JPH11179599A - サーボプレス機械のスライド位置制御装置 - Google Patents
サーボプレス機械のスライド位置制御装置Info
- Publication number
- JPH11179599A JPH11179599A JP36365297A JP36365297A JPH11179599A JP H11179599 A JPH11179599 A JP H11179599A JP 36365297 A JP36365297 A JP 36365297A JP 36365297 A JP36365297 A JP 36365297A JP H11179599 A JPH11179599 A JP H11179599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- bolster
- point
- height
- press machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/18—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means
- B30B1/186—Control arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スライド下面、あるいはボルスタ上面の特定位
置におけるダイハイトを所望の値にする。 【解決手段】スライド下面の複数の位置でダイハイトを
測定し、これらの測定値から特定位置のダイハイトを算
出することにし、算出結果が所望の値になるまでスライ
ドを下降させる構成とする。
置におけるダイハイトを所望の値にする。 【解決手段】スライド下面の複数の位置でダイハイトを
測定し、これらの測定値から特定位置のダイハイトを算
出することにし、算出結果が所望の値になるまでスライ
ドを下降させる構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ機構を用いた
プレス機械の特定の位置のダイハイトを正確に決める装
置に関するものである。
プレス機械の特定の位置のダイハイトを正確に決める装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイハイトを正確に決めるには、
ボルスタ上面、あるいはスライド下面に距離センサを取
り付け、下死点におけるボルタ上面からスライド下面ま
での距離を測定して、これが正規の値になるまでスライ
ド調整を用いて調整していた。
ボルスタ上面、あるいはスライド下面に距離センサを取
り付け、下死点におけるボルタ上面からスライド下面ま
での距離を測定して、これが正規の値になるまでスライ
ド調整を用いて調整していた。
【0003】上記の手法は、あくまでもスライド下面が
ボルスタ上面と平行であることを前提とし、上記手法で
測定した値がスライド下面の全てに適用されることにな
っていた。
ボルスタ上面と平行であることを前提とし、上記手法で
測定した値がスライド下面の全てに適用されることにな
っていた。
【0004】ところが、偏心荷重が作用すると、ボルス
タ上面とスライド下面との平行度が損なわれる。そのた
め、上記手法で測定したのでは、スライド下面、あるい
はボルスタ上面の特定な位置でのダイハイトは正確なも
のとならない。本発明は、この問題を解決するためにな
されたものである。
タ上面とスライド下面との平行度が損なわれる。そのた
め、上記手法で測定したのでは、スライド下面、あるい
はボルスタ上面の特定な位置でのダイハイトは正確なも
のとならない。本発明は、この問題を解決するためにな
されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スラ
イド下面、あるいはボルスタ上面の特定位置におけるダ
イハイトを所望の値にすることである。
イド下面、あるいはボルスタ上面の特定位置におけるダ
イハイトを所望の値にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、スラ
イド下面の複数の位置でダイハイトを測定し、これらの
測定値から特定位置のダイハイトを算出することにし、
算出結果が所望の値になるまでスライドを下降させる構
成とする。
イド下面の複数の位置でダイハイトを測定し、これらの
測定値から特定位置のダイハイトを算出することにし、
算出結果が所望の値になるまでスライドを下降させる構
成とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1において、イは1ポイントの
プレス機械1を示し、ロは2ポイントのプレス機械を示
す。1ポイントとは、プレス機械のスライド3を1箇所
で付勢する構造のことで、スライド3は同図において1
本のねじ棒4で付勢されている。同様にして、図1のロ
においては、スライドは2本のねじ棒で付勢されてい
る。この他、4ポイントのプレス機械も考えられるが、
構造としては図1のロを2組にしたものとして解するこ
とが出来る。
プレス機械1を示し、ロは2ポイントのプレス機械を示
す。1ポイントとは、プレス機械のスライド3を1箇所
で付勢する構造のことで、スライド3は同図において1
