JPH10210411A - ディジタル情報受信装置、記録再生装置および再生装置 - Google Patents

ディジタル情報受信装置、記録再生装置および再生装置

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JPH10210411A
JPH10210411A JP9010945A JP1094597A JPH10210411A JP H10210411 A JPH10210411 A JP H10210411A JP 9010945 A JP9010945 A JP 9010945A JP 1094597 A JP1094597 A JP 1094597A JP H10210411 A JPH10210411 A JP H10210411A
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JP9010945A
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Yoshimichi Kudo
善道 工藤
Mayuko Yamamoto
真愉子 山本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンコードされたビットストリームをディジタ
ル情報受信装置で受信して記録再生装置により媒体に記
録する際に、コピーライト情報の管理を低コストな構成
で実現する。 【解決手段】ディジタル情報受信装置で受信した映像お
よび音声信号のビットストリームとビットストリームか
ら抽出したコピーライト情報の少なくとも2種類の信号
をディジタル情報受信装置と記録再生装置との間でデー
タ伝送する。記録再生装置では、ディジタル情報受信装
置から送られるビットストリームをそのまま記録し、コ
ピーライト情報はそのビットストリームと関連づけられ
つつもデコードすることなく読み出せるように記録す
る。ビットストリームを再生する場合には、コピーライ
ト情報を参照して記録再生装置およびディジタル情報受
信装置の動作制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも画像情
報が圧縮して記録されているディジタル情報を受信し、
記録再生を行う技術に関するものであり、特にディジタ
ルエンコードされた放送を受信して映像及び音声を再生
するディジタル放送受信装置ならびに該ディジタル放送
受信装置で受信された放送番組を記録し再生するための
記録再生装置および再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、放送衛星やCATV(ケーブルテ
レビジョン)等の伝送チャネルを利用したディジタル放
送が実用化されている。これに伴い、これらの伝送チャ
ネルを通して放送される映像および音声信号を圧縮して
記録されているデジタル情報(以下「ビットストリー
ム」という。)をそのまま記録するディジタル記録方式
のVTRなどの記録再生装置も実現されている。例えば
IEEE Transactions On Consumer Electronics, Vol.41,
No.3(Aug.1995),643〜650ページには、放送衛星等から
受信したビットストリームを記録できる様なVTRが紹
介されている。上記の文献では、衛星から受信した電波
を復調して得たビットストリームをデコード(復調)し
て、映像および音声信号を再生するIRD(Integrated
Receiver Decoder)とVTRとをディジタルインターフ
ェースにより接続し、IRDから出力されるエンコード
(圧縮)されたビットストリームをそのままテープに記
録することにより、従来のアナログ方式VTRと機構・
ヘッド・テープに関して互換性の有るディジタル記録方
式のVTRを低コストに実現するための方法が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したディジタルV
TRにおいては、放送により送られてくるエンコードさ
れたビットストリームをデコードしないでそのままテー
プ上に記録することにより、ビットストリームの解析や
デコードに必要となる高速で複雑な信号処理部を不要に
している。しかしながら、このような構成では、受信し
たビットストリームを著作権や版権などの保護条件に関
わらず記録できてしまうため、これらの保護された映像
および音声信号の不正コピーを防止するという点では不
十分であった。
【0004】著作権等の保護の有無を示すコピーライト
情報は、放送局から送信されるビットストリームに付随
して、例えばMPEG2(Motion Picture Experts Grou
p―2)規格に基づくビットストリームのヘッダ部分に記
載されるなどの方法で受信側に送られる。コピーライト
情報にはテープへの記録を一切認めない「記録不可」、
コピーを自由に許可する「複製可」、テープへの直接記
録は認めるがそのテープからの更なる複製は認めない
「一回記録可」などの区別が与えられる。特に「一回記
録可」のビットストリームを記録する際にはコピーライ
ト情報をその時点で「記録不可」に変更する必要が有
る。このためにビットストリームを解析してコピーライ
ト情報を付け替えようとすると、高速で動作する信号処
理手段が必要となり、上記したディジタル記録方式のV
TRの目的とする低コストな装置の提供を損なうもので
あった。
【0005】本発明の課題は、上述のような高速で動作
する信号処理手段を必要とすることなく、確実に不正コ
ピーを防止する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、ディジタル情報受信装置で受信した映
像および音声信号のビットストリームとビットストリー
ムから抽出したコピーライト情報という少なくとも2種
類の信号を、ディジタル情報受信装置と記録再生装置と
の間でデータ伝送する。記録再生装置では、ディジタル
情報受信装置から送られたコピーライト情報の記録手段
を設けて、ディジタル情報受信装置から送られるビット
ストリームはそのまま記録する一方で、コピーライト情
報はそのビットストリームと関連づけられつつもデコー
ドすることなく読み出せるように記録する。この際にコ
ピーライト情報には必要に応じてこの記録再生装置に記
録したことを反映させるように修正を加えてして記録を
行う。
【0007】記録再生装置によって記録されたビットス
トリームを該記録再生装置あるいは再生動作専用の再生
装置で再生する場合には、記録されているコピーライト
情報を参照して、これに応じた再生動作の制御を行う。
ディジタル情報受信装置では記録再生装置あるいは再生
装置から受信したビットストリームの再生をする場合、
ビットストリームとは独立して記録再生装置あるいは再
生装置より送られるコピーライト情報を参照して再生動
作の制御を行うようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0009】図1は本発明の1実施形態としてのディジ
タル放送受信装置ならびに記録再生装置の構成を示すブ
ロック図であり、ディジタル衛星放送受信装置(IR
D)100とディジタルVTR200について本発明を
適用した場合について示したものである。
【0010】アンテナ1で受信した電波からチューナ2
において所望のチャネルを選択し、復調器3においてデ
ィジタル信号のビットストリームに復調される。復調器
3の出力するビットストリームは、例えばMPEG2規
格により圧縮符号化された1つないしは複数の番組が多
重化されており、デマルチプレクサ4では、多重化され
ている番組のうち所望する番組のビットストリームのみ
を選択して出力する。
【0011】ディスクランブラ5では、デマルチプレク
サ4の出力するビットストリームのうち有料放送の不正
視聴防止のために暗号化されているものの暗号化解除を
行う。ディスクランブラ5の出力は、スイッチ6および
トランシーバ10とに送られ、スイッチ6の出力はデコ
ーダ7においてデコードされ映像および音声信号とな
り、コピーガード処理回路8においてVTR等への記録
が正しく行えないようにするための処理を制御部9から
の制御に基き必要に応じて施した後端子11よりTVな
どに供給される。
【0012】トランシーバ10に送られたビットストリ
ームは、端子12から接続ケーブルのデータ線13を経
てVTR200の端子31に記録用のビットストリーム
として供給される。VTR200からデータ線12を経
て端子12に到来したビットストリームは、トランシー
バ10に入力し、スイッチ6を介してデコーダ7におい
てデコードされ、ビデオ信号となって端子11より出力
される。
【0013】制御部9は、IRD100の各部の動作制
御を行うと共に、VTR200の制御部33と接続ケー
ブルの制御線14を介して通信を行い、VTR200の
動作との連携を行う。また、デマルチプレクサ4もしく
はデコーダ7においてビットストリームから分離したコ
ピーライト情報をVTR200に伝達する。
【0014】IRD100とVTR200の端子12お
よび31間の接続は、データ線13と制御線14とを有
する接続ケーブルによって行われる。各信号線上の通信
形式は、本発明においては任意であるが、データ線とし
ては少なくとも衛星から送られてくるビットストリーム
を伝送できるだけの転送速度を有し、双方向で半二重方
式以上の通信が行える方式であればどのようなものであ
っても適用可能である。例えばクロック信号線を併用し
た同期通信方式やあるいは英国特許第9011700.
