JPH11181331A - 塗料組成物及び被覆方法 - Google Patents

塗料組成物及び被覆方法

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JPH11181331A
JPH11181331A JP35252897A JP35252897A JPH11181331A JP H11181331 A JPH11181331 A JP H11181331A JP 35252897 A JP35252897 A JP 35252897A JP 35252897 A JP35252897 A JP 35252897A JP H11181331 A JPH11181331 A JP H11181331A
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JP
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coating composition
coating
meth
parts
metal
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JP35252897A
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Tetsuaki Sato
哲章 佐藤
Hiroyoshi Okada
広吉 岡田
Yutaka Ono
豊 大野
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、金属缶又はポリエステルフィルム
被覆絞り金属缶に対する密着性、加工性、耐熱水性、硬
度に優れる塗膜を形成し得る活性エネルギー線硬化性型
の塗料組成物を提供すること、及びかかる塗料組成物を
用いて金属缶又はポリエステルフィルム被覆絞り金属缶
を被覆する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】活性エネルギー線硬化型モノマー(A)3
0〜85部、アミノ樹脂(B)10〜50部、アクリル
系共重合体(C)5〜40部を含有することを特徴とす
る塗料組成物(但し、上記(A)、(B)および(C)
の合計量を100重量部とする)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性エネルギー線
照射によって硬化する塗料組成物に関し、特に金属缶及
びポリエステルフィルム被覆絞り金属缶用の被覆剤とし
て有用な活性エネルギー線硬化性を有する塗料組成物に
関する。さらに詳しくは金属缶及びポリエステルフィル
ム被覆絞り金属缶の外面を被覆するための塗料組成物、
及び被覆方法に関する。
【0002】
【従来の技術】活性エネルギー線硬化型樹脂組成物とし
ては、紫外線硬化型樹脂組成物、電子線硬化型樹脂組成
物等があり、紫外線硬化型樹脂組成物としては、ラジカ
ル重合型とカチオン重合型とがあり、ラジカル重合型と
しては(メタ)アクリロイル基を有する樹脂組成物、不
飽和ポリエステル系樹脂組成物、ポリエン−チオール系
樹脂組成物、カチオン重合型としてはエポキシ樹脂組成
物等が知られており、それぞれ適当な重合開始剤と共に
使用される。同様の樹脂組成物が電子線硬化型樹脂組成
物としても使用できるが、電子線硬化型のうちラジカル
重合型の場合は、重合開始剤を必要としない点が相違す
る。これらの樹脂組成物はコーティング剤、印刷イン
キ、接着剤などに用いられている。
【0003】飲料又は食品を収容する飲料缶や食缶(以
下飲料缶等という)の外面は、缶の基材の腐食を防止
し、美的商品価値を高めるべく、塗膜によって被覆され
ているが、かかる塗膜には食品殺菌処理時の熱処理工程
に対する耐性が要求される。従来これらの塗膜は、エポ
キシ/アミノ系樹脂、アクリル/アミノ系樹脂、ポリエ
ステル/アミノ系樹脂等の有機溶剤型塗料をロールコー
ターにて塗装し、焼付け硬化することによって形成され
てきた。しかし、これらの塗料は、焼付け時に、多量の
溶剤を揮散するので、大気汚染を防止すべく特別の回収
装置が必要である。そこで最近は、大気汚染の原因とな
りにくく、特別の回収装置の要らない水性塗料が種々提
案されている。
【0004】しかし、この水性塗料においても、200
℃以上の高温と分単位の焼付け時間を要するため、エネ
ルギーコスト及び生産性、さらには設備のスペース等の
点で改良が望まれている。
【0005】大気を汚染しにくく省エネルギー、省資
源、省スペースの点では紫外線硬化型樹脂組成物の利用
