JPH11177227A - 接合剤塗布装置及び部品自動搭載機 - Google Patents

接合剤塗布装置及び部品自動搭載機

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JPH11177227A
JPH11177227A JP9337295A JP33729597A JPH11177227A JP H11177227 A JPH11177227 A JP H11177227A JP 9337295 A JP9337295 A JP 9337295A JP 33729597 A JP33729597 A JP 33729597A JP H11177227 A JPH11177227 A JP H11177227A
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bonding agent
component
stage
squeegee
adhesive
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JP9337295A
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English (en)
Inventor
Michinobu Maesaka
通伸 前阪
Tetsuo Tatsumi
哲夫 巽
Atsushi Hirakawa
敦史 平川
Hiroshi Ikeda
拓 池田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造及び工程の煩雑さを招くことなく、部品
に均一な厚みに接合剤を安定に塗布することを可能とす
る接合剤塗布装置を得る。 【解決手段】 上面に接合剤34が供給されるステージ
13と、ステージの上方に配置されており、形成される
接合剤層34Aの厚みに応じた下降位置と、接合剤層3
4Aの上面から上方に隔てられた上昇位置との間で上下
に移動可能とされているスキージ15と、スキージ15
と隔てられており、ステージの13の上方に配置されて
おり、下端がステージ13の上面13aに当接される下
降位置と、ステージの上面13aから隔てられた上昇位
置との間で上下に移動可能とされている接合剤流動阻止
プレート17と、スキージによるスキージング操作を可
能とするように、スキージ15及びステージ13を相対
的にステージ13の面方向に沿って往復駆動可能とする
駆動装置とを備える接合剤塗布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半田ペーストや接
着剤などの接合剤を塗布するのに用いられる接合剤塗布
装置及び該接合剤塗布装置を備えた部品自動搭載機に関
し、例えば電子部品や電子部品を構成する部材などの部
品に接合剤を塗布し、基板に実装する際に好適に用いら
れる接合剤塗布装置及び部品自動搭載機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品自動搭載機においては、
吸着ヘッドなどにより電子部品を保持し、該吸着ヘッド
を基板の上方に置いて位置決めし、しかる後、吸着ヘッ
ドを降下させ、かつ接着剤を介して電子部品と基板とを
接合していた。この場合、接着剤の供給は、接着剤が入
れられたシリンジのノズルから加熱・加圧状態で接着剤
を回路基板の表面に吐出または滴下する第1の方法、あ
るいは電子部品の下面にノズルから吐出された接着剤を
付与する第2の方法などにより行われていた。
【0003】しかしながら、上記第1の方法では、基板
上の接着剤を塗布すべき領域、すなわち電子部品と接合
される領域にむらなく接合剤を塗布することが困難であ
り、基板と電子部品との接着強度がばらつくことがあっ
た。
【0004】なお、第1の方法においては、基板上の電
子部品と接合される領域において、複数の位置に接着剤
を滴下することにより、接合面における接着剤の塗布厚
みのばらつきを低減することが可能である。しかしなが
ら、この場合には、複数の位置に接着剤を吐出する必要
があるため、塗布に長時間を有し、生産性が低下するこ
とになる。