本のねじ棒4で付勢されている。同様にして、図1のロ
においては、スライドは2本のねじ棒で付勢されてい
る。この他、4ポイントのプレス機械も考えられるが、
構造としては図1のロを2組にしたものとして解するこ
とが出来る。
【0008】ねじ棒4は、サーボモータ5で回転される
ナットと係合して昇降する。このねじ棒の昇降運動に伴
ってスライド3はプレス機械のフレーム2案内されて昇
降する。あるいは、ねじ棒4の下端部がスライド3にね
じ込まれ、サーボモータ5で回転されたねじ棒4の作用
でスライド3は昇降する。いずれの構造にせよ、本発明
はねじ機構により昇降するスライド3を有するプレス機
械に適用される。
ナットと係合して昇降する。このねじ棒の昇降運動に伴
ってスライド3はプレス機械のフレーム2案内されて昇
降する。あるいは、ねじ棒4の下端部がスライド3にね
じ込まれ、サーボモータ5で回転されたねじ棒4の作用
でスライド3は昇降する。いずれの構造にせよ、本発明
はねじ機構により昇降するスライド3を有するプレス機
械に適用される。
【0009】スライド3下面に上型が、ボルスタ6に下
型がそれぞれ互いに対向させて固定され、スライド3の
昇降運動に伴ってプレス加工が行われる。
型がそれぞれ互いに対向させて固定され、スライド3の
昇降運動に伴ってプレス加工が行われる。
【0010】図1のイ、ロにおいて、スライド位置セン
サ7が複数箇所に設けられている。該スライド位置セン
サ7はボルスター6上面からスライド3下面までの距離
を測定するセンサで各種構造のものが市販されている。
サ7が複数箇所に設けられている。該スライド位置セン
サ7はボルスター6上面からスライド3下面までの距離
を測定するセンサで各種構造のものが市販されている。
【0011】図2において、スライド位置センサ7の出
力がNC装置8に送られドライバ9を介してサーボモー
タ5が制御される。NC装置8には所望のスライド3の
高さ、すなわち下死点位置を設定する下死点設定器10
からの信号が送り込まれる。
力がNC装置8に送られドライバ9を介してサーボモー
タ5が制御される。NC装置8には所望のスライド3の
高さ、すなわち下死点位置を設定する下死点設定器10
からの信号が送り込まれる。
【0012】複数のスライド位置センサ7からの出力に
基いて特定の位置のダイハイトは以下のようにして算出
される。なお、この算出された値が所望の値になった時
点で目的は達成され、プレス加工は終了し、スライド3
を上昇させればよいことになる。
基いて特定の位置のダイハイトは以下のようにして算出
される。なお、この算出された値が所望の値になった時
点で目的は達成され、プレス加工は終了し、スライド3
を上昇させればよいことになる。
【0013】図3において、スライド位置センサ7は
A、B、Cの3個設けられている。これらのセンサの出
力、すなわち測定値をそれぞれA、B、Cとする。そし
て、スライド3の下面、あるいはボルスタ6上面の特定
の場所をPとし、P点におけるスライド下面の高さをP
とする。さらに、スライド3下面及びボルスタ6上面は
平面を保ち歪まないものとする。
A、B、Cの3個設けられている。これらのセンサの出
力、すなわち測定値をそれぞれA、B、Cとする。そし
て、スライド3の下面、あるいはボルスタ6上面の特定
の場所をPとし、P点におけるスライド下面の高さをP
とする。さらに、スライド3下面及びボルスタ6上面は
平面を保ち歪まないものとする。
【0014】上記のように仮定すると、P点の高さは、 C+(e1/L1)×(B−C)+(e2/L2)×
(A−B) で表現される。ここで、図3において、点A、B、Cの
高さはセンサで測定され特定出来、L1、L2は例えば
スライド下面の左右、前後寸法とすれば特定出来る。よ
って、P点の位置を示すe1、e2が決まれば、上記の
式によってP点の高さは演算で求めることが出来る。
(A−B) で表現される。ここで、図3において、点A、B、Cの
高さはセンサで測定され特定出来、L1、L2は例えば
スライド下面の左右、前後寸法とすれば特定出来る。よ
って、P点の位置を示すe1、e2が決まれば、上記の
式によってP点の高さは演算で求めることが出来る。
【0015】図4において、特定の点Pが左右方向に配
備したセンサAとセンサBとの線上付近の場合はセンサ
は2個でも良い。この場合は、P点におけるスライド下
面の高さは、 B+(e1/L1)×(A−B) で表現される。
備したセンサAとセンサBとの線上付近の場合はセンサ
は2個でも良い。この場合は、P点におけるスライド下
面の高さは、 B+(e1/L1)×(A−B) で表現される。
【0016】同様にして、図5において、特定の点Pが
前後方向に配備したセンサAとセンサBとの線上付近の
場合は、センサは2個でも良い。この場合は、P点にお
けるスライド下面の高さは、 (B+e2/L2)×(A−B) で表現される。
前後方向に配備したセンサAとセンサBとの線上付近の
場合は、センサは2個でも良い。この場合は、P点にお
けるスライド下面の高さは、 (B+e2/L2)×(A−B) で表現される。
【0017】以上の説明においては、1ポイントプレス
機械についての図を用いているが、2ポイントのプレス
機械、あるいは4ポイントのプレス機械にもそのまま適
用することが出来る。
機械についての図を用いているが、2ポイントのプレス
