JPH11182610A - ストラット型サスペンションの複筒式緩衝器 - Google Patents
ストラット型サスペンションの複筒式緩衝器Info
- Publication number
- JPH11182610A JPH11182610A JP35432697A JP35432697A JPH11182610A JP H11182610 A JPH11182610 A JP H11182610A JP 35432697 A JP35432697 A JP 35432697A JP 35432697 A JP35432697 A JP 35432697A JP H11182610 A JPH11182610 A JP H11182610A
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- Japan
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- cylinder
- outer cylinder
- shock absorber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外筒の大径化や肉厚増加を招くことなく外筒
の充分な強度を確保する。内,外筒のセンタリング精度
を向上させる。組付作業を容易にする。 【解決手段】 外筒4の内側壁と内筒3の外側壁をリブ
19によって一体に結合した。外筒4の壁面がリブ19
を介して内筒3に支持されるため、外筒4の壁面の剛性
が高められる。内筒3と外筒4がリブ19によって正確
にセンタリングされる。内,外筒3,4は、その軸方向
両端部にロッドガイド6やボトムプレート9を組み付け
る前に一体化しておくことが可能であるため、組付作業
が容易になる。
の充分な強度を確保する。内,外筒のセンタリング精度
を向上させる。組付作業を容易にする。 【解決手段】 外筒4の内側壁と内筒3の外側壁をリブ
19によって一体に結合した。外筒4の壁面がリブ19
を介して内筒3に支持されるため、外筒4の壁面の剛性
が高められる。内筒3と外筒4がリブ19によって正確
にセンタリングされる。内,外筒3,4は、その軸方向
両端部にロッドガイド6やボトムプレート9を組み付け
る前に一体化しておくことが可能であるため、組付作業
が容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に用いられ
るストラット型サスペンションの複筒式緩衝器に関し、
とりわけ、その内,外筒の連結部の構造を改良した複筒
式緩衝器に関する。
るストラット型サスペンションの複筒式緩衝器に関し、
とりわけ、その内,外筒の連結部の構造を改良した複筒
式緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサスペンションに用いられる複
筒式緩衝器は、減衰弁を備えたピストンが内筒に摺動自
在に収容される一方で、内筒の外周側に、内筒との間で
リザーバ室を形成する外筒が配置され、内,外筒の上下
端がロッドガイドとボトム部材によって夫々結合されて
いる。また、ピストンにはロッドガイドを貫通するピス
トンロッドが延設されており、このピストンロッドの延
出端が車体側とホイール側のいずれか一方側に結合さ
れ、外筒がブラケット等を介して他方側に結合されるよ
うになっている。
筒式緩衝器は、減衰弁を備えたピストンが内筒に摺動自
在に収容される一方で、内筒の外周側に、内筒との間で
リザーバ室を形成する外筒が配置され、内,外筒の上下
端がロッドガイドとボトム部材によって夫々結合されて
いる。また、ピストンにはロッドガイドを貫通するピス
トンロッドが延設されており、このピストンロッドの延
出端が車体側とホイール側のいずれか一方側に結合さ
れ、外筒がブラケット等を介して他方側に結合されるよ
うになっている。
【0003】そして、この緩衝器がストラット型サスペ
ンションに用いられる場合には、通常、ピストンロッド
の上端部が車体に結合される一方で、外筒の下端側の外
周面がブラケットを介してナックル等のホイール支持部
材に結合され、このブラケットと緩衝器によってホイー
ルの側方荷重や前後荷重をも支持するようになってい
る。
ンションに用いられる場合には、通常、ピストンロッド
の上端部が車体に結合される一方で、外筒の下端側の外
周面がブラケットを介してナックル等のホイール支持部
材に結合され、このブラケットと緩衝器によってホイー
ルの側方荷重や前後荷重をも支持するようになってい
る。
【0004】尚、この技術は、例えば実開昭58−36
644号公報等に示されている。
644号公報等に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複筒式緩衝器
は、外筒と内筒がこれらの軸方向両端でロッドガイドと
ボトム部材を介して互いに結合された構造となってい
る。このため、この緩衝器をストラット型サスペンショ
ンに用いる場合には、ホイール側から大きな荷重の入さ
れる外筒、特にそのブラケット結合部の充分な強度を確
保するために、外筒の外径を大きくしたり、肉厚を厚く
