JPH1117869A - 画像形成システム、画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成システム、画像形成方法及び装置

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JPH1117869A
JPH1117869A JP9164754A JP16475497A JPH1117869A JP H1117869 A JPH1117869 A JP H1117869A JP 9164754 A JP9164754 A JP 9164754A JP 16475497 A JP16475497 A JP 16475497A JP H1117869 A JPH1117869 A JP H1117869A
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JP9164754A
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Yasuhiro Kozuka
保広 小塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレビュー表示された画像を縮小処理するこ
とにより、プリント画像とのマッチングをとり、利用者
の利便性を向上させた画像形成システム、画像形成方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 編集処理された画像を表示して確認でき
るプレビュー機能を用いて、編集処理された画像と異な
る画像の出力を行うか否かを判断し(S111)、判断
結果が異なる画像出力の場合、前記プレビュー機能によ
り表示された画像をクリアする(S112)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を形成する画
像形成手段と、画像を表示する表示手段とを備え、編集
処理された画像を表示して確認できるプレビュー機能を
有する画像形成システム、画像形成方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカラー複写機の高画質
化、高機能化に伴い、出力画像の色味や編集処理に関し
てかなりユーザの期待に応えられるようになってきた。
こうした状況において、所望の出力画像を得るために、
何度も紙に画像を出力する代わりにCRT等の表示装置
に画像を表示し、確認するという、所謂、プレビュー機
能を有する複写機が提案されている。
【0003】中には、白黒の液晶ディスプレイを用いて
読み取った原稿イメージを表示し、確認する装置もある
が、本体がカラー複写機である場合は、やはり、出力画
像の色味確認ができないので、表示装置もフルカラー表
示できるものが望ましい。
【0004】また、デジタルカラー複写機における高速
化への要求は根強く、これに応えるべく、プリンタ部は
4つの感光体ドラムで構成され、各ドラムにY,M,
C,K各1色ずつ現像器が備えられたカラーLBPであ
る。こうした装置ではドラム間の空間的なずれを補償す
る画像メモリが必須であり、より高度な画像処理を実現
するためには、フルページ画像メモリを有することが望
ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、1度プレビュー動作を行ってCRT上に表示
させた画面は、原稿を変更して通常のコピーを行って
も、次のプレビュー動作を行うまで表示されっぱなしに
なり、原稿を変更した場合にプリントする画像とのマッ
チングがとれなくなるという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、プレビュー表示された画像を消去処理する
ことにより、プリント画像とのマッチングをとり、利用
者の利便性を向上させた画像形成システム、画像形成方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像を形成する画像形成手段と、画像を
表示する表示手段とを備え、編集処理された画像を表示
して確認できるプレビュー機能を有する画像形成システ
ムにおいて、前記プレビュー機能を用いて、編集処理さ
れた画像と異なる画像の出力を行うか否かを判断する判
断手段と、前記判断手段による判断結果が異なる画像出
力の場合、前記プレビュー機能により表示された画像を
消去するプレビュー画像消去手段とを有することを特徴
とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
は、編集処理された画像を表示して確認できるプレビュ
ー機能を有する画像形成方法において、前記プレビュー
機能を用いて、編集処理された画像と異なる画像の出力
を行うか否かを判断し、判断結果が異なる画像出力の場
合、前記プレビュー機能により表示された画像を消去す
ることを特徴とする。
【0009】更に、上記目的を達成するために、本発明
は、編集処理された画像を表示して確認できるプレビュ
ー機能を有する画像形成装置において、前記プレビュー
機能を用いて、編集処理された画像と異なる画像の出力
を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によ
る判断結果が異なる画像出力の場合、前記プレビュー機
能により表示された画像を消去するプレビュー画像消去
手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本実施形態における画像形成シス
テムの構造を示す図である。同図において、151はカ
ラーリーダ部であり、カラー原稿を読み取り、更にデジ
タル編集処理等を行う。152は異なった像担持体を持
つプリンタ部であり、カラーリーダ部151から送られ
る各色のデジタル画像信号に応じてカラー画像を再現す
る。そして、153はプレビュー時に用いられる表示装
置(CRT)であり、本体とはVGAインターフェース
で接続されている。以下、各部について詳細に説明す
る。
【0012】(プリンタ部)まず、プリンタ部152に
ついて説明する。101はレーザ光を感光ドラム上に走
査させるポリゴンスキャナであり、102は初段のマゼ
