JPH11176775A - 化学的機械研磨装置及び化学的機械研磨方法 - Google Patents

化学的機械研磨装置及び化学的機械研磨方法

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JPH11176775A
JPH11176775A JP34471197A JP34471197A JPH11176775A JP H11176775 A JPH11176775 A JP H11176775A JP 34471197 A JP34471197 A JP 34471197A JP 34471197 A JP34471197 A JP 34471197A JP H11176775 A JPH11176775 A JP H11176775A
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Hideaki Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学的機械研磨工程においてウェハの裏面に
異物が残存しないようにする。 【解決手段】 研磨パッド202の上に研磨剤を供給す
る。ウェハ203を保持した基板保持ヘッド204を下
降させると共に、加圧流体供給源218から加圧気体を
流体供給路210に供給して、押圧用フィルム208を
介してウェハ203を回転する研磨パッド202に押し
付けることにより、ウェハ203の表面を研磨する。次
に、洗浄水供給源215から洗浄水をウェハ203と押
圧用フィルムとの間に供給すると共に、ウェハ203の
裏面と押圧用フィルム208とを摺接させることによ
り、ウェハ203の裏面を洗浄してウェハ203の裏面
に付着している異物を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
多層配線工程や素子分離工程における平坦化技術として
用いられる化学的機械研磨装置および化学的機械研磨方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、化学的機械研磨は、微細化が進む
半導体集積回路の製造工程における平坦化技術として注
目されている。その理由は、化学的機械研磨を用いる
と、他の平坦化技術例えばレジストエッチバック法では
得られなかった基板全面に亘る平坦化が可能になり、リ
ソグラフィー工程における焦点深度のずれによる露光ミ
スや凹凸面に形成された配線の信頼性の低下等の問題を
解決できる。
【0003】以下、特開平8−339979号公報に示
されている従来の化学的機械研磨装置及び化学的機械研
磨方法について図8及び図9を参照しながら説明する。
【0004】図8及び図9に示すように、従来の化学的
機械研磨装置は、回転可能に設けられた研磨用定盤10
と、該研磨用定盤10の上に固定された研磨パッド11
と、被研磨基板としてのウェハ12を保持すると共に保
持したウェハ12の被研磨面を研磨パッド11に押し付
ける基板保持ヘッド13と、研磨パッド11の上に研磨
剤14を供給する研磨剤供給管15と、基板保持ヘッド
13の下面の周縁部に設けられたリング状のシール部材
16と、基板保持ヘッド13の下面におけるシール部材
16の外側に設けられたリング状のガイド部材17とを
備えている。基板保持ヘッド13の内部には、該基板保
持ヘッド13、シール部材16及び研磨パッド11の上
に載置されるウェハ12によって形成される空間部18
に加圧気体を供給する加圧気体供給路19が設けられて
いる。
【0005】以下、前記従来の化学的機械研磨装置を用
いて行なう化学的機械研磨方法について説明する。
【0006】まず、研磨用定盤10を回転させて研磨パ
ッド11を回転させながら、研磨パッド11の上に研磨
剤供給管15から研磨剤14を供給する。また、ウェハ
12を基板保持ヘッド13にウェハ12の被研磨面が研
磨パッド11と対向するように保持した後、基板保持ヘ
ッド13を降下させると共に加圧気体供給路19から空
間部18に加圧気体を供給して加圧気体によりウェハ1
2の被研磨面を研磨パッド11に押し付けることによ
り、ウェハ12の被研磨面に対して化学的機械研磨を行
なう。尚、ここでは、1度の研磨工程で1枚のウェハ1
2に対して化学機械研磨を行なう場合を示したが、1度
の研磨工程で複数枚のウェハ12に対して化学機械研磨
を行なう場合には、複数の基板保持ヘッド13を備えて
いる。
【0007】化学的機械研磨が終了したウェハ12の被
研磨面には、研磨剤14に含まれる研磨砥粒、及び被研
磨膜又は研磨パッド11の削り滓が異物として付着す
る。ウェハ12の被研磨面に異物が付着すると、後工程
が行なわれる製造装置の内部が異物により汚染された
り、製品の歩留まりが低下したりする等の問題が発生す
る。
【0008】そこで、ウェハ12の被研磨面に対する化
学機械研磨が終了すると、ウェハ12を保持した基板保
持ヘッド13を、表面にブラシが植毛された洗浄パッド
の上方に移動した後、該洗浄パッドの上に弗酸やアンモ
ニア等の洗浄剤を供給すると共に、基板保持ヘッド13
を降下させてウェハ12の被研磨面を洗浄パッドに押し
付けることにより、ウェハ12の被研磨面に対してスク
ラブ洗浄を行なう。
【0009】ところが、洗浄液によるスクラブ洗浄を高
濃度の洗浄液を使用して長時間に亘って行なうと、ウェ
ハ12の被研磨面にマイクロスクラッチ(微小欠陥)が
拡大して配線不良が起きるため、製品の歩留まりが低下
すると共にスループットが低下してしまうので、高濃度
の洗浄液による長時間のスクラブ洗浄を行なうことは好
ましくない。
【0010】そこで、最近では、化学機械研磨工程にお
いて、ウェハ12に対する化学機械研磨が終了すると、
研磨剤供給管15から研磨剤に代えて純水を研磨パッド
11の上に供給してウェハ12の被研磨面を研磨パッド
11に押し付けることにより、ウェハ12の被研磨面を
純水によって洗浄して被研磨面に付着した異物の除去を
行なう方法が提案されている。この純水による洗浄工程
においては、基板保持ヘッド13の研磨パッド11に対
する押圧力、研磨用定盤10の回転速度、洗浄時間、純
水の量、純水の温度等を制御することにより、ウェハ1
2の被研磨面に付着した異物を機械的に除去する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、研磨工程に
おける純水による洗浄及び洗浄工程における洗浄液によ
るスクラブ洗浄を行なうと、ウェハ12の被研磨面(表
面)に付着した異物は確実に除去される。
【0012】ところが、研磨工程において、研磨パッド
11の上に供給された研磨剤14は、ウェハ12とシー
ル部材16との間からウェハ12の裏面に侵入するの
で、ウェハ12の裏面にも、研磨剤14に含まれる研磨
