JP2004062695A - 情報端末装置及びこれに用いられる選択制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予め規定された範囲で揺動可能且つ押圧可能に支持されたコントロールスイッチ部の揺動操作において50音タブ表示エリア(アイテム表示エリア)34上でカーソルを移動して、一つの50音タブを選択する。コントロールスイッチ部を押圧操作すると、アイテム表示エリアからカーソルがアドレス表示エリア(情報表示エリア)35に移動する。コントロールスイッチ部の揺動操作に応じて情報表示エリア上でカーソルを移動させて、アドレス(紐付け情報)の一つを選択する。コントロールスイッチ部を押圧操作すると、選択した紐付け情報にさらに紐付けされた詳細情報(個人データ)を表示画面に表示する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示画面上に複数のアイテムを配列して、複数のアイテムの一つが選択アイテムとして選択されると、選択アイテムに関連する情報を紐付け情報として表示する情報端末装置に関し、特に、このような機能を備える携帯情報端末装置(Personal Digital Assistant:PDA)及び選択制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、情報端末装置等では、ロータリースイッチ等のダイヤルスイッチを回転させて複数のメニュー項目等から所望のメニュー項目を選択するようにしたものが知られており、例えば、特開平2000−312252公報(以下従来例と呼ぶ)には、左右の側面にそれぞれ左ダイヤル入力装置及び右ダイヤル入力装置を設けて、これら左右ダイヤル入力装置のいずれかを用いて、回転操作によって、メニュー項目を上下にスクロールし、押圧操作によって下層に位置するメニュー項目に移行するようにしている。
【0003】
さらに、従来例では、マトリックス状に情報を配列して、左ダイヤル入力装置及び右ダイヤル入力装置のいずれか一方を主ダイヤルとし、他方を副ダイヤルとして、例えば、主ダイヤルによってマトリックスの行をスクロールし、副ダイヤルによってマトリックスの列をスクロールするようにしている。そして、マトリックス状に配列された複数の情報のいずれかを選択すべく、主ダイヤル及び副ダイヤルを操作して、任意の一つの文字に到達するようにしている。
【0004】
また、特開平10−240693号公報には、縦置きモードと横置きモードとによってスクロール方向を変換して、縦置き・横置きいずれの表示モードであっても、単一のロータリースイッチを操作することによって、表示コンテンツをスクロールできるようにしている。加えて、特開2001−188656公報では、プッシュ可能ダイヤルの回転操作に応じて表示装置に表示された選択候補を選択し、プッシュ可能ダイヤルのプッシュ操作によって選択された選択候補を確定して、選択候補に応じた各種処理を行うことが記載されている。さらに、特開2000−151774公報には、ロータリースイッチとプッシュボタンとを設けて、ロータリースイッチの回転操作によって液晶表示部に表示されたデータを選択し、プッシュボタンのプッシュ操作によってデータを確定することが記載されている。
【0005】
また、情報端末装置では、表示画面上に複数のアイテムを配列して、複数のアイテムの一つが選択アイテムとして選択されると、選択アイテムに関連する情報を紐付け情報として表示するようにしたものがある。例えば、住所録(アドレス帳)等では、複数のアイテムとして、”ALL”、”あ”、”か”、”さ”、…、”わ”、”その他”等を表示画面上に配列して、これらアイテムのうち一つが選択されると(例えば、タッチ操作して選択すると)、当該選択アイテムに関連する情報(名前等)を表示するようにしたものがある。
【0006】
具体的には、アイテムとして”あ”が選択されると、”あ”から始まる名前が表示画面上に表示される。そして、”あ”から始まる名前から一つを選択して(例えば、タップ操作して選択すると)、当該選択された名前に関する詳細情報(住所、電話番号、その他の個人情報)が表示画面上に表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、情報端末装置、特に携帯情報端末装置は、出先等のモバイル環境で用いられるため、片手で操作できるようにする必要がある。このため、前述のように、例えば、アドレス帳から個人に関する詳細データを閲覧する際においても、その選択操作を簡便にする必要がある。
【0008】
しかしながら、上述の従来例等においては、表示画面上に複数のアイテムを配列して、複数のアイテムの一つが選択アイテムとして選択されると、選択アイテムに関連する情報を紐付け情報として表示する際においては、複数のダイヤルスイッチなどを操作しなければならず、従来例等によってこのような選択操作を行おうとすると、その操作が極めて面倒になってしまうという課題がある。
【0009】
本発明の目的は、表示画面上に複数のアイテムを配列して、複数のアイテムの一つが選択アイテムとして選択されると、選択アイテムに関連する情報を表示する際の操作を容易に行うことができ、操作性が良好な情報端末装置及びこれに用いられる選択制御プログラムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、複数の項目の少なくとも一部を表示部に表示可能な表示制御手段において、
前記複数の項目に関連する複数の関連情報群であって、各関連情報群は互いに紐付けされている複数の関連情報からなり、
前記複数の項目から任意の項目を選択する項目選択手段と、
前記選択した項目を決定する項目決定手段と、
前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示を指示する指示手段とを備え、
前記項目選択手段と前記項目決定手段により任意の項目が決定された場合に、前記決定された項目に関連する前記関連情報群の少なくとも一部の関連情報を前記表示部に表示し、
前記指示手段により、前記表示中の少なくとも一部の関連情報に代えて他の関連情報を表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする情報端末装置が得られる。
