JPH11182169A - リトラクトビットによる削孔装置 - Google Patents

リトラクトビットによる削孔装置

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JPH11182169A
JPH11182169A JP36642997A JP36642997A JPH11182169A JP H11182169 A JPH11182169 A JP H11182169A JP 36642997 A JP36642997 A JP 36642997A JP 36642997 A JP36642997 A JP 36642997A JP H11182169 A JPH11182169 A JP H11182169A
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bit
casing
retract
pipe
tube
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JP36642997A
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Hisao Takeuchi
内 久 雄 竹
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Koken Boring Machine Co Ltd
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Koken Boring Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の二重管掘削の場合、正循環による掘削
のため、内管と外管(ケーシング)との間の隙間は排出
される流体の速度が遅くならないよう余り大きくできな
かったので、内管の径は小さくならなかった。従って重
量が大となって削孔機が大型化する傾向があった。 【解決手段】 従来の内管の代りに一体形二重管ドリル
ロッド41をリトラクトビット20に接続した構成と
し、ケーシング42を連行しつつ逆循環で掘削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシングを連行
して、地盤に削孔するために使用される、リトラクトビ
ットによる削孔装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーシングを連行する削孔装置に
は、特開平4−41891号で開示された、図12〜図
16に示す「リトラクトビット」があった。このリトラ
クトビット1は、内管5の先端にリトラクトビット1の
本体部3が接続され、この本体部3の軸対称に穿設され
た複数の円孔3aには、ビット部2である複数の分割体
2a,2a,2aの枢軸2bが回動可能に嵌入され、枢
軸2bに形成された円環状の溝2cに外方から各一対の
抜け止めピン4、4がそれぞれ係合していた。リクトラ
クトビット1は、先端のビット部2が外管6(ケーシン
グ)から突出した状態で挿入され、拡径・縮径可能とな
っていた。そして、内管5の上端は、送水口7a,排水
口7bを有するクリーニングスイベル7に連結され、外
管6の上端はクリーニングスイベル7に遊嵌していた。
【0003】但し、図16に示すクリーニングスイベル
7をビット部2に送水する送水口7aのみとし、外管6
の上端は地上までとして、地上にスタフィングボックス
を配設し、矢印の如く正循環管する切削水の排出を地上
で回収するようにしても良かった。この場合外管6はク
リーニングスイベル7が押下げるのではなく、自重で自
沈する。このリトラクトビットで削孔するには、ロータ
リパーカッションドリル(以下RPDと略称する)また
は通常のボーリング機で内管5、即ちリトラクトビット
1を図12のようにA方向に回転させてビット径を拡径
させて所定深度まで削孔する。次に内容5を図13のよ
うにB方向へ逆回転させてビット径を縮径させ内管5と
リトラクトビット1とを地上へ引揚げていた。
【0004】図17は、ダウンザホールドリルを使用し
た正循環の二重管掘削装置を示す。この二重管掘削装置
は、図17に示す通りで、図に示す10はダウンザホー
ルドリルで、これに内管9が接続されていた。8は、外
管(ケーシング)で下端には外周ビット8aが装着さ
れ、この外周ビット8aの後側部分8bの外周には軸線
方向の所定の長さを有する環状案内溝8cが形成されて
いる。外管8の連結チューブ8dには、その内周側に突
出する複数の突起8eが設けられ、これらの突起8eは
環状案内溝8cに嵌入していた。これにより、外周ビッ
ト8aは、外管8に対して軸線方向に相対移動可能であ
り、また相対回転も可能であった。
