JPH11176082A - ネットワーク記録制御装置及びネットワーク記録制御方法 - Google Patents

ネットワーク記録制御装置及びネットワーク記録制御方法

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JPH11176082A
JPH11176082A JP9345341A JP34534197A JPH11176082A JP H11176082 A JPH11176082 A JP H11176082A JP 9345341 A JP9345341 A JP 9345341A JP 34534197 A JP34534197 A JP 34534197A JP H11176082 A JPH11176082 A JP H11176082A
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network
receivers
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JP9345341A
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Inventor
Takeshi Matsushita
健 松下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長時間番組を簡単な操作で連続的に記録する。 【解決手段】他機器メモリ読み書き回路5は各機器のメ
モリ空間の情報を読出す。この情報に基づいて受信機候
補決定回路8は番組の記録に用いる受信機の候補を決定
し、最適候補決定回路9は記録に用いる受信機を決定す
る。最適候補決定回路9の出力に基づいて、他機器制御
回路7は、複数の受信機を制御して、番組を複数の記録
機器によって連続的に記録する。記録に用いた受信機に
ついての情報はメモリ空間に記録し、通知回路11によっ
てユーザーに通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器間で複
数の信号をアイソクロナス伝送可能なIEEE1394
規格のディジタルインターフェースを採用したネットワ
ークに好適なネットワーク記録制御装置及びネットワー
ク記録制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア用途に適した低コ
ストの周辺インターフェースとしてIEEE(The Inst
itute of Electrical and Electronics Engineers, In
c.)1394が普及しようとしている。IEEE139
4は、複数のチャンネルの多重転送が可能であると共
に、映像及び音声データ等を一定時間以内で転送するこ
とを保証するアイソクロナス(isochronous )転送機能
を有している。
【0003】IEEE1394については、日経エレク
トロニクス1994.7.4(no.612)号の「ポ
ストSCSIの設計思想を探る三つの新インターフェー
スを比較」の記事(文献1)の152〜163ページに
内容が詳述されている。同記事の161ページ以降に掲
載されているように、IEEE1394はコンピュータ
用だけでなく、「マルチメディア用にアイソクロナス転
送機能を備えている」ことを特徴とすることから、画像
データ用としても他のインターフェース方式より有効で
ある。
【0004】IEEE1394はディージーチェイン及
びツリー状のトポロジを採用することができ、IEEE
1394に対応したネットワークバスを利用して複数の
機器を接続して、ネットワークを構築することができ
る。また、IEEE1394においては、文献1の16
2ページ以降に記載されているように、マルチチャンネ
ル化が可能であり、複数チャンネルのパケットデータを
伝送することができる。また、IEEE1394につい
ては、特開平8−279818号公報及び特開平9−1
85577号公報等にも詳述されている。
【0005】AV(オーディオ・ビデオ)機器同士をこ
のようなIEEE1394規格のネットワークバスを介
して接続することによって、例えば放送されたテレビジ
ョン信号をネットワークバスに接続されている各種のA
V機器によって記録可能である。
【0006】例えば、VCR(ビデオテープレコーダ)
等のテレビジョン信号を記録可能な機器を用いて、放送
番組を録画することが可能である。しかしながら、VC
R等が記録を行う記録媒体の最大記録可能時間の制限か
ら、長時間番組を途切れることなく連続して記録するこ
とができないことがあった。VCR等においては、通常
の記録を行う通常記録モードの他に、記録媒体の記録時
間を長くする長時間記録モードを有するものがあるが、
この場合でも、長時間番組の記録には十分でない。
【0007】そこで、ネットワークバスに接続されてい
る複数のAV機器を連続的に記録モードに設定すること
によって、長時間番組を途切れることなく記録すること
が考えられる。しかしながら、各AV機器において連続
的に記録モードにするためには、ユーザーが予め各AV
機器で記録を行う各記録媒体の記録可能時間を把握して
