JPH11175788A - 硬貨払出し機の制御方法 - Google Patents

硬貨払出し機の制御方法

Info

Publication number
JPH11175788A
JPH11175788A JP9363941A JP36394197A JPH11175788A JP H11175788 A JPH11175788 A JP H11175788A JP 9363941 A JP9363941 A JP 9363941A JP 36394197 A JP36394197 A JP 36394197A JP H11175788 A JPH11175788 A JP H11175788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
coins
ejection
retry operation
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9363941A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Wada
毅 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP9363941A priority Critical patent/JPH11175788A/ja
Publication of JPH11175788A publication Critical patent/JPH11175788A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無用なリトライ動作を行わずに処理時間を短
縮して、迅速に硬貨の払出し業務を行うようにする。 【解決手段】 モータを正転させ(ステップS10
0)、カウントセンサの検出が一定時間無い場合は、ニ
アエンドチェックを行って、ニアエンドであれば(ステ
ップS108)、硬貨の残量が無い場合と判断し(ステ
ップS116)、リトライ動作を1回行って(ステップ
S118)、カウントセンサにより硬貨の排出が検出さ
れない場合は硬貨切れ表示を行う。ニアエンドでなけれ
ば(ステップS108)、俵立ちかブリッジ等の排出異
常状態と判断し(ステップS110)、リトライ動作を
複数回行って(ステップS112)、カウントセンサに
より硬貨の排出が検出されない場合はエラー表示を行
う。途中で硬貨の排出が検出された場合は、通常の硬貨
の払出し処理が行われる(ステップS122)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨払出し機の制
御方法に係り、さらに詳しくは、コインケース内に貯留
した硬貨をディスクを回転させながら排出口から排出し
て払出しを行う硬貨払出し機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機、入出金装置、両替機
等の硬貨取扱装置が設置された販売店舗、レストラン、
金融機関等においては、無人運用化による高効率化及び
低コスト化の促進、更には労働時間の短縮等の各種要求
を満たすために、多種小額の硬貨を釣銭等として自動的
に払い出す機能を備えた硬貨取扱装置の需要が増大して
いる。この種の硬貨取扱装置における硬貨払出し機は、
硬貨の金種別に設けられたコインホッパーから指定され
た枚数分の硬貨を払い出すように構成されているが、こ
の硬貨払出し機に対して正確且つ高速な払出し動作が求
められており、高速な払出し動作と正確さを両立させつ
つ、硬貨の詰まりや不払い状態の発生を防止する等の高
性能化を実現するための機構や制御ソフトが種々開発さ
れている。例えば、従来の硬貨払出し機は、金種別に硬
貨を貯留するコインケースの底面にキャリングディスク
(以下、ディスクという)が回転可能に設けられてい
る。このディスクは、コインケースに貯留された硬貨を
受け入れて排出口まで運ぶための受入溝が形成されてい
るとともに、モータによって正転/逆転を行うことがで
きる。また、上記コインケース内には、硬貨が収納の上
限位置まで来ているか否かを検出するニアフルセンサ
と、ディスク面上の硬貨の有無により硬貨残量を検出す
るニアエンドセンサとが設けられている。さらに、上記
ディスクを回転させて硬貨を排出する排出口に設けられ
たカウントセンサでは、硬貨が1枚ずつ排出される度に
これを検出して払出し枚数をカウントしていた。
【0003】そこで、従来の硬貨払出し機における動作
は、まず、コインケース内に所定の金種の硬貨をニアフ
ルセンサにかからない程度に入れ、モータを正転させて
