JPH1118121A - マルチメディアサービス制御装置 - Google Patents

マルチメディアサービス制御装置

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JPH1118121A
JPH1118121A JP9169272A JP16927297A JPH1118121A JP H1118121 A JPH1118121 A JP H1118121A JP 9169272 A JP9169272 A JP 9169272A JP 16927297 A JP16927297 A JP 16927297A JP H1118121 A JPH1118121 A JP H1118121A
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美娘 朴
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雅嗣 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコネクションを設定する場合は、通信
を開始するまでに時間がかかるという課題があった。 【解決手段】 伝達通信網に分離して設けられ、発加入
者端末1−1から接続要求された加入者端末1−1〜1
−M間に供給するサービス全体を制御するサービス制御
モジュール8と、その加入者端末1−1〜1−M間を接
続するサービス処理モジュール10−1〜10−Nとを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多種のマルチメ
ディア・アプリケーションを実現するために用いられる
マルチメディアサービス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平4−215357号
公報に示された従来のマルチメディアサービス制御装置
を示すブロック構成図であり、図において、1−1〜1
−Mは加入者端末、14は呼およびコネクションを設定
する呼処理モジュール、8−1〜8−Nはサービス制御
を行うサービス制御モジュールである。2−1〜2−M
と9−1〜9−Nはユーザ・ネットワークインタフェー
ス(以下、UNIと言う)である。
【0003】次に動作について説明する。図9は従来の
マルチメディアサービス制御装置を示す動作原理図であ
り、上記図8と、この図9に基づいて動作を説明する。
【0004】図8において、呼処理モジュール14とは
独立に各サービス対応にサービス制御モジュール8−1
〜8−Nを設け、呼処理モジュール14とサービス制御
モジュール8−1〜8−NとをUNI9−1〜9−Nで
結合し、図9に示すように、始めにサービス制御モジュ
ール8−1〜8−Nへのルーティング機能により発加入
者端末1−1からサービス制御モジュール8−1〜8−
N間の呼およびコネクションを設定し、そのコネクショ
ン上で発加入者端末1−1からサービス制御モジュール
8−1〜8−N間のエンド−エンドプロトコルを用い、
サービス制御モジュール8−1〜8−Nから着加入者端
末1−M間の呼およびコネクションを設定することによ
り、B−ISDNサービスを実現していた。
【0005】このようなB−ISDNサービス制御方法
は、単一のパーティ、単一の通信網を対象としているの
で、実際のマルチパーティ、複数の通信網にまたがって
実現されるマルチメディア・マルチユーザサービスには
適用することができない。また、各加入者端末1−1〜
1−Mにおけるユーザが、複数のサービスを同時に実現
しようとする時には呼処理モジュール14の負荷が大き
くなってしまう。また、あるサービスの実施中の他のサ
ービスの追加/削除、メディアの変更/追加/削除、お
よびメンバの追加/退席などの要求に対して呼処理モジ
ュール14での通信トラフィックの増大など通信網への
影響が大きくなってしまう。
【0006】従って、様々な通信網にまたがって提供さ
れるサービスに基づいた複数のサービスを実現するため
の呼処理モジュール14を内蔵する通信網と独立に、各
サービス毎に論理的に分離したサービス制御網における
サービス制御が必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
サービス制御装置は以上のように構成されているので、
発端末加入者からの要求によって、呼処理モジュール1
4を通じたサービス制御モジュール8−1〜8−Nへの
ルーティング機能により発加入者端末1−1からサービ
ス制御モジュール8−1〜8−N間の呼およびコネクシ
ョンを設定し、そのコネクション上で発加入者端末1−
1からサービス制御モジュール8−1〜8−N間のエン
