JP3388723B2 - 削孔装置及び削孔方法 - Google Patents

削孔装置及び削孔方法

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JP3388723B2
JP3388723B2 JP2000065245A JP2000065245A JP3388723B2 JP 3388723 B2 JP3388723 B2 JP 3388723B2 JP 2000065245 A JP2000065245 A JP 2000065245A JP 2000065245 A JP2000065245 A JP 2000065245A JP 3388723 B2 JP3388723 B2 JP 3388723B2
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宏二 石山
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Nishimatsu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地山を削孔する削
孔装置及び削孔方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル工事においては、切羽前方に溜
まっている地下水を抜いたり、あるいは切羽前方を構成
する地山の土質調査を行うために、トンネル施工に先立
って、切羽前方を構成する地山を数十メートル程度削孔
することがある。
【0003】この削孔は、先端部にビットが接続された
ロッドを削岩機に取り付け、このロッドを駆動させるこ
とで前記ビットで地山を削孔することにより行われる。
しかし、この削孔を行う際、削孔中または削孔後の孔壁
の崩落により、前記ロッド及びビットが地山に捕まって
しまい、削孔することも引き抜くこともできなくなり、
予定する削孔長さまで削孔できないことがあった。そこ
で、削孔中または削孔後の孔壁の崩落を防止するため
に、いわゆる2重管削孔方法により削孔が行われること
がある。
【0004】前記2重管削孔方法で使用される削孔装置
は、インナーロッドとアウターケーシングとからなる2
重管と、これらインナーロッド及びアウターケーシング
の先端部に設けられたロッドとを備えている。そして、
前記2重管削孔方法においては、前記インナーロッド及
びアウターケーシングを削岩機に取り付け、次いでこれ
らインナーロッド及びアウターケーシングを地山の削孔
位置に設置した後、これらインナーロッド及びアウター
ケーシングを地山に挿入することで地山を削孔するが、
削孔後には、前記インナーロッドのみを引き抜き、前記
アウターケーシングを孔壁として使用することで、孔壁
の崩落を防止している。さらに、このようにして形成さ
れた孔を水抜き孔や薬剤注入孔等として利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記アウタ
ーケーシングは重い鋼管で構成されていたので、アウタ
ーケーシングを地山の削孔位置に設置する設置作業が大
変で、さらにコストが高くついていた。また、前記孔が
形成された部分を後に掘削する場合があり、この場合に
は前記アウターケーシングを撤去しなければならなかっ
た。上記事情に鑑み、本発明の課題は、アウターケーシ
ングの設置作業を容易に行うことができ、かつ、アウタ
ーケーシングの撤去作業を不要とした削孔装置及び削孔
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の削孔装置1は、例えば図1、図3〜図5
に示すように、アウターケーシング20と、このアウタ
ーケーシング20の内部に収容されているインナーロッ
ド10・・・と、このインナーロッド10・・・の先端部に連
結されて、地山を削孔する削孔部30とを備えた削孔装
置1において、前記アウターケーシング20が、樹脂で
形成されており、前記削孔部30は、前記アウターケー
シング20の先端部に連結された鋼管部22と、この鋼
管部22の先端部に挿入された状態で前記インナーロッ
ド10・・・に連結されているビット(パイロットビッ
ト)31とを備え、前記鋼管部22の内周面には、前記
ビット31の基端部(ショルダー)31bが鋼管部22
の基端部側から当接可能な当接部が設けられていること
を特徴とする。ここで、前記削孔部は、地山を削孔する
金属性のビットを備えていることが望ましい。また、前
記樹脂としては、例えば塩化ビニルを使用することがで
きる。
【0007】請求項1記載の削孔装置においては、前記
アウターケーシングは、軽い樹脂で形成されているの
