JPH11177693A - 回線監視システム及びその監視装置 - Google Patents

回線監視システム及びその監視装置

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JPH11177693A
JPH11177693A JP9338921A JP33892197A JPH11177693A JP H11177693 A JPH11177693 A JP H11177693A JP 9338921 A JP9338921 A JP 9338921A JP 33892197 A JP33892197 A JP 33892197A JP H11177693 A JPH11177693 A JP H11177693A
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JP9338921A
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Inventor
Kazutaka Shimooosako
和隆 下大迫
Seiya Shinoda
誠也 篠田
Takahiro Maeda
孝浩 前田
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Furukawa Electric Co Ltd
Optage Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Osaka Media Port Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 nibビットのサポート等の条件を必要とせ
ずに、監視装置側の状態を交換機から直接監視する。 【解決手段】 回線監視システムにおいては、監視装置
32,33と交換機31との間で、加入者宅4,5側の
加入者線インターフェース43,53や網終端部42,
52の異常等に対して、センタ局3側の加入者線インタ
ーフェース34の信号状態を無信号状態又は信号同期喪
失状態にする旨を予め設定しておき、上記異常時に加入
者線インターフェース34を上記信号状態にして交換機
に通知することによって、センタ局の交換機から加入者
宅の端末装置44,54までの延長された加入者回線を
監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔の加入者に対
して加入者線伝送を延長する延長伝送方式における回線
監視システム及びその監視装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種の延長伝送方式は、
図9に示すように、ISDN基本インターフェース(P
HS用基本インターフェースを含む)のメタリック加入
者線伝送に用いられている。上記伝送方式では、例えば
光ファイバケーブル等の延長伝送路3を使用して伝送路
を延長し、交換機11を有するセンタ局1と、端末装置
(TE)23を有する遠隔地の加入者宅2とをメタリッ
ク加入者回線で接続し、エコーキャンセラ方式での信号
伝送を可能にしていた。
【0003】上記延長伝送方式では、メタリック加入者
線伝送路を含む加入者線インターフェース13,24を
センタ局1の交換機11と監視装置12間、及び加入者
宅2の監視装置21と網終端部22間の少なくとも2個
所設ける構成からなっている。また、延長伝送路3又は
加入者線インターフェース24において回線品質が既定
値を超えるか、又は信号同期が損失するか、又は無信号
を受信するか、又は監視装置21が故障するか等の状態
を交換機11へ伝える手段としては、Bellcore
(Bell Communication Research)発行の“Technical R
eference TR-NWT-000397 Issue 2, January, 1991”の
4.5.5 Network Indicator Bit項にて、上記手段が記述
されている。
【0004】すなわち、上記Bellcoreによる回
線監視方式では、前提条件として、交換機11と監視装
置12間においてnibビット(eoc(embedded ope
rations channel)チャネル内に配置されるビット。ANS
I T1.601-1992においてリザーブされているビットであ
る。)をサポートしている必要があり、正常動作時に
は、nib=“1”であり、交換機11はこれを検出し
て正常を表示していた。また、回線に異常が発生した場
合には、監視装置12から交換機11へnib=“0”
を送ることにより、回線の異常を交換機11へ知らせ
