JPH11178010A - 信号レベルのデジタル検出回路並びに映像及び音声信号の記録装置 - Google Patents

信号レベルのデジタル検出回路並びに映像及び音声信号の記録装置

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JPH11178010A
JPH11178010A JP9346538A JP34653897A JPH11178010A JP H11178010 A JPH11178010 A JP H11178010A JP 9346538 A JP9346538 A JP 9346538A JP 34653897 A JP34653897 A JP 34653897A JP H11178010 A JPH11178010 A JP H11178010A
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JP
Japan
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signal
level
digital
video
detection circuit
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Application number
JP9346538A
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English (en)
Inventor
Takashi Kagawa
隆 賀川
Yuji Yanagi
裕二 柳
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レベル検出器のしきい値の調整が不要とな
り、レベル検出器のしきい値の設定が容易で、入力デジ
タルの頻繁なレベル変動に拘らず、レベル比較器から安
定した比較出力を得ることのできる信号レベルの検出回
路を提案する。 【解決手段】 入力デジタル信号のレベルをしきい値と
比較して、比較出力を得るレベル比較器45を有する信
号レベルのデジタル検出回路において、入力デジタル信
号のレベル変化幅を圧縮する圧縮手段32を設けてな
り、その圧縮手段32よりのデジタル信号をレベル比較
器45に供給して、しきい値と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号レベルのデジタ
ル検出回路並びに映像及び音声信号の記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下に、図9を参照して、従来の映像及
び音声信号の記録装置を説明するが、その前に、図8B
を参照して、記録しようとする信号の周波数アロケーシ
ョンの一例を説明する。FMVはFM輝度信号、Cは低
域変換搬送色信号、FMA1、FMA2はそれぞれ第1
及び第2のFM音声信号である。
【0003】FM輝度信号FMVは、輝度信号の水平同
期信号の先端のレベル及び白のピークレベルがそれぞれ
4.2MHz、5.4MHzに対応するように、搬送波
信号を輝度信号VでFM変調して得た信号である。その
FM輝度信号FMVの帯域FMVRは、4.2MHzか
ら6MHz程度の周波数までの周波数特性が平坦の部分
と、4.2MHzから0Hzに行くに従って、レベルが
徐々に低下する特性の部分SB1とから構成される。
【0004】低域変換搬送色信号Cは、その搬送波周波
数が743kHzである。第1のFM音声信号FMA1
は、1.5MHzの搬送波信号を主音声信号(和音声信
号、又は、第1の言語の音声信号)でFM変調して得た
信号である。第2のFM音声信号FMA2は、1.7M
Hzの搬送波信号を副音声信号(差音声信号、又は、第
2の言語の音声信号)でFM変調して得た信号である。
【0005】図9において、1′は映像信号処理回路
(アナログ映像信号処理回路)で、この処理回路1′
は、信号処理回路(アナログ信号処理回路)2′及びト
ラップフィルタ3′を備えている。
【0006】信号処理回路2′は、カラー映像信号を輝
度信号及び搬送色信号に分離する信号分離器、その信号
分離器よりの輝度信号が供給されるエンファシス回路、
そのエンファシス回路からの輝度信号で搬送波信号をF
M変調するFM変調器等を有している。
【0007】尚、映像信号処理回路1′には、信号分離
器よりの搬送色信号を信号処理して、低域変換搬送色信
号を得る信号処理回路等も含まれているが、ここではそ
の詳細説明を省略する。
【0008】信号処理回路2′よりの輝度信号は、トラ
ップフィルタ3′に供給されて、その側波帯の図3Bに
示す第1及び第2のFM音声信号FMA1、FMA2に
相当する成分がトラップされる。
【0009】そして、トラップフィルタ3′よりの第1
及び第2のFM音声信号FMA1、FMA2に相当する
周波数成分がトラップされFM映像信号FMV、低域変
換搬送色信号C及び第1及び第2のFM音声信号FMA
1、FMA2を加算器11に供給して加算し、その加算
出力を記録増幅器12を通じて1個、又、複数個の回転
磁気ヘッド13に供給して、磁気テープ上に傾斜トラッ
クを形成する如く記録する。
【0010】次に、図10を参照して、他の従来の音声
及び映像信号の記録装置を説明する。1はデジタル映像
信号処理回路で、この処理回路1は、デジタル信号処理
回路2、適応型フィルタからなるデジタル可変フィルタ
3及び側波帯検出回路4を備えている。
【0011】デジタル信号処理回路2は、カラー映像信
号をA/D変換するA/D変換器、デジタルカラー映像
信号をデジタル輝度信号及びデジタル搬送色信号に分離
するデジタル信号分離器、そのデジタル信号分離器より
のデジタル輝度信号が供給されるデジタルエンファシス
回路、そのエンファシス回路からのデジタル輝度信号
で、デジタル搬送波信号をFM変調するFM変調器等を
有している。
【0012】尚、デジタル映像信号処理回路1には、デ
ジタル信号分離器よりのデジタル搬送色信号をデジタル
信号処理して、デジタル低域変換搬送色信号を得るデジ
タル信号処理回路等も含まれているが、ここではその詳
細説明を省略する。
【0013】デジタル信号処理回路2よりのデジタル輝
度信号は、適応型フィルタから構成されるデジタル可変
フィルタ3に供給される。この可変フィルタ3の周波数
特性は、図8A及びCに示す如く、FM輝度信号の帯域
の周波数特性が平坦な部分及び輝度信号の水平同期信号
の先端に対応する4.2MHzから、第2のFM音声信
号FMA2の帯域の上限の周波数に向かって、外側に凸
の曲線を描く如くレベルが低下し、遂には0レベルにな
る帯域通過周波数特性を有する。このデジタル可変フィ
ルタ3は、側波帯検出回路4の検出出力に応じて、その
帯域通過周波数特性及び6MHz程度以下における全域
通過特性を切換えるように構成されている。
【0014】次に、FM輝度信号の側波帯のレベルを検
出する側波帯検出回路(アナログ側波帯検出回路)4に
ついて説明する。デジタル信号処理回路2からのデジタ