ンタ(M)の画像形成部であり、103,104,10
5は同様な構成のシアン(C)、イエロー(Y)、ブラ
ック(K)の各色についての画像形成部である。
【0013】画像形成部102において、118は感光
ドラムであり、レーザ光の露光により潜像形成する。1
13は現像器であり、ドラム118上にトナー現像を行
う。現像器113内の114はスリーブであり、現像バ
イアスを印加してトナー現像を行う。115は1次帯電
器であり、感光ドラム118を所望の電位に帯電させ
る。117はクリーナであり、転写後のドラム118の
表面を清掃する。116は補助帯電器であり、クリーナ
117で清掃されたドラム118の表面を除電し、1次
帯電器115において良好な帯電を得られるようにす
る。130は前露光ランプであり、ドラム118上の残
留電荷を消去する。119は転写帯電器であり、転写ベ
ルト106の背面から放電を行い、ドラム118上のト
ナー画像を、転写部材に転写する。
【0014】109,110は共に転写部材を収納する
カセットである。108は給紙部であり、カセット10
9,110から転写部材を供給する。111は吸着帯電
器であり、給紙部108により給紙された転写部材を転
写部材に吸着させる。112は転写ベルトローラであ
り、転写ベルト106の回転に用いられると同時に吸着
帯電器と対になって転写ベルト106に転写部材を吸着
帯電させる。
【0015】124は転写部材を転写ベルト106から
分離し易くするための除電帯電器である。125は剥離
帯電器であり、転写部材が転写ベルトから分離する際の
剥離放電による画像乱れを防止する。126,127は
定着前帯電器であり、分離後の転写部材上のトナーの吸
着力を補い、画像乱れを防止する。122,123は転
写ベルト106を除電し、転写ベルト106を静電的に
初期化するための転写ベルト除電帯電器である。128
はベルトクリーナであり、転写ベルト106の汚れを除
去する。107は定着器であり、転写ベルト106から
分離され、定着前帯電器126,127で再帯電された
転写部材上のトナー画像を転写部材上に熱定着させる。
140は排紙センサであり、定着器107を通過する搬
送路上の転写部材を検知する。129は給紙部108に
よって転写ベルト上に給紙された転写部材の先端を検知
する紙先端センサであり、紙先端センサからの検出信号
はプリンタ部からリーダ部に送られ、リーダ部からプリ
ンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号を生成す
るために用いられる。
【0016】(リーダ部)図2は、リーダ部151にお
けるデジタル画像処理部の構成を示すブロック図であ
る。原稿台上に載置されたカラー原稿(図示せず)がハ
ロゲンランプ(図示せず)で露光され、その結果、反射
像がCCD201にて撮像される。そして、S/H及び
A/D変換回路202にてサンプル・ホールドされた
後、A/D変換され、RGB三色のデジタル信号が生成
される。各色分解データはシェーディング補正回路20
3にてシェーディング及び黒補正が行われ、入力マスキ
ング回路204にてNTSC信号への補正が行われる。
更に色変換回路205にて色変換が行われ、その結果が
合成部206に入力される。
【0017】この合成部206は反射原稿の画像データ
と画像メモリ208の出力データとの合成等を行う部分
であり、その結果はLOG変換回路207にてLOG補
正が行われ、更に変倍回路B234にて変倍処理(但
し、変倍設定時)が施される。ここで、変倍処理とは、
画像メモリ部208で施される圧縮処理がローパスフィ
ルタとして働くため、具体的には拡大処理が施される。
更に、変倍回路B234の出力は、画像メモリ部208
に入力される。画像メモリ部208は、圧縮部、画像メ
モリ、伸張部の3つにより構成され、4つのそれぞれの
ドラムに対応する出力マスキング前のCMYデータ(2
4ビット×4)が読み出される。
【0018】212はそれぞれのドラムに対する色信号
が生成されるマスキング・UCR部であり、プリンタ特
性に適した色信号が生成される。213はフリーカラー
処理及びペイント処理が行われる編集回路であり、各編
集結果はγ補正回路214でγ補正され、変倍回路A2
11で変倍(具体的には縮小処理)され、更にエッジ強
調回路215でエッジ強調され、カラーLBP216に
送られる。
【0019】217はプレビュー処理部であり、編集さ
れた画像データを記憶するCRT画像メモリとCRT画
像メモリを制御するメモリ制御部より構成される。21
9は図1に示す表示装置153に相当するCRTであ
り、CRT画像メモリのデータが表示される。尚、読み
取った画像を単にフルカラーでCRT219に表示する
だけでは、所望の編集処理を不図示の操作部から設定し
てもCRT219上には反映されない。そこで、本実施
形態では、画像メモリ部208に記憶されたメモリ情報
を後述するCPUが任意にアクセスできるように構成
し、編集回路213と等価な編集処理をソフトで行って
最終画像を得るようにしている。プレビュー処理部21
7及びCRT219については更に後述する。
【0020】220は領域生成部Aであり、229の主
走査同期信号HSNCとして内部で生成した信号か、L
BPプリンタ216から送られてくるBD信号228の
何れかを出力し、226の画先センサの出力DTOP、
227のLBPプリンタ内部で生成されるITOP信号
(プリンタ出力時、この信号を元に各ドラムに同期した
副走査イネーブル信号が生成される)、書き込みイネー
ブル信号2本(主走査227−1、副走査227−2各
1本)と読み出しイネーブル信号5本(主走査227−
3、1本、副走査227−M,227−C,227−
Y,227−K、4本)、計7本で画像メモリ部内の画
像メモリを制御する信号221を生成し、上述のITO
P信号227に同期し、画像信号とエリア信号のタイミ
ング調整を行うべく、画像メモリ部内の圧縮部、伸張部
それぞれのディレイを考慮した信号238(主走査書き
込みイネーブル信号238−1、副走査書き込みイネー
ブル信号238−2、主走査読み出しイネーブル信号2
38−3、副走査イネーブル信号238−M,238−
C,238−Y,238−K)、プレビュー処理部内の
CRT画像メモリのイネーブル信号225(主走査1