る。交換機11は、このnib=“0”を検出して、異
常を表示していた。なお、交換機11へnib=“0”
を送出する条件には、例えば以下の5つが挙げられる。 1)メタリック加入者線伝送路における伝送品質が既定
値よりも劣化した時。2)同期信号を喪失した時。 3)監視装置21からの信号を喪失した時。 4)監視装置12,21間で故障が発生した時。 5)加入者宅2側からnib=“0”を受信した時。
【0005】上記回線監視方式では、このnibビット
をサポートすることによって交換機11が監視装置12
よりも加入者宅側の状態を監視することが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状の交換
機では、nibビットをサポートしていないものがあ
り、このような交換機では、延長装置12よりも加入者
宅側の状態を監視することができないという問題点があ
った。本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、n
ibビットのサポート等の条件を必要とせずに、監視装
置側の状態を交換機から直接監視することができる回線
監視システム及びその監視装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、センタ局の交換機から加入者宅又は遠
隔局の端末装置までの延長された加入者回線を監視する
ために、前記端末装置が接続された加入者宅側の加入者
線インターフェース(加入者線伝送路を含む)を介して
接続された第1の監視装置が、該加入者線インターフェ
ースの異常を検出し、検出結果を信号多重して送信し、
前記第1の監視装置と延長伝送路を介して接続されて延
長伝送系を構成するとともに、前記交換機と加入者線イ
ンターフェースを介して接続された第2の監視装置が、
受信した前記多重信号から前記検出結果を分離するとと
もに、前記延長伝送系の異常を検出し、該異常検出又は
受信した前記検出結果に基づいて、前記加入者線インタ
ーフェースの信号状態を予め設定された無信号状態又は
信号同期喪失状態にしており、前記加入者線インターフ
ェースの無信号状態又は信号同期喪失に基づき、交換機
が前記異常発生を検知する回線監視システムが提供され
る。
【0008】すなわち、第2の監視装置と交換機との間
で、加入者宅側の加入者線インターフェースの異常等に
対して、センタ局側の加入者線インターフェースの信号
状態を無信号状態又は信号同期喪失状態にする旨を予め
設定しておき、上記異常時にセンタ局側の加入者線イン
ターフェースを上記信号状態にして交換機に知らせるこ
とによって、延長された加入者回線を監視している。
【0009】また、回線監視システムは、少なくとも前
記第3の監視装置と、前記加入者宅側又は遠隔局側の延
長伝送路と、該延長伝送路に接続された監視装置とから
構成される延長伝送系を有するとともに、少なくとも前
記第3の監視装置と、前記加入者線インターフェース
と、前記第4の監視装置とから構成される加入者線伝送
系を有し、前記延長伝送系の異常を検出し、該検出結果
又は前記受信した検出結果を該第4の監視装置に通知す
る前記第3の監視装置と、前記加入者線伝送系の異常を
検出し、該異常検出又は前記通知された検出結果を前記
センタ局側の前記延長伝送路に送信する前記第4の監視
装置とを、前記延長伝送路上に少なくとも1組設けて、
さらなる伝送路の延長及び異常の監視を行うことが好ま
しい。
【0010】また、監視装置は、加入者宅側の加入者線
インターフェースの異常を検出する検出手段と、前記検
出結果に基づき、センタ局側の加入者線インターフェー
スを無信号状態又は信号同期喪失状態に設定して、交換
機に前記異常発生を通知する通知手段とを備えて、セン
タ局の交換機から加入者宅又は遠隔局の端末装置までの
延長された加入者回線を監視するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る回線監視システム及
びその監視装置を図1乃至図8の図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明に係る回線監視システムの構成の第
1実施例を示すブロック図である。図において、回線監
視システムは、センタ局3に設置される局内装置(複数
の監視装置32,33)と、複数の加入者宅4,5内に
設置される宅内装置(監視装置41,51)から構成さ
れ、交換機31から加入者までのU参照点メタリック加
入者回線を多重延長し、ISDN基本サービスを提供し
ている。
【0012】局内の監視装置32,33と、各宅内の監