ルFM輝度信号をD/A変換器5′に供給して、アナロ
グFM輝度信号に変換した後、エンベロープ検波器6′
に供給して、そのアナログFM輝度信号のエンベロープ
を検波する。そして、FM輝度信号の側波帯における第
1又は/及びFM音声信号FMA1、FMA2の搬送波
周波数1.5MHz、1.7MHz付近のレベルを検出
する。その検出レベルをレベル比較器7′に供給して、
端子7a′からの任意に設定された所定の基準レベルと
比較し、その比較出力を可変フィルタ3に供給して、そ
のフィルタ特性を可変するようにする。
【0015】そして、FM輝度信号の側波帯の1.5M
Hz又は/及び1.7MHzにおけるレベルが、任意に
設定された所定の基準レベルより高いとき(そのときの
FM輝度信号の4.2MHz以下の周波数特性は傾斜の
急なSB1となる)は、可変フィルタ3を動作状態にし
(そのときの周波数特性はFM輝度信号の帯域の周波数
特性が平坦な部分及び輝度信号の水平同期信号の先端に
対応する4.2MHzから、第2のFM音声信号FMA
2の帯域の上限の周波数に向かって、外側に凸の曲線を
描く如くレベルが低下し、遂には0レベルになる帯域通
過周波数特性F1を呈する)、所定の基準レベル以下の
とき(そのときのFM輝度信号の4.2MHz以下の周
波数特性は傾斜の緩やかなSB2となる)は、可変フィ
ルタ3のフィルタ機能を停止せしめて(そのときの周波
数特性は6MHz程度の周波数以下において、全域通過
特性F2を呈する)、デジタル輝度信号がデジタル可変
フィルタ3を単に通過させるようにする。
【0016】FM輝度信号の側波帯のレベルに対する所
定の基準レベルは、可変フィルタ3の機能を停止して
も、第1及び第2のFM音声信号FMA1、FMA2に
よって、再生映像の見かけの解像度が低下したり、見か
けの鮮鋭度が低下したりしないようなレベルに設定す
る。
【0017】可変フィルタ3よりのデジタル輝度信号
を、D/A変換器10に供給して、元のアナログ映像信
号に戻す。そして、加算器11に、FM映像信号FM
V、低域変換搬送色信号C及び第1及び第2のFM音声
信号FMA1、FMA2を供給して加算し、その加算出
力を記録増幅器12を通じて1個、又、複数個の回転磁
気ヘッド13に供給して、磁気テープ上に傾斜トラック
を形成する如く記録する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図9について説明した
従来の映像及び音声信号の記録装置では、映像信号処理
回路1′がアナログ信号処理回路にて構成されているの
で、回路規模が大きくなり、消費電力が多くなると共
に、素子感度や温度特性を考慮すると、側波帯の検出レ
ベルの調整が必要となったり、動作が不安定となった
り、側波帯の検出レベルの設定が容易にできない等の問
題があった。又、トラップフィルタによって、FM映像
信号の側波帯が除去されるので、再生映像の見た目の解
像度が低下し、見た目の鮮鋭度が低下してしまう。
【0019】図10について説明した従来の映像及び音
声信号の記録装置では、映像信号処理回路1がデジタル
信号処理回路にて構成されているので、回路規模が小さ
くなり、消費電力が少なくて済み、動作が安定になる。
しかし、側波帯検出回路4がアナログ回路であるので、
動作が不安定になる。
【0020】かかる点に鑑み、本発明は、入力デジタル
信号のレベルをしきい値と比較して、比較出力を得るレ
ベル比較器を有する信号レベルのデジタル検出回路にお
いて、動作が安定となり、レベル検出器のしきい値の調
整が不要となり、レベル検出器のしきい値の設定が容易
で、入力デジタル信号の頻繁なレベル変動に拘らず、レ
ベル比較器から安定した比較出力を得ることのできる信
号レベルの検出回路を提案しようとするものである。
【0021】又、本発明は、映像信号処理回路の回路規
模が小さくなって部品点数が少なくなり、消費電力が低
減し、動作が安定し、側波帯検出器のしきい値の設定が
容易にとなり、素子感度や温度特性を考慮した側波帯検
出器のしきい値の無調整化が可能で、しかも、再生映像
の見た目の解像度が向上し、画質の鮮鋭度の向上を図る
ことのできる映像及び音声信号の記録装置を提案しよう
とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力デジタル
信号のレベルをしきい値と比較して、比較出力を得るレ
ベル比較器を有する信号レベルのデジタル検出回路にお
いて、入力デジタル信号のレベル変化幅を圧縮する圧縮
手段を設けてなり、その圧縮手段よりのデジタル信号を
レベル比較器に供給して、しきい値と比較するようにし
たものである。
【0023】かかる本発明によれば、圧縮手段よりのデ
ジタル信号をレベル比較器に供給して、しきい値と比較
する。
【0024】
【発明の実施の形態】第1の本発明は、入力デジタル信
号のレベルをしきい値と比較して、比較出力を得るレベ
ル比較器を有する信号レベルのデジタル検出回路におい
て、入力デジタル信号のレベル変化幅を圧縮する圧縮手
段を設けてなり、その圧縮手段よりのデジタル信号をレ
ベル比較器に供給して、しきい値と比較するようにした
ものである。
【0025】第2の本発明は、第1の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、圧縮手段の圧縮率は変
更可能にしたものである。
【0026】第3の本発明は、第1の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、圧縮手段は、入力デジ
タル信号のレベル変化の傾斜が正及び負のうちの一方の
極性から他方の極性に変化したときに圧縮を開始し、入
力デジタル信号のレベル及び圧縮されたデジタル信号の
レベルの大小関係が反転したとき圧縮を終了するように
したものである。
【0027】第4の本発明は、第1の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、圧縮手段は、入力デジ
タル信号のレベル変化の傾斜が正及び負のうちの一方の
極性から他方の極性に変化したときに圧縮を開始し、入
力デジタル信号のレベル変化の傾斜が他方の極性から一
方の極性に変化してから所定時間後に圧縮を解除するよ
うにしたものである。
【0028】第5の本発明は、第4の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、所定時間は変更可能で
あるようにしたものである。
【0029】第6の本発明は、第1の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、複数の入力デジタル信
号の時分割信号を供給して、複数の入力デジタル信号の
うち最もレベルの高い入力デジタル信号を選択する選択
手段を設けてなり、その選択手段よりの入力デジタル信
号をレベル比較器に供給して、しきい値と比較するよう
にしたものである。
【0030】第7の本発明は、第1の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、入力デジタル信号は、