【0005】第2の方法においても、ノズルから吐出さ
れた接着剤が、電子部品の接合面に均一に塗布され難
く、ノズルと対向している部分に集中的に接着剤が供給
されがちであった。従って、電子部品の接合面に均一に
接着剤を塗布することができないため、やはり、電子部
品と基板との接着強度にばらつきが生じがちであった。
【0006】さらに、上述したシリンジのノズルから接
着剤を吐出する方法では、接着剤の種類及び必要塗布量
すなわちノズル径によっては、接着剤を円滑に吐出する
ことができないことがあった。すなわち、接着剤の種類
や用途に制約があった。
【0007】そこで、上記のような問題を解決し得る部
品自動搭載機が特開昭64−66998号公報に開示さ
れている。この先行技術に記載の部品自動搭載機は、モ
ータにより移動可能とされた部品吸着ホルダと、部品吸
着ホルダの移動可能範囲に設けられた部品供給部、回路
基板設置部及び接着剤貯留容器とを備えている。
【0008】この装置では、部品供給部から部品吸着ホ
ルダにより部品を吸着保持した後、図5(a)に示すよ
うに、部品吸着ホルダ51を移動し、接着剤貯留容器5
3内に部品52を下降し、部品52の底面に接着剤を塗
布する。この場合、図5(b)に示すように、部品52
の底面に必要量以上の接着剤54が付着される。あるい
は、図5(c)に示すように、接着剤の表面張力によっ
ては、不均一に接着剤54a,54bが付着することに
なる。そこで、回転ローラを部品52の接着剤塗布面に
接触させて、部品52の下面の接着剤を掻き取り、その
厚みを均一化する構造が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特開昭
64−66998号公報に記載の部品自動搭載機では、
接着剤貯留容器53に部品52を浸漬して必要量以上の
接着剤54を部品52の底面に塗布するため、十分な量
の接着剤を塗布することができるものの、回転ローラを
有する掻き取り機構を用いて付着した接着剤を掻き取
り、平坦化する必要があった。すなわち、掻き取り機構
が必要であり、部品自動搭載機の構造がその分だけ複雑
化し、かつ工程数も増加するという問題があった。
【0010】加えて、部品のばらつき等によっては、接
着剤の塗布部分がばらつき、特に、部品の底面だけでな
く側面にも接着剤が付着するため、該側面の接着剤付着
量のばらつきにより、接着強度がばらつくという問題も
あった。
【0011】さらに、掻き取り機構により掻き取られた
接着剤が掻き取り機構のローラに付着し、ローラに付着
した接着剤量が増加するにつれ、接着剤を掻き取る量や
その状態がばらつき、部品底面の接着剤層の厚みを均一
にすることが困難となりがちであった。また、掻き取り
機構に付着した接着剤を除去するという煩雑なメンテナ
ンス作業も必要であった。さらに、必要量以上の接着剤
を部品に付着させ、掻き取る構造を有するものであるた
め、接着剤の消費量が増大し、コスト低減の妨げとなっ
ていた。
【0012】本発明の目的は、構造及び工程の煩雑さを
招くことなく、部品に均一な厚みに接合剤を安定に塗布
することができる接合剤塗布装置及び該接合塗布装置を
用いて部品を基板に効率良くかつ安定に搭載することを
可能とする部品自動搭載機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る接合剤塗布装置は、上面に接合剤が供給されるステ
ージと、前記ステージの上方に配置されており、かつス
テージ上面に形成される接合剤層の厚みに応じた下降位
置と、接合剤層の上面から上方に隔てられた上昇位置と
の間で上下に移動可能とされているスキージと、前記ス
テージの上方に配置されており、下端がステージ上面に
当接または上面近傍に位置される下降位置と、ステージ
上面から隔てられた上昇位置との間で上下に移動可能と
されている接合剤流動阻止プレートと、スキージによる
接着剤を所定の厚みに拡げるスキージング操作を可能と
するように、前記スキージ及びステージを相対的にステ
ージの面方向に沿って往復駆動可能とする駆動装置とを
備えることを特徴とする。
【0014】また、請求項2に記載の発明では、前記ス
キージと、前記接合剤流動阻止プレートとの間におい