ディスクを回転させると、ディスクの受入溝に填まった
硬貨が1枚ずつ排出口に運ばれて排出され、払出しが行
われる。払出し枚数は、カウントセンサによって判定さ
れる。上記ディスクの正転中に一定時間硬貨の払出しが
なくなった(カウントセンサが硬貨を検出しなくなっ
た)場合は、図8に示されるように、ニアエンドセンサ
の出力が「L」(ロー:ディスク上に硬貨が無い状態)
又は「H」(ハイ:ディスク上に硬貨が残っている状
態)に関わらず、IN1、IN2の制御信号を組みわせ
てモータを複数回(ここでは、5回)正転/逆転させる
リトライ動作を行い、ディスク上の硬貨をならすことに
より、再び硬貨が払い出されるようにしていた。また、
上記リトライ動作を行っても硬貨が払出されない場合
は、ニアエンドセンサでディスク上の硬貨の有無を検出
するニアエンドチェックを行い、図8に示されるよう
に、ニアエンド(出力「L」)であれば硬貨の残枚数が
0枚であると判定し、ニアエンドでない場合(出力
「H」)は、俵立ちやブリッジ等の払出し異常状態であ
ると判定する。ここで、俵立ちとは、コインケースの底
面のディスク面上に複数枚の硬貨が立ち上がって詰まっ
ているため、硬貨が容易にかき出せない状態にあること
をいう。また、ブリッジとは、複数の硬貨がディスクの
手前で接触せずに組み上がっているため、ディスクを回
転させても硬貨がかき出せない状態にあることをいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の硬
貨払出し機の制御方法にあっては、硬貨の払出しを行う
際に、ディスクを一定時間正転させても硬貨が払出され
ない場合は、まずディスクを複数回正転/逆転させるリ
トライ動作を行って硬貨をならし、これによって硬貨が
払出された場合は払出し動作を継続して行い、正常終了
していた。上記したように、ディスクを一定時間正転さ
せても硬貨の払出しが行われない理由としては、コイン
ケース内の硬貨の残枚数が0枚の時と、俵立ちやブリッ
ジ等の払出し異常状態の時とが考えられる。しかし、従
来の制御方法では、まずディスクを複数回正転/逆転さ
せるリトライ動作を行い、それでも硬貨の払出しが無か
った場合にのみニアエンドチェック行って、硬貨の残枚
数が0枚なのか払出し異常状態なのかを判定していた。
このように、硬貨の残枚数が0枚の時であっても、本来
不要なリトライ動作が行われていたため、それだけ余計
な時間がかかってしまい、迅速な硬貨の払出し業務が行
えないという不都合があった。本発明は、かかる従来技
術の有する不都合に鑑みてなされたもので、本発明の目
的は、無用なリトライ動作を少なくして、迅速に硬貨の
払出し業務を行うことができる硬貨払出し機の制御方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コインケース内に硬貨を貯留し、該コインケースの
底面にてディスクを回転しながら硬貨を受け入れて所定
の排出口から硬貨を排出し、該排出口付近に設けられた
硬貨検出センサで硬貨の排出を検出するとともに、前記
コインケース内のディスク面上の硬貨の有無をニアエン
ドセンサで検出して硬貨の払出し処理を行う硬貨払出し
機の制御方法において、前記ディスクを回転させて硬貨
の排出処理を行っても前記硬貨検出センサで硬貨の排出
が検出されない場合は、前記ニアエンドセンサで硬貨の
有無を検出し、前記ニアエンドセンサで硬貨が検出され
ない場合は、直ちに硬貨切れと判断して硬貨の払出し処
理を中止することを特徴とする。これによれば、ディス
クを回転させて硬貨の排出処理を行っても硬貨の排出が
検出されない場合は、まずニアエンドセンサにより硬貨
の有無を検出して、硬貨が検出されないときは硬貨切れ
によるものと判断して、硬貨の払出し処理を中止するよ
うにしたため、無用なリトライ動作を行う必要がなくな
り、その分の処理時間が短縮されて、迅速に硬貨の払出
し業務を行うことができる。請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の硬貨払出し機の制御方法において、前
記ニアエンドセンサで硬貨が検出されない場合に、前記
ディスクを1回だけ正転及び逆転させるリトライ動作を
行い、該リトライ動作を行っても前記硬貨検出センサで
硬貨の排出が検出されない場合は、硬貨切れと判断して
硬貨の払出し処理を中止することを特徴とする。これに
よれば、ニアエンドセンサで硬貨が検出されない場合
に、ディスクを正転及び逆転させるリトライ動作が1回
行われ、それでも硬貨の排出が検出されない場合に硬貨
切れと判断して、硬貨の払出し処理を中止するようにす
る。このように、硬貨がニアエンドセンサで検知されな
