることを特徴とする。
【0010】このような構成のホール素子においても、
オフセット除去回路に接続するための複数の電極に可変
抵抗等のオフセット除去回路を接続すれば、オフセット
を除去することができる。また電圧出力電極を構成する
複数の電極が対称に設けられているので、更に回路の対
称性が増し安定した出力電圧を得ることができる。
【0011】請求項3に記載の本発明に係るホール素子
は、請求項1または請求項2に記載のホール素子を4
つ、それぞれ方向を異ならせて配置し、これら4つのホ
ール素子の対応する電極同士を接続したことを特徴とす
る。
【0012】このようこのような構成とすることによ
り、マスクずれ等を打ち消しあい、オフセットを軽減す
ることができる。請求項4に記載の本発明に係るホール
素子は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のホー
ル素子を、半導体活性層とサブストレートとの間に絶縁
層を設けた半導体基板により形成したことを特徴とす
る。
【0013】このように、ホール素子を、SOI基板を
使用して製作することにより、サブストレートからの空
乏層の影響を除去または軽減することができる。請求項
5に記載の本発明に係るホール素子は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のホール素子の半導体活性層と
分離層との間に絶縁体を設けたことを特徴とする。
【0014】このように、ホール素子の素子外周を絶縁
体により絶縁することにより外周からの空乏層の伸びを
抑えることができ、高精度の測定を行うことができる。
請求項6に記載の本発明に係る検出装置は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載のホール素子の他方の電圧
出力電極における複数の電極間にオフセットを除去する
ための可変抵抗を接続したことを特徴とする。
【0015】このような構成とすることにより、可変抵
抗の抵抗値を調整して、オフセットを除去することがで
きる。請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の検
出装置において、ホール素子のオフセットを検出する検
出手段を設け、この検出手段の検出結果を用いて可変抵
抗の抵抗値を自動制御することによりオフセットを除去
することを特徴とする。このような構成とすることによ
り、可変抵抗の抵抗値が自動的に調整されるので、自動
的にオフセットを除去することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について詳細に説明する、なお、以下の図面に
おいて、同符号は同一部分又は対応部分を示す。
【0017】(第1の実施形態)本発明に係るホール素
子を用いた検出装置の第1の実施形態について説明す
る。
【0018】図1に第1の実施形態の主要部の構成を、
また図2に第1の実施形態の等価回路を示す。これらの
図において、1はホール素子本体、11、12はホール
素子に電流を印加する電流入力電極、I1 、I2 は電流
入力端子で、電流入力電極11、12には、電流入力端
子I1 、I2 を通じて外部から電圧が印加される。
【0019】21、22a 、22b は電圧出力電極、V
1 、V2a、V2bは電圧出力端子で、ホール電圧を取り出
すことを目的としている。ホール素子上の電圧出力電極
22a 、22b の位置は、図示するように反対側の電圧
出力電極21を挟むような配置となっている。
【0020】具体的に電力センサとして使用する場合に
は電流入力端子I1 、I2 には被測定系の電圧に正比例
した電圧を印加し、被測定系の電流に正比例した磁界B
を紙面の垂直方向に素子全体に印加することにより電力
に相関した電圧を電圧出力端子V1 、V2a、V2b端子か
ら得ることができる。
【0021】ところで、この等価回路を示す図2におい
て、Ra、Rb、Rc、Rdはブリッジ回路をなしてお
り、印加される磁界Bに応じ各抵抗値が変化する。一方
オフセットの原因となるRkなる微量な抵抗成分をもっ
ており磁界Bが印加されない状態でも0でない電圧を出
力してしまう。
【0022】そこで、この実施形態においては、第2の
電圧端子側に2つの電極22a 、22b 及び電圧端子V
2a、V2bを持っており、その2端子V2a−V2b間の抵抗