おく必要があり、しかも、連続的に記録モードにするた
めの操作は極めて煩雑である。また、この場合には、再
生時において、複数の記録媒体を連続的に再生して、長
時間番組を連続的に視聴可能にするために、記録媒体の
管理及び再生操作は極めて煩雑なものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、長
時間番組を途切れることなく記録すると共に再生するこ
とは、記録媒体の管理及び記録再生操作等が極めて煩雑
で、困難であるという問題点があった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、連続的な記録のために必要な情報をメモリ
空間に記憶させると共にこの情報に基づいてネットワー
クに接続された複数の機器を制御することによって、各
媒体毎の最大記録時間を超える長時間の番組を記録する
ことができるネットワーク記録制御装置及びネットワー
ク記録制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ネットワーク記録制御装置は、ネットワーク上の所定の
送信機からのデータを受信して記録可能な複数の受信機
のうち前記データの記録に用いる複数の受信機及び受信
順番を決定する受信機決定手段と、前記所定の送信機か
らのデータの送信途中で受信機を変更するタイミングを
判断する判断手段と、前記受信機決定手段の決定結果及
び前記判断手段の判断結果に基づいて前記複数の受信機
を制御して前記所定の送信機からのデータを連続的に記
録させる機器制御手段とを具備したものであり、本発明
の請求項7に係るネットワーク記録制御方法は、ネット
ワーク上の所定の送信機からのデータを受信して記録可
能な複数の受信機のうち前記データの記録に用いる複数
の受信機及び受信順番を決定する受信機決定処理と、前
記所定の送信機からのデータの送信途中で受信機を変更
するタイミングを判断する判断処理と、前記受信機決定
処理び前記判断処理の処理結果に基づいて前記複数の受
信機を制御して前記所定の送信機からのデータを連続的
に記録させる機器制御処理とを具備したものである。
【0011】本発明の請求項1において、受信機決定手
段は、ネットワーク上の記録可能な複数の受信機のうち
所定の送信機からのデータを受信して記録する複数の受
信機及びその受信順番を決定する。また、判断手段は、
受信機を変更するタイミングを判断する。機器制御手段
は、決定された受信機を制御してデータを受信させて記
録させ、判断手段の判断結果に基づいて、受信機を切換
える。これにより、所定の送信機からのデータを複数の
受信機を用いて連続的に記録する。
【0012】本発明の請求項7においては、受信機決定
処理によって、記録に用いる受信機及び記録順番が決定
される。そして、機器制御処理によって受信機が制御さ
れて記録が行われ、記録する受信機の切換えは判断処理
によって行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
ネットワーク記録制御装置の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0014】本実施の形態はネットワークとしてIEE
E1394規格に対応したネットワークを採用した例に
ついて説明する。
【0015】ネットワーク記録制御装置1はネットワー
ク内の1つ以上の機器内に設けられ、1394ケーブル
4を介して図示しない他の複数の機器に接続されてい
る。1394ケーブル4はIEEE1394規格に対応
したインターフェース9に接続される。インターフェー
ス9はOSI(Open System Interconnection )参照モ
デルの物理層の処理を行う1394物理層部2及びデー
タリンク層の処理を行う1394リンク層部3によって
構成されている。なお、1394ケーブル4は図示しな
い他の機器の1394インターフェースに接続される。
【0016】1394物理層部2は、シリアル信号の符
号化方式と電気的仕様について規定されており、バス使
用権の調停を行うバスアービトレーションの実施及びト
ラフィック状況に関するバス全体への通知等を行う。ま
た、1394リンク層部3は、データの読出し及び書込
みに関する低レベルのプロトコルが規定されており、他
機器メモリ読み書き回路5、受信機決定回路6及び他機
器制御回路7との間でデータの授受を行う。
【0017】他機器メモリ読み書き回路5は、他の機器
の読み書き可能なメモリ空間に対する書込み及び読出し
を行うものである。IEEE1394においては、IE
EE1212−1991で規定するアドレッシングを採
用するようになっている。即ち、IEEE1394で
は、各機器のメモリ空間であって他の機器からの読み書
きが可能なメモリ空間(CSR空間)を自由に使用する
ことができ、他機器メモリ読み書き回路5は、このメモ
リ空間に書込まれている情報を読出すと共に、このメモ
リ空間に対する書込を行うことができるようになってい
る。
【0018】なお、ネットワーク記録制御装置1を有す
る機器においては、メモリ10が他の機器からの読み書き
可能なメモリ空間を構成する。