【0005】そして、内周ビット11の外周に形成され
た内側係合部は、内側スプライン11aからなってい
た。内側スプライン11aは先端に傾斜した係合面11
bを有し、この係合面11bが外周ビット8aにおける
環状突起部8fの係合面8gに係合していた。そして、
内側スプライン11aに対応して、外周ビット8aの内
周にも内側スプライン11aと係合する外側スプライン
8hが設けられていた。これにより、内周ビット11の
回転を外周ビット8aに伝達するようになっていた。
【0006】前記二重管掘削装置では、ボーリング機で
内管9を回転・給進するとスプライン11a,8hを介
して外周ビット8aが回転し、その際外管8は回転せ
ず、かつ内周ビット11に付与された打撃力と給進力
は、内側スプライン11aを介して外周ビット8aに伝
達される。従って、内管9に連行されて外管8が沈下
し、二重掘削がなされていた。
【0007】以上説明したリトラクトビット及び前記二
重管掘削装置以外にも、従来多用されているRPDによ
る二重管掘削がある。これは、内管先端にはクロスビッ
ト等の全断面図掘削ビットを、外管先端にはクラウンビ
ットを装着し、内・外管に打撃と回転を与えながら給進
するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の装
置の内最初の「リトラクトビット」の場合、ビットの分
割体2aが抜け止めピン4によって装着されているの
で、分割体2aの枢軸2bの円環状の溝2cと抜け止め
ピン4との接触部が面接触しないので、過大な荷重によ
り損傷したり、繰り返しの荷重により寿命が短かい等の
欠点があった。次に、2番目の「二重管削孔装置」の場
合外周ビット8aには内周ビット11に付与された打撃
力が伝達されるのであって、内周ビット11と外周ビッ
ト8aの両方に同時に打撃力が加わるのではないから、
打撃力による掘削力が弱かった。さらに、外周ビット8
aと外管8との接続構造が複雑で故障の原因となってい
た。
【0009】次に、最後のRPDによる二重管掘削では
内管だけでなく外管にも打撃力をビットに伝達しながら
掘削するため、外管の強度も必要であり、さらに、内・
外管共にクリーニングスイベルに、螺着(ピン止めの場
合もある)されているので、ロッド接続は、先ず外管の
ねじを外し、内管を後退させ(引揚げ)、内管のねじを
外す。次に、接続する内管のねじを接続し、前進後外管
のねじを接続する。そのため、内管の出し入れが必要
で、工程が多く面倒であった。
【0010】また、前記三つの従来の例の場合、内管内
から流体を送り内・外管の隙間を返す正循環では、排出
流体は、スライムと一緒に排出されるので、内・外管の
隙間(クレアランス)が大きいと、流速が低下するの
で、大容量の流体が必要となったり、別の構造、例えば
内管の外周にスパイラルの羽根を取り付けてオーガとす
る等の手段が必要となっていた。また、クレアランスを
小さくするため内管のロッド径を大きくすると重くな
り、深く掘削する場合には、掘削機の大型化が必要とな
っていた。
【0011】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、リトラクトビットと、一体形二重管ドリルロッ
ドを採用することにより従来の欠点を解消し、また、リ
トラクトビットの分割体の抜止め部品としてU字片を用
いることにより、分割体の強度の向上を図ったリトラク
トビットによる削孔装置を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、下記の手段を採用している。すなわち本発明
のリクトラクトビットによる削孔装置は、円筒形のケー
シングと、先端のビット部が拡・縮可能な状態で前記ケ
ーシングから突出して本体部が挿入されたリトラクトビ
ットと、このリトラクトビットにヘッドサブを介して接
続された一体形二重管ドリルロッドのとを具備し、この
一体形二重管ドリルロッドの上端は、その外管・内管の
隙間を経て内管に流体が連通するクリーニングスイベル
に連結され、逆循環で流体が送られている。
【0013】また、前記リトラクトビットは、ヘッドサ
ブを介さずに直接前記一体形二重管ドリルロッドに接続
されている。
【0014】また、前記リトラクトビットの本体部の外
側とケーシング内側とには、それぞれ段差が形成され、
それぞれの立上りの面である下向きの面と上向きの面と
は互に接触している。
【0015】また、本発明のリトラクトビットによる削
孔装置は、円筒形のケーシングと、先端のビット部が拡
・縮可能な状態でケーシングから突出して本体部が挿入
されたリトラクトビットホロータイプダウンザホールド
リルと、これに接続された一体形二重管ドリルロッドと
を具備し、この一体形二重管ドリルロッドの上端は、そ