【0011】
このように、互いに紐付けされている複数の関連情報からなる複数の関連情報群から、任意の項目を選択する項目選択手段と選択した項目を決定する項目決定手段と関連情報の表示を指示する指示手段とによって表示部に表示中の少なくとも一部の関連情報に代えて他の関連情報を表示することにより、簡単な操作で紐付け情報の選択を行うことができ、操作性が向上する。
【0012】
また、本発明では、揺動または回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部を備え、
前記項目選択手段は、前記スイッチ部の揺動または回動操作により前記複数の項目から任意の項目を選択するものであり、
前記項目決定手段は、前記スイッチ部の押圧操作により前記選択した項目を決定するものであり、
前記指示手段は、少なくとも前記スイッチ部による前記項目の決定操作後の前記スイッチ部の押圧操作により前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示を指示するものであって、このようにすることにより、簡単な操作で紐付け情報の選択を行うことができる。
【0013】
さらに本発明においては、揺動または回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部と、
前記スイッチ部の揺動または回動操作と押圧操作により各種情報を表示可能な表示部と、
互いに紐付けされている複数の関連情報からなる関連情報群と、
前記関連情報群を前記表示部に表示する関連情報群表示制御手段と、
前記関連情報群表示制御手段は、前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記関連情報群に紐付けされている複数の関連情報を順次前記表示部に表示することを特徴とする情報端末装置が得られ、紐付け情報を選択した後スイッチ部を押圧操作することにより、紐付け情報にさらに紐付けされた詳細情報を表示画面に表示でき、簡単な操作で詳細情報を閲覧・参照できる。
【0014】
また本発明においては、複数の項目を表示する項目表示エリアと、
前記複数の項目に関連した複数の関連情報群の関連情報を表示する関連情報表示エリアと、
前記複数の項目から任意の項目にカーソルを位置付けて選択する項目選択手段と、
前記選択した項目を決定する項目決定手段と、
前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示を指示する指示手段と、
前記項目選択手段と前記項目決定手段により前記項目表示エリアの項目が決定された場合に、前記決定された項目に関連する前記関連情報群の少なくとも一部を前記関連情報表示エリアに表示すると共に、前記関連情報表示エリアにカーソルを移動し、
前記指示手段により、前記表示中の少なくとも一つの関連情報に代えて他の紐付けされた関連情報を前記関連情報表示エリアに表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする情報端末装置が得られる。従って、紐付け情報を選択した後スイッチ部を押圧操作することにより、紐付け情報にさらに紐付けされた詳細情報を表示画面に表示でき、簡単な操作で詳細情報を閲覧・参照できる。
【0015】
そして、前記項目は前記表示部の表示画面上で第1の方向に配列して表示され、
前記関連情報は前記表示部の表示画面上で前記第1の方向と略直交する第2の方向に配列して表示される。また、前記関連情報群は複数の個人データ情報からなるアドレス帳の情報であり、前期紐付けされた関連情報は、個人名、電話番号、住所などの個人データ情報である。
【0016】
さらに本発明によれば、揺動または回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部と、
50音タブを表示する50音タブ表示エリアと、
少なくとも個人名、電話番号、住所からなる紐付けされた個人データを複数人分表示する個人情報表示エリアと、
前記スイッチ部の揺動又は回動操作により、前記50音タブから任意の音のタブを選択する50音タブ選択手段と、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記選択した音から始まる個人名の個人データの少なくとも個人名データを前記個人情報表示エリアに表示し、
前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記個人情報表示エリアに他の紐付けされた個人データを表示することを特徴とする情報端末装置が得られる。
【0017】
また本発明によれば、表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
複数の項目の少なくとも一部を表示部に表示するステップと、
前記複数の項目から任意の項目を選択するステップと、
前記選択した項目に関連する互いに紐付けされた複数の関連情報からなる複数の関連情報群の少なくとも一部の紐付けされた関連情報を前記表示部に表示するステップと、
前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示の指示により、前記表示中の少なくとも一部の関連情報に代えて他の紐付けされた関連情報を表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラムが得られる。
【0018】
また本発明によれば、表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部の操作により、互いに紐付けされている複数の関連情報からなる関連情報群から少なくとも1以上の関連情報を表示部に表示するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記関連情報群に紐付けされている複数の関連情報を順次前記表示部に表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラムが得られる。
【0019】
