JPH11177732A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH11177732A
JPH11177732A JP9354087A JP35408797A JPH11177732A JP H11177732 A JPH11177732 A JP H11177732A JP 9354087 A JP9354087 A JP 9354087A JP 35408797 A JP35408797 A JP 35408797A JP H11177732 A JPH11177732 A JP H11177732A
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JP
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communication
communication management
mode
management information
report
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JP9354087A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Nishimura
達男 西村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信管理レポートの有用性を維持しつつ、通
信の秘密を守ることができる通信端末装置を提供するこ
と。 【解決手段】 動作モードを通常モードまたは通信管理
情報秘匿モードのいずれかに設定するモード設定手段
と、前記通常モードに設定されているときに行われた通
信についての通信管理情報は通信管理テーブルに登録す
る一方、前記通信管理情報秘匿モードに設定されている
ときに行われた通信についての通信管理情報は前記通信
管理テーブルに登録しない登録制御手段とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
し、特に、通信を行った際に得られる当該通信に関連し
た情報を通信管理情報として通信管理テーブルに順次登
録する一方、前記通信管理テーブルの登録内容に基づい
た通信管理レポートを所定のタイミングで出力する通信
端末装置に関する。
【0002】ファクシミリ装置等の通信端末装置におい
ては、個人的な用件についての通信など、意図的に通信
の秘密を守りたい場合がある。通信の秘密を守る手法と
しては、例えば、特開平8−65527号公報に見られ
る技術のように、通信情報そのものを暗号化して送信す
るようにするものがある。
【0003】一方、ファクシミリ装置を例に挙げれば、
送信または受信の各通信が行われる毎に、それら各通信
に関連して得られる、送信または受信日付(及び日
時)、ファクシミリ通信におけるプロトコル手順におい
て相手先ファクシミリ装置から通知された相手先ファク
シミリ番号や相手先名称、交信モードがG3かあるいは
G4かの別、送信または受信電文情報の解像度、通信時
間、送受信された電文情報のページ数、送信結果が正常
か異常かの別、通信料金等の各項目等で構成される通信
管理情報を、ファイル番号等の各通信を特定するための
識別情報を付加して、通信管理テーブルに順次記憶・登
録するものがある。
【0004】そして、通信管理テーブルの登録内容を、
所定のタイミング、具体的には、定期的に、一定件数の
通信管理情報が蓄積される毎に、または、ユーザによる
強制出力を指示する入力に応じて、所定フォーマットで
ディスプレイに表示出力したり、プロッタにより記録出
力したりする目的に使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのように、通信管理
レポートを出力することは、各通信の結果を確認した
り、管理するために有用である。しかし、その反面、特
定の通信についての、通信相手先の電話番号や、通信相
手先の名称等の通信相手先を識別できる情報を含む通信
管理情報を、当該特定の通信の当事者、すなわち、当該
特定の通信により、通信情報を送信したり、または、通
信情報を受信した者が、秘密にしたい所望したとして
も、後に出力される通信管理レポートに記載されてしま
い、通信の秘密が漏洩してしまうおそれがあるという問
題点があった。
【0006】本発明は、係る事情に鑑みてなされたもの
であり、通信管理レポートの有用性を維持しつつ、通信
の秘密を守ることができる通信端末装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の通信端末装置は、通信を行った際に
得られる当該通信に関連した情報を通信管理情報として
通信管理テーブルに順次登録する一方、前記通信管理テ
ーブルの登録内容に基づいた通信管理レポートを所定の
タイミングで出力する通信端末装置において、動作モー
ドを通常モードまたは通信管理情報秘匿モードのいずれ
かに設定するモード設定手段と、前記通常モードに設定
されているときに行われた通信についての通信管理情報