しなければならなかった。したがって、従来の緩衝器に
おいては、どうしても外筒を大径化及び肉厚化せざるを
得ず、車体取付性の悪化や重量増加を余儀なくされてい
た。
は、外筒と内筒がこれらの軸方向両端でロッドガイドと
ボトム部材を介して互いに結合された構造となってい
る。このため、この緩衝器をストラット型サスペンショ
ンに用いる場合には、ホイール側から大きな荷重の入さ
れる外筒、特にそのブラケット結合部の充分な強度を確
保するために、外筒の外径を大きくしたり、肉厚を厚く
しなければならなかった。したがって、従来の緩衝器に
おいては、どうしても外筒を大径化及び肉厚化せざるを
得ず、車体取付性の悪化や重量増加を余儀なくされてい
た。
【0006】また、上記従来の緩衝器にあっては、内筒
と外筒のセンタリングを軸方向の両端のロッドガイドや
ボトム部材部分で行うようにしていたため、内筒と外筒
のセンタリング精度を高めることが難しいうえに、組付
作業性が悪いという不具合がある。
と外筒のセンタリングを軸方向の両端のロッドガイドや
ボトム部材部分で行うようにしていたため、内筒と外筒
のセンタリング精度を高めることが難しいうえに、組付
作業性が悪いという不具合がある。
【0007】さらに、上記従来の緩衝器の場合、内筒と
外筒をボトム部材とロッドガイドの間に挟み込んで外筒
上端部をかしめ固定する構造となっていたため、内,外
筒を確実に一体に連結するためにかしめ力を高めて内筒
に大きな軸力を付与しなければならなかった。したがっ
て、この面からも組付作業性が悪く、この点の改良も現
在望まれている。
外筒をボトム部材とロッドガイドの間に挟み込んで外筒
上端部をかしめ固定する構造となっていたため、内,外
筒を確実に一体に連結するためにかしめ力を高めて内筒
に大きな軸力を付与しなければならなかった。したがっ
て、この面からも組付作業性が悪く、この点の改良も現
在望まれている。
【0008】そこで本発明は、外筒の大径化や肉厚増加
を招くことなく外筒の充分な強度を確保でき、しかも、
内,外筒のセンタリング精度の向上と組付作業性の向上
を図ることのできるストラット型サスペンションの複筒
式緩衝器を提供しようとするものである。
を招くことなく外筒の充分な強度を確保でき、しかも、
内,外筒のセンタリング精度の向上と組付作業性の向上
を図ることのできるストラット型サスペンションの複筒
式緩衝器を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1の発明は、減衰弁を有する
ピストンが摺動自在に収容される内筒と、この内筒の外
周側に配置されて、内筒との間にリザーバ室を形成する
外筒と、を備えたストラット型サスペンションの複筒式
緩衝器において、前記外筒の内側壁と内筒の外側壁をリ
ブによって一体に結合するようにした。この場合、外筒
の壁面がリブを介して内筒に支持されるため、外筒の壁
面の剛性が高められる。また、内筒と外筒はリブによっ
てセンタリングされる。さらに、内,外筒は、その軸方
向両端部にロッドガイドやボトム部材を組み付ける前に
一体化しておくことが可能になる。
ための手段として、請求項1の発明は、減衰弁を有する
ピストンが摺動自在に収容される内筒と、この内筒の外
周側に配置されて、内筒との間にリザーバ室を形成する
外筒と、を備えたストラット型サスペンションの複筒式
緩衝器において、前記外筒の内側壁と内筒の外側壁をリ
ブによって一体に結合するようにした。この場合、外筒
の壁面がリブを介して内筒に支持されるため、外筒の壁
面の剛性が高められる。また、内筒と外筒はリブによっ
てセンタリングされる。さらに、内,外筒は、その軸方
向両端部にロッドガイドやボトム部材を組み付ける前に
一体化しておくことが可能になる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、リブを、内筒の軸方向に沿ってその軸方向両端部ま
で連続させて形成するようにした。この場合、ピストン
の摺動する内筒がリブによって軸方向全域にわたって補
強されるため、ピストンからのこじり入力が内筒内のど
の位置であっても内筒の変形を阻止することができる。
て、リブを、内筒の軸方向に沿ってその軸方向両端部ま
で連続させて形成するようにした。この場合、ピストン
の摺動する内筒がリブによって軸方向全域にわたって補
強されるため、ピストンからのこじり入力が内筒内のど
の位置であっても内筒の変形を阻止することができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、内,外筒とリブをアルミ合金によって一体
に形成するようにした。
明において、内,外筒とリブをアルミ合金によって一体
に形成するようにした。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において、内,外筒とリブを引き抜き成形また
は押し出し成形によって一体に形成するようにした。こ
の場合、所定材料によって連続的に引き抜き成形または
押し出し成形を行った後に、その長尺製品を所定の長さ
に切断するこてで内,外筒とリブを一体化したものを効