ド−エンドプロトコルを用い、サービス制御モジュール
8−1〜8−Nから着加入者端末1−M間の呼およびコ
ネクションを設定することによりB−ISDNサービス
を実現するため、複数のコネクションを設定する場合
は、通信を開始するまでに時間がかかるという課題があ
った。
【0008】また、多種のサービス要求が集中した際
に、呼処理モジュール14の負荷が大きくなるという課
題があった。さらに、複数の呼およびマルチコネクショ
ンの設定のための通信トラフィックが増大するという課
題があった。さらに、マルチパーティおよび複数の伝達
網にまたがるB−ISDNサービスを実現することがで
きないという課題があった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、サービス処理速度を向上し、複
数のサービス処理のための通信トラフィックの増大を防
ぎ、伝達通信網における呼処理モジュールの負荷を軽減
すると共に、マルチパーティおよび複数の伝達通信網に
またがるマルチメディア・マルチユーザサービスを実現
可能にするマルチメディアサービス制御装置を得ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るマルチメディアサービス制御装置は、伝達通信網に分
離して設けられ、マルチメディア端末から接続要求され
たマルチメディア端末間に供給するサービス全体を制御
するサービス制御モジュールと、そのマルチメディア端
末間を接続するサービス処理モジュールとを備えたもの
である。
【0011】請求項2記載の発明に係るマルチメディア
サービス制御装置は、サービス制御モジュールに、発マ
ルチメディア端末からのサービス要求メッセージに応じ
た着マルチメディア端末のパーティがサービスを受け入
れられない場合に発マルチメディア端末に結果を報知す
るパーティ制御タスクオブジェクトと、そのサービスの
受け入れ可能な着マルチメディア端末へのサービスのメ
ディアおよび情報転送の方向を制御するアクセス制御タ
スクオブジェクトと、発マルチメディア端末と着マルチ
メディア端末間のセッションの確立を制御するセッショ
ン制御タスクオブジェクトと、そのセッションに必要な
物理的通信リソースを起動するリソース制御タスクオブ
ジェクトとを備えたものである。
【0012】請求項3記載の発明に係るマルチメディア
サービス制御装置は、サービス処理モジュールに、サー
ビス制御モジュールからの制御に応じて、接続要求され
た着マルチメディア端末に呼の設定をする呼制御タスク
オブジェクトと、その呼の設定に応じて、発マルチメデ
ィア端末と着マルチメディア端末間のコネクションパス
の確立を制御するコネクション制御タスクオブジェクト
とを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
ルチメディアサービス制御装置を示すブロック構成図で
あり、図において、1−1〜1−Mはアプリケーション
実現のためデータ伝送をする加入者端末(マルチメディ
ア端末)、2−1〜2−Mと9−1〜9−Nはユーザ・
ネットワークインタフェース(以下、UNI:User
Network Interfaceと言う)、13−
1〜13−Nはネットワーク・ネットワークインタフェ
ース(以下、NNI:Network Network
Interfaceと言う)、8はサービス制御を行
うサービス制御モジュール、10−1〜10−Nはサー
ビス制御モジュール8における制御に基づいて呼/コネ
クション制御を行うサービス処理モジュールである。
【0014】サービス制御モジュール8において、3は
加入者端末1−1〜1−Mからの要求サービスにおける
パーティ制御を行うパーティ制御タスク(パーティ制御
タスクオブジェクト)、4−1〜4−Nは加入者端末1
−1〜1−Mからの要求信号を制御する信号制御タスク
7に基づいて各パーティへのサービスをどのメディアと
どの方向で与えるかを制御するアクセス制御タスク(ア
クセス制御タスクオブジェクト)、5−1〜5−Nは各
加入者端末1−1〜1−Mへのサービスを実現するため
のセッションを確立するセッション制御タスク(セッシ
ョン制御タスクオブジェクト)、さらに、6−1〜6−
Nはそのセッション上で必要とするリソースを制御する
リソース制御タスク(リソース制御タスクオブジェク
ト)である。
【0015】また、サービス処理モジュール10−1〜
10−Nにおいて、11−1〜11−NはUNI9−1
〜9−Nを介してサービス制御モジュール8のリソース
制御タスク6−1〜6−Nの要求に基づいて、データ伝
送を行う各伝達通信網対応の呼制御を行う呼制御タスク
(呼制御タスクオブジェクト)、12−1〜12−Nは
コネクションを制御するコネクション制御タスク(コネ
