JPH11180428A - 合成樹脂製容器 - Google Patents
合成樹脂製容器Info
- Publication number
- JPH11180428A JPH11180428A JP35333497A JP35333497A JPH11180428A JP H11180428 A JPH11180428 A JP H11180428A JP 35333497 A JP35333497 A JP 35333497A JP 35333497 A JP35333497 A JP 35333497A JP H11180428 A JPH11180428 A JP H11180428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin container
- container
- mouth
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D79/00—Kinds or details of packages, not otherwise provided for
- B65D79/005—Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting
- B65D79/008—Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting the deformable part being located in a rigid or semi-rigid container, e.g. in bottles or jars
- B65D79/0084—Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting the deformable part being located in a rigid or semi-rigid container, e.g. in bottles or jars in the sidewall or shoulder part thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2501/00—Containers having bodies formed in one piece
- B65D2501/0009—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures designed for pouring contents
- B65D2501/0018—Ribs
- B65D2501/0036—Hollow circonferential ribs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】内容物充填後、多段に積み重ねて貯蔵しても凹
部がクリープ変形を起こしにくく、該クリープ変形が永
久変形を起こさない合成樹脂製容器を提供する。 【解決手段】口部３と、該口部３に接続し該口部３から
下方に向けて拡径する首部４と、該首部４に接続し略四
角形の横断面を備える胴部５と、該胴部５に接続して接
地部６ｂを構成する底部６とからなる。胴部５の表面７
の一部を容器内部に没入形成され、容器内部の減圧を吸
収する凹部１０ａ，１０ｂを備える。凹部１０ｂを横断
するリブ１４を設ける。
部がクリープ変形を起こしにくく、該クリープ変形が永
久変形を起こさない合成樹脂製容器を提供する。 【解決手段】口部３と、該口部３に接続し該口部３から
下方に向けて拡径する首部４と、該首部４に接続し略四
角形の横断面を備える胴部５と、該胴部５に接続して接
地部６ｂを構成する底部６とからなる。胴部５の表面７
の一部を容器内部に没入形成され、容器内部の減圧を吸
収する凹部１０ａ，１０ｂを備える。凹部１０ｂを横断
するリブ１４を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、胴部が略四角形の
横断面を備え、該胴部の表面の一部を容器内部に没入し
て形成され容器内部の減圧を吸収する凹部を備える合成
樹脂製容器に関するものである。
横断面を備え、該胴部の表面の一部を容器内部に没入し
て形成され容器内部の減圧を吸収する凹部を備える合成
樹脂製容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コーヒー、醤油等の容器として、
ポリエチレンテレフタレート樹脂等からなり、図４示の
ように、外周にねじ部２を備える口部３と、首部４と、
胴部５と、接地面を構成する底部６とを備える合成樹脂
製容器１５が知られている。
ポリエチレンテレフタレート樹脂等からなり、図４示の
ように、外周にねじ部２を備える口部３と、首部４と、
胴部５と、接地面を構成する底部６とを備える合成樹脂
製容器１５が知られている。
【０００３】前記合成樹脂製容器１５の胴部５は、パネ
ル面７と、パネル面７，７間に配せられた幅の狭い接続
面８とからなり、その横断面はパネル面７により略四角
形になっている。胴部５の横断面は、パネル面７と接続
面８とにより実際には八角形を形成しているが、接続面
８はパネル面７に較べて極く幅が狭いので、本明細書で
は該横断面の形状を「略四角形」と称する。尚、パネル
面７と接続面８との接続部は面取りが施されていてもよ
い。
ル面７と、パネル面７，７間に配せられた幅の狭い接続
面８とからなり、その横断面はパネル面７により略四角