率良く容易に製造することができる。
かの発明において、内,外筒とリブを引き抜き成形また
は押し出し成形によって一体に形成するようにした。こ
の場合、所定材料によって連続的に引き抜き成形または
押し出し成形を行った後に、その長尺製品を所定の長さ
に切断するこてで内,外筒とリブを一体化したものを効
率良く容易に製造することができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において、外筒の外周面に巻回して結合される
ホイール支持部材結合用のブラケットのうちの、ホイー
ル側荷重入力部と相反する位置に対応させてリブを配置
するようにした。ブラケットからの入力荷重の集中する
部分をリブによって効率良く補強することが可能にな
る。
かの発明において、外筒の外周面に巻回して結合される
ホイール支持部材結合用のブラケットのうちの、ホイー
ル側荷重入力部と相反する位置に対応させてリブを配置
するようにした。ブラケットからの入力荷重の集中する
部分をリブによって効率良く補強することが可能にな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】まず、第1実施例を図1,図2によって説
明する。
明する。
【0016】1は、ストラット型サスペンションに用い
られる本発明にかかる複筒式緩衝器であり、この緩衝器
1は、ピストン2を摺動自在に収容する内筒3の外周側
にこの内筒3と同心に外筒4が配置され、内筒3と外筒
4の間にリザーバ室5が形成されている。内筒3と外筒
4は後に詳述するように一体に形成されているが、この
内筒3と外筒4の上端部はロッドガイド6とシール部材
7によって封止され、下端部はボトムバルブ8とボトム
プレート9によって封止されている。そして、ピストン
2にはピストンロッド10が結合されており、このピス
トンロッド10の上端部がロッドガイド6とシール部材
7を貫通して外筒4の上方に延出し、図示しないインシ
ュレータラバーを介して車体に結合されている。尚、内
筒3内には液体が充填されており、リザーバ室5には液
体と共に所定量のガスが封入されている。
られる本発明にかかる複筒式緩衝器であり、この緩衝器
1は、ピストン2を摺動自在に収容する内筒3の外周側
にこの内筒3と同心に外筒4が配置され、内筒3と外筒
4の間にリザーバ室5が形成されている。内筒3と外筒
4は後に詳述するように一体に形成されているが、この
内筒3と外筒4の上端部はロッドガイド6とシール部材
7によって封止され、下端部はボトムバルブ8とボトム
プレート9によって封止されている。そして、ピストン
2にはピストンロッド10が結合されており、このピス
トンロッド10の上端部がロッドガイド6とシール部材
7を貫通して外筒4の上方に延出し、図示しないインシ
ュレータラバーを介して車体に結合されている。尚、内
筒3内には液体が充填されており、リザーバ室5には液
体と共に所定量のガスが封入されている。
【0017】ピストン2は内筒3内に収容されてその内
部を上部室11と下部室12に隔成するが、このピスト
ン2には、ピストンロッド10が伸び方向に変位したと
きに上部室11から下部室12に流入する液体に流通抵
抗を付与する伸び側減衰弁13と、ピストンロッド10
が縮み方向に変位したときに下部室12から上部室11
への液体の流入を許容するチェック弁14とが設けられ
ている。また、ボトムバルブ8には、ピストンロッド1
0が伸び方向に変位したときにリザーバ室5から下部室
12への液体の流入を許容するチェック弁15と、ピス
トンロッド10が縮み方向に変位したときに下部室12
からリザーバ室5に流入する液体に流通抵抗を付与する
縮み側減衰弁16とが設けられている。したがって、ピ
ストンロッド10が伸び方向に変位するときには、ピス
トン2の減衰弁13で減衰力を発生すると同時に、ピス
トンロッド10の退出分の液体がボトムバルブ8のチェ
ック弁15を通してリザーバ室5から下部室12内に補
充され、逆にピストンロッド10が縮み方向に変位する
ときには、上部室11と下部室12が導通すると同時
に、下部室12からリザーバ室5に液体が流入してボト
ムバルブ8の減衰弁16で減衰力を発生する。
部を上部室11と下部室12に隔成するが、このピスト
ン2には、ピストンロッド10が伸び方向に変位したと
きに上部室11から下部室12に流入する液体に流通抵
抗を付与する伸び側減衰弁13と、ピストンロッド10
が縮み方向に変位したときに下部室12から上部室11
への液体の流入を許容するチェック弁14とが設けられ
ている。また、ボトムバルブ8には、ピストンロッド1
0が伸び方向に変位したときにリザーバ室5から下部室
12への液体の流入を許容するチェック弁15と、ピス
トンロッド10が縮み方向に変位したときに下部室12
からリザーバ室5に流入する液体に流通抵抗を付与する
縮み側減衰弁16とが設けられている。したがって、ピ
ストンロッド10が伸び方向に変位するときには、ピス
トン2の減衰弁13で減衰力を発生すると同時に、ピス
トンロッド10の退出分の液体がボトムバルブ8のチェ
ック弁15を通してリザーバ室5から下部室12内に補