視装置41,51とは、延長伝送路(例えば、光ファイ
バケーブル)61,62を介して時分割伝送方式でそれ
ぞれ接続されており、交換機31と局内の監視装置3
2,33とは、2線のメタリック加入者線伝送路を含ん
だ加入者線インターフェース34を介して2B1Qエコ
ーキャンセラ伝送方式で接続されている。また、交換機
31と局内装置には、表示装置35,36がそれぞれ接
続されており、表示装置35,36は、交換機31と局
内装置からの警報信号に基づく障害の表示を行ってい
る。
【0013】宅内の監視装置41,51と網終端部4
2,52〜52とは、加入者線インターフェース(2線
メタリック加入者線伝送路を含む)43,53〜53を
介して2B1Qエコーキャンセラ伝送方式で接続されて
いる。なお、監視装置41のU参照点メタリック加入者
回線の多重伝送数は、例えば1回線とし、また監視装置
51のU参照点メタリック加入者回線の多重伝送数は、
例えば8回線とする。本実施例のU参照点メタリック加
入者回線は、交換機31からの遠隔制御により折り返し
試験による切り分けが可能となっている。また、信号の
同期方式は、交換機31からの基本インターフェース伝
送路から伝送路クロック成分を抽出する従属同期方式で
ある。
【0014】各宅内の網終端部42,52〜52と端末
装置44,54〜54は、T参照点伝送路45,55〜
55を介して接続されている。なお、延長伝送路から加
入者端末装置側の伝送路構成については、図2、図3の
ようにすることも可能である。すなわち、図2に示すよ
うに、地上や電柱上に設置された遠隔装置内に監視装置
41を設け、加入者宅5内に網終端部52と端末装置5
4を設けた構成にすることもできる。また、図3に示す
ように、遠隔装置内に監視装置41を設け、電柱上など
に設けられた柱上装置内に網終端部52と端末装置54
を設け、かつこの柱上装置外部にアンテナを設けること
により、このアンテナから無線により例えばPHSなど
に信号を伝送する構成をとることもできる。
【0015】各宅内の監視装置41,51の構成上の違
いは、複数回線用のものかどうかの違いだけであり、ほ
ぼ同様の構成なので、ここでは監視装置51の構成を示
す。監視装置51においては、図4に示すように、各網
終端部52と接続されているUインターフェース(以
下、「U−I/F」という)処理部56が、網終端部5
2やメタリック加入者線インターフェース53等の加入
者線伝送系の障害を検出して、U−I/F障害信号を検
出及び転送処理部57に出力しており、上記U−I/F
障害信号を検出した検出及び転送処理部57は、上記障
害信号を信号多重分離部58へ転送している。信号多重
分離部58では、伝送フレーム内のビットのうち必要な
ビットを、1回線分又は多回線分を多重して、延長伝送
路62を介してセンタ局の監視装置33へ送信してい
る。
【0016】なお、上記伝送フレームは、図5に示すよ
うに、同期ワードを示すSW/ISWの領域と、ISD
Nの基本サービス(2B+D)を示すユーザデータの領
域と、オーバーヘッドビットMを示す領域とを含んでい
る。この信号多重分離部58でU−I/F障害信号(ビ
ット)を送信する方法には、2種類の方法が考えられ
る。その一つは、上記規格の伝送フレーム内の多重伝送
としては使用しないビットを利用してセンタ局3の監視
装置33へ送信する方法である。また、もう一つは、既
存のメタリック加入者線インターフェースの規格とは別
に、上記障害信号を空いているビットを利用して、延長
伝送路62を介してセンタ局3の監視装置33へ送信す
る方法であり、具体的には、上記伝送フレームのオーバ
ーヘッドビット中に、“1”と固定されているビットの
部分、もしくはnibを利用するものとする。なお、n
ibは、上述したごとく将来のリザーブビットのこと
で、少なくとも現在日本では利用されていないビットで
ある。これにより、本実施例では、主信号以外の空きチ
ャネルへ上記障害信号を多重し、センタ局へ送信するこ
とが可能になる。
【0017】センタ局の監視装置32,33の構成上の
違いは、複数回線用のものかどうかの違いだけであり、
ほぼ同様の構成なので、ここでは監視装置33の構成を
示す。監視装置33においては、図6に示すように、延
長伝送路62を介して宅内の監視装置51と接続されて
いる信号多重分離部37が、伝送フレーム内のU−I/
F障害信号を分離し、上記障害信号を検出及び制御部3
8へ転送している。検出及び制御部38では、上記障害
信号を検出すると、該当する回線のU−I/F処理部3
9へ一時的に交換機31側加入者線インターフェース3
4を無信号状態又は信号同期喪失状態にさせるための制