値はRmである。図2に示すように、ホール素子の外部
に可変抵抗器VR1を設けそのVR1のワイパーの部分を新
たに電圧出力端子V2Rとする。磁界を印加しない時に2
端子V1 −V2R間に出力される電圧が0になるよう可変
抵抗器VR1のワイパー位置の調整を行うとオフセット電
圧はなくなり正確な測定を行うことができる。
【0023】(第2の実施形態)本発明に係るホール素
子を用いた検出装置の第2の実施形態について説明す
る。
【0024】図3に第2の実施形態の主要部の構成を、
また図4に第2の実施形態の等価回路を示す。第1の実
施形態においては、一方の電圧端子側に2つの2つの電
圧出力電極22a 、22b 及び電圧端子V2a、V2bを配
置したが、この第2の実施形態においては、両側にそれ
ぞれ2つの電圧出力電極21a 、21b 及び22a 、2
b と、2つの電圧出力端子V1a、V1b及びV2a、V2b
を有していることを特徴としている。
【0025】即ち、第1の電圧端子側にも2つの電圧出
力電極21a 、21b 及び2つの電圧出力端子V1a、V
1bを持っており、図4に示すようにその2端子V1a−V
1b間の抵抗値はRnである。図4に示すごとくホール素
子の外部に抵抗器R1 、R2を設け、その中点を新たな
電圧出力端子V1Rとしている。オフセット電圧除去は第
1の実施形態の場合と同じように、可変抵抗器VR1のワ
イパー位置の調整により行うが、このように左右対称に
電圧出力電極を設けることにより、第1の実施形態の場
合より更に回路の対称性が増し安定した出力電圧を得る
ことができる。
【0026】(第3の実施形態)次に、本発明に係るホ
ール素子を用いた検出装置の第3の実施形態について説
明する。上記第1及び第2の実施形態においては、一方
の側の電圧出力電極及び電圧出力端子、または両側の電
圧出力電極及び電圧出力端子を、2つの電圧出力電極及
び電圧端子で構成したが、この第3の実施形態は、一方
の側の電圧出力電極及び電圧出力端子、または両側の電
圧出力電極及び電圧出力端子を、3つ以上の電圧出力電
極及び電圧端子で構成したものである。
【0027】両側の電圧出力電極及び電圧出力端子を、
3つの電圧出力電極及び電圧端子で構成した場合の、第
3の実施形態の主要部の構成を図5に、また第3の実施
形態の等価回路を図6に示す。これらの図に示すよう
に、ホール素子は、第1の電圧端子側に3つの電圧出力
電極21a 、21b 、21c 及び3つの電圧出力端子V
1a、V1b、V1cを、第2の電圧端子側に3つの電圧出力
電極22a 、22b 、22c 及び3つの電圧出力端子V
2a、V2b、V2cを持っている。
【0028】そして、ホール素子の外部において、第1
の電圧端子側の電圧端子V1a、V1b、V1cに抵抗器R
1 、R2 、R3 の一端をそれぞれ接続し、これらの抵抗
器R1、R2 、R3 の他端を電圧出力端子V1Rとする。
そして、第2の電圧端子側の電圧端子V2a、V2b、V2c
に可変抵抗器VR1、VR2、VR3の一端をそれぞれ接続
し、これらの可変抵抗器VR1、VR2、VR3の他端を電圧
出力端子V2Rとし、オフセット電圧除去はこれらの可変
抵抗器VR1、VR2、VR3の抵抗値の調整により行う。
【0029】このように、一方の側の電圧出力端子、ま
たは両側の電圧出力端子を、3つ以上の電圧端子で構成
したものにおいても、オフセット電圧の除去を行うこと
ができる。
【0030】(第4の実施形態)次に、本発明に係るホ
ール素子を用いた検出装置の第4の実施形態について説
明する。
【0031】この実施形態は、第1、第2、または第3
の実施形態における図1、図3、または図5に示すホー
ル素子の向きを電流の流れる方向が放射状に、かつ中心
点に対して対称に配置し、対応する電極同士を接続した
ものである(オルソゴナル接続と呼ぶ)。
【0032】図3に示すホール素子をこのように配置し
た場合の例を図7に示す。このように配置することによ
り、向かい合うホール素子同士が、主にマスクずれ等を
打ち消しあい、オフセットを軽減することができる。
【0033】(第5の実施形態)次に、本発明に係るホ
ール素子を用いた検出装置の第5の実施形態について説
明する。この実施形態は、第1、第2、または第3の実
施形態における図1、図3、または図5に示すホール素
子の向きを90°ずつ異ならせたものをまんじ状に配置
し、対応する電極同士を接続したものである。このよう