さらに本発明によれば、表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部の揺動又は回動操作により、複数の項目を表示した表示部の項目表示エリアにて任意の項目を選択するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記複数の項目に関連した複数の関連情報群の内、前記選択した項目に関連する関連情報群の紐付けされた関連情報の一部を前記表示部の関連情報表示エリアに表示するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記ステップにより表示中の少なくとも一つの関連情報に代えて他の紐付けされた関連情報を前記関連情報表示エリアに表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラムが得られる。
【0020】
さらに本発明によれば、表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部の揺動又は回動操作により、表示部の50音タブ表示エリアに表示されている50音タブから任意の音のタブを選択するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記選択した音から始まる個人名の個人データの少なくとも個人名データを前記表示部の個人情報エリアに表示し、
前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記個人情報表示エリアに他の紐付けされた個人データを表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラムが得られる。
【0021】
このようなプログラムを用いれば、揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部を操作するだけで、紐付け情報の選択と詳細情報の閲覧・参照を行うことができ、操作性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明について図面を参照して説明する。なお、図示の例における構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0023】
まず、図1を参照して、図示の携帯情報端末装置(PDA)は、ユーザが手のひらに把持できる大きさであり、外装ケース11の前面にはほぼその全面にわたってタッチパネル12aを備える液晶パネル12が配置されている(タッチパネル12aは、例えば、液晶パネル12の表面に配置されている)。さらに、外装ケース11には、後述するように、コントロールスイッチ(以下サイドコントローラと呼ぶ)13、エスケープスイッチ14、電源オン/オフスイッチ(以下電源スイッチと呼ぶ)15、メモリカード等の外部メモリ媒体や、通信カード等の通信機器や、外部ハードディスク等の外部装置が挿入される挿入スロット16、充電やパソコンとの各種データの送受信等を行う際に用いられる外部接続ターミナル17、及びタッチペン(スタイラスペン)18を収納するための収納部19等が設けられている。
【0024】
図1に示すように、サイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15は外装ケース11の側面に一列に配置されており、図示の例では、図中上側から順にサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15の順に配置されている。そして、サイドコントローラ13は外装ケース11を液晶パネル12が正面にくるようにして、例えば、左手で把持した際に、サイドコントローラ13が左手の親指が位置する可能性が高い位置に配置される。
【0025】
サイドコントローラ13の上側には外方向に延びる突起部11aが形成されており、サイドコントローラ13の一部は外装ケース11の側面に露出している。サイドコントローラ11は図中実線矢印Aで示す方向(上下方向)に所定の範囲で揺動可能(回動可能)に、外装ケース11の正面(前面)から裏面方向に延びる軸体(図示せず)に支持されるとともに、軸体に直交する方向(図中側面から内側に向かう方向)に押圧可能(実線矢印B)に支持されている。この回動(揺動)範囲は、左手の親指による略一回の押し上げ又は押し下げ操作で回動(揺動)操作可能な範囲に制限されている。そして、サイドコントローラ13の露出面には、例えば、波形の突起状部13aが形成されている。
【0026】
前述のように、サイドコントローラ13は、例えば、左手親指で回動(揺動)操作又は押圧操作される。この際、左手親指は突起状部13aに触れることになる。サイドコントローラ13は操作されない状態においては所定の位置(以下基準位置と呼ぶ)に位置しており、左手親指で基準位置から上方向に押し上げ操作すると、所定の回動量(揺動量)だけサイドコントローラ13は回動(揺動)してそれ以上回動(揺動)しない。そして、左手親指をサイドコントローラ13から放すと(つまり、サイドコントローラ13を回動(揺動)するための力をなくすと)、サイドコントローラ13は自動的に基準位置に復帰する。
【0027】
同様に、左手親指で基準位置から下方向に押し下げ操作すると、所定の回動量(揺動量)だけサイドコントローラ13は回動(揺動)してそれ以上回動(揺動)しない。そして、左手親指をサイドコントローラ13から放すとサイドコントローラ13は自動的に基準位置に復帰する。なお、押圧操作は基準位置においてのみ行うことができる。また、サイドコントローラ13は上述のように、PDA自体を保持している左手親指で操作するため、この親指の動きは制限を受け、複雑な操作は困難となっている。従って、より複雑な操作を必要とする回動操作よりも揺動操作の方が操作しやすいため、サイドコントローラ13は好ましくは揺動操作とすべきである。
【0028】
サイドコントローラ13は前述の回動操作(揺動操作)又は押圧操作に応じて操作信号を送出し、この操作信号に応じて、後述するように、各種処理が実行される。
【0029】