御信号を送出するとともに、表示装置36へU−I/F
障害を示す警報信号を出力している。また、検出及び制
御部38は、宅内の信号多重分離部58及び延長伝送路
62等の延長伝送系の障害を検出している。すなわち、
この延長伝送系に障害が発生した場合には、信号多重分
離部37の状態は無信号となるので、検出及び制御部3
8は、この無信号状態を検出して、U−I/F処理部3
9へ一時的なある期間(例えば、1秒間程度)又は上記
障害が復旧するまでの期間について、加入者線インター
フェース34を無信号状態又は信号同期喪失状態にさせ
るための制御信号を送出するとともに、表示装置36へ
延長伝送系障害を示す警報信号を出力している。
【0018】U−I/F処理部39は、上記制御信号を
受け取ると、一時的に加入者線インターフェース34の
信号状態を無信号状態又は信号同期喪失状態にさせる。
その結果、交換機31は、加入者線伝送系又は延長伝送
系に障害が発生したことを検出して、表示装置35に検
出信号を出力する。表示装置35は、上記検出信号に基
づいて、例えば自装置内に設置された警報ランプを点灯
させて障害発生を報知する。また、表示装置36は、加
入者線伝送系又は延長伝送系の障害を示す警報信号を受
け取ると、これら検出信号に基づいて、例えば自装置内
に設置された警報ランプを点灯させて障害発生を報知す
る。例えば、表示装置35は、障害が発生した場合に
は、自装置内の警報ランプを点灯させ、表示装置36
は、加入者線伝送系障害が発生した場合には、自装置内
の警報ランプを点灯させ、また延長伝送系障害が発生し
た場合には、上記警報ランプを消灯させる。これによ
り、監視者は、上記警報ランプの点滅の組み合わせで、
加入者線伝送系又は延長伝送系の障害を認識することが
できる。
【0019】このように、本実施例では、加入者線伝送
系又は延長伝送系での障害を検出すると、検出及び制御
部が該当するU−I/F処理部を制御して一時的なある
期間又は障害が復旧するまでの期間、加入者線インター
フェースを予め設定した無信号状態又は信号同期喪失状
態にするので、交換機はこの無信号状態又は信号同期喪
失状態を検出して障害発生を検知することができ、これ
により回線の状態を監視することが可能となる。
【0020】なお、センタ局の検出及び制御部38で
は、加入者線伝送系の障害の時のみ、警報信号を表示装
置36に出力するようにすることも可能である。また、
表示装置36では、警報ランプの上記点灯、消灯に加え
て、周期的な点滅を行うことも可能であり、この場合に
は上記加入者線伝送系や延長伝送系の障害以外の障害を
報知することも可能になる。
【0021】また、本実施例では、例えば加入者線伝送
系の障害の場合には、加入者線インターフェースを無信
号状態に設定し、延長伝送系の障害の場合には、加入者
線インターフェースを信号同期喪失状態に設定すること
も可能であり、交換機は加入者線インターフェースのこ
れらの状態を検出することにより、発生した障害が加入
者線伝送系か、延長伝送系かを認識することも可能とな
る。
【0022】また、本発明は、図7に示すように、延長
又は多重延長する伝送インターフェースが電気インター
フェースの場合にも応用が可能である。なお、以下の図
において、図1と同様の構成部分は、説明の都合上、同
一符号とする。この場合には、例えば電気信号からなる
主信号及び障害信号を中継する伝送装置63を監視装置
32,41間の電気インターフェース(延長伝送路も含
む)61上に設けるとともに、加入者線インターフェー
ス34から網終端部42までの間の障害発生時に、監視
装置32が加入者線インターフェース34を無信号状態
にすることにより、交換機31へ回線に障害が発生した
ことを伝えることができる。
【0023】また、本発明では、図8の第3実施例に示
すように、加入者線インターフェースを3個所以上設け
て伝送路をさらに延長する場合にも応用が可能である。
この場合には、宅内の監視装置41からのU−I/F障
害信号を伝送装置63を介して受信するとともに、監視
装置41や伝送装置63等の延長伝送系の障害を検出
し、上記受信及び検出に基づく障害信号を加入者線イン
ターフェース66に出力する監視装置65と、監視装置
65からの障害信号を取り込むとともに、監視装置65
と加入者線インターフェース66等の加入者線伝送系の
障害を検出し、上記取り込み及び検出に基づく障害信号
を伝送装置63を介して監視装置32に送信する監視装
置64を少なくとも1組延長伝送路61上に設置する構
成からなっている。
【0024】これにより、本実施例では、伝送路がさら
に延長されたシステムにおいても、加入者線伝送系及び
