JPH11178829A - 内視鏡用処置具における処置部の構造 - Google Patents

内視鏡用処置具における処置部の構造

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JPH11178829A
JPH11178829A JP9350960A JP35096097A JPH11178829A JP H11178829 A JPH11178829 A JP H11178829A JP 9350960 A JP9350960 A JP 9350960A JP 35096097 A JP35096097 A JP 35096097A JP H11178829 A JPH11178829 A JP H11178829A
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treatment
wire
link
interlocking
endoscope
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JP9350960A
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English (en)
Inventor
Tamoru Asano
多茂留 浅野
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Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】両採取刃体7,8の連動レバー12,13
の連結孔14,15にそれぞれ一本のリンクワイヤ1
6,17を挿通して引掛けるだけで、それらを互いに連
結することができる。両リンクワイヤ16,17にあっ
ては、この連結孔14,15に挿通された引掛け部2
1,22の両側を止める連結部19a,20aを設けて
輪環部Rを形成した。 【効果】両リンクワイヤ16,17を利用して、両連動
レバー12,13の連結孔14,15にこの両リンクワ
イヤ16,17を容易に連結することができる。この両
リンクワイヤ16,17の輪環部Rにより、この連結孔
14,15に対する引掛け部21,22の動きを規制し
て、操作部1による操作ワイヤ11の開閉動作を両連動
レバー12,13に対し確実に伝達することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手術や医療検査
等に用いられる内視鏡用処置具において、内視鏡を介し
て体内に挿入される連動部材の先端部に設けた処置部の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図示しないが、従来の内視鏡用処置具の
処置部においては、カップ状の両採取刃体が固定中心支
軸により互いに回動可能に支持され、開閉リンク機構に
より開閉動する。この開閉リンク機構は、操作部により
操作ワイヤを介して遠隔操作されて作動するようになっ
ている。この開閉リンク機構においては、両採取刃体か
ら延設された両連動レバーに対し両連動リンクが永久中
心軸により回動可能に支持されているとともに、この両
連動リンクが前記操作ワイヤの先端部に対し永久中心軸
により回動可能に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記開閉リンク機構
は、剛リンクである両連動レバー及び両連動リンクを固
定中心支軸及び各永久中心軸により回動可能に支持した
構造のものである。そのため、両連動リンクを両連動レ
バー及び操作ワイヤの先端部に当てがってそれらに各永
久中心軸を挿着しなければならず、その連結作業が面倒
であった。
【0004】本発明は、前記連動リンクに代わる手段を
採用して連結作業を容易にするとともに、操作部による
操作ワイヤの開閉動作を連動レバーに対し確実に伝達す
ることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜2に示す第一実施形態、図3に示す第二実施形態、
図4に示す第三実施形態、図5に示す第四実施形態、図
6に示す第五実施形態、図7に示す第六実施形態、図8
に示す第七実施形態)の符号を援用して、本発明にかか
る内視鏡用処置具を説明する。
【0006】請求項1または請求項2の発明にかかる内
視鏡用処置具においては、内視鏡を介して体内に挿入さ
れる連動部材(2)の先端部に設けた処置部(3)をこ
の連動部材(2)の操作ワイヤ(11)を介して操作部
(1)により遠隔操作して作動させる。