クション制御タスクオブジェクト)である。さらに、1
4はNNI13−1〜13−Nを介して各制御に基づい
た伝達通信網におけるコネクションを確立する呼処理を
行う呼処理モジュールである。
【0016】図2はこの発明の実施の形態1によるマル
チメディアサービス制御装置を示すハードウェア構成図
であり、図において、15はサービス制御モジュール8
とサービス処理モジュール10−1〜10−Nとを含む
サービス制御サーバ、16は情報コンテンツ、17はサ
ービスコンテンツ、18はLANなどの内部バス、19
はマルチメディアサービスゲートウェイ、20は呼処理
モジュール14を含むスイッチ、21は通信網インタフ
ェース、22は加入者端末1−1〜1−Mが接続される
通信網である。
【0017】次に動作について説明する。図3はこの発
明の実施の形態1によるマルチメディアサービス制御装
置を示す動作原理図であり、加入者端末1−1を発加入
者端末とし、加入者端末1−Mを着加入者端末としたこ
の図3において、この実施の形態1の動作手順を説明す
る。
【0018】(手順1)発加入者端末1−1からサービ
ス制御モジュール8へサービス要求メッセージを渡す。 (手順2)サービス制御モジュール8はサービス処理モ
ジュール10−1〜10−Nへ呼設定要求信号を出すた
めに、以下のような制御機能を行う。 (手順2−1)パーティ制御機能:パーティ制御タスク
3では、発加入者端末1−1から渡されたサービス要求
メッセージから、要求する各パーティへサービスを受け
入れられるかどうかをサービスデータベースを参照しな
がら調べる。全てのパーティが受け入れられる場合は次
の段階へ、また、受け入れられないパーティが存在する
場合は発加入者端末1−1へその結果を知らせる。
【0019】(手順2−2)アクセス制御機能:アクセ
ス制御タスク4−1〜4−Nでは、パーティ制御タスク
3から受け取った各パーティへ発加入者端末1−1から
のセッションを設定するために、要求するサービスのメ
ディアと情報伝送の方向性について制御する。 (手順2−3)セッション制御機能:セッション制御タ
スク5−1〜5−Nでは、アクセス制御タスク4−1〜
4−Nからの結果に基づいて要求するサービスを実現す
るために必要とするパーティ間のセッションの確立を制
御する。セッションの確立が成立すると、その結果をサ
ービスデータベースに格納し、さらに、そのセッション
のためのリソース制御タスク6−1〜6−Nへ要求を出
す。 (手順2−4)リソース制御機能:リソース制御タスク
6−1〜6−Nでは、セッション制御タスク5−1〜5
−Nからの要求に基づいて、必要とされる物理的なリソ
ースを起動する。
【0020】(手順3)サービス制御モジュール8のリ
ソース制御タスク6−1〜6−Nからの制御によって対
応するサービス処理モジュール10−1〜10−Nを起
動し、以下のような制御機能を行う。 (手順3−1)呼制御機能:呼制御タスク11−1〜1
1−Nでは、リソース制御タスク6−1〜6−Nから渡
されたメッセージから、要求する各加入者端末1−1〜
1−Mへ呼設定要求信号を出す。各加入者端末1−1〜
1−Mから呼設定応答信号を受け取ると、その結果をサ
ービス制御モジュール8へ知らせる。そして、同時にコ
ネクション制御タスク12−1〜12−Nへコネクショ
ン設定要求信号を出す。 (手順3−2)コネクション制御機能:コネクション制
御タスク12−1〜12−Nでは、呼制御タスク11−
1〜11−Nからコネクション設定要求信号を受け取る
と、着加入者端末へコネクション要求信号を出す。着加
入者端末からコネクション応答信号を受け取ると、発加
入者端末と着加入者端末間にコネクションを確立する。
【0021】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、マルチメディアサービス制御装置において、伝達通
信網にサービス制御モジュール8を分離して構成するこ
とにより、複雑なマルチメディアサービス制御を効率的
に処理することができ、このため、サービスを利用する
ユーザに迅速かつ高度にサービスを提供することができ
る。なお、図4は図3を簡略化して上記効果を奏する構
成を明瞭に示したマルチメディアサービス制御装置を示
す動作原理図である。
【0022】また、複数の加入者端末1−1〜1−M間
における様々な伝達通信網には、サービス制御モジュー
ル8からの制御に基づいて情報伝送を処理するサービス
処理モジュール10−1〜10−Nを設けることによっ
て、伝達通信網における呼処理モジュール14の負荷を
軽減することができる。
【0023】また、サービス制御モジュール8には、加
入者端末1−1〜1−Mレベルにおける制御要素である
パーティ制御タスク3およびアクセス制御タスク4−1