3に記載されているようなDSリンク方式等を用いるこ
とが可能である。
【0015】制御線14に関しても半二重あるいは全二
重いずれの方式でも双方向での通信が行えれば良く、ま
たクロックによる同期非同期も問わない。例えばRS−
232Cとして広く使われている非同期通信や、クロッ
ク線を併用した同期通信方式、あるいはまたEIA規格
IS−60に記載されている様な2値シンボルエンコー
ディング方式などを用いることが可能である。また制御
線14上で使用される機器制御プロトコルとしては例え
ばEIA規格IS−60に記載されているCAL(Co
mmon Application Language)
などを用いればよい。
【0016】VTR200は、ヘリカルスキャン方式の
VTRである。VTR200の端子31で受信した記録
用のビットストリームは、トランシーバ32を経て記録
ディジタル信号処理回路34に入力する。記録ディジタ
ル信号処理回路34ではテープ42への記録フォーマッ
トに従いディジタルの信号のフォーマット変換を行い、
記録アンプ35を経て回転シリンダ43上の設けられた
1対のディジタル記録用ヘッド44aおよびbによりテ
ープ42上に記録される。再生時には、ヘッド44aお
よびbで読み取られた信号は、再生アンプ37を経て再
生ディジタル信号処理回路36に送られ、記録時のビッ
トストリームに復元されてトランシーバ32を通して端
子31からIRD100に送り出される。
【0017】VTR200はアナログビデオ信号の記録
再生も可能であり、端子46に入力されたビデオ信号は
記録アナログ信号処理回路38で処理されて記録アンプ
39を経てアナログ記録用ヘッド45aおよびbにより
テープ42上に記録される。再生時にはヘッド45aお
よびbで読み取った信号を再生アンプ41を経て再生ア
ナログ信号処理回路40で処理されてビデオ信号に復元
され、端子47を介して出力される。
【0018】なお、説明の都合上図示していないが、ア
ナログビデオ信号記録の際オーディオ信号も同時に記録
可能である。オーディオ信号は専用のオーディオトラッ
クあるいはビデオ信号トラックの深層に多重して記録す
る。
【0019】制御部33は、VTR200の各部分の制
御を行うとともに、接続ケーブルの制御線14を介して
IRD100の制御部9との間で通信を行うことでIR
D100と連携しつつVTR200の動作を実現するこ
とができる。また、IRD100から送られてくるコピ
ーライト情報を処理して記録ディジタル信号処理回路3
4に送り、テープ42にコピーライト情報を記録させ
る。再生時には再生ディジタル信号処理回路36からコ
ピーライト情報を受け取って、コピーライト情報に従っ
て動作の制御を行うとともにIRD100にコピーライ
ト情報を送る。
【0020】図2はテープに記録されるデータのトラッ
ク上でのフォーマットについて示したものである。トラ
ック上には図2の左側から順にデータが記録され、先頭
と最後にマージン領域51および55を設け、間にギャ
ップ53を挟んで始めに例えば番組のインデックス等の
付帯的な情報を記録するサブコード領域52、後ろにビ
ットストリームを含む主たるデータを記録するメインコ
ード領域54を配置する。
【0021】図3はメインコード領域54の詳細なフォ
ーマットを示している。メインコード領域は、一定サイ
ズのブロックを単位として構成され、1つのブロック
は、先頭からSyncコード56、IDコード57、デ
ータ58、パリティコード59のそれぞれの記録領域に
さらに分割される。トラック上の後方のブロックにはデ
ータ58の代わりにトラック方向に計算されたパリティ
60が記録される。データ領域58のサイズあるいはブ
ロック長は本発明においては任意の値としてよいが、一
例としてトラック上のデータ領域長を336ブロックと
し、うちパリティ以外の有効データブロック数を30
6、ブロック内のデータ長を99バイトとすればヘッド
回転数が毎秒60回のとき約14メガビット/秒のデー
タ転送速度となり、MPEG2により圧縮されたのビッ
トストリームを記録するのに十分な帯域が得られる。そ
してIRDから送られた記録ビットストリームは図3に
示すデータ領域58に何も加工せずに記録される。
【0022】図4はIDコード記録領域57の詳細なフ
ォーマットについて示したものである。IDコード記録
領域57の内は各ブロック毎にアドレス記録部61、フ
ォーマット情報記録部62、ブロック情報記録部64に
分割される。アドレス記録部61には各ブロックに順に
与えられるアドレス値を記録し、ブロック情報記録部6
4にはこのブロックのデータ領域58に記録されている
データの詳細に関する情報、例えばビットストリームを
構成するデータ単位であるパケットが複数のブロックの
データ記録領域に分けて記録されている場合にそのうち
の何番目のデータであるかを示す情報などを記録する。
【0023】また、フォーマット情報記録部62は、複
数のブロック、一例として12ブロックにわたって形成
され、これらの複数のブロックにおけるデータ領域58
に記録されるデータのフォーマットに関する情報、例え
ばビットストリームのパケットが何ブロックに分割され
るか等を示す情報が記録される。
【0024】さらにフォーマット情報記録部62にはコ
ピーライト情報記録部63を設け、VTRの制御部33
では受信したコピーライト情報を基にテープ上に記録す
べきコピーライト情報を決定し、コピーライト情報記録
部63に記録する。この際該コピーライト情報記録部6
3に記録されるコピーライト情報とデータ記録領域58
に記録されるビットストリームと記録ブロック位置の間
に一定の対応関係を持たせる様にする。例えば或るコピ
ーライト情報記録部63に記録されるコピーライト情報
は該コピーライト情報記録部63と同じブロックのデー
タ記録領域58に記録されるビットストリームのコピー
ライト情報を表すようにするか、あるいはまたコピーラ
イト情報とビットストリームの記録されるブロックとの
間で特定のオフセットを持たせて記録してもよい。
【0025】表1にコピーライト情報の定義方法の一例
を示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示す方法では、コピーライト情報と
して1バイトすなわち8ビットを用意し、このうち実際
には6ビットを使用して、アナログコピーライト情報、
コピーガード制御情報、ディジタルコピーライト情報に
それぞれ2ビットずつを割り当てる。
【0028】アナログコピー情報は、IRDからアナロ
グビデオ信号として出力された信号のコピー管理に使用