形になっている。胴部５の横断面は、パネル面７と接続
面８とにより実際には八角形を形成しているが、接続面
８はパネル面７に較べて極く幅が狭いので、本明細書で
は該横断面の形状を「略四角形」と称する。尚、パネル
面７と接続面８との接続部は面取りが施されていてもよ
い。
【０００４】パネル面７は、胴部５の略中央部に全周に
亘って設けられた周溝９により上下に隔てられ、それぞ
れパネル面７の一部を容器内部に没入して形成され容器
内部の減圧を吸収する上側凹部１０ａと、凹部１０ａよ
り大きい下側凹部１０ｂとが設けられている。
亘って設けられた周溝９により上下に隔てられ、それぞ
れパネル面７の一部を容器内部に没入して形成され容器
内部の減圧を吸収する上側凹部１０ａと、凹部１０ａよ
り大きい下側凹部１０ｂとが設けられている。
【０００５】前記構成の合成樹脂容器１５では、前記コ
ーヒー、醤油等の内容物を無菌状態で常温充填した後、
ねじ部２に螺着されるキャップ（図示せず）により密封
されると、前記内容物が容器内の酸素と化学反応を起こ
して酸素が消費されるために、容器内部が減圧される。
また、合成樹脂容器１５に、麦茶、ウーロン茶、ミネラ
ルウォーター等のような炭酸を含まない清涼飲料を殺菌
のために高温充填したときにも、密封後に前記清涼飲料
が冷却されると、前記コーヒー、醤油等と同様に、容器
内部が減圧される。このとき、合成樹脂容器１５は、パ
ネル面７に前記凹部１０ａ，１０ｂが設けられているの
で、前記減圧を吸収して該減圧による容器の変形を避け
ることができる。
ーヒー、醤油等の内容物を無菌状態で常温充填した後、
ねじ部２に螺着されるキャップ（図示せず）により密封
されると、前記内容物が容器内の酸素と化学反応を起こ
して酸素が消費されるために、容器内部が減圧される。
また、合成樹脂容器１５に、麦茶、ウーロン茶、ミネラ
ルウォーター等のような炭酸を含まない清涼飲料を殺菌
のために高温充填したときにも、密封後に前記清涼飲料
が冷却されると、前記コーヒー、醤油等と同様に、容器
内部が減圧される。このとき、合成樹脂容器１５は、パ
ネル面７に前記凹部１０ａ，１０ｂが設けられているの
で、前記減圧を吸収して該減圧による容器の変形を避け
ることができる。
【０００６】しかしながら、近年、原料コストの低減の
ために合成樹脂容器１５の目付量の低減が望まれ、この
ような合成樹脂容器１５を、前記内容物を充填、密封
後、多段に積み重ねておくと、貯蔵中に下段の合成樹脂
容器１５が上段の容器１５の重量により前記下側凹部１
０ｂが容器外方に反転するクリープ変形を起こし、該変
形は荷重が除かれた後にも復元しない永久変形になると
いう不都合がある。
ために合成樹脂容器１５の目付量の低減が望まれ、この
ような合成樹脂容器１５を、前記内容物を充填、密封
後、多段に積み重ねておくと、貯蔵中に下段の合成樹脂
容器１５が上段の容器１５の重量により前記下側凹部１
０ｂが容器外方に反転するクリープ変形を起こし、該変
形は荷重が除かれた後にも復元しない永久変形になると
いう不都合がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、内容物充填後、多段に積み重ねて貯蔵し
ても凹部がクリープ変形を起こしにくく、該クリープ変
形が永久変形を起こさない合成樹脂製容器を提供するこ
とを目的とする。
合を解消して、内容物充填後、多段に積み重ねて貯蔵し
ても凹部がクリープ変形を起こしにくく、該クリープ変
形が永久変形を起こさない合成樹脂製容器を提供するこ
とを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の合成樹脂製容器は、口部と、該口部に接
続し該口部から下方に向けて拡径する首部と、該首部に
接続し略四角形の横断面を備える胴部と、該胴部に接続
して接地部を構成する底部とからなり、該胴部の表面の
一部を容器内部に没入して形成され容器内部の減圧を吸
収する凹部を備える合成樹脂製容器において、前記凹部
を横断するリブを設けたことを特徴とする。
めに、本発明の合成樹脂製容器は、口部と、該口部に接
続し該口部から下方に向けて拡径する首部と、該首部に
接続し略四角形の横断面を備える胴部と、該胴部に接続
して接地部を構成する底部とからなり、該胴部の表面の
一部を容器内部に没入して形成され容器内部の減圧を吸
収する凹部を備える合成樹脂製容器において、前記凹部
を横断するリブを設けたことを特徴とする。
【０００９】本発明の合成樹脂製容器によれば、前記凹
部を横断するリブが設けられているので、内容物充填
後、多段に積み重ねて貯蔵し、下段の合成樹脂製容器に
上段の容器の重量がかかったときに、該凹部がクリープ
変形を起こしにくい。また、本発明の合成樹脂製容器に
よれば、前記凹部を横断するリブが設けられているの
で、該凹部は横圧縮荷重により反転変形を起こしても、
荷重を取り除くことにより、容易に変形を復元すること
ができる。
部を横断するリブが設けられているので、内容物充填
後、多段に積み重ねて貯蔵し、下段の合成樹脂製容器に
上段の容器の重量がかかったときに、該凹部がクリープ
変形を起こしにくい。また、本発明の合成樹脂製容器に
よれば、前記凹部を横断するリブが設けられているの
で、該凹部は横圧縮荷重により反転変形を起こしても、
荷重を取り除くことにより、容易に変形を復元すること
ができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
１は本実施形態の合成樹脂製容器の正面図、図２は図１