〜4−Nを持つことによって、各加入者端末1−1〜1
−Mへのサービス受け入れ状況、サービス実行途中のユ
ーザおよびメディアの変更をすぐに把握でき、伝送レベ
ルにおける複数のサービスによる呼/コネクション処理
のための通信トラフィックの増大を防ぐことができる。
【0024】さらに、サービス制御モジュール8におい
て、発加入者端末1−1と着加入者端末1−M間の論理
的コネクションであるセッションの確立および解放を制
御するセッション制御タスク5−1〜5−Nと、それに
伴う物理的通信リソースを制御するリソース制御タスク
6−1〜6−Nを備えることによって、通信リソースの
有用な利用が可能になる。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1のマルチ
メディアサービス制御装置をマルチメディア会話サービ
スに適用した場合について説明する。図5はこの発明の
実施の形態2によるマルチメディアサービス制御装置を
マルチメディア会話サービスに適用した場合におけるサ
ービス制御シナリオ図であり、加入者端末1−1を発加
入者端末、加入者端末1−Mを着加入者端末としたもの
である。
【0026】発加入者端末1−1がサービス設定要求信
号をルーティング機能によりサービス制御モジュール8
に送ると、サービス制御モジュール8はその要求に基づ
いてモジュール内のパーティ制御タスク3を起動し、信
号制御タスク7により各制御タスクへのセッション設定
要求信号を出す。次に、各制御タスクでの処理が終了
し、セッション設定応答信号をサービス制御モジュール
8へ返すと、発加入者端末1−1と着加入者端末1−M
間にセッションが確立される。セッションが確立する
と、サービス制御モジュール8はサービス処理モジュー
ル10−1〜10−Nでの呼制御に基づいて呼処理モジ
ュール14へ呼設定要求信号を送る。また、呼処理モジ
ュール14は着加入者端末1−Mへ呼設定要求信号を送
り、着加入者端末1−Mから呼設定応答信号を受け取っ
たら、サービス制御モジュール8へその結果を送り、さ
らに、サービス制御モジュール8は発加入者端末1−1
へ呼設定応答信号を出す。
【0027】発加入者端末1−1と着加入者端末1−M
間に呼が設定されると、次は、呼処理モジュール14で
のルーティング機能により、発加入者端末1−1から着
加入者端末1−M間に必要数分のコネクションを設定す
る。例えば、コネクションの本数、ビットレート等のベ
アラコネクションの属性が予め分かっているビデオ会議
サービスでは、音声用のコネクションおよび画像用のコ
ネクションなどを設定する。全てのコネクションが確立
されると、サービスが開始される。
【0028】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、サービス制御モジュール8での各制御タスクによる
制御によってサービス処理を行うことによって、伝達通
信網でのコネクション処理を行うことにより通信処理速
度を向上させることができる。
【0029】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるマルチメディアサービス制御装置をマルチメ
ディア会話サービスに適用した場合におけるサービス制
御シナリオ図であり、この発明の実施の形態3は、上記
実施の形態2におけるマルチメディア会話サービスでの
会話中に、他のメンバの割り込みがあった場合のサービ
ス制御シナリオを示すものである。
【0030】マルチメディア会話サービスを利用して会
話している途中に、他の加入者端末からサービス制御モ
ジュール8へ会話サービスへの参加要求が出た場合に、
現在実施中の会話サービスとは別に、サービス制御モジ
ュール8はその要求に基づいてモジュール内のパーティ
制御タスク3を起動し、信号制御タスク7により各制御
タスクへのセッション設定要求信号を出す。次に、各制
御タスクでの処理が終了し、セッション設定応答信号を
サービス制御モジュール8へ返すと会話中の加入者端末
と割り込み加入者端末間にセッションが確立される。セ
ッションが確立すると、サービス制御モジュール8は呼
処理モジュール14へ呼設定要求信号を送る。また、呼
処理モジュール14はその呼設定要求信号の送出に基づ
いて、会話中のそれぞれの加入者端末へ呼設定要求信号
を送り、各加入者端末から呼設定応答信号を受け取った
ら、サービス制御モジュール8へその結果を送り、さら
に、サービス制御モジュール8は割り込み加入者端末へ
呼設定応答信号を出す。
【0031】次に、呼処理モジュール14でのルーティ
ング機能により、各加入者端末間に必要数分のコネクシ
ョンを設定する。即ち、コネクション設定要求を出し、
コネクション設定応答が終わるとコネクションが確立さ