砥粒、及び被研磨膜又は研磨パッド11の削り滓が異物
として付着する。
【0013】前述したように、洗浄工程においてスクラ
ブ洗浄を高濃度の洗浄液を使用して長時間に亘って行な
うと、製品の歩留まりが低下すると共にスループットが
低下するという問題が発生するため、洗浄工程において
は、高濃度の洗浄液による長時間のスクラブ洗浄を行な
うことは好ましくないので、ウェハ12の裏面に付着し
た異物は確実には除去されない。特に、図9に示したよ
うに、加圧気体供給路19から空間部18に供給される
加圧気体によりウェハ12の被研磨面を研磨パッド11
に押し付ける場合には、加圧気体により異物が乾燥させ
られてウェハ12の裏面にこびり付くので、異物の除去
は極めて困難である。
【0014】ウェハの裏面に異物が残存すると、後工程
が行なわれる製造装置の内部が異物により汚染されると
いう問題が発生する。また、ウェハの裏面において異物
が凝集して2次粒子が形成されるため、フォトリソグラ
フィ工程においてウェハの被研磨面が露光光の光軸に対
して垂直にならないのでフォーカスぼけが起きるという
問題、及び、後の化学的機械研磨工程において押圧用フ
ィルムを介してウェハを研磨パッドに押し付ける場合に
は、ウェハにおける2次粒子が形成されている部位は押
圧用フィルムにより強く押圧されるので研磨が均一に行
なわれないという問題等が発生する。
【0015】前記に鑑み、本発明は、化学的機械研磨の
研磨工程においてウェハよりなる被研磨基板の裏面に異
物が残存しないようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明が講じた解決手段は、研磨工程後に被研磨基
板の裏面を洗浄水又は砥粒が含まれていない研磨剤を用
いて洗浄したり、又は研磨工程中に被研磨基板の裏面に
洗浄水又は砥粒が含まれていない研磨剤を供給すること
により被研磨基板の裏面の乾燥を防止するものである。
【0017】本発明に係る第1の化学的機械研磨装置
は、回転可能に設けられた研磨用定盤と、研磨用定盤の
上に固定された研磨パッドと、研磨剤を研磨パッドの上
に供給する研磨剤供給手段と、洗浄水を研磨パッドの上
に供給する洗浄水供給手段と、被研磨基板を着脱可能に
保持すると共に保持した被研磨基板を研磨パッドに押し
付ける基板保持ヘッドと、被研磨基板を表裏反転させる
反転手段とを備えている。
【0018】第1の化学的機械研磨装置によると、被研
磨基板を表裏反転させる反転手段を備えているため、研
磨工程が終了した被研磨基板を研磨パッドの上において
表裏反転させることができる。また、洗浄水を研磨パッ
ドの上に供給する洗浄水供給手段を備えているため、研
磨工程後に洗浄水を研磨パッドの上に供給すると共に基
板保持ヘッドにより被研磨基板の裏面を研磨パッドに押
し付けて、被研磨基板の裏面を洗浄することができる。
【0019】本発明に係る第2の化学的機械研磨装置
は、回転可能に設けられた研磨用定盤と、研磨用定盤の
上に固定された研磨パッドと、回転可能に設けられた洗
浄用定盤と、洗浄用定盤の上に設けられた洗浄パッド
と、研磨剤を研磨パッドの上に供給する研磨剤供給手段
と、洗浄水を洗浄パッドの上に供給する洗浄水供給手段
と、研磨パッドの上方と洗浄パッドの上方との間を移動
可能に設けられており、被研磨基板を着脱可能に保持す
ると共に保持した被研磨基板を研磨パッド及び洗浄パッ
ドに個別に押し付ける基板保持ヘッドと、被研磨基板を
表裏反転させる反転手段とを備えている。
【0020】第2の化学的機械研磨装置によると、基板
保持ヘッドは研磨パッドの上方と洗浄パッドの上方との
間を移動可能に設けられているため、研磨工程が終了し
た被研磨基板を研磨パッド上から洗浄パッド上に移動さ
せることができる。また、被研磨基板を表裏反転させる
反転手段を備えているため、研磨工程が終了した被研磨
基板をその表裏が反転した状態で洗浄パッドの上に載置
することができる。さらに、洗浄水を洗浄パッドの上に
供給する洗浄水供給手段を備えているため、研磨工程後
に洗浄水を洗浄パッドの上に供給すると共に基板保持ヘ
ッドにより被研磨基板の裏面を洗浄パッドに押し付け
て、被研磨基板の裏面を洗浄することができる。
【0021】本発明に係る第3の化学的機械研磨装置
は、回転可能に設けられた研磨用定盤と、研磨用定盤の
上に固定された研磨パッドと、被研磨基板を着脱可能に
保持すると共に保持した被研磨基板を研磨パッドに押し
付ける基板保持ヘッドと、研磨パッドの上に砥粒が含ま
れている第1の研磨剤を供給する第1の研磨剤供給手段
と、基板保持ヘッドに保持されている被研磨基板の裏面
に砥粒が含まれていない第2の研磨剤を供給する第2の
研磨剤供給手段とを備えている。
【0022】第3の化学的機械研磨装置によると、被研
磨基板の裏面に砥粒が含まれていない第2の研磨剤を供
給する第2の研磨剤供給手段を備えているため、研磨工
程において表面が研磨されている被研磨基板の裏面に第
2の研磨剤を供給できるので、研磨工程において被研磨
基板の裏面に付着した異物が乾燥して裏面にこびり付く
事態を防止できる。
【0023】第3の化学的機械研磨装置は、基板保持ヘ
ッドに保持されている被研磨基板の裏面に洗浄水を供給
する洗浄水供給手段をさらに備えていることが好まし
い。
【0024】第3の化学的機械研磨装置において、基板
保持ヘッドは、該基板保持ヘッドに保持されている被研
磨基板の裏面側に加圧気体を供給することにより被研磨
基板を研磨パッドに押し付ける基板押圧手段を有してい
ることが好ましい。
【0025】本発明に係る第1の化学的機械研磨方法
は、研磨パッドの上に研磨剤を供給しながら被研磨基板
の表面を研磨する研磨工程と、研磨工程が終了した被研
磨基板の表裏を反転させる反転工程と、研磨パッドの上
に洗浄水を供給しながら被研磨基板の裏面を洗浄する洗
浄工程とを備えている。
【0026】第1の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程が終了した被研磨基板の表裏を反転させて、研磨パ
ッドの上に洗浄水を供給しながら被研磨基板の裏面を洗
浄するため、研磨工程において被研磨基板の裏面に付着
した異物を確実に除去することができる。
【0027】本発明に係る第2の化学的機械研磨方法
は、回転する研磨パッドの上に研磨剤を供給すると共に
回転する研磨パッドに被研磨基板の表面を押し付けるこ
とにより、被研磨基板の表面を研磨する研磨工程と、研
磨工程が終了した被研磨基板をその表裏が反転した状態
で洗浄パッドの上に移送する移送工程と、洗浄パッドの
上に洗浄水を供給すると共に洗浄パッドに被研磨基板の
裏面を押し付けることにより、被研磨基板の裏面を洗浄
する洗浄工程とを備えている。