前述のように、サイドコントローラ13の下側にはエスケープスイッチ14が配置され、エスケープスイッチ14の下側には、電源スイッチ15が配置され、電源スイッチ15の表面には複数の点状突起が形成されている。そして、これらサイドコントローラ13、エスケープスイッチ14、及び電源スイッチ15は、例えば、左手親指で操作できる位置に配置される。なお、図示の例では、エスケープスイッチ14は押圧操作され(実線矢印C)、これによって、エスケープ(ESC)信号が送出され、後述するようにして、エスケープ動作が行われる。電源スイッチ15はスライド操作(実線矢印D)される(図中上側に押し上げると電源オンとなり、電源スイッチ15は元の位置に戻る。そして、電源オンの状態で上側に押し上げると電源オフとなり、電源スイッチ15は元の位置に戻る)。
【0030】
外部接続ターミナル17によって、図示のPDAは、例えば、通信機能を備えた専用の充電装置(所謂クレイドル装置)と接続することによって、パーソナルコンピュータ等とデータの送受信を行うことができる。また、外部接続ターミナル17によって充電を行うことができる。液晶パネル12は、例えば、カラー液晶ディスプレイであり、必要に応じてバックライトが備えられる。タッチパネル12aは、例えば、タッチペン18でタッチ(タップ)した際、その接触位置(タッチ位置)及び接触軌跡等を検出するタッチセンサを有している。
【0031】
次に、図2を参照して、図示のPDAは、中央処理装置(CPU)21を有しており、ROM等の記憶部22に格納された制御プログラムに応じてPDA全体の制御を行うとともに、記憶部22に格納されたアプリケーションプログラム(単にアプリケーションともいう)に応じて後述する各種処理を実行する。なお、アプリケーションプログラムは、挿入スロット16に挿入される外部メモリ媒体からや外部より通信により取り込まれる場合もある。さらに、CPU21にはRAM等の書き込み・読み出し可能な記憶部22aが接続されている(記憶部22aは電源がオフされてもその記憶した内容は消去されない)。
【0032】
図示のように、CPU21にはサイドコントローラ操作検出部23を介してサイドコントローラ13が接続されるとともに、エスケープスイッチ操作検出部24を介してエスケープスイッチ14が接続される。さらに、CPU21には電源スイッチ操作検出部25を介して電源スイッチ15が接続されている。また、CPU21にはタッチパネル操作検出部26を介してタッチパネル12aが接続されるとともに、液晶パネル駆動部27を介して液晶パネル12が接続されている。
【0033】
図示のPDAにはメール送受信部(メール送受信機能)28が備えられており(前述の挿入スロット16に挿入される通信カード等に備えてもよい)、このメール送受信部28はCPU21に接続されている。そして、メール送受信部28は、例えば、例えば、携帯電話機等の通信カード機器等(図示せず)と挿入スロット16により接続されて、通信機器を介してメールの送受を行う。そして、メールの送信及び受信の都度、CPU21は送信メール及び受信メールを記憶部22aに記録する。これら送信メール及び受信メールは、記憶部22aから読み出して閲覧することができる。
【0034】
いま、PDAが電源オフ状態である際に、電源スイッチ15が押し上げ操作されると、電源スイッチ操作検出部25ではこの押し上げ操作を検知して電源スイッチ15操作信号をCPU21に与える。CPU21では電源スイッチ操作信号に応答して、PDAを電源オン状態とする。そして、電源がオンとなると、CPU21は液晶パネル駆動部27を駆動制御して液晶パネル12上にアプリケーションプログラム(アプリケーション)の一つである初期画面(メニュー画面、以下このメニュー画面をランチャ画面と呼ぶ)を表示する。
【0035】
ランチャ画面には、メニュー項目(選択項目)として、例えば、図7に示すように、メール、ブラウザ、アドレス帳、スケジュール、メモ帳、ファイルビューア、アクセサリー、システム、及び設定等がアイコンとともに表示される。つまり、記憶部22にはこれらメニュー項目に関するアプリケーションプログラム(アプリケーションソフト)が格納されていることになる。ランチャ画面の下側にはタスクバー32が表示され、上側には、タイトルバー31が表示される。さらに、ランチャ画面の左上側にスクロールボタン(上側スクロールボタン)61及び画面色変換ボタン(上側画面色変換ボタン)62が表示されるとともに、左下側にスクロールボタン(下側スクロールボタン)63及び画面色変換ボタン(下側画面色変換ボタン)64が表示される。
【0036】
なお、カーソルがメニュー項目のうち最も上側に位置するメニュー項目に位置づけられている際には、さらにカーソルを上側にスクロールすることができないため、上側スクロールボタン61はランチャ画面上に表示されない。同様にして、カーソルがメニュー項目のうち最も下側に位置するメニュー項目に位置づけられている際には、下側スクロールボタン63はランチャ画面上に表示されない。
【0037】
いま、タッチペン18で上側スクロールボタン61をタッチ(タップ)すると、タッチパネル操作検出部26がタップ操作を検知して、CPU21はカーソルを図中上側に一つ移動させる(つまり、上側スクロールボタンを1タッチすると、カーソルが現在位置するメニュー項目の一つ上側に位置するメニュー項目に移動することになる)。
【0038】
同様にして、タッチペン18で下側スクロールボタン63を1タッチすると、カーソルが現在位置するメニュー項目の一つ下側に位置するメニュー項目に移動する。また、上側又は下側画面色変換ボタン62又は64をタップすると、タップする毎にランチャ画面の画面色が変わり、これによって、液晶パネル12の画面色を変更することができる。そして、タッチペン18でメニュー項目の一つをタッチすると、当該メニュー項目に係るアプリケーションプログラムが起動されて、当該メニュー項目に係る画面に遷移する。
【0039】
一方、サイドコントローラ13を基準位置から上側に回動操作(揺動)すると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの上側操作を検知して、上側操作信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、ランチャ画面においてカーソル65を上側に移動させることになる。また、サイドコントローラ13を基準から下側に回動操作(揺動)すると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの下側操作を検知して、下側操作信号をCPU21に与える。
