JPH11178197A - 交流測定器 - Google Patents

交流測定器

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JPH11178197A
JPH11178197A JP35419497A JP35419497A JPH11178197A JP H11178197 A JPH11178197 A JP H11178197A JP 35419497 A JP35419497 A JP 35419497A JP 35419497 A JP35419497 A JP 35419497A JP H11178197 A JPH11178197 A JP H11178197A
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voltage
measured
circuit
measuring
capacitor
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JP35419497A
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Inventor
Takayuki Terajima
隆幸 寺島
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Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流起電力を有するバッテリーなどの交流抵
抗を測定する際、その過大な直流電圧から測定部を保護
する。 【解決手段】 入力端子HV,LVが直流阻止用コンデ
ンサ5,6を介して測定回路7に接続されている交流測
定器において、入力端子HV,LVとコンデンサ5,6
との間に挿入されたスイッチ4と、その入力端子HV,
LVに加えられた直流電圧が基準電圧をオーバーした時
点で、スイッチ4をオフとする制御手段(減衰器12、
比較回路13、基準電圧回路14)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流抵抗などを測定
する交流測定器に関し、さらに詳しく言えば、過大な直
流電圧が入力された場合に測定部などの破損を防ぐ直流
過電圧検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4には、交流抵抗や交流電圧などを測
定する交流測定器の概略的な構成が示されており、これ
によると、被測定対象物Xに対して交流測定信号を供給
する交流測定信号供給部101、直流阻止用コンデンサ
102,103,104、被測定対象物Xからの被測定
信号に含まれる交流成分からその交流抵抗などを測定す
る測定回路105および測定結果を出力する出力回路1
06を備えている。
【0003】この交流測定器の被測定対象物Xには、バ
ッテリーや無停電電源装置(UPS)などのように、内
部に直流の起電力を持つものが含まれる。このような被
測定対象物Xの例えば交流抵抗を測定する場合、交流測
定信号供給部101からその測定信号印加端子HI,L
Iを介して被測定対象物Xに交流測定信号を与える。
【0004】そして、そのときの被測定対象物Xの端子
間に現れる被測定信号を入力端子HV,LVを介して測
定回路105に取り込むのであるが、直流阻止用コンデ
ンサ103,104にて被測定信号に含まれる交流成分
のみが測定回路105に入力され、これに基づいて被測
定対象物Xの交流抵抗が測定され、その結果が出力回路
106から出力される。なお、交流測定信号供給部10
1側への直流電圧の入り込みは直流阻止用コンデンサ1
02にて阻止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、直流
の起電力を有する被測定対象物Xの交流抵抗などが測定
されるのであるが、従来の交流測定器には、過大な直流
電圧が加わると、内部の部品や回路などが破損するとい
う課題が発生する。
【0006】すなわち、通常、被測定対象物Xの備える
バッテリなどの直流起電力を考慮して、直流阻止用コン
デンサ102,103,104の定格電圧を例えば40
0Vとしているが、被測定対象物Xの備えるバッテリの
電圧が400Vを超えるような場合、過大な直流電圧が
交流測定器に加わり、これにより、コンデンサ102,
103,104、交流測定信号供給部101、測定回路
105などが破損する事態が発生する。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、被測定対象物が有する
直流起電力による過大な直流電圧が加えた場合に、内部
