JP3239785B2 - 二重管式掘削工具 - Google Patents

二重管式掘削工具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤若しくは岩盤
等を掘削して掘削孔等を穿設する掘削工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、地盤若しくは岩盤等を掘削して掘
削孔等を穿設するための掘削工具の一例として、二重管
式掘削工具がある。二重管式掘削工具は、先端に掘削用
のビットがそれぞれ取り付けられた内管と外管とが同軸
状に配設され、軸線回りの回転力と軸線方向の打撃力と
によって、内管と外管の先端の各ビットで掘削するもの
である。そして、掘削した土砂や岩屑等は、内管を介し
て地盤に噴出された高圧水等の流体と共に、内管と外管
の隙間内を流動して、排出口から外部に排出させるよう
になっている。このような二重管式掘削工具の一例を図
8により説明すると、この二重管式掘削工具1は互いに
同軸な外管2と内管3とを有している。外管2は、地盤
4を掘削する管状のリングビット5と、同じく管状のア
ウターケーシング6、ケーシングカップリング7が、掘
削工具1の中心軸線O方向に順次螺着され、その基端は
クリーニングアダプタ8に螺着されている。
【0003】また、内管3は、先端側からインナービッ
ト10,インナーロッド11,インナーカップリング1
2及びエキステンションロッド13が順次螺着されて、
その基端がクリーニングアダプタ8に螺着されている。
クリーニングアダプタ8には、図示しない駆動装置によ
って軸線O回りの回転力と軸線O方向の打撃力とが加え
られるシャンクロッド15が連結されている。これによ
って、外管2及び内管3には回転力と打撃力がそれぞれ
伝達されるようになっている。クリーニングアダプタ8
の外周には、ウオータースイベル16が軸線O回りに相
対回転可能に取り付けられ、ウオータースイベル16の
入水管16aから供給される高圧水Aは、内管3内の通
路を通ってインナービット10の先端開口部(図示せ
ず)から吐出されるようになっている。先端開口部から
地盤に吐出された高圧水Aは、掘削された土砂や岩屑等
と混ざり合い、外管2と内管3との隙間18を介して、
ウオータースイベル16に設けられた排水管16bから
スライムBとして外部に排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した二
重管式掘削工具1の場合、外管2の先端に位置するリン
グビット5がアウターケーシング6等その基端側の領域
より大きな外径とされており、これによって、掘削時に
アウターケーシング6の外周面が掘削孔20の内壁面に
接触しないようにされている。しかしながら、地盤が崩
れやすい場合には、掘削の振動等により、穿設した掘削
孔20の内壁面が次第に崩れ落ち、掘削孔20の内壁面
と外管2の外周面との間に土砂や岩屑等が次第に堆積す
る。そのため、外管2に加えられる軸線O回りの回転力
と軸線O方向の打撃力の大半が土砂や岩屑との摩擦によ
り消費され、最悪の場合にはリングビット5に回転力や
打撃力が伝達されなくなって、リングビット5が地盤を
掘削することができなくなってしまうという問題があ
る。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みて、外管
が土砂や地盤等と強く摩擦する場合であっても、効率よ
く掘削することのできる二重管式掘削工具を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による二重管式掘
削工具は、内管と外管が互いに同軸に配設され、先端に
掘削用のビットが設けられた二重管式掘削工具におい
て、外管のケーシング部材の先端側に、このケーシング
部材に対して回転可能で軸線方向に摺動可能とされたリ
ングビットが配設され、内管の先端側には、デバイスの
先端に着脱可能に保持されてリングビットの内側に位置
するインナービットが配設されており、内管を通してイ
ンナービットに伝達される軸線方向の打撃力と軸線回り
の回転力とを、内管からリングビットに伝達する打撃力
伝達部と回転力伝達部とが前記デバイスに設けられてい
ることを特徴とするものである。そのため、掘削時に外
管の周囲に土砂や岩屑等が堆積しても、内管のインナー
ビットに伝達される回転力と打撃力は、内管を介して外
管の先端側であるリングビットにのみ伝達されるため
に、外管のリングビットの後方に位置するケーシング部
材に土砂や岩屑等が堆積しても回転力及び打撃力の伝達
の妨げにならず、土砂等と外管との摩擦による回転力及
び打撃力の消耗が抑制され、効率よくリングビットとイ
ンナービットとに回転力と打撃力が伝達されて掘削する
ことができ、しかもリングビットの後方の外管部分は薄
肉状でよく、製造コストが低廉である。尚、ケーシング