い位置でディスク等に引っ掛かって偶発的に排出されな
い場合でも、リトライ動作を1回行うことにより排出さ
れる可能性が高くなる上、リトライ動作を1回追加する
ためそれ程処理時間を長くせずに、迅速に硬貨の払出し
業務を行うことができる。請求項3に記載の発明は、請
求項1又は2に記載の硬貨払出し機の制御方法におい
て、前記ディスクを回転させて硬貨の排出処理を行って
も前記硬貨検出センサで硬貨の排出が検出されず、前記
ニアエンドセンサで硬貨が検出された場合は、前記ディ
スクを複数回正転と逆転を繰り返すリトライ動作を行
い、該リトライ動作を行っても前記硬貨検出センサで硬
貨の排出が検出されない場合は、硬貨の排出異常と判断
して硬貨の払出し処理を中止することを特徴とする。こ
れによれば、硬貨を排出処理しても硬貨が排出されない
場合であって、ニアエンドセンサで硬貨が検出された場
合は、俵立ちやブリッジ等の排出異常状態である可能性
が高いため、ディスクのリトライ動作を複数回行って俵
立ちやブリッジ等の状態を解消するようにし、それでも
硬貨が排出されない場合は、解消できない硬貨の排出異
常として硬貨の払出し処理を中止する。このように、排
出異常状態では、それらの状態を解消するのに有効なデ
ィスクのリトライ動作を複数回行い、俵立ちやブリッジ
の状態を解消するようにしたため、硬貨の払出し業務を
迅速化することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図7に基づいて詳細に説明する。本実施の形態
では、券売機の釣銭硬貨を払い出す硬貨払出し機として
のコインホッパー(以下、ホッパーと称する)を例に挙
げて説明することにする。図1には、本実施の形態に係
るホッパー10の正面図が示され、図2には、図1の平
面図が示されている。図1及び図2において、ホッパー
10は、各金種毎の硬貨をそれぞれ一定量貯留するコイ
ンケース12、そのコインケース12内の上方位置に設
けられ、貯留された硬貨がコインケース12の収納の上
限位置まで来ているか否かを検出する光透過型センサな
どからなるニアフルセンサ14、コインケース12内の
底面付近に設けられ、貯留された硬貨の残量がコインケ
ース12内に残っているか否かを検出する光透過型セン
サなどからなるニアエンドセンサ16、コインケース1
2の底面に回転可能に設けられ、貯留された硬貨を受け
入れて排出口25まで運ぶための受入溝26が複数形成
されたディスク18、ディスク18を正転・逆転・停止
(ストップ)させるモータ20、硬貨の排出口25付近
に設けられ、不図示の排出アームの動きにより硬貨の排
出を検出してカウントする第1カウントセンサ22、硬
貨の排出口25付近に設けられ、排出された硬貨が光を
遮ることで排出を検出する光透過型センサなどからなる
第2カウントセンサ24などにより構成されている。ま
た、このホッパー10内には、図示していないが、上記
各部を制御する制御部30が設けられており、この制御
部30によって硬貨の払出し動作が制御される。
【0007】図3には、ホッパー10とこれを制御する
制御部30との間で送受される各種信号の流れを示す図
が示されている。まず、制御部30からホッパー10の
モータ20に送られる2つの制御信号のIN1、IN2
は、H(ハイ)かL(ロー)の2値の信号であり、例え
ば図4のように組み合わせることによりモータ20の制
御状態を変えることができる。また、ホッパー10から
制御部30に送られるニアフル(信号)とニアエンド
(信号)は、H(ハイ)かL(ロー)の2値の信号であ
る。ニアフルが「H」ならば収納の上限位置を越えて硬
貨が貯留されており、ニアフルが「L」ならば硬貨の貯
留量が上限位置以下であり、ニアエンドが「H」ならば
硬貨残量が有ることを意味し、ニアエンドが「L」なら
ば硬貨残量が無いことを意味している。さらに、ホッパ
ー10から制御部30に送られる第1カウントセンサ
(信号)と第2カウントセンサ(信号)は、硬貨が排出
口からち排出される度に矩形波が出力されるもので、そ
の矩形波の数をカウントすることにより硬貨の払出し枚
数を計数することができる。この矩形波が出ていない時
は、硬貨が排出されていない状態を意味している。
【0008】本実施の形態のホッパー10は、上述のよ
うに構成されており、以下、その動作を図5ないし図7
を用いて説明する。図5には、本実施の形態に係るホッ
パー10の硬貨払出処理を説明するフローチャートが示
され、図6には、硬貨の残枚数が0枚のときの各種信号
のタイミングチャートが示され、図7には、俵立ち状態
にあるときの各種信号のタイミングチャートが示されて
