JPH11175231A - 機能起動方法及びプログラム記憶媒体 - Google Patents

機能起動方法及びプログラム記憶媒体

Info

Publication number
JPH11175231A
JPH11175231A JP36297897A JP36297897A JPH11175231A JP H11175231 A JPH11175231 A JP H11175231A JP 36297897 A JP36297897 A JP 36297897A JP 36297897 A JP36297897 A JP 36297897A JP H11175231 A JPH11175231 A JP H11175231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
icon
power
pen
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36297897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichirou Senzaki
眞一郎 仙崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP36297897A priority Critical patent/JPH11175231A/ja
Publication of JPH11175231A publication Critical patent/JPH11175231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示されたアイコンやファンクションボタン
等の機能識別子に対応する機能を設定変更できるように
する。 【解決手段】 ステップSA1〜SA6の処理により、
ペンをパワーアップアイコンにタッチさせた後、タッチ
状態を維持したままメニューアイコンまで移動させて離
すと、パワーアップアイコンがメニューアイコンに貼着
される。また、ステップA8での判別の結果、選択され
たメニューアイコンにパワーアップアイコンが貼り付け
られている場合には、選択された当該メニューのパワー
アッププログラムを起動させる(SA9)。パワーダウ
ンアイコンが貼り付けられている場合には、選択された
当該メニューのパワーダウンプログラムを起動させる
(SA11)。選択されたメニューアイコンに、パワー
アップ及びパワーダウンのいずれアイコンも貼り付けら
れていない場合には、選択されたメニューの標準プログ
ラムを起動する(SA12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面にアイコンや
ファンクションボタン等により、実行する処理の内容を
表示して選択させる機能起動方法及びプログラム記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータや電子手
帳等の電子機器においては、画面に画像(アイコンやフ
ァンクションボタン)を表示し、この表示したアイコン
やファンクションボタンを、マウスポインタやペンで選
択することにより、対応する機能等を起動する起動方式
が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
起動方式においては、各アイコンやファンクションボタ
ンは、予め関係付けられている所定のプログラムや機能
に対応している。このため、使用目的によっては、ユー
ザが使用しようとする必要な機能とともに使用しない不
要な機能までも起動してしまう場合が生じ、逆にユーザ
が使用しようとする全ての機能が起動しない場合も生じ
得る。その結果、前者に場合には、この不要な機能まで
も起動することにより処理負担が大きくなって、必要な
機能の処理速度が低下してしまい、後者の場合にはユー
ザの作業に支障を来すこととなる。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、表示されたアイコンやファンクシ
ョンボタン等の機能識別子に対応する機能を変更できる
ようにした機能起動方法及びプログラム記憶媒体を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の機能起動方法にあっては、機能に対応
させた画像を表示させ、この画像を操作することにより
該機能を実行する機能起動方法において、前記機能の一
部あるいは全部を変更する機能を有する画像を表示さ
せ、該機能変更画像を前記機能画像に貼り付けることに
より該機能の一部あるいは全部を変更する。したがっ
て、予め機能変更画像を機能画像に貼り付けておけてお
くことにより、機能画像を操作した際に、所望の機能の
みを起動させることが可能となる。
【0006】また、請求項2記載の機能起動方法にあっ
ては、前記機能の一部あるいは全部を変更する機能は、
