JPH11176092A - デジタル伝送におけるコピー防止回路 - Google Patents

デジタル伝送におけるコピー防止回路

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JPH11176092A
JPH11176092A JP9354072A JP35407297A JPH11176092A JP H11176092 A JPH11176092 A JP H11176092A JP 9354072 A JP9354072 A JP 9354072A JP 35407297 A JP35407297 A JP 35407297A JP H11176092 A JPH11176092 A JP H11176092A
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video
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audio
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靖彦 奥原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力される多重ストリームのデータ構造を変
更せずに、映像/音声信号のデジタルコピーを防止する
手段を提供する。 【解決手段】 ストリーム処理手段1により処理された
映像/音声/データ等の多重ストリーム情報は、ストリ
ーム識別手段3で、映像/音声データと他のデータに分
離され、一方はデ・スクランブル手段2を介して映像/
音声の再生処理手段8、9へ出力され、他方はスクラン
ブル鍵判別手段5及びI/F手段6を介してPC等のデ
ータバスに接続される。スクランブル鍵判別手段は、ス
クランブル鍵抽出手段4のスクランブル鍵情報を受け
て、データポートに出力される信号のデータ形式の判定
を行い、映像又は音声関連のスクランブル鍵と判断され
た情報は破葉してデータバスへの出力は行わず、映像/
音声を除く情報のスクランブル鍵のみを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ格納手段を
保有する装置における、映像(デジタルビデオ)/音声
(デジタルオーディオ)/データ(Web情報/プログ
ラムなどのソフトウェア/文字、グラフィック情報等)
信号など多重されたストリーム情報の処理に関し、特
に、映像/音声信号のデジタルデータとしてのコピーを
防止する処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像/音声信号のコピー防止回路
はアナログ信号レベルでの対応または、コピー防止用に
特別に制御信号を付加した形での対応などにより実現さ
れていた。図5は、特開平8−195064号公報に記
載されているこの種のコピー防止回路の一例を示すブロ
ック図である。
【0003】図5において、デジタルVCR61には、
条件判断論理回路63と、記録回路64と、再生回路6
5と、時間情報生成部66とが備えられている。デジタ
ルVCR61のテープカセット62には、条件記憶メモ
リ69が備えられている。この条件記憶メモリ69は、
デジタルビデオ信号を記録する記録媒体毎に用意されて
おり、この条件記憶メモリ69は、例えば、磁気テープ
71の所定のエリアに設けられるか、または、テープカ
セット62に一体的に取り付けられた半導体メモリに設
けられる。
【0004】入力部67からは、アナログビデオ信号ま
たはデジタルビデオ信号が入力される。入力信号がアナ
ログ入力信号の場合は、例えば垂直ブランキング期間に
著作権保護情報が重畳されており、入力信号がデジタル
ビデオ信号の場合は、デジタルデータ中に著作権保護情
報が重畳されている。入力された信号は、記録回路64
で所定の処理がなされ、記録/再生へッド70を介して
磁気テープ71上に記録される。条件判断論理回路63
は記録モード時、入力信号中の著作権保護情報と条件記
憶メモリ69の著作権保護情報に基づき、以下の3種類
のパターンで記録回路64を制御する。
【0005】入力信号中の著作権保護情報中にダビング
禁止または制限の情報がない場合は、記録回路64によ
る入力信号の正常な記録を可能とする。入力信号中の著
作権保護情報中にダビングの禁止または制限の情報があ
り、条件記憶メモリ69の著作権保護情報中に記録が許
可されていることを示す情報がない場合は、記録回路6
4による入力信号による正常な記録を不可能とする。正
常な記録を不可能とする例として、入力信号に対するA
GCの動作を乱すなど記録レベルを正常値と異ならせ
る、入力信号にスクランブルをかける、あるいは入力信