で、前記アウターケーシングを地山の削孔位置に設置す
る設置作業が容易になる。そして、削孔は、前記削孔装
置のインナーロッドを駆動させることで削孔部によって
地山を削孔していきつつ、アウターケーシングを地山に
挿入していき、削孔された孔が所定の削孔長さに達した
後、前記アウターケーシングを地山に残して、前記イン
ナーロッド及び削孔部の少なくとも一部を地山から引き
出すことで行われるが、前記アウターケーシングは樹脂
で形成されているため、削孔後に該削孔部分を掘削する
場合に、アウターケーシングを容易に破砕することがで
きる。
【0008】したがって、前記アウターケーシングを地
山中に残置しておくことができる。すなわち、アウター
ケーシングの撤去作業を不要とすることができる。ま
た、このように削孔された孔を、水抜き孔や薬剤注入孔
として利用することができる。さらに、前記削孔部は、
前記アウターケーシングの先端部に連結された鋼管部
と、この鋼管部の先端部に挿入された状態で前記インナ
ーロッドに連結されているビットとを備え、前記鋼管部
の内周面には、前記ビットの基端部が鋼管部の基端部側
から当接可能な当接部が設けられているので、前記削孔
装置のインナーロッドを駆動させることで削孔部によっ
て地山を削孔していきつつ、アウターケーシングを地山
に挿入していくに際して、前記ビットの基端部で鋼管部
の当接部を打撃することによって、ビットとともに鋼管
部を前進させ、これによって、アウターケーシングを地
山に挿入していくことができる。したがって、前記ビッ
トの駆動は、前記鋼管を介して前記アウターケーシング
にこれを削孔方向に引っ張るようにして伝わることにな
るので、アウターケーシングを叩いて押し進める場合に
比べて該アウターケーシングを痛めることがない。
【0009】請求項2記載の削孔装置は、例えば図1に
示すように、請求項1記載の削孔装置1において、前記
アウターケーシング20は、樹脂で形成された複数の樹
脂管21・・・を軸方向に接続することで構成されている
ことを特徴とする。ここで、前記複数の樹脂管を軸方向
に接続する方法としては、該樹脂管の一端部に雄ネジ
を、他端部に雌ネジを形成しておき、隣接する樹脂管の
一方の樹脂管の雄ネジと、他方の樹脂管の雌ネジとを係
合する方法があるが、請求項3のように、継手を用いる
方法が望ましい。
【0010】請求項2記載の削孔装置においては、前記
アウターケーシングは、樹脂で形成された複数の樹脂管
を軸方向に接続することで構成されているので、削孔長
さによって異なる長さのアウターケーシングを用意する
必要がなくなる他、地山を削孔するまでは、アウターケ
ーシングを複数の樹脂管に分断しておくことで、前記ア
ウターケーシングの取り扱いが容易になる。
【0011】請求項3記載の削孔装置は、例えば図2に
示すように、請求項2記載の削孔装置1において、隣接
する樹脂管21・・・どうしが、該樹脂管21・・・の内側に
嵌合可能な筒状をなす金属製の継手(部分継手)23・・
・,24・・・によって接続されていることを特徴とする。
ここで、前記継手としては、例えば、二つの鋼製の部分
継手からなり、一方の部分継手に雄ネジが形成され、他
方の部分継手に雌ネジが形成されたものが考えられる。
この継手を用いる場合、隣接する樹脂管のうち一方の樹
脂管に一方の部分継手を設け、他方の樹脂管に他方の部
分継手を設け、一方の部分継手の雄ネジを他方の部分継
手の雌ネジに螺合させることで隣接する樹脂管どうしを
連結する。
【0012】請求項3記載の削孔装置においては、隣接
する樹脂管どうしが、該樹脂管の内側に嵌合可能な筒状
をなす金属製の継手によって接続されているので、複数
の樹脂管をより強固に接続することができる。したがっ
て、削孔作業中に樹脂管どうしの接続が外れることを防
ぐことができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】請求項4記載の削孔方法は、例えば図1、
図6及び図7に示すように、請求項1記載の削孔装置1
を用いて地山を削孔していく削孔方法であって、前記削
孔装置1のインナーロッド10・・・を駆動させることで
削孔部30によって地山を削孔していきつつ、アウター
ケーシング20を地山に挿入していき、削孔された孔が
所定の削孔長さに達した後、前記アウターケーシング2
0を地山に残して、前記インナーロッド10・・・及び前
記削孔部の少なくとも一部(パイロットビット)31を
地山から引き出すことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の削孔方法においては、前記