該機能を継続して実行する機能である。したがって、機
能画像を連続的に操作する等の操作負担を伴わずに、所
定の機能が継続的に実行される。
【0007】また、請求項3記載の機能起動方法にあっ
ては、前記機能の一部あるいは全部を変更する機能は、
該機能に関連する機能を付加する機能あるいは該機能の
一部を制限する機能である。したがって、機能変更画像
が貼り付けられるか否かにより、機能画像の操作により
起動する機能を、標準的な機能、標準的な機能以上の機
能、標準的な機能以下の機能に変化させることができ
る。
【0008】また、請求項4記載の機能起動方法にあっ
ては、前記機能の一部あるいは全部を変更する機能を有
する画像を複数表示させ、該機能変更画像の夫々は少し
ずつ変更する機能が異なる。したがって、機能画像に機
能変更画像を付加する簡単な操作により、起動する機能
が多様に変化する。
【0009】また、請求項5記載のプログラム記憶媒体
にあっては、コンピュータにより読み取り可能なプログ
ラムコードを記憶したプログラム記憶媒体において、機
能に対応させた画像を表示させるプログラムコードと、
この画像を操作されることにより該機能を実行するプロ
グラムコードと、前記機能の一部あるいは全部を変更す
る機能を有する画像を表示させるプログラムコードと、
該機能変更画像を前記機能画像に貼り付けることにより
該機能の一部あるいは全部を変更するプログラムコード
とを記憶している。したがって、コンピュータがこれら
プログラムコードを読み取って処理を実行することによ
り、予め機能変更画像を機能画像に貼り付けておけてお
くと、機能画像を操作した際に、所望の機能のみを起動
させることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】第1実施の形態 以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。こ
の実施の形態は、本発明をペン入力可能な電子手帳に適
用したものであって、図1に示すように、この電子手帳
は、CPU1を有し、このCPU1には、各種キーが設
けられたキー入力部2からキー操作情報が入力される。
また、表示駆動回路3により駆動されるLCD4には、
タブレット5が積層されており、このタブレット5に対
するペンのタッチ位置は位置検出回路6により検出され
て、座標データとしてCPU1に入力される。CPU1
は、これら入力データとRAM7に記憶されるデータ、
及び記憶装置8の記憶媒体8aに記憶されているプログ
ラム等に従って動作して、表示駆動回路3及び位置検出
回路6を制御し、この電子手帳において必要となる全て
の処理を実行する。
【0011】RAM7には、図2に示した初期画面等を
LCD4に表示させる画像データを一時的に格納する表
示レジスタや、位置検出回路6により検出されるタブレ
ット5へのペン9の接触開始位置(オン位置)と接触か
ら非接触に変化した位置(オフ位置)を格納する座標レ
ジスタ、あるいはスケジュールデータやメモデータを格
納するメモリエリア等が、ワークエリアとともに設けら
れている。
【0012】また、記憶装置8は、記憶媒体8aを有し
ている。この記憶媒体8aには、この電子手帳の各部を
制御するためのプログラムの他、図2に示した各メニュ
ーアイコンA〜Fが選択された場合に起動する、各メニ
ューアイコンA〜Fに対応する標準プログラム、各メニ
ューアイコンA〜FにパワーアップアイコンPUが貼り
付けられている場合に起動するパワーアッププログラ
ム、及びパワーダウンアイコンPDが貼り付けられてい
る場合に起動するパワーダウンプログラムが格納されて
いる。
【0013】つまり、この実施の形態においては、メニ
ューアイコンA〜Fごとに、標準プログラムとパワーア
ッププログラム、及びパワーダウンプロラムとがROM
8に格納されており、標準プログラムに対してパワーア
ッププログラムはより多機能を実現可能なものであり、
パワーダウンプログラムはより少機能のみを実現可能な
ものである。なお、各メニューアイコンA〜Fには、パ
ワーアップアイコンPU又はパワーダウンアイコンPD
を貼り付けるための貼付領域10が各々設けられてい
る。
【0014】上記記録媒体8aは磁気的、光学的記録媒
体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録
媒体8aは記憶装置8に固定的に設けたもの、もしくは
着脱自在に装着するものである。また、前記記録媒体8
aに記録するプログラム、データ等は、通信回線等を介
して接続された他の機器から受信して記憶する構成にし
てもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機
器側に前記記録媒体8aを備えた記憶装置8を設け、こ
の記録媒体8aに記憶されているプログラム、データを