機械、あるいは4ポイントのプレス機械にもそのまま適
用することが出来る。
【0018】さて、上記の特定の点Pは通常特に下死点
精度を要求されるプレス加工を担当する金型の位置とな
る。
精度を要求されるプレス加工を担当する金型の位置とな
る。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、特定の点Pにおける
スライド下面の高さを演算し、所望の値にすることが出
来るので下死点精度を要求されるプレス加工には有効で
ある。
スライド下面の高さを演算し、所望の値にすることが出
来るので下死点精度を要求されるプレス加工には有効で
ある。
【図1】プレス機械の説明図
【図2】制御用のブロック図
【図3】特定の点Pを示す説明図
【図4】特定の点Pを示す説明図
【図5】特定の点Pを示す説明図
1はプレス機械、2はフレーム、3はスライド、4はね
じ棒、5はサーボモータ、6はボルスタ、7はスライド
位置センサ、8はNC装置、9はドライバ、10は下死
点設定器、である。
じ棒、5はサーボモータ、6はボルスタ、7はスライド
位置センサ、8はNC装置、9はドライバ、10は下死
点設定器、である。
Claims (2)
- 【請求項1】サーボモータを用い、ねじ機構を介して駆
動されるサーボプレス機械のスライド位置制御装置にお
いて、プレス機械のボルスタ上面からプレス機械のスラ
イド下面までの距離を測定出来るスライド位置センサを
複数の場所に配備し、前記スライド、あるいは前記ボル
スタの特定の点における前記ボルスタ上面から前記スラ
イドの下面までの高さを前記複数のスライド位置センサ
の測定値から算出することが出来る構成としたことを特
徴とするサーボプレス機械のスライド位置制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記特定の点における
前記スライドの高さが所望の値になったとき、前記特定
の点が下死点位置にあると判定する構成としたことを特
徴とするサーボプレス機械のスライド位置制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36365297A JPH11179599A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | サーボプレス機械のスライド位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36365297A JPH11179599A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | サーボプレス機械のスライド位置制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11179599A true JPH11179599A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18479847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36365297A Pending JPH11179599A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | サーボプレス機械のスライド位置制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11179599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1346821A2 (de) * | 2002-03-20 | 2003-09-24 | Fette GmbH | Wegmessmaschine für eine Pulverpresse |
EP1582336A1 (de) * | 2004-03-30 | 2005-10-05 | Haulick + Roos GmbH | Presse, Stanz- oder Umformvorrichtung |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP36365297A patent/JPH11179599A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1346821A2 (de) * | 2002-03-20 | 2003-09-24 | Fette GmbH | Wegmessmaschine für eine Pulverpresse |
EP1346821A3 (de) * | 2002-03-20 | 2004-05-06 | Fette GmbH | Wegmessmaschine für eine Pulverpresse |
EP1582336A1 (de) * | 2004-03-30 | 2005-10-05 | Haulick + Roos GmbH | Presse, Stanz- oder Umformvorrichtung |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040628 |