本、副走査1本)を生成する。
【0021】230は領域生成部Bであり、各編集処理
のエリア信号を生成する部分である。この部分は後述す
るように各エリア信号を記憶するビットマップメモリ部
及びビットマップメモリを制御するビットマップメモリ
制御部(例えば、AGDC(Advanced Display Control
ler)より構成され、書き込みはCPUにより、一方読
みだしはDTOP226,HSNC229に同期して行
われる(光学スキャンされた原稿画像データと同期)。
その出力はそれぞれ色変換205のイネーブル信号22
2,画像合成のイネーブル信号223−2,フリーカラ
ー若しくはペイントのイネーブル信号236である。
【0022】231はエリアメモリ部、232,23
3,237はそれぞれDL、235は変倍回路Cであ
り、画像信号とエリア信号を同期させるタイミング調整
のための回路である。
【0023】具体的には、DL232は、入力された信
号232−2を色変換のディレイ分遅らせる(出力は2
23−1)。画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFI
FOでなされる。また、DL233は、入力された信号
226をマスキング・UCR部212のディレイ分遅ら
せる(出力は224−2)。画素遅延はDF/Fで、ラ
イン遅延はFIFOでなされる。同様に、DL237は
入力された信号236を色変換処理、画像合成処理及び
LOG変換のディレイ分遅らせる。画素遅延はDF/F
で、ライン遅延はFIFOでなされる。そして、変倍回
路C237は、具体的には拡大処理であり、変倍回路B
234と全く同じ制御がなされる(遅延数も同じ)。
【0024】240はCPUであり、画像処理部全体を
制御する。241はROMであり、CPU240のプロ
グラムや制御データ等が格納されている。242はRA
Mであり、CPU240がプログラムを実行時に使用す
る作業領域や各種テーブル等で構成されるメモリであ
る。
【0025】(プレビュー処理部)次に、本実施形態に
おけるプレビュー処理部225の詳細について説明す
る。図3は、図2に示すプレビュー処理回路217の構
成を示すブロック図であり、読み取られた画像データが
全ての処理回路を経由して得た最終イメージをCRT2
19に表示する。
【0026】上述の最終画像データY1,M1,C1,
K1の1001−1〜4(YMCKデータ各8ビット)
は、まず217−1の4×3逆マスキングの補正回路に
それぞれ入力され、次式の演算が行われる。これは、図
2に示すマスキング・UCR部212の逆演算を行う。
【0027】Y2=a11*Y1+a12*M1+a13
*C1+a14*K1 M2=a21*Y1+a22*M1+a23*C1+a2
4*K1 C2=a31*Y1+a32*M1+a33*C1+a3
4*K1 ここで、係数a11〜a34にはCPU240がCPU
バス243を経由してそれぞれ任意の係数を設定するこ
とが可能である。
【0028】この演算により、4色の情報が3色の情報
Y2,M2,C2に変換され、次に217−2の逆対数
変換の補正回路に入力される。この回路は図2に示すL
OG変換回路207の逆演算を行うLUTで構成されて
おり、同様にCPU240により任意の補正データが設
定できる。この演算によりYMCKの濃度データから輝
度データに変換され、CRT等に表示可能な状態になる
が、実際に接続されるCRTには数多くの種類があり、
色再現範囲もまちまちであり、これを調整する手段が必
要となる。次の217−3の3×3モニタ色補正は、モ
ニタの色特性を補正するためのもので次式の演算が行わ
れる。
【0029】 R2=b11*R1+b12*G1+b13*B1 G2=b21*R1+b22*G1+b23*B1 B2=b31*R1+b32*G1+b33*B1 この回路も逆マスキング回路217−1と同様にCPU
240より任意の係数が設定される。次の217−4の
モニタガンマ補正回路は、各モニタのガンマ特性を補正
する回路であり、同様にCPU240により任意の補正
データを設定することができる。
【0030】次に、217−5の表示編集回路は、モニ
タに表示する際にいろいろな編集を行ったり、モニタを
制御するための回路である。図4は、表示編集回路21
7−5の構成を示す図である。同図において、モニタガ
ンマ補正回路217−4にて補正されたR3,G3,B
3データが、それぞれ217−11,217−12,2
17−13のメモリに接続され、217−10のディス
プレイコントローラ内の217−17に示す書き込みア
ドレス制御回路から217−21のアドレスによりメモ
リの任意の位置から書き込みが行えるように、CPUバ
ス243からX及びY方向のスタートアドレスとエンド
アドレスを設定することができる。尚、本実施形態で
は、メモリのサイズは640×480×9×(8bi
t)の3色分で構成されている。
【0031】また、メモリに書き込む際に、元の画像サ
イズに応じて縮小して書き込むことが可能で、その倍率
をCPU240より設定できる構成となっている。また
更に、表示する画像サイズが縦長なのか横長なのかに応
じて、任意に回転することができるように書き込みアド
レス制御部217−17によって制御される。この時、
スタート/エンドアドレス以外、つまり、画像が書き込
まれない領域に関しては、前の画像が残っていたり或い
は表示色が固定となるため、この書込領域以外の部分を
任意の色で表示できるように表示色をCPU240より
設定が行えるようになっている。
【0032】次に、メモリに書き込まれた後、モニタ2
19に表示するためにメモリのどの部分から読み出すか
を指定する217−18の読み出しアドレス制御部にC
PU240より任意の座標指定を行うことが可能であ
る。これは、後述する操作部のタッチパネルキーにより
リアルタイムに表示が行える。また、本実施形態のモニ
タ219の画像サイズは640×480ドットなので、
メモリ全体を表示するためには画像を間引いて表示する
必要があり、これもCPU240より間引き率を設定す
ることが可能になっている。本実施形態では後述するよ
うに、メモリ全体を表示する1倍モード、メモリの4/
9を表示する2倍モードとメモリの1/9を表示する3
倍モードの選択が行える。