通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0015】次に、以上の構成にかかる第1の実施の形
態の動作について、図3に示すフローチャート及び図2
に示した表示遷移図に従って説明する。このフローチャ
ートで示す各機能を実現するプログラムはCPUが読み
取り可能なプログラムコードの形態で前記記録媒体8a
に記憶されている。
【0016】ここでは、予め設定されているアイコンに
対応している機能をカスタマイズするときにその機能を
パワーアップ(その機能に関する付加機能を加える)あ
るいはパワーダウン(その機能を部分的に限定する)す
る方法で、パワーアップアイコンあるいはパワーダウン
アイコンを予め設定されているアイコンに貼り付けるの
みで簡単に機能をパワーアップあるいはパワーダウンで
きる。
【0017】すなわち、電源を投入すると、CPU1は
LCD4に図2(a)に示すメニュー画面を表示させた
後、プログラムに基づき、図3に示すフローチャートに
従った動作を開始する。そして、ペン9によるタッチが
あるまで待機し(ステップSA1)、タブレット5上に
てペン9のタッチによるオンがあったならば、位置検出
回路6からの信号に基づき、オン位置を検出する(ステ
ップSA2)。
【0018】次に、この検出したオン位置がパワーアッ
プアイコンPU又はパワーダウンアイコンPDであるか
否かを判別し(ステップSA3)、この両アイコンP
U,PDのいずれかである場合には、さらにペン9がオ
フとなるまで、すなわちペン9がタブレット5から離れ
るまで待機する(ステップSA4)。そして、ペン9が
オフとなったならば、位置検出回路6からの信号に基づ
き、オフ位置を検出し(ステップSA5)、この検出し
たオフ位置にパワーアップアイコンPU又はパワーダウ
ンアイコンPDを貼り付ける(ステップSA6)。
【0019】したがって、以上のステップSA1〜SA
6の処理により、図2(b)に示すようにペン9により
パワーアップアイコンPUをタッチした後、同図(c)
に示すように、タッチ状態を維持したままペン9をメニ
ューアイコンAの貼付領域10まで移動させて、ペン9
をタブレット5から離すと、同図(d)に示すように、
パワーアップアイコンPUがメニューアイコンAの貼付
領域10に貼着される。無論、他のメニューアイコンB
〜Fに関しても同様であり、同様の操作を行うことによ
り、図2(e)に示すように、メニューアイコンCある
はメニューアイコンEの貼付領域10にパワーダウンア
イコンPDを貼り付け、メニューアイコンFの貼付領域
10にパワーアップアイコンPUを貼り付けることもで
きる。
【0020】一方、図3のフローチャートにおけるステ
ップSA3での判別の結果、ペン9のオン位置がパワー
アップアイコンPUとパワーダウンアイコンPDのいず
れでもなかった場合には、ステップSA3からステップ
SA7に進み、オン位置がいずれかのメニューアイコン
A〜Fであるか否かを判別する。そして、いずれかのメ
ニューアイコンA〜Fであった場合には、当該メニュー
アイコンにパワーアップアイコンPUが貼り付けられて
いるか否かを判別する(ステップSA8)。この判別の
結果、パワーアップアイコンPUが貼り付けられている
場合には、選択された当該メニュー(機能)のパワーア
ッププログラムを起動させる(ステップSA9)。
【0021】したがって、図2(f)に示すように、パ
ワーアップアイコンPUが貼り付けられたメニューアイ
コンAをペン9でタッチすると、選択されたメニューア
イコンAに対応するパワーアッププログラムが起動す
る。この起動したメニューアイコンAのパワーアッププ
ログラムにあっては、前述のように、該メニューアイコ
ンAの標準プログラムよりも多機能を実現可能なプログ
ラムであることから、予めパワーアップアイコンPUを
メニューアイコンAに貼り付けておいて、これを選択す
ることにより、メニューアイコンAの標準プログラムを
起動させた場合よりも、多機能な処理により作業を容易
に行うことができる。
【0022】また、ステップSA8での判別の結果、選
択されたメニューアイコンにパワーアップアイコンPU
が貼り付けられていない場合には、パワーダウンアイコ
ンPDが貼り付けられているか否かを判別する(ステッ
プ10)。この判別の結果、パワーアップダウンアイコ
ンPDが貼り付けられている場合には、選択された当該
メニュー(機能)のパワーダウンプログラムを起動させ
る(ステップSA11)。
【0023】したがって、図2(f)の状態において、
例えばパワーダウンアイコンPDが貼り付けられている
メニューアイコンCをペン9でタッチすると、選択され
たメニューアイコンCに対応するパワーダウンプログラ
ムが起動する。この起動したメニューアイコンCのパワ
ーダウンプログラムにあっては、前述のように、標準プ
ログラムよりも少機能を実現可能な所謂軽いプログラム
であることから、予めパワーダウンアイコンPDをメニ