【0028】第2の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程が終了した被研磨基板をその表裏が反転した状態で
洗浄パッドの上に移送した後、洗浄パッドの上に洗浄水
を供給しながら被研磨基板の裏面を洗浄するため、研磨
工程において被研磨基板の裏面に付着した異物を確実に
除去することができる。
【0029】第3の化学的機械研磨方法は、研磨パッド
の上に研磨剤を供給すると共に被研磨基板をその裏面か
ら回転する研磨パッドに押圧用フィルムを介して押し付
けることにより、被研磨基板の表面を研磨する研磨工程
と、被研磨基板と押圧用フィルムとの間に洗浄水を供給
すると共に被研磨基板の裏面と押圧用フィルムとを摺接
させることにより、被研磨基板の裏面を洗浄する洗浄工
程とを備えている。
【0030】第3の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程が終了した被研磨基板と押圧用フィルムとの間に洗
浄水を供給すると共に被研磨基板の裏面と押圧用フィル
ムとを摺接させることにより、被研磨基板の裏面を洗浄
するため、研磨工程において被研磨基板の裏面に付着し
た異物を確実に除去することができる。
【0031】本発明に係る第4の化学的機械研磨方法
は、研磨パッドの上に研磨剤を供給すると共に回転する
研磨パッドに被研磨基板の表面を押し付けることによ
り、被研磨基板の表面を研磨する研磨工程を備えた化学
的機械研磨方法を前提とし、研磨工程は、表面が研磨さ
れている被研磨基板の裏面に洗浄液を供給する工程を含
む。
【0032】第4の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程において表面が研磨されている被研磨基板の裏面に
洗浄液を供給するので、研磨工程において被研磨基板の
裏面に付着した異物が乾燥して裏面にこびり付く事態を
防止できる。
【0033】本発明に係る第5の化学的機械研磨方法
は、研磨パッドの上に研磨剤を供給すると共に回転する
研磨パッドに被研磨基板の表面を押し付けることによ
り、被研磨基板の表面を研磨する研磨工程を備えた化学
的機械研磨方法を前提とし、研磨工程は、表面が研磨さ
れている被研磨基板の裏面に砥粒が含まれていない研磨
剤を供給する工程を含む。
【0034】第5の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程において表面が研磨されている被研磨基板の裏面に
砥粒が含まれていない研磨剤を供給するので、研磨工程
において被研磨基板の裏面に付着した異物が乾燥して裏
面にこびり付く事態を防止できる。この場合、被研磨基
板の裏面に供給される研磨剤には砥粒が含まれていない
ので、被研磨基板の裏面に新たな異物が付着する事態を
回避できる。
【0035】第4又は第5の化学的機械研磨方法におい
て、研磨工程は、被研磨基板の裏面側に加圧気体を供給
することにより被研磨基板を研磨パッドに押し付ける工
程を含むことが好ましい。
【0036】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る化学的機械研磨装置及び化学的
機械研磨方法について図1〜図4を参照しながら説明す
る。
【0037】図1は第1の実施形態に係る化学的機械研
磨装置100の全体構成を示しており、化学的機械研磨
装置100は、被研磨基板としてのウェハを収納したウ
ェハカセットが配置されると共にウェハカセットからウ
ェハを取り出して移送するロードロボットを有するロー
ドステーション101と、研磨が終了したウェハを収納
するためのウェハカセットが配置されると共に研磨が終
了したウェハをウェハカセットに収納するアンロードロ
ボットを有するアンロードステーション102とを備え
ている。
【0038】ロードステーション101及びアンロード
ステーション102の右方には回転可能に設けられたウ
ェハ待機盤103が配置されており、図2に示すよう
に、ウェハ待機盤103には、ウェハを載置した状態で
上下方向に伸縮する4つのウェハ載置台104A、10
4B、104C、104Dが設けられている。ウェハ待
機盤103の右後方には、互いに接近したり離反したり
する一対のアーム105aを有する第1のウェハ反転ロ
ボット105が配置されていると共に、ウェハ待機盤1
03の右前方には、互いに接近したり離反したりする一
対のアーム106aを有する第2のウェハ反転ロボット
106が配置されており、第1及び第2のウェハ反転ロ
ボット105、106は、ウェハ載置台104A〜10
4Dに載置されたウェハ120をアーム105a、10
6aにより保持し、保持したウェハ120を表裏反転さ
せて再びウェハ載置台104A〜104Dに載置する。
【0039】図1に示すように、ウェハ待機盤103の
右方には、回転可能に設けられた第1の洗浄用定盤10
7及び第2の洗浄用定盤108が前後方向に配置されて
いると共に、第1及び第2の洗浄用定盤107、108
の右方には回転可能に設けられた研磨用定盤109が配
置されている。尚、第1の洗浄用定盤107及び第2の
洗浄用定盤108はいずれか1つのみ設けられていても
よく、その場合には、第1のウェハ反転ロボット105
及び第2のウェハ反転ロボット106もいずれか1つの
み設けられておればよい。
【0040】図3に示すように、第1の洗浄用定盤10
7及び第2の洗浄用定盤108の上には、ブラシが植毛
された洗浄パッド110がそれぞれ固定されていると共
に、研磨用定盤109の上には弾性材よりなる研磨パッ
ド112が固定されており、洗浄パッド110及び研磨
パッド112の上方には、ウェハ120を保持すると共
に保持したウェハ120を洗浄パッド110又は研磨パ
ッド112に押し付ける基板保持ヘッド114が移動可
能に配置されている。また、洗浄パッド110の上方に
は、該洗浄パッド110の上に洗浄水(純水)を供給す
る洗浄水供給管115が設けられていると共に、研磨パ
ッド112の上方には、該研磨パッド112の上に研磨
剤又は洗浄水(純水)を供給する液体供給管116が設
けられており、該液体供給管116の上端部は流路切替
弁(三方弁)117を介して研磨剤供給源118及び洗
浄水供給源119に接続されている。
【0041】また、図1に示すように、化学的機械研磨
装置100には、ウェハ待機盤103、第1及び第2の
洗浄用定盤107、108並びに研磨用定盤109の上
方を跨いだ状態で、ラックアンドピニオン機構により左
右方向へ移動する移送台113が設けられており、該移
送台113は基板保持ヘッド114を着脱可能に保持す
る保持手段を有している。
【0042】(第1の実施形態に係る化学的機械研磨方
法を用いて行なう化学的機械研磨方法)以下、第1の実
