JPH11178289A - 電動機のステータの製造方法及び電動機のステータ - Google Patents

電動機のステータの製造方法及び電動機のステータ

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JPH11178289A
JPH11178289A JP34257097A JP34257097A JPH11178289A JP H11178289 A JPH11178289 A JP H11178289A JP 34257097 A JP34257097 A JP 34257097A JP 34257097 A JP34257097 A JP 34257097A JP H11178289 A JPH11178289 A JP H11178289A
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core
yoke
stator
electric motor
piece
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JP34257097A
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English (en)
Inventor
Atsushi Koshizaka
越坂  敦
Mizuho Yokoyama
瑞穂 横山
Yoshikazu Kadowaki
好和 門脇
Keiji Kawahara
敬二 河原
Noriaki Yamamoto
典明 山本
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、組立作業性のよい電動機のス
テータの製造方法及び電動機のステータを提供すること
にある。 【解決手段】ヨーク鉄心110は、プレス金型により打
ち抜き加工された環状のヨーク鉄心片を積層締結して形
成される。コア鉄心120は、プレス金型により打ち抜
き加工されたN個の磁極部を有するコア鉄心片を積層締
結して形成される。ヨーク鉄心110とコア鉄心120
は、ヨーク鉄心110に形成された連結用凹部112
に、コア鉄心120に形成された連結用凸部122を嵌
着したステータを形成する。コア鉄心片に形成されるN
個の連結用凸部112A,…,112Iの寸法は、円周
方向に順次大きくなるように形成されており、また、ヨ
ーク鉄心片120に形成されるN個の連結用凹部122
A,…,122Iの寸法は、円周方向に順次大きくなる
ように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のステータ
の製造方法及び電動機のステータに係り、特に、ヨーク
鉄心とコア鉄心とを連結してステータコアを構成する電
動機のステータの製造方法及び電動機のステータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機に用いられるステータコア
は、複数枚のステータ鉄心片を積層して、さらに、締結
固定して形成される。個々のステータ鉄心片は、鋼板か
らパンチプレスにより打ち抜き加工されて形成される。
通常、ステータ鉄心片は、一度のパンチプレスにより打
ち抜かれているが、例えば、特許第2592368号明
細書に記載されているように、ステータコアを、ヨーク
鉄心とコア鉄心の2つの部材を連結するものも知られて
いる。即ち、ヨーク鉄心片を複数枚積層締結して、ヨー
ク鉄心を形成し、また、コア鉄心片を複数枚積層締結し
て、コア鉄心を形成する。さらに、ヨーク鉄心とコア鉄
心を連結してステータコアを形成している。
【0003】ヨーク鉄心とコア鉄心を別体として形成す
ることにより、コア鉄心に巻線を巻回した後、巻線の巻
回されたコア鉄心をヨーク鉄心に連結することにより、
巻線作業を容易にできるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2592368号明細書に記載されているように、ヨー
ク鉄心とコア鉄心を連結してステータコアを形成する際
には、ヨーク鉄心とコア鉄心とはそれぞれの連結部同士
を嵌着される。ここで、従来は、鋼板からパンチプレス
による打ち抜き加工により、コア鉄心片を打ち抜いた
後、残っている鋼板材からヨーク鉄心片を打ち抜くよう
にしている。従って、コア鉄心片の打ち抜き時に、コア
鉄心片の連結部が形成されるとともに、同時に、ヨーク
鉄心片側の連結部も形成されている。ここで、コア鉄心
片の連結部の寸法は、ヨーク鉄心片の連結部の寸法より
もパンチプレスのクリアランスの分大きくなる。このク
リアランス分の寸法差が、コア鉄心とヨーク鉄心を連結
する際の締め代となっているため、従来の方法では、締
め代が大きくなるという問題があった。その結果とし
て、コア鉄心とヨーク鉄心を嵌着する際に、過大な負荷