ューアイコンCに貼り付けておいて、これを選択するこ
とにより、メニューアイコンCの標準プログラムを起動
させた場合よりも、CPU1の処理負担が軽減する。よ
って、不要な機能までも起動することによりCPU1の
処理負担が大きくなって、処理速度が低下する不都合を
未然に防止して、迅速に作業を行うことが可能となる。
【0024】また、選択されたメニューアイコンにパワ
ーアップアイコンPUとパワーダウンアイコンPDのい
ずれも貼り付けられていない場合には、選択されたメニ
ューの標準プログラムを起動する(ステップSA1
2)。したがって、この場合には選択されたメニューに
おける標準的な機能が実現されることとなる。
【0025】なお、図2(e)に示した所望のメニュー
アイコンにパワーアップアイコンPU又はパワーダウン
アイコンPDを貼り付けた状態は、電源オフ時にRAM
7に記憶しておき、電源オン時に同一のメニュー画面を
表示させるようにしてもよいし、電源オフ時に記憶する
ことなく、電源オン時には同図(A)の初期画面を表示
するようにしてもよい。
【0026】また、この実施の形態においては、パワー
アップアイコンPUとパワーダウンアイコンPDと用い
て、標準プログラムに対して上下一段階ずつ機能を変化
させるようにしたが、より多種のアイコンを用いて、よ
り多段階に機能を変化させるようにしてもよい。すなわ
ち、パワーアップアイコン及びパワーダウンアイコンを
複数段設け、段階的にパワーアップあるいは段階的にパ
ワーダウンする。
【0027】さらに、図3のフローチャートにおいて
は、パワーアップアイコンPU又はパワーダウンアイコ
ンPDを貼り付ける処理のみを示したが、貼付領域10
に貼り付けられたパワーアップアイコンPU又はパワー
ダウンアイコンPDをペン9で所定時間継続してタッチ
することにより、これを剥がして当該メニューアイコン
を標準状態に復帰させるような処理を行うようにしても
よい。 第2実施の形態 図4及び図5は、本発明の第2の実施の形態を示すもの
である。すなわち、CPU1は図4(a)に示すよう
に、LCD4に機能アイコン11(ここでは、移動に関
する機能)と、左右ボタン12L、12Rを有するマウ
スアイコン12とを表示させた状態で、プログラムに基
づき、図5に示すフローチャートに従った動作を開始す
る。そして、ペン9によるタッチがあるまで待機し(ス
テップSB1)、タブレット5上にてペン9のタッチに
よるオンがあったならば、位置検出回路6からの信号に
基づき、オン位置を検出する(ステップSB2)。
【0028】次に、この検出したオン位置がマウスアイ
コン12上であるか否かを判別し(ステップSB3)、
マウスアイコン12上である場合には、さらにペン9が
オフとなるまで、すなわちペン9がタブレット5から離
れるまで待機する(ステップSB4)。そして、ペン9
がオフとなったならば、位置検出回路6からの信号に基
づき、オフ位置を検出した後(ステップSB5)、この
ときマウスアイコン12が既に機能アイコン11に貼り
付けられているか否かを判別する(ステップSB6)。
【0029】この判別の結果、未だマウスアイコン12
が機能アイコン11に貼り付けられていない場合には、
前述のステップSB5で検出したオフ位置に基づき、さ
らにマウスアイコン12が機能アイコン11に重なって
いるか否かを判別する(ステップSB7)。そして、重
なっているならば、機能アイコン11にマウスアイコン
12を貼り付ける(ステップSB8)。
【0030】すなわち、ペン9によりマウスアイコン1
2にタッチした後、図4(b)に示すように、タッチ状
態を維持したままペン9を移動させると、図示しない表
示処理によりマウスアイコン12はペン9とともに一体
的に移動する。そして、同図(c)に示すように、マウ
スアイコン12が機能アイコン11に重なった時点で、
ペン9をタブレット5から離すと、ステップSB8での
処理により、機能アイコン11にマウスアイコン12が
貼り付けられる。
【0031】さらに、ステップSB8に続くステップS
B9では、機能アイコン11に対応する処理を継続して
実行する。つまり、この機能アイコン11が示す機能が
下スクロールであれば、下スクロールを継続して実行す
る。したがって、以上の処理によりユーザは、ペン9に
より機能アイコン11を押し続けなくとも、ペン9をタ
ブレット5から離した状態で、連続的に下方向へスクロ
ールされる画面を視認することができる。
【0032】他方、ステップSB6での判別の結果、マ
ウスアイコン12が既に機能アイコン11に貼り付けら
れており、この貼り付けられている状態でペン9のオン
・オフが検出された場合には、ステップSB6からステ
ップSB10に進む。そして、このステップSB10で
は、ペン9がオン・オフされた間に、オン状態のペン9
の移動に伴うマウスアイコン12の移動があったか否か
を判別する。この判別の結果、マウスアイコン12の移