のＩＩ−ＩＩ線断面図、図３は図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線
断面図である。
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
１は本実施形態の合成樹脂製容器の正面図、図２は図１
のＩＩ−ＩＩ線断面図、図３は図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線
断面図である。
【００１１】本実施形態の合成樹脂製容器１は、図１示
のように、外周にねじ部２を備える口部３と、首部４
と、胴部５と、接地面を構成する底部６とを備えてい
る。胴部５はパネル面７と、パネル面７，７間に配せら
れパネル面７に較べて極く幅が狭い接続面８とからな
り、その横断面は、パネル面７により略四角形になって
いる。
のように、外周にねじ部２を備える口部３と、首部４
と、胴部５と、接地面を構成する底部６とを備えてい
る。胴部５はパネル面７と、パネル面７，７間に配せら
れパネル面７に較べて極く幅が狭い接続面８とからな
り、その横断面は、パネル面７により略四角形になって
いる。
【００１２】前記首部４は、口部３に接続し、口部３か
ら下方に向けて拡径すると共に、その横断面が次第に円
形から略四角形に変化する。また、前記底部６は、容器
内部に膨出する膨出部６ａを備え、膨出部６ａの外周部
に平らな接地面６ｂが形成されている。
ら下方に向けて拡径すると共に、その横断面が次第に円
形から略四角形に変化する。また、前記底部６は、容器
内部に膨出する膨出部６ａを備え、膨出部６ａの外周部
に平らな接地面６ｂが形成されている。
【００１３】パネル面７は、胴部５の略中央部に全周に
亘って設けられた周溝９により上下に隔てられ、それぞ
れパネル面７の一部を容器内部に没入して形成され、容
器内部の減圧を吸収する上側凹部１０ａと、凹部１０ａ
より大きな下側凹部１０ｂとが設けられている。前記凹
部１０ａ，１０ｂは、パネル面７から容器内部に没入す
る斜面１１ａ，１１ｂと、斜面１１ａ，１１ｂに囲まれ
た底面１２ａ，１２ｂとからなり、底面１２ａ，１２ｂ
にはさらに容器外方に膨出する複数の第１リブ１３が設
けられている。また、凹部１０ａより大きな下側凹部１
０ｂの底面１２ｂには、その略中央に容器外方に膨出す
ると共に凹部１０ｂを横断する第２リブ１４が設けら
れ、凹部１０ｂが第２リブ１４により二分されている。
亘って設けられた周溝９により上下に隔てられ、それぞ
れパネル面７の一部を容器内部に没入して形成され、容
器内部の減圧を吸収する上側凹部１０ａと、凹部１０ａ
より大きな下側凹部１０ｂとが設けられている。前記凹
部１０ａ，１０ｂは、パネル面７から容器内部に没入す
る斜面１１ａ，１１ｂと、斜面１１ａ，１１ｂに囲まれ
た底面１２ａ，１２ｂとからなり、底面１２ａ，１２ｂ
にはさらに容器外方に膨出する複数の第１リブ１３が設
けられている。また、凹部１０ａより大きな下側凹部１
０ｂの底面１２ｂには、その略中央に容器外方に膨出す
ると共に凹部１０ｂを横断する第２リブ１４が設けら
れ、凹部１０ｂが第２リブ１４により二分されている。
【００１４】第１リブ１３は、上側凹部１０ａの底面１
２ａに３個、下側凹部１０ｂの底面１２ｂに４個設けら
れ、底面１２ｂでは第２リブ１４の上下に２個ずつ配設
されている。また、図２及び図３に示す様に、第２リブ
１４は第１リブ１３より大きく、その頂点はパネル面７
よりもわずかに内方に位置している。
２ａに３個、下側凹部１０ｂの底面１２ｂに４個設けら
れ、底面１２ｂでは第２リブ１４の上下に２個ずつ配設
されている。また、図２及び図３に示す様に、第２リブ
１４は第１リブ１３より大きく、その頂点はパネル面７
よりもわずかに内方に位置している。
【００１５】次に、ミネラルウォーターを常温充填によ
り満注充填して、ねじ部２にキャップを螺着して密封し
た合成樹脂製容器１の胴部５を周溝９の上方で、圧縮試
験器により両側から挟んで横圧縮し、該横圧縮の内圧に
より、凹部１０ａ，１０ｂが容器外方に反転変形したと
きの圧縮力（ｋｇｆ）を測定して、耐クリープ変形性の
指標とした。合成樹脂製容器は、前記圧縮力の値が大き
いほど、耐クリープ変形性に優れているものと考えられ
る。供試本数５本について、前記圧縮力及び該圧縮力を
取り除いたときの変形の復元性を表１に示す。
り満注充填して、ねじ部２にキャップを螺着して密封し
た合成樹脂製容器１の胴部５を周溝９の上方で、圧縮試
験器により両側から挟んで横圧縮し、該横圧縮の内圧に
より、凹部１０ａ，１０ｂが容器外方に反転変形したと
きの圧縮力（ｋｇｆ）を測定して、耐クリープ変形性の
指標とした。合成樹脂製容器は、前記圧縮力の値が大き
いほど、耐クリープ変形性に優れているものと考えられ
る。供試本数５本について、前記圧縮力及び該圧縮力を
取り除いたときの変形の復元性を表１に示す。
【００１６】比較のために、図４及び図５に示す従来の
合成樹脂製容器１５（比較例１）、合成樹脂製容器１５
を一部改良したもの（比較例２）、図６乃至図８示の合
成樹脂製容器１８（比較例３）、図９乃至図１１示の合
成樹脂製容器１９（比較例４）について、前記合成樹脂
製容器１と同様にして圧縮試験器により横圧縮した。供
試本数５本について、前記横圧縮の内圧により、凹部１
０ａ，１０ｂが容器外方に反転変形したときの圧縮力
（ｋｇｆ）及び該圧縮力を取り除いたときの変形の復元
性を表１に併せて示す。
合成樹脂製容器１５（比較例１）、合成樹脂製容器１５
