JP2004062645A - 携帯情報端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PDAの側面には、予め規定された範囲で揺動可能且つ押圧可能に支持されたサイドコントローラが配設されており、サイドコントローラの揺動操作に応じて表示部上に表示されている現表示画面が第1の方向にスクロール制御される。サイドコントローラが予め定められた時間以上押圧操作される長押込みであると、現表示画面から所定の処理モードに移行して、処理モードに対応した所定の表示画面を表示する。サイドコントローラが予め定められた時間未満押圧操作される短押込みであると現表示画面から所定の表示画面と異なる他の表示画面に遷移する。例えば、サイドコントローラの長押込みがあると、現表示画面上に表示される操作ボタンに無関係な処理モードに移行する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報端末装置(Personal Digital Assistant:PDA)に関し、特に、操作性を良好とした携帯情報端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、情報端末装置等の情報処理装置においては、ペンタッチ入力に応じてタッチパネルで検出された入力位置(項目)に対応した処理を実行するものが知られており、さらに、操作性を向上させるため、タッチパネルとは別に独立して操作可能なスイッチを設けて、スイッチ操作に応じて画面表示制御をするものがある。そして、PDAは、出先等のモバイル環境で用いられる関係上、その操作性を簡単なものとする必要があり、スイッチ操作に応じて画面表示制御をするようにしている。
【0003】
例えば、特開平10−240693号公報(以下従来例と呼ぶ)に記載された小型情報処理装置では、ロータリースイッチの回転操作に応じて表示画面に表示されているメニュー項目等をスクロールし、ロータリースイッチの押し下げ操作でメニュー項目を選択し、さらに、ロータリースイッチを押し下げながら回転する操作によって表示画面のコンテンツを更新する。また、ロータリースイッチを所定時間押し続ける操作により携帯情報端末装置の電源のオン/オフを切り替えている。
【0004】
さらに、特開2002−55767公報に記載された情報入力装置では、回転ダイヤルの回転操作によって、複数のグループのうちから一つのグループを選択した後、回転ダイヤルの押し下げ操作によって選択したグループ内の特定の文字を選択する。そして、回転ダイヤルを再び回転操作すると、選択された特定文字が入力されるようになっている。また、特開2002−99380公報に記載された携帯型情報処理装置では、操作部を回転操作すると、アプリケーションの選択を行い、操作部の押込みによって選択したアプリケーションを実行することが記載されている。
【0005】
なお、このような回転及び押し下げ可能なスイッチ等の操作部によって操作を行うものとして、さらに、特開2000−32112公報、特開平10−155020号公報、及び特開平2001−274889公報等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の従来例では、ロータリースイッチの回転によってスクロールを行い、ロータリースイッチの1回の押し下げを選択として割り当てているだけであって、単に表示画面上でスクロールを行い、ポイントされた項目をロータリースイッチの押し下げで選択しているにすぎず、その他の表示画面上の操作については、このロータリースイッチ以外の、例えば、タッチ操作等を用いており、このロータリースイッチを他の操作にも使用できるようにはなっていない。
【0007】
ここで、従来例では、ロータリースイッチが所定時間押し下げ(長押込み)られると、電源オン/オフを行うことが記載されているが、これは表示画面上の操作ではない。
【0008】
なお、上述の他の公報に記載された回転及び押し下げスイッチ操作についても、先の従来例と同様で、表示画面でのスクロールと選択のみの操作しかできず、他の操作にロータリースイッチを用いてはいない。
【0009】
本発明の目的はロータリースイッチでスクロールと選択以外の表示画面の操作を可能とすることにより操作性の極めて良好な携帯情報端末装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、複数の項目を表示する第1の画面と、前記複数の項目にそれぞれ対応した第2の画面と、前記第1の画面とは異なる第3の画面とを表示可能な表示部と、前記第1の画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記複数の項目から1つの項目を選択する第1の選択制御手段と、前記第1の画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記第3の画面に移行する第1の画面移行手段と、前記第1の画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択した項目に対応した前記第2の画面に移行する第2の画面移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置が得られる。
【0011】
