JPH11174686A - スクリーンの製版方法及び前記方法を実施するための装置 - Google Patents

スクリーンの製版方法及び前記方法を実施するための装置

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JPH11174686A
JPH11174686A JP32138297A JP32138297A JPH11174686A JP H11174686 A JPH11174686 A JP H11174686A JP 32138297 A JP32138297 A JP 32138297A JP 32138297 A JP32138297 A JP 32138297A JP H11174686 A JPH11174686 A JP H11174686A
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screen
laser beam
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ultraviolet laser
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JP32138297A
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You-Hie Han
裕煕 韓
Jeong Suh
廷 徐
In-Woong Kim
仁雄 金
Seiko Boku
正皓 朴
Jeong-O Kim
正五 金
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Korea Institute of Machinery and Materials KIMM
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム製作工程が不要であり、多大な設備
投資を必要とせず、解像度の高いパターンを得ることが
できるスクリーン製版方法及び装置を提供する。 【解決手段】 前記スクリーン製版方法は設定図案によ
ってパターンを形成するためのスクリーン上に光硬化性
樹脂をコーティングし、前記光硬化性樹脂を設定図案に
従って紫外線レーザービームで硬化させた後、前記スク
リーンを洗浄し、さらに必要に応じて前記光硬化性樹脂
を再硬化することにより行われる。前記方法を実施する
ための装置はスクリーン上の光硬化性樹脂を硬化させる
ための紫外線レーザービーム発生装置を含み、又、設定
図案に従って紫外線レーザービームの通路を遮蔽又は開
放する役割をするA/Oモジュレーターを備え、さら
に、ビーム導光及び集光装置と、光硬化性樹脂がコーテ
ィングされ、所望のパターンを形成するためのスクリー
ンを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷に使
用するスクリーンの製版方法及びこれを実施するための
装置に関するもので、詳しくは製版が容易であり、製版
時間が減少され、得られたパターンの解像度が向上され
る新たなスクリーンの製版方法及びこの方法を効率的に
実施し得る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷は、プラスチック、ガラ
ス、金属、木材、布、紙などのあらゆる材質の被印刷物
の印刷に用いられている。一例として織物の捺染につい
て説明すると、各種の織物に所望のパターンを捺染する
ためには局部的に染料を供給すべきであり、このような
捺染を行うスクリーン印刷の方法としては、連続的にパ
ターンを生成するロータリースクリーン捺染方法と断続
的にパターンを形成するフラットスクリーン捺染方法に
区分される。この両方法は、いずれも通気性スクリーン
に所望のパターンを形成することにより行われ、染料が
供給されるところは気孔を残しておき、供給されないと
ころは樹脂を用いて気孔を遮蔽することで、染料が選択
的にスクリーンの気孔を介して織物に供給されるように
する方式である。連続的な捺染に活用されるロータリー
スクリーン捺染には通常金属薄板により形成された円筒
形のドラムが使用され、このドラムは多くの気孔を備え
ている。ロータリースクリーンドラムにパターンを入れ
る方法としては、現在光硬化性フィルムを用いる感光法
とCO2 レーザービームを用いる方法とがある。
【0003】これら二つの方法に対する工程が図5に示
されている。図面において、AはCO2レーザービーム
法による製版工程を示し、Bはフィルム感光による製版
工程を示す。前記両方法はそれぞれ長所及び短所を有す
る。即ち、CO2レーザービームを用いる製版方法はフ
ィルム感光による製版法に比べて次の表1に示すような
長所及び短所を有する。
【0004】
【表1】
【0005】フィルム感光による製版法に必要なフィル