いる。まず、図5に示されるように、制御部30は、ホ
ッパー10のモータ20に対してIN1が「H」、IN
2が「L」の制御信号を送り、モータ20を正転させる
(ステップS100)。これにより、コインケース12
内でディスク18が正転して受入溝26内に受け入れら
れた硬貨が排出口25へ搬送される。硬貨が1枚ずつ排
出口25から排出されると、図6及び図7に示されるよ
うに、第1カウントセンサ22及び第2カウントセンサ
24からそれぞれ排出された硬貨の枚数分の矩形信号が
出力される(ステップS102)。ここで、モータ20
の正転を続けてもカウントセンサ22、24からの矩形
信号が一定時間検出されなくなった場合は(ステップS
104)、制御部30がニアエンドセンサ16を用いて
ニアエンドチェックを開始する(ステップS106)。
本実施の形態の特徴は、この時点においてニアエンドチ
ェックするところにある。
【0009】このニアエンドチェックの結果、ニアエン
ドセンサ16の出力が「L」のニアエンドの場合は(ス
テップS108)、硬貨の残量が無い場合と判断して
(ステップS116)、図6に示されるように、モータ
20を逆転して、正転して、ブレーキをかけて停止する
リトライ動作を1回行う(ステップS118)。これ
は、偶発的に払い出されなかった硬貨が有るか否かを調
べるためである。その後、逆転とブレーキとを小刻みに
3回繰り返して、最終的にストップさせた後、従来例
(図8参照)と同様のニアエンドチェックが行われる。
この間も制御部30は、第1カウントセンサ22と第2
カウントセンサ24の出力を監視しており(ステップS
120)、硬貨の排出が検出されない場合は硬貨切れ表
示を行う。途中で硬貨の排出を検出した場合は、通常の
硬貨の払出し処理が行われ(ステップS122)、必要
な枚数の硬貨が払い出されると硬貨払出処理が終了する
が、必要な枚数に達していない場合は、ステップS10
0に戻って上記処理が繰り返される。
【0010】また、ステップS106のニアエンドチェ
ックの結果、ニアエンドセンサ16の出力が「H」でニ
アエンドでない場合は(ステップS108)、俵立ちか
ブリッジ等の排出異常状態と判断して(ステップS11
0)、図7に示されるように、モータ20を逆転、正転
させるリトライ動作をここでは5回繰り返して行うよう
にする(ステップS112)。これは、ディスク18の
正転逆転動作を複数回繰り返すことにより、俵立ちやブ
リッジ状態にある硬貨をならして再度排出可能とするた
めである。その後、逆転とブレーキとを小刻みに3回繰
り返して、最終的にストップさせた後、従来例(図8参
照)と同様のニアエンドチェックが行われる。この間も
制御部30は、第1カウントセンサ22と第2カウント
センサ24の出力を監視しており(ステップS12
0)、硬貨の排出が検出されない場合は排出異常による
エラー表示を行う。この場合も、途中で硬貨の排出が検
出された場合は、通常の硬貨の払出し処理が行われ(ス
テップS122)、必要な枚数の硬貨が払い出されると
硬貨払出処理が終了するが、必要な枚数に達していない
場合は、ステップS100に戻って上記処理が繰り返さ
れる。
【0011】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、モータによりディスクを一定期間正転させても硬貨
が排出されないような場合は、直ちにニアエンドチェッ
クを行い、ニアエンドであれば硬貨残量が無いために排
出されないと判断して、リトライ動作を1回だけ行い、
硬貨切れ表示や払出し処理に移行するので、処理時間が
従来例(図8参照)に比べて短縮され(図6参照)、迅
速に硬貨の払出し業務を行うことができる。また、上記
ニアエンドチェックの結果、ニアエンドでない場合は、
複数回のリトライ動作が必要な俵立ちやブリッジ等の排
出異常と考えられるため、時間をかけてもリトライ動作
を行って硬貨をならし、排出異常をできるだけ解消する
ようにする。なお、上記実施の形態では、図5のステッ
プS116で硬貨なしと判断した後に、1回のリトライ
動作を行っているが、必ずしも1回に限定されるもので
はないが、処理時間を短縮する関係上少ない回数にとど
めておくのが望ましい。また、リトライ動作を1回も行
わずにニアエンドであれば硬貨切れ表示を行うようにし
ても良い。この場合は、1回分のリトライ動作も省略さ
れるため、さらに迅速に処理することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、無用なリトライ動作を行う必要がなくな
り、その分の処理時間が短縮されて、迅速に硬貨の払出
し業務を行うことができる。請求項2に記載の発明によ
