JPH11180550A - 長尺材の移送装置 - Google Patents

長尺材の移送装置

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JPH11180550A
JPH11180550A JP35338797A JP35338797A JPH11180550A JP H11180550 A JPH11180550 A JP H11180550A JP 35338797 A JP35338797 A JP 35338797A JP 35338797 A JP35338797 A JP 35338797A JP H11180550 A JPH11180550 A JP H11180550A
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JP
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Withdrawn
Application number
JP35338797A
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English (en)
Inventor
Masaki Imamura
巨城 今村
Kazuo Omori
和郎 大森
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長手方向搬送ラインに長尺材を横方向から移
送する時、識別番号読み取り位置で停止させる。この時
円形断面の長尺材は転がるため、正確な停止位置で停止
しない。長尺材が円形断面であっても角断面であって
も、移送途中で1本ごとに正確な位置に一旦停止させ、
円形断面及び角断面の両方に使用することができるよう
にする。 【解決手段】長尺材100を横方向に移動させる横方向
移動装置10と、長尺材を1本ごとに確認位置に停止さ
せるストッパ20と、確認位置に長尺材100を正確に
載置保持する位置決め台30と、位置決め台30を長尺
材と共に長手方向搬送ライン上まで移動させる移載台車
とからなり、位置決め台30は円形断面の長尺材を位置
決めする凹溝と、角断面の長尺材を載置する平坦面とを
上面に併せ備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺材を長手方向
に対し直角方向へ移送する長尺材の移送装置に関し、移
送途中で長尺材1本ごとに確認するために所定の位置に
停止し、確認後再び移送する装置に係わるもので、鉄鋼
業・製鉄業での鋼材の給材や精整の作業を行う際に適用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】条鋼製品として線材や棒材を例に挙げる
と、素材であるビレットは長手方向搬送ラインにて長手
方向に搬送され加熱や圧延等の処理を行われる。長手方
向搬送ラインにビレットなどの長尺材を供給する場合
に、長尺材は長手方向に対し直角方向に移送され、一本
ずつ長手方向搬送ラインへ供給される場合が多い。また
この時に、次工程での製品の管理のために、長尺材の断
面や端面に記された識別番号や識別記号を読み取る処理
が行われる。
【0003】このような一例として図4に示すような移
送装置がある。図4は角断面の長尺材102を図の向か
って左側から長手方向搬送ライン50上に移送レール2
上を移送する場合を示したものである。角断面の長尺材
(ビレット)102はドッグ台車12の先頭側に取り付
けられたドッグ11によって図の向かって左側から右方
向へ押され、移送レール2上を滑り移送される。この移
送途中で長尺材102の端面に記された識別記号等を読
み取る読取位置105で長尺材102を一旦停止させる
には、図示省略した材料検知センサやドッグ台車12を
駆動する連結軸16の回転量によって長尺材102の移
送距離を管理し、移送の一時停止を行うようになってい
る。
【0004】また、図5に示すように、移送レール2か
ら長手方向搬送ライン50へ長尺材100(ここでは円
形断面の長尺材101を例示している)を渡す場合に
は、長尺材101をドッグ12で昇降台53まで移動
し、長手方向搬送ライン50上で昇降台53を降下させ
て長尺材100を長手方向搬送ライン50に受け渡すよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造の移送
装置では、角断面の長尺材(ビレット)102を長手方
向に対し直角方向に適切に移送することができ、識別番
号読み取り位置で停止させることも可能である。しか
し、円形断面の長尺材(ビレット)101の移送を行う
場合には、材料検知センサやドッグ台車12の駆動軸1
6の回転量で移送距離を管理してドッグの停止を行って
も、円形断面の長尺材101は転がるため、正確な停止
位置で停止することが保証されない。
【0006】そのため、停止位置にストッパを設けたと
しても、ドッグ台車12の停止の際の慣性による長尺材
の移動を避けることができず、機械構造上、ストッパと
ドッグに無理な力を作用させることとなる。これを避け
るため、ストッパの位置は、ドッグの停止の際の慣性に
よる移動距離を見込んだ位置に設定せざるを得ず、停止
位置に対しずれた位置となる。このため、円形断面の長
尺材は停止時の停止位置が目的の位置に対して一致しな
い。
【0007】上記のような現象により、円形断面の長尺
材を長手方向に対し直角方向に移送している途中で、決
められた位置に正確に停止させることは困難である。本
発明は前記問題点を解決した技術を提供するもので、長
尺材を長手方向に対し直角な方向へ移送する場合に、長
尺材が円形断面であっても角断面であっても、移送途中
で1本ごとに正確な位置に一旦停止し、識別記号等を読
み取った後、再び移送して長手方向搬送ラインに供給す
ることができる、円形断面及び角断面の長尺材の横移送
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために開発されたもので、長尺材を長手方向搬送