延長伝送系の障害を検出し、その障害をセンタ局の交換
機に確実に報知することができる。なお、本発明の監視
装置65は、上記実施例に限らず、例えば上記障害信号
を送信する代わりに、加入者線インターフェース66の
信号状態を無信号又は信号同期喪失状態にして、監視装
置64に通知することも可能である。
【0025】これら実施例では、加入者線伝送系及び延
長伝送系の障害を検出すると、延長装置が一時的にある
期間又は障害が復旧するまでの期間、加入者線インター
フェースを予め設定した無信号状態又は信号同期喪失状
態にするので、交換機は、nibビットのサポート等の
条件を必要とせずに、延長装置側の状態を直接監視する
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、セン
タ局の交換機から加入者宅又は遠隔局の端末装置までの
延長された加入者回線を監視する回線監視システムにお
いて、前記端末装置と加入者宅側の加入者線インターフ
ェース及び網終端部を介して接続され、該加入者線イン
ターフェース及び網終端部の異常を検出し、検出結果を
送信する第1の監視装置と延長伝送系を介して接続され
るとともに、前記交換機と加入者線インターフェースを
介して接続され、前記延長伝送系の異常を検出し、該異
常検出又は受信した前記検出結果に基づいて、前記加入
者線インターフェースの信号状態を予め設定された無信
号状態又は信号同期喪失状態にする第2の監視装置と、
前記加入者線インターフェースの無信号状態又は信号同
期喪失に基づき、前記異常発生を検知する交換機とを備
えたので、nibビットのサポート等の条件を必要とせ
ずに、監視装置側の状態を交換機から直接監視すること
ができる。
【0027】また、本発明では、加入者宅側の延長伝送
系の異常を検出し、該検出結果及び前記受信した検出結
果を第4の監視装置に報知する第3の監視装置と、前記
第3の監視装置と加入者線伝送路を介して接続され、前
記検出結果を受信するとともに、該第3の監視装置との
間の加入者線伝送系の異常を検出し、該異常検出又は前
記報知された検出結果を前記センタ局側の前記延長伝送
路に送信する第4の監視装置とを、前記延長伝送路上に
少なくとも1組設けたので、さらに伝送路が延長された
場合でも、異常の監視を行って、それを交換機に確実に
伝えることができる。
【0028】また、監視装置は、加入者宅側の加入者線
インターフェース及び網終端部の異常を検出する検出手
段と、前記検出結果に基づき、交換機が接続される加入
者線インターフェースを無信号状態又は信号同期喪失状
態に設定して、交換機に前記異常発生を通知する通知手
段とを備えたので、センタ局の交換機から加入者宅又は
遠隔局の端末装置までの延長された加入者回線の異常を
交換機に確実に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回線監視システムの全体構成の第
1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した延長伝送路から端末装置側におけ
るその他の構成例を示すブロック図である。
【図3】同じく、さらにその他の構成例を示すブロック
図である。
【図4】図1に示した監視装置の構成の一例を示す構成
図である。
【図5】図1に示した回線監視システムで伝送される伝
送フレームの概略構成を示すフレームフォーマットであ
る。
【図6】同じく監視装置の構成の一例を示す構成図であ
る。
【図7】本発明に係る回線監視システムの構成の第2実
施例を示すブロック図である。
【図8】同じく第3実施例を示すブロック図である。
【図9】従来の延長伝送方式を用いた回線監視システム
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センタ局 2,4,5 加入者宅 3,61,62,66 延長伝送路 11,31 交換機 12,21,32,33,41,51,64,65 監
視装置 13,24,34,43,53 加入者線インターフェ
ース 22,42,52 網終端部 23,44,54 端末装置 37,58 信号多重分離部 38 検出及び制御部 39,56 U−I/F処理部 45,55 T参照点伝送路 57 検出及び転送処理部 63 伝送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 孝浩 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 大阪メディアポート株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ局の交換機から加入者宅又は遠隔