本発明によれば、揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、複数のメニュー項目を表示するメニュー画面と、前記複数のメニュー項目にそれぞれ対応したメニュー項目画面と、前記複数のメニュー項目とは関連しない非関連画面とを表示可能な表示部と、前記メニュー画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記複数のメニュー項目から1つのメニュー項目を選択するメニュー選択制御手段と、前記メニュー画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記選択したメニュー項目とは関連しない前記非関連画面に移行する非関連画面移行手段と、前記メニュー画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択したメニュー項目に対応した前記メニュー画面に移行するメニュー項目画面移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置が得られる。
【0012】
本発明によれば、揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、メールの一覧を表示するメール一覧画面と、前記メール一覧画面の各メールの内容を表示するメール内容画面と、前記メール一覧画面の各メールに対する返信のためのメール返信画面とを表示可能な表示部と、前記メール一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記メール一覧画面から1つのメールを選択するメール選択制御手段と、前記メール一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記選択したメールに対するメール返信画面に移行する返信画面移行手段と、前記メール一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択したメールに対応するメール内容画面に移行するメール内容移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置が得られる。
【0013】
本発明によれば、揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、ファイルの一覧を表示するファイル一覧画面と、前記ファイル一覧画面の各ファイルを起動したファイル起動画面と、前記ファイル一覧画面と比べ詳細なファイル情報を表示するファイル詳細情報一覧画面とを表示可能な表示部と、前記ファイル一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記ファイル一覧画面から1つのファイルを選択するファイル選択制御手段と、前記ファイル一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記ファイル詳細情報一覧画面に移行する詳細画面移行手段と、前記ファイル一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択したファイルを起動したファイル起動画面に移行するファイル起動移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置が得られる。
【0014】
本発明によれば、揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、複数のタブを表示するタブ画面と、前記タブ画面の各タブに対応した別のタブ画面とを表示可能な表示部と、前記タブ画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記タブ画面の設定項目を選択する設定項目選択制御手段と、前記タブ画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記別のタブ画面に移行するタブ画面移行手段と、前記タブ画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記複数のタブを順次選択するタブ選択制御手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置が得られる。
【0015】
本発明では、前記コントロールスイッチ部は、予め規定された範囲で揺動操作可能で且つ前記範囲内の略中央の位置のみで押圧操作可能である。
【0016】
本発明では、前記携帯情報端末装置の側面に前記コントロールスイッチ部と、エスケープスイッチ部を配置するとともに、前記エスケープスイッチ部の操作により1つ前の画面に戻る画面戻し制御手段を備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明について図面を参照して説明する。なお、図示の例における構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0018】
