JPH1117460A - 過熱保護機能付きトランジスタを備えた制御装置 - Google Patents
過熱保護機能付きトランジスタを備えた制御装置Info
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- JPH1117460A JPH1117460A JP9164767A JP16476797A JPH1117460A JP H1117460 A JPH1117460 A JP H1117460A JP 9164767 A JP9164767 A JP 9164767A JP 16476797 A JP16476797 A JP 16476797A JP H1117460 A JPH1117460 A JP H1117460A
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- effect transistor
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- transistor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 過熱保護機能付きNチャンネル電界効果トラ
ンジスタに短絡電流のような過電流が流れた場合の瞬時
応答性を改善する。 【解決手段】 FET用電源(DC/DC VCC)とグランド
出力端子との間に直列接続されるツェナーダイオード1
63と分割抵抗161,162により外部電源電圧検出
回路を構成し、同電源(DC/DC VCC)とFET130の
ゲート間に接続される第3トランジスタ160によりス
イッチング回路を構成する。FET130は、その内部
のゲート−ソース間に所定の温度になるとトリガーされ
てターンオンする感熱サイリスタSが配置された過熱保
護機能付きNチャンネル電界効果トランジスタを用い
る。そして、第2ツェナーダイオード163のツェナー
電圧と、抵抗161と抵抗162との分割比で定まる電
圧(外部電源電圧設定値)により第3トランジスタ16
0のオン電圧が決定される。
ンジスタに短絡電流のような過電流が流れた場合の瞬時
応答性を改善する。 【解決手段】 FET用電源(DC/DC VCC)とグランド
出力端子との間に直列接続されるツェナーダイオード1
63と分割抵抗161,162により外部電源電圧検出
回路を構成し、同電源(DC/DC VCC)とFET130の
ゲート間に接続される第3トランジスタ160によりス
イッチング回路を構成する。FET130は、その内部
のゲート−ソース間に所定の温度になるとトリガーされ
てターンオンする感熱サイリスタSが配置された過熱保
護機能付きNチャンネル電界効果トランジスタを用い
る。そして、第2ツェナーダイオード163のツェナー
電圧と、抵抗161と抵抗162との分割比で定まる電
圧(外部電源電圧設定値)により第3トランジスタ16
0のオン電圧が決定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置本体から
出力された電気信号に基づいて被制御装置となる負荷を
駆動する駆動信号を出力する制御装置の出力回路に関す
るものである。
出力された電気信号に基づいて被制御装置となる負荷を
駆動する駆動信号を出力する制御装置の出力回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御装置の出力回路は、
例えばプログラマブルコントローラに使用されており、
図5に示すようなものが知られている。図5はプログラ
マブルコントローラの全体構成を示すブロック図であ
る。図5において、プログラマブルコントローラ10
は、検出装置2からの電気信号を入力端子S、Gを介し
て入力するm個の入力回路12と、出力端子P、O、M
を介して被制御装置4を駆動するための駆動信号を出力
するn個の出力回路14と、周知のCPU、ROM、R
AM等からなるマイクロコンピュータを中心にして構成
され、各入力回路12からの入力信号に基づき、予め設
定された所定のシーケンスプログラムに従って各出力回
路14を介して被制御装置4を駆動制御する論理演算部
16と、外部より供給される直流あるいは交流のシステ
ム用電源VSに接続され、このシステム用電源VSの電
源電圧を論理演算部16にて使用可能な所定の直流電圧