削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔部に
よって地山を削孔していきつつ、アウターケーシングを
地山に挿入していき、削孔された孔が所定の削孔長さに
達した後、前記アウターケーシングを地山に残して、前
記インナーロッド及び前記削孔部の少なくとも一部を地
山から引き出すが、このアウターケーシングは樹脂で形
成されているので、以下の効果を有する。
【0018】すなわち、前記アウターケーシングを地
山の削孔位置に設置する設置作業が容易となる。前記
地山を削孔した後に該削孔部分を掘削する場合でも、ア
ウターケーシングを容易に破砕することができるので、
アウターケーシングの撤去作業を不要とすることができ
る。また、このように削孔された孔を、水抜き孔や薬剤
注入孔として利用することができる。
【0019】請求項5記載の削孔方法は、例えば図1、
図6及び図7に示すように、請求項2または3記載の削
孔装置1を用いて地山を削孔していく削孔方法であっ
て、前記削孔装置1のインナーロッド10・・・を駆動さ
せることで削孔部30によって地山を削孔していきつ
つ、前記樹脂管21・・・を順次継ぎ足していくことで、
アウターケーシング20を地山に挿入していき、削孔さ
れた孔が所定の削孔長さに達した後、前記アウターケー
シング20を地山に残して、前記インナーロッド10・・
・及び前記削孔部の少なくとも一部31を地山から引き
出すことを特徴とする。
【0020】請求項5記載の削孔方法においては、前記
削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔部に
よって地山を削孔していきつつ、前記樹脂管を順次継ぎ
足していくことで、アウターケーシングを地山に挿入し
ていくので、すなわち、樹脂管をある程度地山に挿入し
た後に次の樹脂管を継ぎ足していくこととなるので、ア
ウターケーシングを正確にかつ確実に地山に挿入するこ
とができる。また、前記アウターケーシングは樹脂で形
成された樹脂管を軸方向に接続することで構成されてい
るので、前記及びの効果も得ることができる。
【0021】請求項6記載の削孔方法は、例えば図1、
図5〜図7に示すように、請求項1〜3のいずれか一項
に記載の削孔装置1を用いて地山を削孔していく削孔方
法であって、前記削孔装置1のインナーロッド10・・・
を駆動させることで削孔部30によって地山を削孔して
いきつつ、アウターケーシング20を地山に挿入してい
くに際し、前記ビット31の基端部31bで鋼管部22
の当接部を打撃することによって、ビット31とともに
鋼管部22を前進させ、これによって、アウターケーシ
ング20を地山に挿入していき、削孔された孔が所定の
削孔長さに達した後、前記アウターケーシング20を地
山に残して、前記ビット31およびインナーロッド10
・・・を地山から引き出すことを特徴とする。
【0022】請求項6記載の削孔方法においては、前記
削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔部に
よって地山を削孔していきつつ、アウターケーシングを
地山に挿入していくに際し、前記ビットの基端部で鋼管
部の当接部を打撃することによって、ビットとともに鋼
管部を前進させ、これによって、アウターケーシングを
地山に挿入していくので、すなわち、前記ビットの駆動
は、前記鋼管を介して前記アウターケーシングにこれを
削孔方向に引っ張るようにして伝わることになるので、
アウターケーシングを叩いて押し進める場合に比べて該
アウターケーシングを痛めることがない。また、前記ア
ウターケーシングは樹脂で形成されているか、あるいは
樹脂で形成された樹脂管を軸方向に接続することで構成
されているので、前記及びの効果も得ることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。まず、地山削孔状況について図6
を用いて説明する。ここで、図6はトンネル100内の
地山削孔状況をトンネル縦断方向に模式的に示した概略
縦断面図である。
【0024】トンネル100の切羽101の近傍には、
トンネル100内を自在に走行できる走行体としての油
圧ドリルジャンボ102が配置されている。この油圧ド
リルジャンボ102のブーム103に連結された可動支
持体としてのガイドシェル104には、油圧削岩機40
が、ガイドシェル104に沿って前後動可能に装備され
ている。そして、この油圧削岩機40のシャンクロッド
41(図1参照)に、本発明に係る削孔装置1が接続さ
れる。
【0025】削孔装置1は、図1に示すように、インナ