【0033】次に、217−20のメモリは画像情報と
は別に画像情報にいろいろな図形や文字を付加するため
のメモリで、サイズは640×480×9×(4bi
t)の構成となっている。つまり、4面分の異なる図形
や文字をそれぞれ独立に展開することができる。
【0034】本実施形態では、これらの情報はCPU2
40より直接メモリ上に展開されているが、これらの情
報を高速に展開できる例えば、AGDC(NEC)のよ
うな専用コントローラを介してもよい。
【0035】217−19の読み出しアドレス制御は、
上述の読み出しアドレス制御217−18と同様に、読
み出しの開始位置を設定したり、間引き率を設定するこ
とができる。
【0036】次に、それぞれのメモリ217−11〜2
17−13から読み出されたデータは217−14のセ
レクタに入力される。このセレクタでは、217−20
のメモリから読み出された信号に応じて、217−24
の信号が、“L”の時は画像データ217−25〜27
がそのまま出力され、“H”の時は、それぞれ4面分に
応じたR,G,B(8bit)のデータが出力される。
これらR,G,BのデータはCPU240より設定が可
能で、各4面分に描かれた図形や文字に任意の色を付け
ることが可能になっている。
【0037】このセレクタによって処理された信号は、
217−16のD/Aコンバータによりモニタ219用
のアナログ信号に変換され、モニタ219に最終画像が
表示される。
【0038】(色変換の説明)次に、本実施形態におけ
る色変換回路205の詳細について説明する。図5は、
図2に示す色変換回路205の構成を示す図である。こ
の色変換回路205は検出部と変換部に分かれる。
【0039】まず、検出部は3つのウインドウコンパレ
ータ510,511,512、2つのANDゲート51
3,515及び各コンパレータとゲートを制御するレジ
スタ504〜509(CPU240によってセットされ
る)より構成される。動作としては、以下の条件の時、
それぞれのウインドウコンパレータ及び2つのANDゲ
ートの出力が“1”になり、ある特性色のみが検出され
る(但し、エリア信号222は“1”)。
【0040】 ・reg1≦入力ビデオR(501)≦reg2 ・reg3≦入力ビデオG(502)≦reg4 ・reg5≦入力ビデオB(503)≦reg6 次に、変換部は3つのセレクタ519,520,521
及びレジスタ516〜518より構成され、ANDゲー
ト515の出力が“1”の時、CPU240によってセ
ットされるレジスタ516〜518の値、即ち、変換色
が出力522〜524され、また“0”の時には入力ビ
デオ501〜503が出力される。
【0041】(ペイント、フリーカラー)次に、本実施
形態における編集回路213の詳細について説明する。
図6は、図2に示す編集回路213の構成を示す図であ
る。この編集回路213は、1色のビデオ信号に対し
て、乗算器605とセレクタ610、CPU240によ
ってセットされるレジスタ606,607より構成され
る。尚、画像編集処理として本実施形態ではフリーカラ
ー処理とペイント処理を例に説明する。
【0042】動作としては、まずフリーカラー処理時に
は、マスキング・UCR部212で生成されたND信号
(M/3+C/3+Y/3)と、ユーザによって設定さ
れた色によって決まるレジスタ(reg3)606の値
が乗算器605で乗算され、更にその出力がセレクタ6
10で出力信号612として選択される。尚、原稿の一
部にのみフリーカラー処理を行いたい時には、処理した
い所のみエリア信号224−1を“1”にすれば良い
(但し、図7に示すようにエリア信号224−2は
“0”にする)。この時、このエリア信号の所のみND
信号が出力されるようにマスキング・UCR部212は
制御される(226信号に基づいて制御)。
【0043】次に、ペイント処理時には、CPU240
でセットされるレジスタ(reg1)607が選択され
るように、セレクタ601にエリア信号224−2が
“1”として出力される(但し、図7に示すように22
4−1は“0”にする)。613はC(シアン)のフリ
ーカラーペイント回路、616はY(イエロー)のフリ
ーカラーペイント回路、619はK(ブラック)のフリ
ーカラーペイント回路であり、それぞれ入力はCin60
2,Yin603,Kin604、また出力はCout 61
5,Yout 618,Kout 621である。また、それぞ
れのセレクタは、図7に示すようにエリア信号224−
1,224−2で制御される。
【0044】尚、CRT219に表示される時は224
−1〜2が同時にイネーブルになるように制御される。
【0045】(各画像モードでの信号の流れ)次に、本
実施形態における各画像モードでのビデオ信号の流れと
I/Oポートの設定について説明する。
【0046】[通常コピー] ビデオの流れ:201→202→203→204→20
5→206→207→234→208→212→213
→214→211→215→216。
【0047】この時、副走査イネーブル信号221−
(M〜K)及び238−(M〜K)は各色ドラムの間隔
をもってイネーブルになるよう制御される。
【0048】[RGB系編集処理(色変換)結果をCR
Tに表示] ビデオの流れ:201→202→203→204→20
5→206→207→234→208→212→213
→214→211→215→217→219。このモー
ドの場合、画像メモリ部208内に書き込まれるデータ
はプレビューモードでの編集内容を修正する度に変わる
ため、書き込み(CRTヘの表示)の度に原稿の読み込
みから行う(ビデオの流れは上記201からの繰り返
し)。
【0049】この時、副走査リードイネーブル221−
(M〜K)及び238−(M〜K)は同時に立ち上が
り、同時に立ち下がる。
【0050】表示がOKであり、その後プリントアウト
する場合、光学スキャンは行わずに画像メモリ部208
からの読み出しのみで行う。この時、副走査イネーブル
信号221−(M〜K)は各色ドラムの間隔を持ってイ
ネーブルになるように制御される。
【0051】[CMYK系編集処理(ペイント、フリー
カラー)結果をCRTに表示] ビデオの流れ:201→202→203→204→20
5→206→207→234→208→212→213
→214→211→215→217→219。このモー