に変換するコンバータ18と、論理演算部16が実行す
るシーケンスプログラムを外部のプログラム用ツール6
等から入力するために外部装置とデータの送受信を行う
通信部20とを備えている。
例えばプログラマブルコントローラに使用されており、
図5に示すようなものが知られている。図5はプログラ
マブルコントローラの全体構成を示すブロック図であ
る。図5において、プログラマブルコントローラ10
は、検出装置2からの電気信号を入力端子S、Gを介し
て入力するm個の入力回路12と、出力端子P、O、M
を介して被制御装置4を駆動するための駆動信号を出力
するn個の出力回路14と、周知のCPU、ROM、R
AM等からなるマイクロコンピュータを中心にして構成
され、各入力回路12からの入力信号に基づき、予め設
定された所定のシーケンスプログラムに従って各出力回
路14を介して被制御装置4を駆動制御する論理演算部
16と、外部より供給される直流あるいは交流のシステ
ム用電源VSに接続され、このシステム用電源VSの電
源電圧を論理演算部16にて使用可能な所定の直流電圧
に変換するコンバータ18と、論理演算部16が実行す
るシーケンスプログラムを外部のプログラム用ツール6
等から入力するために外部装置とデータの送受信を行う
通信部20とを備えている。
【0003】ここで、出力回路14は、直流電源VLお
よびこの電源VLのマイナス側に接続されたランプ、モ
ータ、ソレノイド等の負荷Lを備えた被制御装置4に出
力端子P、O、Mを介して接続される。そして、電源V
Lのプラス側(端子P)にエミッタが接続されるととも
に負荷Lの電源VLとは反対側(端子O)にコレクタが
接続されるPNP型トランジスタ(出力素子)22と、
抵抗24を介してトランジスタ22のベースにコレクタ
が接続されるとともに電源VLのマイナス側(端子M)
にエミッタが接続されるフォトトランジスタ26aおよ
び論理演算部16の演算結果に応じて発光しフォトトラ
ンジスタ26aを駆動する発光ダイオード26bからな
るフォトカプラ26と、端子Mから端子Oへの方向を順
方向として接続されたフライホイールダイオード28と
を備えている。
よびこの電源VLのマイナス側に接続されたランプ、モ
ータ、ソレノイド等の負荷Lを備えた被制御装置4に出
力端子P、O、Mを介して接続される。そして、電源V
Lのプラス側(端子P)にエミッタが接続されるととも
に負荷Lの電源VLとは反対側(端子O)にコレクタが
接続されるPNP型トランジスタ(出力素子)22と、
抵抗24を介してトランジスタ22のベースにコレクタ
が接続されるとともに電源VLのマイナス側(端子M)
にエミッタが接続されるフォトトランジスタ26aおよ
び論理演算部16の演算結果に応じて発光しフォトトラ
ンジスタ26aを駆動する発光ダイオード26bからな
るフォトカプラ26と、端子Mから端子Oへの方向を順
方向として接続されたフライホイールダイオード28と
を備えている。
【0004】この出力回路14においては、検出装置2
からの検出信号が入力回路12を介して論理演算部16
に入力されると、論理演算部16はフォトカプラ26の
発光ダイオード26bを発光させ、フォトカプラ26の
フォトトランジスタ26aがオンすることにより、出力
素子のトランジスタ22のエミッタ−ベース間に電位差
が生じてトランジスタ22がオンする。すると、直流電
源VLからトランジスタ22のエミッタとコレクタを介
して電流が流れ、被制御装置4の負荷Lが駆動される。
からの検出信号が入力回路12を介して論理演算部16
に入力されると、論理演算部16はフォトカプラ26の
発光ダイオード26bを発光させ、フォトカプラ26の
フォトトランジスタ26aがオンすることにより、出力
素子のトランジスタ22のエミッタ−ベース間に電位差
が生じてトランジスタ22がオンする。すると、直流電
源VLからトランジスタ22のエミッタとコレクタを介
して電流が流れ、被制御装置4の負荷Lが駆動される。
【0005】上記した従来の出力回路においては、短絡
等により過電流を生じた場合、被制御装置を短絡状態か
ら保護するため、通常は溶断ヒューズを用いている。し
かしながら、溶断ヒューズは出力素子を保護するために
設けるものでないため、溶断ヒューズが溶断しなかった
場合には出力素子を保護することができなく、かつ溶断
ヒューズが溶断しても応答性が悪いという問題があっ