被変調信号のデジタル化信号の所定周波数成分が、周波
数軸上で、その所定周波数から0Hzに周波数シフトさ
れた信号であるようにしたものである。
【0031】第8の本発明は、第6の本発明の信号レベ
ルのデジタル検出回路において、複数の入力デジタル信
号は、被変調信号のデジタル化信号の互いに異なる周波
数の複数の周波数成分であるようにしたものである。
【0032】第9の本発明は、被変調信号のデジタル化
信号の互いに異なる周波数の複数の周波数成分である複
数の入力デジタル信号の時分割信号を各別の複数の入力
デジタル信号に分離する分離手段と、その分離手段から
の複数の入力デジタル信号の各レベル変化幅を各別に圧
縮する複数の圧縮手段と、その複数の圧縮手段からの圧
縮された複数のデジタル信号の各レベルを、各別のしき
い値と比較して各別の比較出力を得る複数のレベル比較
器とを有する信号レベルのデジタル検出回路である。
【0033】第10の本発明は、FM映像信号及びその
FM映像信号の帯域の低域側のFM音声信号を混合し
て、記録媒体に記録するようにした映像及び音声信号の
記録装置において、FM映像信号のデジタル化信号が供
給される、FM音声信号の帯域を阻止するデジタル可変
フィルタと、デジタル化FM映像信号の側波帯の所定周
波数成分を、周波数軸上で、その所定周波数から0Hz
に周波数シフトする周波数シフト手段と、その周波数シ
フト手段よりのデジタル信号のレベル変化幅を圧縮する
圧縮手段と、その圧縮手段からのデジタル信号のレベル
をしきい値と比較して、比較出力を得るレベル比較器と
を有し、そのレベル比較器の比較出力に応じて、デジタ
ル可変フィルタの特性を可変し、デジタル可変フィルタ
より出力されたデジタル化FM映像信号をアナログ信号
に戻した後、FM音声信号に加算して、記録媒体に記録
するようにしたものである。
【0034】第11の本発明は、第10の本発明の映像
及び音声信号の記録装置において、周波数シフト手段
は、直角二相変調器を使用したものである。
【0035】第12の本発明は、第10の本発明の映像
及び音声信号の記録装置において、圧縮手段からのデジ
タル信号のレベルがしきい値より高いときは、デジタル
可変フィルタのFM音声信号の帯域を阻止する特性を強
調すると共に、圧縮手段からのデジタル信号のレベルが
しきい値以下のときは、デジタル可変フィルタのFM音
声信号の帯域を阻止する特性を緩和するようにしたもの
である。
【0036】第13の本発明は、第10の本発明の映像
及び音声信号の記録装置において、圧縮手段からのデジ
タル信号のレベルがしきい値より高いときは、デジタル
可変フィルタのFM音声信号の帯域を阻止する特性をそ
のままとすると共に、圧縮手段からのデジタル信号のレ
ベルがしきい値以下のときは、デジタル可変フィルタの
FM音声信号の帯域の阻止を解除するようにしたもので
ある。
【0037】〔実施例の形態の具体例〕以下に、図面を
参照して、本発明の実施の形態の信号レベルのデジタル
検出回路並びに映像及び音声信号の記録装置の具体例を
説明する。図7について、映像及び音声信号の記録装置
の具体例を説明するが、その前に図8Bを参照して、記
録しようとする信号の周波数アロケーションの一例を説
明する。FMVはFM輝度信号、Cは低域変換搬送色信
号、FMA1、FMA2はそれぞれ第1及び第2のFM
音声信号である。
【0038】FM輝度信号FMVは、輝度信号の水平同
期信号の先端のレベル及び白のピークレベルがそれぞれ
4.2MHz、5.4MHzに対応するように、搬送波
信号を輝度信号VでFM変調して得た信号である。その
FM輝度信号FMVの帯域FMVRは、4.2MHzか
ら6MHz程度の周波数までの周波数特性が平坦の部分
と、4.2MHzから0Hzに行くに従って、レベルが
徐々に低下する特性の部分SB1とから構成される。
【0039】低域変換搬送色信号Cは、その搬送波周波
数が743kHzである。第1のFM音声信号FMA1
は、1.5MHzの搬送波信号を主音声信号(和音声信
号、又は、第1の言語の音声信号)でFM変調して得た
信号である。第2のFM音声信号FMA2は、1.7M
Hzの搬送波信号を副音声信号(差音声信号、又は、第
2の言語の音声信号)でFM変調して得た信号である。
【0040】次に、図7を参照して、映像及び音声信号
の記録装置の具体例を説明する。1はデジタル映像信号
処理回路で、この処理回路1は、デジタル信号処理回路
2、適応型フィルタからなるデジタル可変フィルタ3及
び側波帯検出回路(デジタル側波帯検出回路)4を備え
ている。
【0041】デジタル信号処理回路2は、カラー映像信
号をA/D変換するA/D変換器、デジタルカラー映像
信号をデジタル輝度信号及びデジタル搬送色信号に分離
するデジタル信号分離器、そのデジタル信号分離器より
のデジタル輝度信号が供給されるデジタルエンファシス
回路、そのエンファシス回路からのデジタル輝度信号
で、デジタル搬送波信号をFM変調するFM変調器等を
有している。
【0042】尚、デジタル映像信号処理回路1には、デ
ジタル信号分離器よりのデジタル搬送色信号をデジタル
信号処理して、デジタル低域変換搬送色信号を得るデジ
タル信号処理回路等も含まれているが、ここではその詳
細の説明を省略する。
【0043】デジタル信号処理回路2よりのデジタル輝
度信号は、適応型フィルタから構成されるデジタル可変
フィルタ3に供給される。この可変フィルタ3の周波数
特性は、図8A及びCに示す如く、FM輝度信号の帯域
の周波数特性が平坦な部分及び輝度信号の水平同期信号
の先端に対応する4.2MHzから、第2のFM音声信
号FMA2の帯域の上限の周波数に向かって、外側に凸
の曲線を描く如くレベルが低下し、遂には0レベルにな
る帯域通過周波数特性を有する。このデジタル可変フィ
ルタ3は、側波帯検出回路4の検出出力に応じて、その
帯域通過周波数特性及び6MHz程度以下における全域
通過特性を切換えるように構成されている。
【0044】次に、FM輝度信号の側波帯のレベルを検
出するデジタル側波帯検出回路4について説明する。デ
ジタル信号処理回路2よりのデジタルFM輝度信号を直
角二相変調器(直交振幅変調器)7に供給して、位相が
90度異なる2つの搬送波を、デジタルFM輝度信号の
側波帯の第1及び第2のFM音声信号の搬送波周波数
1.5MHz、1.7MHzに等しい搬送波周波数の2
つのFM輝度信号で変調して得た2つの被変調信号の加
算信号である複素信号の実数部及び虚数部の時間多重信
号(時分割信号)を得るようにする。そして、この位相
が90度異なる2つの搬送波を、デジタルFM輝度信号
の側波帯の第1及び第2のFM音声信号の搬送波周波数
1.5MHz、1.7MHzに等しい2つの周波数成分
で変調して得た2つの被変調信号の加算信号である複素
信号の実数部及び虚数部の時間多重信号(時分割信号)
(図2Aについて後述する)を信号レベルのデジタル検
出器8に供給して、その信号レベルを検出するようにす