動がない場合には、マウスアイコン12上でペン9を瞬
間的にタッチした、つまりマウスアイコン12をペン9
でタップした場合である。
【0033】このマウスアイコン12上でのペン9によ
るタップがあった場合には、タップされたのがマウスア
イコン12の左ボタン12Lであるか否かを判別する
(ステップSB11)。この判別の結果、図4(d)に
示すように、左ボタン12Lがタップされた場合には、
マウスアイコン12が重なっている当該機能アイコン1
1における左クリックに対応する処理、言うなれば機能
アイコン11をマウスで左クリックした場合と同様の処
理を行う。したがって、例えば機能アイコン11を左ク
リックした場合の処理が左方向へのスクロールであれ
ば、同様に左方向へのスクロールを実行する。
【0034】また、ステップSB11での判別の結果、
タップされたのは左ボタン12Lでなく右ボタン12R
である場合には、マウスアイコン12が重なっている当
該機能アイコン11における右クリックに対応する処理
を行う。したがって、例えば機能アイコン11を右クリ
ックした場合の処理が左方向へのスクロールであれば、
同様に右方向へのスクロールを実行する。よって、この
ステップSB12とSB13の処理が行われることによ
り、この電子手帳がマウスを具備しないものであって
も、マウスを具備したと同様の機能を発生させることが
できる。
【0035】また、ステップSB10での判別の結果、
マウスアイコン12の移動があった場合、つまり前述し
たステップSB6での判別の結果マウスアイコン12が
機能アイコン11に貼り付けられており、この貼り付け
られているマウスアイコン12が図4(f)に示すよう
に、オン状態に維持されたペン9の移動に伴って移動し
た場合には、以上の機能アイコン11に対応する処理を
停止する(ステップSB14)。しかる後に、ペン9が
オフとなった位置にマウスアイコン12を貼り付ける
(ステップSB15)。
【0036】また、以上に説明した図5に示したフロー
チャートに従った処理が、図6(a)に示すように、デ
ータ15とともにマウスアイコン12と上スクロールア
イコン13、及び下スクロールアイコン14とが表示さ
れている状態で実行される場合、先ずユーザはペン9に
てマウスアイコン12をタッチする[図6(a)]。次
に、ペン9をオン状態にしたまま移動すると、これに伴
ってマウスアイコン12が移動する[同図(b)]。マ
ウスアイコン12を下スクロールアイコン14に重ねた
後、ペン9をオフにすると、マウスアイコン12が下ス
クロールアイコン14に貼り付けられる[同図
(c)]。
【0037】これにより、下スクロールアイコン14に
対応する処理が継続的に実行されて、該下スクロールア
イコン14をペン9で押し続けたと同様に、表示されて
いるデータ15が下方向にスクロールされる[同図
(d)]。また、下スクロールアイコン14に貼り付け
られているマウスアイコン12にタッチし、ペン9をオ
ン状態にして移動させると、下方向へのスクロールが停
止する[同図(e)]。そして、移動後、ペン9をオフ
にすると、その位置にマウスアイコン12が貼り付けら
れる。
【0038】本第2実施の形態においては、機能アイコ
ンに貼付アイコンを貼り付けることにより、機能アイコ
ンの機能(例えば、移動)に関連した貼付アイコン(例
えば、マウスアイコン)の機能を実行する。 第3実施の形態 図7、8は、本発明の第3の実施の形態を示すものであ
り、前述した第2の実施の形態が既存のマウスをイメー
ジさせるマウスアイコン12を用いたのに対し、この実
施の形態は図7(a)に示すように、貼付アイコン16
を用いるようにしたものである。また、この実施の形態
においては、同図に示すように、貼付アイコン16及び
データ15とともに、1行上スクロールアイコン17、
1行下スクロールアイコン18、1頁上スクロールアイ
コン19、1頁下アイコン20とをLCD4に表示させ
る。
【0039】この表示状態で、CPU1はプログラムに
基づき、図8に示すフローチャートに従った動作を開始
する。そして、ペン9によるタッチがあるまで待機し
(ステップSC1)、タブレット5上にてペン9のタッ
チによるオンがあったならば、位置検出回路6からの信
号に基づき、オン位置を検出する(ステップSC2)。
次に、この検出したオン位置が貼付アイコン16上であ
るか否かを判別し(ステップSC3)、貼付アイコン1
6上である場合には、さらにペン9がオフとなるまで、
すなわちペン9がタブレット5から離れるまで待機する
(ステップSC4)。そして、ペン9がオフとなったな
らば、位置検出回路6からの信号に基づき、オフ位置を
検出した後(ステップSC5)、このとき貼付アイコン
16が既にいずれかの機能アイコン(1行上スクロール
アイコン17、1行下スクロールアイコン18、1頁上
スクロールアイコン19、1頁下アイコン20)に貼り
付けられているか否かを判別する(ステップSC6)。