の外管・内管の隙間を経て内管に流体が連通するクリー
ニングスイベルに連結され、逆循環で流体が送られてい
る。
【0016】また、前記リトラクトビットホロータイプ
ダウンザホールドリルの外側とケーシング内側とには、
それぞれ段差が形成され、それぞれの立上り面である下
向きの面と上向きの面とは互に接触している。
【0017】また、前記ビット部の複数の分割体の枢軸
には、基端に円環状の溝が形成され、本体部の軸孔に嵌
入された状態で、外方から前記溝にU字片が嵌合され、
かつ、このU字片はピンまたはセットビス等のセット金
具で固定されている。
【0018】また、本発明のリトラクトビットによる削
孔装置は、円筒形のケーシングと、先端の分割体ビット
部がケーシングから突出してマルチボディの複数の円孔
に回転可能に挿入されたリトラクトビットマルチダウン
ザホールドリルと、これに接続された一体形二重管ドリ
ルロッドとを具備し、この一体形二重管ドリルロッドの
上端は、外管・内管の隙間を経て内管に流体が連通する
クリーニングスイベルに連結され、逆循環で流体が送ら
れている。
【0019】また、本発明のリトラクトビットによる削
孔装置は、前記マルチボディの外側と外管の内側とに
は、それぞれ段差が形成され、それぞれの立上がり面で
ある下向の面と上向の面とは互に接触している。
【0020】
【発明の実施の形態】以下添付図に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は、リクトラクトビッ
トに一体形二重管ドリルロッドを接続し、ケーシングを
連行する構成で、リクトラクトビット20は従来例で説
明した「リクトラクトビット」と大体同じである。図で
は、リクトラクトビット20の分割体21aは3個であ
るが、拡・縮する構造であれば3個に限定されず複数で
あれば良い。図1では、ヘッドサブ30を介してリスト
ラクトビット20が一体形二重管ドリルロッド41に接
続されている。そして、先端のビット部21は、拡・縮
可能な状態でケーシング42から突出し、本体部22は
ケーシング42に挿入されている。図1は、本体部22
の外側とケーシング42内側とにそれぞれ段差が22
b,42aが形成され、それぞれの立上り面である下向
きの面22cと、上向きの面42b(図2)とは、互に
接触しており、削孔機がRPDである場合には打撃力と
給進力が、通常のボーリング機の場合は給進力が、ケー
シング42に伝達されケーシング42が連行されるよう
になっている。但し、前述の段差22b,42aがな
く、本体部22が軸方向に上下方向共に摺動可能な構成
となっていても良い。
【0021】段差22b,42aが形成されている場合
には、ケーシング42は地盤中をリトラクトビット20
により下方へ押し下げられるが、段差22b,42aが
形成されていない場合でも拡径されたビット部21によ
りケーシング42より少し大きい径の孔が先行して掘削
されているので、ケーシング42は、自重で沈下する
が、地上の他の手段(ドリルヘッド等)により押し下げ
ても良い。また、本発明は水平掘削にも適用可能であ
り、この場合は流体等で強制的に押し込まれる。一体形
二重管ドリルロッド41の上端は、その内管41a,外
管41bの隙間を経て、内管41aに流体が連通するよ
う(矢印で示す)クリーニングスイベル43に連結さ
れ、逆循環で流体が送られる。図1に示す、一体形二重
管ドリルロッド41は、ねじ結合のカップリングタイプ
である。流体としては主として切削液が使用される。
【0022】図2に示すように、ヘッドサブ30を使用
せず、リクトラクトビット20が一体形二重管ドリルロ
ッド41に直接連結される構成でも良い。図3の(a)
は、図2のA−A線断面を示し、3個の分割体21a,
21a,21aの枢軸21bの基端には円環状の溝21
cが形成され、本体部22の軸孔23に嵌入された状態
で外方から溝21cにU字片22aが嵌入され、側方か
らそれぞれ一本のピンで固定されている。そして、図3
の(b)は、(a)においてケーシング42がない場合
の側面を示している。図1の場合も、また後述する図4
に示すリクトラクトビットホロータイプダウンザホール
ドリルの場合も分割体21aの抜け止め構造は同じ構造
である。
【0023】次に、図4及び図5はリクトラクトビット
ホロータイプダウンザホールドリルの縦断面図で、図4
は下半分、図5は上半分を示す。この構造は、従来の先
端に形成されていた内周ビット11(図17参照)の代
りに3個の分割体21a,21a,21aが装着され
て、リトラクトビットのビット部21が構成されたもの
である。但し、分割体21aは3個である必要はなく拡
縮する構造であれば3個に限定されず複数であれば良
い。ビット部21は拡・縮可能な状態でケーシング42