て、前記ステージの上面に接合剤を供給する接合剤供給
手段がさらに備えられる。
【0015】請求項3に記載の発明では、前記接合剤層
上に接合剤の塗布される部品を接触させて接合剤塗布量
に応じた信号を出力するセンサと、接合剤を塗布する度
に、前記センサの出力信号により接合剤必要供給量を演
算し、前記接合剤供給手段を駆動して必要量の接合剤を
ステージ上面に供給させる制御手段とがさらに備えられ
る。
【0016】請求項4に記載の発明は、部品が供給され
る部品供給部と、部品の底面に接合剤を塗布するための
接合剤塗布装置と、部品が実装される基板が配置されて
いる基板設置部と、部品を着脱し得る部品保持部材とを
備え、前記部品保持部材が部品供給部に存在する部品を
保持し、接合剤塗布装置において部品の底面に接合剤を
付与し、接合剤が付与された部品を基板上に搭載し得る
ように、該部品保持部材が移動され得る部品自動搭載機
において、前記接合剤塗布装置が、請求項1〜3のいず
れかに記載の接合剤塗布装置であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の非限定的な実施例
を挙げることにより本発明を明らかにする。図2は、本
発明の一実施例に係る部品自動搭載機の全体構造を示す
斜視図である。
【0018】部品自動搭載機1は、架台2を有する。架
台2の上方には、吸着ヘッド支持部材3が配置されてい
る。吸着ヘッド支持部材3には、部品保持部材としての
複数本の部品吸着ヘッド4が図示しない駆動装置により
上下に移動可能に支持されている。各部品吸着ヘッド4
は、図示しない真空吸引源により吸引されて後述のチッ
プ型電子部品をその下面に吸着し得るように構成されて
いる。
【0019】また、吸着ヘッド支持部材3は、図2のY
方向に沿って延びるガイドレール5に沿って移動可能と
されている。このガイドレール5は、スライダー6に固
定されている。すなわち、上記ガイドレール5上を吸着
ヘッド支持部材3が矢印Y方向に移動可能となるよう
に、吸着ヘッド支持部材3がスライダー6に連結されて
いる。
【0020】他方、架台2の上面においては、図2の矢
印X方向、すなわち、前述したY方向と直交する方向に
延びる一対のガイドレール7,8が設けられている。上
記スライダー6は、ガイドレール7,8に沿って矢印X
方向に移動可能とされている。
【0021】従って、各部品吸着ヘッド4は、吸着ヘッ
ド支持部材3をガイドレール5に沿って移動させること
によりY方向に移動可能とされており、かつスライダー
6を矢印X方向に移動させることにより、X方向に移動
可能とされている。すなわち、各部品吸着ヘッド4は、
架台2の上面において上記X,Y方向に移動可能とされ
ている。
【0022】なお、上記X,Y方向の移動を可能とする
ために、吸着ヘッド支持部材3には、図示しない駆動源
が連結されており、スライダー6にも図示しない駆動源
が連結されている。これらの駆動源及び部品吸着ヘッド
4を上下に移動させるための駆動装置としては、例え
ば、油圧シリンダやエアシリンダなどの任意の往復駆動
源、あるいはモータなどの回転駆動源に回転駆動力を往
復駆動力に変換させる連結機構を組合わせたものなど、
任意の構造のものを用いることができる。
【0023】架台2の上面においは、ガイドレール7,
8の間の領域において、ガイドレール7,8の端部7
a,8a近傍に部品供給部9が構成されている。本実施
例の部品自動搭載機1では、図4に示す圧電共振装置3
1のキャップ材33が基板32に対して半田ペーストか
らなる接合剤34を用いて接合される。従って、部品供
給部9には、多数のキャップ材33がマトリクス状に配
置されている。このキャップ材33は、例えばステンレ
スやアルミニウムなどの金属からなり、下方に開いた開
口を有し、かつ全体が略矩形の平面形状を有する。
【0024】部品供給部9とガイドレール7との間の領
域において、部品供給部9よりもX方向やや中央に、接
合剤塗布部12が構成されている。この接合剤塗布部1
2が、本発明に係る接合剤塗布装置を構成している。
【0025】すなわち、図2では略図的に接合剤塗布部
12を示しているが、接合剤塗布部12は、具体的に