ーロッド10・・・と、このインナーロッド10・・・をその
内部に収容するアウターケーシング20と、地山を削孔
する削孔部30とを備えている。ここで、図1は削孔装
置1の縦断面図である。
【0026】つぎに、削孔装置1の各構成要素について
図1〜図5に基づいて説明する。ここで、図2はアウタ
ーケーシング20を構成する樹脂管21どうしの連結構
造を示した縦断面図であり、図3は削孔部30の分解斜
視図であり、図4は削孔部30の斜視図であり、図5は
削孔部30の縦断面図である。なお、図3から図5は、
削孔部30を構成する鋼管22を省略して示している。
インナーロッド10は、両端に雄ネジが形成された鋼製
の筒状ロッドであり、インナーロッド10どうしは、ス
リーブナット11を用いて連結される。このスリーブナ
ット11は鉄製の筒状部材であり、内周面に雌ネジが刻
まれている。
【0027】そして、インナーロッド10どうしは、一
方のインナーロッド10の先端の雄ネジを、前記スリー
ブナット11の一端部から該スリーブナット11の雌ネ
ジに係合する一方、他方のインナーロッド10の基端の
雄ネジを、前記スリーブナット11の他端部から該スリ
ーブナット11の雌ネジに係合することで連結される。
【0028】このようにして順次連結されたインナーロ
ッド10・・・の先端を構成するインナーロッド10に
は、後述するパイロットビット(ビット)31が連結さ
れ、基端を構成するインナーロッド10には、シャンク
ロッド41が連結される。なお、シャンクロッド41の
先端部にも雄ネジが形成されており、基端を構成するイ
ンナーロッド10とシャンクロッド41との連結もスリ
ーブナット11を用いて行われる。
【0029】アウターケーシング20は、円筒形状とな
っており、塩化ビニル(樹脂)で構成された樹脂管21
・・・を、複数の部分継手(継手)23,24により軸方
向に接続することで構成される。以下、接続構造につい
て説明する。部分継手23,24は、前記樹脂管21・・
・の内側に嵌合可能な鋼製の円筒形状部材である。部分
継手23は、樹脂管21の外径とほぼ同じ外径を有する
係止部23cの両端に形成され、樹脂管21の端部内径
とほぼ同じ外径を有する円筒部分にそれぞれ雄ネジ23
a,23bが形成された構成となっている。一方、樹脂
管21の両端部の開口には、雌ネジが刻まれている。
【0030】部分継手24は、樹脂管21の端部内径と
ほぼ同じ外径を有する先端側の円筒部分に雄ネジ24a
が形成され、基端側の円筒部分に雌ネジ24bが形成さ
れた構成となっている。アウターケーシング20の基端
を構成する樹脂管21を除く各樹脂管21には、一方の
端部に部分継手23が設けられ、他方の端部に部分継手
24が設けられている。一方、アウターケーシング20
の基端を構成する樹脂管21には、一方の端部に部分継
手24が設けられている。
【0031】なお、部分継手23,24は以下のように
して樹脂管21に設けられている。すなわち、部分継手
23は、雄ネジ23aを樹脂管21の一端部の内側に、
係止部23cが樹脂管21の一端部に突き当たるまでね
じ込むとともに、雄ネジ23aと樹脂管21との接触部
分を接着剤で固定することで樹脂管21に設けられてい
る。同様に、部分継手24は、雄ネジ24aを樹脂管2
1の一端部の内側にねじ込むとともに、雄ネジ24aと
樹脂管21との接触部分を接着剤で固定すること樹脂管
21に設けられている。そして、樹脂管21どうしは、
一方の樹脂管21の部分継手23の雄ネジ23bを、他
方の樹脂管21の部分継手24の雌ネジ24bに、部分
継手24の基端が係止部23cに突き当たるまで螺合さ
せることで接続される。
【0032】削孔部30は、前記アウターケーシング2
0の先端部に連結された鋼管部22と、ビット部30a
とを備えている。鋼管部22は、鋼管22aと、該鋼管
22aの先端部に溶接されるケーシングシュー32とか
らなり、削孔部30の駆動を直接樹脂管21・・・に伝わ
らないようにし、かつ、削孔された孔が曲がらないよう
にするためのものである。鋼管22aの基端部には、部
分継手24の雌ネジ24bに係合する雄ネジが刻まれて
おり、この雄ネジを部分継手24の雌ネジ24bに螺合
することで、アウターケーシング20の先端部に連結さ
れる。
【0033】ケーシングシュー32は、円筒部32dと
連結部32cとからなる円筒形状部材であり、その内部
に後述するパイロットビット31が納められるようにな
っている。連結部32cは、円筒形状部材であり、その
先端部が円筒部32dから突出した状態で、円筒部32
dの先端部に嵌入固定されている。そして、この連結部
32cの基端部(当接部)がパイロットビット31のシ