まず、図1を参照して、図示の携帯情報端末装置(PDA)は、ユーザが手のひらに把持できる大きさであり、外装ケース11の前面にはほぼその全面にわたってタッチパネル12aを備える液晶パネル12が配置されている(タッチパネル12aは、例えば、液晶パネル12の表面に配置されている)。さらに、外装ケース11には、後述するように、コントロールスイッチ(以下サイドコントローラと呼ぶ)13、エスケープスイッチ14、電源オン/オフスイッチ(以下電源スイッチと呼ぶ)15、メモリカード等の外部メモリ媒体や、通信カード等の通信機器や、外部ハードディスク等の外部装置が挿入される挿入スロット16、充電やパソコンとの各種データの送受信等を行う際に用いられる外部接続ターミナル17、及びタッチペン(スタイラスペン)18を収納するための収納部19等が設けられている。
【0019】
図1に示すように、サイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15は外装ケース11の側面に一列に配置されており、図示の例では、図中上側から順にサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15の順に配置されている。そして、外装ケース11を液晶パネル12が正面にくるようにして、例えば、PDAを左手で把持した際に、左手の親指が位置する可能性が高い位置にサイドコントローラ13は配置される。
【0020】
サイドコントローラ13の上側には外方向に延びる突起部11aが形成されており、サイドコントローラ13の一部は外装ケース11の側面から露出している。サイドコントローラ11は図中実線矢印Aで示す方向(上下方向)に所定の範囲で揺動可能に、外装ケース11の正面(前面)から裏面方向に延びる軸体(図示せず)に支持されるとともに、軸体に直交する方向(図中側面から内側に向かう方向)に押圧可能(実線矢印B)に支持されている。そして、サイドコントローラ13の露出面には、例えば、波形の突起状部13aが形成されている。
【0021】
前述のように、サイドコントローラ13は、例えば、左手親指で揺動操作又は押圧操作される。この際、左手親指は突起状部13aに触れることになり、容易にサイドコントローラ13を揺動させることができる。サイドコントローラ13は操作されない状態においては所定の位置(以下基準位置と呼ぶ)に位置しており、左手親指で基準位置から上方向に揺動すると、所定の揺動量だけサイドコントローラ13は揺動してそれ以上揺動しない。そして、左手親指をサイドコントローラ13から放すと(つまり、サイドコントローラ13を揺動するための力をなくすと)、サイドコントローラ13は自動的に基準位置に復帰する。同様に、左手親指で基準位置から下方向に揺動すると、所定の揺動量だけサイドコントローラ13は揺動してそれ以上回動しない。そして、左手親指をサイドコントローラ13から放すとサイドコントローラ13は自動的に基準位置に復帰する。なお、押圧操作は基準位置においてのみ行うことができるが、上下の揺動位置において押圧操作可能としてもよい。
【0022】
このように、左手親指をサイドコントローラ13から放せば、サイドコントローラ13は基準位置に復帰するから、容易に揺動操作を行うことができることになり、しかも、押圧操作は常に基準位置で行われるから、押圧操作も行いやすい。また、この所定の揺動量に制限された揺動操作は、前述の従来技術の略一回転近く回転可能なダイヤル等の回転操作と比較して、操作する親指に必要な移動距離を極めて少なく抑えることができる。結果として、親指への負担を著しく少なく済ますことができ、操作性が極めてよいという特長がある。
【0023】
また、前述の回転操作可能なダイヤルの操作では、親指で目一杯、例えば、右方向に回動させた状態では、その後、直ちに押圧操作がしづらいため、一旦親指をダイヤルの略真中に戻す作業が必要となるので、サイドコントローラ13の押圧操作も回転可能なダイヤルの押圧操作と比較して、操作性が極めてよいという特長を有する。サイドコントローラ13は前述の揺動操作又は押圧操作に応じて操作信号を送出し、この操作信号に応じて、後述するように、各種処理が実行される。
【0024】
前述のように、サイドコントローラ13の下側にはエスケープスイッチ14が配置され、エスケープスイッチ14の下側には、電源スイッチ15が配置され、電源スイッチ15の表面には複数の点状突起が形成されている。そして、これらサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15は、例えば、左手親指で操作できる位置に配置される。なお、図示の例では、エスケープスイッチ14は押圧操作され(実線矢印C)、これによって、エスケープ(ESC)信号が送出され、後述するようにして、エスケープ動作が行われる。電源スイッチ15はスライド操作(実線矢印D)される(図中上側に押し上げると電源オンとなり、電源スイッチ15は元の位置に戻る。そして、電源オンの状態で上側に押し上げると電源オフとなり、電源スイッチ15は元の位置に戻る)。
【0025】
外部接続ターミナル17によって、図示のPDAは、例えば、データ通信機能を有する充電装置(所謂クレイドル装置)と接続されて、PDAの内蔵する充電電池への充電やパーソナルコンピュータ等とデータの送受信が可能となる。液晶パネル12は、例えば、カラー液晶ディスプレイであり、必要に応じてバックライトが備えられる。タッチパネル12aは、例えば、タッチペン18でタッチ(タップ)した際、その接触位置(タッチ位置)や接触軌跡等を検出するタッチセンサを有している。
【0026】