れば、硬貨がニアエンドセンサで検知されない位置で偶
発的に排出されない場合であっても、排出される可能性
が高くなる上、リトライ動作の1回分の追加は処理時間
をそれ程長くしないので、迅速な硬貨の払出し業務を行
うことができる。請求項3に記載の発明によれば、排出
異常状態の場合のみそれらの状態を解消するのに有効な
ディスクのリトライ動作を複数回行うので、俵立ちやブ
リッジの状態を解消することが可能となり、硬貨の払出
し業務を効率的に迅速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るホッパーの正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ホッパーとこれを制御する制御部との間で送受
される各種信号の流れを示す図である。
【図4】モータに供給される制御信号とモータの制御状
態との関係を示す図である。
【図5】本実施の形態に係るホッパーの硬貨払出処理を
説明するフローチャートである。
【図6】硬貨の残枚数が0枚のときの各種信号のタイミ
ングチャートである。
【図7】俵立ち状態にあるときの各種信号のタイミング
チャートである。
【図8】従来例において硬貨の残枚数が0枚のときの各
種信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 ホッパー 12 コインケース 14 ニアフルセンサ 16 ニアエンドセンサ 18 ディスク 20 モータ 22 第1カウントセンサ 24 第2カウントセンサ 25 排出口 30 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインケース内に硬貨を貯留し、該コイ
    ンケースの底面にてディスクを回転しながら硬貨を受け
    入れて所定の排出口から硬貨を排出し、該排出口付近に
    設けられた硬貨検出センサで硬貨の排出を検出するとと
    もに、前記コインケース内のディスク面上の硬貨の有無
    をニアエンドセンサで検出して硬貨の払出し処理を行う
    硬貨払出し機の制御方法において、 前記ディスクを回転させて硬貨の排出処理を行っても前
    記硬貨検出センサで硬貨の排出が検出されない場合は、
    前記ニアエンドセンサで硬貨の有無を検出し、 前記ニアエンドセンサで硬貨が検出されない場合は、直
    ちに硬貨切れと判断して硬貨の払出し処理を中止するこ
    とを特徴とする硬貨払出し機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ニアエンドセンサで硬貨が検出され
    ない場合に、前記ディスクを1回だけ正転及び逆転させ
    るリトライ動作を行い、 該リトライ動作を行っても前記硬貨検出センサで硬貨の
    排出が検出されない場合は、硬貨切れと判断して硬貨の
    払出し処理を中止することを特徴とする請求項1に記載
    の硬貨払出し機の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ディスクを回転させて硬貨の排出処
    理を行っても前記硬貨検出センサで硬貨の排出が検出さ
    れず、前記ニアエンドセンサで硬貨が検出された場合
    は、前記ディスクを複数回正転と逆転を繰り返すリトラ
    イ動作を行い、該リトライ動作を行っても前記硬貨検出
    センサで硬貨の排出が検出されない場合は、硬貨の排出
    異常と判断して硬貨の払出し処理を中止することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の硬貨払出し機の制御方
    法。
JP9363941A 1997-12-17 1997-12-17 硬貨払出し機の制御方法 Pending JPH11175788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9363941A JPH11175788A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 硬貨払出し機の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9363941A JPH11175788A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 硬貨払出し機の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175788A true