る。この信号レベルのデジタル検出器8については、図
1について詳述する。
【0045】そして、この信号レベルのデジタル検出器
8よりの検出出力が、可変フィルタ3に供給されて、デ
ジタルFM輝度信号の側波帯のレベルが、任意に設定さ
れた所定の基準レベル(しきい値)より高いとき(その
ときのFM輝度信号の4.2MHz以下の周波数特性は
傾斜の急なSB1となる)は、可変フィルタ3を動作状
態にし(そのときの周波数特性はFM輝度信号の帯域の
周波数特性が平坦な部分及び輝度信号の水平同期信号の
先端に対応する4.2MHzから、第2のFM音声信号
FMA2の帯域の上限の周波数に向かって、外側に凸の
曲線を描く如くレベルが低下し、遂には0レベルになる
帯域通過周波数特性F1を呈する)、所定の基準レベル
以下のとき(そのときのFM輝度信号の4.2MHz以
下の周波数特性は傾斜の緩やかなSB2となる)は、可
変フィルタ3のフィルタ機能を停止せしめて(そのとき
の周波数特性は6MHz程度の周波数以下において、全
域通過特性F2を呈する)、デジタル輝度信号がデジタ
ル可変フィルタ3を単に通過させるようにする。
【0046】FM輝度信号の側波帯のレベルに対する所
定の基準レベルは、可変フィルタ3の機能を停止して
も、第1及び第2のFM音声信号FMA1、FMA2に
よって、再生映像の見かけの解像度が低下したり、見か
けの鮮鋭度が低下したりしないようなレベルに設定す
る。
【0047】可変フィルタ3よりのデジタル輝度信号
を、D/A変換器10に供給して、元のアナログ映像信
号に戻す。そして、加算器11に、FM映像信号FM
V、低域変換搬送色信号C及び第1及び第2のFM音声
信号FMA1、FMA2を供給して加算し、その加算出
力を記録増幅器12を通じて1個、又、複数個の回転磁
気ヘッド13に供給して、磁気テープ上に傾斜トラック
を形成する如く記録する。
【0048】尚、記録媒体は磁気テープに限らず磁気デ
ィスクでも良い。又、デジタルFM輝度信号に限らず、
デジタルAM輝度信号であっても良い。
【0049】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態の信号レベルのデジタル検出回路の具体例を説明す
る。入力端子21には、直交二相変調器7からの位相が
90度異なる2つの搬送波を、デジタルFM輝度信号の
側波帯の第1及び第2のFM音声信号の搬送波周波数
1.5MHz、1.7MHzに等しい搬送波周波数の2
つのFM輝度信号で変調して得た2つの被変調信号の加
算信号である複素信号の実数部及び虚数部の時間多重信
号は、図2Aに示す如く、それぞれ単位データ毎の1.
5MHzの側波帯信号の実数部( R)1.5及び虚数
部( I)1.5並びに1.7MHzの側波帯信号の実
数部( R)1.7及び虚数部( I)1.7が順次に
繰り返される信号である。これら1.5 R、1.5
Iは、1.7 R、1.7 Iは、それぞれ図3における
実数r及び虚数iの値を示し、長さが(r2 +i2
1/2 のベクトルが角周波数ω=2πF(但し、Fは周波
数で、ここでは1.5MHz、1.7MHzを示す)を
以て回転していることを示している。その振幅成分は、
それぞれ{(1.5 R)2 +(1.5
I)2 1/2、{(1.7 R)2 +(1.7
I)2 1/2 となる。
【0050】この時間多重信号(図2A)を二乗回路2
2に供給して二乗演算した後、加算器23に供給すると
共に、遅延時間が単位データ時間に等しい遅延器24を
通じて加算器23に供給して、両者を加算する。この加
算器23の加算出力を図2Bに示す。図2Bで、「1.
5」と示されている部分は、(1.5 R)2 +(1.
I)2 を意味し、「1.7」と示されている部分
は、(1.5 R)2 +(1.5 I)2 を意味する。
「(1.5+1.7)」と示されている部分は、(1.
R)2 +(1.7 I)2 を意味し、「(1.7+
1.5)」と示されている部分は、(1.7 R)2
(1.5 I)2 を意味するが、これらは重要ではな
い。しかして、加算器23の出力は、「1.5+1.
7」、「1.5」、「1.7+1.5」、「1.7」が
順次に繰り返される信号である。
【0051】加算器23の加算出力を平方根回路25に
供給して、平方根演算を行なうと共に、その平方根出力
を遅延器26に供給して、単位データ時間だけ遅延させ
る。この遅延器26の出力を図2Cに示す。この図2C
で、「1.5」と示されている部分は、{(1.5
R)2 +(1.5 I)2 1/2 (振幅成分)を意味
し、「1.7」と示されている部分は、{(1.7
R)2 +(1.7 I)2 1/2 (振幅成分)を意味す
る。又、「(1.5+1.7)」と示されている部分
は、{(1.5 R)2 +(1.7 I)2 1/2 を意
味し、「(1.7+1.5)」と示されている部分は、
{(1.7 R)2 +(1.5 I)2 1/2 を意味す
るが、これらは重要ではない。しかして、遅延器26の
出力は、「(1.5+1.7)」、「1.5」、
「(1.7+1.5)」、「1.7」が順次繰り返され
る信号である。又、図2では図示を省略しているが、平
方根回路25の出力は、遅延器26の出力に対し単位デ
ータ時間だけ進んだ信号である。
【0052】平方根回路23及び遅延器26の出力が切
換えスイッチ27の固定接点a、bに供給され、これら
固定接点a、bに対し、可動接点mが端子28よりのサ
ンプリングホールド信号S/H1によって切換え接続さ
れる。このサンプリングホールド信号S/H1は、図2
Dに示す如く、単位データ時間の2倍の周期を有し、単
位データに同期して単位データ毎に位相が反転する信号
である。このサンプリングホールド信号S/H1におけ
るa、bは、それぞれ切換えスイッチ27の可動接点m
が、固定接点a、bに接続されることを意味する。図2
Eに切換えスイッチ27の出力を示し、「1.7」=
{(1.7 R)2 +(1.7 I)2 1/2 及び
「1.5」={(1.5 R)2 +(1.5 I)2
1/2 が2度ずつ交互に繰り返される信号である。
【0053】切換えスイッチ27の出力及びその出力が
単位データ時間の2倍に等しい遅延時間を有する遅延器
30によって遅延せしめられた遅延出力とが、切換えス
イッチ29の2つの固定接点a、bに供給されて、これ
ら両出力のレベルを比較するレベル比較器31よりの比
較出力によって切換えられ、レベルの大きい方が切換え
スイッチ29の可動接点m側に出力される。図2Fに、
遅延器30の出力を示し、「1.7」={(1.7
R)2 +(1.7 I)2 1/2 及び「1.5」=
{(1.5 R)2 +(1.5 I)2 1/2 が2度ず
つ交互に繰り返される信号、即ち、信号レベルのデジタ
ル検出出力が得られる。
【0054】そして、この切換えスイッチ29の出力を
レベル比較器45に供給して、端子46からのしきい値
TH(基準レベル)と比較し、その比較出力によって、
図7の可変フィルタ3の特性を制御すれば良い。
【0055】尚、デジタルFM輝度信号の側波帯のそれ
ぞれ1.5MHz、1.7MHzの周波数成分は、周波