が好ましい。紫外線硬化型樹脂組成物のうちアクリル系
樹脂を用いたラジカル重合型としては、例えば、反応性
オリゴマーとノルボルニル(メタ)アクリレートを主体
とした光硬化性樹脂組成物(特開平7−2962号公
報)や、反応性希釈モノマーとして4−t−ブチルシク
ロヘキシル(メタ)アクリレートを用いた光硬化性樹脂
組成物(特開平7−18037号公報)、さらには、ペ
ンタエリスリトール系アクリレートと軟化点30℃以上
の非ラジカル重合性樹脂を用いた活性エネルギー線硬化
性樹脂組成物(特開平7−11166号公報)、不飽和
基含有化合物の重合物とビニルエーテル及び光カチオン
重合開始剤からなる紙のコーティング剤(特開平7−1
57668号公報)等が提案されているが、いずれも紙
を対象としたものであるため、金属缶又はポリエステル
フィルム被覆絞り金属缶用の塗料としては密着性が不十
分であった。
【0006】さらに、金属缶又はポリエステルフィルム
被覆絞り金属缶の場合は、塗料を塗装し、硬化した後
に、蓋巻き締め部分がネックイン加工されたり、缶胴部
分がダイヤカット加工(四角錐状の凹凸加工)された
り、また内容物が充填された後に、内容物殺菌のために
レトルト処理が施されるために、塗膜には、それらに対
する高度な物性が要求される。従来の紫外線硬化型樹脂
組成物の場合は、表面硬化性に優位な点が見られるもの
の、基材に対するの密着性が劣る他、上記のような高度
の加工性、耐水性、耐熱性などの点において満足できる
ものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属缶又は
ポリエステルフィルム被覆絞り金属缶に対する密着性、
加工性、耐熱水性、硬度に優れる塗膜を形成し得る活性
エネルギー線硬化性型の塗料組成物を提供すること、及
びかかる塗料組成物を用いて金属缶又はポリエステルフ
ィルム被覆絞り金属缶を被覆する方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、活性エネ
ルギー線硬化型モノマー(A)30〜85部、アミノ樹
脂(B)10〜50部、アクリル系共重合体(C)5〜
40部を含有することを特徴とする塗料組成物(但し、
上記(A)、(B)および(C)の合計量を100重量
部とする)である。
【0009】第2の発明は、アミノ樹脂(B)が、ベン
ゾグアナミン樹脂であることを特徴とする第1の発明記
載の塗料組成物である。
【0010】第3の発明は、アクリル系共重合体(C)
が、水酸基とα、β−エチレン性不飽和二重結合とを有
するモノマー(C1) 、N−メチロール(メタ)アクリ
ルアマイド及び/又はN−メチロールアルコキシ(メ
タ)アクリルアマイド(C2)のうち少なくとも一種を
必須成分として重合してなることを特徴とする第1又は
第2の発明記載の塗料組成物である。
【0011】第4の発明は、200〜500nmの範囲
の吸光曲線の全吸光面積に対して300〜500nmの
範囲の吸光面積が、10%以上であるラジカル型光重合
開始剤(D)を含有することを特徴とする第1ないし第
3の発明いずれか記載の塗料組成物である。
【0012】第5の発明は、光重合開始剤(D)が、ア
シルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤であること
を特徴とする第4の発明記載の塗料組成物である。
【0013】第6の発明は、金属缶又はポリエステルフ
ィルム被覆絞り金属缶を被覆することを特徴とする第1
ないし第5の発明いずれか記載の塗料組成物である。
【0014】第7の発明は、金属缶又はポリエステルフ
ィルム被覆絞り金属缶上に、硬化型インキを印刷し、次
いで第1ないし第6の発明いずれか記載の塗料組成物を
塗装し、活性エネルギー線を照射した後に加熱すること
を特徴とする金属缶又はポリエステルフィルム被覆絞り
金属缶の被覆方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において使用する活性エネ
ルギー線硬化型モノマー(A)とは、ラジカル重合性の
不飽和二重結合を有する化合物(A1)、及びラジカル
重合性及びカチオン重合性を合わせ持つビニルエーテル
基を有する化合物(A2)をいい、これらはそれぞれ単
独で又は複数を組み合わせてもよい。尚、本発明におけ
る「モノマー」とは低分子量で比較的低粘度の狭義のモ
ノマー、及びある程度分子量の大きいオリゴマー又はプ
レポリマーを包含するものである。
【0016】ラジカル重合性の不飽和二重結合を有する
化合物(A1)のうちオリゴマーとしては、飽和または