が必要となり、コア鉄心が変形するという問題があっ
た。近年、電動機の高出力化の要求に応えるように、ス
テータとロータの間のエアギャップを小さくする傾向に
あり、その際、コア鉄心が変形すると、ステータ内にロ
ータを組み込めなくなるという問題が生じることにな
る。コア鉄心に変形が生じた場合には、コア鉄心の内径
部の切削加工等が必要となるため、組立作業性が低下す
るという問題があった。
【0005】本発明の目的は、組立作業性のよい電動機
のステータの製造方法及び電動機のステータを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、プレス金型により打ち抜き加工さ
れた環状のヨーク鉄心片を積層締結したヨーク鉄心と、
プレス金型により打ち抜き加工されたN個の磁極部を有
するコア鉄心片を積層締結したコア鉄心とから構成され
る電動機のステータを、上記ヨーク鉄心に形成された連
結用凹部に、上記コア鉄心に形成された連結用凸部を嵌
着して電動機のステータを製造する方法において、上記
ヨーク鉄心を構成する上記ヨーク鉄心片と、上記コア鉄
心を構成する上記コア鉄心片とを、同一の帯状の素材か
ら打ち抜き加工により形成し、上記コア鉄心片に形成さ
れるN個の上記連結用凸部の寸法は、円周方向に順次大
きくなるように形成され、また、上記ヨーク鉄心片に形
成されるN個の上記連結用凹部の寸法は、円周方向に順
次大きくなるように形成され、nを上記N以下の自然数
とするとき、n番目の上記連結用凹部を、n+1番目の
上記連結用凸部に組み合わせるようにして、上記ヨーク
鉄心に上記コア鉄心を嵌着して電動機のステータを製造
するようにしたものである。かかる方法により、コア鉄
心とヨーク鉄心とを適正な締め代で嵌着できるため、組
立作業性が向上し得るものとなる。
【0007】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記帯状の素材から上記コア鉄心片を打ち抜き加工する
際に、上記コア鉄心片の上記連結用凸部を形成するとと
もに、同時に、上記ヨーク鉄心片の上記連結用凹部を形
成するとともに、1番目の上記連結用凹部は、N番目の
上記連結用凸部の寸法に合わせて、再度打ち抜き加工す
るようにしたものである。
【0008】(3)上記(1)において、好ましくは、
n+1番目の上記連結用凸部の寸法は、n番目の上記連
結用凸部の寸法よりもプレス加工時のクリアランス相当
分大きくしてあり、n+1番目の上記連結用凹部の寸法
は、n番目の上記連結用凹部の寸法よりもプレス加工時
のクリアランス相当分大きくするようにしたものであ
る。
【0009】(4)上記(1)において、好ましくは、
プレス金型による上記コア鉄心片の形成時に、コア鉄心
片を積層して締結する積層締結部を形成し、上記コア鉄
心は、プレス金型内で積層締結するとともに、プレス金
型による上記ヨーク鉄心片の形成時に、ヨーク鉄心片を
積層して締結する積層締結部を形成し、上記ヨーク鉄心
は、プレス金型内で積層締結するようにしたものであ
る。
【0010】(5)上記目的を達成するために、本発明
は、プレス金型により打ち抜き加工された環状のヨーク
鉄心片を積層締結したヨーク鉄心と、プレス金型により
打ち抜き加工されたN個の磁極部を有するコア鉄心片を
積層締結したコア鉄心とを有し、上記ヨーク鉄心に形成
された連結用凹部に、上記コア鉄心に形成された連結用
凸部を嵌着した電動機のステータにおいて、上記コア鉄
心片に形成されるN個の上記連結用凸部の寸法は、円周
方向に順次大きくなるように形成され、また、上記ヨー
ク鉄心片に形成されるN個の上記連結用凹部の寸法は、
円周方向に順次大きくなるように形成するようにしたも
のである。かかる構成により、コア鉄心とヨーク鉄心と
を適正な締め代で嵌着できるため、組立作業性が向上し
得るものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて、本
発明の一実施形態による電動機のステータの製造方法及
び電動機のステータについて説明する。最初に、図1を
用いて、本実施形態による電動機のステータの製造方法
によって製造されたステータの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法によって製造されたステータの正面図である。
【0012】本実施形態によるステータは、9個の磁極
部を有するステータである。ステータ100は、ヨーク
鉄心110と、コア鉄心120によって構成されてい
る。ヨーク鉄心110は、複数枚のヨーク鉄心片を積層
締結部118によって互いに積層締結されて構成されて
いる。1枚のヨーク鉄心片の板厚を0.5mmとする
と、このヨーク鉄心片を100枚積層することにより、
全長50mmのヨーク鉄心110を形成することができ
る。同様にして、コア鉄心120は、複数枚のコア鉄心