【0019】図2は他機器によって読み書き可能なメモ
リ空間に書込まれている内容を説明するための説明図で
ある。
【0020】図2に示すように、他機器によって読み書
き可能なメモリ空間には、ネットワーク上の各機器及び
記録媒体に関する情報を記憶する複数の領域21乃至27が
設けられる。
【0021】領域21には例えば自機が記録機器であるこ
とを示す情報が格納される。領域22には装着された媒体
が書込禁止になっているか否かを示す情報が格納され
る。領域23には、装着された媒体の先頭位置に対する現
在位置の情報が記録される。領域24には、装着されてい
る媒体のいずれの領域が記録可能領域であるかを示す情
報が格納される。領域25には、例えば、機器の電源がオ
ンとなっていて、録画がスタンバイ状態になっているか
否かの情報が格納される。領域26は、記録媒体の残量の
情報が格納され、領域27には一連の番組の記録に用いた
機器とその記録順番等に関する情報が格納されるように
なっている。これらの領域21乃至27は所定の時間間隔で
更新される。
【0022】他機器制御回路7は、ネットワーク上に接
続されている各機器に対する各種命令、例えば録画命令
及び再生命令等を出力することができる。他機器制御回
路7は、後述する決定された受信機に関する情報に基づ
いて録画命令を発生し、記録機器とその記録順番に関す
る情報に基づいて再生命令を発生する。
【0023】受信機決定回路6は、受信機候補決定回路
8及び最適候補決定回路9によって構成されている。受
信機候補決定回路8は、1394リンク層部3を介して
他機器及び自機のメモリ空間から読出した情報が与えら
れて、放送信号を記録する機器、即ち、テレビジョン受
像機等から1394ケーブル上に送出された放送信号を
受信して記録する受信機として適当な受信機の候補を決
定するようになっている。
【0024】即ち、受信機候補決定回路8は、図2の領
域21からの情報によって記録機器であることが示され、
領域22からの情報によってその機器に装着されている媒
体が書込禁止となっていないことが示され、領域25から
の情報によってその機器が記録可能な動作状態であるこ
とが示されることによって、その機器が受信機候補であ
るものと決定する。
【0025】受信機候補決定回路8が決定した受信機候
補の情報は最適候補決定回路9に供給されるようになっ
ている。最適候補決定回路9は、記録機器(受信機)と
して最適な機器を1機以上決定して、決定した受信機に
関する情報を他機器制御回路7及びメモリ10に出力する
ようになっている。
【0026】最適候補決定回路9は、装着された記録媒
体の記録可能領域と放送信号の受信機が出力する送信デ
ータのデータ量との組み合わせから最適な受信機を決定
する。例えば、録画予約を行う場合には、予め送信デー
タのデータ量が明らかであるので、各記録媒体の記録可
能な総容量が送信データのデータ量以上の容量で記録し
た場合の残量が最も小さくなるように、1台以上の受信
機を決定する。また、例えば、記録の切換えを少なくす
ると共に、残量が少ない媒体を増加させないように、受
信機を決定する。
【0027】例えば、録画時間が3時間である場合に、
ネットワークに接続された複数の機器に夫々記録可能時
間が2時間、1時間半、1時間10分、30分の記録媒
体が装着されている場合には、最適候補決定回路9は、
2時間のものと1時間10分のものが装着されている機
器を最適候補として決定する。
【0028】また、例えば、放送途中の番組を記録する
場合のように録画時間が未定である場合には、記録媒体
の記録可能な容量が大きい記録媒体が装着されている機
器を最適候補として決定する。また、最適候補決定回路
9は、例えば、記録が1回も行われていない記録媒体を
優先的に使用するように受信機を決定してもよい。最適
候補決定回路9の決定方法を、ユーザーの指示によって
変更可能にすることも可能である。
【0029】メモリ10は、自機の最適候補決定回路9の
出力が直接与えられるか、又は、他の機器の最適候補決
定回路9出力がインターフェース9及び1394ケーブ
ル4を介して与えられて、受信機に関する情報を記憶す
るようになっている。
【0030】他機器制御回路7は、最適候補決定回路9
からの受信機に関する情報及びメモリ空間から読出した
情報に基づいて、各機器に命令を出力するようになって
いる。また、他機器制御回路7は、再生時において、メ
モリ10が記憶している情報又は他機器メモリ読み書き回
路5が読出した情報が与えられて、各機器に再生命令を
出力するようになっている。
【0031】通知回路11は、メモリ10又は他機器メモリ
読み書き回路5から記録機器とその記録順番に関する情
報が与えられて、これらの情報に基づく通知をユーザー
に行うため表示データを作成して表示装置12に供給する
ようになっている。表示装置12は、通知回路11からの表
示データに基づいて記録機器とその記録順番に関する情
報表示を表示するようになっている。
【0032】なお、図1のネットワーク記録制御装置1
は、ネットワーク内の1ノードのみに設けてもよい。
【0033】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3乃至図5を参照して説明する。図3は