される情報であり、ビデオ信号の帰線期間中に多重され
て出力される。コピーガード制御情報は、IRDなどか
ら出力するビデオ信号にコピーガード処理を行うかどう
かを定める情報である。コピーガード制御情報によって
コピーガードを行うことが示されている場合、図1に示
したコピーガード処理回路8を作動させ、ビデオ信号に
VTR等への記録が正しく行えないようにするための処
理を行う。このような処理の例としては、ビデオ信号の
帰線期間中にパルスを挿入したり、カラーバースト信号
の位相連続性を操作したりするなど周知の技術により達
成される。
【0029】ディジタルコピーライト情報は、IRDの
端子12から出力されるようなビットストリームのコピ
ー管理に使用される情報である。アナログコピーライト
情報とディジタルコピーライト情報とは常に同一の内容
を示すようにすることも、あるいはこれら2つを分けて
管理することもどちらも可能であり、放送サービスの運
用形態によって任意に選択できる。
【0030】アナログコピーライト情報とディジタルコ
ピーライト情報の各2ビットには表2に示すような意味
が与えられる。
【0031】
【表2】
【0032】ここで、「1世代限定コピー可能」とは、
この番組をVTRなどに記録することは許可されている
が、その記録テープからさらに他の媒体へのコピーする
ことは不可であるということを意味している。したがっ
てVTRにおいて、「1世代限定コピー可能」の番組を
記録した場合、その後この番組についてのコピーライト
情報上の扱いは「コピー不可」に変化させなければなら
ない。この「コピーライト不可」への変換は、VTR2
00の制御部33によって行われる。
【0033】図4に示すコピーライト情報記録部63と
しては、表1に示すコピーライト情報の記録に必要なだ
けのデータビットを割り当てるようにする。例えば1ブ
ロックのフォーマット情報記録部62として4ビットを
割り当てた場合、コピーライト情報記録部63は2ブロ
ックを使用してコピーライト情報を記録する。なお、本
発明は必ずしもこのようなコピーライト情報記録部63
の割り当てに限定されるものではなく、提供する放送サ
ービスの実態に応じて必要なだけのビット数、例えばデ
ィジタルコピー情報のみ、あるいはコピー可不可のみを
示す1ビットのみを割り当てるようにしてもよい。また
フォーマット情報記録部62内でコピーライト情報記録
部63の割り当て位置も任意の場所で良い。
【0034】図1に示すIRD100とVTR200の
構成において、IRD100で受信した番組をVTR2
00で記録する際の動作は次のようになる。IRD20
0が受信したビットストリームからデコーダ7でコピー
ライト情報を抽出して制御部9に送り、ディジタルコピ
ー情報が「コピー不可」の場合には、トランシーバ10
を遮断してビットストリームがVTR200に送られな
いようにしてVTRにビットストリームが記録されるの
を防ぐ。
【0035】ディジタルコピー情報が「コピー無制限」
あるいは「1世代限定コピー可能」の場合には、VTR
200にデータ線13を通してビットストリームを送る
とともに、アナログコピーライト情報、コピーガード制
御情報を含めた全コピーライト情報を制御線14を通し
てVTR200に送信する。
【0036】VTR200では、ビットストリームを記
録する場合に、制御部33で受信したコピーライト情報
のうちディジタルコピー情報が「コピー無制限」の場合
には、上記のIDコード記録エリアに受信したコピーラ
イト情報をそのまま記録する。また、ディジタルコピー
情報が「1世代限定コピー可能」の場合には制御部33
がディジタルコピー情報を「コピー不可」に変更してI
Dコード記録エリアにコピーライト情報を記録する。な
お、アナログコピーライト情報、コピーガード制御情報
に関しては、VTR200でビットストリームを記録す
る際には不変とする。
【0037】VTR200でテープ42に記録されたビ
ットストリームを再生する際には、IDコード記録エリ
アに記録されたコピーライト情報を制御部33に送り端
子31からのビットストリームの出力を次のように制御
する。
【0038】テープから再生されたディジタルコピーラ
イト情報が「コピー無制限」の場合には、端子31から
IRD100にビットストリームの出力を行うとともに
コピーライト情報を制御線14を通してIRD100に
テープのIDコード記録エリアから再生されたコピーラ
イト情報を伝達する。ディジタルコピーライト情報が
「コピー不可」である場合には、制御線14を通してV
TR200に接続されている機器がIRD100である
と検知された場合にのみビットストリームおよびコピー
ライト情報の出力を行うよう動作を制御する。
【0039】これにより、VTR200の端子31に他
のVTRを接続した場合に、「コピー不可」のビットス
トリームが不正にコピーされるのを防止できる。なお、
VTR200の端子31にどのような機器が接続されて
いるかは、制御部33が制御線14を介してその機器か
ら送られてくる自機器の情報を入力することで判断する
ことができる。
【0040】IRD100では、VTR200で再生さ
れた信号をデコーダ7でデコードし、ビデオ信号として
TVなどに供給する。この時VTR200から制御線1
4を介して送られるコピーライト情報を用いてビデオ信
号に多重されるアナログコピーライト情報およびコピー
ガード処理の制御を行う。
【0041】このようにして「コピー不可」のビットス
トリームがVTRに不正に記録されたり、「1世代限定
コピー可能」のビットストリームが何回にもわたってテ
ープに記録されるのを防止することができる。
【0042】なお、ディジタル放送を供給する放送事業
者あるいは映像著作者のポリシーによってはアナログと
ディジタルのコピーを区別しないで扱いたいとすること
も想定される。この場合にはVTRでビットストリーム
を記録する際に、アナログコピーライト情報を「1世代
限定コピー可能」から「コピー不可」に変更して記録す
るようにすれば良い。再生時のIRDでの動作もこれに
合わせるようにする。なお、「1世代限定コピー可能」
から「コピー不可」への変更は、上述のように制御部3
3により行われる。
【0043】以上説明したように、図1に示したIRD
およびVTRの構成方法によれば、放送衛星から受信さ
れたディジタル放送のビットストリームをVTRにディ
ジタル情報として記録する際に、ビットストリームの内
容を解析あるいは修正するための高速な信号処理を行わ
なくともビットストリームのコピーライトの管理を行う
ことができるので、VTR部分にコスト増加を招くこと