た。また、溶断ヒューズが溶断する毎に、新たな溶断ヒ
ューズと交換しなければならなく、保守の作業性が悪い
という問題も生じた。
等により過電流を生じた場合、被制御装置を短絡状態か
ら保護するため、通常は溶断ヒューズを用いている。し
かしながら、溶断ヒューズは出力素子を保護するために
設けるものでないため、溶断ヒューズが溶断しなかった
場合には出力素子を保護することができなく、かつ溶断
ヒューズが溶断しても応答性が悪いという問題があっ
た。また、溶断ヒューズが溶断する毎に、新たな溶断ヒ
ューズと交換しなければならなく、保守の作業性が悪い
という問題も生じた。
【0006】そこで、出力回路に溶断ヒューズ等を使わ
ずに、出力素子として過熱保護機能付きNチャンネル電
界効果トランジスタを用いてハイサイドスイッチを実現
するようにしたものが提案されている。この出力回路
は、図6に示すように、図5に示されるような論理演算
部の演算結果に応じて駆動する出力信号用フォトカプラ
210が接続されている。出力信号用フォトカプラ21
0は論理演算部の演算結果に応じて発光する発光ダイオ
ード211と、この発光ダイオード211が発光するこ
とにより駆動されるフォトトランジスタ212とから構
成され、フォトトランジスタ212のコレクタは定電流
ダイオード213を介して電源(DC/DC Vcc)
に接続されている。
ずに、出力素子として過熱保護機能付きNチャンネル電
界効果トランジスタを用いてハイサイドスイッチを実現
するようにしたものが提案されている。この出力回路
は、図6に示すように、図5に示されるような論理演算
部の演算結果に応じて駆動する出力信号用フォトカプラ
210が接続されている。出力信号用フォトカプラ21
0は論理演算部の演算結果に応じて発光する発光ダイオ
ード211と、この発光ダイオード211が発光するこ
とにより駆動されるフォトトランジスタ212とから構
成され、フォトトランジスタ212のコレクタは定電流
ダイオード213を介して電源(DC/DC Vcc)
に接続されている。
【0007】一方、フォトトランジスタ212のエミッ
タにはツェナーダイオード214が接続され、ツェナー
ダイオード214のカソード−アノード間には抵抗22
1,222が接続されている。抵抗221,222の共
通接続点は第1トランジスタ220のベースに接続さ
れ、第1トランジスタ220のエミッタは過熱保護機能
付きNチャンネル電界効果トランジスタ230のゲート
に接続され、第1トランジスタ220のコレクタは抵抗
224を介して第2トランジスタ240のベースに接続
されている。なお、第1トランジスタ220のベース−
エミッタ間には抵抗223が接続されている。
タにはツェナーダイオード214が接続され、ツェナー
ダイオード214のカソード−アノード間には抵抗22
1,222が接続されている。抵抗221,222の共
通接続点は第1トランジスタ220のベースに接続さ
れ、第1トランジスタ220のエミッタは過熱保護機能
付きNチャンネル電界効果トランジスタ230のゲート
に接続され、第1トランジスタ220のコレクタは抵抗
224を介して第2トランジスタ240のベースに接続
されている。なお、第1トランジスタ220のベース−
エミッタ間には抵抗223が接続されている。
【0008】過熱保護機能付きNチャンネル電界効果ト
ランジスタ230(以下、FET230という)は、そ
の内部のゲート−ソース間にラッチ用として感熱サイリ
スタSのような熱検出素子が配置されている。そして、
このFET230のドレイン230dは出力端子(VD
C)に接続され、そのソース230sは出力端子(OU
T)に接続される。第2トランジスタ240のエミッタ
は出力端子(VDC)に接続され、そのコレクタは抵抗
242を介して短絡検出信号用フォトカプラ250の発
光ダイオード251のアノードに接続される。発光ダイ
オード251のカソードは出力端子(GND)に接続さ
れる。なお、FET230には寄生ダイオード231が
形成されている。ここで、感熱サイリスタSはFET2
30が所定の温度になるとトリガーされてターンオンす
るサイリスタである。
ランジスタ230(以下、FET230という)は、そ
の内部のゲート−ソース間にラッチ用として感熱サイリ
スタSのような熱検出素子が配置されている。そして、
このFET230のドレイン230dは出力端子(VD