次に、図2を参照して、図示のPDAは、中央処理装置(CPU)21を有しており、ROM等の記憶部22に格納された制御プログラムに応じてPDA全体の制御を行うとともに、記憶部22に格納されたアプリケーションプログラム(単にアプリケーションともいう)に応じて後述する各種処理を実行する。なお、アプリケーションプログラムは、挿入スロット16に挿入される外部メモリ媒体からや外部より通信により取り込まれる場合もある。さらに、CPU21にはRAM等の書き込み・読み出し可能な記憶部22aが接続されている(記憶部22aは電源がオフされてもその記憶した内容は消去されない)。
【0027】
図示のように、CPU21にはサイドコントローラ操作検出部23を介してサイドコントローラ13が接続されるとともに、エスケープスイッチ操作検出部24を介してエスケープスイッチ14が接続される。さらに、CPU21には電源スイッチ操作検出部25を介して電源スイッチ15が接続されている。また、CPU21にはタッチパネル操作検出部26を介してタッチパネル12aが接続されるとともに、液晶パネル駆動部27を介して液晶パネル12が接続されている。
【0028】
図示のPDAにはメール送受信部(メール送受信機能)28が備えられており(前述の挿入スロット16に挿入される通信カード等に備えてもよい)、このメール送受信部28はCPU21に接続されている。そして、メール送受信部28は、例えば、携帯電話機等の通信機器(図示せず)や前述の通信カード等と接続されて、通信機器を介してメールの送受を行う。そして、メールの送信及び受信の都度、CPU21は送信メール及び受信メールを記憶部22aに記録する。これら送信メール及び受信メールは、記憶部22aから読み出して閲覧することができる。
【0029】
いま、PDAが電源オフ状態である際に、電源スイッチ15が押し上げ操作されると、電源スイッチ操作検出部25ではこの押し上げ操作を検知して電源スイッチ15操作信号をCPU21に与える。CPU21では電源スイッチ操作信号に応答して、PDAを電源オン状態とする。そして、電源がオンとなると、CPU21は液晶パネル駆動部27を駆動制御して液晶パネル12上にアプリケーションプログラム(アプリケーション)の一つである初期画面(メニュー画面、以下このメニュー画面をランチャ画面と呼ぶ)を表示する。
【0030】
図3を参照して、ランチャ画面には、メニュー項目(選択項目)として、例えば、メール、ブラウザ、アドレス帳、スケジュール、メモ帳、ファイルビューア、アクセサリー、システム、及び設定等がアイコンとともに表示される。つまり、記憶部22にはこれらメニュー項目に関するアプリケーションプログラム(アプリケーションソフト)が格納されていることになる。ランチャ画面の下側にはタスクバー31が表示され、上側には、タイトルバー32が表示される。さらに、ランチャ画面の左上側にスクロールボタン(上側スクロールボタン)33及び画面色変換ボタン(上側画面色変換ボタン)34が表示されるとともに、左下側にスクロールボタン(下側スクロールボタン)35及び画面色変換ボタン(下側画面色変換ボタン)36が表示される。
【0031】
なお、カーソル(フォーカス)がメニュー項目のうち最も上側に位置するメニュー項目に位置づけられている際には、さらにカーソルを上側にスクロールすることができないため、上側スクロールボタン33はランチャ画面上に表示されない。同様にして、カーソルがメニュー項目のうち最も下側に位置するメニュー項目に位置づけられている際には、下側スクロールボタン35はランチャ画面上に表示されない。
【0032】
いま、タッチペン18で上側スクロールボタン33をタッチ(タップ)すると、タッチパネル操作検出部26がタップ操作を検知して、CPU21はカーソルを図中上側に一つ移動させる(つまり、上側スクロールボタンを1タッチすると、カーソルが現在位置するメニュー項目の一つ上側に位置するメニュー項目に移動することになる)。
【0033】
同様にして、タッチペン18で下側スクロールボタン35を1タッチすると、カーソルが現在位置するメニュー項目の一つ下側に位置するメニュー項目に移動する。また、上側又は下側画面色変換ボタン34又は36をタップすると、タップする毎にランチャ画面の画面色が変わり、これによって、液晶パネル12の画面色を変更することができる。そして、タッチペン18でメニュー項目の一つをタッチすると、当該メニュー項目に係るアプリケーションプログラムが起動されて、当該メニュー項目に係る画面に遷移する。
【0034】
ここで、図3及び図4を参照して、いま、ランチャ画面が液晶パネル12に表示されている状態でのサイドコントローラ13による操作について説明する。サイドコントローラ操作検出部23ではサイドコントローラ13が揺動されたか押込み操作されたかを検知しており(ステップS1)、サイドコントローラ13が揺動操作されると、サイドコントローラ操作検出部23では揺動検知信号を操作信号としてCPU21に与える。これによって、CPU21はランチャ画面においてカーソルを移動(スクロール)させることになる(ステップS2)。
【0035】