ム製作工程はCAD(computer-aided design)により
図案化されたパターンをフィルム製作機でフィルムに感
光させて現像する作業を要する。この工程には高価なフ
ィルムとフィルム製作機が必要であり、長時間が消費さ
れるという問題がある。
【0006】一方、CO2レーザービーム製版法におい
ては、高いパルス周波数を出し得るCO2レーザービー
ムを用いてパターンを形成するので、フィルム感光によ
る製版法とは異なりフィルム製作工程が不要である利点
はあるが、多大な設備投資を必要とし、この方法により
得られるパターンの解像度が低いという問題がある。
【0007】より詳しくは、CO2レーザービームを使
用する場合、焦点距離2.5インチの凸レンズを使用し
て焦点を合わせても焦点の大きさを100μm以下にす
ることが難しく、使用するレンズの焦点距離が短い関係
で焦点深度が小さいので、特にロータリースクリーンが
回転する時に発生する小さい振動によっても焦点の位置
が容易に変更されて焦点の大きさが無視できない程に変
ることになる。従って、スクリーンの表面が焦点位置に
固定されるよう、いわゆる振動減殺装置という複雑な装
置を備えなければならない。しかしながら、このような
装置は高価であるので、装備の価格を上昇させるだけで
なく使用するに不便なものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記従来の方法が有する問題点に鑑み、フィルム製
作工程が不要であり、多大な設備投資を必要とせず、解
像度の高いパターンを得ることができる新規で容易なス
クリーン製版方法を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、前記スクリーン製版
方法を効率的に実施し得る装置を提供することで、これ
は装備の価格が低廉であり使用が容易であり、ロータリ
ースクリーンを含むスクリーンの製版だけでなく、使用
されたスクリーンの再生装置としても使用することがで
きるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、所望の文字、図形若しくは記号若しくは
これらの結合又はこれらと色彩の結合(本明細書におい
てこれらを総称して「パターン」という)を形成するた
めのスクリーン上に、光硬化性樹脂をコーティングする
工程と、紫外線レーザービームを走査して前記光硬化性
樹脂をパターンに一致させて硬化する工程と、前記スク
リーンを洗浄する工程とを含むことを特徴とし、さらに
前記洗浄後のスクリーン表面を被覆する前記光硬化性樹
脂にさらに紫外線レーザービームを照射して硬化又は再
硬化する工程とを含むこともできる。
【0011】特に、スクリーン上にコーティングされた
光硬化性樹脂を所望のパターンに硬化させるための前記
紫外線レーザービームとしてはアルゴンイオンレーザー
ビーム又はヘリウムカドミウムレーザービームが好まし
く使用できる。
【0012】又、前記スクリーンとしては、連続的にパ
ターンを形成し得るロータリースクリーンだけでなく断
続的にパターンを形成し得るフラットスクリーンも適用
できる。
【0013】そして、前記スクリーンとしては、例えば
前述のスクリーンの製版方法における各工程を経て製版
され、使用された使用後のスクリーンの表面に、光硬化
性樹脂の硬化のために行ったと同様の方法でCO2レー
ザービームを照射してスクリーンを被覆する樹脂を燃焼
させて除去することにより再生されたスクリーンを使用
することができる。
【0014】前記本発明の他の目的は、光硬化性樹脂が
コーティングされ、所望のパターンを形成するためのス
クリーンと、スクリーン上の光硬化性樹脂を硬化させる
ための紫外線レーザービーム発生装置と、紫外線レーザ
ービームの通路を遮蔽又は開放するA/Oモジュレータ
ーと、前記レーザービームをスクリーン上に導光し、か
つ集光するためのビーム導光及び集光装置とを含むスク
リーンの製版装置により達成される。
【0015】本発明による前記スクリーンの製版装置で
は、使用される紫外線レーザーの焦点の大きさが小さ
く、焦点深度も大きいため、前記スクリーンの表面が焦
点位置に固定されるようにするための振動減殺装置がな
くても高解像度を有するパターンを得ることができる。
【0016】前記スクリーンとしては、連続的にパター
ンを形成し得るロータリースクリーンが容易に適用でき
るが、この時には前記製版装置にはさらにスクリーンを
被覆する樹脂を燃焼するためのCO2レーザー発生装置
が備えられ、紫外線レーザービームとCO2レーザービ
ームをビームの導光及び集光装置に順次適用すること
で、スクリーン上にパターンを形成すると共にスクリー
ンを再生し得るようにすることが好ましい。
【0017】この場合、前記CO2レーザービーム発生
装置とともにレーザービーム誘導用ミラーを所要数だけ
さらに設けてレーザービームの照射方向を所望方向に誘
導する。