号のデ・スクランブルを禁止するなどがある。入力信号
中の著作権保護情報中にダビング禁止または制限の情報
があり、条件記憶メモリ69の著作権保護情報中に記録
が許可されていることを示す情報がある場合には、ダビ
ングの許可された記録時間情報またはこの記録時間に対
応した前払い料金情報に応じて記録回路64による入力
信号の正常な記録を可能とする。入力信号の記録の際、
入力信号中の著作権保護情報は条件記憶メモリ69と異
なる磁気テープ71の所定エリアに記憶される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、コピー防止用に制御用ビットを設けなければなら
ない構成となっており、データのコピー防止処理を行う
場合、受信端末側のみの対応では実現できず、システム
的に対応する必要があり、送信側、受信側の双方の装置
に影響を及ぼすので実現が困難であり、また、回路規模
あるいはコストのの増大は避けられない。
【0007】つまり、新規に専用ビットを設けることに
より対応する構成においては、システムの制御フォーマ
ットの変更(送信側で制御用ビットを設けること)およ
び受信側でそれに対応した専用の処理を行う必要がある
ため、構成が複雑となり、コストも増大する。
【0008】また、従来の技術においては、映像/音声
信号のみを取り扱うことをターゲットとしていたため、
データ信号を取り扱うために蓄積媒体をともなうPC
(Personal Computer)などで実現する構成において
は、入力されるストリームの視聴制限やデータの保護に
関しては出力経路に関係なく一定の処理による対応を行
っているので、データを処理する経路(PCのデータバ
ス)に生またはスクランブルを解除された映像/音声信
号も流れ込んでしまい、映像/音声信号のデジタル状態
のコピーが容易に行われてしまうという問題がある。
【0009】つまり、スクランブルによる情報の再生を
制限する構成においては、スクランブルを解除された映
像/音声/データ信号(または、スクランブル鍵および
スクランブル化された各種情報)について物理的にフリ
ー状態(PCのデータバスにデータが流出)となるた
め、PCの蓄積手段にデジタル信号として簡単に記録す
ることができるようになり、映像/音声信号のデジタル
のままの状態でのコピーを防止することが困難であっ
た。
【0010】本発明の目的は、入力される多重ストリー
ムのデータ構造の変更を必要とせずに、映像/音声信号
のデジタルコピーを防止する手段を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルデー
タの伝送を行うシステムにおける、映像/音声信号のデ
ジタル状態におけるコピーを防止する処理において、映
像/音声(デジタルビデオ/デジタルオーディオ)信号
用とそれ以外のデータ信号(Web情報・プログラムな
どのソフトウェア/文字、グラフィック情報等)の処理
経路を分けること、およびデータ格納装置を保有するデ
ータ処理経路へ映像/音声データに関連するスクランブ
ル鍵情報の送出をハードウェア的に防ぐことを特徴とす
るものである。
【0012】具体的には、映像/音声/データストリー
ムの再生を行うストリーム情報格納機能を保有する装置
において、ストリーム入力処理を行う手段と、スクラン
ブル信号を解除するデ・スクランブル手段と、ストリー
ム指定信号により指定されたデータをそれぞれのポート
に出力するストリーム識別手段と、指定されたストリー
ム情報のスクランブル鍵情報を抽出する手段と、それぞ
れのスクランブル鍵情報に対応するストリーム形式の判
別をする手段と、PCなど映像/音声信号以外のデータ
の処理を行う回路とのインタフェースを行うI/F手段
と、ストリーム情報を格納する蓄積手段と、映像信号を
再生する手段と、音声信号を再生する手段とを備え、ま
た、データにスクランブルが掛けられている場合の処理
はS/Wデ・スクランブル手段で行うことを特徴として
いる。
【0013】また、上記装置における入力ストリーム処
理において、通信系の処理、放送系の処理、蓄積媒体系
の処理などそれぞれのデータ送出側の入力形態に対応し
たI/F処理を行うことを特徴としている。
【0014】また、上記装置におけるストリーム識別処
理において出力ポートを映像/音声信号出力用とデータ
信号出力用の2系統設けることにより、映像/音声信号
とデータ信号を別々の経路で処理を行うことを特徴とし
ている。
【0015】さらに、上記装置におけるストリーム識別
手段においてデータ出力ポート用に指定されたストリー
ム情報のデータ形式を判定することにより、映像および
音声信号に関するスクランブル鍵の情報を格納可能な蓄
積媒体に接続されるデータポートには、前記映像及び音