は、図3に斜視図で示すように構成されている。図3に
示すように、接合剤塗布部12においては、ステージ1
3が図3の矢印A及び−Aで示す方向に往復移動され
る。すなわち、ステージ13は、図示しない往復駆動源
に連結されて、矢印A及び−A方向に移動可能とされて
いる。
【0026】ステージ13の上方には、スキージ15が
配置されている。スキージ15は、エアーシリンダ16
aのシリンダロッドに連結されており、該エアーシリン
ダ16aにより上下に移動可能とされている。すなわ
ち、接合剤層34Aの厚みに応じた下降位置と、ステー
ジ13の上面から上方に隔てられた上昇位置との間で移
動可能とされている。
【0027】また、スキージ15の後方には、接合剤流
動阻止プレート17が配置されている。接合剤流動阻止
プレート17は、エアーシリンダ16bに連結されてお
り、エアーシリンダ16bにより上下方向に移動可能と
されている。すなわち、下端がステージ13の上面に当
接される下降位置と、ステージ13の上面から上方に隔
てられた上昇位置との間で上下に移動されるように構成
されている。
【0028】上記スキージ15と接合剤流動阻止プレー
ト17との間には、接合剤供給部21が構成されてい
る。接着剤供給部21は、直方体状の形状を有するよう
に図示されているが、下方に開いており、下方に開いた
部分から接合剤34がステージ13上に滴下され得るよ
うに構成されている。接合剤34が貯留されたシリンジ
22が、この接合剤供給部21の上面21aに設けられ
た貫通孔21bに挿入され、固定されている。このシリ
ンジ22の貫通孔21bに対する固定については、圧入
によるもの、ネジ等を用いる方法など適宜の構造とし得
る。また、シリンジ22を駆動するための往復駆動源
(図示せず)が備えられており、該往復駆動源によりシ
リンジ22が駆動されて接合剤34が滴下される。
【0029】本発明の接合剤塗布部12では、ステージ
13を矢印A方向に移動することにより、ステージ13
上に平坦な接合剤層34Aが形成される。これを、図1
(a)及び(b)を参照して説明する。
【0030】図1(a)及び(b)は、上記スキージ1
5及び接合剤流動阻止プレート17とにより平坦な接合
剤層34Aを形成する工程を説明するための略図的側面
図である。
【0031】接合剤供給部21において、シリンジ22
の先端から接合剤34がステージ13上に供給される。
この状態で、ステージ13を図1(a)の矢印A方向に
移動させることにより、接合剤34がスキージ15によ
り平坦化され、均一な接合剤層34Aがステージ13上
に形成される。
【0032】スキージ15の下端面15aは平坦であ
り、かつ図1(a)に示されているように、下端面15
aの後端に、上方に延びる傾斜面15bが形成されてい
る。従って、スキージ15を降下位置に位置させておく
ことにより、接合剤34は、ステージ13の矢印A方向
への移動により、傾斜面15bによりスキージ15の下
端面15a側に誘導される。次に、スキージ15の下端
面15aとステージ13の上面13aとの間の距離に応
じた膜厚となるように薄く伸ばされ、平坦な接合剤層3
4Aが形成される。
【0033】ステージ13をA方向に移動させて平坦な
接合剤層34Aを形成した後に、部品としてのキャップ
材33への接合剤の塗布が行われる。しかる後、図1
(b)に示すように、接合剤流動阻止プレート17を降
下位置とし、スキージ15を上昇位置としておき、ステ
ージ13を矢印−A方向に移動させる。この場合、接合
流動阻止プレート17が設けられているため、接合剤3
4が該接合剤流動阻止プレート17に衝突し、該接合剤
流動阻止プレート17よりも後方に流動しないように構
成されている。この状態で、使用された接合剤の量、す
なわちキャップ材33の下面に付着された接合剤量に応
じ、必要量の接合剤が接合剤供給部21にシリンジ22
から供給される。
【0034】しかる後、図1(a)に示すように、再度
ステージ13をA方向に移動させて接合剤34Aの形成
及び次の接合剤の塗布が行われる。このように、本発明
の接合剤塗布部12では、ステージ13を矢印A方向及
び−A方向に移動させることにより、常にキャップ材3