を一部改良したもの（比較例２）、図６乃至図８示の合
成樹脂製容器１８（比較例３）、図９乃至図１１示の合
成樹脂製容器１９（比較例４）について、前記合成樹脂
製容器１と同様にして圧縮試験器により横圧縮した。供
試本数５本について、前記横圧縮の内圧により、凹部１
０ａ，１０ｂが容器外方に反転変形したときの圧縮力
（ｋｇｆ）及び該圧縮力を取り除いたときの変形の復元
性を表１に併せて示す。
【００１７】比較例１の合成樹脂製容器１５は、前記
「従来の技術」の項で述べたとおりの構成である。さら
に詳しくは、前記凹部１０ａ，１０ｂの底面１２ａ，１
２ｂは平面となっており、底面１２ａ，１２ｂから容器
外方に膨出するリブ１３が、上側凹部１０ａの底面１２
ａに３個、下側凹部１０ｂの底面１２ｂに５個設けられ
ている。また、図５（ａ）に示す様に、斜面１１ｂと底
面１２ｂとの接続部１６が直線状に交差している。
「従来の技術」の項で述べたとおりの構成である。さら
に詳しくは、前記凹部１０ａ，１０ｂの底面１２ａ，１
２ｂは平面となっており、底面１２ａ，１２ｂから容器
外方に膨出するリブ１３が、上側凹部１０ａの底面１２
ａに３個、下側凹部１０ｂの底面１２ｂに５個設けられ
ている。また、図５（ａ）に示す様に、斜面１１ｂと底
面１２ｂとの接続部１６が直線状に交差している。
【００１８】比較例２の合成樹脂製容器は、図５（ｂ）
に示す様に斜面１１ｂと底面１２ｂとの接続部１７が曲
面状になっていることを除いて、比較例１の合成樹脂製
容器１５と同一の構成となっている。
に示す様に斜面１１ｂと底面１２ｂとの接続部１７が曲
面状になっていることを除いて、比較例１の合成樹脂製
容器１５と同一の構成となっている。
【００１９】また、比較例３の合成樹脂製容器１８は、
図６及び図７に示すように、合成樹脂製容器１５に比較
して下側凹部１０ｂの斜面１１ｂの幅を広く、底面１２
ｂの幅を狭く構成されていることを除いて、比較例１の
合成樹脂製容器１５と同一の構成である。
図６及び図７に示すように、合成樹脂製容器１５に比較
して下側凹部１０ｂの斜面１１ｂの幅を広く、底面１２
ｂの幅を狭く構成されていることを除いて、比較例１の
合成樹脂製容器１５と同一の構成である。
【００２０】また、比較例４の合成樹脂製容器１９は、
図９乃至図１１に示すように、下側凹部１０ｂの底面１
２ｂの中央部を全体的に容器外側に膨出させた膨出部２
０が形成されていることを除いて、比較例１の合成樹脂
製容器１５と同一の構成である。
図９乃至図１１に示すように、下側凹部１０ｂの底面１
２ｂの中央部を全体的に容器外側に膨出させた膨出部２
０が形成されていることを除いて、比較例１の合成樹脂
製容器１５と同一の構成である。
【００２１】
【表１】
【００２２】表１のように、本実施形態の合成樹脂製容
器１は、反転変形時の圧縮力が大きく、また反転変形が
生じてもその原因となる荷重（圧縮力）を取り除くこよ
により、反転変形が復元する。
器１は、反転変形時の圧縮力が大きく、また反転変形が
生じてもその原因となる荷重（圧縮力）を取り除くこよ
により、反転変形が復元する。
【００２３】本実施形態の合成樹脂製容器１に対して、
比較例１の従来の合成樹脂製容器１５では、合成樹脂製
容器１の約５０％の圧縮力で反転変形が生じ、その原因
となる荷重（圧縮力）を取り除いても反転変形は復元し
ない。比較例２の合成樹脂製容器及び比較例３の合成樹
脂製容器１８は比較例１の従来の合成樹脂製容器１５と
同等の圧縮力で反転変形が生じ、その原因となる荷重
（圧縮力）を取り除いても反転変形は復元しない。
比較例１の従来の合成樹脂製容器１５では、合成樹脂製
容器１の約５０％の圧縮力で反転変形が生じ、その原因
となる荷重（圧縮力）を取り除いても反転変形は復元し
ない。比較例２の合成樹脂製容器及び比較例３の合成樹
脂製容器１８は比較例１の従来の合成樹脂製容器１５と
同等の圧縮力で反転変形が生じ、その原因となる荷重
（圧縮力）を取り除いても反転変形は復元しない。
【００２４】また、比較例４の合成樹脂製容器１９は、
反転変形が生じる圧縮力は比較例１の従来の合成樹脂製
容器１５より大きく、この点では改良されているもの
の、反転変形が生じるとその原因となる荷重（圧縮力）
を取り除いても反転変形は復元しない。
反転変形が生じる圧縮力は比較例１の従来の合成樹脂製
容器１５より大きく、この点では改良されているもの
の、反転変形が生じるとその原因となる荷重（圧縮力）
を取り除いても反転変形は復元しない。
【００２５】従って、表１から本実施形態の合成樹脂製
容器１によれば、反転変形に対する剛性が著しく改善さ
れているとともに、優れた復元性を備えていることが明
らかである。
容器１によれば、反転変形に対する剛性が著しく改善さ
れているとともに、優れた復元性を備えていることが明
らかである。
【００２６】尚、本実施形態では、第２リブ１４は、よ
り大きな下側凹部１０ｂを横断する様に設けられている
が、上側凹部１０ａに設けられてもよく、両方の凹部１
０ａ，１０ｂに設けられていてもよい。
り大きな下側凹部１０ｂを横断する様に設けられている
が、上側凹部１０ａに設けられてもよく、両方の凹部１
０ａ，１０ｂに設けられていてもよい。
【図１】本発明の合成樹脂製容器の一実施形態を示す正
面図。
面図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図。
【図４】従来の合成樹脂製容器の一例を示す正面図。
【図５】図４のＶ−Ｖ線断面図。
【図６】合成樹脂製容器の一比較例を示す正面図。
