JPH11181978A - 太陽電池の取付け構造 - Google Patents

太陽電池の取付け構造

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JPH11181978A
JPH11181978A JP9354484A JP35448497A JPH11181978A JP H11181978 A JPH11181978 A JP H11181978A JP 9354484 A JP9354484 A JP 9354484A JP 35448497 A JP35448497 A JP 35448497A JP H11181978 A JPH11181978 A JP H11181978A
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Japan
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solar cell
cell assembly
frame
gantry
mounting structure
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JP9354484A
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Haruhisa Yamamoto
晴央 山本
Noriyuki Hashimoto
憲幸 橋本
Tatsuo Shinozaki
立男 篠崎
Tetsumasa Umemoto
哲正 梅本
Masao Tanaka
正雄 田中
Jun Senda
純 千田
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Sharp Corp
Shiroki Corp
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Sharp Corp
Shiroki Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
    • F24S25/33Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors forming substantially planar assemblies, e.g. of coplanar or stacked profiles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/20Peripheral frames for modules
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場での取付け工数を減少でき、コストダウ
ンが図れる太陽電池取付け構造を提供することを課題と
する。 【解決手段】 野地板10上に設けられ、軒方向に向か
って延び、略一定の間隔で略平行に配置された不燃性の
材質でなる複数の架台20と、隣接する架台20に側部
がそれぞれ取り付けられ、太陽電池40、該太陽電池4
0の周囲に設けられ、不燃性の材質でなるフレーム50
から構成された太陽電池組立体30とで野地板10を覆
うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根に設けられる
太陽電池の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋根は不燃性の屋根板材で葺か
なければならない。よって、屋根上に太陽電池を設置す
る場合には、防水シートを張った野地板上を瓦,スレー
ト,トタン等の不燃性屋根板材で屋根を葺き、これら屋
根板材上に架台を設け、この架台上に太陽電池を設置し
ている。
【0003】又、瓦,スレート,トタン等の屋根板材で屋
根を葺く代わりに、図15に示すような構造も提案され
ている。図において、1は野地板で、野地板1上には、
防水シート2が張られている。
【0004】防水シート2上には、太陽電池3を支持す
る不燃材でなるブラケット5が太陽電池3が設置される
箇所の全域にわたって設けられている。即ち、この不燃
材でなるブラケット5が屋根板材となっている。
【0005】ブラケット5は、防水シート2が張られた
野地板1上に設けられる脚部6と、太陽電池3が載置さ
れる載置部7とからなり、太陽電池3は載置部7にクリ
ップ8を用いて固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図15に示す