ラインに側方から供給する移送装置において、長尺材を
横方向に移動させる横方向移動装置と、移送中の長尺材
を1本ごとに確認する位置に停止させるストッパと、こ
の確認する位置に長尺材を正確に載置保持する位置決め
台と、位置決め後の長尺材を前記長手方向搬送ライン上
まで移動させる移載台車とからなることを特徴とする長
尺材の移送装置を提供する。
【0009】この場合、前記位置決め台は円形断面の長
尺材を位置決めする凹溝と、角型断面の長尺材を載置す
る平坦面とを上面に併せ備えると、簡単な構造で常に正
確な位置に長尺材を載置保持することができ、好適であ
る。本発明は断面形状が円形断面または角断面の両方の
長尺材に対して使用することができるようにし、角断面
の長尺材を正確な位置に停止させるとともに、円形断面
の長尺材を移送する場合に停止位置での転がりを防止す
るために、ストッパを設けている。そして、停止位置で
の正確な停止位置精度を確保するために、位置決め台を
用いる。位置決め台は上面の長尺材受け部に、円形断面
の位置を安定的に確保する凹溝形状を有し、角断面の長
尺材の安定性を考慮した平坦形状を備えている。この位
置決め台は昇降自在になっており、下方から上昇して長
尺材を支持する。
【0010】さらに、この一時停止位置から目的位置
(長尺材搬送ライン上)まで長尺材を移送する移載台車
を設ける。この移載台車から長尺材を長手方向搬送ライ
ンへ受け渡す昇降台を設けることによって、円形断面及
び角断面の長尺材の移送を兼用することが可能となっ
た。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適な具体例について図
1〜図3を用いて具体的に説明する。図1は長尺材10
0(ビレット)を長手方向搬送ライン50上に移送する
実施例の移送装置1の一部省略した全体平面図である。
図1では、長尺材100の中間部に位置する数列の移送
レール2及び移送機構の図示を省略し、長尺材100の
両端部にあるもののみを示したものである。
【0012】長手方向搬送ライン50は、テーブルロー
ラ51、テーブルローラ駆動モータ52、搬送ライン上
に移送された長尺材100を受取り、これを下降させて
テーブルローラ51上に載せる昇降台53を備え、長尺
材100を長手方向に搬送し次の工程に搬送する。移送
装置1は a)長手方向搬送ライン50に直角に、ほぼ水平に設置
された移送レール2 b)長尺材100を移送レール2上を移動させる横方向
移動装置10 c)ストッパ20 d)長尺材100を正確な位置に載置保持する位置決め
台30 e)移載台車40 を備えている。
【0013】移送レール2はその上に長尺材100を載
せ、これを摺動させて長手方向搬送ラインに供給する装
置である。横方向移動装置10は長尺材100を移送レ
ール2上を移動させる装置であって、長尺材を押すドッ
グ11を備えて走行するドッグ台車12を備えている。
図2はドッグ台車12と円形断面の長尺材(ビレット)
101を記号読取位置で停止させる機構を示している。
【0014】ストッパ20は長尺材100(円形断面の
長尺材101又は角断面の長尺材102)を停止させ
て、図示しない確認装置で1本ごとに確認するためのも
のである。ストッパ20によって停止された長尺材10
0を正確に載置保持する位置決め台30が設けられてお
り、当該長尺材100の記号等を確認した後、移載台車
40が長尺材100を長手方向搬送ライン50の上まで
移動させる。
【0015】以上の移送装置の作用は次のとおりであ
る。長尺材(ビレット)100は図示されていないクレ
ーン等により運搬されて、図1に示すように、移送装置
の移送レール2上に置かれる。この長尺材100を移送
レール2上を移動させる横方向移動装置10は、図2に
側面図を示すように、ドッグ11を備えたドッグ台車1
2で、このドッグ台車12は車輪14を備えこの車輪1
4がドッグ台車走行レール13に案内されて前進後退走
行する。ドッグ11は揺動するようになっており、長尺
材100を押す往路では頭を上げて立ち上がっており、
帰路では頭を下げて長尺材100の下を単に戻ってく
る。ドッグ台車12はドッグ台車駆動モータ15を動力
源とし、連結軸16、スプロケット17、チェーン18
を介して駆動動力を与えられる。チェーン18はドッグ
台車を固定しており、ドッグ台車12を走行駆動する。
ドッグ台車12は往復動し、往路ではドッグ11が頭を
上げて長尺材100を摺動移動させる。
【0016】長尺材100はドッグ台車12のドッグ1
1によって移送レール2上を摺動移動し、識別記号等の
読み取り位置でストッパ20により停止される。ストッ
パ20の昇降は昇降シリンダ21によって行う。ストッ
パ20は長尺材100が読み取り位置に到達する前に長
尺材移送レール2の上面より上に位置して長尺材を所定
位置に停止させ、長尺材が通過する時下降して通過させ
るように設定される。
【0017】次に、識別記号等の読み取りのために、長
尺材移送レール2の下面から位置決め台30が上昇して
長尺材100を持ち上げる。位置決め台30の上面に
は、長尺材100を受ける部分の中央に、長尺材100
の円形断面を安定して受けるように凹溝が施されてい
る。凹溝の両側には角断面の長尺材を正確に載置するよ
うに平坦な面を有する。角断面の長尺材100はストッ
パで正確な停止位置に停止され、位置決め台の上面の平
坦面に載置して正確な位置決めを行うことができる。位
置決め台30の昇降は位置決め台昇降シリンダ31にて
行う。ここで長尺材100は断面形状が円形であっても
角形であっても、位置決め台30上に載せられ、読み取
り位置に正確に位置決めされる。
【0018】長尺材100は図示されない材料検知セン
サやドッグ台車の駆動軸の回転量によって移送距離を管
理し、ドッグ台車12の駆動モータ15の起動、停止を
行い、読み取り位置まで移送される。ドッグ台車12が
読み取り位置で停止した場合に、円形断面の長尺材10
1は転がろうとするが読み取り位置ストッパ20によ