が無い。
【0044】図1の例では、IRDとVTRを接続する
のにデータ線と制御線とを1つのケーブルとして束ねる
ようにしているが、本発明の実施形態はこれに限定され
るものではなく、データ線と制御線をそれぞれ別々のケ
ーブルを用い、端子も各々別に設けるようにしても良
い。さらには分岐ケーブルを用いてIRDとVTRとで
それぞれ端子の数が違うようにするなどの変形も可能で
ある。
【0045】また、以上述べた例では、コピーライト情
報として「1世代限定コピー可能」という情報を用いて
いるが、世代数は1世代に限られるものでなく、これ以
外にもコピーの回数や世代数の制限を数値化して用い、
記録再生装置への記録に際しては該コピーライト情報の
数値を1ずつ下げるようにすることも可能である。
【0046】さらに、制御線を介して送受信する情報と
しては、コピーライト情報以外にも、ビットストリーム
に関連した何からの属性情報、ディスクランブラで使用
されるような受信者を特定するための情報など他の情報
も送るようにすることができることはいうまでもない。
【0047】図5は本発明の他の実施形態を示すIRD
とVTRのブロック図である。図5に示すIRD101
とVTR201の構成では、IRD101の入出力であ
るビットストリームとコピーライト情報や機器制御のた
めの制御情報をインターフェース部15において多重あ
るいは分離し、端子16から1つの信号線17によりV
TR201と接続する。
【0048】VTR201では、受信したあるいは送信
するビットストリームと制御用情報とをインターフェー
ス部19で多重あるいは分離し、端子18から信号線1
7を介してIRD101と接続する。その他の部分につ
いては図1に示したIRDおよびVTRと構成および動
作は同様であり、図中同一の番号を与えてある。
【0049】信号線17は、IRD101とVTR20
1との間でビットストリームと制御情報を多重化して送
受信を行う必要があり、本発明はこの信号線上で特定の
通信方式に限定されるものではない。例えば、IEEE
規格1394により規定されている高速シリアルバスを
用いることが可能である。この際、ビットストリームの
転送にはIEEE1394に規定されているアイソクロ
ナス転送チャンネルを割り当て、制御情報には同じくア
シンクロナス転送チャンネルを割り当てるようにすれ
ば、ビットストリームと制御情報とは互いに干渉するこ
となく双方向に通信することができる。このようにして
図5に示したIRDとVTRの構成によっても図1の構
成と全く同様の効果をあげることができる。
【0050】また、信号線としては、この他にもビット
ストリームと制御情報とを時分割多重あるいは周波数分
割多重などの手法によって多重可能な上記以外の通信方
式を用いてもよく、さらには電気的接続に限定されるこ
とのない、例えば光ファイバーなどを用いた接続であっ
ても構わない。
【0051】なお、図1および図5においてディスクラ
ンブラ5をデマルチプレクサ4の前段に配置するように
しても良く、この場合でも本発明の効果は図1あるいは
図5の場合と全く同様である。
【0052】図6は本発明の実施形態であるIRDの別
の構成方法を示したブロック図である。図6のIRD1
02では、ディスクランブラ5aをスイッチ6aの後段
に配置している他は図1に示したIRDの構成方法と同
じである。IRD102の端子12からは暗号化された
ままのビットストリームが出力される。IRD102に
図1に示したVTR200を接続してもVTRにおいて
はビットストリームには加工を施さないため、再生時に
ディスクランブラ5aにおいて暗号化解除の処理を行う
ことにより何ら問題無く番組の再生ができる。また記録
時にはデコーダ7において抽出したコピーライト情報を
制御部9からVTRに送り出すので、図1に示したIR
DおよびVTRの場合と全く同様の容量で管理すること
ができる。
【0053】図6のIRDの構成方法によれば、ある特
定のIRDで受信してVTRに記録したビットストリー
ムのテープは、同じIRDもしくは同じ暗号解除方法を
備えたIRDにおいてのみ再生可能となるので、不特定
の視聴者にテープを回覧させないようにすることも可能
となる。
【0054】図7は本発明の実施形態であるIRDの別
の構成方法を示したブロック図である。図7に示すIR
D103の構成方法によれば、2組の端子12aおよび
12bとトランシーバ10aおよび10bを備え、VT
Rを2台接続することができ、スイッチ20ではデコー
ダ7に送るビットストリームの供給元を受信した放送か
らのものかあるいは2台のVTRかのうちいずれかから
を選択してビデオ信号として出力することができる。ま
た、スイッチ21aおよび21bでは接続されている2
台のVTRに供給するビットストリームを受信した放送
によるものかもう1台のVTRからのものかを選択し、
これによりIRDに接続された2台のVTR間でビット
ストリームのコピーを行うことができる。
【0055】VTR間でのデータのコピーを行おうとす
る際には、制御部22においてビットストリーム供給側
すなわち再生側のVTRから送られてくるディジタルコ
ピーライト情報が「コピー無制限」もしくは「1世代限
定コピー可能」の場合にのみビットストリーム受信側す
なわち記録側のVTRに対してビットストリームの出力
を行うようにし、「コピー不可」の場合には記録側VT
Rへはビットストリームを出力しないようにする。これ
によって、VTRとVTRの間にIRDが介在していて
再生側のVTRからはビットストリームのコピーが行わ
れようとしているのか否かが判定できないような場合で
あっても不正なコピーが行われないようにすることがで
きる。
【0056】なお、図1や図5のような構成にて記録を
行ったテープを再生した場合に「1世代限定コピー可
能」のディジタルコピーライト情報が送られてくること
は原理的には起こらないが、ソフトウエアベンダーなど
が記録済みテープを販売もしくは配布する場合には「1
世代限定コピー可能」のコピーライト情報をあらかじめ
与えることも不可能ではない。その場合には図7のIR
Dを用いることによりオリジナルのテープから1世代の
みのコピーを行うことが可能である。また、同様に、ビ
ットストリーム中のコピーライト情報が「コピー不可」
でIDコード記録部に記録されているコピーライト情報
がそれ以外になることも原理的には起こらないが、図7
のIRD103においてVTRから受信したビットスト
リーム中のコピーライト情報もデコーダ7において抽出
して制御部22で判定できるので、このようなテープも