充され、逆にピストンロッド10が縮み方向に変位する
ときには、上部室11と下部室12が導通すると同時
に、下部室12からリザーバ室5に液体が流入してボト
ムバルブ8の減衰弁16で減衰力を発生する。
【0018】そして、この実施例においては、外筒4の
下方の軸長が内筒3の軸長よりも僅かに長く形成され、
この部分にボトムバルブ8とボトムプレート9が収容さ
れるようになっている。ボトムバルブ8はその上面側に
形成された段部8aが内筒3の下端に嵌合され、ボトム
プレート9はボトムバルブ8をその上面側に位置決めし
た状態で外筒4の下端に溶接固定されている。また、外
筒4の上方の軸長も内筒3の軸長よりも長く形成されて
おり、この部分にロッドガイド6とシール部材7が収容
されるようになっている。ロッドガイド6はその下面側
の段部6aが内筒3の上端に嵌合され、その上面にシー
ル部材7を載置した状態においてこのシール部材7と共
に外筒4の上端部にかしめ固定されている。
下方の軸長が内筒3の軸長よりも僅かに長く形成され、
この部分にボトムバルブ8とボトムプレート9が収容さ
れるようになっている。ボトムバルブ8はその上面側に
形成された段部8aが内筒3の下端に嵌合され、ボトム
プレート9はボトムバルブ8をその上面側に位置決めし
た状態で外筒4の下端に溶接固定されている。また、外
筒4の上方の軸長も内筒3の軸長よりも長く形成されて
おり、この部分にロッドガイド6とシール部材7が収容
されるようになっている。ロッドガイド6はその下面側
の段部6aが内筒3の上端に嵌合され、その上面にシー
ル部材7を載置した状態においてこのシール部材7と共
に外筒4の上端部にかしめ固定されている。
【0019】また、外筒4の下端側の外周面には、円弧
状に曲げられた板状のブラケット17の中間部が巻回さ
れ、その状態においてその巻回部17aが溶接固定され
ている。このブラケット17の両側の端部17b,17
cは互いに二面幅状に離間して車幅方向に向かってに延
出し、ナックル等のホイール支持部材18に対してボル
ト結合されるようになっている。
状に曲げられた板状のブラケット17の中間部が巻回さ
れ、その状態においてその巻回部17aが溶接固定され
ている。このブラケット17の両側の端部17b,17
cは互いに二面幅状に離間して車幅方向に向かってに延
出し、ナックル等のホイール支持部材18に対してボル
ト結合されるようになっている。
【0020】ところで、この緩衝器1の外筒4の内側壁
は軸方向に沿って延出する3本のリブ19によって内筒
3の外側壁に一体に結合されている。この3本のリブ1
9は、図2に示すように周方向等間隔に配置され、いず
れも内筒3の軸方向の両端部に達するように連続して形
成されている。この実施例の場合、リブ19は内,外筒
3,4と共にアルミ合金によって一体に形成されてい
る。その具体的な製造方法としては、例えば、アルミ合
金材料の引き抜き成形または押し出し成形によって内,
外筒3,4とリブ19が一体化した断面形状の長尺製品
を連続的に造形し、その長尺製品を所定長さに切断した
後に内筒3とリブ19の上下端を所定長さ分だけ切除す
るようにする。このようにして内,外筒3,4とリブ1
9を形成するようにすれば、容易に、かつ、効率の良く
製品製造を行えるようになり、製造コストの大幅な削減
が可能になると共に、引き抜き成形や押し出し成形によ
って製品の硬度をも高められるようになる。
は軸方向に沿って延出する3本のリブ19によって内筒
3の外側壁に一体に結合されている。この3本のリブ1
9は、図2に示すように周方向等間隔に配置され、いず
れも内筒3の軸方向の両端部に達するように連続して形
成されている。この実施例の場合、リブ19は内,外筒
3,4と共にアルミ合金によって一体に形成されてい
る。その具体的な製造方法としては、例えば、アルミ合
金材料の引き抜き成形または押し出し成形によって内,
外筒3,4とリブ19が一体化した断面形状の長尺製品
を連続的に造形し、その長尺製品を所定長さに切断した
後に内筒3とリブ19の上下端を所定長さ分だけ切除す
るようにする。このようにして内,外筒3,4とリブ1
9を形成するようにすれば、容易に、かつ、効率の良く
製品製造を行えるようになり、製造コストの大幅な削減
が可能になると共に、引き抜き成形や押し出し成形によ
って製品の硬度をも高められるようになる。
【0021】この複筒式緩衝器1は以上のような構成で
あるため、外筒4の壁面がリブ19を介して内筒3によ
って確実に補強されるようになり、その結果、外筒4の
大径化や肉厚増加を招くことなく曲げ荷重等に対する強
度を確実に高めることができる。したがって、内,外筒
3,4とリブ19をアルミ合金によって形成したことと
も相俟って緩衝器1全体の軽量化を実現することができ
る。さらに、内筒3と外筒4がリブ19と共に一体成形
されることから、緩衝器1の組付時における内筒3と外
筒4のセンタリングの必要がなくなり、組付作業性が大
幅に向上する。また、内筒3と外筒4は壁面相互で一体
に結合されるため、両端部だけでセンタリングを行って
いた従来のものに比較して両者の中心をより正確に一致