いま、サイドコントローラ13を基準位置から上側に揺動したとすると、サイドコントローラ検知部23は操作信号として上側揺動信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、ランチャ画面においてカーソルを上側に移動させることになる。一方、サイドコントローラ13を基準位置から下側に揺動したとすると、サイドコントローラ検知部23は操作信号として下側揺動信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、ランチャ画面においてカーソルを下側に移動させることになる。
【0036】
前述のようにして、サイドコントローラ13を揺動操作して、操作ボタンである複数のメニュー項目のうち、所望する一つにカーソルを位置づけることができる。
【0037】
次に、サイドコントローラ操作検出部23はサイドコントローラ13が押込み操作されたか否かを検知する(ステップS3)。サイドコントローラ13が押込み操作されると、サイドコントローラ操作検出部23では、この押込みが予め定められた時間未満の押圧操作である短押込みであるか予め定められた時間以上継続した押圧操作である長押込みであるかを検知することになる(ステップS4)。サイドコントローラ13の押込み操作が短押込みであると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの短押込み操作を検知して、短押込み操作信号を操作信号としてCPU21に与える。これによって、CPU21は、カーソルが位置するメニュー項目を選択して、この選択したメニュー項目に係るアプリケーションプログラムを起動して、当該メニュー項目に係る操作画面に遷移する(ステップS5)。
【0038】
一方、サイドコントローラ13の押込み操作が長押込みであると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの長押込み操作を検知して、長押込み操作信号を操作信号としてCPU21に与える。これによって、CPU21は、カーソルが位置しているメニュー項目に関係なく、所定の処理モードであるキーリピート動作を行うキーリピート動作に対応する表示画面を液晶パネル12上に表示する(ステップS6)。なお、この表示画面は、特に図示しないが、一回の操作を入力するつもりで、複数回の操作指示が入力されてしまうこと等を防ぐため、サイドコントローラ13の各種操作やタッチ画面へのタッチ操作の開始から所定時間を経過するまで、キーリピートしないキーリピート動作の所定時間の変更等の設定画面である。
【0039】
なお、ステップS1において、サイドコントローラ13が押込み操作されると、ステップS4に移行する。そして、ステップS4において短押込みが検出されると、ランチャ画面起動が起動された際にカーソルが位置づけられていたメニュー項目に対応するアプリケーションプログラムが起動されることになる。また、ステップS4において長押込みが検出されると、前述のようにキーリピート動作に移行する。
【0040】
このように、ランチャ画面が現表示画面である際には、CPU21はサイドコントローラ13の揺動操作に応じて現表示画面を上下方向にスクロール制御し、サイドコントローラ13が短押込みされると、CPU21はランチャ画面から操作ボタンであるメニュー項目においてカーソルが位置するメニュー項目に応じたアプリケーションの起動か、カーソルが位置するメニュー項目に応じた表示画面への遷移を行う。そして、サイドコントローラ13が長押込みされると、ランチャ画面のカーソルが位置しているメニュー項目とは無関係な所定の処理モードである、例えば、キーリピート動作に移行する。なお、この所定の処理モードはキーリピート動作以外のものであってもよい。
【0041】
上述の例では、現表示画面がランチャ画面である際のサイドコントローラ操作による画面制御等について説明したが、現表示画面が他の操作画面である場合、サイドコントローラ13の揺動操作、短押込み操作、他の操作画面上でそれぞれスクロール制御、カーソルが位置する表示項目に応じたアプリケーションの起動や表示画面への遷移を行う点では、略一致するが、サイドコントローラ13の長押し込み操作に応じて表示項目に略関連する他の処理アプリケーションの起動や、他の処理モードや、他の表示画面への遷移を行うようにしてもよい。
【0042】
一例を挙げれば、現表示画面として図5に示す受信メール一覧画面が表示されている際に、サイドコントローラ13を揺動操作すると、CPU21は受信メール一覧画面51上で所望する受信メールにカーソル(フォーカス)52を移動させ、サイドコントローラ13が短押込みされると、図6に示すカーソル52が位置する所望の受信メールの内容を表示する表示画面に移行する。また、受信メールの内容を表示する表示画面において、サイドコントローラ13を短押し込み操作すると、前述の受信メール一覧画面上で所望した受信メールの次の内容が表示される表示画面に移行する。そして、受信メールの内容を表示する表示画面において、サイドコントローラ13を長押込みすると、この表示されている受信メールに対するメール返信モードに自動的に移行し、メール返信のアプリケーションが起動して、図7に示すメール返信の画面に遷移する。この場合、サイドコントローラ13の長押し込み操作により、表示されている表示内容に関連するモードに移行したり、関連するアプリケーションを起動したり、又は関連する他の画面に遷移することになる。
【0043】