不飽和のポリカルボン酸及び(メタ)アクリル酸とアル
キルポリオールとの反応で得られるポリエステル(メ
タ)アクリレート、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸
との反応で得られるエポキシポリ(メタ)アクリレー
ト、ポリオール及び水酸基含有(メタ)アクリレートと
ポリイソシアネートとの反応で得られるポリウレタンポ
リ(メタ)アクリレート、ポリシロキサンと(メタ)ア
クリル酸との反応によって得られるポリシロキサンポリ
(メタ)アクリレート、ポリアミドと(メタ)アクリル
酸との反応によって得られるポリアミドポリ(メタ)ア
クリレート等のオリゴマーがあげられる。
【0017】ラジカル重合性の不飽和二重結合を有する
化合物(A1)のうち、1官能性のモノマーの例として
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート等のアルキル
(メタ)アクリレート、アルキルフェノールのアルキレ
ンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
【0018】ラジカル重合性の不飽和二重結合を有する
化合物(A1)のうち、2官能性のモノマーの例として
は、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノールAアルキレンオ
キサイドジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFア
ルキレンオキサイドジ(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。
【0019】ラジカル重合性の不飽和二重結合を有する
化合物(A1)のうち、3官能以上のモノマーの例とし
ては、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチ
ロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールアルキレンオキサイドテトラ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
【0020】ラジカル重合性とカチオン重合性とを合わ
せ持つモノマー(A2)としてビニルエーテル基を有す
る化合物も好適に使用でき、かかるモノマーのうち、1
官能ビニルエーテルモノマーとしては、クロロエチルビ
ニルエーテル、クロロブチルビニルエーテル、クロロジ
エチルビニルエーテル、グリシジルビニルエーテル、グ
リシジルエチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニ
ルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル等が、挙
げられる。2官能ビニルエーテルモノマーとしては、ジ
エチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレング
リコールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメチロー
ルジビニルエーテル、1,6−ヘキサンジビニルエーテ
ル等が、挙げられる。3官能以上のビニルエーテルモノ
マーとしては、トリメチロールプロパントリビニルエー
テル、ポリエステルポリビニルエーテル等のビニルエー
テル化合物を挙げることができる。
【0021】本発明の塗料組成物は、上記の活性エネル
ギー線硬化型樹脂組成物(A)を30〜85重量部含有
するものであり、45〜65重量部含有することがより
好ましい。30重量部未満だと、活性エネルギー線によ
る硬化が十分でなく、塗膜が傷つき易くなり、一方85
重量部を越えると相対的に後述するアミノ樹脂(B)や
アクリル系共重合体(C)が少なくなり、熱硬化し難く
なり、塗膜の耐水性が劣り、下地素材への密着性が低下
する。
【0022】本発明に用いられるアミノ樹脂(B)は、
活性水素を有するアミノ化合物とホルムアルデヒド及び
炭素数1〜4のアルコールとの反応生成物であって、分
子構造中に官能基として、アルコキシ基、メチロール
基、イミノ基を一種類以上含有することを特徴とする。
具体例としては、メラミン、ベンゾグアナミン、尿素、
エチレン尿素、アセトグアナミン、テトラメチレンジグ
アナミン、フタログアナミン、スピログアナミン等とホ
ルムアルデヒド及び上記アルコールの反応生成物の化合
物があげられる。特に、ベンゾグアナミン樹脂が、金属
缶及びポリエステルフィルム被覆絞り金属缶に対する密