コピーさせないようにすることも可能である。
【0057】以上説明してきた本発明の実施形態である
IRDの各ブロックは必ずしも実際に回路等の電気的な
手段で実現する必要はなく、各々のブロックの一部ない
しは全体をCPU上で動作するソフトウエア的な手段に
より実現しても本発明の効果をまったく同様にあげるこ
とができる。
【0058】上記の実施形態では、ディジタル衛星放送
を受信するためのIRDにおいて本発明を適用した場合
について説明してきたが、本発明は衛星放送だけでな
く、ケーブルテレビジョンや地上波によるディジタル方
式による放送の場合、さらには放送でなくてもビットス
トリーム化された情報を受信できる装置であれば適用可
能であることはいうまでもない。
【0059】さらには、図1あるいは図5に示したIR
DとTVもしくはブラウン管モニタを一体型で構成させ
たものであっても本発明は適用可能である。この場合に
はデコーダの出力をそのまま表示させるようにする。あ
るいは、IRDの機能をパーソナルコンピュータとその
アドオンボード等コンピュータ装置上のハードウエアお
よびソフトウエア的手段として実現させるもことも可能
である。
【0060】図1あるいは図5に示したVTRではコピ
ーライト情報の記録個所としてテープのIDコード記録
領域を用いているが、本発明ではコピーライト情報の記
録領域として別の場所を用いるようにしてもよい。
【0061】図8に示すVTR202では、コントロー
ル信号録再ヘッド72を用い、制御部71で受信したI
RDから送られてくるコピーライト情報をテープ42上
のコントロールトラックに記録する。この点を除いては
図1に示したVTRと構成および動作に関しては同じで
ある。このようにしてもビットストリームの解析ならび
に修正をVTRにおいて行わなくともコピーライト情報
を管理できる。
【0062】図9は本発明の実施形態であるVTRの別
の構成方法を示したブロック図であり、図9に示すよう
にVTR203ではコピーライト情報をテープカセット
内に組み込んだEEPROMなどの不揮発性メモリ75
に、制御部73で受信したコピーライト情報をコンタク
ト74を介して記録する。
【0063】なお、コピーライト情報によって消費され
るメモリの容量を削減するためには、たとえばコピーラ
イト情報が変化した時点のタイムコードとその時のコピ
ーライト情報のみをメモリに記憶させるようにしても良
い。タイムコードはテープ42のIDコード記録領域に
記録しておき、再生時にはその時点のタイムコードとメ
モリ75に書き込まれているコピーライト情報を参照し
て、ビットストリームのコピーライトを管理する。
【0064】図10は本発明の実施形態であるVTRの
さらに別の構成方法を示しており、VTR204にEE
PROMなどの不揮発性メモリ76を設け、制御部75
によってコピーライト情報とテープ識別用のテープ番号
を記録するようにしても良い。テープ番号は例えばテー
プのID記録領域に記録しておくことによって、テープ
の再生中任意のテープ位置でも読み取れる。
【0065】以上、図9あるいは図10に示したVTR
の構成のように、ビットストリームのコピーライト情報
をメモリに記録するようにしても本発明による効果をあ
げることができる。
【0066】なお、以上で説明した本発明による記録再
生装置の実施形態であるVTRの再生機能のみを実現す
る再生専用の装置を構成することも可能である。この再
生装置を上記したIRDと接続することにより、他の記
録再生装置において記録されたテープを再生する場合に
も上記で説明した記録再生装置を用いてビットストリー
ムの再生を行う場合と全く同様の効果をあげることがで
きる。
【0067】また、以上の説明ではIRDとVTRとを
分けて構成する実施形態について説明したが、これら両
者を構成上1個の装置として実現したとしても本発明の
本質を変えるものではなく、さらにそこから他の装置へ
のインターフェース手段を設けることも可能である。構
成上1個の装置として実現する場合には、例えば図1の
場合には、制御部9及び33を一体とし、インタフェー
ス12および31を介することなく装置内で直接ビット
ストリームやコピーライと情報を入出力できるようにす
ればよい。
【0068】以上の実施形態の説明ではVTRを記録再
生装置の例にとり説明してきたが、本発明は、テープな
ど特定の媒体に限定されるものではなく、ディスクやそ
の他の記憶媒体であっても同様の効果をあげることがで
きるものである。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル情報受信装
置によって受信されたビットストリームを記録再生する
記録再生装置において、ビットストリームを解析するに
高速で動作する処理手段を必要とすることなしにコピー
ライト情報を用いてビットストリームのコピーライト管
理を行うことができるため、記録再生装置あるいは再生
装置を低コストに実現することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1番目の実施形態であるディジタル放
送受信装置ならびに記録再生装置の構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の実施形態である記録再生装置における
記録トラックのフォーマットを示す図。
【図3】図2に示した記録トラック中のメインコード記
録領域の詳細を示す図。
【図4】図3に示したメインコード記録領域中のIDコ
ード記録部の詳細を示す図。
【図5】本発明の2番目の実施形態であるディジタル放
送受信装置ならびに記録再生装置の構成を示すブロック
図。
【図6】本発明の3番目の実施形態であるディジタル放
送受信装置の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の4番目の実施形態であるディジタル放
送受信装置の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の5番目の実施形態である記録再生装置
の構成を示すブロック図。
【図9】本発明の6番目の実施形態である記録再生装置
の構成を示すブロック図。
【図10】本発明の7番目の実施形態である記録再生装
置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
100、101、102、103…ディジタル放送受信
装置(IRD)、200、201、202、203、2
04…記録再生装置(VTR)、2…チューナ、3…復
調器、4…デマルチプレクサ、5…ディスクランブラ、