片を積層締結部128によって互いに積層締結されて構
成されている。1枚のコア鉄心片の板厚を0.5mmと
すると、このコア鉄心片を100枚積層することによ
り、全長50mmのコア鉄心120を形成することがで
きる。
【0013】ヨーク鉄心110は、9個の連結用凹部1
12A,112B,…,112Iを有している。連結用
凹部112A,112B,…,112Iの寸法は、図3
を用いて後述するように、全て異なっているとともに、
順次大きくなっている。また、コア鉄心120は、9個
の磁極部124を有している。磁極部124の外周端部
には、それぞれ、9個の連結用凸部122A,122
B,…,122Iを有している。連結用凸部122A,
122B,…,122Iの寸法は、図2を用いて後述す
るように、全て異なっているとともに、順次大きくなっ
ている。
【0014】1枚の鋼板からパンチプレスにより、コア
鉄心片が打ち抜かれるとき、9個の連結用凸部112
A,122B,…,122Iも同時に形成される。ま
た、同時に、鋼板の打ち抜かれた後には、コア鉄心片の
9個の連結用凹部112A,112B,…,112Iが
形成されている。
【0015】ヨーク鉄心110とコア鉄心120とは、
連結用凹部112と、連結用凸部122の部分において
嵌着されている。嵌着の際、ヨーク鉄心110の連結用
凹部112Aには、コア鉄心14の連結用凸部122I
が嵌着され、連結用凹部112Bには、コア鉄心14の
連結用凸部122Aが嵌着され、連結用凹部112Cに
は、コア鉄心14の連結用凸部122Bが嵌着されるよ
うに、打ち抜きによって形成された連結用凸部122
は、1極分(=40度=360度/9極)だけズレた位
置の連結用凹部112に嵌着される。嵌着の詳細につい
ては、図6を用いて後述する。
【0016】次に、図2を用いて、ヨーク鉄心片に形成
される連結用凹部の形状及び寸法について説明し、さら
に、図3を用いて、コア鉄心片に形成される連結用凸部
の形状及び寸法について説明する。図2は、本発明の一
実施形態による電動機のステータの製造方法によって製
造されるヨーク鉄心片の部分拡大図であり、図3は、本
発明の一実施形態による電動機のステータの製造方法に
よって製造されるコア鉄心片の部分拡大図である。
【0017】図2に示すように、コア鉄心120を構成
するコア鉄心片120’は、9個の磁極部124’を有
しており、磁極部124’の外周端部には、それぞれ、
9個の連結用凸部122A’,122B’,…,122
I’が形成されている。なお、図2においては、連結用
凸部122C’,122D’,…,122H’の図示は
省略してあるが、連結用凸部122A’,122B’,
…,122I’と同様に、コア鉄心片120’の外周に
等間隔で形成されている。コア鉄心片120’は、鋼板
をパンチプレスを用いた打ち抜き加工により形成され
る。
【0018】ここで、連結用凸部122A’の先端部の
幅をW1Aとし、その基部の幅をW2Aとする。また、
コア鉄心片120’の中心Oから連結用凸部122A’
の先端部までの距離をR1Aとし、連結用凸部122
A’の基部までの距離をR2Aとする。同様にして、連
結用凸部122B’の先端部の幅をW1Bとし、その基
部の幅をW2Bとする。また、コア鉄心片120’の中
心Oから連結用凸部122B’の先端部までの距離をR
1Bとし、連結用凸部122B’の基部までの距離をR
2Bとする。以下、連結用凸部122C’,122
D’,…,122H’,122I’についても、同様に
して、連結用凸部の先端部の幅をW1C,…,W1Iと
し、その基部の幅をW2C,…,W2Iとする。また、
コア鉄心片の中心Oから先端部までの距離をR1C,
…,R1Iとし、連結用凸部122A’の基部までの距
離をR2C,…,R2Iとする。
【0019】これらの各寸法は、次のようになるように
打ち抜かれている。即ち、 W1A=6.05mm, W2A=12.00mm, R1A=55.725mm, R2A=53.725mm W1B=6.10mm, W2B=12.05mm, R1B=55.750mm, R2B=53.750mm W1C=6.15mm, W2C=12.10mm, R1C=55.775mm, R2C=53.775mm W1D=6.20mm, W2D=12.15mm, R1D=55.800mm, R2D=53.800mm W1E=6.25mm, W2E=12.20mm, R1E=55.825mm, R2E=53.825mm W1F=6.30mm, W2F=12.25mm, R1F=55.850mm, R2F=53.850mm W1G=6.35mm, W2G=12.30mm, R1G=55.875mm, R2G=53.875mm W1H=6.40mm, W2H=12.35mm, R1H=55.900mm, R2H=53.900mm W1I=6.45mm, W2I=12.40mm, R1I=55.925mm, R2I=53.925mm という寸法となっている。例えば、先端部の幅W1A,