着性及び加工性において優れるので、好ましく用いられ
る。本発明の塗料組成物は、アミノ樹脂(B)を10〜
50重量部含有するものであり、15〜30重量部含有
することが好ましい。10重量部未満だと、塗膜硬度が
不十分となり、一方、50重量部を越えると、架橋点が
多すぎるために塗膜の加工性が低下する。
【0023】本発明に用いられるアクリル系共重合体
(C)は、水酸基を有するモノマー(C1) とアミド基
を有するモノマー(C2)のうち少なくとも一種を必須
成分として重合してなるものである。水酸基を有するモ
ノマー(C1) は、水酸基とα、β−エチレン性不飽和
二重結合とを有するモノマーであり、ヒドロキシメチル
アクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシアミルアクリレート及び相当するメタクリレート等
が挙げられる。水酸基を有するモノマー(C1)は、ア
クリル系共重合体(C)を形成するための全モノマー中
に5〜30重量%含有することが好ましい。水酸基を有
するモノマー(C1)が5重量%未満だとアクリル系共
重合体(C)中の水酸基が少なくなり、その結果塗料と
しての硬化性が低下する傾向にあり、また30重量%よ
り多くなるとアクリル系共重合体(C)の親水性が大き
くなりすぎ硬化塗膜の耐水性が低下する傾向にある。
【0024】アミド基を有するモノマー(C2)とは、
N−メチロール(メタ)アクリルアマイド及び/又はN
−メチロールアルコキシ(メタ)アクリルアマイドであ
り、N−メチロールアルコキシ(メタ)アクリルアマイ
ドとしては炭素数4以下のアルコキシ基を有するものが
好ましく、N−メトキシメチルアクリルアマイド、N−
(n−ブトキシ)メチルアクリルアマイド、N−(イソ
プロピル)メチルアクリルアマイドおよび相当するメタ
クリルアマイドがある。これらアミド基を有するモノマ
ー(C2)は、アクリル共重合体(C)を形成するため
の全モノマー中に中5〜50重量%含有することが好ま
しい。アミド基を有するモノマー(C2)が5重量%未
満では、塗料が硬化しにくくなり、硬化不足により塗膜
の耐レトルト性が低下し易い傾向にある。一方、50重
量%を超えると硬化速度が大きくなり過ぎる結果、塗膜
の下地密着性、加工性が低下し易くなり、また塗膜が着
色し易くなり、コストが高くなる等の点で好ましくな
い。
【0025】上記(C1)及び/又は(C2)と共重合
し得る他のモノマーとしては、スチレン、α−メチルス
チレン等の芳香族ビニルモノマー、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、シクロヘキシルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、ステアリルメタクリレー
ト、シクロヘキシルメタクリレート等の炭素数18以下
のアルコキシ基を有するアルキル(メタ)アクリレート
等があげられる。これらモノマーは、塗膜の硬度および
可とう性を勘案して種類および共重合量を選択できる。
【0026】本発明において用いられるアクリル系共重
合体(C)は、通常の溶液重合法によって得ることが出
来る。すなわち、上記のモノマー混合物を有機溶剤中で
ベンゾイルパーオキサイドの様な過酸化物または、2,
2−アゾビスイソブチロニトリルの様なアゾ化合物を触
媒としてラジカル重合する。ついで、溶液中の有機溶剤
を減圧留去すればよい。本発明の塗料組成物は、アクリ
ル系共重合体(C)を5〜40重量部含有するものであ
り、10〜30重量部含有することが好ましい。5重量
部未満では、下地素材への密着性が低下し、40重量部
を超える量では、塗料粘度が高くなりすぎ、塗装時のレ
ベリング不良の原因となる。
【0027】本発明に用いる活性エネルギー線として
は、前述の通り紫外線、電子線等が挙げられる。活性エ
ネルギー線として紫外線を用いる場合には、適当な重合
開始剤を任意に選択し、単独もしくは適宜組み合わせて
使用できる。また、活性エネルギー線として電子線を用
いる場合には重合開始剤は不要である。
【0028】ラジカル型の光重合開始剤としては、ベン
ゾフェノン、オルソベンゾイル安息香酸メチル、ジエチ
ルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン等の水
素引き抜き型光重合開始剤、ベンゾインエーテル、ベン
ジルジメチルケタール、α−ヒドロキシアルキルフェノ
ン、α−アミノアルキルフェノン、アシルフォスフィン
オキサイド等の分子内開裂型光重合開始剤等が挙げら
れ、200〜500nmの範囲の吸光曲線の全吸光面積