3の下面に塗布するのに適した平坦であり、かつ膜厚の
均一な接合剤層34Aを形成することができる。
【0035】好ましくは、図1(a)及び(b)に想像
線で示すように、ステージ13の下面に、あるいはステ
ージ13内にヒーター24を配置し、それによってステ
ージ13の温度調節を行ってもよい。あるいはヒーター
24に加えて、ペルチェ素子などからなる冷却機構を設
け、温度調節を図ってもよい。このように、ステージ1
3に温度調節機構を与えることにより、周囲の温度変化
による接合剤層34Aの粘度変化を緩和することがで
き、キャップ材33の下面により均一に接合剤を塗布す
ることができる。また、粘度の高い接合剤を用いる場合
には、ヒーター24を用いて温度を高めることにより、
接合剤を低粘度化し、接合剤34の塗布を容易とするこ
ともできる。
【0036】また、スキージ15の下端面15aとステ
ージ13の上面13aとの間の距離を設定することによ
り、接合剤層34Aの膜厚を決定することができる。従
って、このような接合剤層34Aの膜厚を正確に制御す
るために、スキージ15に、マイクロメーター(図示せ
ず)を取り付けてもよい。また、マイクロメーターに代
えて、他のすきまゲージなど厚みを測定できるものを用
い、スキージ15の下端面15aとステージ13の上面
13aとの間の距離を設定してもよい。
【0037】また、図2において、架台2の上面の略中
央には基板設置部18が設けられている。図2では図示
は省略しているが、基板設置部18では、図4に示した
圧電共振装置31の基板32上に、接合剤37a,37
bを介して圧電共振子36を固定した構造が多数配置さ
れている。
【0038】上記接合剤塗布部12において接合剤が塗
布されたキャップ材33が基板設置部18において基板
32に接合される。また、部品自動搭載機1では、上述
した吸着ヘッド4による部品の吸着・離脱を行うための
駆動源、吸着ヘッド4を上下方向及びX,Y方向に駆動
するための駆動源を制御するための制御装置20が架台
2内に構成されている。
【0039】次に、図1及び図2を参照して、部品自動
搭載機1を用いて部品としてのキャップ材33を基板3
2上に搭載するための動作を説明する。まず、各部品吸
着ヘッド4が部品供給部11の上方に移動される。この
移動は、吸着ヘッド支持部材3及びスライダー6を、そ
れぞれ、ガイドレール5及びガイドレール7,8に沿っ
て移動させることにより行われる。部品供給部9に配置
されているキャップ材33の直上に部品吸着ヘッド4を
配置した状態で、部品吸着ヘッド4を下降させてキャッ
プ材33を部品吸着ヘッド4の下面に吸引し、保持す
る。
【0040】しかる後、キャップ材33を保持した部品
吸着ヘッド4を、接合剤塗布部12の上方に移動する。
この移動についても、吸着ヘッド支持部材3及びスライ
ダー6を移動することにより行われる。
【0041】接合剤塗布部12においては、前述したよ
うに、ステージ13を矢印A方向に移動させることによ
り、平坦であり、厚みの均一な接合剤層34Aが形成さ
れている。この接合剤層34A上に、図1(a)に示す
ように、部品吸着ヘッド4に支持されたキャップ材33
が、部品吸着ヘッドを降下させることにより接触され、
しかる後引き上げられることにより、キャップ材33の
下面に接合剤34が塗布される。このようにして、接合
剤34が塗布されたキャップ材33を得る。
【0042】好ましくは、上記部品吸着ヘッド4の降下
に際しては、キャップ材33の下面33aが接合剤層3
4を貫通し、ステージ13の上面13aに当接するよう
に行われ、それによってキャップ材33の下面33a
に、均一な厚みとなるように接合剤34を塗布すること
ができる。
【0043】次に、接合剤34が付与されたキャップ材
33を部品吸着ヘッド4に保持したまま、接合剤塗布部
の上方から基板設置部18の上方まで移動させる。この
移動についても、吸着ヘッド支持部材3及びスライダー
6を駆動することにより行われる。
【0044】部品吸着ヘッド4を、基板32の上方にお
いて、所定の位置に位置決めした後、部品吸着ヘッド4
を降下させ、かつ吸引を停止することにより、接合剤3