7…デコーダ、9、22、33、73、76…制御部、
10、32…トランシーバ、15、19…インターフェ
ース、34…記録信号処理回路、36…再生信号処理回
路、42…テープ、75、77…メモリ。

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも画像情報が圧縮して記録されて
    いるディジタル情報を受信する手段と、該ディジタル情
    報を復調する復調手段と、前記ディジタル情報を復調す
    ることなく送受信するためのインターフェースとを備え
    たディジタル情報受信装置において、 該インターフェースを介して前記復調手段で復調された
    情報のうち前記ディジタル情報の属性を示す属性情報と
    前記ディジタル情報とを送信し、前記ディジタル情報の
    属性を示す属性情報と前記ディジタル情報とを受信する
    ことを備えたことを特徴とするディジタル情報受信装
    置。
  2. 【請求項2】前記属性情報は、前記ディジタル情報の複
    製物作成の許可範囲を示すコピーライト情報であること
    を特徴とする請求項1記載のディジタル情報受信装置。
  3. 【請求項3】前記属性情報を前記インターフェースを介
    して接続されている通信先との間で送信もしくは受信す
    るために、前記インターフェースとは別に設けた制御用
    の信号線を用いることを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル情報受信装置。
  4. 【請求項4】前記制御用の信号線は、前記インターフェ
    ースと同一の端子を用い、多芯のケーブルによって前記
    通信先と接続されることを特徴とする請求項3記載のデ
    ィジタル情報受信装置。
  5. 【請求項5】前記属性情報を前記インターフェースを介
    して接続されている通信先との間で送信もしくは受信す
    るために、前記インターフェースで前記ディジタル情報
    の送受信を行うためのチャネルとは別のチャネルを用い
    て前記属性情報の送受信を行うことを特徴とする請求項
    1記載のディジタル情報受信装置。
  6. 【請求項6】前記ディジタル情報の送受信は前記インタ
    ーフェースからの通信路上に予め一定の帯域幅を確保し
    て行う同期通信モードのチャネルを用いて行い、前記属
    性情報の送受信は前記インターフェースからの通信路上
    に必要となる都度通信を行う非同期通信モードのチャネ
    ルを用いて行うことを特徴とする請求項5記載のディジ
    タル情報受信装置。
  7. 【請求項7】前記インターフェースを介して接続されて
    いる通信先の装置の種別を判定する手段を設け、前記属
    性情報が前記ディジタル情報の複製の禁止を表してお
    り、かつ前記インターフェースを介する通信先の装置が
    記録再生装置である場合には前記ディジタル情報の出力
    を行わないことを特徴とする請求項1から6のうち1つ
    に記載のディジタル情報受信装置。
  8. 【請求項8】送信側より暗号化処理を施されて送られて
    くる前記ディジタル情報を解読する暗号解除手段を設
    け、 暗号化された前記ディジタル情報を受信して前記インタ
    ーフェースを介して通信先に送信する際には、前記暗号
    解除手段によって解読されたディジタル情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1から6のうち1つに記載のデ
    ィジタル情報受信装置。
  9. 【請求項9】送信側より暗号化処理を施されて送られて
    くる前記ディジタル情報を解読する暗号解除手段を設
    け、 暗号化された前記ディジタル情報を受信して前記インタ
    ーフェースを介して通信先に送信する際には暗号解除手
    段を経由しない暗号化された状態のままの前記ディジタ
    ル情報を送信し、 前記外部機器から暗号化されたディジタル情報を受信し
    た場合には前記暗号解除手段で解読を行った後前記復調
    手段に送ることを特徴とする請求項1から6のうち1つ
    に記載のディジタル情報受信装置。
  10. 【請求項10】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を受信する手段と、該ディジタル
    情報を復調する復調手段と、前記ディジタル情報を送受
    信するインターフェースとを備えたディジタル情報受信
    装置において、 前記復調手段で復調された情報のうち前記ディジタル情
    報の属性を示す属性情報と前記ディジタル情報とを送信
    する手段を備えたことを特徴とするディジタル情報受信
    装置。
  11. 【請求項11】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を受信する手段と、該ディジタル
    情報を復調する復調手段と、前記ディジタル情報を送受
    信するインターフェースとを備えたディジタル情報受信
    装置において、 前記ディジタル情報の属性を示す属性情報と前記ディジ
    タル情報とを受信する手段を備えたことを特徴とするデ
    ィジタル情報受信装置。
  12. 【請求項12】前記属性情報は、前記番組の複製物作成
    の許可範囲を示すコピーライト情報であることを特徴と
    する請求項10または11記載のディジタル情報受信装
    置。
  13. 【請求項13】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を復調することなく送受信するた
    めのインターフェースと、前記インターフェースから受
    信した前記ディジタル情報を記録媒体に記録するための
    形式に変換する記録信号処理手段と、前記記録媒体に記
    録されているディジタル情報を記録のための形式からデ
    ィジタル情報の形式に復元する再生信号処理手段とを設
    け、 前記インターフェースを介して受信したディジタル情報
    を記録する際には前記ディジタル情報と共に送信される
    前記ディジタル情報の属性を示す属性情報と前記ディジ
    タル情報とを受信し、前記記録信号処理手段に供給して
    記録媒体に前記ディジタル情報と前記属性情報とを記録
    し、 前記記録媒体から再生したディジタル情報を前記インタ
    ーフェースを介して送信する際には前記ディジタル情報