させることができる。また、内筒3と外筒4は、外筒4
の上端部のかしめ力によって固定するものではないた
め、外筒4の上端部のかしめ力小さくし、組付作業をよ
り容易にすることができる。
あるため、外筒4の壁面がリブ19を介して内筒3によ
って確実に補強されるようになり、その結果、外筒4の
大径化や肉厚増加を招くことなく曲げ荷重等に対する強
度を確実に高めることができる。したがって、内,外筒
3,4とリブ19をアルミ合金によって形成したことと
も相俟って緩衝器1全体の軽量化を実現することができ
る。さらに、内筒3と外筒4がリブ19と共に一体成形
されることから、緩衝器1の組付時における内筒3と外
筒4のセンタリングの必要がなくなり、組付作業性が大
幅に向上する。また、内筒3と外筒4は壁面相互で一体
に結合されるため、両端部だけでセンタリングを行って
いた従来のものに比較して両者の中心をより正確に一致
させることができる。また、内筒3と外筒4は、外筒4
の上端部のかしめ力によって固定するものではないた
め、外筒4の上端部のかしめ力小さくし、組付作業をよ
り容易にすることができる。
【0022】さらに、この緩衝器1においては、内筒3
の軸方向全域がリブ19を介して外筒4に補強されるた
め、ピストン2のこじりが内筒3内のどの位置であって
も内筒3の変形を確実に阻止できるようになり、その結
果、常時安定した減衰性能を得ることが可能になる。ま
た、ホイールからの側方荷重や前後荷重の入力によって
ピストンロッド10と外筒4に傾きが生じるのを防止す
ることができるため、車体に対するホイールの支持剛性
が高まり、車両の走行安定性も高まる。
の軸方向全域がリブ19を介して外筒4に補強されるた
め、ピストン2のこじりが内筒3内のどの位置であって
も内筒3の変形を確実に阻止できるようになり、その結
果、常時安定した減衰性能を得ることが可能になる。ま
た、ホイールからの側方荷重や前後荷重の入力によって
ピストンロッド10と外筒4に傾きが生じるのを防止す
ることができるため、車体に対するホイールの支持剛性
が高まり、車両の走行安定性も高まる。
【0023】また、この緩衝器1にあっては、内筒3と
外筒4の壁面をリブ19によって直結した構造であり、
しかも、内,外筒3,4とリブ19をアルミ合金で形成
したことから、緩衝器1の作動に伴って発熱する内筒3
内部の液体をリブ19と外筒4の壁面を通して効率良く
放熱させることができる。したがって、安定した減衰性
能を得ることができる。
外筒4の壁面をリブ19によって直結した構造であり、
しかも、内,外筒3,4とリブ19をアルミ合金で形成
したことから、緩衝器1の作動に伴って発熱する内筒3
内部の液体をリブ19と外筒4の壁面を通して効率良く
放熱させることができる。したがって、安定した減衰性
能を得ることができる。
【0024】つづいて、本発明の第2実施例を図3,図
4によって説明する。尚、図1,図2に示した第1実施
例のものと同一部分には同一符号を付し、第1実施例の
ものと重複する部分の説明は省略するものとする。
4によって説明する。尚、図1,図2に示した第1実施
例のものと同一部分には同一符号を付し、第1実施例の
ものと重複する部分の説明は省略するものとする。
【0025】この実施例の緩衝器21は、基本的な構造
及び機能は第1実施例のものと同様であるが、内,外筒
23,24の軸方向両端部の形状と、内,外筒23,2
4を連結するリブ19a〜19dの配置が第1実施例の
ものと異なっている。
及び機能は第1実施例のものと同様であるが、内,外筒
23,24の軸方向両端部の形状と、内,外筒23,2
4を連結するリブ19a〜19dの配置が第1実施例の
ものと異なっている。
【0026】即ち、この緩衝器21の場合、内筒23と
外筒24は上下両側ともに軸長が同じ長さに設定されて
おり、ボトムプレート29は外筒24の下端面に溶接固
定され、ロッドガイド26とシール部材27はこれらを
抱持する別体のカバープレート30によって内,外筒2
3,24の上端部に固定されている。また、内,外筒2
3,24を連結するリブ19a〜19dは第1実施例の
ものと同様に内筒23の軸方向に沿って連続して形成さ
れているが、このリブ19a〜19dは内筒23の周域
に周方向等間隔に4つ形成されている。そして、この各
リブ19a〜19dは、緩衝器21を車体に取り付けた
状態において、車幅方向と車体前後方向に位置されるよ
うになっている。具体的には、図4に示すように外筒2
4の下端外周に結合されるブラケット17の延出方向に
2つのリブ19a,19cが配置され、このブラケット
17の延出方向と直交する方向に残りの2つのリブ19
b,19dが配置されている。尚、この実施例の場合に
も、リブ19a〜19dはアルミ合金による引き抜き成
形または押し出し成形によって内,外筒23,24と一
体に形成されている。
外筒24は上下両側ともに軸長が同じ長さに設定されて
おり、ボトムプレート29は外筒24の下端面に溶接固
定され、ロッドガイド26とシール部材27はこれらを
抱持する別体のカバープレート30によって内,外筒2
3,24の上端部に固定されている。また、内,外筒2