4が塗布されたキャップ材33が基板32の所定の位置
に搭載される。
【0045】上記のように、本実施例の部品自動搭載機
1では、ステージ13aをA方向に移動させることによ
りスキージにより平坦な接合剤層34Aが形成されるの
で、部品としてのキャップ材33に均一な厚みに接合剤
34を塗布することができる。
【0046】加えて、接合剤層34Aからキャップ材3
3を引き上げた後に、ローラーなどを用いて接合剤を掻
き取る必要はない。従って、キャップ材33に必要量の
接合剤を塗布するに際しての機構の簡略化、並びに工程
数の短縮をも図り得る。
【0047】よって、上記基板設置部18に設けられて
いる基板上にキャップ材33を効率良く搭載することが
可能となる。さらに、上記部品自動搭載機1の接合剤塗
布部12においては、接着作業終了後に、次の接着剤の
塗布に備えて新たな接合剤層34Aが形成される。すな
わち、接合剤34をキャップ材33の下面に接着した
後、ステージ13が−A方向に移動され(図1
(b))、使用された接合剤量に応じた新たな接合剤が
シリンジ22から接合剤供給部21に供給される。この
場合、必要な接合剤量については、接合剤層34Aに接
触されたキャップ材33の接合面の寸法、キャップ材3
3の数及び接合剤層34Aの厚み等により、予め決定す
ることができる。この1回の接合剤塗布操作において消
費される接合剤量を予め決定しておき、上記接合剤塗布
操作後に、シリンジ22から予め決定された必要量の接
合剤を供給すればよい。
【0048】また、上記必要量の接合剤を供給する工程
を、接合剤塗布量に応じた信号を出力するセンサと、接
合剤を塗布する度に、センサの出力信号により接合剤必
要供給量を演算し、接合剤供給手段を駆動して必要量の
接合剤をステージ13の上面に供給させる制御手段を設
け、自動化してもよい。この場合、接合剤塗布量に応じ
た信号を出力するセンサとしては、ステージ13aの矢
印A方向及び−A方向の移動を1サイクルとし、その移
動サイクル数をカウントするセンサを用いることができ
る。このようなセンサとしては、例えば、ステージ13
aに突起を設け、該突起が当接されるリミットスイッチ
を用いることができ、それによって、ステージ13の往
復駆動サイクル数を検出してもよい。
【0049】あるいは、上記センサについては、接合剤
を塗布した回数に応じた信号を出力し得る任意のセンサ
を用いることができ、例えば、スキージ15の上下方向
の移動回数を検出し得るセンサや、接合剤流動阻止プレ
ート17の上下方向の移動サイクル数を検出するセンサ
を用いてもよい。すなわち、スキージ15及び接合剤流
動阻止プレート17は、1回の接合剤塗布操作に際し
て、上下に一度往復駆動されるため、これらの上下方向
の移動サイクル数をセンサにより検出するように構成し
てもよい。この場合のセンサについても、前述したリミ
ットスイッチなど適宜のセンサを用いることができる。
【0050】また、上記センサの出力信号を受けて接合
剤必要供給量を演算し、必要量の接合剤をステージ上面
に供給する制御手段としては、CPUを含む制御装置で
あって、上記センサの出力信号を受け得るようにセンサ
に接続されており、かつ上記出力信号に応じて接合剤必
要供給量を演算し得るものを用いることができる。この
演算された接合剤必要供給量に応じた電気信号を、上記
シリンジ22を駆動する機構に与えることにより、必要
量の接合剤がステージ13の上面に供給され得る。
【0051】なお、接合剤塗布量に応じた信号に基づく
接合剤必要供給量の演算については、上述したように、
1回の接合剤塗布操作において消費される接合剤量を予
め決定しておき、該1回の接合剤塗布操作で消費される
接合剤量と、接合剤塗布操作回数とを乗算する方法な
ど、接合剤の種類やキャップ材33の接合面の大きさ等
に応じて適宜定められ得る。
【0052】また、上記実施例の接合剤塗布部12で
は、ステージ13を矢印A方向及び−A方向に移動させ
て平坦な接合剤層34Aを形成したが、逆にスキージ1
5及び接合剤流動阻止プレート17を含む機構を矢印A
方向及び−A方向に往復駆動させるように構成してもよ
い。
【0053】また、部品自動搭載機1では、図4に示し