    と前記属性情報とを送信することを特徴とする記録再生
    装置。
  14. 【請求項14】前記属性情報は、前記番組の複製物作成
    の許可範囲を示すコピーライト情報であることを特徴と
    する請求項13記載の記録再生装置。
  15. 【請求項15】前記属性情報を前記インターフェースを
    介して接続されている通信先との間で送信もしくは受信
    するために、前記インターフェースとは別に設けた制御
    用の信号線を用いることを特徴とする請求項13記載の
    記録再生装置。
  16. 【請求項16】前記制御用の信号線は前記インターフェ
    ースと同一の端子を用い、多芯のケーブルによって前記
    通信先と接続されることを特徴とする請求項15記載の
    記録再生装置。
  17. 【請求項17】前記属性情報を前記インターフェースを
    介して接続されている通信先との間で送信もしくは受信
    するために、前記インターフェースで前記ディジタル情
    報の送受信を行うためのチャネルとは別のチャネルを用
    いて前記属性情報の送受信を行うことを特徴とする請求
    項13記載の記録再生装置。
  18. 【請求項18】前記ディジタル情報の送受信は前記イン
    ターフェースからの通信路上に予め一定の帯域幅を確保
    して行う同期通信モードのチャネルを用いて行い、 前記属性情報の送受信は前記インターフェースからの通
    信路上に必要となる都度通信を行う非同期通信モードの
    チャネルを用いて行うことを特徴とする請求項17記載
    の記録再生装置。
  19. 【請求項19】前記インターフェースを介して接続され
    ている通信先の装置の種別を判定する手段を設け、 前記記録媒体から再生する属性情報が前記ディジタル情
    報の複製の禁止を表しており、かつ前記インターフェー
    スを介する通信先の装置が記録再生装置である場合には
    前記ディジタル情報の出力を行わないことを特徴とする
    請求項13から18のうち1つに記載の記録再生装置。
  20. 【請求項20】前記通信先から受信した番組の属性情報
    を記録媒体への記録を行ったことに対応して修正を加え
    た後前記記録媒体に記録し、前記外部機器から受信した
    ディジタル情報の内容には修正を加えずに前記記録媒体
    に記録することを特徴とする請求項13から18のうち
    1つに記載の記録再生装置。
  21. 【請求項21】前記番組の属性情報が前記番組の複製物
    の世代あるいは回数の制限に関する情報を有するコピー
    ライト情報であるときには前記回数を1回低い値に修正
    した後前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項
    20記載の記録再生装置。
  22. 【請求項22】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を復調することなく送受信するた
    めのインターフェースと、前記インターフェースから受
    信した前記ディジタル情報を記録媒体に記録するための
    形式に変換する記録信号処理手段と、前記記録媒体に記
    録されているディジタル情報を記録のための形式からデ
    ィジタル情報の形式に復元する再生信号処理手段とを設
    け、 前記インターフェースを介して受信したディジタル情報
    を記録する際には前記ディジタル情報と共に送信された
    前記ディジタル情報の属性を示す属性情報と前記ディジ
    タル情報とを受信し、前記記録信号処理手段に供給して
    記録媒体に前記ディジタル情報と前記属性情報とを記録
    することを特徴とする記録再生装置。
  23. 【請求項23】前記属性情報は、前記番組の複製物作成
    の許可範囲を示すコピーライト情報であることを特徴と
    する請求項22記載の記録再生装置。
  24. 【請求項24】前記記録媒体として記録トラック上にデ
    ータ記録部分と付加情報記録部分とを設けて回転式ヘッ
    ドにより記録を行う磁気テープを用い、前記ディジタル
    情報は前記データ記録部分に、前記属性情報は前記付加
    情報記録部分にそれぞれ記録することを特徴とする請求
    項13または22記載の記録再生装置。
  25. 【請求項25】前記記録媒体として回転式ヘッドにより
    記録を行うデータ記録トラックと、固定式ヘッドにより
    記録を行う付加情報記録トラックを有する磁気テープを
    用い、前記ディジタル情報を前記データ記録トラック
    に、前記属性情報は前記付加情報記録トラックにそれぞ
    れ記録することを特徴とする請求項13または22記載
    の記録再生装置。
  26. 【請求項26】前記ディジタル情報を記録する前記記録
    媒体として磁気テープを用い、前記属性情報は前記磁気
    テープの収容されるカセットに組み込まれた不揮発性の
    メモリ素子に記録することを特徴とする請求項13また
    は22記載の記録再生装置。
  27. 【請求項27】前記ディジタル情報の記録開始時および
    前記属性情報が変化した時に、前記属性情報とテープの
    先頭からの絶対記録時間もしくは絶対位置情報を前記メ
    モリ素子に記録することを特徴とする請求項26記載の
    記録再生装置。
  28. 【請求項28】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を復調することなく送受信するた
    めのインターフェースと、前記インターフェースから受
    信した前記ディジタル情報を記録媒体に記録するための
    形式に変換する記録信号処理手段と、前記記録媒体に記
    録されているディジタル情報を記録のための形式からデ
    ィジタル情報の形式に復元する再生信号処理手段とを設
    け、 前記記録媒体から再生したディジタル情報を前記インタ
    ーフェースを介して送信する際には前記ディジタル情報
    と前記属性情報とを併せて送信することを特徴とする記
    録再生装置。
  29. 【請求項29】前記属性情報は、前記番組の複製物作成
    の許可範囲を示すコピーライト情報であることを特徴と
    する請求項28記載の再生装置。
  30. 【請求項30】前記属性情報を前記インターフェースを
    介して接続されている通信先に送信するために、前記イ