3,24を連結するリブ19a〜19dは第1実施例の
ものと同様に内筒23の軸方向に沿って連続して形成さ
れているが、このリブ19a〜19dは内筒23の周域
に周方向等間隔に4つ形成されている。そして、この各
リブ19a〜19dは、緩衝器21を車体に取り付けた
状態において、車幅方向と車体前後方向に位置されるよ
うになっている。具体的には、図4に示すように外筒2
4の下端外周に結合されるブラケット17の延出方向に
2つのリブ19a,19cが配置され、このブラケット
17の延出方向と直交する方向に残りの2つのリブ19
b,19dが配置されている。尚、この実施例の場合に
も、リブ19a〜19dはアルミ合金による引き抜き成
形または押し出し成形によって内,外筒23,24と一
体に形成されている。
【0027】この緩衝器21は、基本的には第1実施例
のものと同様の作用効果を奏するが、これに加えて内筒
23と外筒24の軸長が同じに設定されていることか
ら、第1実施例のものに比較してさらに製造が容易にな
るという利点がある。つまり、第1実施例のものにおい
ては、引き抜き成形または押し出し成形によって所定断
面の長尺製品を造形し、それを所定長さに切断した後に
内筒3及びリブ19の上下端を部分的に切除する必要が
あったが、この実施例の緩衝器21の場合、この内筒3
及びリブ19の切除の工程が必要なくなる分、より製造
が容易になる。したがって、この実施例においてはより
低コストでの製造が可能である。
のものと同様の作用効果を奏するが、これに加えて内筒
23と外筒24の軸長が同じに設定されていることか
ら、第1実施例のものに比較してさらに製造が容易にな
るという利点がある。つまり、第1実施例のものにおい
ては、引き抜き成形または押し出し成形によって所定断
面の長尺製品を造形し、それを所定長さに切断した後に
内筒3及びリブ19の上下端を部分的に切除する必要が
あったが、この実施例の緩衝器21の場合、この内筒3
及びリブ19の切除の工程が必要なくなる分、より製造
が容易になる。したがって、この実施例においてはより
低コストでの製造が可能である。
【0028】また、この緩衝器21においては、各リブ
19a〜19dが車幅方向と車体前後方向に位置される
ように配置されているため、ホイールからブラケット1
7を通して外筒24に入力される大きな側方荷重や前後
荷重をリブ19a〜19dによって確実に受け止めるこ
とができる。特に、外筒24には、ブラケット17の巻
回部17aのうちのホイール側荷重入力部Pと相反する
位置Qに最も大きな応力が作用するが、少なくともこの
部分にリブ19aが配置されているため外筒24の強度
は効果的な高められる。
19a〜19dが車幅方向と車体前後方向に位置される
ように配置されているため、ホイールからブラケット1
7を通して外筒24に入力される大きな側方荷重や前後
荷重をリブ19a〜19dによって確実に受け止めるこ
とができる。特に、外筒24には、ブラケット17の巻
回部17aのうちのホイール側荷重入力部Pと相反する
位置Qに最も大きな応力が作用するが、少なくともこの
部分にリブ19aが配置されているため外筒24の強度
は効果的な高められる。
【0029】尚、この発明の実施例は以上で説明したも
のに限るものではなく、例えば、リブ19は、図5に示
すように、内筒3の外周面と外筒4の内周面に溶接や接
着によって結合するようにしても良い。また、内筒の外
周面と外筒の内周面に予め溝を形成しておき、その溝に
リブを嵌合固定するするようにしても良い。さらに、外
筒の内壁と内筒の外壁を結合するリブの数や軸方向の延
出長さは上記実施例のものに限らず任意に設定すること
が可能である。
のに限るものではなく、例えば、リブ19は、図5に示
すように、内筒3の外周面と外筒4の内周面に溶接や接
着によって結合するようにしても良い。また、内筒の外
周面と外筒の内周面に予め溝を形成しておき、その溝に
リブを嵌合固定するするようにしても良い。さらに、外
筒の内壁と内筒の外壁を結合するリブの数や軸方向の延
出長さは上記実施例のものに限らず任意に設定すること
が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、外筒の
内側壁と内筒の外側壁をリブによって一体に結合するよ
うにしたため、外筒の壁面がリブを介して内筒で支持さ
れてその剛性が高まることとなり、その結果、外筒の大
径化や肉厚増加を招くことなく外筒の充分な強度を確保
することが可能になる。さらに、内筒と外筒をリブを介
して両者の壁面間で結合するため、内筒と外筒を精度良
くセンタリングすることが可能になり、しかも、内筒と
外筒の軸方向両端部にロッドガイドやボトム部材を組み
付ける前に両筒を一体化しておくことができるため、組
付作業性も大幅に向上する。また、内筒と外筒の壁面を
リブによって直結する構造であるため、内筒内部の液体
の放熱性も高まる。また、さらに内筒と外筒をリブによ
って結合したことから、内外筒を一体化するために、組
付時に内外筒間に大きな軸方向のかしめ力を付与する必
要が無くなり、この点からも組付作業性が向上する。
内側壁と内筒の外側壁をリブによって一体に結合するよ