【0040】
これによって、CPU21は、ランチャ画面においてカーソル65を下側に移動させることになる。そして、メニュー項目の一つにカーソル65を位置づけて、サイドコントローラ13を押圧すると、サイドコントローラ操作検出部23ではこの押圧操作を検知して、押圧操作信号をCPU21に与える。これによって、CPU21は、カーソル65が位置するメニュー項目を選択して、この選択したメニュー項目に係るアプリケーションプログラムが起動されて、当該メニュー項目に係る操作画面に遷移する。
【0041】
ここで、タップ操作又はサイドコントローラ操作によって、ランチャ画面上で”アドレス帳”を選択・起動すると、CPU21はメイン画面として図3に示すアドレス一覧画面を液晶パネル12に表示する。図3に示すように、アドレス一覧画面には、タイトルバー31及びタスクバー32が表示されており、タイトルバー31の下側にはグループ名表示欄33が規定されている。
【0042】
グループ欄33の下側には、図中上下方向(第1の配列方向)に沿ってアイテム表示エリア34が規定されており、このアイテム表示エリア34には複数のアイテムが配列されている。図示の例では、アイテムとして50音タブが配列されており、50音タブは”ALL”、”A(アルファベット)”、”あ(あ行)”、”か(か行)”、…、”わ(わ行)”、”他”の項目(タブ)に分かれている(以下、ここではアイテム表示エリアを50音タブ表示エリアと呼ぶことにする)。
【0043】
50音タブ表示エリア34の右側には、情報表示エリア35が規定されており、この情報表示エリア35には50音タブ表示エリア34で選択されたタブ(選択タブ)に紐付けされた情報(紐付け情報)が表示される(選択タブに紐付けされた情報が存在しない場合には表示されない)。ここで、紐付け情報とは、選択タブに密接に関連した情報であり、選択タブに恰も紐で結合された状態にある情報をいう。図示の例では、紐付け情報として名前及び連絡先が表示される(以下、ここでは情報表示エリアをアドレス表示エリアと呼び、名前及び連絡先を単にアドレスと呼ぶことにする)。
【0044】
なお、タスクバー32の上側には、削除ボタン36、メールボタン37、作成ボタン38、及び検索ボタン39が表示される。
【0045】
いま、グループ名表示欄33中の戻るアイコン(グループ選択アイコン)33aをタップすると、CPU21は、例えば、図8に示すグループ選択画面を液晶パネル12上に表示する。このグループ選択画面には、例えば、グループ名として全グループ、会社、同僚、家族、及び友人等が表示され、タップ操作又はサイドコントローラ操作でそのうちの一つを選択グループとして選択すると、CPU21はアドレス一覧画面に復帰して、グループ名表示欄33に選択グループを表示する。
【0046】
なお、グループ選択画面はグループ名表示欄33に設けられたグループ選択リストボタン33bをタップ操作して、グループリストを呼出し、このグループリストからタップ操作又はサイドコントローラ操作によって所望のグループ名を選択するようにしてもよい。
【0047】
いま、図3に示すように、グループ名として全グループが選択されているとする。この際、50音タブ表示エリア34で”ALL”をタップ操作すると、”ALL”が選択タブとして選択されて、CPU21は、例えば、記憶部22aに格納されたアドレス帳を検索して、アドレス帳中の全てのアドレスをアドレス表示エリア35に表示する。この際、各アドレスは左右方向(第2の配列方向)に表示され、複数のアドレスが上下方向(第1の配列方向)に順次配列される。なお、選択中のタブは、例えば、黒色で反転表示される。
【0048】
上述の説明から明らかなように、50音タブ表示エリア34で”あ行”をタップ操作すると、”あ行”が選択タブとして選択されて、CPU21は、例えば、記憶部22aに格納されたアドレス帳を検索して、アドレス帳中のあ行に属するアドレスをアドレス表示エリア35に表示する(図4参照:その他のタブを選択した際にも、同様にしてアドレスが表示される)。
【0049】
なお、50音タブ表示エリア34の上端及び下端に備えられたスクロールボタン35a及び35bをタップ操作すると、カーソルがそれぞれ上方向及び下方向に移動する。
【0050】
アドレス表示エリア35に表示されたアドレス中の一つのアドレスについて詳細情報を参照しようとする際には、アドレス表示エリア35に表示されたアドレスをタップ操作して選択すると、CPU21は選択アドレスに関してアドレス帳に格納された詳細情報(個人データ)を液晶パネル12に表示する。つまり、選択アドレスに紐付けされた詳細情報を液晶パネル12に表示する。
【0051】
なお、アドレス表示エリア35に備えられたスクロールボタン35a及び35bをタップ操作すると、それぞれアドレス表示エリア35が上方向及び下方向にスクロールされる。
【0052】
削除ボタン36をタップ操作すると、CPU21はカーソルが位置しているアドレスを個人データとともにアドレス帳から削除する。メールボタン37をタップ操作すると、CPU21は現在選択されているアドレスに係る個人データ中のメールアドレスを用いてメール機能を起動する。作成ボタン38をタップ操作すると、CPU21はアドレス帳の編集画面を液晶パネル12に表示する。これによって、ユーザは新規個人データの作成を行うことができる。さらに、検索ボタン39をタップ操作すると、アドレス帳の検索画面が表示され、ユーザは検索画面を用いてアドレス帳の検索を行うことができる。
【0053】
なお、これらの機能については、本発明と直接的には関係ないので詳細な説明は省略する。また、アドレス表示エリア35には、表示切り替えボタン35cが備えられ、この表示切り替えボタン35cをタップ操作することによって、アドレス表示エリア35中の連絡先を会社名等に変更することができる。アドレス一覧画面にはその他種々の機能ボタンが表示されるがここではその説明を省略することにする。
【0054】