ドの場合、画像メモリ部208内に書き込まれるデータ
はプレビューモードでの編集内容に左右されないため、
2度目以降の書き込み(CRTへの表示)では光学スキ
ャンは行わず、編集パラメータの変更及び画像メモリ部
208からの読みだしのみで行う(ビデオの流れは20
8からスタート)。
【0052】この時、副走査リードイネーブル221−
(M〜K)及び238−(M〜K)は同時に立ち上が
り、同時に立ち下がる。
【0053】表示がOKであり、その後プリントアウト
する場合、光学スキャンは行わずに画像メモリ部208
からの読み出しのみで行う。この時、副走査イネーブル
信号221−(M〜K)は各色ドラムの間隔を持ってイ
ネーブルになるように制御される。
【0054】[合成結果をCRTに表示] 1.第1の画像書き込み時のビデオの流れ:201→2
02→203→204→205→206→207→20
8。
【0055】2.第2の画像と合成し、画像メモリ部2
08内に再び書き込む時のビデオの流れ: 2−1.メモリの出力208→→212→213→21
4→211→215→206。ここで、マスキング・U
CR部212はスルー、γ補正回路214は逆LOGテ
ーブルが設定される。
【0056】2−2.反射原稿のビデオの流れ;201
→202→203→204→205→206。
【0057】3.合成及びCRT出力 206→207→208(メモリ書き込み) 208→212→213→214→211→215→2
17→219 (操作部について)図8は、本実施形態における操作部
の外観図である。同図において、800は置換キー、8
01はコピースタートキー、802はストップキー、8
03は余熱キー、804は液晶表示手段等としての表示
部である。
【0058】ここで、図9は表示部804の標準画面を
示す図である。標準画面の各表示において、811は装
置状態、812はコピー枚数、813は用紙サイズ、8
14はコピー倍率、815はプレビューモードのタッチ
キーである。
【0059】まず、操作者は、プレビュー処理を開始す
るに先立って、操作部から画像倍率、用紙サイズ、編集
処理の指定を行い、プレビューモードキー815を押下
して標準画面からプレビュー操作画面に遷移する。
【0060】図10は、プレビュー操作画面の一例で、
821はプレビュースタートキー、822は表示方向設
定キー、823はエリアモニタ、824は表示位置設定
キー、825は表示倍率設定キー、826はエリア微調
整キー、827はプレビュークリアキーである。このプ
レビュークリアキー827によるプレビュークリアモー
ドについては更に後述する。
【0061】ここで、操作者が原稿を原稿台、若しくは
フィーダにセットし、表示方向設定キー822により原
稿の表示方向(縦或いは横)を設定する。表示方向は、
通常原稿台の原稿突き当て位置からのイメージがモニタ
219の右上から表示される。また、表示方向設定キー
822が押下されると、この表示方向設定キー822の
表示が黒反転し、各画像メモリ217−11,217−
12,217−13に90度回転したイメージが書き込
まれるため、原稿台の原稿突き当て位置からのイメージ
が90度回転してモニタに表示される。
【0062】また、操作者がプレビュースタートキー8
21を押下すると、フィーダに原稿がセットされている
場合はフィーダから原稿が原稿台に送られ、更にプレス
キャンが設定されている場合には原稿台上に載置された
原稿の原稿サイズを検知するためにスキャンが行われ
る。そして、画像読み込みを行うスキャン動作を開始し
画像の取り込みが開始される。取り込まれた画像は、各
種設定された編集処理が施された後、プレビュー処理部
217に信号が送られ、RGBに変換された後、設定さ
れた表示方向、倍率及び原稿サイズ等から画像メモリの
領域に画像全体が入る最も効率的なサイズが計算され、
データが書き込まれる。そして、この画像メモリのデー
タは、LUT217−4でモニタ219の特性に応じて
補正され、ディスプレイコントローラ217−10によ
りモニタ219にデータが転送され、プレビュー画像が
表示される。
【0063】また、画像メモリのサイズとして、モニタ
219の表示サイズである640×480画素の9倍の
1920×1440画素のサイズを有している。このた
め、データを画像メモリからモニタ219に転送する際
にディスプレイコントローラ217−10によりモニタ
219の表示サイズと表示倍率設定キー825で設定さ
れる表示倍率から画像メモリのデータを変倍してモニタ
219に転送することが必要になる。
【0064】図11は、表示倍率を設定する操作を説明
するための図である。まず画像メモリ217−11〜1
3に831に示すデータが書き込まれている。この時、
表示倍率設定キー825で表示倍率として全体(1倍)
が設定されると、画像メモリの全体のデータ領域がディ
スプレイコントローラ217−10により1/9に縮小
され、832に示すようにモニタ219に表示される。
また、表示倍率設定キーで2倍キーが押下されると、画
像メモリの4/9の領域のデータがディスプレイコント
ローラ217−10により1/4に縮小されて転送さ
れ、833に示すようにモニタ219に表示され、結果
として画像メモリの一部が1倍の時の表示に比べ2倍に
拡大されて表示される。また、3倍キーを押下した時も
同様に画像メモリの1/9の領域を表示メモリに等倍で
転送することにより、834に示すように画像の一部が
3倍に拡大されてモニタに表示される。
【0065】また、表示倍率設定キー825で2倍又は
3倍が設定されている時には、画像メモリの一部がモニ
タ219に表示されているため、メモリ領域の読み出し
位置を変えてモニタ219に転送すればモニタ219に
表示されていない部分を表示することができる。つま
り、表示倍率設定キー825で2倍が設定されている時
は画像メモリの任意の1/4のサイズの画像がモニタに
表示されている。ここで、表示位置設定キー824の下
方向矢印キーを押下すると、画像メモリの読み出し開始
位置が下方向に4ドット移動した位置から1/4のサイ
ズがモニタ219に転送されるため、モニタ219に表
示されていなかった画面下部の画像を表示することがで
きる。この時、メモリの読み出し領域の一部がメモリの