【0040】この判別の結果、未だ貼付アイコン16が
機能アイコンに貼り付けられていない場合には、前述の
ステップSC5で検出したオフ位置に基づき、さらに貼
付アイコン16がいずれかの機能アイコンに重なってい
るか否かを判別する(ステップSC7)。そして、重な
っているならば、機能アイコンに貼付アイコン16を貼
り付ける(ステップSC8)。
【0041】すなわち、図7(a)に示すように、ペン
9により貼付アイコン16にタッチした後、同図(b)
に示すように、タッチ状態を維持したままペン9を移動
させると、図示しない表示処理により貼付アイコン16
はペン9とともに一体的に移動する。そして、同図
(c)に示すように、貼付アイコン16が機能アイコン
の1つである1行下スクロールアイコン18に重なった
時点で、ペン9をタブレット5から離すと、ステップS
C8での処理により、1行下スクロールアイコン18に
貼付アイコン16が貼り付けられる。
【0042】さらに、ステップSC8に続くステップS
C9では、機能アイコンに対応する処理を継続して実行
する。つまり、この機能アイコンである1行下スクロー
ルアイコン18が示す機能は1行下スクロールであるか
ら、1行下スクロールを継続して実行する。したがっ
て、図7(d)に示すように、ユーザは、ペン9により
1行下スクロールアイコン18を押し続けなくとも、ペ
ン9をタブレット5から離した状態で、連続的に下方向
へ1行ずつデータ15がスクロールされる画面を視認す
ることができる。
【0043】他方、ステップSC6での判別の結果、貼
付アイコン16が既にいずれかの機能アイコンに貼り付
けられており、この貼り付けられている状態でペン9の
オン・オフが検出された場合には、ステップSC6から
ステップSC10に進む。そして、このステップSC1
0では、ペン9がオン・オフされた間に、オン状態のペ
ン9の移動に伴う貼付アイコン16の移動があったか否
かを判別する。この判別の結果、貼付アイコン16の移
動があった場合、つまり前述したステップSC6での判
別の結果貼付アイコン16が機能アイコンに貼り付けら
れており、この貼り付けられている貼付アイコン16が
図7(e)に示すように、オン状態に維持されたペン9
の移動に伴って移動した場合には、以上の機能アイコン
に対応する処理を停止する(ステップSC11)。これ
により、1行下スクロールの継続が停止し、しかる後
に、ペン9がオフとなった位置に貼付アイコン16を貼
り付ける(ステップSC12)。
【0044】また、他の機能アイコンである1行上スク
ロールアイコン17、1頁上スクロールアイコン19、
1頁下アイコン201に貼付アイコン16を貼り付けた
場合も同様であり、当該機能アイコンに対応する処理が
継続してなされ、貼付アイコン16を剥がした時点で、
当該処理が終了する。よって、ペン9により機能アイコ
ンを押し続けなくとも、対応する機能を継続して発生さ
せることができる。
【0045】第3実施形態では、機能アイコンに貼付ア
イコンを貼り付けることにより、その機能アイコンに対
応する機能を維持することができる。なお、本第3実施
形態では、貼付アイコンを1つとしたが、複数の貼付ア
イコンを設け、それにより機能の度合いを変えても良
い。すなわち、高速及び低速の貼付アイコンを用意して
おくことにより、例えば、同じスクロールアイコンで
も、高速貼付アイコンを貼り付けることにより高速スク
ロールをし、低速貼付アイコンを貼り付けることにより
低速スクロールをする。
【0046】なお、アイコンを用いる装置においては、
アイコンと機能とを対応付けて登録することが煩雑にな
る。このインターフェースを良くするために貼付アイコ
ンを使用しても良い。予め記憶されている一定のアイコ
ンが表示されるが、図9に示すような手順で処理を行う
ことにより、表示されるアイコン及び対応する機能を変
更できるようにしてもよい。
【0047】すなわち、先ずアイコンとして用いたい任
意の絵文字Gとこれに対応する項目名(この例では、
「血液型入力」)とを登録する[図9(a)]。次に、
システムに既に登録されている項目名(その他1)とア
イコンH、及び前記絵文字Gとを表示させる[図9
(b)]。
【0048】次に、ペン9で絵文字Gにタッチし、ペン
9をオン状態にしたまま移動させ既登録のアイコンHに
絵文字Gを貼り付ける[図9(c)]。これにより、シ
ステムにはアイコンHと項目名「その他1」とに代わっ
て、アイコンとしての絵文字Gと項目名「血液型を入
力」とが登録されて、以降図9(d)に示すように、絵
文字Gがアイコンとして、項目「血液型を入力」ととも
に表示される。また、項目名を登録せずに、絵文字Iの
みをシステムに登録した場合には、図9(e)に示すよ
うに、絵文字Iのみがアイコンとして表示される。
【0049】なお、実施の形態においては、本発明を電
子手帳に適用したものを示したがこれに限ることなく、
着脱自在なペンを備えた他の電子機器にも適用し得るこ