ョルダー31bに当接するようになっている。
【0034】前記連結部32cの先端部の外側面には、
凹溝32aが周方向に形成されている。そして、この凹
溝32aには、ケーブル32bが、その側部がケーシン
グシュー32の外側に突出するようにして、嵌入されて
いる。
【0035】ビット部30aは、図3〜図5に示すよう
に、パイロットビット31と、リングビット33とで構
成されており、いずれも金属製の部材である。パイロッ
トビット31は、鋼管部22の先端部すなわちケーシン
グシュー32の内部に挿入された状態でインナーロッド
10に接続される部分である。このパイロットビット3
1の基端部には、インナーロッド10の先端部が挿入さ
れる嵌入穴34が形成されており、この嵌入穴34には
インナーロッド10の雄ネジ部に係合する雌ネジ34a
が形成されている。そして、この嵌入穴34から、パイ
ロットビット31の先端部に連通するフラッシング穴3
1aが複数形成されている。
【0036】パイロットビット31の基端部の外周面に
は、径方向外側に突出したショルダー(基端部)31b
が形成されている。また、パイロットビット31の先端
部の外径は、他の部分の外径よりも小さくなっており、
この先端部の外周面には、後述するリングビット33の
内周面に形成された溝33aに係合する凸部31dが形
成されている。
【0037】この凸部31dは、パイロットビット31
の周方向に形成されており、凸部31d両縁部のうちパ
イロットビット31の基端部側の縁部が、凸部31dの
一端部から他端部に向かって、パイロットビット31の
先端部側の縁部に近づいていく形状となっている。すな
わち、該凸部31dは、その幅が該凸部31dの一端部
から他端部に向かって狭くなるように形成されている。
また、パイロットビット31の先端部から基端部に亙っ
て凹溝31eが複数形成されており、パイロットビット
31の先端面には、突起部31cが複数形成されてい
る。
【0038】リングビット33は、円筒形状部材であ
り、その内周面には、リングビット33の先端部側に凹
溝33aが形成され、基端部側に、前記ケーブル32b
の突出部分が嵌入する凹溝33bがリングビット33の
周方向に形成されている。
【0039】前記凹溝33aは、前記凸部31dが嵌入
する部分であり、リングビット33の周方向に形成され
ている。そして、この凹溝33aは、該凹溝33a両縁
部のうちリングビット33の基端部側の縁部が、凹溝3
3aの一端部から他端部に向かって、リングビット33
の先端部側の縁部に近づいていく形状となっている。す
なわち、該凹溝33aは、その幅が該凹溝33aの一端
部から他端部に向かって狭くなるように形成されてい
る。また、前記凹溝33bの幅は、前記ケーブル32b
の突出部分の幅よりも大きくなっている。また、リング
ビット33の先端部には、突起部33cが複数形成され
ている。
【0040】そして、前記パイロットビット31とリン
グビット33とは、前記凸部31dを凹溝33aに嵌入
させることで連結されている。なお、前記凸部31dを
凹溝33aに嵌入するには、凸部31dの両端部のうち
幅の狭い端部を、凹溝33aに、該凹溝33aの両端部
のうち幅の広い端部から嵌入していけばよい。また、ケ
ーシングシュー32とリングビット31とは、ケーシン
グシュー32に設けられたケーブル32bの突出部分を
リングビット33の凹溝33bに嵌入することで連結さ
れる。したがって、削孔に際しては、パイロットビット
31の回転がリングビット33にのみ伝わり、ケーシン
グシュー32には伝わらないようになっている。
【0041】つぎに、この削孔装置1を用いて地山を削
孔する方法について図1〜図7を用いて説明する。ここ
で、図7は、アウターケーシング20を地山中に残置さ
せた態様を示す縦断面図である。まず、インナーロッド
10と、削孔部30とを連結する。
【0042】すなわち、ビット部30aのパイロットビ
ット31の嵌入穴34に形成された雌ネジ34aにイン
ナーロッド10の先端部の雄ネジ部を係合させること
で、前記インナーロッド10に取り付ける。ついで、鋼
管22aの内部に前記インナーロッド10及びパイロッ
トビット31を挿通し、鋼管22aの先端部と、ケーシ
ングシュー32の基端部とを溶接することで、インナー
ロッド10と、削孔部30とを連結する。
【0043】ついで、削孔部30が接合されたインナー
ロッド10を、油圧削岩機40のシャンクロッド41に
連結する一方、切羽101の削孔位置に合わせて油圧ド
リルジャンボ102を移動し、ブーム103を操作して
ガイドシェル104をほぼ水平に保持して削孔部30を
削孔予定位置にセットし、この状態で削孔を開始する。