端部となる場合や端部方向に読み出し開始位置を移動さ
せた場合、画像メモリの範囲外となり、これ以上端部方
向へは移動できないことを操作者に認識させるために、
端部方向の表示位置設定キーを網掛け表示とし、キーセ
ンスをできなくする。また、画像を移動させた場合にメ
モリのどの領域がモニタ219に表示されているのかを
操作者が認識できるようにエリアモニタ822が表示さ
れている。
【0066】(プレビューによるエリア修正)次に、操
作者がプレビューを行う前にエリア指定を設定している
場合、エリア処理されたプレビュー画像を表示すること
ができる。この処理された画像のエリアの位置や大きさ
が指定したものとずれていたり、処理した色味が微妙に
異なっている場合はプレビュー画面上でエリアの微調整
を行うことが可能である。
【0067】まず、操作者はエリア調整キー826を押
下し、図12に示すエリア選択画面に遷移する。このエ
リア選択画面に遷移すると、図13に示すようにエリア
指定で設定した全エリアの領域の外枠がコピー倍率や表
示倍率設定キーで設定されている表示倍率や表示方向設
定キーで設定された表示方向等からエリアの大きさ、位
置が計算され、領域生成部(AGDC)でエリアが生成
される。そして、この作成されたエリアは、エリア用画
像メモリ1(以下、プレーンメモリ1とする)上に展開
され、更にエリア用表示メモリ1(以下、プレーンメモ
リ1’とする)に転送されてモニタ219上に表示され
る。この時、モニタ219上に表示されるエリアは、現
在表示されているプレビュー画像上に表示される。また
エリアの表示は、プレーンメモリ1に設定された表示色
で表示される。ここで記述されたプレーンメモリは、メ
モリ217−24を分割したそれぞれのメモリである。
【0068】また、このプレーンメモリ1は、モニタ2
19の画素サイズの数倍の大きさを持ち、画像倍率設定
キーで設定されている倍率と表示領域設定キーで設定さ
れている表示位置の値から、プレビュー画像と同様にプ
レーンメモリ1の転送領域と転送倍率が計算され、プレ
ーンメモリ1’に転送されるため、画像表示倍率設定と
表示領域設定が変更される毎にプレビュー画像に追従し
てエリア領域が再表示される。
【0069】このエリア処理は、最大30エリア処理ま
で処理内容を設定でき、1つのエリア処理毎に最大15
のエリアを設定することが可能である。例えば、図13
は、複数のエリア指定がされた時のプレビュー画像を示
す図であり、エリア処理1として3つのエリア851
(エリア1),852(エリア2),853(エリア
3)にペイント処理を行い、エリア処理2として、2つ
のエリア854(エリア1’),855(エリア2’)
に色変換処理を行う。
【0070】このように、複数のエリアが設定されてい
る場合、操作者はエリア処理番号設定キー841やエリ
ア番号設定キー842によりエリアを指定することが必
要である。
【0071】まず、エリア処理番号設定キー841のU
Pキーを選択すると、エリア処理1のエリアが選択され
る。この時、エリア処理1のエリア領域の外枠(85
1,852,853)が同様の手順で計算され、領域生
成部よりエリア用画像メモリ2(以下、プレーンメモリ
2とする)上に形成される。これをエリア表示用メモリ
2(以下、プレーンメモリ2’とする)に表示倍率設定
キーで指定した倍率により変倍して転送することでモニ
タ219上にプレーンメモリ1’で表示されている表示
と異なる色を用いて表示する。このため、プレーンメモ
リ1’とプレーンメモリ2’に設定されている表示色が
異なっているため、複数指定されたエリアの中から指定
したエリア処理をモニタ219上で色により認識するこ
とが可能となる。更に、エリア処理番号設定キー841
のUPキーを選択することによってエリア処理番号2が
指定されると、プレーンメモリ2上の書き込まれている
エリア処理1のエリアが消去され、エリア処理番号2の
エリアの領域が書き込まれ、モニタ219上に表示され
る。
【0072】このように、操作者は処理内容を変更した
いエリア処理を設定し、設定修正キー843を押下し、
図13に示す設定内容変更画面で処理内容を変更すれば
その変更内容がフィードバックされ、処理内容を変更す
ることができる。
【0073】次に、エリアのサイズを変更する場合に
は、まず上述の手順で変更したいエリアを含むエリア処
理をエリア処理番号設定キー841で選択し、エリア番
号選択キー842でエリアを選択する。例えば、エリア
処理2のエリア2’(855)を左に1cm移動させた
い場合には、まずエリア処理番号設定キー841でエリ
ア処理2を選択する。次にエリア番号設定キー842が
押下されるとまず、エリア処理2のエリア1’(85
2)のエリアが選択される。この時、エリア1’のエリ
アの領域の外枠が領域生成部よりエリア用画像メモリ3
(以下、プレーンメモリ3とする)上に展開される。こ
れをエリア用表示メモリ3(以下、プレーンメモリ3’
とする)に転送され、モニタ219上に表示される。こ
の時、モニタ219に表示される色はプレーンメモリ
1’とプレーンメモリ2’とは異なる色を使用して表示
させる。各表示用メモリの優先順位は、プレーンメモリ
1’<プレーンメモリ2’<プレーンメモリ3’である
ため、操作者は修正したいエリア番号を覚えていなくて
もモニタ219上で全エリアの中から指定したエリア処
理が認識でき、更にその中からエリアを認識することが
できる。
【0074】次に、エリア番号設定キー842によりエ
リア2’(855)が設定されると、プレーンメモリ
3’上のエリア1’(852)のエリア領域が消去さ
れ、エリア2’のエリアをプレーンメモリ3に書き込
み、モニタ219上に表示する。
【0075】このように操作者はエリアサイズを変更し
たいエリアを指定した後、エリア修正キー844を押下
してエリアサイズ変更画面に画面を遷移させる。
【0076】図14は、エリアサイズ変更画面を示す図
である。同図において、861はエリア修正キー、86
2はエリア修正設定キー、863はエリアクリアキーで
ある。例えば、エリア2’のエリアを左に移動させたい
場合は、まずエリア修正設定キー862で移動を指定す
る。そして、エリア修正キー861の左矢印キーを押下
する。この時、プレーンメモリ3に表示されているエリ