JPH11175788A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18480578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9363941A Pending JPH11175788A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 硬貨払出し機の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11175788A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012166A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Olympia:Kk メダル貸出機
JP2008136636A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Glory Ltd 遊技用装置および遊技システム
JP2013127711A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Toshiba Tec Corp 貨幣出金処理装置およびプログラム
JP5763257B1 (ja) * 2014-11-21 2015-08-12 山佐株式会社 スロットマシン

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012166A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Olympia:Kk メダル貸出機
JP2008136636A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Glory Ltd 遊技用装置および遊技システム
JP2013127711A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Toshiba Tec Corp 貨幣出金処理装置およびプログラム
JP5763257B1 (ja) * 2014-11-21 2015-08-12 山佐株式会社 スロットマシン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU721039B2 (en) Method and apparatus for money processing
US7434725B2 (en) Bill handling machine, automated teller machine, and method for payment of change at automated teller machine
JPH11175788A (ja) 硬貨払出し機の制御方法
US6536577B2 (en) Coin handling method and device
JP3766216B2 (ja) 硬貨自動払出し装置
US6474546B1 (en) Method for controlling bill-processing machine
JPH10228552A (ja) 硬貨入出金装置
JP3340326B2 (ja) 硬貨処理機における硬貨供給装置
JPS5840791B2 (ja) 販売機の硬貨計数管理装置
JPH11306416A (ja) 紙幣処理機およびその制御方法
JP2019067230A (ja) 通貨処理装置
JP2008033579A (ja) 硬貨払出し装置及びその制御方法
JP2725836B2 (ja) 自動販売機の貨幣貯留量管理装置
JP2865357B2 (ja) 自動販売機の硬貨処理装置
JPS5814716B2 (ja) 自動販売機の硬貨制御装置
JPS6227942Y2 (ja)
JP2000285278A (ja) 紙葉類の斜行検知方法、紙葉類の斜行検知装置、および紙葉類計数機
JP3127068B2 (ja) 硬貨入出金機における入金制御装置
JP2001043421A (ja) 硬貨入出金装置
KR100219379B1 (ko) 자동판매기의 동전 반환 제어장치 및 방법
JP2019067105A (ja) 硬貨収納装置
JPH11353538A (ja) 自動販売機の返金制御装置
JP2020067709A (ja) 硬貨払出装置
JP2020080056A (ja) 硬貨処理装置
JP2001327660A (ja) スロットマシンのセキュリティ装置