【図７】図６のＶＩＩ−ＶＩＩ線断面図。
【図８】図６のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線断面図。
【図９】合成樹脂製容器の他の比較例を示す正面図。
【図１０】図９のＸ−Ｘ線断面図。
【図１１】図９のＸＩ−ＸＩ線断面図。
１…合成樹脂製容器、 ２…ねじ部、 ３…口部、 ４
…首部、 ５…胴部、６…底部、 ７…胴部の表面、
１０ａ，１０ｂ…凹部、 １４…凹部を横断するリブ。
…首部、 ５…胴部、６…底部、 ７…胴部の表面、
１０ａ，１０ｂ…凹部、 １４…凹部を横断するリブ。
Claims (1)
- 【請求項１】外周にねじ部を備える口部と、該口部に接
続し該口部から下方に向けて拡径する首部と、該首部に
接続し略四角形の横断面を備える胴部と、該胴部に接続
して接地部を構成する底部とからなり、該胴部の表面の
一部を容器内部に没入して形成され容器内部の減圧を吸
収する凹部を備える合成樹脂製容器において、前記凹部
を横断するリブを設けたことを特徴とする合成樹脂製容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35333497A JPH11180428A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35333497A JPH11180428A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 合成樹脂製容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11180428A true JPH11180428A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18430150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35333497A Pending JPH11180428A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 合成樹脂製容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11180428A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004037658A1 (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | 合成樹脂製ボトル型容器 |
| WO2005051778A1 (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-09 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | 合成樹脂製耐熱ボトル型容器 |
| US7959024B2 (en) * | 2003-12-29 | 2011-06-14 | Plastipak Packaging, Inc. | Plastic container |
| JP2012171661A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 合成樹脂製容器 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35333497A patent/JPH11180428A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7165693B2 (en) | 2002-10-28 | 2007-01-23 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin bottle-type container with improved deformation resistance |
| WO2004037658A1 (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | 合成樹脂製ボトル型容器 |
| CN100340456C (zh) * | 2002-10-28 | 2007-10-03 | 株式会社吉野工业所 | 合成树脂瓶型容器 |
| KR100810676B1 (ko) | 2003-11-26 | 2008-03-07 | 가부시키가이샤 요시노 고교쇼 | 합성 수지제 내열 보틀형 용기 |
| EP1688354A1 (en) * | 2003-11-26 | 2006-08-09 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin heat-resistant bottle type container |
| JP2005178904A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-07-07 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製耐熱ボトル型容器 |
| WO2005051778A1 (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-09 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | 合成樹脂製耐熱ボトル型容器 |