れる。
【0032】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、サービス実施中に、他のメンバの割り込みがあって
も、伝達通信網でのサービス処理とは独立にサービス制
御網での制御を行うことができるので、通信トラフィッ
クの増大を防ぐことができる。
【0033】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4によるマルチメディアサービス制御装置をマルチメ
ディア会話サービスに適用した場合におけるサービス制
御シナリオ図であり、この発明の実施の形態4は、上記
実施の形態2におけるマルチメディア会話サービスでの
会話中に、サービス実施中のユーザがサービス追加要求
をした場合のサービス制御シナリオについて示すもので
ある。
【0034】マルチメディア会話サービスを利用して会
話している途中に、サービス実施中の加入者端末から会
話サービス実施とは別に、サービス制御モジュール8は
その要求に基づいてモジュール内のパーティ制御タスク
3を起動し、信号制御タスク7により各制御タスクへの
セッション設定要求信号を出す。次に、各制御タスクで
の処理が終了し、セッション設定応答信号をサービス制
御モジュール8へ返すとサービス実施中の加入者端末と
新しい着加入者端末間にセッションが確立される。セッ
ションが確立すると、サービス制御モジュール8は呼処
理モジュール14へ呼追加設定要求信号を送る。また、
呼処理モジュール14はその呼設定要求信号の送出に基
づいて、会話中の加入者端末と新しい着加入者端末へ呼
設定要求信号を送り、新しい着加入者端末から呼設定応
答信号を受け取ったら、サービス制御モジュール8へそ
の結果を送り、さらに、サービス制御モジュール8はサ
ービス実施中の加入者端末へ呼追加設定応答信号を出
す。
【0035】次に、呼処理モジュール14でのルーティ
ング機能により、サービス実施中の加入者端末と新しい
着加入者端末間に必要数分のコネクションを設定する。
即ち、コネクション設定要求を出し、コネクション設定
応答が終わるとコネクションが確立される。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、伝達通信網に分離して設けられ、マルチメディア
端末から接続要求されたマルチメディア端末間に供給す
るサービス全体を制御するサービス制御モジュールと、
そのマルチメディア端末間を接続するサービス処理モジ
ュールとを備えるように構成したので、複雑なマルチメ
ディアサービス制御を効率的に処理することができ、サ
ービスを利用するユーザに迅速かつ高度にサービスを提
供することができる効果がある。
【0037】請求項2記載の発明によれば、サービス制
御モジュールに、発マルチメディア端末からのサービス
要求メッセージに応じた着マルチメディア端末のパーテ
ィがサービスを受け入れられない場合に発マルチメディ
ア端末に結果を報知するパーティ制御タスクオブジェク
トと、そのサービスの受け入れ可能な着マルチメディア
端末へのサービスのメディアおよび情報転送の方向を制
御するアクセス制御タスクオブジェクトと、発マルチメ
ディア端末と着マルチメディア端末間のセッションの確
立を制御するセッション制御タスクオブジェクトと、そ
のセッションに必要な物理的通信リソースを起動するリ
ソース制御タスクオブジェクトとを備えるように構成し
たので、サービス制御モジュールに、加入者端末レベル
における制御要素であるパーティ制御タスクモジュール
およびアクセス制御タスクモジュールを持つことによっ
て、各加入者端末へのサービス受け入れ状況、サービス
実行途中のユーザ、メディアの変更をすぐに把握でき、
伝送レベルにおける複数のサービスによる呼/コネクシ
ョン処理のための通信トラフィックの増大を防ぐことが
できる効果がある。
【0038】さらに、サービス制御モジュールに、発加
入者端末と着加入者端末間の論理的コネクションである
セッションの確立および解放を制御するセッション制御
タスクと、それに伴う物理的通信リソースを制御するリ
ソース制御タスクを備えることによって、通信リソース
の有用な利用が可能になる効果がある。
【0039】請求項3記載の発明によれば、サービス処
理モジュールに、サービス制御モジュールからの制御に
応じて、接続要求された着マルチメディア端末に呼の設
定をする呼制御タスクオブジェクトと、その呼の設定に
応じて、発マルチメディア端末と着マルチメディア端末
間のコネクションパスの確立を制御するコネクション制
御タスクオブジェクトとを備えるように構成したので、
複数の加入者端末間における様々な伝達通信網には、サ
ービス制御モジュールからの制御に基づいて情報伝送を