施形態に係る化学的機械研磨装置を用いて行なう化学的
機械研磨方法について説明する。
【0043】まず、ロードステーション101に載置さ
れたウェハカセットから第1のウェハを取り出し、第1
のウェハをウェハ載置台104Aに載置した後、ウェハ
待機盤103を反時計方向に90度回転し、その後、ウ
ェハカセットから第2のウェハを取り出し、第2のウェ
ハをウェハ載置台104Bに載置する。
【0044】次に、ウェハ待機盤103を反時計方向に
180度回転して、ウェハ載置台104A、104Bを
ウェハ待機盤103の右側部分に移動すると共に、基板
保持ヘッド114を保持した移送台113を第1の停止
位置Aに移動させた後、基板保持ヘッド114を降下さ
せてウェハ載置台104A、104Bに載置されている
ウェハを基板保持ヘッド114に真空吸着させて保持す
る。
【0045】次に、移送台113を第3の停止位置Cに
移動した後、流路切替弁117を制御して研磨剤供給源
118と液体供給管116とを接続し、研磨剤を研磨剤
供給源118から液体供給管116を介して研磨パッド
112の上に供給すると共に、基板保持ヘッド114を
降下させてウェハ120を回転する研磨パッド112に
押し付けることにより、ウェハ120の表面を研磨剤に
よって研磨する。
【0046】ウェハ120の表面を研磨している際に、
ウェハカセットから第3及び第4のウェハを順次取り出
し、取り出した第3及び第4のウェハをウェハ載置台1
04C、104Dに順次載置する。尚、ウェハ載置台1
04C、104Dにウェハが載置されている場合には、
ウェハ載置台104C、104Dに載置されているウェ
ハを予めアンロードステーション102に配置されてい
るウェハカセットに収納する。
【0047】次に、研磨剤によるウェハ120の表面に
対する研磨が終了すると、流路切替弁117を制御して
洗浄水供給源119と液体供給管116とを接続し、洗
浄水を洗浄水供給源119から液体供給管116を介し
て研磨パッド112の上に供給して、ウェハ120の表
面を洗浄水によって洗浄する。
【0048】洗浄水によるウェハ120の表面に対する
洗浄が終了すると、基板保持ヘッド114を上昇させる
と共に、移送台113を第1の停止位置Aまで移動す
る。その後、基板保持ヘッド114を降下させて該基板
保持ヘッド114に保持されているウェハ120をウェ
ハ載置台104A(104B)に載置する。
【0049】次に、第1のウェハ反転ロボット105を
駆動して、ウェハ載置台104A(104B)に載置さ
れているウェハ120の表裏を反転する。すなわち、図
4(a)に示すように、ウェハ載置台104A(104
B)を上昇させた後、図4(b)に示すように、ウェハ
載置台104A(104B)に載置されているウェハ1
20を第1のウェハ反転ロボット105のアーム105
aにより保持し、その後、図4(c)に示すように、ア
ーム105aを回転させて、アーム105aを上下反転
させた後、アーム105aに保持されているウェハ12
0を再びウェハ載置台104A(104B)に載置す
る。これにより、ウェハ120の表裏は反転する。尚、
ウェハ120の表裏を反転する際には、移送台113
は、第1のウェハ反転ロボット105の動作の妨げにな
らないように、第2の停止位置B又は第3の停止位置C
に退避しておく。
【0050】ウェハ120の表裏が反転すると、基板保
持ヘッド114を保持した移送台113を第1の停止位
置Aに移動させた後、基板保持ヘッド114を降下させ
てウェハ載置台104A(104B)に載置されている
ウェハ120を基板保持ヘッド114に保持する。次
に、移送台113を第2の停止位置Bに移動した後、洗
浄水を洗浄水供給管115から洗浄パッド110の上に
供給すると共に、基板保持ヘッド114を降下させてウ
ェハ120を回転する洗浄パッド110に押し付けるこ
とにより、ウェハ120の裏面を洗浄水によって洗浄す
る。このようにすると、研磨工程においてウェハ120
の裏面に付着した異物は洗浄水によって除去される。洗
浄水による洗浄工程においては、基板保持ヘッド114
の洗浄パッド110に対する押圧力、洗浄用定盤107
(108)の回転速度、洗浄時間、洗浄水の量、洗浄水
の温度等を制御することにより、ウェハ120に裏面に
付着した異物を機械的に除去する。
【0051】ところで、研磨剤により表面が研磨された
後、洗浄水によって表面が洗浄されたウェハ120は、
乾燥することなく洗浄パッド110の上に移送されるこ
とが好ましい。このようにすると、ウェハ120の裏面
に付着している異物が凝集して2次粒子になってこびり
付かないので、ウェハ120の裏面に付着した異物の洗
浄水による除去は容易になる。
【0052】尚、第1の実施形態においては、表裏が反
転したウェハ120を洗浄パッド110に押し付けるこ
とにより、ウェハ120の裏面を洗浄したが、これに代
えて、表裏が反転したウェハ120の裏面を再び研磨パ
ッド112に押し付けることにより、ウェハ120の裏
面を洗浄水供給源119から供給される洗浄水によって
洗浄してもよい。
【0053】ウェハ120の裏面に対する洗浄が終了す
ると、基板保持ヘッド114を上昇させると共に、移送
台113を第1の停止位置Aまで移動した後、基板保持
ヘッド114を降下させて該基板保持ヘッド114に保
持されているウェハ120をウェハ載置台104A(1
04B)に載置し、その後、ウェハ載置台104A(1
04B)に載置されているウェハ120をアンロードス
テーション102に配置されているウェハカセットに収
納する。
【0054】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る化学的機械研磨装置及び化学的機械研磨
方法について図5及び図6を参照しながら説明する。
【0055】図5は第2の実施形態に係る化学的機械研
磨装置200の全体構成を示し、図6は第2の実施形態
に係る化学的機械研磨装置200の要部の断面構造を示
している。
【0056】化学的機械研磨装置200は、回転可能に
設けられた研磨用定盤201と、該研磨用定盤201の
上に固定された研磨パッド202と、被研磨基板として
のウェハ203を保持すると共に保持したウェハ203
の被研磨面を研磨パッド202に押し付ける基板保持ヘ
ッド204と、研磨パッド202の上に砥粒が含まれる
第1の研磨剤205を供給する第1の研磨剤供給管20
6と、基板保持ヘッド204の下面の周縁部に設けられ
たリング状のガイド部材207と、基板保持ヘッド20
4の下面におけるガイド部材207の内側に設けられた
押圧用フィルム208とを備えている。
【0057】基板保持ヘッド204の内部には流体供給
路210が設けられており、該流体供給路210の上端
において、流路開閉弁211を有し砥粒を含まない第2