うにしたため、外筒の壁面がリブを介して内筒で支持さ
れてその剛性が高まることとなり、その結果、外筒の大
径化や肉厚増加を招くことなく外筒の充分な強度を確保
することが可能になる。さらに、内筒と外筒をリブを介
して両者の壁面間で結合するため、内筒と外筒を精度良
くセンタリングすることが可能になり、しかも、内筒と
外筒の軸方向両端部にロッドガイドやボトム部材を組み
付ける前に両筒を一体化しておくことができるため、組
付作業性も大幅に向上する。また、内筒と外筒の壁面を
リブによって直結する構造であるため、内筒内部の液体
の放熱性も高まる。また、さらに内筒と外筒をリブによ
って結合したことから、内外筒を一体化するために、組
付時に内外筒間に大きな軸方向のかしめ力を付与する必
要が無くなり、この点からも組付作業性が向上する。
【0031】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、リブを、内筒の軸方向に沿ってその軸方向両端部ま
で連続させて形成するようにしたため、ピストンからの
こじり入力が内筒内のどの位置であっても内筒の変形を
確実に防止することができ、常時安定した減衰性能を得
ることが可能になると共に、ホイールの支持剛性も高ま
る。
て、リブを、内筒の軸方向に沿ってその軸方向両端部ま
で連続させて形成するようにしたため、ピストンからの
こじり入力が内筒内のどの位置であっても内筒の変形を
確実に防止することができ、常時安定した減衰性能を得
ることが可能になると共に、ホイールの支持剛性も高ま
る。
【0032】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、内,外筒とリブをアルミ合金によって一体
に形成するようにしたため、緩衝器全体の軽量化が可能
になると共に、内筒内部の液体の放熱性をより高めるこ
とが可能になる。
明において、内,外筒とリブをアルミ合金によって一体
に形成するようにしたため、緩衝器全体の軽量化が可能
になると共に、内筒内部の液体の放熱性をより高めるこ
とが可能になる。
【0033】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において、内,外筒とリブを引き抜き成形また
は押し出し成形によって一体に形成するようにしたた
め、製造が容易になって低コストでの製造が可能になる
と共に、内,外筒とリブの硬度を高められるようにな
る。
かの発明において、内,外筒とリブを引き抜き成形また
は押し出し成形によって一体に形成するようにしたた
め、製造が容易になって低コストでの製造が可能になる
と共に、内,外筒とリブの硬度を高められるようにな
る。
【0034】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において、外筒の外周面に巻回して結合される
ホイール支持部材結合用のブラケットのうちの、ホイー
ル側荷重入力部と相反する位置に対応させてリブを配置
するようにしたため、ブラケットからの入力荷重の集中
する部分をリブによって効率良く補強し、外筒の変形を
より確実に防止することができる。
かの発明において、外筒の外周面に巻回して結合される
ホイール支持部材結合用のブラケットのうちの、ホイー
ル側荷重入力部と相反する位置に対応させてリブを配置
するようにしたため、ブラケットからの入力荷重の集中
する部分をリブによって効率良く補強し、外筒の変形を
より確実に防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図。
【図2】同実施例を示す図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本発明の第2実施例を示す縦断面図。
【図4】同実施例を示すB−B線に沿う断面図。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示す図2に対応す
る断面図。
る断面図。
1,21…複筒式緩衝器、 2…ピストン、 3,23…内筒、 4,24…外筒、 5…リザーバ室、 13…伸び側減衰弁(減衰弁)、 17…ブラケット、 19,19a〜19d…リブ、 P…荷重入力部、 Q…相反する位置。
フロントページの続き (72)発明者 深澤 渉 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内
Claims (5)
- 【請求項1】 減衰弁を有するピストンが摺動自在に収
容される内筒と、この内筒の外周側に配置されて、内筒
との間にリザーバ室を形成する外筒と、を備えたストラ
ット型サスペンションの複筒式緩衝器において、 前記外筒の内側壁と内筒の外側壁をリブによって一体に
結合したことを特徴とするストラット型サスペンション
の複筒式緩衝器。 - 【請求項2】 前記リブを、内筒の軸方向に沿ってその
軸方向両端部まで連続させて形成したことを特徴とする
請求項1に記載のストラット型サスペンションの複筒式
緩衝器。 - 【請求項3】 前記内,外筒とリブをアルミ合金によっ
て一体に形成したことを特徴とする請求項1または2に