【0044】油圧削岩機40を作動させて、インナーロ
ッド10を駆動させることで、パイロットビット31及
びこれに連結されたリングビット33で地山を削孔す
る。この際、前記鋼管部22を、パイロットビット31
のショルダー31bでケーシングシュー32の当接部を
打撃することによって、前記パイロットビット31及び
リングビット33とともに前進させる。
【0045】さらに、ガイドシェル104が前進するこ
とで、推進力がインナーロッド10を介してパイロット
ビット31及びこれに連結されたリングビット33に伝
えられる。この推進力は、パイロットビット31のショ
ルダー31bがケーシングシュー32の当接部に当接す
ることで、前記鋼管部22にも伝えられる。
【0046】一方、油圧削岩機40には図示しないポン
プユニットが取り付けられており、このポンプユニット
から、フラッシング水が、油圧削岩機40、シャンクロ
ッド41を介してインナーロッド10に伝えられる。こ
のフラッシング水は、インナーロッド10の中空部を通
って、パイロットビット31まで達し、該パイロットビ
ット31のフラッシング穴31aから削孔部分に放出さ
れる。そして、このフラッシング水が削孔部分のくり粉
を洗い出すと、このくり粉を含むフラッシング水は、パ
イロットビット31の凹溝31eからインナーロッド1
0と鋼管部22との間との隙間に入り、該隙間を伝わっ
て鋼管部22の基端部の開口から外部に放出される。
【0047】ある程度削孔が進行したら、インナーロッ
ド10に他のインナーロッド10を連結するとともに、
鋼管部22に樹脂管21を連結して、上記と同様に削孔
作業を行う。以下、パイロットビット31及びこれに連
結されたリングビット33で地山を削孔していきつつ、
前記樹脂管21・・・を順次継ぎ足していくことで、アウ
ターケーシング20を地山に挿入していく。
【0048】削孔された孔が所定の削孔長さに達した
後、アウターケーシング20と、鋼管部22と、リング
ビット33とを地山に残して、インナーロッド10・・
・、スリーブナット11・・・及びパイロットビット31を
順次引き出して撤去する。なお、パイロットビット31
は、前記インナーロッド10・・・を、パイロットビット
31の凸部31dがリングビット33の凹溝33aに嵌
入する方向と逆方向に回転させることで、リングビット
33から取り外される。
【0049】以上により、本実施の形態においては、ア
ウターケーシング20は、軽い樹脂で形成されているの
で、アウターケーシング20を地山の削孔位置に設置す
る設置作業が容易になる。また、削孔後に該削孔部分を
掘削する場合に、アウターケーシング20を容易に破砕
することができるので、アウターケーシング20を地山
中に残置しておくことができる。すなわち、アウターケ
ーシング20の撤去作業を不要とすることができる。ま
た、このように削孔された孔を、水抜き孔や薬剤注入孔
として利用することができる。
【0050】また、前記アウターケーシング20は、樹
脂で形成された複数の樹脂管21・・・を軸方向に接続す
ることで構成されているので、削孔長さによって異なる
長さのアウターケーシングを用意する必要がなくなる
他、地山を削孔するまでは、アウターケーシング20を
複数の樹脂管21・・・に分断しておくことで、前記アウ
ターケーシング20の取り扱いが容易になる。また、削
孔に際しては、樹脂管21・・・をある程度地山に挿入し
た後に次の樹脂管21を継ぎ足していくこととなるの
で、アウターケーシング20を正確にかつ確実に地山に
挿入することができる。
【0051】また、隣接する樹脂管21・・・どうしが、
樹脂管21・・・の内側に嵌合可能な筒状をなす鋼製の部
分継手23・・・,24・・・によって接続されているので、
複数の樹脂管21・・・をより強固に接続することができ
る。したがって、削孔作業中に樹脂管21・・・どうしの
接続が外れることを防ぐことができる。ここで、各樹脂
管21の端部に部分継手23または24を設けたので、
各樹脂管21を従来の鋼製のアウターケーシングと接続
できる。従って、アウターケーシング20を、樹脂管2
1の他に従来のアウターケーシングを用いて構成するこ
とができ、例えば鋼管22として従来の2重管削孔方法
で使用される鋼管を使用することができる。
【0052】また、前記ケーシングシュー32を構成す
る連結部32cの基端部(当接部)がパイロットビット
31のショルダー31bに当接するようになっているの
で、前記削孔装置1のインナーロッド10・・・を駆動さ
せることで削孔部30によって地山を削孔していきつ
つ、アウターケーシング20を地山に挿入していくに際