構成の太陽電池の取付け構造では、太陽電池3が設置さ
れる箇所全域を屋根板材であるブラケット5で覆わなけ
ればならず、現場での取付け工数が多くなる問題点があ
る。
【0007】特に、太陽電池3が小さいと、太陽電池3
に対応するブラケット5も小さくなるので、現場での取
付け工数が増加する問題点がある。本発明は、上記問題
点に鑑みてなされたもので、その目的は、現場での取付
け工数を減少でき、コストダウンが図れる太陽電池取付
け構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、野地板上に設けられ、軒方向に向か
って延び、略一定の間隔で略平行に配置された不燃性の
材質でなる複数の架台と、隣接する前記架台に側部がそ
れぞれ取り付けられ、太陽電池、該太陽電池の周囲に設
けられ、不燃性の材質でなるフレームから構成された太
陽電池組立体とで前記野地板を覆うことを特徴とする太
陽電池の取付け構造である。
【0009】太陽電池は、表面がガラス板で覆われてい
るので、不燃物であり、太陽電池組立体も不燃物とな
る。従って、不燃性の架台と、不燃性の太陽電池組立体
とで野地板を覆うことにより、屋根は不燃材で覆われる
ことになる。
【0010】そして、野地板上に軒方向に向かって延び
る架台を略一定の間隔で略平行に配置することで、太陽
電池組立体を設置できるので、現場での取付け工数が減
り、コストダウンが図れる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の太陽電池組立体の下部フレームに、この太陽電池組
立体の下側に配置される太陽電池組立体の上部フレーム
に重なるつば部を設けたことを特徴とする太陽電池の取
付け構造である。
【0012】上側の太陽電池組立体の下部フレームのつ
ば部が、下側の太陽電池組立体の上部フレームに重なる
ことにより、上側の太陽電池組立体と下側の太陽電池組
立体との間の止水がなされる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の隣接する前記太陽電池組立体の側部の間にカ
バーを設けたことを特徴とする太陽電池の取付け構造で
ある。
【0014】カバーを設けることで、太陽電池組立体の
側部より架台へ流れ落ちる雨水の量を減少させることが
できる。請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載の発明の太陽電池組立体の側部と、前記架台
との取付けは、前記太陽電池組立体の側部フレームに設
けられ、前記架台係脱可能なクリップで行なうことを特
徴とする太陽電池の取付け構造である。
【0015】クリップを用いて太陽電池組立体と架台と
の取付けを行なうことにより、太陽電池組立体の取付け
が容易となる。更に、取り外しも容易となるので、メン
テナンス時の作業性が向上する。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明の架台に、前記太陽電池組立体の
下部フレームが当接する当接部を設けたことを特徴とす
る太陽電池の取付け構造である。
【0017】架台に当接部を設け、この当接部が太陽電
池組立体の荷重を受けることにより、太陽電池組立体に
は、上側に設けられた太陽電池組立体の荷重がかからな
いので、フレームの強度を小さくすることが可能とな
り、コストダウンが図れる。
【0018】尚、本発明において、架台の断面は中空
で、上面に軒方向に向うスリットが形成され、このスリ
ットの両側に前記太陽電池組立体の側部を設けることが
望ましい。
【0019】このような構成にすれば、太陽電池組立体
の側部より流れ落ちた雨水は架台のスリットを介して架
台内を流れ、雨水が野地板にかかるのを防止する。又、
前記架台は、垂木と対向するように設けることが望まし
い。
【0020】即ち、野地板に荷重が作用して、変形する
のを防止できる。そして、クリップの一例としては、架
台のスリットに係脱可能なクリップがある。
【0021】更に、太陽電池組立体は、複数の太陽電池
からなることが望ましい。太陽電池組立体を複数の太陽
電池から構成することにより、一つの太陽電池組立体で
野地板の大きな面積を覆うことが可能となり、現場での
取付け工数を減少できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。 (全体構成)図1は本実施の形態例の全体構成を説明する
図である。図において、10は屋根を葺く下地となる野
地板、12は野地板10を支える垂木である。