…,W1Iは、W1A=6.05mmが最小の幅であ
り、順次、0.05mmづつ広くなっている。また、基
部の幅W2A,…,W2Iは、W2A=12.00mm
が最小の幅であり、順次、0.05mmづつ広くなって
いる。また、先端部までの距離R1A,…,R1Iは、
R1A=55.725mmが最小の距離であり、順次、
0.025mmづつ長くなっている。さらに、基部まで
の距離R2A,…,R2Iは、R2A=53.725m
mが最小の距離であり、順次、0.025mmづつ長く
なっている。
【0020】一方、図3に示すように、ヨーク鉄心11
0を構成するヨーク鉄心片110’は、その内周側に、
それぞれ、9個の連結用凹部112A’,112B’,
…,112I’が形成されている。なお、図3において
は、連結用凹部112C’,112D’,…,112
H’の図示は省略してあるが、連結用凹部112A’,
112B’,…,112I’と同様に、ヨーク鉄心片1
10’の外周に等間隔で形成されている。ヨーク鉄心片
110’は、図2において説明したように、鋼板からコ
ア鉄心片120’を打ち抜いた残りの部分から打ち抜き
加工により形成されるので、連結用凹部112A’,1
12B’,…,112I’は、コア鉄心片120’の連
結用凸部122A’,122B’,…,122I’の打
ち抜き時に同時に形成される。なお、連結用凹部112
A’,112B’,…,112I’と、連結用凸部12
2A’,122B’,…,122I’の形成について
は、図7を用いて後述する。
【0021】ここで、連結用凹部112A’の底部の幅
をW1A’とする。また、ヨーク鉄心片110’の中心
Oから連結用凹部112A’の底部までの距離をR1
A’とし、連結用凹部112A’の基部までの距離をR
2A’とする。また、連結用凹部112B’の底部の幅
をW1B’とし、その基部の幅をW2B’とする。ま
た、ヨーク鉄心片110’の中心Oから連結用凹部11
2B’の底部までの距離をR1B’とし、連結用凹部1
12B’の基部までの距離をR2B’とする。以下、連
結用凹部112C’,112D’,…,112H’,1
12I’についても、同様にして、連結用凹部の底部の
幅をW1C’,…,W1I’とし、その基部の幅をW2
C’,…,W2I’とする。また、ヨーク鉄心片の中心
Oから底部までの距離をR1C’,…,R1I’とし、
連結用凹部112A’の基部までの距離をR2C’,
…,R2I’とする。
【0022】これらの各寸法は、次のようになるように
打ち抜かれている。即ち、 W1A'=6.00mm, , R1A'=55.700mm, R2A'=53.700mm W1B'=6.05mm, W2B'=12.00mm, R1B'=55.725mm, R2B'=53.725mm W1C'=6.10mm, W2C'=12.05mm, R1C'=55.750mm, R2C'=53.750mm W1D'=6.15mm, W2D'=12.10mm, R1D'=55.775mm, R2D'=53.775mm W1E'=6.20mm, W2E'=12.15mm, R1E'=55.800mm, R2E'=53.800mm W1F'=6.25mm, W2F'=12.20mm, R1F'=55.825mm, R2F'=53.825mm W1G'=6.30mm, W2G'=12.25mm, R1G'=55.850mm, R2G'=53.850mm W1H'=6.35mm, W2H'=12.30mm, R1H'=55.875mm, R2H'=53.875mm W1I'=6.40mm, W2I'=12.35mm, R1I'=55.900mm, R2I'=53.900mm という寸法となっている。例えば、底部の幅W1A’,
…,W1I’は、W1A’=6.10mmが最小の幅で
あり、順次、0.05mmづつ広くなっている。また、
基部の幅W2A’,…,W2I’は、W2A’=12.
05mmが最小の幅であり、順次、0.05mmづつ広
くなっている。また、底部までの距離R1A’,…,R
1I’は、R1A’=55.750mmが最小の距離で
あり、順次、0.025mmづつ長くなっている。さら
に、基部までの距離R2A’,…,R2I’は、R2
A’=53.750mmが最小の距離であり、順次、
0.025mmづつ長くなっている。
【0023】さらに、連結用凸部122A’,122
B’,…,122I’の各部の寸法と比較すると明らか
なように、連結用凹部112A’の底部の幅W1A’
は、連結用凸部122A’の先端部の幅W1Aよりも、
0.05mm広くなっており、連結用凹部112A’の
基部の幅W2A’は、連結用凸部122A’の基部の幅
W1Aよりも、0.05mm広くなっており、これは、