り、読み取り位置近傍で停止し、位置決め台30が正確
に位置保持する。
【0019】読み取り後、移載台車40は、読み取り位
置で位置決め台30によって持ち上げられた長尺材10
0の下側に進入してこれを受け替える。位置決め台30
は下降し長尺材100は移載台車40に預けられる。つ
いで移載台車40は、長尺材100を長手方向搬送ライ
ン50側へ移送する。図3は読み取り位置から長手方向
搬送ライン50へ長尺材100を移送する機構を示した
ものである。図3に示すように、長尺材100は移載台
車40によって長手方向搬送ライン50の上まで移送さ
れる。移載台車40は移載台車走行シリンダ41によっ
て前後進する。移載台車40は車輪42を備え、移載台
車走行レール43に案内されて走行し、長尺材100を
長手方向搬送ライン50上に移動し(この位置を移載台
車40aで示している)供給する。移載台車40が長手
方向搬送ライン50上で停止した後、昇降台53が53
aで示す位置まで上昇し、長尺材100を下側から受け
取る。その後、移載台車40は読み取り位置へ戻り、昇
降台53は下降しテーブルローラ51へ長尺材100を
受け渡す。次いでテーブルローラ駆動モータ52を起動
し、長尺材を長手方向に搬送し、次の工程に送る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、長尺材の断面形状が円
形断面及び角断面の両方に使用することができ、長尺材
の識別記号等を読み取る位置において停止精度±5mm
を確保することができ、円形断面及び角断面の長尺材の
移送を兼用することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の移送装置の一部省略平面図である。
【図2】実施例の移送装置の停止機構の側面図である。
【図3】ビレットの移送機構の側面図である。
【図4】角断面の長尺材搬送の一例を示す説明図であ
る。
【図5】円形断面の長尺材搬送の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 移送装置 2 ビレット搬送レール 10 横方向移動装置 11 ドッグ 12 ドッグ台車 13 ドッグ台車走行レール 14 車輪 15 ドッグ台車駆動モータ 16 連結軸 17 スプロケット 18 チェーン 20 読取り位置ストッパ 21 読取り位置ストッパ昇降シリンダ 30 位置決め台 31 位置決め台昇降シリンダ 40 移載台車 41 移載台車走行シリンダ 42 車輪 43 移載台車走行レール 50 長手方向搬送ライン 51 テーブルローラ 52 テーブルローラ駆動モータ 53、53a 昇降台 100 長尺材(ビレット) 101 円形断面の長尺材 102 角断面の長尺材 103 押上装置 105 読取位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向搬送ラインに長尺材を側方から
    供給する移送装置において、長尺材を横方向に移動させ
    る横方向移動装置と、該長尺材を1本ごとに確認する位
    置に停止させるストッパと、該確認する位置に長尺材を
    正確に載置保持する位置決め台と、位置決め後の長尺材
    を前記長手方向搬送ライン上まで移動させる移載台車と
    からなることを特徴とする長尺材の移送装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め台は円形断面の長尺材を位
    置決めする凹溝と、角断面の長尺材を載置する平坦面と
    を上面に併せ備えたことを特徴とする請求項1記載の長
    尺材の移送装置。
JP35338797A 1997-12-22 1997-12-22 長尺材の移送装置 Withdrawn JPH11180550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35338797A JPH11180550A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 長尺材の移送装置

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JP35338797A JPH11180550A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 長尺材の移送装置

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JPH11180550A true JPH11180550A (ja) 1999-07-06

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ID=18430500

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JP35338797A Withdrawn JPH11180550A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 長尺材の移送装置

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JP (1) JPH11180550A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100990485B1 (ko) 2008-12-05 2010-10-29 주식회사 엠엘씨 가스용기의 적재 및 이송용 컨베이어장치

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100990485B1 (ko) 2008-12-05 2010-10-29 주식회사 엠엘씨 가스용기의 적재 및 이송용 컨베이어장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301