【0007】さらに、請求項1の発明は、下記のように
構成されている。前記処置部(3)にあっては、処置体
(7,8)を支軸(9)により回動可能に支持し、この
処置体(7,8)から延設した連動レバー(12,1
3)に連結孔(14,15)を設け、前記操作ワイヤ
(11)の先端部に設けたリンクワイヤ(16,17)
をこの連結孔(14,15)に挿通して引掛けている。
このリンクワイヤ(16,17)にあっては、連結孔
(14,15)に挿通された引掛け部(21,22)の
両側を止める連結部(19a,20a,23,24,2
5)を設けて輪環部(R)を形成している。
【0008】さらに、請求項2の発明は、下記のように
構成されている。前記処置部(3)にあっては、第一処
置体(7)と第二処置体(8)とを支軸(9)により互
いに回動可能に支持し、この第一処置体(7)から延設
した第一連動レバー(12)と、この第二処置体(8)
から延設した第二連動レバー(13)とにそれぞれ連結
孔(14,15)を設け、前記操作ワイヤ(11)の先
端部に設けた第一リンクワイヤ(16)を第一連動レバ
ー(12)の連結孔(14)に挿通して引掛けるととも
に、前記操作ワイヤ(11)の先端部に設けた第二リン
クワイヤ(17)を第二連動レバー(13)の連結孔
(15)に挿通して引掛けている。この第一リンクワイ
ヤ(16)及び第二リンクワイヤ(17)にあっては、
それぞれ、連結孔(14,15)に挿通された引掛け部
(21,22)の両側を止める連結部(19a,20
a,23,24,25)を設けて輪環部(R)を形成し
ている。
【0009】
【発明の実施形態】〔第一実施形態〕まず、本発明の第
一実施形態にかかる内視鏡用処置具を図1〜2を参照し
て説明する。
【0010】<内視鏡用処置具の概略>図1(a)に示
すように、操作部1から引き出された連動部材2は、内
視鏡(図示せず)を介して体内に挿入されるものであっ
て、この連動部材2の先端部に処置部3が取り付けられ
ている。
【0011】この処置部3においては、図1(b)、図
2(a)(b)に示すように、連動部材2の外周保護コ
イル4の先端部に両腕部5,6が取着され、この両腕部
5,6に対しカップ状の両採取刃体7,8(第一処置体
及び第二処置体)が固定中心支軸9により互いに回動可
能に支持されている。この両採取刃体7,8は、後述す
る開閉リンク機構10により開閉動する。この開閉リン
ク機構10は、連動部材2の操作ワイヤ11を介して操
作部1により遠隔操作されて作動するようになってい
る。
【0012】<前記開閉リンク機構10>前記第一採取
刃体7(第一処置体)から一体に延設された第一連動レ
バー12と、前記第二採取刃体8(第二処置体)から一
体に延設された第二連動レバー13とは、第一採取刃体
7と第二採取刃体8とが開閉動する方向を含む平面に対
し平行な面上で互いに交差して並設されている。この第
一連動レバー12と第二連動レバー13とに連結孔1
4,15が貫設され、この両連結孔14,15にそれぞ
れ一本のリンクワイヤ16,17(後で詳述)が挿通さ
れて引掛けられている。前記操作ワイヤ11は、この両
リンクワイヤ16,17と、操作部1から引き出された
メインワイヤ18とを有している。このメインワイヤ1
8の先端部に両リンクワイヤ16,17の端部が溶着等
により連結されている。この両リンクワイヤ16,17
は、ある程度の剛性及び可撓性を有する。
【0013】前記操作部1により遠隔操作して操作ワイ
ヤ11のメインワイヤ18を引くと、前記両リンクワイ
ヤ16,17により第一連動レバー12と第二連動レバ
ー13とが互いに閉じる方向へ回動し、第一採取刃体7
と第二採取刃体8とが互いに閉じる。また、操作部1に
より遠隔操作して操作ワイヤ11のメインワイヤ18を
押すと、これに前記保護コイル4の戻り力も加わり、第
一連動レバー12と第二連動レバー13とが互いに開く
方向へ回動し、第一採取刃体7と第二採取刃体8とが互
いに開く。
【0014】<前記両リンクワイヤ16,17の詳細>
第一連動レバー12の連結孔14に挿通された一本のリ
ンクワイヤ16と、第二連動レバー13の連結孔15に
挿通された一本のリンクワイヤ17とにおいて、この連
結孔14,15から引き出されてメインワイヤ18の先
端部に至る二本のワイヤ線材が互いに捩じられて巻き線
部19,20が形成されている。この巻き線部19,2
0の端部は、前述したようにメインワイヤ18の先端部
に連結され、連結孔14,15の近隣まで捩じられてい
る。リンクワイヤ16,17にあって連結孔14,15
に挿通された引掛け部21,22の両側は、連結孔1
4,15の近隣で、巻き線部19,20の端部である連