C)に接続され、そのソース230sは出力端子(OU
T)に接続される。第2トランジスタ240のエミッタ
は出力端子(VDC)に接続され、そのコレクタは抵抗
242を介して短絡検出信号用フォトカプラ250の発
光ダイオード251のアノードに接続される。発光ダイ
オード251のカソードは出力端子(GND)に接続さ
れる。なお、FET230には寄生ダイオード231が
形成されている。ここで、感熱サイリスタSはFET2
30が所定の温度になるとトリガーされてターンオンす
るサイリスタである。
【0009】第2トランジスタ240のベース−エミッ
タ間には抵抗241が接続され、出力端子OUT−GN
D間にはフライホィールダイオード253が接続される
とともに、短絡検出信号用フォトカプラ250は発光ダ
イオード251とフォトトランジスタ252とから構成
され、第1トランジスタ220および第2トランジスタ
240が動作することにより駆動されて、短絡電流検出
信号を図示しない内部回路に出力するものである。出力
端子(VDC)は接地端子(DC/DC GND)と接
続される。そして、出力端子のVDC−OUT間には直
流電源300とこの直流電源300により駆動される負
荷301とが接続される。
タ間には抵抗241が接続され、出力端子OUT−GN
D間にはフライホィールダイオード253が接続される
とともに、短絡検出信号用フォトカプラ250は発光ダ
イオード251とフォトトランジスタ252とから構成
され、第1トランジスタ220および第2トランジスタ
240が動作することにより駆動されて、短絡電流検出
信号を図示しない内部回路に出力するものである。出力
端子(VDC)は接地端子(DC/DC GND)と接
続される。そして、出力端子のVDC−OUT間には直
流電源300とこの直流電源300により駆動される負
荷301とが接続される。
【0010】このように構成された出力回路200の動
作を説明する。出力信号用フォトカプラ210がオン動
作すると、ツェナーダイオード214のツェナー電圧を
抵抗221と抵抗222で分割した電圧がFET230
のゲート230gに印加され、FET230はオン状態
となる。FET230のゲート230gには通常は電流
が流れ込まないため、抵抗223の両端に電圧は発生し
ない。
作を説明する。出力信号用フォトカプラ210がオン動
作すると、ツェナーダイオード214のツェナー電圧を
抵抗221と抵抗222で分割した電圧がFET230
のゲート230gに印加され、FET230はオン状態
となる。FET230のゲート230gには通常は電流
が流れ込まないため、抵抗223の両端に電圧は発生し
ない。
【0011】ここで、負荷301に短絡が発生すると、
短絡に基づく過電流がFET230に流れるようになる
が、このFET230の内部のゲート−ソース間にラッ
チ用として感熱サイリスタSのような熱検出素子が配置
されているので、過電流によりFET230の温度が所
定の温度以上になると、この感熱サイリスタSがターン
オンする。すると、抵抗223とFET230のゲート
230gの接続点電圧がGNDレベルに引き下げられる
ため、抵抗223の両端に電圧が発生し、第1トランジ
スタ220がオン動作する。
短絡に基づく過電流がFET230に流れるようになる
が、このFET230の内部のゲート−ソース間にラッ
チ用として感熱サイリスタSのような熱検出素子が配置
されているので、過電流によりFET230の温度が所
定の温度以上になると、この感熱サイリスタSがターン
オンする。すると、抵抗223とFET230のゲート
230gの接続点電圧がGNDレベルに引き下げられる
ため、抵抗223の両端に電圧が発生し、第1トランジ
スタ220がオン動作する。
【0012】第1トランジスタ220がオン動作する
と、抵抗224を通して第2トランジスタ240のベー
スが引かれるようになるため、第2トランジスタ240
がオン動作する。すると、短絡検出信号用フォトカプラ
250のフォトダイオード251が発光し、これにより
フォトトランジスタ252が動作して短絡電流検出信号
を出力することとなる。
と、抵抗224を通して第2トランジスタ240のベー
スが引かれるようになるため、第2トランジスタ240
がオン動作する。すると、短絡検出信号用フォトカプラ
250のフォトダイオード251が発光し、これにより