声信号に関するスクランブル鍵の情報を出力しないよう
にすることを特徴としている。
【0016】本発明によれば、映像/音声信号の視聴可
能なデジタルの状態におけるコピーの防止を行うことが
可能となる。また、通信系、放送系、蓄積ファイル系な
どの様々な形態におけるシステムに対応した装置に対し
て適用することができる。
【0017】さらに、映像/音声信号に関するすべての
情報を蓄積媒体を保有する処理部ヘ出力することなく処
理を実現させることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルデータ
のコピー防止システムの構成を示すブロック図である。
図示のデジタルデータのコピー防止システムは、入力ス
トリーム処理手段1とデ・スクランブル手段2と、スト
リーム識別手段3と、スクランブル鍵抽出手段4と、ス
クランブル鍵判別手段5と、データ処理装置との接続の
ためのI/F手段6と、ストリーム情報蓄積手段7と、
映像再生処理手段8と、音声再生処理手段9と、S/W
デ・スクランブル手段10を有する。
【0019】ストリーム処理手段1は、様々な入力形態
により映像/音声/データなどの多重されたストリーム
情報の各入力I/F信号に対応するストリームの入力処
理を行う処理部である。デ・スクランブル手段2は、あ
る指定のフォーマットに則ってスクランブルをかけられ
た情報の暗号解除を行う処理部である。
【0020】ストリーム識別手段3は、ストリーム指定
信号で指定されたストリーム情報に該当する映像/音声
/デ―タ信号を、多重されているストリームより分離
し、映像/音声信号出力ポートもしくはデータ信号出力
ポートへの出力処理を行う処理部である。スクランブル
鍵抽出手段4は、映像/音声出力ポートに出力されるス
トリーム情報に対応するスクランブル鍵情報の判定制御
を行う処理部である。
【0021】スクランブル鍵判別手段5は、各ストリー
ム情報のデータ形式および各ストリーム情報とそれに対
応するスクランブル鍵情報を判別することにより、多重
されているスクランブル鍵情報の中から映像/音声に関
連する情報の制御を行う処理部である。I/F手段6
は、前記ストリーム識別手段3によりデータポートに出
力された信号をPCなど各種のデータ信号を取り扱える
機器へ接続するためのI/F処理を行う処理部である。
【0022】蓄積手段7は、映像/音声以外のデータ信
号を格納するための蓄積装置である。映像表示処理手段
8は、映像信号の表示処理を行う処理部である。音声再
生処理手段9は、音声信号の再生処理を行う処理部であ
る。S/Wデ・スクランブル手段10は、データポート
より転送されたデータにスクランブル処理が施されてい
る場合、暗号解除を行う処理部である。
【0023】
【実施例】上記の実施の形態を実現するデジタル伝送に
おけるコピー防止システムの動作について、以下、実施
例を用いて説明する。図2は、デジタル伝送における映
像/音声信号の不正コピーを防止する第1の実施例を示
すものであり、放送受信回路21は、デジタル変調され
多重されている映像/音声/データ信号の放送波をパラ
ボラアンテナ、もしくはVHF/UHFアンテナなど各
種の受信装置で受信した第1IF信号に対して、チャン
ネル(トランスポンダなど)の選局を行い、必要な情報
が多重されているチャンネルを抜き取り、中間周波数帯
に変換するなど、一般的なチューナと同様の処理を行っ
た後、A/D変換によりデジタル信号への変換を行う。
【0024】伝送処理回路22は、一般的にデジタル伝
送系で施される処理を行う。主な処理としては、デジタ
ル変調された信号のデジタル復調処理およびシステムに
対応して付加された誤り訂正符号の復号などをこの回路
にて行う。また、システムによっては伝送中の誤りを分
散させるために送信側で施されたインターリーブを解く
処理や、エネルギーが集中(”0”もしくは”1”のパ
ターンの偏り)しないように拡散させる目的の伝送スク
ランブル、同期を保護するために一定パケットごとに同
期信号を反転させるフレーム同期処理などに対応する受
信側の処理などを行う。この処理部については、送信側
の伝送フォーマットに対する処理を行う部分であるた
め、システムにより処理内容が異なる。
【0025】デ・スクランブラ25は、映像/音声/デ
ータ信号など各種の情報に対して視聴またはデータ蓄積
など、ユーザが勝手に情報を取り扱うことを制限をする
ために暗号化されて伝送されてくる情報を処理する部分
であり、スクランブルされたデータにおいて、視聴また
はデータの購入などの契約が成立している情報に対して
のみスクランブル信号の解除を行う回路である。したが
って、送信側で制限する必要が無いと判断する情報につ