は前記通信管理テーブルに登録する一方、前記通信管理
情報秘匿モードに設定されているときに行われた通信に
ついての通信管理情報は前記通信管理テーブルに登録し
ない登録制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の通信端末装置は、請求項1
記載の通信端末装置において、前記通信管理情報秘匿モ
ードに設定されているときに行われた通信が送信である
場合には、当該送信についての通信管理情報に基づく送
信結果レポートを出力するレポート出力手段を更に備え
たことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の通信端末装置は、通信を行
った際に得られる当該通信に関連した情報を通信管理情
報として通信管理テーブルに順次登録する一方、前記通
信管理テーブルの登録内容に基づいた通信管理レポート
を所定のタイミングで出力する通信端末装置において、
前記通信管理情報には通信相手先識別情報が含まれる一
方、動作モードを通常モードまたは通信管理情報秘匿モ
ードのいずれかに設定するモード設定手段と、前記通常
モードに設定されているときに行われた通信についての
通信管理情報は前記通信管理テーブルにそのまま登録す
る一方、前記通信管理情報秘匿モードに設定されている
ときに行われた通信についての通信管理情報について
は、前記通信相手先識別情報を除外して前記通信管理テ
ーブルに登録する登録制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
通信端末装置としてのファクシミリ装置1のブロック構
成を示している。
【0012】同図において、ファクシミリ装置1は、C
PU2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プロッタ
6、操作表示部7、符号化復号化部8、通信制御部9、
モデム10、網制御部11、及び、システムバス12に
より構成されている。
【0013】CPU2は、ROM3書き込まれた制御プ
ログラムに従って、RAM4を作業領域として使用しな
がら、装置各部を制御するものである。
【0014】ROM3は、前述したように、CPU2が
上記装置各部を制御するための制御プログラムが記憶さ
れているリードオンリメモリである。また、ROM3に
は、各文字コードにフォントデータを対応付けたフォン
トテーブル3aが記憶されていて、システム制御部2
は、文字列を画情報に変換する場合には、フォントテー
ブル3aを参照する。
【0015】RAM4は、前述したようにCPU2の作
業領域として使用されるランダムアクセスメモリであ
る。なお、RAM4は、図示しないバックアップ用回路
によりバックアップされており、装置電源遮断時にも記
憶内容は保持される。そのRAM4には、後述するよう
に、図4、図6または図8に示す通信管理テーブル4a
が記憶されている。
【0016】ここで、RAM4の通信管理テーブル4a
について、図4を例に挙げて説明する。同図において、
通信管理テーブル4aは、各ファクシミリ通信(送信ま
たは受信)毎の通信管理情報のレコードにより構成され
ている。
【0017】そして、各レコードは、通信が行われた日
を示す「日付」のフィールド、通信が行われた時刻を示
す「時間」のフィールド、通信相手先の電話番号や、通
信相手先の名称等の通信相手先識別情報を示す「相手先
名称」のフィールド、交信が電話回線を介したG3交信
であったか、または、ISDN回線を介したG4交信の
いずれであったかを示す「交信モード」のフィールド、
送受信されたファクシミリ画情報のページ数を示す「枚
数」のフィールド、及び、送信が正常に行われたか否か
を示す「結果」のフィールドにより構成されている。ま
た、各通信毎のレコードは、送信と受信とで分けて管理
されている。
【0018】通信管理テーブル4aの登録内容は、従来
と同様に、所定のタイミング、具体的には、定期的に、
一定件数の通信管理情報が蓄積される毎に、または、ユ
ーザによる強制出力を指示する操作表示部7から入力に
応じて、所定フォーマットでディスプレイに表示出力さ
れたれ、プロッタ6により記録出力される。
【0019】図1に戻って、スキャナ5は、3.85本
/mm、7.7本/mm、15.4本/mm等の所定の
読み取り線密度で原稿画像を読み取って画情報を得るた
めのものである。
【0020】プロッタ6は、受信した画情報を、その線
密度に応じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った
画情報を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)
するためのものである。
【0021】操作表示部7は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される
一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するも
のである。