【0023】20は野地板10上に設けられ、軒方向に
向かって 延び、略一定の間隔で略平行に配置された不
燃性の材質でなる架台である。尚、本実施の形態例で
は、架台20は垂木11と対向するように設けた。
【0024】30は隣接する架台20に側部がそれぞれ
設けられ、四枚の太陽電池40と、太陽電池40の周囲
に設けられ、不燃性の材料でなるフレーム50とから構
成される太陽電池組立体である。
【0025】そして、これら架台20と太陽電池組立体
30とにより野地板10は覆われている。 (太陽電池)次に、図2〜図5を用いて、太陽電池40の
説明を行なう。図2は太陽電池の平面図、図3は図2の
切断線A-Aでの断面図、図4は図2の切断線B-Bにおける
断面図、図5は図2の切断線C-Cにおける断面図であ
る。
【0026】パネル状の太陽電池40は、図2に示すよ
うに、周囲にステンレス鋼等の不燃性の材質でなるフレ
ーム150が係合している。フレーム150は太陽電池
40の長辺側に係合する長辺側フレーム151,152
と、太陽電池40の短辺側に係合する短辺側フレーム1
53,154とからなっている。
【0027】図3〜図5に示すように、各フレーム15
1〜154の基本断面形状は、同一で、太陽電池40の
周縁をオレフィンエラストマー等の材質からなるシール
材155を介して挟持する太陽電池挟持部156と、太
陽電池挟持部156に連設され、架台20に当接する脚
部157とからなっている。
【0028】又、図3に示すように、短辺側フレーム1
53,154のうちの一方のフレーム、図2では短辺側
フレーム153の上面には、つば部としての止水プレー
ト158が固着されている。
【0029】更に、図5に示すように、長辺側フレーム
151,152のうちの一方のフレーム、図2では長辺
側フレーム152に、架台に係脱可能なクリップ60を
保持するブラケット160が三か所設けられている。 (太陽電池組立体)次に、図6〜図9を用いて、太陽電池
組立体30の組み付け構造の説明を行なう。図6は太陽
電池組立体の平面図、図7は図6の切断線D-Dにおける
断面図、図8は図6の切断線E-Eにおける断面図、図9
は図6のF部における部分断面拡大図である。
【0030】図6に示すように、本実施の形態例の太陽
電池組立体30は四枚の太陽電池40からなり、各太陽
電池40のフレーム150をねじ等の機械的結合方法に
より一体化してなっている。そして、フレーム150の
長辺側フレーム151,152が軒方向となるように屋
根に取り付けられ、上側及び下側の短辺側フレーム15
3,154に止水プレート158が固着されている。
【0031】又、一方の側部側のブラケット160と、
他方の側部側のブラケット160とは、水平方向で同じ
高さにならないように、ブラケット160は設けられて
いる。
【0032】次に、図7を用いて、左右方向の位置関係
にある太陽電池40,40の対向する長辺側フレーム1
52と長辺側フレーム151との取付け構造を説明す
る。対向する長辺側フレーム152と長辺側フレーム1
51の各脚部157には、対向する穴157aが設けら
れ、この穴157a,157aに挿通するボルト250
とこのボルト250に螺合するナット251とで、左右
方向の位置関係にある太陽電池40,40の対向する長
辺側フレーム152と長辺側フレーム151とは結合さ
れている。
【0033】尚、255は、ボルト250の首部に嵌合
し、一方の端部が長辺側フレーム152に、他方の端部
が長辺側フレーム151とに当接し、長辺側フレーム1
52と長辺側フレーム151との間隔を決定するジュラ
コン等の材質でなる円筒状のスペーサである。
【0034】更に、256,257は、ボルト250と
ナット251を安定して着座させるための平座金、25
8はナット251の緩み止めをおこなうばね座金であ
る。次に、図8を用いて、上下方向の位置関係にある太
陽電池40,40の対向する短辺側フレーム154と短
辺側フレーム153との取付け構造を説明する。
【0035】短辺側フレーム154と短辺側フレーム1
53との取付け構造は、図7を用いて説明を行なった長
辺側フレーム152と長辺側フレーム151との取付け
構造、即ち、ボルト250とナット251を用いて取り
付ける点で、同一である。
【0036】異なる構成は、図に示すように、上側の太
陽電池40の荷重が作用する下側の短辺側フレーム15
3の補強を行なうために、断面コ字形の補強Cチャンネ
ル260を短辺側フレーム154,短辺側フレーム15
3に沿わして配設した点である。
【0037】次に、図9を用いて、各太陽電池40のフ