部材は、ケーシングトップとケーシングを含むもので、
外管のリングビットの後方に接続される部材をいう。
【0007】また、内管には、打撃力と回転力をリング
ビットに伝達するデバイスと、このデバイスの先端に着
脱可能に保持されたインナービットとが備えられて
り、インナービットが摩耗しても着脱交換することでデ
バイスその他の内管を再使用することができる。打撃力
伝達部は、リングビットの内周面とデバイスの外周面と
にそれぞれ形成された互いに当接する当接面と打撃面と
し、回転力伝達部は、リングビットの内周面とデバイス
の外周面との一方に形成された軸線方向の溝と他方に形
成された該溝に嵌合する突部としてもよい。或いは、軸
線方向の溝の先端に突部の受け部を形成することで打撃
力伝達部及び回転力伝達部とし、これらの溝と突部によ
ってデバイスからリングビットに回転力と打撃力を伝達
するようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至4により説明する。図1は実施の形態による二重管
式掘削工具の縦断面図、図2は二重管式掘削工具の先端
面図、図3は図1におけるC−C線断面図、図4は図1
におけるD−D線断面図である。図1及び2において、
二重管式掘削工具22は、外管23と内管24が同軸状
に配設されている。外管23は先端側から基端側に向け
て、リングビット25、ケーシングジョイント26、ケ
ーシング27を備えており、その後方のクリーニングア
ダプタ28の外周筒部28aにケーシング27の後端部
27aが軸線方向に摺動可能かつ回転可能に嵌合されて
いる。また、内管24は先端側から基端側に向けて、イ
ンナービット30、デバイス31、ロッド32が備えら
れており、その後方のクリーニングアダプタ28中央ネ
ジ穴にロッド32の後端ネジ部32aが螺合されてい
る。クリーニングアダプタ28はその後端中央部にシャ
ンクロッド33先端のネジ部33aが螺合され、シャン
クロッド33は図示しない駆動装置に連結されて打撃力
と回転力を内管24を通してその先端のインナービット
30まで伝達するようになっている。
【0009】図において、リングビット25は概略円筒
状を呈し、その先端面25aには所定角度間隔(図では
90度間隔)で径方向に板状の超硬ビット(チップ)3
5が嵌め込まれている。そして、リングビット25の外
周面は中途部から先端面25aまで中心軸線O方向に沿
って漸次拡径するように形成されている。リングビット
25の内周面は中心軸線O方向中途部から段部を介して
基端側が拡径され、小径側を第一内周面25b,大径側
を第二内周面25cとされている。第一内周面25bに
は、軸線O方向に沿って所定間隔で(図3及び4では9
0度間隔)キー溝36(溝)が形成されている。第一内
周面25bと第二内周面25cとの間の段部は、リング
状に形成されたテーパ状の当接面37とされ、この当接
面37は軸線Oに対して例えば角度α傾斜し、後述する
打撃伝達部の一部を構成する。更に、第二内周面25c
の基端側は軸線O方向に沿ってネジ山が設けられたネジ
部38とされている。
【0010】また、図1において、ケーシングジョイン
ト26の先端外周面にもネジ部38と螺合するネジ部3
9が設けられており、組立状態で各ネジ部38,39は
互いに螺合された後互いに反対側に通過した状態とさ
れ、リングビット25はケーシングジョイント26から
外れないように、しかも軸線Oに沿って摺動可能に及び
軸線O回りに回転可能に保持されている。そして、ケー
シングジョイント26はその基端側でケーシング27の
先端部と溶接され(溶接部w1)、ケーシング27の基
端側が嵌合されたクリーニングアダプタ28には、その
外周筒部28aに排出口41が形成されている。
【0011】また、内管24では、インナービット30
は、略円錐台状の先端部43と基端側に連続する小径の
ネジ部44とからなり、先端部43の先端面43aに所
定間隔で超硬のボタンビット40が植設されている(図
1,2参照)。ネジ部44はデバイス31の先端部45
に設けられたネジ穴45aに着脱可能に螺合されてい
る。デバイス31の先端部45の外周面45bはリング
ビット25の第一内周面25bに同軸状に密接するよう
嵌め込まれ、更にキー溝36に摺動可能に嵌合するキー
部材46(突部)が所定間隔(図3及び図4では180
゜間隔)で突出形成され、内管24に伝達される回転力
を直接リングビット25に伝達し得るようになってい
る。このキー部材46は例えばキー溝36の周方向の幅
の1/2程度の幅に寸法が設定されている(図3及び図
4参照)。
【0012】更に、デバイス31は先端部45の後方で
傾斜角αのテーパ状の打撃面47を介して拡径され、拡
径部48がケーシングジョイント26の内周面に摺動可
能に当接している。打撃面47はリングビット25の当
接面37と当接して打撃力伝達部を構成し、デバイス3