に配置した場合の、配置の概要を図8に示す。このよう
に配置することによっても、マスクずれ等を打ち消しあ
い、オフセットを軽減することができる。
【0034】(第6の実施形態)次に、本発明に係るホ
ール素子を用いた検出装置の第6の実施形態について説
明する。この実施形態は、第1、第2、または第3の実
施形態における図1、図3、または図5に示すホール素
子の向きを90°ずつ異ならせたものを、逆L字状にな
るように、順次並べて配置し、対応する電極同士を接続
したものである。このように配置した場合の、配置の概
要を図9に示す。
【0035】このように配置することによっても、マス
クずれ等を打ち消しあい、オフセットを軽減することが
できる。また、この場合、図9に破線で示すスペースS
に、他の回路を配置することができる。
【0036】(第7の実施形態)次に、本発明に係るホ
ール素子を用いた検出装置の第7の実施形態について説
明する。
【0037】この実施形態は、上記各実施形態における
ホール素子をSOI(Silicon On Insu
lator)基板を使用して製作し、また、ホール素子
の素子外周をトレンチにて絶縁したものである。
【0038】図1に示すホール素子を、SOI基板を使
用して製作し、また、ホール素子の素子外周を絶縁膜
(トレンチ)にて絶縁した場合の構成を図10に示す。
同図(a)は平面図、同図(b)はそのX−X断面図で
ある。
【0039】図10に示すように、サブストレート10
1の上に絶縁酸化膜層102を形成し、その上にホール
素子の半導体活性層103を形成したSOI基板として
いる。また、半導体活性層103と分離層104間に絶
縁膜(トレンチ)105を設けている。
【0040】このように、ホール素子を、SOI基板を
使用して製作すると、サブストレート101からの空乏
層の影響を除去または軽減することができる。即ち、端
子間に電位差を与えた場合、サブストレート101から
の電位勾配の影響を受けず、高精度の測定を行うことが
できる。
【0041】また、ホール素子の素子外周を絶縁膜(ト
レンチ)105にて絶縁することにより外周からの空乏
層の伸びを抑えることができ、高精度の測定を行うこと
ができる。
【0042】(第8の実施形態)次に、本発明に係るホ
ール素子を用いた検出装置の第8の実施形態について説
明する。
【0043】この実施形態は、上記各実施形態における
一方の電圧出力端子側に、ホール素子のオフセットを検
出する検出回路を持つ能動回路を接続し、この能動回路
による随時のフィードバックにより自動制御にてオフセ
ットを除去するように構成したものである。
【0044】この実施形態の構成を図11に示す。同図
において、LRは電圧端子V2a、V2b間に接続されたラ
ダー抵抗、SWはラダー抵抗LRの各抵抗素子LR1
LR2 、LR3 、…間の接続点に一端が接続され、他端
が電圧出力端子V2Rにそれぞれ接続されたスイッチSW
1 、SW2 、SW3 …からなるスイッチ群である。ま
た、CCは電圧出力端子V1R、V2R間のオフセットを随
時検出し、オフセットが0となるようにスイッチ群SW
のスイッチSW1 、SW2 、SW3 …を切替える制御を
行うオフセット検出・制御回路である。
【0045】このオフセット検出・制御回路CCによ
り、オフセットを随時検出し、オフセットが0となるよ
うに、スイッチ群SWのスイッチSW1 、SW2 、SW
3 …を切替えていずれかのスイッチをオンとするように
制御を行い、ラダー抵抗LRの抵抗値を自動的に調整す
ることにより、自動制御によるオフセット除去を行うこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】このように、本発明のホール素子によれ
ば、電圧出力電極及び電圧出力端子を複数に分割したこ
とにより、外部回路を用いてオフセットを除去すること
ができ、高精度の測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置の
第1の実施形態の主要部の構成を示す平面図。
【図2】 第1の実施形態の等価回路を示す図。
【図3】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置の
第2の実施形態の主要部の構成を示す平面図。
【図4】 第2の実施形態の等価回路を示す図。
【図5】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置の