回路などを有効に保護し得るようにした交流測定器を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被測定対象物の端子間に現れる被測定信
号が入力される一対の入力端子と、この一対の入力端子
に直流阻止用コンデンサを介して接続された交流測定部
とを備え、上記被測定信号に含まれる交流成分から上記
被測定対象物の交流抵抗などを測定する交流測定器にお
いて、上記入力端子と上記コンデンサとの間に挿入され
た開閉手段と、上記被測定対象物から上記入力端子間に
加えられる直流電圧を監視し、同直流電圧があらかじめ
設定された範囲を超えたときに、上記開閉手段をオフと
して、上記入力端子と上記コンデンサとの間の接続を切
断する制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】また、本発明は、直流阻止用の第1コンデ
ンサを介して接続された一対の入力端子を含む交流測定
部と、直流阻止用の第2コンデンサを介して接続された
測定信号印加端子を含む交流測定信号供給部とを備え、
上記測定信号印加端子から被測定対象物に交流測定信号
を供給し、そのとき同被測定対象物の端子間に現れる被
測定信号を上記一対の入力端子にてピックアップし、そ
の被測定信号に含まれる交流成分から上記被測定対象物
の交流抵抗などを測定する交流測定器において、上記入
力端子と上記第1コンデンサとの間に挿入された第1開
閉手段と、上記第2コンデンサと上記測定信号印加端子
との間に挿入された第2開閉手段と、上記被測定対象物
から上記入力端子に加えられる直流電圧を監視し、同直
流電圧があらかじめ設定された範囲を超えたときに、上
記第1開閉手段および上記第2開閉手段をオフとして、
上記入力端子と上記第1コンデンサとの間および上記第
のコンデンサと上記測定信号印加端子との間の接続を切
断する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0010】本発明において、上記制御手段は好ましく
は、上記入力端子に加えられた直流電圧を所定に減衰す
る減衰器と、正負の基準電圧を発生する基準電圧発生回
路と、上記減衰器からの出力電圧が上記負の基準電圧か
ら上記正の基準電圧に至るまでの範囲から外れるとき、
上記開閉手段をオフとする比較回路とから構成される。
【0011】また、上記制御手段は、上記入力端子に加
えられた直流電圧を所定に減衰する減衰器と、同減衰器
の出力を同一極性とする絶対値回路と、所定の基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、上記絶対値回路の絶対
値出力と上記基準電圧とを比較し、その比較結果により
上記開閉手段をオンオフ制御する比較回路とから構成す
ることもできる。
【0012】いずれにしても、過電圧が入力端子に加え
られた場合、減衰器がこの過電圧を減衰するので、後段
の比較回路を保護して、確実に切断制御を行なうことが
できるが、より好ましくは、比較回路の前段に同比較回
路を過電圧から保護する電圧クランプ回路を設けるとよ
い。
【0013】さらに、開閉手段をオフとするときに、ブ
ザーなどにて警報を発生する警報発生手段を設けること
により、開閉手段の切断制御とともに、過電圧が発生し
たことをユーザーに知らせ、注意を促すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するために、まず、図1を参照しながら、その
好適な実施例1について説明する。この実施例1は、本
発明を交流抵抗計に適用したものである。
【0015】この交流抵抗計は、交流測定信号供給源
1、コンデンサ2,5,6、開閉手段としてスイッチ
3,4、測定回路7、A/D(アナログ/ディジタル)
変換回路8、CPU(Central Process
ing Unit)9、表示装置10、警報装置11、
減衰器12、比較回路13、基準電圧発生回路14、測
定信号印加端子HI,LIおよび入力端子HV,LVを
備えている。
【0016】減衰器12は、分圧抵抗12A,12Bで
構成され、比較回路13は、ダイオード13A,13
B,13D,13F、コンパレータ13C,13Eおよ
び抵抗13Gで構成されている。この実施例1では、減
衰器12、比較回路13および基準電圧発生回路14が
スイッチ3,4の制御手段を構成し、測定回路7、A/
D変換回路8、CPU9および表示装置10が測定部を
構成する。
【0017】交流測定信号供給源1は、一方の測定信号
印加端子HIとグランドとの間に接続されている。この
交流測定信号供給源1は、所定周波数の一定交流測定信