また、ファイルビューア等のアプリケーションの起動により、図8に示すファイル情報一覧が表示された画面が現表示画面である際に、サイドコントローラ13を揺動操作すると、ファイル情報一覧表示画面上でカーソルが移動する(スクロール制御)。サイドコントローラ13の長押込みによって、その都度、サイドコントローラ13によるスクロール方向が水平又は垂直に切り替えられる(なお、符号53及び54はそれぞれ左スクロールボタン及び右スクロールボタンを示し、符号55はスクロール方向切り替えボタンを示す)。また、サイドコントローラ13を短押込み操作すると、カーソルが位置しているファイルが起動される。
【0044】
また、図8に示すファイル一覧が表示されている際に、サイドコントローラ13の揺動操作により、カーソルが上下方向に移動(スクロール制御)し、サイドコントローラ13の短押し込み操作により、カーソルを左方向に移動させ、サイドコントローラ13の長押し込み操作により、カーソルが位置しているファイルを起動するようにしてもよい。
【0045】
また、同じ図8にて、サイドコントローラ13の揺動操作により、ファイル1、ファイル3、…、ファイル5、…、ファイル19、ファイル2、ファイル4、ファイル6の順にカーソルが移動するようにし、サイドコントローラ13の短押し込み操作により、カーソルが位置しているファイルを起動し、サイドコントローラ13の長押し込み操作により、図8に示すファイル情報一覧画面からさらに各ファイルの属性情報をも表示する詳細なファイル情報一覧画面(図示せず)に移行するようにしてもよい。この画面では、図8のファイル名だけでなく、ファイルサイズやファイル種類等を同時に表示している。
【0046】
さらに、同じ図8にて、サイドコントローラ13の短押し込み操作により、ファイル1、ファイル2、ファイル3、ファイル4の順のようにカーソルを移動し、サイドコントローラ13の長押し込み操作により、カーソルが位置しているファイルを起動するようにしてもよい。
【0047】
また、図9のタブ画面において、前述のタブ切替はカーソルがタブ61の位置にある際に、サイドコントローラ13の短押し込み操作により行われる。この後、つまり、タブの選択終了後に、サイドコントローラ13の下方向への回動(揺動)操作が行われると、図9に示すように、設定ツール画面に位置する、例えば、○○○の機能設定のON、OFFを設定する□ONの位置にカーソルが移動する。□ONの位置にカーソルがある状態で、サイドコントローラ13の短押し込み操作がなされると、□ONが■ONの表示に切り替わり、□ONの機能設定がONに設定される。また、この後、サイドコントローラ13をさらに下方向へ回動(揺動)操作すると、さらに下段の×××の機能設定用の□ONの位置へカーソルが移動する。ここで、同様にサイドコントローラ13の短押し込み操作で×××の機能設定をすることができる。
【0048】
さらに、ランチャ画面において、設定のアプリケーションを起動すると、設定画面が表示され、サイドコントローラ操作又はタップ操作で設定ツールを選択ツールを選択・起動すると、図9に示す設定ツール画面が表示される。設定ツール画面が現表示画面である際には、サイドコントローラ13の短押し込み操作に応じて、短押し込み操作の都度、タブ61が順次切り替わる(なお、符号62及び63はそれぞれタブを左右方向に切り替えるための切り替えボタンである)。いま、図9に示すように、タブ“C”が選択されている際、タブ“C”に対応する設定ツール画面64が表示されている。ここで、サイドコントローラ13を長押し込み操作すると、例えば、図10に示す画面に切り替わる。この図10に示す画面は、タブ“C”に関連して図9に示す設定ツール画面64の次に位置するタブ“C‘”の設定ツール画面65であり、図9に示す設定ツール画面のさらに詳細な画面である。図10の状態で、サイドコントローラ13を短押し込み操作すると、タブ“D”の設定ツール画面へ移行する。一方、図10の状態で、サイドコントローラ13を長押し込み操作すると、さらなる詳細な画面であるタブ“C’‘”の設定ツール画面へ移行する。
【0049】
このようにして、サイドコントローラ13の揺動操作によりスクロール制御を行う他、短押込みに応じて、カーソルが位置している項目、ファイル等に応じたアプリケーションの起動、カーソルが位置している項目、ファイル等に応じた表示画面への遷移、タグの移動、内容表示中のファイルの次のファイルの内容表示への遷移等、多彩な操作が可能となり、さらに、長押し込み操作に応じて上述のスクロール制御のスクロール方向の切り替え、表示されている画面でカーソルが位置している項目とは無関係な処理モードへの移行、表示されている表示内容に関連するモードへの移行、同じく関連するアプリケーションの起動、同じく関連する他の表示画面への遷移等、モバイル環境等で用いられるPDAにおいて操作性を良好にすることができる。しかも、上述の例では、サイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15を筐体(外装ケース)の側面に一列状態で配置しているから、片手でサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15を操作することができ、これによっても操作性が向上することになる。
【0050】
上述の説明から明らかなように、ここでは、CPU21がスクロール制御手段、処理モード移行手段、画面遷移手段、及び復帰制御手段として機能することになる。
【0051】