とは勿論である。また、ポインティングデバイス(マウ
ス等)を有する電子機器にも適用し得ることは勿論であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、機能の一
部あるいは全部を変更する機能を有する画像を表示さ
せ、該機能変更画像を機能画像に貼り付けることにより
該機能画像の操作により実行される機能の一部あるいは
全部を変更するようにしたことから、予め機能変更画像
を貼り付けておくことにより、所望の機能のみを起動さ
せることが可能となる。よって、ユーザが必要としない
不要な機能までも起動してしまうことに起因して必要な
機能の処理速度が低下する不都合、及び必要な機能が起
動しないこと起因してユーザが作業上の支障を来す不都
合を解消することができる。
【0051】また、機能の一部あるいは全部を変更する
機能を、該機能を継続して実行する機能としたことか
ら、機能画像を連続的に操作する等の操作負担を伴わず
に、所定の機能を継続的に得ることができる。
【0052】また、機能の一部あるいは全部を変更する
機能を、該機能に関連する機能を付加する機能あるいは
該機能の一部を制限する機能としたことから、機能変更
画像が貼り付けられるか否かにより、機能画像の操作に
より起動する機能を、標準的な機能、標準的な機能以上
の機能、標準的な機能以下の機能に変化させることがで
きる。
【0053】また、機能の一部あるいは全部を変更する
機能を有する画像を複数表示させ、該機能変更画像の夫
々は少しずつ変更する機能が異なるものとしたことら、
機能画像に機能変更画像を付加する簡単な操作により、
起動する機能を多様に変化させることができる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる電子手帳の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の表示遷移図である。
【図3】同実施の形態におけるCPUの処理手順を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の表示遷移図であ
る。
【図5】同実施の形態におけるCPUの処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】同実施の形態の他の表示遷移図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の表示遷移図であ
る。
【図8】同実施の形態におけるCPUの処理手順を示す
フローチャートである。
【図9】アイコンの変更遷移図である。
【符号の説明】
1 CPU 4 LCD 5 タブレット A〜f メニューアイコン PU パワーアップアイコン PD パワーダウンアイコン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能に対応させた画像を表示させ、この
    画像を操作することにより該機能を実行する機能起動方
    法において、 前記機能の一部あるいは全部を変更する機能を有する画
    像を表示させ、該機能変更画像を前記機能画像に貼り付
    けることにより該機能の一部あるいは全部を変更するこ
    とを特徴とする機能起動方法。
  2. 【請求項2】 前記機能の一部あるいは全部を変更する
    機能は、該機能を継続して実行する機能であることを特
    徴とする請求項1記載の機能起動方法。
  3. 【請求項3】 前記機能の一部あるいは全部を変更する
    機能は、該機能に関連する機能を付加する機能あるいは
    該機能の一部を制限する機能であることを特徴とする請
    求項1記載の機能起動方法。
  4. 【請求項4】 前記機能の一部あるいは全部を変更する
    機能を有する画像を複数表示させ、該機能変更画像の夫
    々は少しずつ変更する機能が異なることを特徴とする請
    求項1記載の機能起動方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータにより読み取り可能なプロ
    グラムコードを記憶したプログラム記憶媒体において、 機能に対応させた画像を表示させるプログラムコード
    と、 この画像を操作されることにより該機能を実行するプロ
    グラムコードと、 前記機能の一部あるいは全部を変更する機能を有する画
    像を表示させるプログラムコードと、 該機能変更画像を前記機能画像に貼り付けることにより
    該機能の一部あるいは全部を変更するプログラムコード
    とを記憶したプログラム記憶媒体。