【0022】図2に、本実施の形態と直接関係する部分
以外は、図示を省略した操作表示部7の配置構成例を示
す。
【0023】同図において、テンキー7aは、送信相手
先ファックス番号等を直接指定したり、短縮ダイヤルで
指定したりするため等に用いられるものである。[スタ
ート]キー7bは、ファクシミリ送信動作の開始や、コ
ピー動作の開始を指示するためのものである。[ストッ
プ]キー7cは、各種動作の強制的な停止を指示するた
めのものである。
【0024】[通信管理情報秘匿モード]設定キー7d
は、押下される毎に、通常モードと通信管理情報秘匿モ
ードとを切換設定するものである。インジケータランプ
7diは、[通信管理情報秘匿モード]設定キー7dに
より、通信管理情報秘匿モードに設定されると点灯し、
通常モードに戻ると消灯するものである。図において
は、通信管理情報秘匿モードに設定されていて、インジ
ケータランプ7diが点灯している。
【0025】[レポート不記載モード]設定キー7e、
[送信結果個別出力モード]設定キー7f、及び、[相
手先不記載モード]設定キー7gは、[通信管理情報秘
匿モード]設定キー7dにより、通信管理情報秘匿モー
ドに設定されている場合に限り、押下が有効となるキー
で、通信管理情報秘匿モードにおける通信管理情報の秘
匿形態を更に詳細に設定するためのものである。
【0026】すなわち、[レポート不記載モード]設定
キー7eが押下されると、レポート不記載モードに設定
され、[送信結果個別出力モード]設定キー7fが押下
されると、送信結果個別出力モードに設定され、[相手
先不記載モード]設定キー7gが押下されると、相手先
不記載モードに設定される。
【0027】インジケータランプ7ei、7fi、7g
iは、それぞれ、レポート不記載モード、送信結果個別
出力モード、または、相手先不記載モードに設定される
と点灯し、設定が解除されると消灯するものである。図
においては、レポート不記載モードが設定されていて、
インジケータランプ7eiが点灯している。
【0028】CPU2は、操作表示部7における、通信
管理情報秘匿モードまたは通常モードであるかの設定状
態、及び、通信管理情報秘匿モードである場合におい
て、レポート不記載モードであるか、送信結果個別出力
モードであるか、または、相手先不記載モードであるか
の設定状態をフラグの値としてRAM4に記憶するこ
で、現在のモードの設定状態を知ることができる。
【0029】さて、図1に戻って、符号化復号化部8
は、送信画像データを、G3ファクシミリやG4ファク
シミリに適合する、MH符号化方式、MR符号化方式、
MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮す
る一方、受信画像データをMH符号化方式、MR符号化
方式、MMR符号化方式等に対応する所定の復号化方式
で復号伸長するものである。
【0030】通信制御部9は、回線20が電話回線であ
る場合に、モデム10及び網制御部11を制御してG3
ファクシミリ通信を行う一方、回線20がISDNであ
る場合に網制御部11を介してG4ファクシミリ通信を
行うものである。モデム10は、G3ファクシミリモデ
ムであり、網制御部11を介して回線20に送信するデ
ータを変調する一方、網制御部11を介して受信した信
号を復調するものである。また、モデム10は、入力さ
れたダイヤル番号に対応してDTMF信号の送出も行
う。網制御部11は、電話回線20に接続されて、回線
の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検出、
回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン(話し
中)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回線と
の接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うものであ
る。システムバス12は、上記各部がデータをやり取り
するための信号ラインである。
【0031】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置1における通信制御手順について、図3を参照し
て説明する。
【0032】同図において、CPU2は、ファクシミリ
送信が開始されたか、すなわち、スキャナ5に原稿がセ
ットされて、送信宛先が指定されて、スタートキー7b
が押下されたか、または、ファクシミリ受信が開始され
たか、すなわち、網制御部11に着信があったかを監視
している(判断101のNo、判断102ループ)。
【0033】そして、ファクシミリ送信が開始されると
(判断101のYes)、G3またはG4ファクシミリ
プロトコルに基づいたファクシミリ送信処理を行い、ス
キャナ5にセットされた原稿を読み取って送信する(処
理103)。また、ファクシミリ受信が開始されると
(判断102のYes)、G3またはG4ファクシミリ
プロトコルに基づいたファクシミリ受信処理を行い、受