| EP1688354A4 (en) * | 2003-11-26 | 2008-08-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | BOTTLE CONTAINER IN SYNTHETIC RESIN RESISTANT TO HEAT |
| AU2004293289B2 (en) * | 2003-11-26 | 2009-06-11 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin heat-resistant bottle type container |
| US7552834B2 (en) | 2003-11-26 | 2009-06-30 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin heat-resistant bottle type container |
| US7959024B2 (en) * | 2003-12-29 | 2011-06-14 | Plastipak Packaging, Inc. | Plastic container |
| US20110204070A1 (en) * | 2003-12-29 | 2011-08-25 | Plastipak Packaging, Inc. | Plastic container |
| US8540095B2 (en) * | 2003-12-29 | 2013-09-24 | Plastipak Packaging, Inc. | Plastic container |
| JP2012171661A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 合成樹脂製容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4683278B2 (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| US8596479B2 (en) | Hot-fill container | |
| WO2006120977A1 (ja) | 樹脂製収納容器 | |
| AU2006267001B2 (en) | Synthetic resin bottle body | |
| JP4148439B2 (ja) | 合成樹脂製ボトル | |
| US7048132B2 (en) | Synthetic resin bottle | |
| JP3682559B2 (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| JPH11180428A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
| JP2005096850A (ja) | 合成樹脂製ボトル型容器 | |
| JP5057305B2 (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| EP2517967A1 (en) | Bottle and bottle having content | |
| JP3513539B2 (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| JP2905838B2 (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| JP4217890B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
| JPH0589214U (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| JP5966358B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
| JP5362271B2 (ja) | 合成樹脂製ボトル | |
| JP2004323080A (ja) | 合成樹脂製ボトル型容器 | |
| JPH0331692Y2 (ja) | ||
| JP4252866B2 (ja) | 合成樹脂製ボトル型容器 | |
| JP2002145235A (ja) | 減容熱充填ボトル | |
| JPH0344665Y2 (ja) | ||
| JPH0632310U (ja) | ポリエステル樹脂製瓶の底部構造 | |
| KR20080062067A (ko) | 내열 ｐｅｔ 보틀형 용기 | |
| CN216735545U (zh) | 一种密封性好的t型组合盖 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041112 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20051209 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070605 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070718 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080415 |