1に伝達される中心軸線方向の打撃力をリングビット2
5に伝達できるようになっている。また、内管24で
は、インナーロッド30、デバイス31、ロッド32を
通してその中心軸線Oとほぼ同軸に高圧水Aを供給する
ための連通路50が穿設されており、この連通路50は
インナーロッド30の先端面43で開口50aに連通
し、またクリーニングアダプタ28内の供給口50bに
も連通している。また、図2に示す工具の先端面におい
て、リングビット25の内周側とインナービット30の
外周面にはそれぞれくり粉溝51、52が所定間隔で設
けられ、これらくり粉溝51、52はデバイス31とリ
ングビット25との間に設けられたキー部材46で覆わ
れないキー溝36の部分に対向するデバイス31の一対
の排出溝53を介してロッド32の周囲の空間54そし
て排出口41に連通している。
【0013】本実施の形態による二重管式掘削工具は、
上述のように構成されており、図示しない駆動装置で生
じる軸線O回りの回転力と軸線O方向の打撃力は、シャ
ンクロッド33を介してクリーニングアダプタ28に伝
達され、更にロッド32を介してデバイス31からイン
ナービット30に伝達される。クリーニングアダプタ2
8とケーシング27とは摺回動可能に連結されているた
めに、クリーニングアダプタ28に伝達された回転力と
打撃力はケーシング27には伝達されない。そして、デ
バイス31に伝達された打撃力は、デバイス31の打撃
面47から当接面37によってリングビット25に伝達
される。更に、デバイス31の回転力はキー部材46と
キー溝36を介してリングビット25に伝達される。
【0014】リングビット25は、ネジ部38,39で
ケーシングジョイント26と互いに摺回動可能に保持さ
れているから、内管24の打撃力と回転力はデバイス3
1を介して外管23のリングビット25に伝達されるこ
とになる。そして、この打撃力及び回転力によって、イ
ンナービット30とリングビット25の各先端面43
a,25aに取り付けられた超硬ビット40,35で地
盤を掘削し、穿孔することになる。掘削に際して、高圧
水Aが連通路50b、50を介して開口50aから地盤
に噴射される。掘削によって生成された土砂等と水のス
ライムBはくり粉溝51,52を介してキー溝36、排
出溝53を流れ、更に空間54を通して排出口41から
外部に排出されることになる。
【0015】上述のように本実施の形態によれば、内管
24を介して先端側のインナービット30に伝達される
打撃力と回転力は、デバイス31からリングビット25
にも伝達されるから、掘削時に外管23の外周面のう
ち、ケーシング27やケーシングジョイント26等のケ
ーシング部材に掘削孔の周囲の土砂や岩屑等が接触して
いても、これら土砂等との摩擦によって回転力や打撃力
が消費されることがなく効率的に掘削でき、エネルギー
ロスが少なく、経済的であるという格別の利点を有す
る。しかも、掘削に際して、ケーシング27やケーシン
グジョイント26は回転力や打撃力の伝達を受けないか
ら、製造コストの低廉な薄肉タイプのものを用いること
ができる。また、リングビット25を用いたことで、地
盤が礫岩や崩落層等でも比較的小さいトルクで回転掘削
することができ、その回転も滑らかである。
【0016】次に、図5乃至図7に示す上述の実施の形
態と若干形状の相違する同種の二重管掘削工具に、上述
と同様の部分に同一の符号を用いて変形例を説明する。
尚、インナービット30とリングビット25の各先端面
43a,25aのビットは、板状のクロスタイプとボタ
ンビットのいずれを用いてもよい。また、駆動装置とし
てトップハンマーや、図5に示すようなDHDハンマー
60を用いてもよい。また、ケーシングジョイント26
を省略してもよく、その場合、図6に示すように、ケー
シング27の先端外周面にネジ部61を直接形成して、
リングビット25のネジ部38を互いに通過させた状態
で保持するようにしてもよい。
【0017】また、上述の実施の形態において、略リン
グ状のケーシングジョイント26を軸線方向に半割して
二分割してもよく、二重管式掘削工具の組立時に、ケー
シングジョイント26の半割面を互いに溶接し、同時に
ケーシングジョイント26とケーシング27とを溶接す
ることととすれば、ネジ部39に代えて外れ防止用の突
起を径方向に突出形成することで、上述の実施の形態と
同様に、ケーシングジョイント26に対してリングビッ
ト25を摺回動自在に保持することができる。
【0018】また、リングビット25とケーシングジョ
イント26との保持構造について、図7に示すように、
径方向に対向して、その一方にリング状の凹溝65を形
成し、他方にこの凹溝65内に位置する弾性リング66
を設けることとしてもよく、この場合も、凹溝65の軸
線方向長さと弾性リング66の外径との差の長さ分だ
け、リングビット25は軸線O方向に摺動可能に保持さ
れ、また軸線O回りに回転可能でもある。尚、上述の実