パンチプレスによる打ち抜き加工時のクリアランス分に
相当する。また、連結用凹部112A’の底部までの距
離R1A’は、連結用凸部122A’の先端部の距離R
1Aよりも0.025mm長くなっており、基部までの
距離R2A’は、連結用凸部122A’の基部の距離R
2Aよりも0.025mm長くなっておりこれは、パン
チプレスによる打ち抜き加工時のクリアランス分に相当
する。なお、幅W方向においては、両側にクリアランス
があるため、距離Rの倍のクリアランスの影響となって
いる。
【0024】ここで、図4を用いて、パンチプレスによ
る打ち抜き加工時のクリアランスについて説明する。図
4は、本発明の一実施形態による電動機のステータの製
造方法において用いるパンチプレスによるクリアランス
の説明図である。
【0025】打ち抜き加工は、適切なクリアランスCを
持って、鋼板Sに対して、パンチP及びダイDにより行
われる。通常、クリアランスCは、鋼板Sの板厚Tの原
寸法に対して、10%程度(両側)に設定し、抜き穴S
Hは、パンチPの寸法とほぼ同一寸法となり、抜きカス
SRは、ダイDの寸法とほぼ同一寸法となる。
【0026】従って、鋼板の板厚を0.5mmとすると
き、連結用凹部112A’の底部の幅W1A’を規定す
るダイDの寸法を6.05mmとし、連結用凸部122
A’の先端部の幅W1Aを規定するパンチPの寸法を
6.00mmとすることにより、連結用凹部112A’
の底部の幅W1A’は6.00mmとなり、連結用凸部
122A’の先端部の幅W1Aは6.05mmとなる。
【0027】ここで、連結用凹部112A’(例えば、
底部の幅W1A’は6.00mm)に、連結用凸部12
2A’(例えば、先端部の幅W1Aは6.05mm)を
嵌着しようとすると、凸部の方が幅広く、締め代は、
0.05mmとなっており、圧入時の負荷を大きくする
必要があり、結果として、コア鉄心片120’の内周部
が変形することになる。
【0028】本実施形態においては、図2及び図3にお
いて説明したような寸法で、コア鉄心片120’及びヨ
ーク鉄心片110’を打ち抜き加工成形した上で、次の
ようにして、上述した問題を解決するようにしている。
【0029】即ち、図1において示したように、ヨーク
鉄心110の連結用凹部112Bに対して、コア鉄心1
20の連結用凸部122Aを嵌着するようにしている。
ここで、ヨーク鉄心110の連結用凹部112Bの各部
の寸法は、上述したように、W1B’=6.05mm,
W2B’=12.00mm,R1B’=55.725m
m,R2B’=53.725mmであり、一方、コア鉄
心120の連結用凸部122Aの各部の寸法は、上述し
たように、W1A=6.05mm,W2A=12.00
mm,R1A=55.725mm,R2A=53.72
5mmであり、両者は、寸法上は同一である。従って、
ヨーク鉄心110の連結用凹部112Bに対して、コア
鉄心120の連結用凸部122Aを嵌着する際の締め代
は、0.01mm以下とすることができる。
【0030】同様にして、ヨーク鉄心110の連結用凹
部112Cに対して、コア鉄心120の連結用凸部12
2Bを嵌着する。さらに、ヨーク鉄心110の連結用凹
部112D,…,112Iに対して、それぞれ、コア鉄
心120の連結用凸部122C,…,122Hを嵌着す
る。
【0031】なお、ここで、ヨーク鉄心110の連結用
凹部112Aに対して、コア鉄心120の連結用凸部1
22Iは、そのままでは嵌着できないものである。即
ち、ヨーク鉄心110の連結用凹部112Aの各部の寸
法は、上述したように、W1A’=6.00mm,R1
A’=55.700mm,R2A’=53.700mm
であるのに対して、コア鉄心120の連結用凸部122
Iの各部の寸法は、上述したように、W1I=6.45
mm,W2I=12.40mm,R1I=55.925
mm,R2I=53.925mmであるため、締め代が
大き過ぎるため、このままでは嵌着は困難である。
【0032】そこで、図5において説明するように、本
実施形態においては、ヨーク鉄心片110’の連結用凹
部112A’に対して、再パンチプレス加工により、凹
部の寸法を大きくしている。
【0033】即ち、図5に示すように、図3に示した寸
法を有するヨーク鉄心片110’の連結用凹部112
A’に対して、図中に斜線で示す部分をパンチプレスに
より打ち抜いて、連結用凹部112A”を形成するよう
にしている。
【0034】ここで、連結用凹部112A”の底部の幅
W1A”を6.45mmとし、基部の幅W2A”を1
2.40mmとし、ヨーク鉄心片110’の中心Oから
連結用凹部112A”の底部までの距離R1A”を5
5.925mmとし、連結用凹部112A”の基部まで
の距離R2A”を53.925mmとしている。
【0035】このとき、コア鉄心120の連結用凸部1
22Iの各部の寸法は、上述したように、W1I=6.