    局の端末装置までの延長された加入者回線を監視する回
    線監視システムにおいて、 前記端末装置と前記加入者宅側の加入者線インターフェ
    ース及び網終端部を介して接続され、該加入者線インタ
    ーフェース及び網終端部の異常を検出し、検出結果を送
    信する第1の監視装置と、 前記第1の監視装置と延長伝送路を介して接続されると
    ともに、前記交換機と加入者線インターフェースを介し
    て接続され、受信した前記検出結果に基づいて、前記加
    入者線インターフェースの信号状態を予め設定された無
    信号状態又は信号同期喪失状態にする第2の監視装置
    と、 前記加入者線インターフェースの無信号状態又は信号同
    期喪失に基づき、前記異常発生を検知する交換機とを備
    えたことを特徴とする回線監視システム。
  2. 【請求項2】 センタ局の交換機から加入者宅又は遠隔
    局の端末装置までの延長され、かつ多重された加入者回
    線を監視する回線監視システムにおいて、 前記端末装置と前記加入者宅側の加入者線インターフェ
    ース及び網終端部を介して接続され、該加入者線インタ
    ーフェース及び網終端部の異常を検出し、検出結果を信
    号多重して送信する少なくとも1つの第1の監視装置
    と、 前記第1の監視装置と延長伝送路を介して接続されると
    ともに、前記交換機と加入者線インターフェースを介し
    て接続され、受信した前記多重信号から前記検出結果を
    分離し、該検出結果に基づいて、前記加入者線インター
    フェースの信号状態を予め設定された無信号状態又は信
    号同期喪失状態にする第2の監視装置と、 前記加入者線インターフェースの無信号状態又は信号同
    期喪失に基づき、前記異常発生を検知する交換機とを備
    えたことを特徴とする回線監視システム。
  3. 【請求項3】 前記回線監視システムは、少なくとも前
    記第1の監視装置と、前記延長伝送路と、前記第2の監
    視装置とから構成される延長伝送系を有し、該第2の監
    視装置は、該延長伝送系の異常を検出し、該異常検出又
    は前記受信した検出結果に基づいて、前記加入者線イン
    ターフェースの信号状態を予め設定された無信号状態又
    は信号同期喪失状態にすることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の回線監視システム。
  4. 【請求項4】 前記回線監視システムは、前記受信した
    検出結果を送出する第3の監視装置と、前記第3の監視
    装置からの検出結果を加入者線インターフェースを介し
    て取り込むとともに、該検出結果を前記センタ局側の延
    長伝送路に送信する第4の監視装置とを、前記延長伝送
    路上に少なくとも1組設けたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の回線監視システム。
  5. 【請求項5】 前記回線監視システムは、少なくとも前
    記第3の監視装置と、前記加入者宅側又は遠隔局側の延
    長伝送路と、該延長伝送路に接続された監視装置とから
    構成される延長伝送系を有するとともに、少なくとも前
    記第3の監視装置と、前記加入者線インターフェース
    と、前記第4の監視装置とから構成される加入者線伝送
    系を有し、前記第3の監視装置は、前記延長伝送系の異
    常を検出し、該検出結果又は前記受信した検出結果を該
    第4の監視装置に通知し、該第4の監視装置は、前記加
    入者線伝送系の異常を検出し、該異常検出又は前記通知
    された検出結果を前記センタ局側の前記延長伝送路に送
    信することを特徴とする請求項4に記載の回線監視シス
    テム。
  6. 【請求項6】 センタ局の交換機から加入者宅又は遠隔
    局の端末装置までの延長された加入者回線を監視する回
    線監視システムの監視装置において、 前記端末装置が接続される加入者宅側の加入者線インタ
    ーフェース及び網終端部の異常を検出する検出手段と、 前記検出結果に基づき、前記交換機が接続される加入者
    線インターフェースの信号状態を無信号状態又は信号同
    期喪失状態に設定して、前記交換機に前記異常発生を通
    知する通知手段とを備えたことを特徴とする監視装置。
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