ネットワークの接続形態を示す説明図であり、図4は動
作を説明するためのフローチャートであり、図5は表示
装置の画面表示を示す説明図である。
【0034】いま、1394ケーブル4を介して各ノー
ド31乃至37が図3に示す形態で接続されているものとす
る。各ノード31乃至37は1394のインターフェースを
有し、1394規格のアイソクロナスデータの送受が可
能である。例えば、少なくともノード31(以下、セット
トップボックス(STB)31ともいう)には、図1に示
すネットワーク記録制御装置1が組込まれているものと
する。
【0035】いま、STB31が受信した放送番組を記録
するものとする。この場合において、ノード37(以下、
VCR(5)37ともいう)に装着されている記録媒体は
書込禁止となっており、他のノード33乃至36(以下、V
CR(1)33乃至VCR(4)36ともいう)は、記録可
能な記録媒体が装着されて記録可能状態になっている記
録可能機器であるものとする。VCR(1)33乃至VC
R(4)36に装着されている記録媒体によって記録可能
な記録時間(残量)は夫々1時間50分、1時間、15
分、50分であるものとする。なお、ノード32(以下、
モニタ32ともいう)は、図1の表示装置12に相当する。
【0036】STB31のネットワーク記録制御装置1の
他機器メモリ読み書き回路5は、図4のステップS1 に
おいて、各機器のメモリ空間の領域21乃至26を読出す。
他機器メモリ読み書き回路5によって読出された情報
は、各機器から1394ケーブル4を介してSTB31の
インタフェース9に取り込まれ、受信機決定回路6に供
給される。
【0037】なお、図4のステップS1 乃至S10の処理
は、1台の機器毎に行われるが、説明の都合上、各機器
に対する処理を同時に説明する。
【0038】受信機決定回路6には、自機のメモリ10の
領域21乃至26からの情報も与えられている。受信機決定
回路6の受信機候補決定回路8は、ステップS2 におい
て、読込んだ情報からネットワーク内の全ての機器につ
いて、各機器が記録機器であるか否かを判別する。この
場合には、受信機候補決定回路8は、各機器のメモリ空
間内の領域21の情報によって、ノード33乃至37が記録機
器であるものと判別する。
【0039】次に、受信機候補決定回路8は、ステップ
S3 において、ノード33乃至37に記録可能な記録媒体が
装着されているか否かをメモリ空間の領域22から読出し
た情報によって判断する。この場合には、VCR(5)
37に装着されている記録媒体は書込禁止となっているの
で、ノード33乃至36のみに記録可能な記録媒体が装着さ
れているものと判断する。
【0040】次に、受信機候補決定回路8は、ステップ
S4 において、ノード33乃至36が記録可能な状態である
か否かをメモリ空間の領域24から読出した情報によって
判断する。この場合には、VCR(1)33乃至VCR
(4)36はいずれも記録可能な状態である。次いで、受
信機候補決定回路8は、ステップS5 においてこれらの
VCR(1)33乃至VCR(4)36を受信機の候補に設
定する。ステップS6 では調査されていない機器が残っ
ているか否かが判断される。全ての機器の調査が終了す
ると、ステップS7 に処理を移行する。
【0041】最適候補決定回路9には、受信機の候補を
示す情報とメモリ空間の領域26の情報が与えられてい
る。最適候補決定回路9は、ステップS7 において、受
信機の候補の中から最適な候補を選択して受信機に決定
する。例えば、3時間番組を録画するものとすると、最
適候補決定回路9は、記録の切換えを少なくすると共
に、残量が少ない記録媒体を増加させないように、1時
間50分の残量を有するVCR(1)33と1時間の残量
を有するVCR(2)34と15分の残量を有するVCR
(3)35とを受信機として決定する。
【0042】最適候補決定回路9は、番組の記録に必要
な複数の受信機を一度に決定してもよいが、本実施の形
態では、1台ずつ決定する。即ち、最適候補決定回路9
は、先ず、VCR(1)33を受信機として、この受信機
に関する情報を他機器制御回路7に供給する。
【0043】他機器制御回路7は、受信機に関する情報
に基づいて記録命令等を出力する。例えば、VCR
(1)33に装着されている記録媒体が磁気テープである
場合に、記録媒体の現在位置が記録可能な位置と異なる
場合には、メモリ空間23,24の情報に基づいて、他機器
制御回路7によって、記録可能な位置の先頭まで記録媒
体を搬送させておくことが可能である。
【0044】STB31において記録しようとする番組が
受信されて、この番組の放送信号が1394ケーブル4
に送出されると、ステップS8 において、他機器制御回
路7は、VCR(1)33による記録を開始させる。他機
器制御回路7は、ステップS9 において、現在記録中の
媒体の残量が無くなったか否かを判断する。VCR
(1)33に装着されている記録媒体の残量が無くなる
と、処理をステップS1 に戻して、次の受信機を決定す
る。
【0045】なお、次の受信機の録画開始までの遅れ時
間を考慮して、現在記録中の媒体の残量が少し残ってい