レーム150の角部の説明を行なう。図において、各太
陽電池40の長辺側フレーム151と短辺側フレーム1
54の接合、及び、長辺側フレーム151と短辺側フレ
ーム153との接合は、それぞれのフレームの先端を斜
め(約45度)にカットして、カット面を突当てる構成とな
っている。
【0038】そして、それぞれのフレームの脚部157
に当接するL字形のコーナーブラケット270が、ねじ
271と、ねじ271に螺合するナット272とでそれ
ぞれのフレームの脚部157に取り付けられ、各フレー
ムの接合がなされている。
【0039】尚、他の角部も同様に、コーナーブラケッ
ト270,ねじ271,ナット272とで接合されてい
る。又、上下方向の位置関係にある長辺側フレーム15
1,151は、長辺側フレーム151と長辺側フレーム
151とを橋絡するように設けられた補強板280がね
じ271とナット272とで取り付けられることによ
り、連結されている。
【0040】尚、上下方向の位置関係にある長辺側フレ
ーム152,152も、補強板280によって連結され
ている。 (架台)次に、図10及び図11を用いて、架台20の説
明を行なう。図10は図1におけるG方向矢視図、図1
1は図10の切断線H-Hにおける断面図である。
【0041】図10に示すように、本実施の形態例の架
台20は、断面が中空形状、本実施の形態例では角筒形
で、上面に軒方向に向かうスリット21が形成されてい
る。そして、スリット21で分割された第1の上面23
と、第2の上面24とに、それぞれ太陽電池組立体30
の側部、即ち、長辺側フレーム151,152が載置さ
れる。
【0042】架台20の野地板10への取付けは、ねじ
釘25を用いて行なわれている。又、ねじ釘25の頭部
をコーキング材26で覆い、ねじ釘25からの漏水を防
止している。
【0043】次に、図10に示すように、架台20の第
1及び第2の上面23,24には、各太陽電池組立体3
0の下部フレームが当接する当接部としての、タッピン
グねじ27が略一定のピッチで設けられている。
【0044】このタッピングねじ27のピッチ、即ち、
太陽電池組立体30の軒方向の配設ピッチは、太陽電池
組立体30の下側の短辺側フレーム154に固着された
止水プレート158が、下方に位置する太陽電池組立体
30の上方の短辺側フレーム153(本実施の形態例で
は短辺側フレーム153)に固着された止水プレート1
58に重合可能なピッチとした(図10参照)。 (太陽電池組立体の側部と架台との取付け構造)次に、図
12及び図13を用いて、太陽電池組立体30の側部
と、架台20との取付け構造を説明する。図12はクリ
ップの取付けを説明する分解斜視図、図13はクリップ
と架台の取付けを説明する断面図である。
【0045】最初に、図12を用いて、クリップ60の
太陽電池組立体30への取付け構造を説明する。図にお
いて、クリップ60は長辺側フレーム152の脚部15
7に取り付けられるブラケット160を介して太陽電池
組立体30に取り付けられる。ブラケット160は長辺
側フレーム152の脚部157を挟持するように取り付
けられる挟持部161と、挟持部161の中央部より太
陽電池40の受光面と平行な平面上で太陽電池40より
離れる方向に延出するクリップ取り付け部162とから
構成されている。
【0046】更に、クリップ取り付け部162の両端に
は、互に近づく方向に折り返された折り返し部163,
164が形成されている。従って、クリップ取り付け部
162には、図12に示すように、幅W2のスリット16
5が形成された幅W1の扁平な穴166が形成されてい
る。
【0047】次に、図13及び図12を用いて、クリッ
プ60の説明を行なう。本実施の形態例のクリップ60
は、ステンレスの薄板を折り曲げ加工して製造されるも
ので、自然状態において、基端部側の間隔が架台20の
スリット21の幅より広く設定され、先端部に向かって
間隔が漸次狭くなり、先端部どうしが接続された第1及
び第2の挿入部61,62と、第1及び第2の挿入部6
1,62の基端部から、第1及び第2の挿入部61,62
の延出方向と反対側の方向に延出し、自然状態で両者の
間隔が架台20のスリット21の幅と等しいか、又は若
干狭くなるように設定された第1及び第2のスリット対
向部63,64と、第1及び第2のスリット対向部63,
64に連設され、重なり合う第1及び第2の重合部6
5,66とからなっている。
【0048】そして、図10に示すように、第1及び第
2の重合部65,66の幅は、ブラケット160の穴1
66の幅W1より若干狭い幅W1′に設定され、第1及び第