45mm,W2I=12.40mm,R1I=55.9
25mm,R2I=53.925mmであるため、ヨー
ク鉄心110の連結用凹部112Aに対して、コア鉄心
120の連結用凸部122Iを嵌着することが可能とな
る。
【0036】次に、図6を用いて、本実施形態による嵌
着の接合面について説明する。図6は、本発明の一実施
形態による電動機のステータの製造方法における嵌着の
接合面の説明図である。
【0037】ここで、ヨーク鉄心110の連結用凹部1
12Aに対するコア鉄心120の連結用凸部122Iの
嵌着面について見ると、連結用凹部112Aの底部に対
して、連結用凸部122Iの先端部は、面Wと面Xの2
面で接合され、また、連結用凹部112Aの基部に対し
て、連結用凸部122Iの基部は、面Yと面Zの2面で
接合され、合計4面で接合されている。これは、他の連
結用凸部と連結用凹部についても同様である。
【0038】即ち、本実施形態においては、各連結用凸
部と連結用凹部は、それぞれ、4面でもって強固に接合
されることになる。しかも、各連結部の締め代は、0.
01mm以下の適切な締め代とすることができたので、
圧入時の負荷を低減することができ、作業性を向上する
ことができる。しかも、締め代が適切であるため、コア
の変形を少なくすることができる。従って、締め代分の
変形を極力小さくできるため、従来に比べ、寸法精度が
向上し、特に、コアの内径部分の真円度が向上する。こ
の精度向上により、電動機として、回転鉄心を組み込む
際、微少なエアギャップの設定が可能となり、高性能な
電動機を得ることができる。
【0039】次に、図7を用いて、本実施形態による打
ち抜きを行う金型の工程について説明する。図7は、本
発明の一実施形態による電動機のステータの製造方法に
おける金型の工程図である。
【0040】(A)ステーションにおいては、鋼板Sか
らセンター穴70が打ち抜かれる。
【0041】(B)ステーションでは、間欠的に、コア
鉄心片の積層締結時の分離用穴71が打ち抜かれる。鋼
板Sから打ち抜かれたコア鉄心片を100枚積層して、
コア鉄心を形成する際、(B)ステーションによる分離
用穴71の打ち抜き工程は、100回に1回の割合で間
欠的に行われる。
【0042】(C)ステーションでは、コア鉄心片の積
層締結部72(図1に示した積層締結部128)が押し
出し加工される。
【0043】(D)ステーションにおいて、コア鉄心片
の磁極部(図1の磁極部124)を形成するための角穴
73が打ち抜かれる。
【0044】(E)ステーションでは、図2において説
明した寸法を有するコア鉄心片が打ち抜きされ、打ち抜
かれると同制に、積層締結部同士が締結することによ
り、金型内で積層締結される。
【0045】(F)ステーションでは、図5において説
明したように、ヨークの連結用凹部112A’を連結用
凹部112A”に広げるために、打ち抜き部74が再度
打ち抜かれる。
【0046】(G)ステーションでは、間欠的に、ヨー
ク鉄心片の積層締結時の分離用穴75が打ち抜かれる。
鋼板Sから打ち抜かれたヨーク鉄心片を100枚積層し
て、ヨーク鉄心を形成する際、(G)ステーションによ
る分離用穴75の打ち抜き工程は、100回に1回の割
合で間欠的に行われる。
【0047】(H)ステーションでは、ヨーク鉄心片の
積層締結部76(図1に示した積層締結部118)が押
し出し加工される。
【0048】(I)ステーションにおいて、ヨーク鉄心
が打ち抜きされ、打ち抜かれると同時に、金型内で積層
締結される。
【0049】次に、図8及び図9を用いて、上述した
(E)ステーションで積層締結されて形成されたコア鉄
心及び、(I)ステーションで積層締結されて形成され
たヨーク鉄心について説明する。
【0050】図8に示したように、図7の(E)ステー
ションにおいて、コア鉄心片を複数枚積層して、コア鉄
心120が製造される。また、図9に示したように、図
7の(I)ステーションにおいて、ヨーク鉄心片を複数
枚積層して、ヨーク鉄心110が製造される。コア鉄心
120及びヨーク鉄心110の厚み,板枚数は、(B)
ステーションの積層分離用穴71と(G)ステーション
の積層分離用穴75の打ち抜きのタイミングの設定によ
り任意に行うことが可能である。このように製作したコ
ア鉄心120とヨーク鉄心110は、バラバラになるこ
となく組み立て工程における作業性の向上がはかれる。
【0051】図10は、ヨーク鉄心110にコア鉄心1
20を嵌着により組み上げてステータ100を製作した
状態を示している。
【0052】組み立て工程においては、図1において説
明したように、コア鉄心120の連結用凸部122A
が、ヨーク鉄心110の連結用凹部112Bを合わせ、
組み立てを行う。
【0053】なお、図示は省略したが、巻線は、図8に
示したコア鉄心120に対して巻線機を用いて自動巻さ
れる。巻線の巻回されたコア鉄心120が、ヨーク鉄心
110の嵌着される。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、各連結部の締め代は、0.01mm以下の適切な締
め代とすることができたので、圧入時の負荷を低減する
ことができ、作業性を向上することができる。
【0055】また、コアの変形を少なくすることができ
るため、コアの内径部分の真円度が向上する。
【0056】さらに、電動機として、回転鉄心を組み込
む際、微少なエアギャップの設定が可能となり、高性能
な電動機を得ることができる。
【0057】次に、本発明の他の実施形態による電動機
のステータの製造方法について説明する。本実施形態に
おいて用いるヨーク鉄心片やコア鉄心片の形状,その打
ち抜き工程,積層されたヨーク鉄心やコア鉄心等は、図
1〜図5,図7〜図10において説明したものと同様で
ある。
【0058】本実施形態においては、ヨーク鉄心に形成