から突出して本体部50が挿入されており、本体部50
は図4に示すようにケーシング42に対し、軸方向摺動
可能な構造でも良いし、前述のように本体部50とケー
シング42とにそれぞれ段差が形成され、これにより本
体部50がケーシング42を地中へ強制的に連行する構
造にしても良い。図4及び図5の場合は、ケーシング4
2は自重で沈下するが、地上の他の手段(ドリルヘッド
等)により押下げても良い。
【0024】本体部50の上端には一体形二重管ドリル
61が接続され、その上端に接続されたクリーニングス
イベル(図示せず)を経て矢印方向に流体、この場合は
圧気(発泡剤等を含む場合もある)が逆循環で送られ
る。図6は、ビット部21の下面を示し、(a)は縮径
の状態、(b)は拡径の状態をそれぞれ示している。
【0025】図7及び図8はリトラクトビットマルチダ
ウンザホールドリルの縦断面図で、図7は下半分、図8
は上半分を示す。この構造は、従来、大口径掘削のた
め、ダンザホールドリルが複数本(3本が多い)マルチ
ボディ73の軸心と平行に軸対称に配設され、各ダウン
ザホールドリルの先端に形成されていた同心円の円形平
面のビット部を、リトラクトビットの分割体に代えたも
ので、マルチボディ73を回動させると分割体ビット部
71は、本体部72と共に回動し、拡縮するようになっ
ている。図7に示すように、分割体ビット部71はケー
シング42から突出して、マルチボディ73の3本(複
数)の円孔に回動可能に挿入されている。
【0026】マルチボディ73は図7,図8に示すよう
にケーシング42に対し、軸方向摺動可能な構造でも良
いし、図示しないがマルチボディ73とケーシング42
とにそれぞれ段差が形成され、これによりマルチボディ
73がケーシング42を地中へ強制的に連行する構造に
しても良い。図7及び図8の場合は、ケーシング42は
自重で沈下するが、地上の他の手段(ドリルヘッド等)
により押下げても良い。マルチボディ73の上端には、
図8に示すように一体形二重管ドリルロッド61が接続
され、その上端に接続されたクリーニングスイベル(図
示せず)を経て矢印方向に流体、この場合圧気(発泡剤
等を含む場合もある)が逆循環で送られる。図9はビッ
ト部の下面を示し、(a)は拡径の状態を、(b)は縮
径の状態をそれぞれ示す。
【0027】図10,図11は一体形二重管ドリルロッ
ドの断面図で、図10はピン接続タイプで、図5のリト
ラクトビットホロータイプダウンザホールドリル及び図
8のリトラクトビットマルチダウンザホールドリルにそ
れぞれ示されているが、これ等には図11に示すねじ接
続タイプを使用しても良い。また、図10,図11に示
すタイプは図1及び図2に示すリクトラクトビットに用
いても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、下記のよ
うな効果を奏するものである。 (1)従来は分割体が抜け易かったが本発明の場合RP
Dで作業しても強度があり、寿命が長い(請求項6)。
【0029】(2)先端にビットを有しないケーシング
を連行できるので、ケーシングの強度は大きい必要がな
い。
【0030】(3)ケーシングは従来の二重管掘削にお
ける外管のようにクリーニングスイベルへの着脱作業を
する必要がないので作業の能率が向上する。
【0031】(4)一体形二重管ドリルロッドを用いて
逆循環で掘削するので、ロッドの着脱が簡単であると共
に、管径が小さくてすむので、重量軽減ができ費用も安
くなり、掘削機も小型ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すリクトラクトビッ
トによる削孔装置の図で、(a)は縦断面を、(b)
(c)は下面のビット面で縮径の状態、拡径の状態をそ
れぞれ示す。
【図2】本発明の他の実施の形態を示し、ヘッドサブの
ない場合の縦断面図である。
【図3】分割体の抜け止めの説明図で、(a)は図2の
A−A線断面を、(b)は(a)においてケーシングの
ない場合の側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すリトラクトビッ
トホロータイプダウンザホールドリルの下半分断面図で
ある。
【図5】図4に対する上半分の断面図である。
【図6】図4の下面の図で、(a)は縮径の状態を
(b)は拡径の状態をそれぞれ示す。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すリクトラクトビ
ットマルチダウンザホールの下半分断面図である。
【図8】図7に対する上半分の断面図である。
【図9】図7の下面の図で、(a)は拡径の状態を
(b)は縮径の状態をそれぞれ示す。
【図10】ピン接続の一体形二重管ドリルロッドの断面
図で、(a)は縦断面を、(b)は(a)のB−B線断