ところで、上述のようなタップ操作によってアドレス選択・個人データの参照を行うとなると、その操作が面倒なこともある。特に、モバイル環境等で用いられるPDAにおいては、片手で操作しなければならないことも多く、タップ操作によってアドレス選択・個人データの参照を行うとなると、その操作が極めて面倒となってしまう。このため、本実施の形態では、サイドコントローラ13を操作することによって、CPU21はアドレス選択・個人データの参照動作を行う。
【0055】
図3〜図5を参照して、サイドコントローラ操作によってランチャ画面からアドレス一覧画面に遷移させると、50音タブ表示エリア34にカーソルが位置する。アドレス一覧画面が表示されると(この状態では、カーソルは50音タブ表示エリア34の”ALL”に位置付けられている)、CPU21はサイドコントローラ13が揺動操作又は押し込み操作されたかを判定する(ステップS1)。
【0056】
サイドコントローラ13が揺動操作されたと判定すると、CPU21はサイドコントローラ13の揺動方向に応じて50音タブ表示エリア34においてカーソルを上下方向に移動する(ステップS2)。この際、カーソルが位置するタブ(選択タブ)にアドレスが存在すると、アドレス表示エリア35には、カーソルの移動に応じて一つ又は複数のアドレスが表示されることになる。
【0057】
次に、CPU21はサイドコントローラ13が押し込み操作されたか否かを判定して(ステップS3)、押し込み操作があったと判定すると、カーソルが位置するタブ(選択タブ)からカーソルをアドレス表示エリア35内の最上段(先頭)に位置するアドレスに移動する(ステップS4)。
【0058】
例えば、図4に示すように、カーソルが”あ行”に位置する状態で、サイドコントローラ13を押し込むと、CPU21は”あ行”に紐付けされたアドレスが表示されたアドレス表示エリア35にカーソルを移動させ、アドレス表示エリア35の先頭に位置するアドレスにカーソルを位置付ける(図6参照:”あ行”に紐付けされたアドレスが存在しないと、カーソルは移動しない)。そして、アドレス表示エリア35にカーソルが移動すると、該当するタブの色が変化する。
【0059】
その後、CPU21はサイドコントローラ13が揺動操作されたか又は押し込み操作されたかを判定する(ステップS5)。サイドコントローラ13が揺動操作されたと判定すると、CPU21はサイドコントローラ13の揺動方向に応じてアドレス表示エリア35においてカーソルを上下方向に移動する(ステップS6)。
【0060】
次に、CPU21はサイドコントローラ13が押し込み操作されたか否かを判定して(ステップS7)、押し込み操作があったと判定すると、CPU21はカーソルが位置するアドレス(選択アドレス)についてアドレス帳に格納された個人データ(図9参照)を液晶パネル12に表示する(ステップS8)。
【0061】
なお、ステップS1において、サイドコントローラ13が押し込まれたと判定すると、CPU21はステップS4に移行する。この際には、前述のように、カーソルは50音タブ表示エリア34の“ALL”に位置付けられていた状態であるので、アドレス表示エリア35には全てのアドレスが表示されていることになる。
【0062】
また、ステップS5において、サイドコントローラ13が押し込まれたと判定すると、CPU21はステップS8に移行する。この際には、前述のように、カーソルはアドレス表示エリア35の先頭アドレスに移行するので、CPU21は先頭アドレスに対応する個人データをアドレス帳から読み出して液晶パネル12に表示することになる。
【0063】
このようにして、アドレス一覧画面が表示された際、サイドコントローラ13を揺動操作すると、CPU21は50音タブ表示エリア34においてカーソルを上下方向(つまり、揺動方向)に移動させ、サイドコントローラ13が押し込まれると、カーソルを50音タブ表示エリア34からアドレス表示エリア35に移動させる。
【0064】
そして、CPU21はサイドコントローラ13が揺動操作されると、その揺動方向に応じてアドレス表示エリア35においてカーソルを移動させ、サイドコントローラ13が押し込まれると、カーソルが位置するアドレスに関する個人データ(図9参照)を液晶パネル12に表示する。
【0065】
この結果、サイドコントローラ13を操作するだけで、50音タブ及びアドレスの選択と個人データの参照とを行うことができる。つまり、簡単な操作で50音タブ及びアドレスの選択と個人データの参照とを行うことができ、操作性を向上させることができることになる。
【0066】
なお、アドレス一覧画面で50音タブ表示エリア34にカーソルが位置する際に、エスケープスイッチ14を押すと、CPU21は前述のグループ選択画面を表示する。また、アドレス表示エリア35にカーソルが位置する際に、エスケープスイッチ14を押すと、CPU21は50音タブ表示エリア34にカーソルを戻す。
【0067】
上述の例では、アドレス帳等のアドレス一覧画面において、サイドコントローラ13を操作して50音タブ及びアドレスの選択と個人データの参照とを行う場合について説明したが、アドレス帳に限らず、複数のアイテムが配列されたアイテム表示エリアと、アイテムの一つが選択アイテムとして選択されると選択アイテムに紐付けされた情報を紐付け情報として表示する情報表示エリアとを規定して表示する表示画面であれば、同様にして、アイテム及び情報の選択と詳細情報の参照を行うことができる。
【0068】
なお、上述の説明から明らかなように、CPU21がアイテム選択制御手段、移動制御手段、情報選択制御手段、及び詳細情報表示制御手段として機能し、CPU21上でこのような機能を実行する選択制御プログラムを動作させるようにしてもよい。
【0069】
このように、予め規定された範囲で揺動可能且つ押圧可能に支持されたコントロールスイッチ部の揺動操作に応じてアイテム表示エリア上でカーソルを移動して複数のアイテムから選択アイテムを選択して、コントロールスイッチ部を押圧操作するとアイテム表示エリアからカーソルを情報表示エリアに移動させるようにしたので、コントロールスイッチ部を操作するだけで、つまり、簡単な操作でアイテム及び紐付け情報の選択を行うことができ、その結果、操作性が向上する。
【0070】
また、アイテム表示エリアからカーソルが情報表示エリアに移動すると、コントロールスイッチ部の揺動操作に応じて情報表示エリア上でカーソルを移動させて紐付け情報の一つを選択紐付け情報として選択するようにしたので、簡単な操作で紐付け情報の選択を行うことができる。