される連結用凹部の寸法を以下のようにしている。即
ち、図3に示したように、連結用凹部112A’の底部
の幅をW1A’とし、ヨーク鉄心片110’の中心Oか
ら連結用凹部112A’の底部までの距離をR1A’と
し、連結用凹部112A’の基部までの距離をR2A’
とする。また、連結用凹部112B’の底部の幅をW1
B’とし、その基部の幅をW2B’とする。また、ヨー
ク鉄心片110’の中心Oから連結用凹部112B’の
底部までの距離をR1B’とし、連結用凹部112B’
の基部までの距離をR2B’とする。以下、連結用凹部
112C’,112D’,…,112H’,112I’
についても、同様にして、連結用凹部の底部の幅をW1
C’,…,W1I’とし、その基部の幅をW2C’,
…,W2I’とする。また、ヨーク鉄心片の中心Oから
底部までの距離をR1C’,…,R1I’とし、連結用
凹部112A’の基部までの距離をR2C’,…,R2
I’とする。
【0059】これらの各寸法は、次のようになるように
打ち抜かれている。即ち、 W1A'=6.00mm, , R1A'=55.700mm, R2A'=53.725mm W1B'=6.05mm, W2B'=12.05mm, R1B'=55.725mm, R2B'=53.750mm W1C'=6.10mm, W2C'=12.10mm, R1C'=55.750mm, R2C'=53.775mm W1D'=6.15mm, W2D'=12.15mm, R1D'=55.775mm, R2D'=53.800mm W1E'=6.20mm, W2E'=12.20mm, R1E'=55.800mm, R2E'=53.825mm W1F'=6.25mm, W2F'=12.25mm, R1F'=55.825mm, R2F'=53.850mm W1G'=6.30mm, W2G'=12.30mm, R1G'=55.850mm, R2G'=53.875mm W1H'=6.35mm, W2H'=12.35mm, R1H'=55.875mm, R2H'=53.900mm W1I'=6.40mm, W2I'=12.40mm, R1I'=55.900mm, R2I'=53.925mm という寸法となっている。即ち、本実施形態において
は、連結用凹部112の基部の幅W2B’,…,W2
I’及び連結用凹部112の基部までの距離をR2
A’,…,R2I’を、図3において説明したものより
も、それぞれ、0.05mm及び0.025mmだけ大
きくしている。このようにしてパンチプレスにより成形
し、積層締結したヨーク鉄心とコア鉄心を嵌着すると、
図6に示した状態において、ヨーク鉄心110の連結用
凹部112Aに対するコア鉄心120の連結用凸部12
2Iの嵌着面においては、連結用凹部112Aの底部に
対して、連結用凸部122Iの先端部は、面Wと面Xの
2面で接合される。しかしながら、連結用凹部112A
の基部に対して、連結用凸部122Iの基部は、互いに
逃げることにより、接合されないことになる。これは、
他の連結用凸部と連結用凹部についても同様である。
【0060】接合強度は多少低下するものの、本実施形
態においても、上述の実施形態と同様にして、各連結部
の締め代を、0.01mm以下の適切な締め代とするこ
とができたので、圧入時の負荷を低減することができ、
作業性を向上することができる。しかも、締め代が適切
であるため、コアの変形を少なくすることができる。従
って、締め代分の変形を極力小さくできるため、従来に
比べ、寸法精度が向上し、特に、コアの内径部分の真円
度が向上する。この精度向上により、電動機として、回
転鉄心を組み込む際、微少なエアギャップの設定が可能
となり、高性能な電動機を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、電動機のステータの製
造の際の組立作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法によって製造されたステータの正面図である。
【図2】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法によって製造されるヨーク鉄心片の部分拡大図
である。
【図3】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法によって製造されるコア鉄心片の部分拡大図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法において用いるパンチプレスによるクリアラン
スの説明図である。
【図5】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法におけるパンチプレス加工の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法における嵌着の接合面の説明図である。
【図7】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法における金型の工程図である。
【図8】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法によって製造されたコア鉄心の斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態による電動機のステータの
製造方法によって製造されたヨーク鉄心の斜視図であ
る。
【図10】本発明の一実施形態による電動機のステータ
の製造方法によって製造されたステータの斜視図であ
る。
【符号の説明】