施の形態におけるキー部材46とキー溝36、くり粉溝
51,52の数は掘削工具の外径の大きさにより適宜増
減することができる。また、リングビット25にキー部
材46を設け、デバイス31にキー溝36を形成しても
よい。また、内管24と外管23の嵌合状態で、内管2
4のインナービット30がリングビット25の先端面2
5aより突出する構成としたが、これに代えて両者の先
端面43a,25aが面一とされてもよい。
【0019】尚、打撃力伝達部として、リングビット2
5の当接面37とデバイス31の打撃面47をそれぞれ
リング状に設けたが、これに代えて、デバイス31に径
方向外側に突出する突起を設け、リングビット25にこ
の突起を受ける受け面を形成するようにしてもよい。特
に、突起をキー部材46の先端面で構成し、その受け面
をキー溝36上に設ければ、キー部材46とキー溝36
とで、回転力と打撃力の両方の伝達部材を構成できる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る二重管式掘
削工具は、外管のケーシング部材の先端側に、このケー
シング部材に対して回転可能で軸線方向に摺動可能とさ
れたリングビットが配設され、内管の先端側には、デバ
イスの先端に着脱可能に保持されてリングビットの内側
に位置するインナービットが配設されており、この内管
に付与された軸線方向の打撃力をリングビットに伝達す
る打撃力伝達部と、内管に付与された軸線回りの回転力
をリングビットに伝達する回転力伝達部とが、このデバ
イスに設けられているから、掘削時に外管のケーシング
部材の周囲に土砂や岩屑等が堆積しても、内管のインナ
ービットに伝達される回転力と打撃力は、外管にはケー
シング部材の先端側のリングビットにのみ伝達されるた
めに、外管と土砂や岩屑等との間の摩擦による回転力及
び打撃力の消耗が抑制され、効率よくリングビットとイ
ンナービットとで掘削することができ、しかもリングビ
ットの後方のケーシング部材は薄肉状でよく、製造コス
トを低廉にできる。また、内管には、打撃力と回転力を
リングビットに伝達するデバイスと、このデバイスの先
端に着脱可能に保持されたインナービットとが備えられ
ているから、インナービットが摩耗しても着脱交換する
ことでデバイスを再使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による二重管式掘削工具
の概略断面図である。
【図2】 図1に示す二重管式掘削工具の先端面図であ
る。
【図3】 図1のC−C線断面図である。
【図4】 図1のD−D線断面図である。
【図5】 二重管式掘削工具の変形例を示す要部断面図
である。
【図6】 二重管式掘削工具の別の変形例を示す要部断
面図である。
【図7】 二重管式掘削工具の別の変形例を示す要部断
面図である。
【図8】 従来の二重管式掘削工具を一部破断状態で示
す図である。
【符号の説明】
22 二重管式掘削工具 23 外管 24 内管 25 リングビット 27 ケーシング 30 インナービット 31 デバイス 36 キー溝 37 当接面 46 キー部材 47 打撃面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 猛 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田 1528番地 三菱マテリアル株式会社 岐 阜製作所内 (56)参考文献 特開 平7−243295(JP,A) 特開 平4−146393(JP,A) 特開 平3−55386(JP,A) 特開 平8−312278(JP,A) 特開 平9−100688(JP,A) 特開 平9−96184(JP,A) 特開 平8−144678(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 6/00 E21B 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内管と外管が互いに同軸に配設され、先
    端に掘削用のビットが設けられた二重管式掘削工具にお
    いて、 前記外管のケーシング部材の先端側に、このケーシング
    部材に対して回転可能で軸線方向に摺動可能とされたリ
    ングビットが配設され、前記内管の先端側には、デバイ
    スの先端に着脱可能に保持されて前記リングビットの内
    側に位置するインナービットが配設されており、 前記内管を通してインナービットに伝達される軸線方向
    の打撃力と軸線回りの回転力とを、前記内管からリング
    ビットに伝達する打撃力伝達部と回転力伝達部とが前記
    デバイスに設けられていることを特徴とする二重管式掘
    削工具。
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