たキャップ材33を基板32上に搭載したが、本発明に
係る部品自動搭載機は、例えば積層コンデンサなどのチ
ップ型電子部品を、プリント回路基板に搭載する用途に
も用いることができる。すなわち、本発明における部品
とは、上記キャップ材33のような電子部品の一部の部
品であってもよく、積層コンデンサのようなそれ自体が
1つの電子部品を構成するものであってもよい。
【0054】また、本発明における部品が搭載される基
板についても、上記基板32のように電子部品のケース
基板を構成するものであってもよく、あるいは電子部品
が搭載されるプリント回路基板などであってもよい。さ
らに、接合剤としては、半田ペーストの他、エポキシ系
やシリコーン系などの接着剤を用いてもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る接合剤塗布
装置では、ステージ上面に接合剤が供給され、ステージ
の上方に配置されたスキージが上下に移動可能とされて
おり、該スキージにより接合剤を所定の厚みに拡げるス
キージング操作が可能となるように、スキージ及びステ
ージが相対的にステージの面方向に沿って往復駆動可能
とされているため、該スキージング操作により平坦であ
り、厚みの均一な接合剤層を確実に形成することができ
る。従って、形成された接合剤層に部品の接合剤塗布面
を接触させるだけで、部品の接合剤塗布面に均一な膜厚
で接合剤を確実に塗布することができる。
【0056】また、上記接合剤流動阻止プレートが、ス
テージ上面に当接または上面近傍に位置される下降位置
と、ステージ上面から隔てられた上昇位置との間で上下
へ移動可能とされているので、接合剤流動阻止プレート
を下降位置とすることにより、スキージング操作後に、
ステージもしくはスキージを移動させた際に、接合剤流
動阻止プレートのスキージが配置されている側とは反対
側への接合剤の移動を抑制することができ、それによっ
て供給された接合剤を次の接合剤層形成に際し効率良く
利用することができ、接合剤の消費量を低減することが
できる。
【0057】また、前述した先行技術に記載の部品自動
搭載機では、必要量以上の接合剤を部品の下面に付与し
た後、ローラーなどの掻き取り機構を用いて平坦化する
必要があったのに対し、本発明に係る接合剤塗布装置で
は、このような掻き取り機構を必要としない。従って、
構造を簡略化し得ると共に、工程数の短縮を図ることが
できる。さらに、必要量以上の接合剤を塗布し、掻き取
る必要がないため、接合剤の使用量の低減を図り得る。
【0058】よって、請求項1に記載の発明に係る接合
剤塗布装置を用いることにより、部品の接合剤塗布面に
部品自体のばらつきをあまり影響を受けることなく、接
合剤を均一にかつ安定に塗布することが可能となる。加
えて、上記スキージとステージ上面との間の距離を調節
することにより、塗布すべき接合剤量を容易にかつ高精
度に調節することもできる。従って、様々な接合剤塗布
対象部品に応じ、最適な量の接合剤を均一にかつ高精度
に塗布することができる。
【0059】請求項2に記載の発明では、スキージと、
接合剤流動阻止プレートとの間において、ステージの上
面に接合剤を供給する接合剤供給手段がさらに備えられ
ているため、接合剤供給手段から供給された接合剤が、
スキージング操作により接合剤層の形成に効率良く用い
られ、かつ接合剤流動阻止プレートにより接合剤流動阻
止プレートのスキージ側とは反対側への接合剤の流動が
防止され、接合剤消費量のより一層の低減を図ることが
できる。
【0060】請求項3に記載の発明では、接合剤層上に
接合剤の塗布される部品を接触させて接合剤塗布量に応
じた信号を出力するセンサと、接合剤塗布の度に前記セ
ンサの出力信号により接合剤必要供給量を演算し、接合
剤供給手段を駆動して必要量の接合剤をステージ上面に
供給させる制御手段をさらに備えるため、多数の部品に
接合剤を順次塗布する際に、厚みの均一な接合剤層を自
動的にかつ確実に形成することができ、接合剤塗布操作
を多数回繰り返した場合であっても、各部品に均一な膜
厚で接合剤を安定に塗布することができる。
【0061】請求項4に記載の発明に係る部品自動搭載