の研磨剤を貯留する第2の研磨剤供給源212から第2
の研磨剤を供給する第2の研磨剤供給管213の他端が
開口し、流路開閉弁214を有し純水等の洗浄水を貯留
する洗浄水供給源215から洗浄水を供給する洗浄水供
給管216の他端が開口し、流路開閉弁217を有し加
圧エア等の加圧気体を発生する加圧気体供給源218か
ら加圧気体を供給する加圧気体供給管219の他端が開
口している。一方、流体供給路210の下端は、基板保
持ヘッド204の底部に形成された多数の連通孔204
a及び押圧用フィルム208に形成された多数の貫通孔
208aを介してウェハ203の裏面と連通している。
【0058】この場合、基板保持ヘッド204の連通孔
204aの断面積を押圧用フィルム208の貫通孔20
8aの断面積よりも大きくしておくと、加圧気体供給管
219から供給される加圧気体は基板保持ヘッド204
と押圧用フィルム208との間に確実に導入されるた
め、押圧用フィルム208は加圧気体の押圧力によって
ウェハ203の被研磨面(表面)を研磨パッド202に
対して均一に押し付けることができるので、ウェハ20
3に対する研磨レートの面内均一性が向上する。
【0059】また、第2の研磨剤を第2の研磨剤供給管
213からウェハ203の裏面に供給したり、又は、洗
浄水を洗浄水供給管216からウェハ203の裏面に供
給したりすると、押圧用フィルム208とウェハ203
の裏面との相対回転に伴って、ウェハ203の裏面は第
2の研磨剤又は洗浄水によって研磨されるので、ウェハ
203の裏面に付着している異物は除去される。
【0060】(第2の実施形態に係る化学的機械研磨装
置を用いて行なう第1の化学的機械研磨方法) 以下、第2の実施形態に係る化学的機械研磨装置を用い
て行なう第1の化学的機械研磨方法について説明する。
【0061】まず、研磨用定盤201を回転させて研磨
パッド201を回転させながら、研磨パッド201の上
に第1の研磨剤供給管216から砥粒を含む第1の研磨
剤205を供給する。また、ウェハ203を基板保持ヘ
ッド204にウェハ203の被研磨面(表面)が研磨パ
ッド202と対向するように保持した後、基板保持ヘッ
ド204を回転させながら降下させると共に加圧気体供
給管219から押圧用フィルム208の裏面に加圧気体
を供給して押圧用フィルム208によりウェハ203の
表面を研磨パッド202に押し付けることによって、ウ
ェハ203の表面に対して化学的機械研磨を行なう。
【0062】ウェハ203の表面に対する研磨工程が完
了すると、第1の研磨剤供給管216からの第1の研磨
剤205の供給を停止する一方、洗浄水供給管216か
ら洗浄水を押圧用フィルム208とウェハ203の裏面
との間に供給すると共に、基板保持ヘッド204及び研
磨パッド201の回転を継続して行なう。このようにす
ると、基板保持ヘッド204に設けられた押圧用フィル
ム208とウェハ203とが相対回転するため、ウェハ
203の裏面は第2の洗浄水によって研磨されるので、
ウェハ203の裏面に付着する異物は確実に除去され
る。洗浄水による洗浄工程においては、基板保持ヘッド
204の研磨パッド201に対する押圧力、研磨用定盤
201の回転速度、洗浄時間、洗浄水の量、洗浄水の温
度等を制御することにより、ウェハ203の裏面に付着
した異物を機械的に除去する。
【0063】(第2の実施形態に係る化学的機械研磨装
置を用いて行なう第2の化学的機械研磨方法)まず、研
磨用定盤201を回転させて研磨パッド201を回転さ
せながら、研磨パッド201の上に第1の研磨剤供給管
216から砥粒を含む第1の研磨剤205を供給する。
また、ウェハ203を基板保持ヘッド204にウェハ2
03の被研磨面(表面)が研磨パッド202と対向する
ように保持した後、基板保持ヘッド204を回転させな
がら降下させると共に加圧気体供給管219から押圧用
フィルム208の裏面に加圧気体を供給して加圧気体に
よりウェハ203の表面を研磨パッド202に押し付け
ることにより、ウェハ203の表面に対して化学的機械
研磨を行なう。
【0064】第2の化学的機械研磨方法の特徴として、
ウェハ203の表面に対して化学的機械研磨を行なう際
に、洗浄水供給管216からウェハ203の裏面に洗浄
水を供給する。研磨工程においてウェハ203の裏面に
付着する異物が除去し難い理由は、ウェハ203の裏面
に付着した研磨剤が乾燥するためであるから、第2の化
学的機械研磨方法のように、研磨工程においてウェハ2
03の裏面に洗浄水を供給すると、ウェハ203の裏面
に付着する異物が乾燥してウェハ203の裏面にこびり
付く事態を回避できる。
【0065】ウェハ203の表面に対する研磨工程が完
了すると、第1の研磨剤供給管216からの第1の研磨
剤205の供給を停止する一方、洗浄水供給管216か
ら洗浄水を押圧用フィルム208とウェハ203の裏面
との間に供給すると共に、基板保持ヘッド204及び研
磨パッド201の回転を継続して行なう。このようにす
ると、基板保持ヘッド204に設けられた押圧用フィル
ム208とウェハ203とが相対回転するため、ウェハ
203の裏面は洗浄水によって研磨されるので、ウェハ
203の裏面に付着する異物は確実に除去される。特
に、第2の化学的機械研磨方法によると、研磨工程にお
いてウェハ203の裏面に洗浄水を供給するため、ウェ
ハ203の裏面が乾燥しないので、ウェハ203の裏面
に付着している異物は容易に除去される。
【0066】尚、ウェハ203の表面に対して化学的機
械研磨を行なう際に、洗浄水供給管216からウェハ2
03の裏面に洗浄水を供給する代わりに、第2の研磨剤
供給管213からウェハ203の裏面に砥粒を含まない
第2の研磨剤を供給してもよい。このようにしても、ウ
ェハ203の裏面が乾燥する事態を防止できる。
【0067】(第2の実施形態に係る化学的機械研磨装
置を用いて行なう第3の化学的機械研磨方法)まず、研
磨用定盤201を回転させて研磨パッド201を回転さ
せながら、研磨パッド201の上に第1の研磨剤供給管
216から砥粒を含む第1の研磨剤205を供給する。
また、ウェハ203を基板保持ヘッド204にウェハ2
03の被研磨面(表面)が研磨パッド202と対向する
ように保持した後、基板保持ヘッド204を回転させな
がら降下させると共に加圧気体供給管219から押圧用
フィルム208の裏面に加圧気体を供給して加圧気体に
よりウェハ203の表面を研磨パッド202に押し付け
ることにより、ウェハ203の表面に対して化学的機械
研磨を行なう。
【0068】第3の化学的機械研磨方法の特徴として、
ウェハ203の表面に対して化学的機械研磨を行なう際
に、洗浄水供給管216からウェハ203の裏面に洗浄
水を供給する。このように、研磨工程においてウェハ2