このように、予め規定された範囲で揺動可能且つ押圧可能に支持されたコントロールスイッチ部の揺動操作に応じて表示部上に表示されている現表示画面を第1の方向にスクロール制御し、コントロールスイッチ部が予め定められた時間以上押圧操作される長押込みがあると、現表示画面から所定の処理モードに移行して、処理モードに対応した所定の表示画面を表示して、さらに、コントロールスイッチ部が予め定められた時間未満押圧操作される短押込みがあると、現表示画面から所定の表示画面と異なる他の表示画面に遷移させるようにしたので、モバイル環境等における操作性を良好にすることができるという効果がある。
【0052】
また、第1の方向をコントロールスイッチ部の揺動方向として、現表示画面に表示された複数の操作ボタンを第1の方向に沿って配列して、コントロールスイッチ部の揺動操作に応じてフォーカスを第1の方向に沿って移動させて、短押込みがあると、フォーカスが位置する操作ボタンに応じた表示画面に遷移するようにしたので、コントロールスイッチ部の揺動方向とフォーカスの移動方向とが一致する結果、ユーザによる操作が簡単となり、操作性が向上するという効果がある。
【0053】
さらに、コントロールスイッチ部の長押込みがあると、操作ボタンに無関係に所定の処理モードに移行するようにしたので、現表示画面に設定された操作ボタン以外の処理モードにコントロールスイッチ部の操作だけで移行することができ、その結果、操作性が向上するという効果がある。
【0054】
そして、コントロールスイッチ部を、所定の方向に延びる軸に所定の基準位置から軸回りに予め定められた範囲で揺動可能に支持するとともに、基準位置で揺動方向に直交する方向に押圧可能に支持して、表示部を携帯情報端末装置筐体の前面の大部分にわたって配置し、さらに、コントロールスイッチ部を、携帯情報端末装置筐体の側面に所定の方向を携帯情報端末装置筐体の前面から裏面として配置するようにしたので、ユーザは片手でコントロールスイッチ部の操作を行うことができ、その結果、操作性が向上するという効果がある。
【0055】
加えて、携帯情報端末装置筐体の側面において、コントロールスイッチ部の下側にエスケープスイッチを配置し、エスケープスイッチの下側に電源スイッチを配置して、エスケープスイッチが押されると表示画面を現表示画面に復帰させるようにしたので、片手でコントロールスイッチ部、エスケープスイッチ、及び電源スイッチを操作することができ、しかもエスケープスイッチを操作すると、現表示画面(遷移前の表示画面)に復帰するから、現表示画面への復帰を容易に行えるという効果がある。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コントロールスイッチ部の操作に応じて多彩な表示画面の操作を行うことができ、これによって、操作性が極めて良好となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯情報端末装置の一例の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す携帯情報端末装置で用いられる制御系の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す携帯情報端末装置に表示される現表示画面の一例であるランチャ画面を示す図である。
【図4】図1に示す携帯情報端末装置におけるサイドコントローラの操作による制御を説明するためのフロー図である。
【図5】図1に示す携帯情報端末装置に表示される受信メール一覧画面の一例を示す図である。
【図6】図1に示す携帯情報端末装置に表示される受信メールの内容を表示する画面の一例を示す図である。
【図7】図1に示す携帯情報端末装置に表示されるメール返信画面を表示する画面の一例を示す図である。
【図8】図1に示す携帯情報端末装置に表示されるファイル情報が一覧表示された画面の一例を示す図である。
【図9】図1に示す携帯情報端末装置に表示される設定ツール画面の一例を示す図である。
【図10】図9においてサイドコントローラ操作によって切り替えられた設定ツール画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 外装ケース
12 液晶パネル
13 コントロールスイッチ(サイドコントローラ)
14 エスケープスイッチ
15 電源オン/オフスイッチ(電源スイッチ)
16 挿入スロット
17 外部接続ターミナル
18 タッチペン(スタイラスペン)
19 収納部
21 中央処理装置(CPU)
22 記憶部
23 サイドコントローラ操作検出部
24 エスケープスイッチ操作検出部
25 電源スイッチ操作検出部
26 タッチパネル操作検出部
27 液晶パネル駆動部
Claims (7)
- 揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、複数の項目を表示する第1の画面と、前記複数の項目にそれぞれ対応した第2の画面と、前記第1の画面とは異なる第3の画面とを表示可能な表示部と、前記第1の画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記複数の項目から1つの項目を選択する第1の選択制御手段と、前記第1の画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記第3の画面に移行する第1の画面移行手段と、前記第1の画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択した項目に対応した前記第2の画面に移行する第2の画面移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置。