数的に近接しているので、いずれか一方のレベルを検出
すれば良く、その後の回路が一系統で済むので、回路構
成が簡単となり、このため、電力消費を少なくすること
ができる。
【0056】ところで、切換えスイッチ29の出力であ
るFM輝度信号の側波帯の周波数が1.5MHz、又
は、17MHzの周波数成分のレベル(図4A)を、レ
ベル比較器45において、所定のしきい値TH(基準レ
ベル)と比較して、その比較出力によって、図7の可変
フィルタ3のオンオフを制御すれば良い。しかし、切換
えスイッチ29の出力である周波数が1.5MHz、又
は、17MHzのFM輝度信号レベルが頻繁に変化し
て、可変フィルタ3のオンオフが頻繁に変化すると動作
が不安定になる。そこで、FM輝度信号の側波帯の周波
数が1.5MHz、又は、17MHzの周波数成分のレ
ベルが頻繁に変化するのを緩和したレベルピークホール
ド回路32について、図1を参照して説明する。
【0057】切換えスイッチ29の出力を、レベルピー
クホールド回路32の切換えスイッチ34の一対の固定
接点a、bのうちの固定接点aに供給すると共に、レベ
ル比較器37に供給する。切換えスイッチ34の可動接
点mの出力を、遅延時間が単位データ時間に等しい遅延
器36を通じてレベル比較器37に供給して、切換えス
イッチ29の出力とレベル比較する。切換えスイッチ3
4の可動接点mは初期状態では、固定接点a側に接続さ
れている。
【0058】レベル比較器37の比較出力を、一対の固
定接点a、bを備え、一方の固定接点aが接地された切
換えスイッチ38の他方の固定接点bに供給し、入力端
子33よりの切換え制御信号CTL1によって、通常は
固定接点接点b側に接続されている可動接点mの出力
を、遅延時間が単位データ時間に等しい遅延器39を通
じて、カウンタ40、41及びANDゲート42に供給
する。
【0059】遅延器35の出力のレベルが切換えスイッ
チ29の出力のレベルより高いとき、レベル比較器37
の出力側がH(高)となり、遅延器35の出力のレベル
が切換えスイッチ29の出力のレベルと同じか、切換え
スイッチ29の出力のレベルより低いときは、レベル比
較器37の出力側がL(低)となる。
【0060】一方のカウンタ40は、通常はその出力側
はLであり、これにレベル比較器37のH出力が遅延器
39を通じて供給されると、図示を省略した、クロック
発生手段よりのクロックの計数を開始し、その計数値が
入力端子43よりの制御信号CTL2の基準値と一致す
ると、その出力がLからHに変化すると共に、計数を停
止して計数値をクリアし、遅延器39を通じたレベル比
較器37の出力がHであれば再び計数を開始し、Lであ
れば計数を行なわない。
【0061】他方のカウンタ41は、通常はその出力側
はHであり、これにレベル比較器37のH出力が遅延器
39を通じて供給されると、図示を省略した、クロック
発生手段よりのクロックの計数を開始し、その各計数値
が入力端子44よりの制御信号CTL3の基準値と一致
すると、その出力がHからLに変化すると共に、計数を
停止して計数値をクリアし、遅延器39を通じたレベル
比較器37の出力がHであれば再び計数を開始し、Lで
あれば計数を行なわない。
【0062】ANDゲート42には、遅延器39を通じ
たレベル比較器37の出力及びカウンタ41の出力が供
給され、その出力によって、切換えスイッチ34が切換
えられる。遅延器39を通じたレベル比較器37の出力
がLのとき(切換えスイッチ29よりの出力のレベルの
方が遅延器35の出力のレベルより高いとき)は、カウ
ンタ41の出力はHであるので、ANDゲート42の出
力はLとなり、切換えスイッチ34の可動接点mは固定
接点a側に切換えられていて、切換えスイッチ34の出
力は、切換えスイッチ29の出力と同じになる。
【0063】遅延器39を通じたレベル比較器37の出
力がHになると(遅延器35の出力のレベルが、切換え
スイッチ29の出力のレベルと同じか、切換えスイッチ
29の出力のレベルより高いとき)は、レベル比較器3
7の出力はHとなり、カウンタ40、41の計数が開始
されるが、カウンタ41の計数値が制御信号CTL2の
基準値に達しないときは、カウンタ41の出力はHであ
るので、ANDゲート42の出力がHとなり、固定接点
aに接続されていた切換えスイッチ34の可動接点mが
固定接点bに接続するように切り換わる。その後、カウ
ンタ41の計数値が制御信号CTL2の基準値と一致す
ると、カウンタ41の出力はHからLに変化し、このた
め、ANDゲート42の出力はLとなって、切換えスイ
ッチ34の可動接点mは、再び固定接点aに接続される
ように切り換えられる。
【0064】切換えスイッチ34の可動接点mが固定接
点bに接続されているときは、切換えスイッチ34、遅
延器35及び減算器36によって閉ループが形成され、
カウンタ40の計数値が制御信号CTL2の基準値に一
致する毎に、遅延器35の出力から1ずつ減算され、そ
の減算出力が遅延器35を通じてレベル比較器37に供
給される。
【0065】そして、切換えスイッチ34の可動接点m
の出力をレベル比較器45に供給して、その出力のレベ
ルを入力端子46からのしきい値TH(基準レベル)と
比較する。そして、切換えスイッチ34の可動接点mの
出力のレベルがしきい値TH以上であれば、出力端子4
7よりの制御信号(図4C)によって、可変フィルタ3
を作動状態(ON状態)(図8A、CのF1の特性)に
する。又、切換えスイッチ34の可動接点mの出力のレ
ベルがしきい値TH未満のときは、出力端子47よりの
制御信号(図4C)によって、可変フィルタ3を非作動
状態(OFF状態)(図8A、CのF2の特性)にす
る。
【0066】次に、図4をも参照して、このレベルピー
クホールド回路32の動作を更に説明する。図4Aは、
切換えスイッチ29の出力を示し、図4Bの実線は、切
換えスイッチ34の出力を示し、破線は図4Aと同じ切
換えスイッチ29の出力を示す。図4Cはレベル比較器
45の比較出力を示す。
【0067】そこで、レベルピークホールド回路回路3
2では、切換えスイッチ29の出力のレベルの傾斜が正
のときは、切換えスイッチ29の出力のレベルが遅延器
35の出力のレベルより大となるので、切換えスイッチ
34の可動接点mは固定接点a側に接続されているた
め、図4Bに示す如く切換えスイッチ34の出力(実
線)は切換えスイッチ29の出力と同じになる。切換え
スイッチ29の出力のレベルの傾斜が、正から負に転じ
る(例えば、Z点で)と、切換えスイッチ34の可動接
点mは固定接点b側に接続されるようになり、切換えス
イッチ29の出力のレベルの傾斜が、減算器36によっ
て、緩くなるように変更される(例えば、線分X)。切
換えスイッチ29の出力のレベルが遅延器35の出力の
レベル以上になると、切換えスイッチ34の出力は切換
えスイッチ29の出力と同じになる。従って、切換えス
イッチ29の出力の傾斜が負になっても、しきい値未満
になり難くなる。但し、図4Cに示す区間Wのように、
減衰時間がカウンタ41の計数値より大きい場合は、カ