る時点で処理をステップS1 に戻してもよいことは明ら
かである。
【0046】ステップS1 乃至S7 の処理が順次行われ
て、最適候補決定回路9から次にVCR(2)34を受信
機とする受信機に関する情報が出力される。他機器制御
回路7は、VCR(2)34を制御して、番組の録画を継
続させる。なお、他機器制御回路7は、録画の連続性が
維持されるように、VCR(1)33,VCR(2)34へ
の録画切換え時において、若干の時間だけ両方のVCR
(1)33,VCR(2)34で録画を行うようにしてもよ
い。
【0047】こうして、VCR(2)34において録画が
継続される。VCR(2)34による録画が終了すると、
次に、VCR(3)35が指定されて、番組の録画が継続
される。
【0048】ステップS10において録画の終了が判断さ
れると、最適候補決定回路9からの受信機に関する情
報、即ち、記録に用いた媒体が装着された記録機器とそ
の記録順番についての情報は、他機器メモリ読み書き回
路5によって、受信機として指定された機器に伝送され
る。これにより、VCR(1)33乃至VCR(3)35
は、記録に用いた機器とその記録順番に関する情報を各
機器のメモリ空間の領域27に記憶する。
【0049】受信機に関する情報は、メモリ10にも供給
され、通知回路11は、ステップS11において、受信機に
関する情報に基づく表示を表示装置12であるモニタ32に
表示させる。図5はこの場合のモニタ32の表示画面上の
表示例を示している。
【0050】図5に示すように、表示画面上の表示によ
って、番組の記録にVCR(1)33乃至VCR(3)35
がこの順番に用いられて、夫々、装着された記録媒体の
00時10分〜2時00分の記録領域、1時00分〜2
時00分の記録領域及び1時45分〜2時00分の記録
領域に、合計3時間記録を行ったことが示される。
【0051】なお、モニタ32による表示方法は図5の例
に限らないことは明らかである。
【0052】一方、再生時においては、記録が行われた
記録媒体を記録を行った機器に装着する。他機器メモリ
読み書き回路5は、各機器のメモリ空間の領域27の情報
を読出して他機器制御回路7に供給する。他機器制御回
路7は、読出した情報に基づいて記録を行った機器とそ
の記録順及び記録媒体の記録位置を認識する。他機器制
御回路7は、最初に記録が行われたVCR(1)33の記
録媒体を0時10分の位置まで搬送させる命令を出力し
た後、再生命令を出力する。そして、他機器制御回路7
は、VCR(1)33の記録媒体が2時00分の位置まで
再生されると、次のVCR(2)34の記録媒体を1時0
0分の位置から2時00分の位置まで再生する。同様に
して、VCR(3)35についても、VCR(2)34の再
生に連続させて再生を行う。
【0053】VCR(1)33乃至VCR(3)35からの
再生信号は1394ケーブル4を介してモニタ32に供給
されて表示される。こうして、元の番組を連続的に再生
して視聴することができる。
【0054】このように、本実施の形態においては、ネ
ットワーク上の各機器のメモリ空間に記憶されている情
報を読出して受信機の最適候補を決定し、決定した受信
機に関する情報に基づいて各機器を制御すると共に、こ
の受信機に関する情報を各機器のメモリ空間に記憶させ
ている。これにより、煩雑な操作を必要とすることな
く、また、予め、各機器に装着される記録媒体について
ユーザーが調査することなく、ネットワーク上に接続さ
れた複数の記録機器を用いて長時間番組を連続的に記録
すると共に再生することができる。
【0055】なお、上記実施の形態においては、受信機
に関する情報をモニタによって表示する例を説明した
が、各機器に設けたLED等の表示装置を用いて、記録
に用いられたか機器であるか否かの情報及び記録に用い
られた場合の記録順番等の情報を、ユーザーに通知する
ことも可能である。いずれの場合でも、受信完了後にお
いて、記録に用いられた媒体が装着された記録機器とそ
の記録順番とをユーザーに通知することができる。
【0056】また、上記実施の形態は、IEEE139
4方式のディジタルインターフェースを例に説明した
が、アイソクロナスデータ伝送が可能な他のディジタル
インターフェースに適用してもよいことは明らかであ
る。
【0057】また、受信機に関する情報は各ノードのメ
モリ空間に記録させるものとして説明したが、所定の1
ノード又は複数のノードのみに受信機に関する情報を記
憶させて、これらのメモリ空間に記憶された情報を用い
ることによって、ユーザーへの通知及び再生時の制御を
行うことも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続的な記録のために必要な情報をメモリ空間に記憶させ
ると共にこの情報に基づいてネットワークに接続された
複数の機器を制御することによって、各媒体毎の最大記
録時間を超える長時間の番組を記録することができると
共に再生できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク記録制御装置の一実
施の形態を示すブロック図。
【図2】メモリ空間を説明するための説明図。