信した画情報を、プロッタ6により記録紙に記録出力す
る(処理104)。
【0034】処理103または処理104における通信
(送信または受信)が終了すると、通信管理情報秘匿モ
ードであるかを判断し、操作表示部7の[通信管理情報
秘匿モード]設定キー7dにより、通信管理情報秘匿モ
ードではなく通常モードに設定されている場合には(判
断105のNo)、処理103または処理104におけ
る通信に関連して得られた通信管理情報、すなわち、送
信または受信の「日付」、「時刻」、G3またはG4フ
ァクシミリプロトコルにより通信相手先装置から通知さ
れてきた相手先電話番号または通信相手先名称、交信モ
ード、通信したファクシミリ文書のページ数、通信の結
果等を、前述したように、通信管理テーブル4aに登録
する(処理106)。そして、判断101に戻る。
【0035】通信管理情報秘匿モードに設定されている
場合には(判断105のYes)、更に、レポート不記
載モードに設定されているかを判断し(判断107)、
レポート不記載モードに設定されている場合には(判断
107のYes)、通信管理情報を通信管理テーブル4
aに登録することなく、判断101に戻る。
【0036】レポート不記載モードに設定されていない
場合には(判断107のNo)、更に、相手先不記載モ
ードに設定されているかを判断し(判断108)、相手
先不記載モードに設定されている場合には(判断108
のYes)、相手先名称のフィールドへの通信相手先番
号や通信相手先名称の登録を除外した通信管理情報を通
信管理テーブル4aに登録する。そして、判断101に
戻る。
【0037】レポート不記載モードでもなく(判断10
7のNo)、相手先不記載モードでもない場合(判断1
08のNo)、すなわち、送信結果個別出力モードに設
定されている場合には、判断105の前に行われた通信
がファクシミリ送信であったか否かを判断し(判断11
0)、ファクシミリ受信であった場合には(判断110
のNo)、何もしないで判断101に戻るが、ファクシ
ミリ送信であった場合には(判断110のYes)、当
該ファクシミリ送信についての通信管理情報に基づいた
送信結果レポートを、フォントテーブル3aを参照しつ
つ作成して、プロッタ6により記録出力する(処理11
1)。なお、その場合、送信結果レポートを表示器7h
に表示出力してもよい。
【0038】以上の通信制御手順における通信管理テー
ブル4aの登録例と、その通信管理テーブル4aの登録
内容に基づいて出力される通信管理レポート等の具体例
について、以下説明する。
【0039】先ず、図4は、少なくとも97年5月26
日17時30分から97年5月30日17時30分まで
の間は、通信管理情報秘匿モードに設定されることな
く、継続的に通常モードであった場合の通信管理テーブ
ル4aを示していて、処理103または処理104で行
われた通信についての通信管理情報は全て図3の処理1
06により登録されている。
【0040】すなわち、通常モードにおいては、従来と
同様に通信管理情報は、無条件に通信管理テーブル4a
に登録される。
【0041】図5は、図4の通信管理テーブル4aの登
録内容に基づいて、前述したように所定のタイミングで
出力された、通信管理レポートの出力例を示している。
当然に各通信管理情報は、無条件に記載されている。
【0042】図6は、少なくとも97年5月26日17
時30分から97年5月28日17時20分までの間
は、通常モードに設定されていたが、それ以降は、通信
管理情報秘匿モードに設定され、更に、レポート不記載
モード、または、送信結果個別出力モードに設定されて
いた場合の通信管理テーブル4aを示していて、処理1
03または処理104で行われた通信についての通信管
理情報は、97年5月28日17時20分までの分は、
無条件に登録されているが、それ以降に行われた通信に
ついての通信管理情報は、登録されていない。
【0043】図7は、図6の通信管理テーブル4aの登
録内容に基づいて、前述したように所定のタイミングで
出力された、通信管理レポートの出力例を示している。
当然に97年5月28日17時20分までの分の通信管
理情報は、無条件に記載されているが、それ以降に行わ
れた通信についての通信管理情報は、記載されておら
ず、通信の秘密を守ることができる。
【0044】図8は、少なくとも97年5月26日17
時30分から97年5月28日17時20分までの間
は、通常モードに設定されていたが、それ以降は、通信
管理情報秘匿モードに設定され、更に、相手先不記載モ
ードに設定されていた場合の通信管理テーブル4aを示
していて、処理103または処理104で行われた通信
についての通信管理情報は、97年5月28日17時2
0分までの分は、無条件登録されているが、それ以降に
行われた通信についての通信管理情報は、相手先名称の
フィールドが除外されて登録されている。
【0045】図9は、図8の通信管理テーブル4aの登
録内容に基づいて、前述したように所定のタイミングで
出力された、通信管理レポートの出力例を示している。
当然に97年5月28日17時20分までの分の通信管