に対して300〜500nmの範囲の吸光面積が10%
以上である光重合開始剤(D)を用いると、塗膜の深さ
方向の硬化性が優れるばかりでなく、その詳細な機構は
まだ解明されてはいないが、後述するように活性エネル
ギー線照射後、加熱した場合に塗膜の光沢が優れるので
好ましい。
【0029】光重合開始剤のうち、200〜500nm
の範囲の吸光曲線の全吸光面積に対して300〜500
nmの範囲の吸光面積が10%以上であるもの(D)と
しては、アシルフォスフィンオキサイド系の「ルシリン
TPO」(300〜500nmの吸光面積:10.5
%、BASF社製)、「CGI−819」(19.2
%、チバガイギー社製)、アミノアルキルフェノン系の
「イルガキュアー907」(49.6%、チバガイギー
社製)等が挙げられ、中でも塗膜の深さ方向の硬化性や
顔料を分散した塗料の硬化性に優れるという点からアシ
ルフォスフィンオキサイド系の光重合開始剤を用いるこ
とが好ましい。
【0030】比較的短波長側に大きな吸光域を有する開
始剤と比較的長波長側に大きな吸光域を有する開始剤と
を併用し、200〜500nmの範囲の吸光曲線の全吸
光面積に対して300〜500nmの範囲の吸光面積が
10%以上の光重合開始剤として用いてもよい。本発明
の塗料組成物において、光重合開始剤を用いる場合に
は、前記(A)(B)(C)の合計量100重量部に対
して、0.1〜15重量部含有することが好ましい。
0.1重量部未満では、活性エネルギー線による硬化性
が劣り、一方、15重量部より多く含有せしめても硬化
性に関しそれ以上の効果が望めないばかりでなく、硬化
物が着色する傾向にあるので好ましくない。
【0031】本発明の塗料組成物には、更に必要に応じ
て硬化助剤として、アミンでブロックした酸触媒、例え
ばp−トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン
酸、ジノニルナフタレンスルホン酸等を(A)(B)
(C)の合計100重量部に対し0.05〜2重量部添
加しても良い。
【0032】本発明の活性エネルギー線硬化性を有する
塗料組成物は、アルミニウムやスチール製の金属缶、ポ
リエステルフィルム被覆絞り金属缶、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のプラスティックフ
ィルムやプラスティック成型物等の表面に適用(塗布)
されるものであり、金属缶、ポリエステルフィルム被覆
絞り金属缶に好適に使用される。ポリエステルフィルム
被覆絞り金属缶とは、アルムミニウムやスチールの金属
板にポリエチレンテレフタレートフィルムを張り合わ
せ、200cc〜500ccの容量の円筒型に絞り加工
したものである。
【0033】本発明の塗料組成物は、活性エネルギー線
硬化と熱硬化とを併用してなる硬化システムにおいて好
適に使用されるものである。活性エネルギー線硬化と熱
硬化の順番は、特に限定されるものではないが、活性エ
ネルギー線硬化材料として熱で揮発し易い材料を使用す
る場合には、熱硬化を先に行うと塗膜が減少し、膜厚が
薄くなり好ましくないので、活性エネルギー線硬化の後
に、熱硬化を行うことが好ましい。また、活性エネルギ
ー線の照射の前に加熱するためには別途加熱工程を必要
とするが、活性エネルギー線の照射の後に加熱する場合
には、内面塗料を硬化する際の熱を利用したり、あるい
はネック加工やダイヤカット加工を施す前にポリエステ
ルフィルム被覆絞り金属缶の場合は成型時に発生する歪
みを取り除くため加熱することを要するが、この熱を利
用したりすることができるので、省エネルギーの点から
も活性エネルギー線の照射の後に加熱するほうが好まし
い。加熱手段としては、赤外線・遠赤外線の照射、熱
風、高周波加熱等が挙げられる。
【0034】即ち、本発明は、活性エネルギー線の照射
により活性エネルギー線硬化型モノマー(A)中の官能
基(アクリロイル基、エポキシ基、ビニルエーテル基
等)が反応し、活性エネルギー線の照射の前又は後にお
ける加熱によってアミノ樹脂(B)とアクリル系共重合
体(C)とが反応することによって、金属缶又はポリエ
ステルフィルム被覆絞り金属缶に対する高度の密着性を
達成すると共に、加工性、耐熱性、硬度等をも満足し得
たものである。また、活性エネルギー線硬化型モノマー
(A)中に、アミノ樹脂(B)やアクリル系共重合体
(C)と反応し得る官能基(−COOH基、−OH基
等)を含有することもできる。尚、既述したことではあ
るが、光重合開始剤として、200〜500nmの範囲
の吸光曲線の全吸光面積に対して300〜500nmの