号を発生する。交流測定信号供給源1と測定信号印加端
子HIとの間に接続されているコンデンサ2は、直流阻
止用であり、この実施例1において、コンデンサ2の定
格電圧は400Vである。
【0018】スイッチ3は、コンデンサ2と測定信号印
加端子HIとの間に挿入されている。このスイッチ3は
常閉型スイッチであるが、比較回路13から切断信号を
受け取ると、コンデンサ2と端子HIとの間をオフとす
る。
【0019】測定回路7は、入力端子HVとLVとの間
に発生する被測定信号に含まれる交流成分から、被測定
対象物Xの交流抵抗を測定する。A/D変換回路8は、
測定回路7が出力するアナログの測定結果を、ディジタ
ルデータに変換し、変換した測定結果をCPU9に送
る。
【0020】コンデンサ5,6は、入力端子HV,LV
と測定回路7との間に、それぞれ接続されている。この
コンデンサ5,6は直流阻止用であり、この実施例1に
おいて、その定格電圧はそれぞれ400Vである。
【0021】スイッチ4は、入力端子HVとコンデンサ
5との間、および入力端子LVとコンデンサ6との間に
挿入されている連動スイッチである。このスイッチ4は
常閉型スイッチであるが、比較回路13からの切断信号
を受け取ると、入力端子HVとコンデンサ5との間およ
び入力端子LVとコンデンサ6との間を切断する。
【0022】減衰器12は、入力端子HVと入力端子L
Vとの間の直流電圧Vinを抵抗12A,12Bで分割
して、その直流電圧Vinを減衰する。この実施例1で
は、直流電圧Vinを1/250に減衰し、この減衰さ
れた直流電圧Vinが比較回路13に加えられる。
【0023】基準電圧発生回路14は、あらかじめ設定
されている2つ基準電圧、すなわち、+Vrefの基準
電圧と、−Vrefの基準電圧を発生する。基準電圧回
路14は、これら2つの基準電圧を比較回路13のコン
パレータ13C,13Eにそれぞれ加える。
【0024】比較回路13の前段にはダイオード13
A,13Bが接続されている。このダイオード13A,
13Bは、過大な直流電圧Vinが入力端子HVとLV
との間に加えられたとき、コンパレータ13C,13E
を保護するためのクランプ用のものである。
【0025】すなわち、減衰器12の抵抗12Aと抵抗
12Bの接続点Aには、一方のダイオード13Aのアノ
ードが接続され、ダイオード13Aのカソードには、プ
ラスの電圧AVCが加えられている。他方のダイオード
13Bのカソードは接続点Aに接続され、ダイオード1
3Bのアノードには、マイナスの電圧AVEが加えられ
ている。
【0026】電圧AVC,AVEは、コンパレータ13
C,13Eの定格入力以下に設定されている。これによ
り、図2に示すように、過大な直流電圧Vinが加えら
れたとしても、この過大電圧がダイオード13A,13
Bにてクランプされ、接続点Aの電圧Vaが、プラスの
電圧AVCまたはマイナスの電圧AVEになる。この結
果、ダイオード13A,13Bがコンパレータ13C,
13Eを保護することになる。
【0027】比較回路13はウィンドウ型であり、その
一方のコンパレータ13Cは、マイナスの過大電圧を検
出するためのものである。このために、コンパレータ1
3Cのプラス入力端子には、基準電圧発生回路14から
の、−Vrefの基準電圧が加えられ、マイナス入力端
子には、接続点Aの電圧Vaが加えられる。
【0028】このコンパレータ13Cは、基準電圧−V
refと電圧Vaとを比較し、電圧Vaの値が基準電圧
よりマイナス側に低くなると、プラスの値の出力電圧を
発生し、この出力電圧を切断信号(スイッチオフ信号)
として、ダイオード13Dを介してスイッチ3,4およ
びCPU9に加える。通常、切断信号が出力されていな
いとき、スイッチ3,4およびCPU9に対する出力電
圧は、ダイオード13Dおよび抵抗13Gによりグラン
ドレベルに保たれている。
【0029】比較回路13の他方のコンパレータ13E
は、コンパレータ13Cとは逆に、プラスの過大電圧を
検出するためのものである。このために、コンパレータ
13Eのプラス入力端子には、接続点Aの電圧Vaが加
えられ、マイナス入力端子には、基準電圧発生回路14
からの、+Vrefの基準電圧が加えられる。
【0030】このコンパレータ13Eは、基準電圧+V
refと電圧Vaとを比較し、電圧Vaの値が基準電圧
よりプラス側に高くなると、プラスの値の出力電圧を発
生し、この出力電圧を切断信号として、ダイオード13
Fを介してスイッチ3,4およびCPU9に加える。通
常、切断信号が出力されていないとき、スイッチ3,4
およびCPU9に対する出力電圧は、ダイオード13F
および抵抗13Gによりグランドレベルに保たれてい
る。