【0018】又、前記製版装置には断続的にパターンを
形成し得るフラットスクリーンをさらに備えることがで
きる。この場合、前記A/Oモジュレーターとともに、
ビームスイッチングボックスを設けて前記A/Oモジュ
レーターからのレーザービームを反射させ、ミラー調節
装置をさらに備えて前記反射されたビームを前記フラッ
トスクリーンに照射することにより、前記レーザービー
ムが必要に応じてロータリースクリーン又はフラットス
クリーンに照射されるようにすることができる。
【0019】この場合、前記レーザービームを連続的な
パターンを形成するためのロータリースクリーン上に照
射する場合には、前記紫外線レーザービームが前記ビー
ムスイッチングボックスを通過するように設計するとよ
い。
【0020】以上説明したように、CO2レーザービー
ムの代りに紫外線レーザービームを製版に使用すると、
CO2レーザービームを使用した場合に現れる種々の欠
点を克服することができる。これは紫外線レーザービー
ムを使用する場合、焦点の大きさが小さいため、微細な
点を表すことができ、スクリーンの高速回転時に発生す
る振動の問題に対しても大きく影響を受けないためので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0022】図1には、紫外線レーザービームの例とし
てアルゴンイオンレーザー(主に351nmの波長領域)
を用いて光硬化性樹脂を硬化させる方法を採択する場合
の、波長、焦点距離、焦点の直径及び焦点深度の相関関
係を示す。同図において、Lは焦点レンズ、λは波長、
Fは焦点距離、bは焦点深度、ω1はビーム直径、ω2
焦点の直径を示し、ω2及びbは次の計算式により得る
ことができる。
【0023】ω2=8λF/πω1 b =(8λ/π)(F/ω12 下記表2にはCO2レーザービームとアルゴンイオンレ
ーザービームの各データを比較して表す。
【0024】
【表2】
【0025】前記表2に示すように、同一焦点直径11
2μmを得るため、アルゴンイオンレーザービームでは
F=254mmの長い焦点レンズを使用した場合、CO2
レーザービームでF=63.5mmの短い焦点レンズを使
用する場合の焦点直径と殆ど同じ焦点直径を得ることが
できる。この際に、焦点深度は、CO2レーザービーム
の場合、b=483μmであるのに対し、アルゴンレー
ザービームの場合、これより約30倍大きいb=14,
324μmに達する。このことは、アルゴンイオンレー
ザービームを使用すると、ロータリースクリーンの高速
回転時に発生する振動によってもあまり影響を受けず、
解像度の高いパターンを形成し得ることを意味する。
【0026】図2には本発明の方法によって紫外線レー
ザービームを用いたスクリーン製版方法の工程図を示
す。スクリーンはロータリースクリーン及びフラットス
クリーンのいずれにも適用できる。先ず、スクリーン上
に光硬化性樹脂をコーティングする。設定された図案、
例えばCAD図案に従って紫外線レーザービームを走査
させて前記樹脂を選択的に硬化させる。以後、スクリー
ンを洗浄して樹脂の硬化した部分を除去して(使用する
樹脂の種類によっては、樹脂の硬化されてなかった部分
を除去することもできる)、得ようとするパターンによ
って、染料が供給されるべきところにはスクリーンの気
孔を残しておき、染料が供給されてはいけないところは
気孔が遮蔽されるようにする。洗浄後、スクリーン上に
残った樹脂をさらに硬化すると(スクリーン上に残って
いる樹脂が光硬化性樹脂の硬化した部分である場合に
は、この工程は硬化が不十分な場合等、必要に応じて行
うこともできる)、スクリーンの製版が完了する。製版
されたスクリーンを使用して織物に所望パターンを形成
し、使用が完了したスクリーンはCO2レーザービーム
を用いて樹脂を燃焼させることにより再生して使用し得
るようにする。
【0027】図3には本発明の方法によってスクリーン
を製版するための好ましい装置を模式的に示し、図4に
は、図3の構成要素のうち、ビームを導光及び集光する
ための装置を詳細に示す。
【0028】以下、図3及び図4を参照して本発明によ
る製版装置の作動を説明する。
【0029】点線で表示した領域のうち、A領域はロー
タリーエングレービング装置としてロータリースクリー
ンの製版のための装置を、B領域はフラットスクリーン
装置としてフラットスクリーンの製版のための装置をそ
れぞれ示す。
【0030】先ず、A領域のロータリーエングレービン
グ装置を詳細に説明すると次のようである。紫外線レー
ザービームとしてアルゴンイオンレーザービーム発生装
置7から発生されたレーザービームはA/Oモジュレー
ター6を介してビームスイッチングボックス5を通過す
る。以後、ロータリーエングレービング用回転装置3の
ビーム導光及び集光装置4を介してロータリースクリー
ン12の表面に焦点が合わされる。ロータリースクリー
ン12上には光硬化性樹脂がコーティングされており、