03の裏面に洗浄水を供給すると、ウェハ203の裏面
に付着する異物が乾燥してウェハ203の裏面にこびり
付く事態を回避できる。
【0069】ウェハ203の表面に対する研磨工程が完
了すると、第1の研磨剤供給管216からの第1の研磨
剤205の供給を停止する一方、第2の研磨剤供給管2
13から砥粒を含まない第2の研磨剤を押圧用フィルム
208とウェハ203の裏面との間に供給すると共に、
基板保持ヘッド204及び研磨パッド201の回転を継
続して行なう。このようにすると、基板保持ヘッド20
4に設けられた押圧用フィルム208とウェハ203と
が相対回転するため、ウェハ203の裏面は第2の研磨
剤によって研磨されるので、ウェハ203の裏面に付着
する異物は確実に除去される。
【0070】特に、第3の化学的機械研磨方法による
と、研磨工程においてウェハ203の裏面に第2の研磨
剤を供給するため、ウェハ203の裏面が乾燥しないの
で、ウェハ203の裏面に付着している異物は容易に除
去される。
【0071】また、ウェハ203の裏面に第2の研磨剤
を供給するため、第1の研磨剤供給管216から研磨パ
ッド201の上に供給される第1の研磨剤205の濃度
が薄められないので、研磨レートが低下しない。
【0072】また、第2の研磨剤に砥粒が含まれていな
いため、基板保持ヘッド204に設けられた押圧用フィ
ルム208とウェハ203の裏面とが相対回転しても、
砥粒がウェハ203の裏面に付着しない。
【0073】尚、ウェハ203の表面に対して化学的機
械研磨を行なう際に、洗浄水供給管216からウェハ2
03の裏面に洗浄水を供給する代わりに、第2の研磨剤
供給管213からウェハ203の裏面に砥粒を含まない
第2の研磨剤を供給してもよい。このようにしても、ウ
ェハ203の裏面が乾燥する事態を防止できる。
【0074】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る化学的機械研磨装置及び化学的機械研磨
方法について図7を参照しながら説明する。
【0075】第3の実施形態に係る化学的機械研磨装置
は、第2の実施形態に係る化学的機械研磨装置に比べ
て、基板保持ヘッドの構造が異なるのみであるから、以
下の説明においては、基板保持ヘッドの構造についての
み説明する。
【0076】第3の実施形態に係る化学的機械研磨装置
は、回転可能に設けられた研磨用定盤301と、該研磨
用定盤301の上に固定された研磨パッド302と、被
研磨基板としてのウェハ303を保持すると共に保持し
たウェハ303の被研磨面(表面)を研磨パッド302
に押し付ける基板保持ヘッド304と、研磨パッド30
2の上に砥粒が含まれる第1の研磨剤を供給する第1の
研磨剤供給管と、基板保持ヘッド304の下面の周縁部
に設けられたリング状のガイド部材307とを備えてお
り、ガイド部材307、基板保持ヘッド304及び研磨
パッド302の上に載置されたウェハ303によって空
間部309が形成されている。尚、第3の実施形態にお
いては、研磨パッド302の上に砥粒が含まれる第1の
研磨剤を供給する第1の研磨剤供給管については、図示
を省略している。
【0077】基板保持ヘッド304の内部には流体供給
路310が設けられており、該流体供給路310の上端
において、流路開閉弁311を有し砥粒を含まない第2
の研磨剤を貯留する第2の研磨剤供給源312から第2
の研磨剤を供給する第2の研磨剤供給管313の他端が
開口し、流路開閉弁314を有し純水等の洗浄水を貯留
する洗浄水供給源315から洗浄水を供給する洗浄水供
給管316の他端が開口し、流路開閉弁317を有し加
圧エア等の加圧気体を発生する加圧気体供給源318か
ら加圧気体を供給する加圧気体供給管319の他端が開
口している。一方、流体供給路310の下端は、基板保
持ヘッド304の底部に形成された多数の連通孔304
aを介して空間部309と連通している。
【0078】第3の実施形態においては、加圧気体供給
管319から空間部309に供給される加圧気体によっ
て、ウェハ303の表面は研磨パッド302に対して均
一に押し付けられるので、ウェハ303に対する研磨レ
ートの面内均一性が向上する。
【0079】第2の研磨剤供給管313から供給される
第2の研磨剤又は洗浄水供給管316から供給される洗
浄水は、ウェハ303の裏面に導入されて該裏面の乾燥
を防止する。
【0080】(第3の実施形態に係る化学的機械研磨装
置を用いて行なう第1の化学的機械研磨方法)まず、研
磨用定盤301を回転させて研磨パッド301を回転さ
せながら、研磨パッド301の上に、図示しない第1の
研磨剤供給管から砥粒を含む第1の研磨剤を供給する。
また、ウェハ303を基板保持ヘッド304にウェハ3
03の被研磨面が研磨パッド302と対向するように保
持した後、基板保持ヘッド304を回転させながら降下
させると共に加圧気体供給管319から空間部309に
加圧気体を供給して加圧気体によりウェハ303の被研
磨面を研磨パッド302に押し付けることにより、ウェ
ハ303の被研磨面に対して化学的機械研磨を行なう。
【0081】第1の化学的機械研磨方法の特徴として、
ウェハ303の被研磨面に対して化学的機械研磨を行な
う際に、洗浄水供給管316からウェハ303の裏面に
洗浄水を供給する。このように、研磨工程においてウェ
ハ303の裏面に洗浄水を供給すると、ウェハ303の
裏面に付着する異物が乾燥してウェハ303の裏面にこ
びり付く事態を回避できる。
【0082】ウェハ303の被研磨面に対する化学的機
械研磨が完了すると、第1の実施形態に係る化学的機械
研磨装置を用いて行なう化学的機械研磨方法と同様に、
ウェハ303の表裏を反転させて、ウェハ303の裏面
に付着した異物を除去する。
【0083】(第3の実施形態に係る化学的機械研磨装
置を用いて行なう第2の化学的機械研磨方法)まず、研
磨用定盤301を回転させて研磨パッド301を回転さ
せながら、研磨パッド301の上に、図示しない第1の
研磨剤供給管から砥粒を含む第1の研磨剤を供給する。
また、ウェハ303を基板保持ヘッド304にウェハ3
03の被研磨面が研磨パッド302と対向するように保
持した後、基板保持ヘッド304を回転させながら降下
させると共に加圧気体供給管319から空間部309に
加圧気体を供給して加圧気体によりウェハ303の被研
磨面を研磨パッド302に押し付けることにより、ウェ
ハ303の被研磨面に対して化学的機械研磨を行なう。
【0084】第2の化学的機械研磨方法の特徴として、
ウェハ303の被研磨面に対して化学的機械研磨を行な
う際に、第2の研磨剤供給管313からウェハ303の
裏面に砥粒が含まれない第2の研磨剤を供給する。この
ように、研磨工程においてウェハ303の裏面に第2の
研磨剤を供給すると、ウェハ303の裏面に付着する異