結部19a,20aにより絞られている。そのため、こ
の引掛け部21,22において、連結部19a,20a
により絞られた輪環部Rが形成される。
【0015】<第一実施形態の特徴>第一実施形態は下
記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 前記両連動レバー12,13の連結孔14,15に
それぞれ一本のリンクワイヤ16,17を挿通して引掛
けるだけで、それらを互いに連結することができる。従
って、その連結作業を容易に行うことができる。
【0016】* 前記リンクワイヤ16,17にあって
は、連結孔14,15に挿通された引掛け部21,22
の両側を止める連結部19a,20aを設けて輪環部R
を形成した。そのため、この輪環部Rにより、連結孔1
4,15に対する引掛け部21,22の動きが規制され
る。従って、単に連結孔14,15にリンクワイヤ1
6,17を挿通したままの状態のものと比較して、操作
部1による操作ワイヤ11の開閉動作が連動レバー1
2,13に対し確実に伝達され、両採取刃体7,8の開
閉を円滑に行うことができる。
【0017】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態にかかる内視鏡用処置具を図3を参照して説明す
る。この第二実施形態においては、前述した<内視鏡用
処置具の概略>や<前記開閉リンク機構10>について
第一実施形態と同様であるが、各リンクワイヤ16,1
7を下記のように変更している。
【0018】第一連動レバー12の連結孔14に挿通さ
れた一本のリンクワイヤ16と、第二連動レバー13の
連結孔15に挿通された一本のリンクワイヤ17とにお
いて、この連結孔14,15から引き出された二本のワ
イヤ線材のうち、一本の第一ワイヤ線材は、メインワイ
ヤ18の先端部に連結されている。また、一本の第二ワ
イヤ線材は、連結孔14,15の近隣で、第一ワイヤ線
材に対し連結部23として巻かれている。リンクワイヤ
16,17にあって連結孔14,15に挿通された引掛
け部21,22の両側は、連結孔14,15の近隣で、
この連結部23により絞られている。そのため、この引
掛け部21,22において、連結部23により絞られた
輪環部Rが形成される。
【0019】第二実施形態の特徴も、前述した第一実施
形態の特徴と同様である。 〔第三実施形態〕図4に示す第三実施形態においても、
第二実施形態と同様に、第一実施形態の各リンクワイヤ
16,17を下記のように変更している。
【0020】前記第二実施形態の連結部23においては
第二ワイヤ線材が第一ワイヤ線材に対し巻かれている
が、この第三実施形態の連結部23では第二ワイヤ線材
が第一ワイヤ線材に対し溶着されている。
【0021】第三実施形態の特徴も、前述した第一実施
形態の特徴と同様である。 〔第四実施形態〕図5に示す第四実施形態においても、
第二実施形態と同様に、第一実施形態の各リンクワイヤ
16,17を下記のように変更している。
【0022】第一連動レバー12の連結孔14に挿通さ
れた一本のリンクワイヤ16と、第二連動レバー13の
連結孔15に挿通された一本のリンクワイヤ17とにお
いて、この連結孔14,15から引き出されてメインワ
イヤ18の先端部に至る二本のワイヤ線材は、共にメイ
ンワイヤ18の先端部に連結されている。この二本のワ
イヤ線材は、連結孔14,15の近隣で、連結部23と
して互いに捩じられている。リンクワイヤ16,17に
あって連結孔14,15に挿通された引掛け部21,2
2の両側は、連結孔14,15の近隣で、この連結部2
3により絞られている。そのため、この引掛け部21,
22において、連結部23により絞られた輪環部Rが形
成される。
【0023】第四実施形態の特徴も、前述した第一実施
形態の特徴と同様である。 〔第五実施形態〕図6に示す第五実施形態においても、
第二実施形態と同様に、第一実施形態の各リンクワイヤ
16,17を下記のように変更している。
【0024】第一連動レバー12の連結孔14及び第二
連動レバー13の連結孔15にそれぞれ一本のワイヤ線
材が挿通されて引掛けられ、この連結孔14,15から
引き出されて並べられたワイヤ線材が互いに捩じられて
それぞれ巻き線部19,20が形成されている。さら
に、この両巻き線部19,20が互いに捩じられてメイ
ンワイヤ18が形成されている。このメインワイヤ18
はそのまま操作部1に導入されている。各リンクワイヤ
16,17においては、巻き線部19,20がこのメイ
ンワイヤ18から一連に分岐され、連結孔14,15の