いては、スクランブル処理が施されないので情報によっ
ては、特に処理が発生しないものもある。
【0026】ストリーム識別回路23は、映像/音声信
号を視聴するかまたはデータ信号を格納するためにスト
リーム指定信号により設定されたデータを多重ストリー
ムの中から分離し、選択されたストリーム情報のみの出
力を行う。このストリーム識別回路23の出力において
映像および音声信号用とデータ信号用の出力ポートを別
々に設けることにより、それぞれ専用の処理を行ってい
る。
【0027】この映像/音声用およびデータ用のそれぞ
れの出力ポートにおいては複数のストリームが同時に出
力可能な構成となっている。したがって、データの情報
など同時に複数の情報を取り込むことも可能となる。
【0028】スクランブル鍵抽出回路24は、伝送スト
リームの中から映像用/音声用/データ用など指定され
たすべてのスクランブル鍵情報の抽出を行う回路であ
る。この回路によって、映像/音声信号の視聴データに
対応するスクランブル鍵情報はデ・スクランブラ25に
出力される。上記以外のスクランブル鍵情報は、後段の
スクランブル鍵判別回路26の出力制御を行う信号とし
て出力される。
【0029】スクランブル鍵判別回路26は、データポ
ートに出力される信号のデータ形式が映像/音声信号ま
たはデータ信号かの判定を行い、スクランブル鍵抽出回
路24のそれぞれの出力情報に対応するストリーム形式
の判別を行う回路である。この回路によって、映像また
は音声関連のスクランブル鍵と判断された情報に関して
は破葉され、後段のI/F回路27ヘの出力は行わず、
映像/音声を除く情報のスクランブル鍵情報と識別され
たもののみを後段へ出力する制御を行う処理回路であ
る。
【0030】ここで、映像/音声信号出力ポートにデー
タ信号に対応するストリーム情報を設定した場合の動作
は、出力ポートからは、映像/音声/データなど情報の
種別に係わらず指定された信号が出力されるが、このデ
ータ信号は映像/音声信号でないため正常に再生でき
ず、意味の無いデータとなる。また、この映像/音声信
号ポートの出力系の後段には情報の蓄積媒体29が装備
されていないため、映像音声/データなどの情報をデジ
タル信号のまま格納することは不可能となる。
【0031】これに対して、データ信号出力ポートにお
いて映像または音声信号のストリーム情報が設定された
場合は、ストリーム識別回路23により設定されたスト
リーム情報のデータ構造が判断できるため、映像/音声
信号と識別されるデータについてのスクランブル鍵情報
は後段のI/F回路27へは出力されない。つまり、仮
にデータポートへの出力として、映像/音声信号のスト
リームを設定しても、スクランブル鍵情報は廃棄されて
しまいこのデータポートに出力されることはない。しが
って、この後段に接続されている蓄積媒体29にはスク
ランブルが掛けられたままの映像/音声のデジタルデー
タが書き込まれるが、映像/音声信号用のスクランブル
鍵情報が書き込まれることがないためスクランブルを解
くことはできない。
【0032】I/F回路27は、スクランブル鍵判別回
路26により映像/音声信号のスクランブル鍵以外と判
断された情報について、データ信号を取り扱える機器へ
接続するためのI/F処理を行う回路である。この回路
において、データ信号を取り扱うための外部接続機器の
一例としてPCなどがあげられる。PCは、様々な形式
のデータを容易に取り扱うこと、自由に加工することな
どが可能であり、HDDなどの蓄積媒体29なども装備
しているため、データ処理端末としては伝送されたデジ
タルデータの処理が可能である。
【0033】蓄積媒体29は、映像/音声信号以外の情
報を格納するためのものである。一般に映像/音声信号
以外の情報(プログラム、Webデータ、文字情報、グ
ラフィック情報など)は、データ自体を購入する形態と
なるため、ユーザ自信が不必要となるまで購入したデー
タを格納しておくことが可能なシステムが必要となる。
S/Wデ・スクランブラ28は、I/F回路27より
転送されたデータにスクランブルが施されている場合の
み、暗号解除を行う処理回路である。ただし、映像/音
声信号については、スクランブル鍵が転送されるデータ
に含まれていないためスクランブルを解くことはできな
い。
【0034】映像表示処理回路30は、デ・スクランブ
ラ25より出力された映像信号に対してディスプレイ
(TVまたはPCモニタなど)への表示を行うための処
理をする回路である。この回路の出力である外部映像表
示機器への接続信号の形態としてはアナログ信号となる
ため、劣化の無い状態での映像データの複製は不可能と
なる。
【0035】音声再生処理回路31は、映像表示処理回
路30と同様にデ・スクランブラ25より出力された音