ウンタ41の計数値が制御信号CTL2の基準値に達し
た時点で、切換えスイッチ34の可動接点mが固定接点
bから固定接点aに切り換わるので、このカウンタ41
の基準値を大きく取ることによって、長時間のホールド
が可能となる。そして、カウンタ40の計数値によって
負の傾斜の傾きを制御し、カウンタ41の計数値によっ
て、Yの位置、即ち、区間Wの幅が決まることになる。
そして、図4Bから明らかのように、切換えスイッチ2
9の出力(破線)のレベルに比べて、切換えスイッチ3
4の出力のレベルの方が、しきい値より低くなる回数が
少ないことがわかる。
【0068】そして、レベル比較器45の出力は、図4
Cに示すように、切換えスイッチ34の出力がしきい値
を越えると、出力レベルが高(HIGH)になり、しき
い値未満になると出力レベルが低(LOW)になる。こ
の場合、レベル比較器45の出力が高であると、図7の
可変フィルタ3は、図8A、Cに示すF1のフィルタ特
性を呈し(ON領域)、レベル比較器45の出力が低に
なると、図8A、Cに示すF2のフィルタ機能を停止す
る(OFF領域)となる。
【0069】尚、図1の信号レベルのデジタル検出器の
遅延器26乃至切換えスイッチ29までの回路の代わり
に、図5に示すように、平方根回路25の出力側に、切
換えスイッチ52及び遅延器51からなる回路と、切換
えスイッチ56及び遅延器55からなる回路を並列接続
するようにしても良い。
【0070】即ち、平方根回路25の平方根出力を遅延
器51、55に供給して、それぞれ単位データ時間だけ
遅延させる。そして、固定接点a、b、c(cは遊接
点)及び可動接点を有する切換えスイッチ52、56の
各固定接点a、bに、平方根回路25及び遅延器51、
55の各出力を供給するようにする。平方根回路25の
出力を図6A(図2Cを単位データ時間だけ進ませたも
の)に示し、遅延器51、55の出力を、図6B(図2
Cと同じ)に示す。しかして、平方根回路25の出力及
び遅延器51、55の出力は、「(1.5+1.
7)」、「1.5」、「(1.7+1.5)」、「1.
7」が順次繰り返され、しかも単位データ時間だけ位相
の異なる信号である。ここで、「1.5」と示されてい
る部分は、{(1.5 R)2 +(1.5 I)2
1/2 を意味し、「1.7」と示されている部分は、
{(1.7 R)2 +(1.7 I)2 1/2 を意味
し、「(1.5+1.7)」と示されている部分は、
{(1.5 R)2 +(1.7 I)2 1/2を意味
し、「(1.7+1.5)」と示されている部分は、
{(1.7 R)2+(1.5 I)2 1/2 を意味す
る。
【0071】平方根回路23及び遅延器51、55の出
力が切換えスイッチ52、56の各固定接点a、bに供
給され、これら固定接点a、bに対し、各可動接点mが
端子53、57よりの各サンプリングホールド信号S/
H2、S/H3によって切換え接続される。又、各切換
えスイッチ52、56の可動接点m側よりそれぞれ出力
端子54、58が導出されている。
【0072】一方のサンプリングホールド信号S/H2
は、図6Cに示すように、切換えスイッチ52の可動接
点mを、固定接点a、bの「1.5」の得られる側に接
続すると共に、「1.5」の得られない場合には、固定
接点(遊接点)cに接続されるように、切換えスイッチ
52を切換える信号である。尚、切換えスイッチ52の
可動接点mが固定接点(遊接点)cに接続されていると
きは、その直前の「1.5」をホールドさせるようにす
るすることができる。図6Dに、切換えスイッチ52の
出力(出力端子54の出力)を示す。
【0073】他方のサンプリングホールド信号S/H3
は、図6Eに示すように、切換えスイッチ56の可動接
点mを、固定接点a、bの「1.7」の得られる側に接
続すると共に、「1.7」の得られない場合には、固定
接点(遊接点)cに接続されるように、切換えスイッチ
56を切換える信号である。尚、切換えスイッチ56の
可動接点mが固定接点(遊接点)cに接続されていると
きは、その直前の「1.7」をホールドさせるようにす
ることができる。図6Fに、切換えスイッチ56の出力
(出力端子58の出力)を示す。
【0074】図5の具体例において、出力端子54、5
8に、それぞれ図1のレベルピークホールド回路32を
接続することができる。そして、その各ホールド回路3
2の出力を、図1のレベル比較器45と同様の各別のレ
ベル比較に供給して、各別のしきい値と比較し、その各
比較出力に基づいて、図7の可変フィルタ6に対する制
御信号を生成するようにすれば良い。
【0075】
【発明の効果】第1の本発明によれば、入力デジタル信
号のレベルをしきい値と比較して、比較出力を得るレベ
ル比較器を有する信号レベルのデジタル検出回路におい
て、入力デジタル信号のレベル変化幅を圧縮する圧縮手
段を設けてなり、その圧縮手段よりのデジタル信号をレ
ベル比較器に供給して、しきい値と比較するようにした
ので、動作が安定となり、レベル検出器のしきい値の調
整が不要となり、レベル検出器のしきい値の設定が容易
で、入力デジタル信号の頻繁なレベル変動に拘らず、レ
ベル比較器から安定した比較出力を得ることのできる信
号レベルのデジタル検出回路を得ることができる。
【0076】第2の本発明によれば、第1の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、圧縮手段の圧縮
率は変更可能にしたので、第1の本発明の効果に加え
て、入力デジタル信号の変動及びしきい値に応じて、適
切な圧縮率を選定することのできる信号レベルのデジタ
ル検出回路を得ることができる。
【0077】第3の本発明によれば、第1の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、圧縮手段は、入
力デジタル信号のレベル変化の傾斜が正及び負のうちの
一方の極性から他方の極性に変化したときに圧縮を開始
し、入力デジタル信号のレベル及び圧縮されたデジタル
信号のレベルの大小関係が反転したとき圧縮を終了する
ようにしたので、第1の本発明の効果に加えて、レベル
比較器に対する入力デジタル信号の変動及びしきい値に
応じて、比較出力の安定度の調整を行なうことのできる
信号レベルのデジタル検出回路を得ることができる。
【0078】第4の本発明によれば、第1の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、圧縮手段は、入
力デジタル信号のレベル変化の傾斜が正及び負のうちの
一方の極性から他方の極性に変化したときに圧縮を開始
し、入力デジタル信号のレベル変化の傾斜が他方の極性
から一方の極性に変化してから所定時間後に圧縮を解除
するようにしたので、第1の本発明の効果に加えて、レ
ベル比較器に対する入力デジタル信号の変動及びしきい
値に応じて、比較出力の安定度の調整を行なうことので
きる信号レベルのデジタル検出回路を得ることができ
る。