処理するサービス処理モジュールを設けることによっ
て、伝達通信網における呼処理モジュールの負荷を軽減
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマルチメディ
アサービス制御装置を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるマルチメディ
アサービス制御装置を示すハードウェア構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるマルチメディ
アサービス制御装置を示す動作原理図である。
【図4】 図3を簡略化して効果を奏する構成を明瞭に
示したマルチメディアサービス制御装置を示す動作原理
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるマルチメディ
アサービス制御装置をマルチメディア会話サービスに適
用した場合におけるサービス制御シナリオ図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるマルチメディ
アサービス制御装置をマルチメディア会話サービスに適
用した場合におけるサービス制御シナリオ図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるマルチメディ
アサービス制御装置をマルチメディア会話サービスに適
用した場合におけるサービス制御シナリオ図である。
【図8】 従来のマルチメディアサービス制御装置を示
すブロック構成図である。
【図9】 従来のマルチメディアサービス制御装置を示
す動作原理図である。
【符号の説明】
1−1〜1−M 加入者端末(マルチメディア端末)、
3 パーティ制御タスク(パーティ制御タスクオブジェ
クト)、4−1〜4−N アクセス制御タスク(アクセ
ス制御タスクオブジェクト)、5−1〜5−N セッシ
ョン制御タスク(セッション制御タスクオブジェク
ト)、6−1〜6−N リソース制御タスク(リソース
制御タスクオブジェクト)、8 サービス制御モジュー
ル、10−1〜10−N サービス処理モジュール、1
1−1〜11−N 呼制御タスク(呼制御タスクオブジ
ェクト)、12−1〜12−N コネクション制御タス
ク(コネクション制御タスクオブジェクト)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝達通信網に接続された複数のマルチメ
    ディア端末と、上記伝達通信網に分離して設けられ、上
    記マルチメディア端末から接続要求されたそれらマルチ
    メディア端末間に供給するサービス全体を制御するサー
    ビス制御モジュールと、そのサービス制御モジュールに
    接続要求された上記マルチメディア端末間を上記伝達通
    信網において接続するサービス処理モジュールとを備え
    たマルチメディアサービス制御装置。
  2. 【請求項2】 サービス制御モジュールは、発マルチメ
    ディア端末からのサービス要求メッセージに応じた着マ
    ルチメディア端末のパーティがサービスを受け入れられ
    るか否かを判定し、受け入れられない場合にその発マル
    チメディア端末にその結果を報知するパーティ制御タス
    クオブジェクトと、そのパーティ制御タスクオブジェク
    トにおいてサービスの受け入れ可能な上記着マルチメデ
    ィア端末へのそのサービスのメディア、および情報転送
    の方向を制御するアクセス制御タスクオブジェクトと、
    上記発マルチメディア端末と上記着マルチメディア端末
    間の論理的コネクションであるセッションの確立を制御
    するセッション制御タスクオブジェクトと、そのセッシ
    ョン制御タスクオブジェクトからの要求に応じて上記セ
    ッションに必要な物理的通信リソースを起動するリソー
    ス制御タスクオブジェクトとを備えたことを特徴とする
    請求項1記載のマルチメディアサービス制御装置。
  3. 【請求項3】 サービス処理モジュールは、サービス制
    御モジュールからの制御に応じて、接続要求された着マ
    ルチメディア端末に呼の設定をする呼制御タスクオブジ
    ェクトと、その呼制御タスクオブジェクトによる呼の設
    定に応じて、発マルチメディア端末と上記着マルチメデ
    ィア端末間のコネクションパスの確立を制御するコネク
    ション制御タスクオブジェクトとを備えたことを特徴と
    する請求項1記載のマルチメディアサービス制御装置。
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