理情報は、無条件に記載されているが、それ以降に行わ
れた通信についての通信管理情報は、相手先名称のフィ
ールドが除外されて記載されており、通信の秘密を守る
ことができる。また、相手先名称が記載されいなくて
も、いつ、どのような通信が行われたかについての確認
は、十分に行うことができ、通信の秘密を守るために、
通信管理レポートの有用性が損なわれてしまうことを最
小限に抑えることができる。
【0046】図10に、処理111で出力される送信結
果レポートの出力例を示す。送信結果個別出力モードで
は、図7に示したように、通信管理レポートに、通信管
理情報が記載されずに、通信を秘密を保持できるばかり
でなく、図10に示すように、送信結果レポートが各送
信について出力されて、各送信に係るオペレータにの
み、通信の結果を通知できる。なお、判断110におい
て、ファクシミリ送信ではなくファクシミリ受信である
場合に(判断110のNo)、何もしないで判断101
に戻るのではなく、処理109を行ってから、判断10
1に戻るようにしてもよく、その場合、ファクシミリ受
信については、相手先名称を除外した通信管理情報を通
信管理レポートに記載でき、通信の秘密を守ることと、
通信管理レポートの有用性の維持とを両立できる。
【0047】このように、本実施の形態によれば、設定
されたモードに応じた秘匿形態で、通信管理情報を必要
に応じて秘匿することができる。
【0048】なお、以上説明した実施の形態において
は、レポート不記載モードや、送信結果個別出力モード
時には、通信管理情報を通信管理テーブル4aに登録し
ないようにすることで、通信管理テーブル4aの登録内
容をそのまま通信管理レポートとして出力する従来の方
法で、レポート不記載モードや、送信結果個別出力モー
ド時における通信に係る通信管理情報を不記載とするよ
うにしたが、レポート不記載モードや、送信結果個別出
力モード時における通信に係る通信管理情報を通信管理
テーブル4aに識別可能に登録して、通信管理レポート
の出力のために読み出す際に、レポート不記載モード
や、送信結果個別出力モード時における通信に係る通信
管理情報を除外するようにすることでも、レポート不記
載モードや、送信結果個別出力モード時における通信に
係る通信管理情報を不記載とすることができる。相手先
不記載モードについても同様である。ただし、その場
合、結果的にレポートとして出力しない通信管理情報を
無駄に登録・記憶したりしなければならない弊害があ
る。
【0049】また、以上説明した実施の形態において
は、本発明を通信端末装置の1つであるファクシミリ装
置に適用したが、本発明は、それに限らず、通信管理レ
ポート出力機能を備えた種々の通信端末装置に適用可能
なものである。
【0050】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、オペレー
タの都合によって前記モード設定手段により通常モード
に設定しておけば、その通常モード時に行われた通信に
ついての通信管理情報は、従来通りに前記通信管理テー
ブルに登録されて、通信管理レポートに記載されるた
め、通信の結果を確認したり管理したりできるという、
通信通信管理レポートの有用性は維持できる。そして、
オペレータの都合によって前記モード設定手段により通
信管理情報秘匿モードに設定しておけば、その通信管理
情報秘匿モード時に行われた通信についての通信管理情
報は、前記通信管理テーブルには登録されないため、通
信管理レポートにも記載されず、通信の秘密を守ること
ができる。特に、コンビニエンスストア等に設置され
て、不特定多数の利用者により使用されるファクシミリ
装置等の通信端末装置においては、個人情報である通信
管理情報が他人に見られることがないため、特に有意義
である。
【0051】請求項2に係る発明によれば、オペレータ
の都合によって前記モード設定手段により通信管理情報
秘匿モードに設定しているときに行われた通信が送信で
ある場合には、当該送信についての通信管理情報に基づ
く送信結果レポートが出力されるため、通信管理情報秘
匿モードであるために、前記通信管理テーブルには登録
されず、結果として前記通信管理レポートには通信管理
情報が記載されない送信についての送信結果を、当該送
信を行ったオペレータのみに通知できる。したがって、
オペレータは、通信の秘密を守りつつ送信を行え、自分
が行った送信についてはその送信結果を知ることができ
る。
【0052】請求項3に係る発明によれば、オペレータ
の都合によって前記モード設定手段により通常モードに
設定しておけば、その通常モード時に行われた通信につ
いての通信管理情報は、従来通りに前記通信管理テーブ
ルにそのまま登録されて、通信管理レポートに記載され
るため、通信の結果を確認したり管理したりできるとい
う、通信通信管理レポートの有用性は維持できる。そし
て、オペレータの都合によって前記モード設定手段によ
り通信管理情報秘匿モードに設定しておけば、その通信
管理情報秘匿モード時に行われた通信についての通信管
理情報は、通信管理情報の中で、最も通信の秘密に関わ