【0079】第5の本発明によれば、第4の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、所定時間は変更
可能であるようにしたので、レベル比較器に対する入力
デジタル信号の変動及びしきい値に応じて、比較出力の
安定度の調整を一層容易に行なうことのできる信号レベ
ルのデジタル検出回路を得ることができる。
【0080】第6の本発明によれば、第1の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、複数の入力デジ
タル信号の時分割信号を供給して、複数の入力デジタル
信号のうち最もレベルの高い入力デジタル信号を選択す
る選択手段を設けてなり、その選択手段よりの入力デジ
タル信号をレベル比較器に供給して、しきい値と比較す
るようにしたので、第1の本発明の効果に加えて、回路
構成が簡単となって、電力消費の少ない信号レベルのデ
ジタル検出回路を得ることができる。
【0081】第7の本発明によれば、第1の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、入力デジタル信
号は、被変調信号のデジタル化信号の所定周波数成分
が、周波数軸上で、その所定周波数から0Hzに周波数
シフトされた信号であるようにしたので、第1の本発明
の効果に加えて、被変調信号のデジタル化信号の所定周
波数成分の信号レベルを容易に検出することのできる信
号レベルのデジタル検出回路を得ることができる。
【0082】第8の本発明によれば、第6の本発明の信
号レベルのデジタル検出回路において、複数の入力デジ
タル信号は、被変調信号のデジタル化信号の互いに異な
る周波数の複数の周波数成分であるようにしたので、第
6の本発明の効果に加えて、被変調信号のデジタル化信
号の互いに異なる周波数の周波数成分の信号レベルを容
易に検出することのできる信号レベルのデジタル検出回
路を得ることができる。
【0083】第9の本発明によれば、被変調信号のデジ
タル化信号の互いに異なる周波数の複数の周波数成分で
ある複数の入力デジタル信号の時分割信号を各別の複数
の入力デジタル信号に分離する分離手段と、その分離手
段からの複数の入力デジタル信号の各レベル変化幅を各
別に圧縮する複数の圧縮手段と、その複数の圧縮手段か
らの圧縮された複数のデジタル信号の各レベルを、各別
のしきい値と比較して各別の比較出力を得る複数のレベ
ル比較器とを有するので、被変調信号のデジタル化信号
の互いに異なる周波数の周波数成分の信号レベルを容易
に検出することのできる信号レベルのデジタル検出回路
を得ることができる。
【0084】第10の本発明によれば、FM映像信号及
びそのFM映像信号の帯域の低域側のFM音声信号を混
合して、記録媒体に記録するようにした映像及び音声信
号の記録装置において、FM映像信号のデジタル化信号
が供給される、FM音声信号の帯域を阻止するデジタル
可変フィルタと、デジタル化FM映像信号の側波帯の所
定周波数成分を、周波数軸上で、その所定周波数から0
Hzに周波数シフトする周波数シフト手段と、その周波
数シフト手段よりのデジタル信号のレベル変化幅を圧縮
する圧縮手段と、その圧縮手段からのデジタル信号のレ
ベルをしきい値と比較して、比較出力を得るレベル比較
器とを有し、そのレベル比較器の比較出力に応じて、デ
ジタル可変フィルタの特性を可変し、デジタル可変フィ
ルタより出力されたデジタル化FM映像信号をアナログ
信号に戻した後、FM音声信号に加算して、記録媒体に
記録するようにしたので、映像信号処理回路の回路規模
が小さくなって部品点数が少なくなり、消費電力が低減
し、動作が安定し、側波帯検出器のしきい値の設定が容
易にとなり、素子感度や温度特性を考慮した側波帯検出
器のしきい値の無調整化が可能で、しかも、再生映像の
見た目の解像度が向上し、画質の鮮鋭度の向上を図るこ
とのできる映像及び音声信号の記録装置を得ることがで
きる。
【0085】第11の本発明によれば、第10の本発明
の映像及び音声信号の記録装置において、周波数シフト
手段は、直角二相変調器であるので、第10の本発明と
同様の効果の得られる映像及び音声信号の記録装置を得
ることができる。
【0086】第12の本発明によれば、第10の本発明
の映像及び音声信号の記録装置において、圧縮手段から
のデジタル信号のレベルがしきい値より高いときは、デ
ジタル可変フィルタのFM音声信号の帯域を阻止する特
性を強調すると共に、圧縮手段からのデジタル信号のレ
ベルがしきい値以下のときは、デジタル可変フィルタの
FM音声信号の帯域を阻止する特性を緩和するようにし
たので、第10の本発明の効果に加えて、デジタル化F
M映像信号の側波帯の検出レベルが所定基準レベル以下
のときは、デジタル化FM映像信号の側波帯があまり失
われずに記録されるので、再生映像の見た目の解像度が
向上し、画質の鮮鋭度の向上を図ることのできる映像及
び音声信号の記録装置を得ることができる。
【0087】第13の本発明によれば、第10の本発明
の映像及び音声信号の記録装置において、圧縮手段から
のデジタル信号のレベルがしきい値より高いときは、デ
ジタル可変フィルタのFM音声信号の帯域を阻止する特
性をそのままとすると共に、圧縮手段からのデジタル信
号のレベルがしきい値以下のときは、デジタル可変フィ
ルタのFM音声信号の帯域の阻止を解除するようにした
ので、第10の本発明の効果に加えて、デジタル化FM
映像信号の側波帯の検出レベルが所定基準レベル以下の
ときは、デジタル化FM映像信号の側波帯が殆ど失われ
ずに記録されるので、再生映像の見た目の解像度が頗る
向上し、画質の鮮鋭度の一層の向上を図ることのできる
映像及び音声信号の記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の具体例の信号レベルのデ
ジタル検出回路を示すブロック線図である。
【図2】図1の具体例の動作説明に供するタイミングチ
ャートである。
【図3】FM信号の振幅の説明図である。
【図4】図1の具体例の動作説明に供する波形図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の他の具体例の信号レベル
のデジタル検出回路を示すブロック線図である。
【図6】図5の具体例の動作説明に供するタイミングチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の形態の具体例の映像及び音声信
号の記録装置を示すブロック線図である。
【図8】A 記録しようとする信号の周波数アロケーシ
ョン及びデジタル可変フィルタの周波数特性を重ねて示
した特性図である。B 記録しようとする信号の周波数
アロケーションを示す特性図である。C デジタル可変
フィルタの周波数特性を示す特性図である。
【図9】映像及び音声信号の記録装置の従来例を示すブ
ロック線図である。
【図10】映像及び音声信号の記録装置の他の従来例を
示すブロック線図である。
【符号の説明】
1…デジタル映像信号処理回路、2…デジタル信号処理
回路、3…可変フィルタ、4…側波帯検出回路、7…直