記載のストラット型サスペンションの複筒式緩衝器。 - 【請求項4】 前記内,外筒とリブを引き抜き成形また
は押し出し成形によって一体に形成したことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載のストラット型サスペ
ンションの複筒式緩衝器。 - 【請求項5】 外筒の外周面に巻回して結合されるホイ
ール支持部材結合用のブラケットのうちの、ホイール側
荷重入力部と相反する位置に対応させて前記リブを配置
したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
ストラット型サスペンションの複筒式緩衝器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35432697A JPH11182610A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | ストラット型サスペンションの複筒式緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35432697A JPH11182610A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | ストラット型サスペンションの複筒式緩衝器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11182610A true JPH11182610A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18436806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35432697A Pending JPH11182610A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | ストラット型サスペンションの複筒式緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11182610A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061696A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-28 | Showa Corp | 油圧緩衝器のボトム固定構造 |
US6684990B2 (en) | 2000-09-01 | 2004-02-03 | Showa Corporation | Tube structure and tube manufacturing method for hydraulic damper |
JP2005046903A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Tokico Ltd | ブラケットの取付構造および取付方法 |
JP2014199062A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | カヤバ工業株式会社 | フロントフォーク及びフロントフォークの製造方法 |
JP2018179073A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両用ショックアブゾーバ |
US20190063541A1 (en) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Thyssenkrupp Bilstein Gmbh | Oscillation damper, a damper inner pipe, a damper outer pipe and a method for producing a double pipe of an oscillation damper |
CN113518722A (zh) * | 2019-03-08 | 2021-10-19 | 日立安斯泰莫株式会社 | 缸筒装置 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35432697A patent/JPH11182610A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109424687A (zh) * | 2017-08-25 | 2019-03-05 | 蒂森克虏伯比尔斯坦有限公司 | 振动阻尼器、阻尼器内管、阻尼器外管和制造双管的方法 |
CN113518722A (zh) * | 2019-03-08 | 2021-10-19 | 日立安斯泰莫株式会社 | 缸筒装置 |
CN113518722B (zh) * | 2019-03-08 | 2024-02-09 | 日立安斯泰莫株式会社 | 缸筒装置 |
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