範囲の吸光面積が10%以上のもの(D)を用いると、
理由はよくは分からないが熱硬化後の塗膜の光沢が優れ
る。
【0035】本発明の塗料組成物は、ロールコート、グ
ラビアコート、グラビアオフセットコート、カーテンフ
ローコート、リバースコート、スクリーン印刷、スプレ
ー塗装及び浸漬法等で種々の方法で塗装することができ
る。
【0036】本発明の塗料組成物は、金属缶やポリエス
テルフィルム被覆絞り金属缶の外面を被覆する透明な仕
上げ層を好適に形成する。金属缶やポリエステルフィル
ム被覆絞り金属缶の外面は、基材上に直にインキ層及び
透明な仕上げ塗料層を設けて被覆してもよいが、意匠性
と基材との密着性を向上せしめるためにまず基材上に白
色、銀色又は透明なベースコート塗料を塗装・硬化した
後に、かかるベースコート層の上に種々のインキを印刷
し、次いでその上に透明な仕上げ塗料を塗装し、インキ
と仕上げ塗料とを硬化して被覆することが望ましい。透
明な仕上げ塗料は、未硬化のインキ層上に塗装されるの
で、この塗装方法は、ウエット・オン・ウエットなどと
呼ばれる。
【0037】このウェット・オン・ウェットによる塗膜
形成により、インキ層と仕上げ塗料層の界面に、各々の
層が適度に混じり合う拡散層が形成される。この拡散層
の形成により強固な界面層が形成され、傷付き性や密着
性が向上する。
【0038】本発明の塗料組成物も、かかるウエット・
オン・ウエットの塗装方法に好適に使用されるものであ
り、用いられる印刷インキは、従来の熱硬化型、紫外線
硬化型インキ、熱硬化紫外線硬化併用タイプのインキい
ずれを用いてもよい。
【0039】また紫外線硬化型インキとしては、光重合
性基を持たない常温で固体の高分子化合物や光重合性基
を有するプレポリマーを光重合性ビニルモノマーに溶解
した組成物に、光重合開始剤、顔料、および必要に応じ
各種助剤を加え分散してなるインキ組成物が用いられ
る。
【0040】インキに用いられる光重合開始剤として
も、本発明の塗料組成物の場合に好適に使用できる光重
合開始剤(D)と同様のものが例示でき、インキに用い
られる光重合開始剤、上記本発明の塗料組成物に使用さ
れる光重合開始剤(D)のうち少なくとも一方が200
〜500nmの範囲の吸光曲線の全吸光面積に対して3
00〜500nmの範囲の吸光面積が10%以上のもの
であることが好ましく、さらに各光重合開始剤の300
〜500nmの範囲の吸光面積が10%以上のものであ
ることが、塗膜の深さ方向の硬化性や顔料を分散したイ
ンキの硬化性に優れるという点から好ましい。また、こ
の様な開始剤の使用は、前述のインキと仕上げ塗料の界
面に形成される拡散層の効果により、インキあるいは仕
上げ塗料のいずれかに添加して有れば効果が認められる
ものの、特に望ましくは、インキと仕上げ塗料の両方に
ルシリンTPOを添加することが好ましい。
【0041】熱硬化型インキとしては、公知の不飽和脂
肪酸変性アルキッド樹脂を含むビヒクルに顔料および各
種添加剤を分散せしめる酸化重合型インキ、あるいはポ
リエステル並びにアルキッド樹脂とアミノ樹脂を含有し
てなる熱硬化型インキ、何れを選択しても良い。さら
に、本発明の場合、ウエット・オン・ウエット方式で印
刷インキ及び仕上げ塗料組成物を塗布し、活性線エネル
ギー線を照射して両層を硬化せしめた後、さらに加熱す
ることによって、塗膜物性が向上する。
【0042】本発明の金属被覆物に用いる印刷インキ
は、従来公知の印刷方法にて印刷される。たとえば、湿
し水により画線部と非画線部を形成しうるオフセット印
刷方式あるいは、湿し水を介さないドライオフセット印
刷、グラビア印刷、凸版印刷などの方式が考えられる。
【0043】
【実施例】以下に、本発明について、実施例及び比較例
を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。なお、実施例中で部及び%とあるのは、重量部
及び重量%をそれぞれ意味する。
【0044】 UV硬化型印刷インキの調整例 ポリエステルアクリレート 50部 (ダイセル・ユーシービー社製;エベクリルEB80) ジエチレングリコールジアクリレート 10部 フタロシアニンブルー 30部 2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド (BASF社製;ルシリンTPO) 5部 を3本ロールミルにて練肉分散し、UV硬化型印刷イン
キを得た。
【0045】 熱硬化型印刷インキの調整例 アルキッド樹脂 40部 フタロシアニンブルー 30部 アルキルベンゼン 30部 (日本石油社製;アルケン56NT) を3本ロールミルにて練肉分散し、熱硬化型印刷インキ