- 揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、複数のメニュー項目を表示するメニュー画面と、前記複数のメニュー項目にそれぞれ対応したメニュー項目画面と、前記複数のメニュー項目とは関連しない非関連画面とを表示可能な表示部と、前記メニュー画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記複数のメニュー項目から1つのメニュー項目を選択するメニュー選択制御手段と、前記メニュー画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記選択したメニュー項目とは関連しない前記非関連画面に移行する非関連画面移行手段と、前記メニュー画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択したメニュー項目に対応した前記メニュー画面に移行するメニュー項目画面移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置。
- 揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、メールの一覧を表示するメール一覧画面と、前記メール一覧画面の各メールの内容を表示するメール内容画面と、前記メール一覧画面の各メールに対する返信のためのメール返信画面とを表示可能な表示部と、前記メール一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記メール一覧画面から1つのメールを選択するメール選択制御手段と、前記メール一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記選択したメールに対するメール返信画面に移行する返信画面移行手段と、前記メール一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択したメールに対応するメール内容画面に移行するメール内容移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置。
- 揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、ファイルの一覧を表示するファイル一覧画面と、前記ファイル一覧画面の各ファイルを起動したファイル起動画面と、前記ファイル一覧画面と比べ詳細なファイル情報を表示するファイル詳細情報一覧画面とを表示可能な表示部と、前記ファイル一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記ファイル一覧画面から1つのファイルを選択するファイル選択制御手段と、前記ファイル一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記ファイル詳細情報一覧画面に移行する詳細画面移行手段と、前記ファイル一覧画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記選択したファイルを起動したファイル起動画面に移行するファイル起動移行手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置。
- 揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なコントロールスイッチ部と、複数のタブを表示するタブ画面と、前記タブ画面の各タブに対応した別のタブ画面とを表示可能な表示部と、前記タブ画面にて前記コントロールスイッチ部の揺動又は回動操作により、前記タブ画面の設定項目を選択する設定項目選択制御手段と、前記タブ画面にて前記コントロールスイッチ部の所定時間以上継続継続した押圧操作により前記別のタブ画面に移行するタブ画面移行手段と、前記タブ画面にて前記コントロールスイッチ部の前記所定時間以上継続していない押圧操作により前記複数のタブを順次選択するタブ選択制御手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末装置。
- 前記コントロールスイッチ部は、予め規定された範囲で揺動操作可能で且つ前記範囲内の略中央の位置のみで押圧操作可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の携帯情報端末装置。
- 前記携帯情報端末装置の側面に前記コントロールスイッチ部と、エスケープスイッチ部を配置するとともに、前記エスケープスイッチ部の操作により1つ前の画面に戻る画面戻し制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の携帯情報端末装置。
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