JP36297897A 1997-12-12 1997-12-12 機能起動方法及びプログラム記憶媒体 Pending JPH11175231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36297897A JPH11175231A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 機能起動方法及びプログラム記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36297897A JPH11175231A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 機能起動方法及びプログラム記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175231A true JPH11175231A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18478217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36297897A Pending JPH11175231A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 機能起動方法及びプログラム記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11175231A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950123B1 (ko) * 2005-12-30 2010-03-30 애플 인크. 인터페이스 재구성 모드를 구비한 휴대용 전자 장치
JP2012032882A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 操作装置とこれを用いた画像形成装置、及び操作方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950123B1 (ko) * 2005-12-30 2010-03-30 애플 인크. 인터페이스 재구성 모드를 구비한 휴대용 전자 장치
KR100950705B1 (ko) * 2005-12-30 2010-03-31 애플 인크. 인터페이스 재구성 모드를 구비한 휴대용 전자 장치
JP2012032882A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 操作装置とこれを用いた画像形成装置、及び操作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201222239Y (zh) 手持电子装置
US6370282B1 (en) Method and system for advanced text editing in a portable digital electronic device using a button interface
JP5192486B2 (ja) 入力装置
US6963349B1 (en) Information processing apparatus, control method therefor, and computer-readable memory
JPH10149254A (ja) 座標入力装置
JPH1049305A (ja) タッチパネル入力装置
JPH1078850A (ja) 座標入力装置およびその制御方法
JP2003316502A (ja) 端末装置、文字入力方法
JP4323653B2 (ja) ユーザインタフェース装置及びその制御方法
JPH10301750A (ja) 携帯情報処理装置
JP2003271295A (ja) 携帯情報端末
JP2000032111A (ja) 携帯型情報読取処理装置及び制御方法
JPH11175231A (ja) 機能起動方法及びプログラム記憶媒体
JP2004062649A (ja) 表示制御装置及びこれに用いられる表示制御プログラム
JP2004062645A (ja) 携帯情報端末装置
JPH09282318A (ja) 情報処理装置
JPH11355414A (ja) 電話機
JP4027937B2 (ja) 携帯型電子機器
JPH0628084A (ja) 情報処理装置および複合情報処理装置
JPH1166016A (ja) 情報処理装置
KR100796131B1 (ko) 휴대형 전자 기기
JP2004062644A (ja) 情報端末装置及びこれに用いられる表示制御プログラム
KR100563257B1 (ko) 터치스크린 단말기 프로그램상 터치코드 버튼
JP2000112607A (ja) マルチウィンドウインタフェース制御方法
CN113874831A (zh) 用户接口系统、方法和设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425