物が乾燥してウェハ303の裏面にこびり付く事態を回
避できる。
【0085】ウェハ303の被研磨面に対する化学的機
械研磨が完了すると、第1の実施形態に係る化学的機械
研磨装置を用いて行なう化学的機械研磨方法と同様に、
ウェハ303の表裏を反転させて、ウェハ303の裏面
に付着した異物を除去する。
【0086】
【発明の効果】第1の化学的機械研磨装置によると、研
磨工程が終了した後に、研磨パッドの上に洗浄水を供給
すると共に被研磨基板の裏面を研磨パッドに押し付け
て、被研磨基板の裏面を洗浄することができるので、研
磨工程において被研磨基板の裏面に付着した異物を洗浄
水によって除去することができる。
【0087】第2の化学的機械研磨装置によると、研磨
工程が終了した後に、被研磨基板をその表裏が反転した
状態で洗浄パッドの上に載置し、洗浄パッドの上に洗浄
水を供給すると共に被研磨基板の裏面を洗浄パッドに押
し付けて、被研磨基板の裏面を洗浄することができるの
で、研磨工程において被研磨基板の裏面に付着した異物
を洗浄水によって除去することができる。
【0088】第3の化学的機械研磨装置によると、研磨
工程において表面が研磨されている被研磨基板の裏面に
第2の研磨剤を供給して、研磨工程において被研磨基板
の裏面に付着した異物が乾燥して裏面にこびり付く事態
を防止できるので、後に行なわれる洗浄工程において、
被研磨基板の裏面に付着した異物を容易且つ確実に除去
することができる。この場合、第2の研磨剤には砥粒が
含まれていないので、被研磨基板の裏面に新たな異物が
付着する事態を回避できると共に、第2の研磨剤によっ
て、研磨パッドの上に供給されている第1の研磨剤の濃
度が薄められる事態も回避できる。
【0089】第3の化学的機械研磨装置が、被研磨基板
の裏面に洗浄水を供給する洗浄水供給手段をさらに備え
ていると、研磨工程が終了した後に、被研磨基板の裏面
に洗浄水を供給して、被研磨基板の裏面に付着している
第2の研磨剤を洗い流すことができる。
【0090】第3の化学的機械研磨装置において、基板
保持ヘッドが、被研磨基板の裏面側に加圧気体を供給し
て被研磨基板を研磨パッドに押し付ける基板押圧手段を
有していると、研磨工程において被研磨基板の裏面に付
着した異物が加圧気体により乾燥させられて被研磨基板
の裏面にこびり付く事態を防止することができる。
【0091】第1の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程が終了した被研磨基板の表裏を反転させて、研磨パ
ッドの上に洗浄水を供給しながら被研磨基板の裏面を洗
浄するため、研磨工程において被研磨基板の裏面に付着
した異物を確実に除去することができる。
【0092】第2の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程が終了した被研磨基板の表裏を反転させて、洗浄パ
ッドの上に洗浄水を供給しながら被研磨基板の裏面を洗
浄するため、研磨工程において被研磨基板の裏面に付着
した異物を確実に除去することができる。
【0093】第3の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程が終了した被研磨基板の裏面と押圧用フィルムとの
間に洗浄水を供給すると共に両者を摺接させることによ
り、被研磨基板の裏面を洗浄するため、研磨工程におい
て被研磨基板の裏面に付着した異物を確実に除去するこ
とができる。
【0094】第4の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程において被研磨基板の裏面に付着した異物が乾燥し
て裏面にこびり付く事態を洗浄水によって防止できるの
で、後に行なわれる洗浄工程において、被研磨基板の裏
面に付着した異物を容易且つ確実に除去することができ
る。
【0095】第5の化学的機械研磨方法によると、研磨
工程において被研磨基板の裏面に付着した異物が乾燥し
て裏面にこびり付く事態を研磨剤によって防止できるの
で、後に行なわれる洗浄工程において、被研磨基板の裏
面に付着した異物を容易且つ確実に除去することができ
る。この場合、被研磨基板の裏面に供給される研磨剤に
は砥粒が含まれていないので、被研磨基板の裏面に新た
な異物が付着する事態を回避できると共に、被研磨基板
の裏面に供給される研磨剤によって、研磨パッドの上に
供給されている研磨剤の濃度が薄められる事態も回避で
きる。
【0096】第4又は第5の化学的機械研磨方法におい
て、研磨工程が被研磨基板の裏面側に加圧気体を供給し
て被研磨基板を研磨パッドに押し付ける工程を含むと、
研磨工程において被研磨基板の裏面に付着した異物が加
圧気体により乾燥させられて被研磨基板の裏面にこびり
付く事態を防止することができる。
【0097】従って、第1〜第3の化学機械的研磨装置
又は第1〜第5の化学的機械研磨方法によると、後工程
が行なわれる製造装置の内部が異物により汚染される事
態、被研磨基板の裏面に形成される2次粒子に起因し
て、フォトリソグラフィ工程においてフォーカスぼけが
起きる事態、及び、被研磨基板の裏面に形成される2次
粒子に起因して、後の化学的機械研磨工程において均一
な研磨が行なわれなくなる事態を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る化学的機械研磨
装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る化学的機械研磨
装置における反転手段を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る化学的機械研磨
装置における研磨手段及び洗浄手段を示す概略図であ
る。
【図4】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態に
係る化学的機械研磨装置を用いて行なう化学的機械研磨
方法における反転工程を示す概略図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る化学的機械研磨
装置の全体構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る化学的機械研磨
装置における基板保持ヘッドの断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る化学的機械研磨
装置における基板保持ヘッドの断面図である。
【図8】従来の化学的機械研磨装置の全体構成を示す斜
視図である。
【図9】従来の化学的機械研磨装置における基板保持ヘ
ッドの断面図である。
【符号の説明】