ア2’がクリアされ、左に4画素移動したエリアがプレ
ーンメモリ3上に形成されプレーンメモリ3’に転送さ
れ、モニタ219上に表示されるため、実際に指定エリ
アがプレビュー画像上を移動することになる。しかも、
この移動量はCPUにフィードバックされるため、再度
画像読み込みキーが押下され、画像を表示すると移動調
整したエリアの位置でエリアが処理される。このよう
に、プレビュー画像と指定エリアを比較しながらエリア
を移動させることができる。また、エリアサイズを変更
する場合も同様にエリア修正設定キー862で拡大や縮
小を設定し、エリア修正キー861を押し、エリアを任
意のサイズに設定する。
【0077】以上のように、エリアのサイズや位置、内
容をプレビュー画像と比較しながら修正し、操作者が所
望する画像をモニタ219に表示させることができたな
ら、スタートキー801を押下し、プリント出力する。
【0078】尚、ここで原稿を変更してコピー動作のみ
を行う際に、CRT上の画像はそのまま表示されたまま
である。この場合には、プレビューで表示されている画
像とプリントアウトされた画像のマッチングがとれなく
なる。そこで、本実施形態では、プレビュークリアキー
827を設け、このような場合にプレビュー表示された
画像をクリアしている。
【0079】次に、プレビュークリア処理について説明
する。図15は、プレビュー処理を説明するための図で
ある。図示するように、上述した表示編集回路217−
5に217−15に示すバッファを設け、プレビューメ
モリ217−11〜217−13から出力されるプレビ
ュー画像信号を通常のプレビュー表示時にはPRE−K
ILL信号を“L”にしておき、セレクタ217−14
をスルーで通るようにする。
【0080】一方、プレビュークリアキー827が押下
された時にはCPU240によってPRE−KILL信
号を“H”にセットし、バッファ217ー15からの
R,G,B出力をそれぞれプルダウン抵抗によって
“0”にする。これにより、CRTの表示はブラックで
表示され、表示をしないことと同等の結果が得られる。
【0081】また、プレビュークリア処理として、プレ
ビュークリアキー827が押下された時にプレビューメ
モリ217−11〜217−13をリセットするように
制御し、メモリからのR,G,B出力をそれぞれ“0”
とする方法でも同様の効果を得ることができる。
【0082】次に、各編集時の設定からプレビュー機能
を用いてプリントアウトするまでの動作について説明す
る。図16乃至図19は、本実施形態における全体の動
作を示すフローチャートである。
【0083】まず、ステップS101において、上述し
た操作部により編集処理が選択されるとステップS10
2に進み、色変換処理か判断し、Yesであればステッ
プS103に進み、色変換処理を行う。また、ステップ
S102でNoであればステップS104に進み、ペイ
ント処理か判断し、YesであればステップS105に
進み、ペイント処理を行う。また、ステップS104で
NoであればステップS106に進み、フリーカラー処
理か判断し、YesであればステップS107に進み、
フリーカラー処理を行う。更に、ステップS106でN
oであればステップS108に進み、カラーinカラー
処理か判断し、YesであればステップS109に進
み、カラーinカラー処理を行う。
【0084】一方、ステップS101で編集処理が選択
されないか、上述の編集処理が終了するとステップS1
10に進み、プレビュー機能等で最終パラメータがそれ
ぞれ決定され、ステップS111でプレビュークリアキ
ー827が押下されたか判断する。ここで、Yesであ
ればステップS112に進み、上述したプレビュークリ
ア処理を行い、ステップS101に戻る。また、ステッ
プS111でNoであればステップS113に進み、コ
ピースタートキーが押下され、ステップS104におい
て最終出力がプリントアウトされる。
【0085】次に、上述の編集処理のうち、プレビュー
機能によって画像の表示確認を行う処理手順について説
明する。
【0086】1.色変換処理 図17に示す色変換処理では、まず全面色変換かエリア
色変換かのいずれかが選択される(ステップS20
1)。ここで、エリア変換の時は続いてエリアが、例え
ば不図示のデジタイザを用いて設定される(ステップS
207)。そして、変換前の色指定(ステップS20
2)及び変換後の色指定(ステップS203)が行わ
れ、この時点で色変換処理に必要なデータが取りあえず
決定されたことになる。次に、操作部からプレビューが
選択される(ステップS204のYes)と、不図示の
原稿台上に置かれた原稿が読み取られ、上述のRGB系
編集処理のCRT表示の項で示した順に処理が実行さ
れ、CRTに表示される(ステップS205)。ここ
で、表示結果がOKの場合(ステップS206のYe
s)には、他の編集処理の設定、若しくは最終パラメー
タの設定及びプリントアウトがなされ、NGの場合はス
テップS201に戻り、OKまで再設定がなされる。
【0087】2.ペイント処理 図18に示すペイント処理では、まずエリアが、例えば
不図示のデジタイザを用いて設定される(ステップS3
01)。続いて、ペイントの色指定が操作部から行われ
(ステップS302)、プレビューが選択される(ステ
ップS303のYes)と、不図示の原稿台上に置かれ
た原稿が読み取られ、上述のCMYK系編集処理のCR
T表示の項で示した順に処理が実行され、CRTに表示
される(ステップS304)。ここで、表示結果がOK
の場合(ステップS305のYes)には、他の編集処
理の設定、若しくは最終パラメータの設定及びプリント
アウトがなされ、NGの場合はステップS301に戻
り、OKまで再設定(2度目以降のプレビューモード時
は上述のように画像メモリ208部内の画像メモリから
の読み出しデータを用いて表示する)がなされる。ま
た、プリントアウト時は上述のように画像メモリ208
部内の画像メモリからの読みだしデータを用いて行われ
る。
【0088】3.フリーカラー処理 図19に示すフリーカラー処理では、まず全面モードか
エリアモードかが指定される(ステップS401)。こ
こで、エリアモードの場合、続いてエリアが、例えば不
図示のデジタイザを用いて設定される(ステップS40
6)。そして、フリーカラーの色指定がなされ(ステッ