2の挿入部61,62、第1及び第2のスリット対向部
63,64の幅は、スリット165の幅W2よりも若干狭
いW2′に設定されている。
【0049】第1及び第2の重合部65,66には、自
然状態においては一部重なると共に、重なる部分が広く
なる方向に第1及び第2の重合部65,66を移動させ
ると、第1のスリット対向部63と第2のスリット対向
部64との間隔、及び、第1の挿入部61と第2の挿入
部62との間隔が狭まる方向に移動する第1及び第2の
穴67,68が形成されている。
【0050】更に、クリップ60の第1及び第2の挿入
部61,62には、第1及び第2の切り起し部61a,6
2aが形成されている。又、ブラケット160のクリッ
プ取り付け部162には、クリップ60の第1及び第2
の穴67,68に対向する貫通穴168が形成されてい
る。
【0051】尚、図13において、28は、太陽電池組
立体30の長辺側フレーム151,152の脚部157
の架台20の第1及び第2の上面23,24との対向面
に貼られたテープ状の止水ゴムである。尚、この止水ゴ
ム28は、架台20の第1及び第2の上面に貼ってもか
まわない。 (カバー)次に、図14を用いてカバーの説明を行なう。
図14はカバーの断面図である。
【0052】図に示すように、隣接する太陽電池組立体
30の側部間を塞ぐように、太陽電池組立体30の側部
に沿って帯状のカバーを200を設けている。このカバ
ー200は、弾性を有する樹脂材で形成され、断面にお
いて、長辺側フレーム151,152の上面に当接可能
な頭部201と、隣接する太陽電池組立体30の長辺側
フレーム151と長辺側フレーム152との間に挿入さ
れる首部202とからなっている。
【0053】首部202の先端部には、太陽電池組立体
30の側部と平行な方向に延びるV字形の切り込み部2
03が形成され、切り込み部203を介して、長辺側フ
レーム151,152の太陽電池挟持部156の下面に
当接可能な第1及び第2の返し部204,205が形成
されている。
【0054】従って、このカバー200の首部202を
隣接する太陽電池組立体30の側部間に挿入すると、第
1及び第2の反し部204,205が、長辺側フレーム
151,152の太陽電池挟持部156の下面に当接可
能となり、カバー200の抜け止めとなっている。 (太陽電池組立体の取付け)次に、太陽電池組立体30を
架台20に取り付ける方法を説明する。
【0055】太陽電池組立体30のクリップ60が架台
20のスリット21上に位置するように太陽電池組立体
30を配置し、太陽電池組立体30を架台20に対して
略垂直な方向に押す。
【0056】すると、クリップ60の第1及び第2の挿
入部61,62の先端部が、架台20のスリット21に
挿入されて行く。第1及び第2の挿入部61,62の基
端部側の間隔は、スリット21の幅より広く設定されて
いるので、スリット21の対向する壁面によって、第1
及び第2の挿入部61,62は近づく方向に弾性変形す
る。
【0057】更に太陽電池組立体30を押し続け、クリ
ップ60の第1及び第2挿入部61,62が架台20の
スリット21を通過すると、図13に示すように、太陽
電池組立体30の長辺側フレーム151,152は、止
水ゴム28を介して架台20の第1及び第2の上面2
3,24に当接すると共に、クリップ60の第1及び第
2の挿入部61,62は弾性反発力により、自然状態に
復帰し、太陽電池組立体30を架台20より、引き上げ
ようとしても、クリップ60の第1及び第2の切り起し
部61a,62aが架台20の第1及び第2の上面23,
24に当接し、それ以上の引き上げが禁止される状態と
なる。
【0058】そして、太陽電池組立体30を架台20に
沿って下方向に移動し、下側の短辺側フレーム154を
架台20のタッピングねじ27に当接させて、1つの太
陽電池組立体30の取付けを終了する。
【0059】このようにして、太陽電池組立体30を屋
根上に配設し、最後に、隣接する太陽電池組立体30の
側部間をカバー200で覆う。 (太陽電池組立体の取り外し)図13に示すように、ブラ
ケット160の貫通穴168を介して、クリップ60の
第1及び第2の重合部65,66の一部重なった第1及
び第2の穴67,68にテーパ状部材90を矢印I方向に
挿入し、第1及び第2の穴67,68の重なる面積が広
がるように第1及び第2の重合部65,66を移動させ
ると、クリップ60の第1のスリット対向部63と第2
のスリット対向部64との間隔、及び、第1の挿入部6
1と第2の挿入部62との間隔が狭まる方向に移動す
る。