して、パイロットビット31のショルダー31bで連結
部32cの基端部(当接部)を打撃することによって、
パイロットビット31とともに鋼管部22を前進させ、
これによって、アウターケーシング20を地山に挿入し
ていくことができる。
【0053】したがって、前記パイロットビット31の
駆動は、前記鋼管部22を介して前記アウターケーシン
グ20にこれを削孔方向に引っ張るようにして伝わるこ
とになるので、アウターケーシング20を叩いて押し進
める場合に比べて該アウターケーシング20を痛めるこ
とがない。
【0054】なお、以上の実施の形態においては、樹脂
管21を塩化ビニルで構成するものとしたが、本発明は
これに限定されるものではなく、他の樹脂で構成される
ものとしてもよい。また、部分継手23,24を鋼製と
したが、他の金属で構成されるものとしても良い。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る削孔装置によれば、前記アウターケーシングは、軽い
樹脂で形成されているので、前記アウターケーシングを
地山の削孔位置に設置する設置作業が容易になる。ま
た、削孔後に該削孔部分を掘削する場合に、アウターケ
ーシングを容易に破砕することができるので、前記アウ
ターケーシングを地山中に残置しておくことができる。
すなわち、アウターケーシングの撤去作業を不要とする
ことができる。また、このように削孔された孔を、水抜
き孔や薬剤注入孔として利用することができる。また、
前記削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔
部によって地山を削孔していきつつ、アウターケーシン
グを地山に挿入していくに際して、前記ビットの基端部
で鋼管部の当接部を打撃することによって、ビットとと
もに鋼管部を前進させ、これによって、アウターケーシ
ングを地山に挿入していくことができる。したがって、
前記ビットの駆動は、前記鋼管を介して前記アウターケ
ーシングにこれを削孔方向に引っ張るようにして伝わる
ことになるので、アウターケーシングを叩いて押し進め
る場合に比べて該アウターケーシングを痛めることがな
い。
【0056】請求項2記載の発明に係る削孔装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、前記アウターケーシングは、樹脂で形成された
複数の樹脂管を軸方向に接続することで構成されている
ので、削孔長さによって異なる長さのアウターケーシン
グを用意する必要がなくなる他、地山を削孔するまで
は、アウターケーシングを複数の樹脂管に分断しておく
ことで、前記アウターケーシングの取り扱いが容易にな
る。
【0057】請求項3記載の発明に係る削孔装置によれ
ば、請求項2と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、隣接する樹脂管どうしが、該樹脂管の内側に嵌
合可能な筒状をなす金属製の継手によって接続されてい
るので、複数の樹脂管をより強固に接続することができ
る。したがって、削孔作業中に樹脂管どうしの接続が外
れることを防ぐことができる。
【0058】
【0059】請求項4記載発明に係る削孔方法によれ
ば、前記アウターケーシングは樹脂で形成されているの
で、前記アウターケーシングを地山の削孔位置に設置
する設置作業が容易となる。前記地山を削孔した後に
該削孔部分を掘削する場合でも、アウターケーシングを
容易に破砕することができるので、アウターケーシング
の撤去作業を不要とすることができる。また、このよう
に削孔された孔を、水抜き孔や薬剤注入孔として利用す
ることができる。
【0060】請求項5記載の発明に係る削孔方法によれ
ば、樹脂管をある程度地山に挿入した後に次の樹脂管を
継ぎ足していくこととなるので、アウターケーシングを
正確にかつ確実に地山に挿入することができる。また、
前記及びの効果も得ることができる。
【0061】請求項6記載の発明に係る削孔方法によれ
ば、前記ビットの駆動は、前記鋼管を介して前記アウタ
ーケーシングにこれを削孔方向に引っ張るようにして伝
わることになるので、アウターケーシングを叩いて押し
進める場合に比べて該アウターケーシングを痛めること
がない。また、前記及びの効果も得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての削孔装置の縦断
面図である。
【図2】同、削孔装置を構成する樹脂管どうしの連結部
分を示した縦断面図である。
【図3】同、削孔装置を構成するビットを示した分解斜
視図である。
【図4】同、削孔装置を構成するビットを示した斜視図