る項目である、通信相手先番号や通信相手先名称等の通
信相手先識別情報を除外して前記通信管理テーブルに登
録され、通信管理レポートには通信相手先識別情報が記
載されないため、通信の秘密をほぼ守ることができるば
かりでなく、通信相手先識別情報以外については、通信
の結果を確認したり管理したりすることができるため、
通信通信管理レポートの有用性をいっそう維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置として
のファクシミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の、本実施の形態と直接関係する部分以外は
図示を省略した配置構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける通信制御手順を示すフローチャートである。
【図4】通信管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】通信管理レポートの一例を示す図である。
【図6】通信管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】通信管理レポートの一例を示す図である。
【図8】通信管理テーブルの一例を示す図である。
【図9】通信管理レポートの一例を示す図である。
【図10】送信結果レポートの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 3a フォントテーブル 4 RAM 4a 通信管理テーブル 5 スキャナ 6 プロッタ 7 操作表示部 7a テンキー 7b [スタート]キー 7c [ストップ]キー 7d [通信管理情報秘匿モード]設定キー 7di インジケータランプ 7e [レポート不記載モード]設定キー 7ei インジケータランプ 7f [送信結果個別出力モード]設定キー 7fi インジケータランプ 7g [相手先不記載モード]設定キー 7gi インジケータランプ 7h 表示器 8 符号化復号化部 9 通信制御部 10 モデム 11 網制御部 12 システムバス 20 回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信を行った際に得られる当該通信に関
    連した情報を通信管理情報として通信管理テーブルに順
    次登録する一方、前記通信管理テーブルの登録内容に基
    づいた通信管理レポートを所定のタイミングで出力する
    通信端末装置において、 動作モードを通常モードまたは通信管理情報秘匿モード
    のいずれかに設定するモード設定手段と、前記通常モー
    ドに設定されているときに行われた通信についての通信
    管理情報は前記通信管理テーブルに登録する一方、前記
    通信管理情報秘匿モードに設定されているときに行われ
    た通信についての通信管理情報は前記通信管理テーブル
    に登録しない登録制御手段とを備えたことを特徴とする
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記通信管理情報秘匿モードに設定され
    ているときに行われた通信が送信である場合には、当該
    送信についての通信管理情報に基づく送信結果レポート
    を出力するレポート出力手段を更に備えたことを特徴と
    する請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 通信を行った際に得られる当該通信に関
    連した情報を通信管理情報として通信管理テーブルに順
    次登録する一方、前記通信管理テーブルの登録内容に基
    づいた通信管理レポートを所定のタイミングで出力する
    通信端末装置において、 前記通信管理情報には通信相手先識別情報が含まれる一
    方、動作モードを通常モードまたは通信管理情報秘匿モ
    ードのいずれかに設定するモード設定手段と、前記通常
    モードに設定されているときに行われた通信についての
    通信管理情報は前記通信管理テーブルにそのまま登録す
    る一方、前記通信管理情報秘匿モードに設定されている
    ときに行われた通信についての通信管理情報について
    は、前記通信相手先識別情報を除外して前記通信管理テ
    ーブルに登録する登録制御手段とを備えたことを特徴と
    する通信端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005041610A1 (ja) 2003-10-29 2005-05-06 Fujitsu Limited 無線装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005041610A1 (ja) 2003-10-29 2005-05-06 Fujitsu Limited 無線装置

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