【図3】実施の形態におけるネットワーク構成を示す説
明図。
【図4】実施の形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図5】実施の形態における表示例を示す説明図。
【符号の説明】
1…ネットワーク記録制御装置、5…他機器メモリ読み
書き回路、6…受信機決定回路、7…他機器制御回路、
8…受信機候補決定回路、9…最適候補決定回路、10…
メモリ、11…通知回路、12…表示装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の所定の送信機からのデ
    ータを受信して記録可能な複数の受信機のうち前記デー
    タの記録に用いる複数の受信機及び受信順番を決定する
    受信機決定手段と、 前記所定の送信機からのデータの送信途中で受信機を変
    更するタイミングを判断する判断手段と、 前記受信機決定手段の決定結果及び前記判断手段の判断
    結果に基づいて前記複数の受信機を制御して前記所定の
    送信機からのデータを連続的に記録させる機器制御手段
    とを具備したことを特徴とするネットワーク記録制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記受信機決定手段は、前記ネットワー
    ク上に接続された複数の受信機のうち記録可能な記録媒
    体が装着され記録可能な状態である受信機を前記記録可
    能な複数の受信機であるものと判断する候補決定手段を
    具備し、 前記判断手段は、現在記録を行っている記録媒体の残量
    が所定量以下となったことを検出する残量検出手段によ
    って受信機を変更するタイミングを判断することを特徴
    とする請求項1に記載のネットワーク記録制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク上の機器は、前記ネッ
    トワーク上の機器に設けられたメモリ空間に各機器及び
    媒体の記録に関する情報を書込むことを特徴とする請求
    項1に記載のネットワーク記録制御装置。
  4. 【請求項4】 前記候補決定手段は、前記ネットワーク
    上の機器に設けられたメモリ空間に記憶された機器及び
    記録媒体に関する情報に基づいて前記記録可能な複数の
    受信機であることを判断し、 前記残量検出手段は、前記メモリ空間に記憶された媒体
    の残量の情報に基づいて受信機の残量を検出することを
    特徴とする請求項2に記載のネットワーク記録制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記受信機決定手段の決定結果を前記ネ
    ットワーク上の機器に設けられたメモリ空間に記憶させ
    る書込み手段と、 前記受信機決定手段の決定結果をユーザーに通知する通
    知手段とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の
    ネットワーク記録制御装置。
  6. 【請求項6】 前記受信機決定手段は、前記所定の送信
    機からのデータのデータ量と前記記録可能な複数の受信
    機に装着される記録媒体の残量とに基づいて複数の受信
    機及び受信順番を決定することを特徴とする請求項1に
    記載のネットワーク記録制御装置。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上の所定の送信機からのデ
    ータを受信して記録可能な複数の受信機のうち前記デー
    タの記録に用いる複数の受信機及び受信順番を決定する
    受信機決定処理と、 前記所定の送信機からのデータの送信途中で受信機を変
    更するタイミングを判断する判断処理と、 前記受信機決定処理び前記判断処理の処理結果に基づい
    て前記複数の受信機を制御して前記所定の送信機からの
    データを連続的に記録させる機器制御処理とを具備した
    ことを特徴とするネットワーク記録制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845182B2 (en) 2000-11-13 2005-01-18 Sharp Kabushiki Kaisha Image recording system and method for controlling the image recording system
KR100662905B1 (ko) 2004-11-02 2007-01-02 삼성전자주식회사 기기사용실태에 따라 녹화를 수행할 녹화기기를자동선택하는 복합녹화기기 및 그의 녹화기기 자동선택방법
US7577335B2 (en) 2001-06-27 2009-08-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital broadcasting receiving/recording apparatus

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