【0031】このように、−Vrefの基準電圧から+
Vrefの基準電圧の範囲が、コンパレータ13C,1
3Eの正常状態検出範囲であり、電圧Vaがこの正常状
態検出範囲外になると、コンパレータ13C,13E
は、切断信号を出力する。−Vrefの基準電圧は、電
圧AVEより高く設定され、+Vrefの基準電圧は、
電圧AVCより低く設定されているので、正常状態検出
範囲は、ダイオード13A,13Bによるクランプの範
囲内である。
【0032】CPU9は、A/D変換回路8から測定結
果を受け取ると、この測定結果を表示装置10に表示さ
せる。また、CPU9は、比較回路13から切断信号を
受け取ると、警報信号を生成し、この警報信号を警報装
置11に送る。なお、表示装置10はディスプレイやプ
リンタなどであってよく、また、警報装置11にはブザ
ーや警報表示ランプなどが用いられる。
【0033】次に、この実施例1の動作について説明す
る。被測定対象物Xが例えばバッテリーであるとして、
測定信号印加端子HI,HLから被測定対象物Xに交流
測定信号を加えて、その交流抵抗を測定する際、被測定
対象物Xが有する直流起電力により、入力端子HV,L
V間に直流電圧Vinが発生する。
【0034】その直流電圧Vinが過大であり、これに
伴なって減衰器12の出力電圧Vaがコンパレータ13
C,13Eの基準電圧−Vref〜+Vrefの範囲を
逸脱すると、コンパレータ13Cまたはコンパレータ1
3Eから、ダイオード13Dまたはダイオード13Fを
介して、スイッチ3,4およびCPU9に切断信号が出
力される。
【0035】これにより、スイッチ3,4がともに瞬時
にオフとされ、交流測定信号供給源1および測定回路7
が被測定対象物Xから切り離され、その過大な直流電圧
Vinから保護される。また、CPU9にて警報装置1
1が動作状態とされ、例えばそのブザー音によりユーザ
ーに対して過大な電圧が加えられていることを知らせ
る。
【0036】次に、図3に示されている本発明の実施例
2について説明する。この実施例2では、上記実施例1
の減衰器12、比較回路13および基準電圧発生回路1
4に対応する構成として、減衰器21、絶対値回路2
2、基準電圧発生回路23および比較回路24が用いら
れている。
【0037】減衰器21は、実施例1の減衰器12と同
じように分圧抵抗からなり、被測定対象物Xの内部直流
起電力にて入力端子HV,LV間に印加される直流電圧
Vinを例えば1/250に減衰する。
【0038】絶対値回路22は、減衰器21にて減衰さ
れたプラスからマイナスに至る範囲の直流電圧Vinの
絶対値をとって、すなわち、マイナスの電圧をプラスに
反転して、ゼロからプラスに至る範囲の電圧Vbに変換
する。
【0039】この実施例2において、基準電圧発生回路
23は、あらかじめ設定されている1つの基準電圧、す
なわち、+Vrefの基準電圧を発生する。
【0040】比較回路24は、実施例1の比較回路13
の中で、プラス側の電圧を比較する回路、すなわち、ダ
イオード13A,13B,13D、コンパレータ13C
および抵抗13Gから構成されている。
【0041】これにより、0〜+Vrefの基準電圧ま
での範囲が、比較回路24の正常状態検出範囲であり、
電圧Vbがこの正常状態検出範囲外になると、比較回路
24は、実施例1と同じく、切断信号(スイッチオフ信
号)をスイッチ3,4およびCPU9に出力し、また、
この切断信号に基づいて警報装置11から警報が発せら
れる(ともに図1参照)。
【0042】このようにして、実施例2においても、実
施例1と同じように、入力端子HV,LV間に印加され
る直流電圧Vinが過大になっても、測定器の破損を防
ぐことができる。その上、この実施例2によれば、絶対
値回路22を用いるので、後段の基準電圧回路23およ
び比較回路24の構成を簡単にすることができる。
【0043】なお、上記実施例1,2は交流抵抗計につ
いてのものであるが、本発明はこれに限定されるもので
なく、例えば交流測定信号供給源を持たない交流電圧計
などの交流測定器にも広く適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直流起電力を有する例えばバッテリーなどの交流抵抗を
測定するにあたって、その直流起電力により入力端子間
に加えられた直流電圧があらかじめ設定された基準電圧
(例えば、直流阻止用コンデンサの定格電圧、好ましく
は安全性を考慮してその80%電圧)をオーバーした時
点でスイッチがオフとされ、測定回路や交流測定信号供
給源がその被測定対象物と切り離されるため、交流測定
器を直流過電圧から効果的に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示したブロック図。