機では、上記本発明に係る接合剤塗布装置を用いて部品
の底面に接合剤が塗布され、該接合剤が塗布された部品
が基板に搭載される。従って、部品の底面に接合剤が均
一な膜厚で確実に塗布されるため、部品が基板に安定に
かつばらつきなく搭載される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、本発明の一実施例に係る
部品自動搭載機における接合剤塗布装置の構造の要部を
説明するための模式的各側面図。
【図2】本発明の一実施例に係る部品自動搭載機を示す
斜視図。
【図3】図2に示した部品自動搭載機に構成されている
接合剤塗布装置の概略を示す斜視図。
【図4】本発明に係る部品自動搭載機を用いて好適に得
られる圧電共振部品を示す断面図。
【図5】(a)〜(c)は、従来の部品自動搭載機にお
いて部品に接合剤を塗布する工程を説明するための各模
式的断面図。
【符号の説明】
1…部品自動搭載機 3…吸着ヘッド支持部材 4…部品保持部材としての部品吸着ヘッド 5…ガイドレール 6…スライダー 7,8…ガイドレール 9…部品供給部 12…接合剤塗布部 13…ステージ 13a…ステージの上面 15…スキージ 17…接合剤流動阻止プレート 21…接合剤供給部 22…シリンジ 31…圧電共振部品 32…基板 33…部品としてのキャップ材 33a…キャップ材の下面 34…接合剤 34A…接合剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 拓 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に接合剤が供給されるステージと、 前記ステージの上方に配置されており、かつステージ上
    面に形成される接合剤層の厚みに応じた下降位置と、接
    合剤層の上面から上方に隔てられた上昇位置との間で上
    下に移動可能とされているスキージと、 前記ステージの上方に配置されており、下端がステージ
    上面に当接または上面近傍に位置される下降位置と、ス
    テージ上面から隔てられた上昇位置との間で上下に移動
    可能とされている接合剤流動阻止プレートと、 スキージにより接合剤を所定の厚みに拡げるスキージン
    グ操作を可能とするように、前記スキージ及びステージ
    を相対的にステージの面方向に沿って往復駆動可能とす
    る駆動装置とを備えることを特徴とする、接合剤塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スキージと、前記接合剤流動阻止プ
    レートとの間において、前記ステージの上面に接合剤を
    供給する接合剤供給手段をさらに備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載の接合剤塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記接合剤層上に接合剤の塗布される部
    品を接触させて接合剤塗布量に応じた信号を出力するセ
    ンサと、接合剤を塗布する度に、前記センサの出力信号
    により接合剤必要供給量を演算し、前記接合剤供給手段
    を駆動して必要量の接合剤をステージ上面に供給させる
    制御手段とをさらに備えることを特徴とする、請求項2
    に記載の接合剤塗布装置。
  4. 【請求項4】 部品が供給される部品供給部と、部品の
    底面に接合剤を塗布するための接合剤塗布装置と、部品
    が実装される基板が配置されている基板設置部と、部品
    を着脱し得る部品保持部材とを備え、前記部品保持部材
    が部品供給部に存在する部品を保持し、接合剤塗布装置
    において部品の底面に接合剤を付与し、接合剤が付与さ
    れた部品を基板上に搭載し得るように、該部品保持部材
    が移動され得る部品自動搭載機において、 前記接合剤塗布装置が、請求項1〜3のいずれかに記載
    の接合剤塗布装置であることを特徴とする、部品自動搭
    載機。
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