を得た。
【0046】合成例 1 アクリル系共重合物C1の製造 温度計、撹拌機、還流冷却器、滴下槽、窒素ガス吹き込
み管を備えた四つ口フラスコにn−ブタノール100部
を仕込み、窒素ガスを導入しつつかき混ぜながら温度を
105℃に保ち、滴下槽からスチレン10%、メチルメ
タクリレート20%、ブチルメタクリレート50%,N
−メトキシメチルアクリルアマイド20%の混合物10
0部に過酸化ベンゾイルを溶解させた物を3時間にわた
って滴下した。その後105℃に保ちさらに1時間反応
し過酸化ベンゾイル0.5部を添加し、さらに1時間反
応させ終了させた。これを減圧下80℃にてn−ブタノ
ールを留去し、アクリル系共重合体C1を得た。
【0047】合成例 2〜5 表1に示したモノマー組成にて合成例1と同様にして重
合し、アクリル系共重合体C2〜C5を得た。尚、表1
中のモノマー量は重量%を示す。
【0048】
【実施例1】 ビスフェノールA型エポキシアクリレート 40部 (ダイセル・ユーシービー社製;エベクリルEB600) テトラエチレングリコールジアクリレート 20部 ヘキサメトキシメチロールメラミン樹脂 20部 (三井サイテック社製;サイメル303) アクリル系共重合体樹脂C1(合成例1) 15部 2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド (BASF社製;ルシリンTPO) 5部 を混合・撹拌し、塗料組成物1を得た。厚さ300μm
のティンフリースチール板に100μmのPETフィル
ムをラミネートした素材(以下、「PET/TFS」と
略す)のPETフィルム上、又は厚さ300μmのアル
ミニュウム板上に、前記のUV硬化型印刷インキをRI
テスターで塗布量が15mg/dm2 になるように塗布し、
次いでかかる印刷インキ層上に上記塗料組成物1を膜厚
10μmとなるように塗布し、160W/cmの高圧水
銀灯の10cm下を20m/minの速度で通過させ
た。通過せしめた後、200℃×60秒加熱して硬化塗
膜を得た。
【0049】
【実施例2〜4】実施例1のアクリル系共重合体C1の
代わりに合成例2〜5で得たアクリル系共重合体C2〜
C4を用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料組成
物を得、硬化塗膜を得た。
【0050】
【実施例5】実施例1でアミノ樹脂(B)として用いた
ヘキサメトキシメチロールメラミン樹脂の代わりにベン
ゾグアナミン樹脂(三井サイテック社製;サイメル11
23)を用た以外は、実施例1と同様の方法で塗料組成
物を得、硬化塗膜を得た。
【0051】
【実施例6】実施例1でアミノ樹脂(B)として用いた
ヘキサメトキシメチロールメラミン樹脂の代わりに、イ
ミノ基タイプのベンゾグアナミン樹脂(三井サイテック
社製;マイコート105)を用た以外は、実施例1と同
様の方法で塗料組成物を得、硬化塗膜を得た。
【0052】
【実施例7】実施例1で光重合開始剤として用いた2,
4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィン
オキサイド(BASF社製;ルシリンTPO)の代わり
に、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンート
(チバガイギー社製;イルガキュア184)を用いた以
外は、実施例1と同様の方法で塗料組成物を得、硬化塗
膜を得た。
【0053】
【実施例8〜9】実施例1と同様にして表2の組成にて
塗料組成物を得、硬化塗膜を得た。
【0054】
【実施例10】実施例1で使用したUV硬化型インキで
使用した開始剤2,4,6−トリメチルベンゾイルジフ
ェニルフォスフィンオキサイド(BASF社製;ルシリ
ンTPO)の代わりに、1−ヒドロキシシクロヘキシル
フニルケトン(チバガイギー社製;イルガキュアー18
4)を用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料組成
物を得、硬化塗膜を得た。
【0055】
【実施例11】実施例1で使用したUV硬化型インキの
代わりに、前述の熱硬化型印刷インキを用いた以外は、
実施例1と同様の方法で塗料組成物を得、硬化塗膜を得
た。
【0056】
【比較例1〜6】実施例1と同様にして表2の組成にて
塗料組成物を得、硬化塗膜を得た。
【0057】
【比較例7】実施例1のアクリル系共重合体C1の代わ
りにビスフェノールA型エポキシアクリレート(ダイセ