100…ステータ 110…ヨーク鉄心 110’…ヨーク鉄心片 112…連結用凹部 118,128…積層締結部 120…コア鉄心 120’…コア鉄心片 122…連結用凸部 124…磁極部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門脇 好和 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 河原 敬二 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 山本 典明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス金型により打ち抜き加工された環状
    のヨーク鉄心片を積層締結したヨーク鉄心と、プレス金
    型により打ち抜き加工されたN個の磁極部を有するコア
    鉄心片を積層締結したコア鉄心とから構成される電動機
    のステータを、 上記ヨーク鉄心に形成された連結用凹部に、上記コア鉄
    心に形成された連結用凸部を嵌着して電動機のステータ
    を製造する方法において、 上記ヨーク鉄心を構成する上記ヨーク鉄心片と、上記コ
    ア鉄心を構成する上記コア鉄心片とを、同一の帯状の素
    材から打ち抜き加工により形成し、 上記コア鉄心片に形成されるN個の上記連結用凸部の寸
    法は、円周方向に順次大きくなるように形成され、 また、上記ヨーク鉄心片に形成されるN個の上記連結用
    凹部の寸法は、円周方向に順次大きくなるように形成さ
    れ、 nを上記N以下の自然数とするとき、n番目の上記連結
    用凹部を、n+1番目の上記連結用凸部に組み合わせる
    ようにして、上記ヨーク鉄心に上記コア鉄心を嵌着して
    電動機のステータを製造することを特徴とする電動機の
    ステータの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動機のステータの製造方
    法において、 上記帯状の素材から上記コア鉄心片を打ち抜き加工する
    際に、上記コア鉄心片の上記連結用凸部を形成するとと
    もに、同時に、上記ヨーク鉄心片の上記連結用凹部を形
    成するとともに、 1番目の上記連結用凹部は、N番目の上記連結用凸部の
    寸法に合わせて、再度打ち抜き加工することを特徴とす
    る電動機のステータの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の電動機のステータの製造方
    法において、 n+1番目の上記連結用凸部の寸法は、n番目の上記連
    結用凸部の寸法よりもプレス加工時のクリアランス相当
    分大きくしてあり、 n+1番目の上記連結用凹部の寸法は、n番目の上記連
    結用凹部の寸法よりもプレス加工時のクリアランス相当
    分大きくしたことを特徴とする電動機のステータの製造
    方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の電動機のステータの製造方
    法において、 プレス金型による上記コア鉄心片の形成時に、コア鉄心
    片を積層して締結する積層締結部を形成し、上記コア鉄
    心は、プレス金型内で積層締結するとともに、 プレス金型による上記ヨーク鉄心片の形成時に、ヨーク
    鉄心片を積層して締結する積層締結部を形成し、上記ヨ
    ーク鉄心は、プレス金型内で積層締結することを特徴と
    する電動機のステータの製造方法。
  5. 【請求項5】プレス金型により打ち抜き加工された環状
    のヨーク鉄心片を積層締結したヨーク鉄心と、プレス金
    型により打ち抜き加工されたN個の磁極部を有するコア
    鉄心片を積層締結したコア鉄心とを有し、 上記ヨーク鉄心に形成された連結用凹部に、上記コア鉄
    心に形成された連結用凸部を嵌着した電動機のステータ
    において、 上記コア鉄心片に形成されるN個の上記連結用凸部の寸
    法は、円周方向に順次大きくなるように形成され、 また、上記ヨーク鉄心片に形成されるN個の上記連結用
    凹部の寸法は、円周方向に順次大きくなるように形成さ
    れたことを特徴とする電動機のステータ。
JP34257097A 1997-12-12 1997-12-12 電動機のステータの製造方法及び電動機のステータ Pending JPH11178289A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382902B1 (ko) * 2000-11-02 2003-05-09 엘지이노텍 주식회사 전동기 및 그 제조방법
EP1411163A2 (en) 2002-10-16 2004-04-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Washing and drying machine
KR100556965B1 (ko) * 2003-12-12 2006-03-03 엘지전자 주식회사 청소기 팬 모터의 회전자
JP2009153266A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Mitsui High Tec Inc 積層鉄心の製造方法
WO2013166441A1 (en) * 2012-05-04 2013-11-07 Advanced Motors & Drives, Inc. Pole piece and yoke connection for dc motor

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KR100556965B1 (ko) * 2003-12-12 2006-03-03 엘지전자 주식회사 청소기 팬 모터의 회전자
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