面をそれぞれ示す。
【図11】ねじ接続の一体形二重管ドリルロッドの縦断
面図である。
【図12】従来のリクトラクトビッドのビット面の拡径
の状態の説明図である。
【図13】従来のリトラクトビットのビット面の縮径状
態の説明図である。
【図14】従来のリトラクトビットの一部縦断面図であ
る。
【図15】図14のC−C線断面図である。
【図16】従来のリトラクトビットの全体縦断面図であ
る。
【図17】従来のダウンザホールドリルによる二重管掘
削装置の説明図である。
【符号の説明】
20 リクトラクトビット 21 ビット部 21a 分割体 21b 枢軸 21c 溝 22,50,72 本体部 22a U字片 22b,42a 段差 22c,42b 面 23 軸孔 30 ヘッドサブ 41,61 一体形二重管ドリルロッド 42 ケーシング 43 クリーニングスイベル 71 分割体ビット部 73 マルチボディ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のケーシングと、 先端のビット部が拡・縮可能な状態で前記ケーシングか
    ら突出して本体部が挿入されたリトラクトビットと、 このリトラクトビットにヘッドサブを介して接続された
    一体形二重管ドリルロッドのとを具備し、 この一体形二重管ドリルロッドの上端は、その外管・内
    管の隙間を経て内管に流体が連通するクリーニングスイ
    ベルに連結され、逆循環で流体が送られることを特徴と
    するリトラクトビットによる削孔装置。
  2. 【請求項2】 前記リトラクトビットは、ヘッドサブを
    介さずに直接前記一体形二重管ドリルロッドに接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載のリトラクトビッ
    トによる削孔装置。
  3. 【請求項3】 前記リトラクトビットの本体部の外側と
    ケーシング内側とには、それぞれ段差が形成され、それ
    ぞれの立上りの面である下向きの面と上向きの面とは互
    に接触していることを特徴とする請求項1または2記載
    のリトラクトビットによる削孔装置。
  4. 【請求項4】 円筒形のケーシングと、先端のビット部
    が拡・縮可能な状態でケーシングから突出して本体部が
    挿入されたリトラクトビットホロータイプダウンザホー
    ルドリルと、 これに接続された一体形二重管ドリルロッドとを具備
    し、この一体形二重管ドリルロッドの上端は、その外管
    ・内管の隙間を経て内管に流体が連通するクリーニング
    スイベルに連結され、逆循環で流体が送られることを特
    徴とするリトラクトビットによる削孔装置。
  5. 【請求項5】 前記リトラクトビットホロータイプダウ
    ンザホールドリルの外側とケーシング内側とには、それ
    ぞれ段差が形成され、それぞれの立上り面である下向き
    の面と上向きの面とは互に接触していることを特徴とす
    る請求項4記載のリトラクトビットによる削孔装置。
  6. 【請求項6】 前記ビット部の複数の分割体の枢軸に
    は、基端に円環状の溝が形成され、本体部の軸孔に嵌入
    された状態で、外方から前記溝にU字片が嵌合され、か
    つ、このU字片はピンまたはセットビス等のセット金具
    で固定されていることを特徴とする請求項1,2,3,
    4または5記載のリトラクトビットによる削孔装置。
  7. 【請求項7】 円筒形のケーシングと、 先端の分割体ビット部がケーシングから突出してマルチ
    ボディの複数の円孔に回転可能に挿入されたリトラクト
    ビットマルチダウンザホールドリルと、 これに接続された一体形二重管ドリルロッドとを具備
    し、この一体形二重管ドリルロッドの上端は、外管・内
    管の隙間を経て内管に流体が連通するクリーニングスイ
    ベルに連結され、逆循環で流体が送られることを特徴と
    するリクトラクトビットによる削孔装置。
  8. 【請求項8】 前記マルチボディの外側と外管の内側と
    には、それぞれ段差が形成され、それぞれの立上がり面
    である下向の面と上向の面とは互に接触していることを
    特徴とする請求項7記載のリトラクトビットによる削孔
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011174329A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Toshihito Okamoto 削孔装置
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