【0060】この第1及び第2の重合部65,66の移
動を、第1及び第2の挿入部61,62の基端部側の間
隔が、架台20のスリット21の幅より狭くなるまで行
ない、太陽電池組立体30を引き上げると、クリップ6
0はなんの抵抗もなく架台20より取り外される。
【0061】上記構成によれば、太陽電池40は、表面
がガラス板で覆われているので、不燃物であり、太陽電
池組立体30も不燃物となる。従って、不燃性の架台2
0と、不燃性の太陽電池組立体30とで野地板10を覆
うことにより、屋根は不燃材で覆われることになる。
【0062】そして、野地板10上に軒方向に向かって
延びる架台20を略一定の間隔で略平行に配置すること
で、太陽電池組立体30を設置できるので、現場での取
付け工数が減り、コストダウンが図れる。
【0063】又、上側の太陽電池組立体30の下部フレ
ームである短辺側フレーム154の止水プレート158
が、下側の太陽電池組立体30の上部フレームである短
辺側フレーム153に重なることにより、上側の太陽電
池組立体30と下側の太陽電池組立体30との間の止水
を行なうことができる。
【0064】架台20の断面を中空形状とし、上面に軒
方向に向うスリット21を形成し、スリット21の両側
に太陽電池組立体30の側部を設けたことにより、太陽
電池組立体30の側部より流れ落ちた雨水は架台20の
スリット21を介して架台20内を流れ、雨水が野地板
10にかかるのを防止できる。
【0065】隣接する太陽電池組立体30の側部の間に
カバー200を設けたことにより、太陽電池組立体30
の側部より架台20内へ流れ落ちる雨水の量を減少させ
ることができる架台20を垂木11と対向する位置に設
けたことにより、野地板10に荷重が作用して、変形す
るのを防止できる。
【0066】架台20のスリット21に対して係脱可能
なクリップ60を用いて太陽電池組立体30と架台20
との取付けを行なうことにより、太陽電池組立体30の
取付けが容易となる。
【0067】更に、取り外しも容易となるので、メンテ
ナンス時の作業性が向上する。架台20に、太陽電池組
立体30の下部フレームである短辺側フレーム154が
当接する当接部としてのタッピングねじ27を設け、タ
ッピングねじ27で太陽電池組立体30の荷重を受ける
ことにより、太陽電池組立体30には、上側に設けられ
た太陽電池組立体30の荷重がかからないので、フレー
ム50の強度を小さくすることが可能となり、コストダ
ウンが図れる。
【0068】太陽電池組立体30を複数の太陽電池40
から構成することにより、一つの太陽電池組立体30で
野地板10の大きな面積を覆うことが可能となり、現場
での取付け工数を減少できる。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、太陽電池は、表面がガラス板で覆われているの
で、不燃物であり、太陽電池組立体も不燃物となる。
【0070】従って、不燃性の架台と、不燃性の太陽電
池組立体とで野地板を覆うことにより、屋根は不燃材で
覆われることになる。そして、野地板上に軒方向に向か
って延びる架台を略一定の間隔で略平行に配置すること
で、太陽電池組立体を設置できるので、現場での取付け
工数が減り、コストダウンが図れる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、上側の太陽
電池組立体の下部フレームのつば部が、下側の太陽電池
組立体の上部フレームに重なることにより、上側の太陽
電池組立体と下側の太陽電池組立体との間の止水を行な
うことができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、隣接する前
記太陽電池組立体の側部の間にカバーを設けたことによ
り、太陽電池組立体の側部より架台へ流れ落ちる雨水の
量を減少させることができる請求項4記載の発明によれ
ば、架台に対して係脱可能なクリップを用いて太陽電池
組立体と架台との取付けを行なうことにより、太陽電池
組立体の取付けが容易となる。
【0073】更に、取り外しも容易となるので、メンテ
ナンス時の作業性が向上する。請求項5記載の発明によ
れば、架台に当接部を設け、この当接部が太陽電池組立
体の荷重を受けることにより、太陽電池組立体には、上
側に設けられた太陽電池組立体の荷重がかからないの
で、フレームの強度を小さくすることが可能となり、コ
ストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例の全体構成を説明する図であ
る。
【図2】太陽電池の平面図である。