角二相変調器、8…信号レベルのデジタル検出回路、1
0…D/A変換器、11…加算器、12…増幅器、13
…回転磁気ヘッド、14…磁気テープ、22…二乗回
路、23…加算器、24…遅延器、25…平方根回路、
26…遅延器、27…切換えスイッチ、29…切換えス
イッチ、30…遅延器、32…ピークホールド回路、3
4…切換えスイッチ、35…遅延器、36…減算器、3
7…レベル比較器、38…切換えスイッチ、40…カウ
ンタ、41…カウンタ、42…ANDゲート

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力デジタル信号のレベルをしきい値と
    比較して、比較出力を得るレベル比較器を有する信号レ
    ベルのデジタル検出回路において、 上記入力デジタル信号のレベル変化幅を圧縮する圧縮手
    段を設けてなり、 該圧縮手段よりのデジタル信号を上記レベル比較器に供
    給して、上記しきい値と比較するようにしたことを特徴
    とする信号レベルのデジタル検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 上記圧縮手段の圧縮率は変更可能であることを特徴とす
    る信号レベルのデジタル検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 上記圧縮手段は、上記入力デジタル信号のレベル変化の
    傾斜が正及び負のうちの一方の極性から他方の極性に変
    化したときに圧縮を開始し、上記入力デジタル信号のレ
    ベル及び上記圧縮されたデジタル信号のレベルの大小関
    係が反転したとき圧縮を終了することを特徴とする信号
    レベルのデジタル検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 上記圧縮手段は、上記入力デジタル信号のレベル変化の
    傾斜が正及び負のうちの一方の極性から他方の極性に変
    化したときに圧縮を開始し、上記入力デジタル信号のレ
    ベル変化の傾斜が上記他方の極性から上記一方の極性に
    変化してから所定時間後に圧縮を解除するようにしたこ
    とを特徴とする信号レベルのデジタル検出回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 上記所定時間は変更可能であることを特徴とする信号レ
    ベルのデジタル検出回路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 複数の入力デジタル信号の時分割信号を供給して、上記
    複数の入力デジタル信号のうち最もレベルの高い入力デ
    ジタル信号を選択する選択手段を設けてなり、 該選択手段よりの入力デジタル信号を上記レベル比較器
    に供給して、上記しきい値と比較するようにしたことを
    特徴とする信号レベルのデジタル検出回路。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 上記入力デジタル信号は、被変調信号のデジタル化信号
    の所定周波数成分が、周波数軸上で、その所定周波数か
    ら0Hzに周波数シフトされた信号であることを特徴と
    する信号レベルのデジタル検出回路。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の信号レベルのデジタル
    検出回路において、 上記複数の入力デジタル信号は、被変調信号のデジタル
    化信号の互いに異なる周波数の複数の周波数成分である
    ことを特徴とする信号レベルのデジタル検出回路。
  9. 【請求項9】 被変調信号のデジタル化信号の互いに異
    なる周波数の複数の周波数成分である複数の入力デジタ
    ル信号の時分割信号を各別の複数の入力デジタル信号に
    分離する分離手段と、 該分離手段からの複数の入力デジタル信号の各レベル変
    化幅を各別に圧縮する複数の圧縮手段と、 該複数の圧縮手段からの圧縮された複数のデジタル信号
    の各レベルを、各別のしきい値と比較して各別の比較出
    力を得る複数のレベル比較器とを有することを特徴とす
    る信号レベルのデジタル検出回路。
  10. 【請求項10】 FM映像信号及び該FM映像信号の帯
    域の低域側のFM音声信号を混合して、記録媒体に記録
    するようにした映像及び音声信号の記録装置において、 上記FM映像信号のデジタル化信号が供給される、FM
    音声信号の帯域を阻止するデジタル可変フィルタと、 上記デジタル化FM映像信号の側波帯の所定周波数成分
    を、周波数軸上で、その所定周波数から0Hzに周波数
    シフトする周波数シフト手段と、 該周波数シフト手段よりのデジタル信号のレベル変化幅
    を圧縮する圧縮手段と、 該圧縮手段からのデジタル信号のレベルをしきい値と比
    較して、比較出力を得るレベル比較器とを有し、 該レベル比較器の比較出力に応じて、上記デジタル可変
    フィルタの特性を可変し、上記デジタル可変フィルタよ
    り出力された上記デジタル化FM映像信号をアナログ信
    号に戻した後、上記FM音声信号に加算して、上記記録
    媒体に記録することを特徴とする映像及び音声信号の記
    録装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の映像及び音声信号
    の記録装置において、 上記周波数シフト手段は、直角二相変調器であることを
    特徴とする映像及び音声信号の記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の映像及び音声信号
    の記録装置において、 上記圧縮手段からのデジタル信号のレベルがしきい値よ
    り高いときは、上記デジタル可変フィルタの上記FM音
    声信号の帯域を阻止する特性を強調すると共に、 上記圧縮手段からのデジタル信号のレベルが上記しきい
    値以下のときは、上記デジタル可変フィルタの上記FM
    音声信号の帯域を阻止する特性を緩和するようにしたこ
    とを特徴とする映像及び音声信号の記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の映像及び音声信号
    の記録装置において、 上記圧縮手段からのデジタル信号のレベルがしきい値よ
    り高いときは、上記デジタル可変フィルタの上記FM音
    声信号の帯域を阻止する特性をそのままとすると共に、 上記圧縮手段からのデジタル信号のレベルが上記しきい
    値以下のときは、上記デジタル可変フィルタの上記FM
    音声信号の帯域の阻止を解除するようにしたことを特徴
    とする映像及び音声信号の記録装置。
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