声データの再生を行うための処理を行う回路である。映
像信号と同様に、外部音声再生機器への接続信号の形態
としてはアナログ信号となるため、劣化の無い状態での
音声データの複製は映像信号と同様に不可能となる。
【0036】上記の方法により、映像/音声信号をデジ
タルのままの状態でコピーをすることが不可能となり、
画質/音質の劣化のない状態における不法なデータ複製
を防ぐことができる。
【0037】図3は、デジタル伝送における映像/音声
データの不正コピーを防止する第2の実施例を示すもの
である。図3において、通信処理回路41は、MPEG
(Moving Picture Experts Group)形式で多重されてい
る映像/音声/データ信号システムにおける規定の通信
プロトコルにしたがって、後段の処理部へ引き渡す処理
を行う回路である。この通信手順については、システム
ごとに規定されているものであるため、処理内容は画一
的ではなく運用システムにより異なる。この回路により
放送波の受信の場合のみではなく、通信回線を用いたデ
ジタルデータの伝送においても対応することができる。
【0038】伝送処理回路22、デ・スクランブラ2
5、ストリーム識別回路23、スクランブル鍵抽出回路
24、スクランブル鍵判別回路26、I/F回路27、
蓄積媒体29、S/Wデ・スクランブラ28、映像表示
処理回路30、音声表示処理回路31の動作について
は、図2と同様である。
【0039】上記の方法により、映像/音声信号をデジ
タルのままの状態でコピーをすることが不可能となり、
画質/音質の劣化のない状態における不法なデータ複製
を防ぐことができる。
【0040】図4は、デジタル伝送における映像/音声
データの不正コピーを防止する第3の実施例を示すもの
である。図4において、データ格納ファイル装置51
は、MPEG形式で多重されている映像/音声/データ
信号などが多重されたストリーム情報が蓄積されている
ものであり、処理される様々な情報の信号源となる。こ
の装置に格納されている情報は、端末側の要求により後
段の処理部へ出力される。このデータ格納ファイル装置
51は、HDD、FDD、ディスクアレイ、磁気記録装
置、光記録装置、ICカード(メモリカード)、メモリ
など様々な形態がある。
【0041】ファイル制御回路52は、情報が蓄積され
ているデータ格納ファイル装置51から必要なデータが
多重されているストリームを読み出す制御などを行い、
次段の処理部とのインタフェースをとるための回路であ
る。この回路により放送波の受信、通信回線を用いたデ
ジタルデータの伝送の場合だけではなく、ファイルなど
の蓄積媒体からのデータの入力形態においても、対応す
ることができる。ストリーム識別以降の処理について
は、図2と同様である。
【0042】上記の方法により、映像/音声信号をデジ
タルのままの状態でコピーをすることが不可能となり、
同様に画質/音質の劣化のない状態における不法なデー
タ複製を防ぐことができる。
【0043】
【発明の効果】本発明のデジタル伝送におけるコピー防
止回路は、データ系と映像/音声系の信号処理の経路を
別とし、蓄積媒体に映像/音声信号に関連するスクラン
ブル鍵情報を流さないように構成しているので、入力さ
れる多重ストリームのデータ構造の変更を必要とせず、
映像/音声信号のデジタルコピーを防止することが可能
となる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるデジタルデータのコ
ピー防止システムのブロック図である。
【図2】本発明における第1の実施例を示すブロック図
である。
【図3】本発明における第2の実施例を示すブロック図
である。
【図4】本発明における第3の実施例を示すブロック図
である。
【図5】従来の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 ストリーム処理手段 2 デ・スクランブル手段 3 ストリーム識別手段 4 スクランブル鍵抽出手段 5 スクランブル鍵判別手段 6 I/F手段 7 蓄積手段 8 映像表示処理手段 9 音声再生処理手段 1O S/Wデ・スクランブル手段 21 放送受信回路 22 伝送処理回路 23 ストリーム識別回路 24 スクランブル鍵抽出回路 25 デ・スクランブラ 26 スクランブル鍵判別回路 27 I/F回路 28 S/Wデ・スクランブラ 29 蓄積媒体 30 映像表示処理回路 31 音声再生処理回路 41 通信処理回路 51 データ格納ファイル装置 52 ファイル制御回路 61 デジタルVCR 62 テープカセット 63 条件判断論理回路 64 記録回路 65 再生回路 66 時間情報生成部 67 入力部 68 出力部 69 条件記憶メモリ 70 記録/再生へッド 71 磁気テープ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送されるデータ形式が映像、音声、デ