【図2】ダイオードによるクランプ回路の動作範囲を示
す特性図。
【図3】本発明の実施例2を示したブロック図。
【図4】従来の交流測定器の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 交流測定信号供給源 2,5,6 コンデンサ 3,4 スイッチ 7 測定回路 8 A/D変換回路 9 CPU 10 表示装置 11 警報装置 12 減衰器 12A,12B 抵抗 13 比較回路 13A,13B,13D,13F ダイオード 13C,13E コンパレータ 13G 抵抗 14 基準電圧回路 HI,LI 測定信号印加端子 HV,LV 入力端子端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定対象物の端子間に現れる被測定信
    号が入力される一対の入力端子と、この一対の入力端子
    に直流阻止用コンデンサを介して接続された交流測定部
    とを備え、上記被測定信号に含まれる交流成分から上記
    被測定対象物の交流抵抗などを測定する交流測定器にお
    いて、上記入力端子と上記コンデンサとの間に挿入され
    た開閉手段と、上記被測定対象物から上記入力端子間に
    加えられる直流電圧を監視し、同直流電圧があらかじめ
    設定された範囲を超えたときに、上記開閉手段をオフと
    して、上記入力端子と上記コンデンサとの間の接続を切
    断する制御手段とを備えていることを特徴とする交流測
    定器。
  2. 【請求項2】 直流阻止用の第1コンデンサを介して接
    続された一対の入力端子を含む交流測定部と、直流阻止
    用の第2コンデンサを介して接続された測定信号印加端
    子を含む交流測定信号供給部とを備え、上記測定信号印
    加端子から被測定対象物に交流測定信号を供給し、その
    とき同被測定対象物の端子間に現れる被測定信号を上記
    一対の入力端子にてピックアップし、その被測定信号に
    含まれる交流成分から上記被測定対象物の交流抵抗など
    を測定する交流測定器において、上記入力端子と上記第
    1コンデンサとの間に挿入された第1開閉手段と、上記
    第2コンデンサと上記測定信号印加端子との間に挿入さ
    れた第2開閉手段と、上記被測定対象物から上記入力端
    子に加えられる直流電圧を監視し、同直流電圧があらか
    じめ設定された範囲を超えたときに、上記第1開閉手段
    および上記第2開閉手段をオフとして、上記入力端子と
    上記第1コンデンサとの間および上記第1のコンデンサ
    と上記測定信号印加端子との間の接続を切断する制御手
    段とを備えることを特徴とする交流測定器。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記入力端子に加えら
    れた直流電圧を所定に減衰する減衰器と、正負の基準電
    圧を発生する基準電圧発生回路と、上記減衰器からの出
    力電圧が上記負の基準電圧から上記正の基準電圧に至る
    までの範囲から外れるとき、上記開閉手段をオフとする
    比較回路とを備えることを特徴とする請求項1または2
    に記載の交流測定器。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記入力端子に加えら
    れた直流電圧を所定に減衰する減衰器と、同減衰器の出
    力を同一極性とする絶対値回路と、所定の基準電圧を発
    生する基準電圧発生回路と、上記絶対値回路の絶対値出
    力と上記基準電圧とを比較し、その比較結果により上記
    開閉手段をオンオフ制御する比較回路とを備えることを
    特徴とする請求項1または2に記載の交流測定器。
  5. 【請求項5】 上記比較回路の前段には、同比較回路を
    過電圧から保護する電圧クランプ回路が設けられている
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の交流測定
    器。
  6. 【請求項6】 警報を発生する警報発生手段をさらに備
    え、上記制御手段は、上記開閉手段をオフとするとき、
    上記警報発生手段から警報を発生させることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれか1項に記載の交流測定
    器。
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