【0071】
さらに、選択紐付け情報を選択した後、コントロールスイッチ部を押圧操作すると、選択紐付け情報にさらに紐付けされた詳細情報を表示画面に表示するようにしたので、簡単な操作で詳細情報を閲覧・参照できる。
【0072】
また、複数のアイテムを表示画面上で第1の配列方向に沿って配列して、紐付け情報は表示画面上で第1の配列方向に直交する第2の配列方向に沿って表示するようにしたので、ユーザがアイテムと紐付け情報との関係を容易に視認できる。
【0073】
さらに、紐付け情報が複数存在すると、複数の紐付け情報を第1の配列方向に沿って配列するようにしたので、ユーザがアイテムと紐付け情報との関係を容易に視認できる。
【0074】
上記の第1の配列方向をコントロールスイッチ部が揺動される方向と同一の方向としたので、カーソルの移動方向と揺動方向とが一致し、操作性が向上する。
【0075】
コントロールスイッチ部が、所定の方向に延びる軸に支持され所定の基準位置から該軸回りに予め定められた範囲で揺動可能に支持されるとともに基準位置で揺動方向に直交する方向に押圧可能に支持されているから、片手で簡単にコントロールスイッチ部を操作でき、操作性が向上する。
【0076】
表示部を情報端末装置筐体の前面の大部分にわたって配置して、コントロールスイッチ部を情報端末装置筐体の側面に所定の方向を情報端末装置筐体の前面から裏面として配置したので、表示部とコントロールスイッチ部との位置関係がユーザにとって使い易く、操作性が向上する。
【0077】
今まで説明したように、互いに紐付けされた関連情報は、例えば電話帳の情報であれば、個人名に関連した、電話番号、住所、生年月日、年齢、職業、性別などの情報であり、また例えば特許出願の情報であれば、出願番号に関連した、公開番号、登録番号、出願日、出願人、発明者、発明の名称などの情報であったり、これを発明の名称に関連した、出願番号、公開番号、出願日などの情報としたものであってもよい。また、ファイルの情報であれば、ファイル名に関連した、所謂属性情報たるファイルサイズ、ファイル作成年月日、ファイル種類、作成者名などの情報であってもよい。本発明の互いに紐付けされた情報は、これら電話帳や特許出願やファイル情報などに限定されるものではなく、ある情報に対してあたかも紐付けされて繋がっているように幅広く関連する情報などを含むものである。更に、紐付けされた情報は、所謂、属性情報を含むものである。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、表示画面上に複数のアイテムを配列して、複数のアイテムの一つが選択アイテムとして選択されると、選択アイテムに紐付けされた情報を紐付け情報として表示する際、その操作を容易に行うことができるばかりでなく、操作性を良好とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯情報端末装置の一例の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す携帯情報端末装置で用いられる制御系の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す携帯情報端末装置に表示されるアドレス一覧画面の一例を”ALL”が選択された状態で示す図である。
【図4】図1に示す携帯情報端末装置に表示されるアドレス一覧画面の一例を”あ行”が選択された状態で示す図である。
【図5】アドレス一覧画面においてサイドコントローラの操作による50音タブ及びアドレスの選択と個人データの閲覧・参照とを説明するためのフロー図である。
【図6】アドレス一覧画面において“あ行”が選択されている際、サイドコントローラの押し込み操作によるカーソルの移動を示す図である。
【図7】図1に示す携帯情報端末装置に表示されるランチャ画面の一例を示す図である。
【図8】図1に示す携帯情報端末装置に表示されるグループ選択画面の一例を示す図である。
【図9】図1に示す携帯情報端末装置に表示される個人情報画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 外装ケース
12 液晶パネル
13 コントロールスイッチ(サイドコントローラ)
14 エスケープスイッチ
15 電源オン/オフスイッチ(電源スイッチ)
16 挿入スロット
17 外部接続ターミナル
18 タッチペン(スタイラスペン)
19 収納部
21 中央処理装置(CPU)
22 記憶部
23 サイドコントローラ操作検出部
24 エスケープスイッチ操作検出部
25 電源スイッチ操作検出部
26 タッチパネル操作検出部
27 液晶パネル駆動部
Claims (11)
- 複数の項目の少なくとも一部を表示部に表示可能な表示制御手段において、
前記複数の項目に関連する複数の関連情報群であって、各関連情報群は互いに紐付けされている複数の関連情報からなり、
前記複数の項目から任意の項目を選択する項目選択手段と、
前記選択した項目を決定する項目決定手段と、
前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示を指示する指示手段とを備え、
前記項目選択手段と前記項目決定手段により任意の項目が決定された場合に、前記決定された項目に関連する前記関連情報群の少なくとも一部の関連情報を前記表示部に表示し、
前記指示手段により、前記表示中の少なくとも一部の関連情報に代えて他の関連情報を表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする情報端末装置。 - 揺動または回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部を備え、
前記項目選択手段は、前記スイッチ部の揺動または回動操作により前記複数の項目から任意の項目を選択するものであり、
前記項目決定手段は、前記スイッチ部の押圧操作により前記選択した項目を決定するものであり、