    ータおよびそれぞれの付属データのいずれかが識別可能
    な多重ストリームを処理し、かつ前記ストリーム情報の
    格納機能を保有する装置において、 前記映像及び音声信号を処理する経路と前記映像及び音
    声信号以外のデータを処理する経路とを分離する手段
    と、前記ストリーム情報の格納機能に対して前記映像及
    び音声信号に関連するスクランブル鍵情報の送出を阻止
    する手段を備えていることを特徴とするデジタル伝送に
    おけるコピー防止回路。
  2. 【請求項2】 伝送されるデータ形式が映像、音声、デ
    ータおよびそれぞれの付属データのいずれかが識別可能
    な多重ストリームを処理し、かつ前記ストリーム情報の
    格納機能を保有する装置において、 前記多重ストリームの入力処理を行うストリーム処理手
    段と、ストリーム指定信号により指定されたデータを前
    記多重ストリームより分離し、該当するそれぞれのポー
    トに出力するストリーム識別手段と、前記多重ストリー
    ムの中から前記映像、音声、およびデータに対するスク
    ランブル鍵情報を抽出するスクランブル鍵抽出手段と、
    前記スクランブル鍵抽出手段により抽出されたスクラン
    ブル鍵情報を用いて、前記映像及び音声のスクランブル
    信号を解除するデ・スクランブル手段と、前記デ・スク
    ランブルされた映像及び音声データをそれぞれ再生処理
    する手段と、前記ストリーム識別手段により分離された
    データ信号の処理を行うデータ処理手段と、前記ストリ
    ーム識別手段と前記データ処理手段の間に接続され、前
    記スクランブル抽出手段により抽出されたスクランブル
    鍵情報より映像/音声に関するスクランブル鍵情報を判
    別して前記データ処理手段への出力から前記映像/音声
    に関するスクランブル鍵情報を廃棄するスクランブル鍵
    判別手段とを備えていることを特徴とするデジタル伝送
    におけるコピー防止回路。
  3. 【請求項3】 前記ストリーム処理手段は、デジタル変
    調され多重されている映像/音声/データ信号の放送波
    を受信してデジタル信号へ変換する放送受信回路と、変
    換されたデジタル信号に対して所定の伝送処理を施す伝
    送処理回路とから構成されていることを特徴とする請求
    項2記載のデジタル伝送におけるコピー防止回路。
  4. 【請求項4】 前記ストリーム処理手段は、MPEG形
    式で多重されている映像/音声/データ信号システムに
    おける規定の通信プロトコルに従って処理を行う通信処
    理回路と、前記処理されたデジタル信号に対して所定の
    伝送処理を施す伝送処理回路とから構成されていること
    を特徴とする請求項2記載のデジタル伝送におけるコピ
    ー防止回路。
  5. 【請求項5】 前記ストリーム処理手段は、MPEG形
    式で多重されている映像/音声/データ信号等が多重さ
    れたストリーム情報を蓄積したデータ格納ファイル装置
    と、前記データ格納ファイル装置から必要なデータが多
    重されているストリームの読み出し制御を行うファイル
    制御回路とから構成されていることを特徴とする請求項
    2記載のデジタル伝送におけるコピー防止回路。
  6. 【請求項6】 前記ストリーム識別手段は、前記ストリ
    ーム処理手段からの信号を、映像/音声信号とデータ信
    号に分離し、一方を、前記デ・スクランブル手段を介し
    て前記映像及び音声データを再生処理する手段へ、他方
    を前記スクランブル鍵判別手段を介して前記データ処理
    手段へ出力する2系統の出力ポートを備えていることを
    特徴とする請求項2記載のデジタルデータのコピー防止
    回路。
JP9354072A 1997-12-09 1997-12-09 デジタル伝送におけるコピー防止回路 Pending JPH11176092A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7215774B2 (en) 2001-04-04 2007-05-08 Nec Corporation Video data transfer control system and method

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