近隣まで捩じられている。リンクワイヤ16,17にあ
って連結孔14,15に挿通された引掛け部21,22
の両側は、連結孔14,15の近隣で、巻き線部19,
20の端部である連結部19a,20aにより絞られて
いる。そのため、この引掛け部21,22において、連
結部19a,20aにより絞られた輪環部Rが形成され
る。
【0025】第五実施形態の特徴も、前述した第一実施
形態の特徴と同様である。 〔第六実施形態〕図7に示す第六実施形態においても、
第二実施形態と同様に、第一実施形態の各リンクワイヤ
16,17を下記のように変更している。第一連動レバ
ー12の連結孔14に挿通された一本のリンクワイヤ1
6と、第二連動レバー13の連結孔15に挿通された一
本のリンクワイヤ17とにおいて、この連結孔14,1
5から引き出された二本のワイヤ線材のうち、一本の第
一ワイヤ線材は、メインワイヤ18の先端部に連結され
ている。また、一本の第二ワイヤ線材は、連結部24と
して連結孔14,15の縁に巻かれて係止されている。
リンクワイヤ16,17にあって連結孔14,15に挿
通された引掛け部21,22の両側は、この連結部24
により絞られている。そのため、この引掛け部21,2
2において、連結部24により絞られた輪環部Rが形成
される。
【0026】第六実施形態の特徴も、前述した第一実施
形態の特徴と同様である。 〔第七実施形態〕図8に示す第七実施形態においても、
第二実施形態と同様に、第一実施形態の各リンクワイヤ
16,17を下記のように変更している。
【0027】第一連動レバー12の連結孔14に挿通さ
れた一本のリンクワイヤ16と、第二連動レバー13の
連結孔15に挿通された一本のリンクワイヤ17とにお
いて、この連結孔14,15から引き出されてメインワ
イヤ18の先端部に至る二本のワイヤ線材は、共にメイ
ンワイヤ18の先端部に連結されている。この二本のワ
イヤ線材の外周には、連結孔14,15の近隣で、連結
管25(止め部材、連結部)が挿嵌されている。リンク
ワイヤ16,17にあって連結孔14,15に挿通され
た引掛け部21,22の両側は、連結孔14,15の近
隣で、この連結管25により絞られている。そのため、
この引掛け部21,22において、連結管25により絞
られた輪環部Rが形成される。
【0028】第七実施形態の特徴も、前述した第一実施
形態の特徴と同様である。 〔他の実施形態〕前記各実施形態以外にも下記*のよう
に構成してもよい。
【0029】* 前記各実施形態の処置部3では、第一
処置体としてのカップ状採取刃体7と第二処置体として
のカップ状採取刃体8とが固定中心支軸9により互いに
回動可能に支持されている。この構成に代え、第一処置
体及び第二処置体としては、カップ刃以外の他の機能を
有するものに変更する。また、一対の処置体を設ける必
要はなく、一つの処置体を回動可能に支持してこれに一
つのリンクワイヤを連結してもよい。
【0030】* 前記各実施形態の処置部3において、
両連動レバー12,13の連結孔14,15を切り欠い
て開放する。 〔他の技術的思想〕実施形態から把握できる技術的思想
(請求項以外)を効果と共に記載する。
【0031】(イ) 請求項1または請求項2におい
て、連結部19a,20a,23は、引掛け部21,2
2の両側を互いに結合させて輪環部Rを形成したもので
ある。従って、輪環部Rを容易に形成することができ
る。
【0032】(ロ) 請求項1または請求項2におい
て、連結部24は、引掛け部21,22の両側を連結孔
14,15に係止して輪環部Rを形成したものである。
従って、輪環部Rを容易に形成することができる。
【0033】(ハ) 請求項1または請求項2におい
て、連結部は、引掛け部の21,22の両側を止め部材
(連結管25)により係止して輪環部Rを形成したもの
である。従って、輪環部Rを容易に形成することができ
る。
【0034】(ニ) 請求項1または請求項2または上
記(イ)または上記(ロ)または上記(ハ)において、
リンクワイヤ16,17にあって連結孔14,15に挿
通された引掛け部21,22の両側は、連結孔14,1
5の近隣で、連結部19a,20a,23,24,25
により絞られ、この引掛け部21,22で連結部19
a,20a,23,24,25により絞られた輪環部R
が形成される。従って、操作部1による操作ワイヤ11
の開閉動作を連動レバー12,13に対しより一層確実
に伝達することができる。
【0035】(ホ) 請求項1または請求項2または上
記(イ)または上記(ロ)または上記(ハ)または上記
(ニ)において、操作ワイヤ11は、操作部1から引き
出されたメインワイヤ18と、このメインワイヤ18の