これは約1200rpm 程度の高速で回転する。ロータリ
ースクリーン12の表面にパターンを形成するために
は、コントローラー11がCADデータ10をロータリ
ースクリーン12の回転位置に従ってA/Oモジュレー
ター6を作動させてビームの通路を遮蔽又は開放するこ
とにより、ドラム表面に塗布された光硬化性樹脂を所望
のパターンに従って選択的に硬化させる。以後、洗浄及
び必要な場合にはさらにスクリーン上の樹脂を硬化して
スクリーン製版を完了する。
【0031】使用したスクリーンを再生する時、つまり
ドラム表面に塗布された樹脂を除去しようとする時はC
2レーザービーム1を用い、これは適切な数のレーザ
ービーム誘導用ミラー2により反射されビーム導光及び
集光装置4を介してスクリーン表面に誘導される。ビー
ムはドラム表面に集光され、塗布された樹脂はビームエ
ネルギーにより完全に除去される。以後、スクリーンは
再使用可能になる。
【0032】即ち、本発明の製版装置はCO2レーザー
ビーム発生装置をさらに備えることで紫外線レーザービ
ームとCO2レーザービームをビーム導光及び集光装置
に順次適用してパターンを形成する機能と、スクリーン
再生機能を同時に備えるものとすることができる。
【0033】次に、B領域のフラットスクリーン装置を
説明する。アルゴンイオンレーザービーム発生装置7は
必要に応じてA領域又はB領域に順次使用できる。アル
ゴンイオンレーザービーム発生装置7から発生されたビ
ームはA/Oモジュレーター6を介してビームスイッチ
ングボックス5でミラーにより90°屈折されてミラー
調節装置8に入射される。ここで、ビームは上、下、
左、右に走査されてフラットスクリーン9上に照射され
る。設定されたパターンは、A/Oモジュレーター6と
ミラー調節装置8をCAD情報によって作動させること
でフラットスクリーン9上にビームを照射して光硬化性
樹脂を選択的に硬化させ、次いで洗浄及び必要に応じて
再硬化させることにより製版されたスクリーンが得られ
る。
【0034】このように本発明による装置は紫外線レー
ザービームを必要によってロータリーエングレービング
装置又はフラットスクリーン製版装置に活用することに
よりレーザー使用の稼働率を高めて効率の極大化を図る
ことができる。
【0035】そして、特にロータリースクリーンの場
合、回転時に発生する振動の問題においても、紫外線レ
ーザービームが焦点の大きさも小さく焦点深度も大きい
ため、スクリーンの表面が焦点の位置に固定されるよう
にするための別の振動減殺装置を要しなくても高解像度
のパターンを得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
ると、フィルム製造工程がないため、製版が容易である
だけでなく製版時間が短縮され、また、CO2レーザー
ビームを使用したスクリーンの製版方法が有している欠
点を克服することができる。又、スクリーン製版のため
の装備の価格が節減され、本発明の方法により製版され
たスクリーンで捺染すると解像度の高いパターンを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルゴンイオンレーザービームにおいて、波
長、焦点距離、焦点直径及び焦点深度の相関関係を示す
図である。
【図2】本発明の方法により紫外線レーザービームを用
いるスクリーン製版方法を示す工程図である。
【図3】本発明の方法によるスクリーンを製版するため
の装置を模式的に示す図である。
【図4】図3の構成要素のうち、ビームを導光及び集光
するための装置に対する詳細図である。
【図5】従来の方法によるロータリースクリーンの製版
方法を示す工程図で、(A)はCO2レーザービームを
用いる製版方法に対するものであり、(B)はフィルム
感光による製版方法に対するものである。
【符号の説明】
1 CO2レーザービーム 2 レーザービーム誘導用ミラー 3 ロータリーエングレービング用回転装置 4 ビーム導光及び集光装置 5 ビームスイッチングボックス 6 A/Oモジュレーター 7 アルゴンイオンレーザービーム発生装置 8 ミラー調節装置 9 フラットスクリーン 10 CADデータ 11 コントローラー 12 ロータリースクリーン
フロントページの続き (72)発明者 朴 正皓 大韓民國大田市儒城區松江洞松江 グリー ン エイピイティ.307−1503 (72)発明者 金 正五 大韓民國大田市儒城區元内洞 383 鎭岑 タウン エイピイティ.204−1306

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のパターンを形成するためのスクリ
    ーン上に、光硬化性樹脂をコーティングする工程と、 紫外線レーザービームを走査して前記光硬化性樹脂を形
    成するパターンに一致させて硬化する工程と、 前記スクリーンを洗浄する工程より成ることを特徴とす
    るスクリーンの製版方法。