100 化学的機械研磨装置 101 ロードステーション 102 アンロードステーション 103 ウェハ待機盤 104A,104B,105C,105D ウェハ載置
台 105 第1のウェハ反転ロボット 105a アーム 106 第2のウェハ反転ロボット 106a アーム 107 第1の洗浄用定盤 108 第2の洗浄用定盤 109 研磨用定盤 110 洗浄パッド 112 研磨パッド 113 移送台 114 基板保持ヘッド 115 洗浄水供給管 116 液体供給管 117 流路切替弁 118 研磨剤供給源 119 洗浄液供給源 120 ウェハ 200 化学的機械研磨装置 201 研磨用定盤 202 研磨パッド 203 ウェハ 204 基板保持ヘッド 204a 連通孔 205 第1の研磨剤 206 第1の研磨剤供給管 207 ガイド部材 208 押圧用フィルム 208a 貫通孔 210 流体供給路 211 流路開閉弁 212 第2の研磨剤供給源 213 第2の研磨剤供給管 214 流路開閉弁 215 洗浄水供給源 216 洗浄水供給管 217 流路開閉弁 218 加圧気体供給源 301 研磨用定盤 302 研磨パッド 303 ウェハ 304 基板保持ヘッド 304a 連通孔 307 ガイド部材 309 空間部 310 流体供給路 311 流路開閉弁 312 第2の研磨剤供給源 313 第2の研磨剤供給管 314 流路開閉弁 315 洗浄水供給源 316 洗浄水供給管 317 流路開閉弁 318 加圧気体供給源

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に設けられた研磨用定盤と、 前記研磨用定盤の上に固定された研磨パッドと、 研磨剤を前記研磨パッドの上に供給する研磨剤供給手段
    と、 洗浄水を前記研磨パッドの上に供給する洗浄水供給手段
    と、 被研磨基板を着脱可能に保持すると共に保持した被研磨
    基板を前記研磨パッドに押し付ける基板保持ヘッドと、 被研磨基板を表裏反転させる反転手段とを備えているこ
    とを特徴とする化学的機械研磨装置。
  2. 【請求項2】 回転可能に設けられた研磨用定盤と、 前記研磨用定盤の上に固定された研磨パッドと、 回転可能に設けられた洗浄用定盤と、 前記洗浄用定盤の上に設けられた洗浄パッドと、 研磨剤を前記研磨パッドの上に供給する研磨剤供給手段
    と、 洗浄水を前記洗浄パッドの上に供給する洗浄水供給手段
    と、 前記研磨パッドの上方と前記洗浄パッドの上方との間を
    移動可能に設けられており、被研磨基板を着脱可能に保
    持すると共に保持した被研磨基板を前記研磨パッド及び
    洗浄パッドに個別に押し付ける基板保持ヘッドと、 被研磨基板を表裏反転させる反転手段とを備えているこ
    とを特徴とする化学的機械研磨装置。
  3. 【請求項3】 回転可能に設けられた研磨用定盤と、 前記研磨用定盤の上に固定された研磨パッドと、 被研磨基板を着脱可能に保持すると共に保持した被研磨
    基板を前記研磨パッドに押し付ける基板保持ヘッドと、 前記研磨パッドの上に砥粒が含まれている第1の研磨剤
    を供給する第1の研磨剤供給手段と、 前記基板保持ヘッドに保持されている被研磨基板の裏面
    に砥粒が含まれていない第2の研磨剤を供給する第2の
    研磨剤供給手段とを備えていることを特徴とする化学的
    機械研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記基板保持ヘッドに保持されている被
    研磨基板の裏面に洗浄水を供給する洗浄水供給手段をさ
    らに備えていることを特徴とする請求項3に記載の化学
    的機械研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記基板保持ヘッドは、該基板保持ヘッ
    ドに保持されている被研磨基板の裏面側に加圧気体を供
    給することにより被研磨基板を研磨パッドに押し付ける
    基板押圧手段を有していることを特徴とする請求項3に
    記載の化学的機械研磨装置。
  6. 【請求項6】 研磨パッドの上に研磨剤を供給しながら
    被研磨基板の表面を研磨する研磨工程と、 研磨工程が終了した被研磨基板の表裏を反転させる反転
    工程と、 前記研磨パッドの上に洗浄水を供給しながら被研磨基板
    の裏面を洗浄する洗浄工程とを備えていることを特徴と
    する化学的機械研磨方法。
  7. 【請求項7】 回転する研磨パッドの上に研磨剤を供給
    すると共に回転する研磨パッドに被研磨基板の表面を押
    し付けることにより、被研磨基板の表面を研磨する研磨
    工程と、 研磨工程が終了した被研磨基板をその表裏が反転した状
    態で洗浄パッドの上に移送する移送工程と、 洗浄パッドの上に洗浄水を供給すると共に洗浄パッドに
    被研磨基板の裏面を押し付けることにより、被研磨基板
    の裏面を洗浄する洗浄工程とを備えていることを特徴と
    する化学的機械研磨方法。
  8. 【請求項8】 研磨パッドの上に研磨剤を供給すると共
    に被研磨基板をその裏面から回転する研磨パッドに押圧
    用フィルムを介して押し付けることにより、被研磨基板
    の表面を研磨する研磨工程と、 被研磨基板と押圧用フィルムとの間に洗浄水を供給する
    と共に被研磨基板の裏面と押圧用フィルムとを摺接させ
    ることにより、被研磨基板の裏面を洗浄する洗浄工程と
    を備えていることを特徴とする化学的機械研磨方法。
  9. 【請求項9】 研磨パッドの上に研磨剤を供給すると共
    に回転する研磨パッドに被研磨基板の表面を押し付ける
    ことにより、被研磨基板の表面を研磨する研磨工程を備
    えた化学的機械研磨方法において、 前記研磨工程は、表面が研磨されている被研磨基板の裏
    面に洗浄液を供給する工程を含むことを特徴とする化学
    的機械研磨方法。
  10. 【請求項10】 研磨パッドの上に研磨剤を供給すると
    共に回転する研磨パッドに被研磨基板の表面を押し付け
    ることにより、被研磨基板の表面を研磨する研磨工程を
    備えた化学的機械研磨方法において、 前記研磨工程は、表面が研磨されている被研磨基板の裏
    面に砥粒が含まれていない研磨剤を供給する工程を含む
    ことを特徴とする化学的機械研磨方法。
  11. 【請求項11】 前記研磨工程は、被研磨基板の裏面側
    に加圧気体を供給することにより被研磨基板を研磨パッ
    ドに押し付ける工程を含むことを特徴とする請求項9又
    は10に記載の化学的機械研磨方法。
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