第3の実施形態の主要部の構成を示す平面図。
【図6】 第3の実施形態の等価回路を示す図。
【図7】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置の
第4の実施形態におけるホール素子の配置を示す平面
図。
【図8】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置の
第5の実施形態におけるホール素子の配置の概要を示す
図。
【図9】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置の
第6の実施形態におけるホール素子の配置の概要を示す
図。
【図10】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置
の第7の実施形態におけるホール素子の構成を示す平面
図及び断面図。
【図11】 本発明に係るホール素子を用いた検出装置
の第8の実施形態の構成を示す回路図。
【図12】 従来のホール素子の構成を示す平面図。
【図13】 従来のホール素子の等価回路を示す図。
【符号の説明】
1…ホール素子本体 11、12…電流入力電極 I1 、I2 …電流入力端子 21、21a 、21b 、21c 、22、22a 、22
b 、22c …電圧出力電極 V1 、V1a、V1b、V1c、V2 、V2a、V2b、V2c…電
圧出力端子 B…印加磁界 Ra、Rb、Rc、Rd…抵抗 Rk…オフセットの抵抗分 VR1、VR2、VR3…可変抵抗器 S…スペース 101…サブストレート 102…絶縁酸化膜層 103…半導体活性層 104…分離層 105…絶縁膜(トレンチ) LR…ラダー抵抗 LR1 、LR2 、LR3 、… …抵抗素子 SW…スイッチ群 SW1 、SW2 、SW3 … …スイッチ CC…オフセット検出・制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの信号を入力する入力電極と、印
    加される磁界により発生するホール電圧を取り出すため
    の電圧出力電極とを有し、この電圧出力電極は片方が一
    つの電極からなり、他方の電圧出力電極はオフセット除
    去回路に接続するための複数の電極からなることを特徴
    とするホール素子。
  2. 【請求項2】外部からの信号を入力する入力電極と、印
    加される磁界により発生するホール電圧を取り出すため
    の電圧出力電極とを有し、この電圧出力電極は片方が複
    数の電極からなり、他方の電圧出力電極は前記複数の電
    極と対称位置に設けられた、オフセット除去回路に接続
    するための複数の電極からなることを特徴とするホール
    素子。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のホール素
    子を4つ、それぞれ方向を異ならせて配置し、これら4
    つのホール素子の対応する電極同士を接続したことを特
    徴とするホール素子。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    ホール素子を、半導体活性層とサブストレートとの間に
    絶縁層を設けた半導体基板により形成したことを特徴と
    するホール素子。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    ホール素子の半導体活性層と分離層との間に絶縁体を設
    けたことを特徴とするホール素子。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    ホール素子の前記他方の電圧出力電極における複数の電
    極間にオフセットを除去するための可変抵抗を接続した
    ことを特徴とする検出装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の検出装置において、ホー
    ル素子のオフセットを検出する検出手段を設け、この検
    出手段の検出結果を用いて前記可変抵抗の抵抗値を自動
    制御することによりオフセットを除去することを特徴と
    する検出装置。
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