先端部に連結されたリンクワイヤ16,17とを有して
いる。従って、メインワイヤ18に対しリンクワイヤ1
6,17を分離して予め成形した後にこれらを連結すれ
ば、操作ワイヤ11を容易に成形することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明にかかる内視鏡用処置具の処置部
(3)によれば、リンクワイヤ(16,17)を利用し
て、処置体(7,8)の連動レバー(12,13)の連
結孔(14,15)にこのリンクワイヤ(16,17)
を容易に連結することができるとともに、このリンクワ
イヤ(16,17)の輪環部(R)によりこの連結孔
(14,15)に対する引掛け部(21,22)の動き
を規制して、操作部(1)による操作ワイヤ(11)の
開閉動作を連動レバー(12,13)に対し確実に伝達
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施形態にかかる内視鏡用処置
具の全体を示す一部切欠き正面図であり、(b)は両採
取刃体を閉じた処置部を示す(a)の部分拡大正面図で
ある。
【図2】 (a)は図1(b)の正断面図であり、
(b)は図1(b)の右側面図である。
【図3】 (a)は第二実施形態において図2(a)に
相当する正断面図であり、(b)は同じく図2(b)に
相当する右側面図である。
【図4】 (a)は第三実施形態において図2(a)に
相当する正断面図であり、(b)は同じく図2(b)に
相当する右側面図である。
【図5】 (a)は第四実施形態において図2(a)に
相当する正断面図であり、(b)は同じく図2(b)に
相当する右側面図である。
【図6】 (a)は第五実施形態において図2(a)に
相当する正断面図であり、(b)は同じく図2(b)に
相当する右側面図である。
【図7】 (a)は第六実施形態において図2(a)に
相当する正断面図であり、(b)は同じく図2(b)に
相当する右側面図である。
【図8】 (a)は第七実施形態において図2(a)に
相当する正断面図であり、(b)は同じく図2(b)に
相当する右側面図である。
【符号の説明】
1…操作部、2…連動部材、3…処置部、7…第一処置
体としてのカップ状採取刃体、8…第二処置体としての
カップ状採取刃体、9…固定中心支軸、11…操作ワイ
ヤ、12…第一連動レバー、13…第二連動レバー、1
4,15…連結孔、16…第一リンクワイヤ、17…第
二リンクワイヤ、19a,20a…連結部、21,22
…引掛け部、23,24…連結部、25…連結管(連結
部)、R…輪環部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材の先端部に設けた処置部をこの連動部材の操作ワイヤ
    を介して操作部により遠隔操作して作動させる内視鏡用
    処置具において、 前記処置部にあっては、処置体を支軸により回動可能に
    支持し、この処置体から延設した連動レバーに連結孔を
    設け、前記操作ワイヤの先端部に設けたリンクワイヤを
    この連結孔に挿通して引掛け、 このリンクワイヤにあっては、連結孔に挿通された引掛
    け部の両側を止める連結部を設けて輪環部を形成したこ
    とを特徴とする内視鏡用処置具における処置部の構造。
  2. 【請求項2】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材の先端部に設けた処置部をこの連動部材の操作ワイヤ
    を介して操作部により遠隔操作して作動させる内視鏡用
    処置具において、 前記処置部にあっては、第一処置体と第二処置体とを支
    軸により互いに回動可能に支持し、この第一処置体から
    延設した第一連動レバーと、この第二処置体から延設し
    た第二連動レバーとにそれぞれ連結孔を設け、前記操作
    ワイヤの先端部に設けた第一リンクワイヤを第一連動レ
    バーの連結孔に挿通して引掛けるとともに、前記操作ワ
    イヤの先端部に設けた第二リンクワイヤを第二連動レバ
    ーの連結孔に挿通して引掛け、 この第一リンクワイヤ及び第二リンクワイヤにあって
    は、それぞれ、連結孔に挿通された引掛け部の両側を止
    める連結部を設けて輪環部を形成したことを特徴とする
    内視鏡用処置具における処置部の構造。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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