【図3】図2の切断線A-Aでの断面図である。
【図4】図2の切断線B-Bにおける断面図である。
【図5】図2の切断線C-Cにおける断面図である。
【図6】太陽電池組立体の平面図である。
【図7】図6の切断線D-Dにおける断面図である。
【図8】図6の切断線E-Eにおける断面図である。
【図9】図6のF部における部分断面拡大図である。
【図10】図1におけるG方向矢視図である。
【図11】図10の切断線H-Hにおける断面図である。
【図12】クリップの取付けを説明する分解斜視図であ
る。
【図13】クリップと架台の取付けを説明する断面図で
ある。
【図14】カバーを説明する断面図である。
【図15】従来の太陽電池の取付け構造の一例を説明す
る断面図である。
【符号の説明】
10 野地板 20 架台 30 太陽電池組立体 40 太陽電池 50 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 立男 神奈川県藤沢市桐原町2番地 シロキ工業 株式会社内 (72)発明者 梅本 哲正 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 田中 正雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 千田 純 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野地板上に設けられ、軒方向に向かって
    延び、略一定の間隔で略平行に配置された不燃性の材質
    でなる複数の架台と、 隣接する前記架台に側部がそれぞれ取り付けられ、太陽
    電池、該太陽電池の周囲に設けられ、不燃性の材質でな
    るフレームから構成された太陽電池組立体と、 で前記野地板を覆うことを特徴とする太陽電池の取付け
    構造。
  2. 【請求項2】 太陽電池組立体の下部フレームに、この
    太陽電池組立体の下側に配置される太陽電池組立体の上
    部フレームに重なるつば部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の太陽電池の取付け構造。
  3. 【請求項3】 隣接する前記太陽電池組立体の側部の間
    にカバーを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の太陽電池の取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記太陽電池組立体の側部と、前記架台
    との取付けは、 前記太陽電池組立体の側部フレームに設けられ、前記架
    台に係脱可能なクリップで行なうことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池の取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記架台に、前記太陽電池組立体の下部
    フレームが当接する当接部を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池の取付け構
    造。
JP9354484A 1997-12-24 1997-12-24 太陽電池の取付け構造 Pending JPH11181978A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012168389A1 (de) * 2011-06-07 2012-12-13 Mounting Systems Gmbh Rahmenanordnung und solarmodulanordnung
JP2013227815A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Yukita Electric Wire Co Ltd 太陽電池モジュールの取り付け構造
JP2014231730A (ja) * 2014-07-18 2014-12-11 京セラ株式会社 太陽電池アレイ

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JP2013227815A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Yukita Electric Wire Co Ltd 太陽電池モジュールの取り付け構造
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