ル・ユーシービー社製;エベクリルEB−600)を用
いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料組成物を得、
硬化塗膜を得た。
【0058】
【比較例8】実施例1のアクリル系共重合体C1の代わ
りにビスフェノールA型エポキシ樹脂(Tg:29℃、
MW:900、油化シェルエポキシ社製;Ep−100
1)を用いた以外は、実施例1と同様の方法で塗料組成
物を得、硬化塗膜を得た。
【0059】
【比較例9】実施例6のアクリル系共重合体C1の代わ
りに線状飽和ポリエステル樹脂(Tg:38℃、MW:
4000、東洋紡社製;バイロン610)を用いた以外
は、実施例4と同様の方法で塗料組成物を得、硬化塗膜
を得た。
【0060】
【比較例10】実施例4のアクリル系共重合体C4の代
わりにベンゾグアナミン樹脂(マイコート105、三井
サイテック社製を用いた以外は、実施例4と同様の方法
で塗料組成物を得、硬化塗膜を得た。
【0061】実施例1〜11及び比較例1〜10で得ら
れた硬化塗膜の密着性、加工性、耐熱性、塗膜硬度を以
下に示す方法で評価した。結果を表3に示す。 ・密着性:JIS K5400に基づいてセロハンテー
プ剥離試験を行い、塗膜が剥離しなかった碁盤目の数を
表示した。 ・加工性:デュポン衝撃試験機を用い、1/2インチロ
ッド、荷重500g、50cmの高さで試験を行い、塗
膜の状態を目視評価した。 ◎ 異常なし ○ 試験跡の1/4にクラックが認められる △ 試験跡の1/2にクラックが認められる × 全面にクラックが発生
【0062】・耐レトルト性:加圧容器中で、テストパ
ネルを130℃の水蒸気で30分間処理したあと、塗膜
の状態を目視評価した。 ○ 異常なし △ やや不良 × 不良 ・塗膜硬度:JIS K5400に基づいて鉛筆硬度を
測定した。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】
【0067】
【発明の効果】本発明の塗料組成物は、紫外線照射によ
って硬化し、さらに後加熱を施すことにより金属缶やポ
リエステルフィルム被覆絞り金属缶に好適な被覆材が得
られる。特にアクリル共重合体中に組み込まれたN−ア
ルコキシメチル(メタ)アクリルアマイドとアミノ樹脂
との反応により塗膜に架橋構造を与え、得られる塗膜は
耐レトルト性を優れるともに、適度な可とう性を有する
ため加工性にも優れている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性エネルギー線硬化型モノマー(A)
    30〜85部、アミノ樹脂(B)10〜50部、アクリ
    ル系共重合体(C)5〜40部を含有することを特徴と
    する塗料組成物(但し、上記(A)、(B)および
    (C)の合計量を100重量部とする)。
  2. 【請求項2】 アミノ樹脂(B)が、ベンゾグアナミン
    樹脂であることを特徴とする請求項1記載の塗料組成
    物。
  3. 【請求項3】 アクリル系共重合体(C)が、水酸基と
    α、β−エチレン性不飽和二重結合とを有するモノマー
    (C1) 、N−メチロール(メタ)アクリルアマイド及
    び/又はN−メチロールアルコキシ(メタ)アクリルア
    マイド(C2)のうち少なくとも一種を必須成分として
    重合してなることを特徴とする請求項1又は2記載の塗
    料組成物。
  4. 【請求項4】 200〜500nmの範囲の吸光曲線の
    全吸光面積に対して300〜500nmの範囲の吸光面
    積が10%以上である光重合開始剤(D)を含有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の塗料組
    成物。
  5. 【請求項5】 光重合開始剤(D)が、アシルフォスフ
    ィンオキサイド系光重合開始剤であることを特徴とする
    請求項4記載の塗料組成物。
  6. 【請求項6】 金属缶又はポリエステルフィルム被覆絞
    り金属缶を被覆することを特徴とする請求項1ないし5
    いずれか記載の塗料組成物。
  7. 【請求項7】 金属缶又はポリエステルフィルム被覆絞
    り金属缶上に、硬化型インキを印刷し、次いで請求項1
    ないし3いずれか記載の塗料組成物を塗装し、活性エネ
    ルギー線を照射した後に加熱することを特徴とする金属
    缶又はポリエステルフィルム被覆絞り金属缶の被覆方
    法。
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