プS402)、プレビューが選択される(ステップS4
03のYes)と、不図示の原稿台に置かれた原稿が読
み取られ、上述のCMYK系編集処理のCRT表示の項
で示した順に処理が実行され、CRTに表示される(ス
テップS404)。ここで、表示結果がOKの場合(ス
テップS405のYes)には、他の編集処理の設定、
若しくは最終パラメータの設定及びプリントアウトがな
され、NGの場合はステップS401に戻り、OKまで
再設定(2度目以降のプレビューモード時は前述の様に
画像メモリ部208内の画像メモリからの読みだしデー
タを用いて表示する)がなされる。また、プリントアウ
ト時は上述のように画像メモリ部208内の画像メモリ
からの読みだしデータを用いて行われる。
【0089】以上説明した実施形態によれば、原稿をス
キャンして画像を読み取る読取手段と、前記画像を記憶
する記憶手段と、前記記憶された情報を元に用紙に画像
を形成する画像形成手段と、前記画像もしくは前記記憶
された情報に対して少なくとも一つの編集加工を施す手
段と、前記編集加工結果を表示可能な表示手段とから構
成されるプレビューシステムにおいて、プレビュー画像
とプリント画像とのマッチングがとれない場合にプレビ
ュー画像をクリアするプレビュークリアキーを有するこ
とでこれを回避できる。
【0090】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0091】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0092】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0093】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0094】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0095】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレビュー表示された画像を消去処理することにより、
プリント画像とのマッチングをとり、利用者の利便性を
向上させることが可能となる。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における画像形成システムの構造を
示す図である。
【図2】リーダ部151におけるデジタル画像処理部の
構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すプレビュー処理回路217の構成を
示すブロック図である。
【図4】表示編集回路217−5の構成を示す図であ
る。
【図5】図2に示す色変換回路205の構成を示す図で
ある。
【図6】図2に示す編集回路213の構成を示す図であ
る。
【図7】図6に示すセレクタ610の選択論理を示す図
である。
【図8】本実施形態における操作部の外観図である。
【図9】表示部804の標準画面を示す図である。
【図10】プレビュー操作画面の一例を示す図である。
【図11】表示倍率を設定する操作を説明するための図
である。
【図12】エリア選択画面を示す図である。
【図13】複数のエリア指定がされた時のプレビュー画
像を示す図である。
【図14】エリアサイズ変更画面を示す図である。
【図15】プレビュークリア処理を説明するための図で
ある。
【図16】本実施形態における全体の動作を示すフロー
チャートである。
【図17】図16に示す色変換処理を示すフローチャー
トである。
【図18】図16に示すペイント処理を示すフローチャ
ートである。
【図19】図16に示すフリーカラー処理を示すフロー
チャートである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成する画像形成手段と、画像を
    表示する表示手段とを備え、編集処理された画像を表示
    して確認できるプレビュー機能を有する画像形成システ
    ムにおいて、 前記プレビュー機能を用いて、編集処理された画像と異
    なる画像の出力を行うか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果が異なる画像出力の場合、
    前記プレビュー機能により表示された画像を消去するプ
    レビュー画像消去手段とを有することを特徴とする画像
    形成システム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、所定のキーが押下され
    たか否かにより判断することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 編集処理された画像を表示して確認でき
    るプレビュー機能を有する画像形成方法において、 前記プレビュー機能を用いて、編集処理された画像と異
    なる画像の出力を行うか否かを判断し、 判断結果が異なる画像出力の場合、前記プレビュー機能
    により表示された画像を消去することを特徴とする画像
    形成方法。
  4. 【請求項4】 前記判断する工程は、所定のキーが押下
    されたか否かにより判断することを特徴とする請求項3
    記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 編集処理された画像を表示して確認でき
    るプレビュー機能を有する画像形成装置において、 前記プレビュー機能を用いて、編集処理された画像と異
    なる画像の出力を行うか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果が異なる画像出力の場合、
    前記プレビュー機能により表示された画像を消去するプ
    レビュー画像消去手段とを有することを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、所定のキーが押下され
    たか否かにより判断することを特徴とする請求項5記載
    の画像形成装置。
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