である。
【図5】同、削孔装置を構成するビットを示した縦断面
図である。
【図6】削孔状況をトンネル縦断方向に模式的に示した
概略縦断面図である。
【図7】アウターケーシングを地山中に残置させた態様
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 削孔装置 10 インナーロッド 20 アウターケーシング 21 樹脂管 22 鋼管部 23,24 部分継手(継手) 30 削孔部 31 インナーロッド(ロッド) 31b ショルダー(基端部) 32c 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−106104(JP,A) 特開 平4−221195(JP,A) 特開 平11−148291(JP,A) 特開 昭51−128803(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 7/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターケーシングと、このアウターケ
    ーシングの内部に収容されているインナーロッドと、こ
    のインナーロッドの先端部に連結されて、地山を削孔す
    る削孔部とを備えた削孔装置において、 前記アウターケーシングが、樹脂で形成されており、 前記削孔部は、前記アウターケーシングの先端部に連結
    された鋼管部と、この鋼管部の先端部に挿入された状態
    で前記インナーロッドに連結されているビットとを備
    え、前記鋼管部の内周面には、前記ビットの基端部が鋼
    管部の基端部側から当接可能な当接部が設けられている
    ことを特徴とする削孔装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の削孔装置において、 前記アウターケーシングは、樹脂で形成された複数の樹
    脂管を軸方向に接続することで構成されていることを特
    徴とする削孔装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の削孔装置において、 隣接する樹脂管どうしが、該樹脂管の内側に嵌合可能な
    筒状をなす金属製の継手によって接続されていることを
    特徴とする削孔装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の削孔装置を用いて地山を
    削孔していく削孔方法であって、 前記削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔
    部によって地山を削孔していきつつ、アウターケーシン
    グを地山に挿入していき、 削孔された孔が所定の削孔長さに達した後、前記アウタ
    ーケーシングを地山に残して、前記インナーロッド及び
    前記削孔部の少なくとも一部を地山から引き出すことを
    特徴とする削孔方法。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の削孔装置を用い
    て地山を削孔していく削孔方法であって、 前記削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔
    部によって地山を削孔していきつつ、前記樹脂管を順次
    継ぎ足していくことで、アウターケーシングを地山に挿
    入していき、 削孔された孔が所定の削孔長さに達した後、前記アウタ
    ーケーシングを地山に残して、前記インナーロッド及び
    前記削孔部の少なくとも一部を地山から引き出すことを
    特徴とする削孔方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の削
    孔装置を用いて地山を削孔していく削孔方法であって、 前記削孔装置のインナーロッドを駆動させることで削孔
    部によって地山を削孔していきつつ、アウターケーシン
    グを地山に挿入していくに際し、 前記ビットの基端部で鋼管部の当接部を打撃することに
    よって、ビットとともに鋼管部を前進させ、これによっ
    て、アウターケーシングを地山に挿入していき、 削孔された孔が所定の削孔長さに達した後、前記アウタ
    ーケーシングを地山に残して、前記ビットおよびインナ
    ーロッドを地山から引き出すことを特徴とする削孔方
    法。
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