  2. 【請求項2】 前記製版方法は、さらに前記洗浄後の光
    硬化性樹脂に紫外線レーザービームを照射して硬化又は
    再硬化する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の
    スクリーンの製版方法。
  3. 【請求項3】 前記紫外線レーザービームはアルゴンイ
    オンレーザービーム又はヘリウムカドミウムレーザービ
    ームであることを特徴とする請求項1又は2記載のスク
    リーンの製版方法。
  4. 【請求項4】 前記スクリーンは連続的にパターンを形
    成し得るロータリースクリーン又は断続的にパターンを
    形成し得るフラットスクリーンであることを特徴とする
    請求項1,2又は3記載のスクリーンの製版方法。
  5. 【請求項5】 前記スクリーンは、CO2レーザービー
    ムを用いてスクリーンの表面を被覆する樹脂を燃焼させ
    ることにより再生されたスクリーンであることを特徴と
    する請求項1,2又は3記載のスクリーンの製版方法。
  6. 【請求項6】 光硬化性樹脂がコーティングされ、所望
    のパターンを形成するためのスクリーンと、 スクリーン上の光硬化性樹脂を硬化させるための紫外線
    レーザービーム発生装置と、 紫外線レーザービームの通路を遮蔽又は開放するA/O
    モジュレーターと、 前記レーザービームをスクリーン上に導光しかつ集光す
    るためのビーム導光及び集光装置とを含むことを特徴と
    するスクリーンの製版装置。
  7. 【請求項7】 前記紫外線レーザービームがアルゴンイ
    オンレーザービーム又はヘリウムカドミウムレーザービ
    ームであることを特徴とする請求項6記載のスクリーン
    の製版装置。
  8. 【請求項8】 前記製版装置は、前記スクリーンの表面
    を焦点位置に固定する振動減殺装置を備えていないこと
    を特徴とする請求項6又は7記載のスクリーンの製版装
    置。
  9. 【請求項9】 前記スクリーンが連続的にパターンを形
    成し得るロータリースクリーンであることを特徴とする
    請求項6記載のスクリーンの製版装置。
  10. 【請求項10】 前記製版装置は、さらにCO2レーザ
    ービーム発生装置を備え、紫外線レーザービームとCO
    2レーザービームをビーム導光及び集光装置に順次適用
    して、スクリーンにパターンを形成すると共にスクリー
    ンを再生し得ることを特徴とする請求項6又は9記載の
    スクリーンの製版装置。
  11. 【請求項11】 前記CO2レーザービーム発生装置と
    ともにレーザービーム誘導用ミラーがさらに備えられる
    ことを特徴とする請求項10記載のスクリーンの製版装
    置。
  12. 【請求項12】 前記装置には断続的にパターンを形成
    し得るフラットスクリーンがさらに備えられることを特
    徴とする請求項6又は7記載のスクリーンの製版装置。
  13. 【請求項13】 前記A/Oモジュレーターとともに、
    ビームスイッチングボックスが備えられて前記A/Oモ
    ジュレーターからのレーザービームがこれにより反射さ
    れ、ミラー調節装置がさらに備えられて前記反射された
    ビームがこれにより前記フラットスクリーンに照射され
    ることを特徴とする請求項12記載のスクリーンの製版
    装置。
  14. 【請求項14】 前記スクリーンが連続的なパターンを
    形成するためのロータリースクリーンであり、前記紫外
    線レーザービームが前記ビームスイッチングボックスを
    通過するよう構成されたことを特徴とする請求項13記
    載のスクリーンの製版装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019534225A (ja) * 2016-09-26 2019-11-28 サン−ゴバン グラス フランス ガラス層のためのパターン化された機能性コーティングの製造装置及び製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019534225A (ja) * 2016-09-26 2019-11-28 サン−ゴバン グラス フランス ガラス層のためのパターン化された機能性コーティングの製造装置及び製造方法
US11362473B2 (en) 2016-09-26 2022-06-14 Saint-Gobain Glass France Device and method for producing a patterned functional coating for a glass layer

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