    ンターフェースとは別に設けた制御用の信号線を用いる
    ことを特徴とする請求項28記載の再生装置。
  31. 【請求項31】前記制御用の信号線は前記インターフェ
    ースと同一の端子を用い、多芯のケーブルによって前記
    通信先と接続されることを特徴とする請求項28記載の
    再生装置。
  32. 【請求項32】前記属性情報を前記インターフェースを
    介して接続されている通信先に送信するために、前記イ
    ンターフェースで前記ディジタル情報の送信を行うため
    のチャネルとは別のチャネルを用いて前記属性情報の送
    信を行うことを特徴とする請求項28記載の再生装置。
  33. 【請求項33】前記ディジタル情報の送信は前記インタ
    ーフェースからの通信路上に予め一定の帯域幅を確保し
    て行う同期通信モードのチャネルを用いて行い、前記属
    性情報の送信は前記インターフェースからの通信路上に
    必要となる都度通信を行う非同期通信モードのチャネル
    を用いて行うことを特徴とする請求項32記載の再生装
    置。
  34. 【請求項34】前記インターフェースを介して接続され
    ている通信先の装置の種別を判定する手段を設け、 前記記録媒体から再生する属性情報が前記ディジタル情
    報の複製の禁止を表しており、かつ前記インターフェー
    スを介する通信先の装置が記録再生装置である場合には
    前記ディジタル情報の出力を行わないことを特徴とする
    請求項28から33のうち1つに記載の再生装置。
  35. 【請求項35】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を復調することなく送受信するた
    めのインターフェースと、前記インターフェースから受
    信した前記ディジタル情報を記録媒体に記録するための
    形式に変換する記録信号処理手段と、前記記録媒体に記
    録されているディジタル情報を記録のための形式からデ
    ィジタル情報の形式に復元する再生信号処理手段と、前
    記ディジタル情報と共に送信される前記ディジタル情報
    の属性を示す属性情報を記録する属性情報記録手段とを
    設け、 前記インターフェースを介して受信したディジタル情報
    を記録する際には前記属性情報と前記ディジタル情報と
    を受信し、前記記録信号処理手段に供給して前記記録媒
    体に前記ディジタル情報を記録すると共に前記属性情報
    記録手段に前記属性情報が前記ディジタル情報と対応す
    るように記録し、 前記記録媒体から再生したディジタル情報を再生して前
    記インターフェースを介して送信する際には前記ディジ
    タル情報と前記属性情報とを送信することを特徴とする
    記録再生装置。
  36. 【請求項36】前記属性情報は、前記番組の複製物作成
    の許可範囲を示すコピーライト情報であることを特徴と
    する請求項35記載の記録再生装置。
  37. 【請求項37】前記属性情報を前記インターフェースを
    介して接続されている接続先との間で送信もしくは受信
    するために、前記インターフェースとは別に設けた制御
    用の信号線を用いることを特徴とする請求項35記載の
    記録再生装置。
  38. 【請求項38】前記制御用の信号線は前記インターフェ
    ースと同一の端子を用い、多芯のケーブルによって前記
    通信先と接続されることを特徴とする請求項35記載の
    記録再生装置。
  39. 【請求項39】前記属性情報を前記インターフェースを
    介して接続されている通信先との間で送信もしくは受信
    するために、前記インターフェースで前記ディジタル情
    報の送受信を行うためのチャネルとは別のチャネルを用
    いて前記属性情報の送受信を行うことを特徴とする請求
    項35記載の記録再生装置。
  40. 【請求項40】前記ディジタル情報の送受信は前記イン
    ターフェースからの通信路上に予め一定の帯域幅を確保
    して行う同期通信モードのチャネルを用いて行い、 前記属性情報の送受信は前記インターフェースからの通
    信路上に必要となる都度通信を行う非同期通信モードの
    チャネルを用いて行うことを特徴とする請求項39記載
    の記録再生装置。
  41. 【請求項41】前記インターフェースを介して接続され
    ている通信先の装置の種別を判定する手段を設け、 前記記録媒体から再生する属性情報が前記ディジタル情
    報の複製の禁止を表しており、かつ前記インターフェー
    スを介する通信先の装置が記録再生装置である場合には
    前記ディジタル情報の出力を行わないことを特徴とする
    請求項35から40のうち1つに記載の記録再生装置。
  42. 【請求項42】前記通信先から受信した属性情報を記録
    媒体への記録を行ったことに対応して修正を加えた後前
    記記録媒体に記録し、前記外部機器から受信したディジ
    タル情報の内容には修正を加えずに前記記録媒体に記録
    することを特徴とする請求項35から40のうち1つに
    記載の記録再生装置。
  43. 【請求項43】前記属性情報が前記番組の複製物の世代
    あるいは回数の制限に関する情報を有するコピーライト
    情報であるときには前記回数を1回低い値に修正した後
    前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項42記
    載の記録再生装置。
  44. 【請求項44】少なくとも画像情報が圧縮して記録され
    ているディジタル情報を受信する手段と、該ディジタル
    情報を復調する復調手段と、前記ディジタル情報を記録
    媒体に記録する記録手段とを備え、 前記ディジタル情報を記録する際には前記ディジタル情
    報と前記復調手段により復調されたディジタル情報のう
    ち前記ディジタル情報の属性を示す属性情報とを前記記
    録手段に供給して記録媒体に記録することを特徴とする
    記録再生装置。
  45. 【請求項45】前記属性情報が前記ディジタル情報の記
    録を認めない情報であるときには前記記録媒体に前記デ
    ィジタル情報の記録を行わないことを特徴とする請求項
    44記載の記録再生装置。
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