前記指示手段は、少なくとも前記スイッチ部による前記項目の決定操作後の前記スイッチ部の押圧操作により前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示を指示するものであることを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。 - 揺動または回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部と、
前記スイッチ部の揺動または回動操作と押圧操作により各種情報を表示可能な表示部と、
互いに紐付けされている複数の関連情報からなる関連情報群と、
前記関連情報群を前記表示部に表示する関連情報群表示制御手段と、
前記関連情報群表示制御手段は、前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記関連情報群に紐付けされている複数の関連情報を順次前記表示部に表示することを特徴とする情報端末装置。 - 複数の項目を表示する項目表示エリアと、
前記複数の項目に関連した複数の関連情報群の関連情報を表示する関連情報表示エリアと、
前記複数の項目から任意の項目にカーソルを位置付けて選択する項目選択手段と、
前記選択した項目を決定する項目決定手段と、
前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示を指示する指示手段と、
前記項目選択手段と前記項目決定手段により前記項目表示エリアの項目が決定された場合に、前記決定された項目に関連する前記関連情報群の少なくとも一部を前記関連情報表示エリアに表示すると共に、前記関連情報表示エリアにカーソルを移動し、
前記指示手段により、前記表示中の少なくとも一つの関連情報に代えて他の紐付けされた関連情報を前記関連情報表示エリアに表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする情報端末装置。 - 前記項目は前記表示部の表示画面上で第1の方向に配列して表示され、
前記関連情報は前記表示部の表示画面上で前記第1の方向と略直交する第2の方向に配列して表示されることを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報端末装置。 - 前記関連情報群は複数の個人データ情報からなるアドレス帳の情報であり、
前期紐付けされた関連情報は、個人名、電話番号、住所などの個人データ情報であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の情報端末装置。 - 揺動または回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部と、
50音タブを表示する50音タブ表示エリアと、
少なくとも個人名、電話番号、住所からなる紐付けされた個人データを複数人分表示する個人情報表示エリアと、
前記スイッチ部の揺動又は回動操作により、前記50音タブから任意の音のタブを選択する50音タブ選択手段と、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記選択した音から始まる個人名の個人データの少なくとも個人名データを前記個人情報表示エリアに表示し、
前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記個人情報表示エリアに他の紐付けされた個人データを表示することを特徴とする情報端末装置。 - 表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
複数の項目の少なくとも一部を表示部に表示するステップと、
前記複数の項目から任意の項目を選択するステップと、
前記選択した項目に関連する互いに紐付けされた複数の関連情報からなる複数の関連情報群の少なくとも一部の紐付けされた関連情報を前記表示部に表示するステップと、
前記関連情報群の紐付けされている関連情報の表示の指示により、前記表示中の少なくとも一部の関連情報に代えて他の紐付けされた関連情報を表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラム。 - 表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部の操作により、互いに紐付けされている複数の関連情報からなる関連情報群から少なくとも1以上の関連情報を表示部に表示するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記関連情報群に紐付けされている複数の関連情報を順次前記表示部に表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラム。 - 表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部の揺動又は回動操作により、複数の項目を表示した表示部の項目表示エリアにて任意の項目を選択するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記複数の項目に関連した複数の関連情報群の内、前記選択した項目に関連する関連情報群の紐付けされた関連情報の一部を前記表示部の関連情報表示エリアに表示するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記ステップにより表示中の少なくとも一つの関連情報に代えて他の紐付けされた関連情報を前記関連情報表示エリアに表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラム。 - 表示制御手段に用いられる表示制御プログラムであって、
揺動又は回動操作可能で且つ押圧操作可能なスイッチ部の揺動又は回動操作により、表示部の50音タブ表示エリアに表示されている50音タブから任意の音のタブを選択するステップと、
前記スイッチ部の押圧操作により、前記選択した音から始まる個人名の個人データの少なくとも個人名データを前記表示部の個人情報エリアに表示し、
前記スイッチ部の押圧操作の都度、前記個人情報表示エリアに他の紐付けされた個人データを表示するステップとを有することを特徴とする表示制御プログラム。
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