フォトトランジスタ252が動作して短絡電流検出信号
を出力することとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
負荷301に短絡が発生して外部回路が短絡状態になる
と、外部直流電源300の容量によってはカレントリミ
ットがかかり、外部直流電源300の電源電圧が低下す
るという問題を生じる。この場合、短絡電流は外部直流
電源300の制限まで流れるが、電源電圧が非常に低い
状態にあるため、FET230が所定の温度になるまで
発熱して、感熱サイリスタSが動作するようになるまで
に長時間を要することとなる。このため、この外部直流
電源300を同時に他の装置にも使用していると、感熱
サイリスタSが動作するようになるまでの時間の間、他
の装置は原因不明のまま動作不良状態が続くこととな
る。
負荷301に短絡が発生して外部回路が短絡状態になる
と、外部直流電源300の容量によってはカレントリミ
ットがかかり、外部直流電源300の電源電圧が低下す
るという問題を生じる。この場合、短絡電流は外部直流
電源300の制限まで流れるが、電源電圧が非常に低い
状態にあるため、FET230が所定の温度になるまで
発熱して、感熱サイリスタSが動作するようになるまで
に長時間を要することとなる。このため、この外部直流
電源300を同時に他の装置にも使用していると、感熱
サイリスタSが動作するようになるまでの時間の間、他
の装置は原因不明のまま動作不良状態が続くこととな
る。
【0014】換言すると、以下の1,2の問題がある。
【0015】1.負荷301の短絡により、外部直流電
源300の電源電圧が0V付近まで低下すると、FET
230の損失(発熱)が小さくなり、感熱サイリスタS
が過熱を検出までに時間がかかる。
源300の電源電圧が0V付近まで低下すると、FET
230の損失(発熱)が小さくなり、感熱サイリスタS
が過熱を検出までに時間がかかる。
【0016】2.負荷301の短絡により、外部直流電
源300の電源電圧が0V付近まで低下すると、同じ電
源300を使用している他の装置が停止してしまう。
源300の電源電圧が0V付近まで低下すると、同じ電
源300を使用している他の装置が停止してしまう。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記問
題点に鑑みてなされたものであり、過熱保護機能付きN
チャンネル電界効果トランジスタに短絡電流のような過
電流が流れた場合の瞬時応答性を改善することにある。
そこで、請求項1に記載の発明においては、過熱保護機
能付きNチャンネル電界効果トランジスタが動作する前
に外部電源の電源電圧が所定値より低下しているとこの
電界効果トランジスタがオン動作しないようにしてい
る。このため、出力信号がこの電界効果トランジスタの
ゲートに入力されても、外部電源の電源電圧が所定値よ
り低下しているとこの電界効果トランジスタがオン動作
することはない。
題点に鑑みてなされたものであり、過熱保護機能付きN
チャンネル電界効果トランジスタに短絡電流のような過
電流が流れた場合の瞬時応答性を改善することにある。
そこで、請求項1に記載の発明においては、過熱保護機
能付きNチャンネル電界効果トランジスタが動作する前
に外部電源の電源電圧が所定値より低下しているとこの
電界効果トランジスタがオン動作しないようにしてい
る。このため、出力信号がこの電界効果トランジスタの
ゲートに入力されても、外部電源の電源電圧が所定値よ
り低下しているとこの電界効果トランジスタがオン動作
することはない。
【0018】また、電界効果トランジスタがオン動作し
た後、例えば、負荷が短絡して外部回路に短絡電流のよ
うな過電流が流れて外部電源の定格容量が超過して同電
源の電源電圧が所定値より低下すると、電界効果トラン
ジスタが電源電圧の所定値を保持できるようなオン状態
を維持する。すると、電界効果トランジスタには所定値
の電源電圧が印加された状態で過電流が流れる状態とな
って、同電界効果トランジスタの損失が増大して発熱が
促進されて過熱保護機能が瞬時に働くように動作する。
このため、この外部電源に接続された他の装置に悪影響
を与えることを防止できるようになる。
た後、例えば、負荷が短絡して外部回路に短絡電流のよ
うな過電流が流れて外部電源の定格容量が超過して同電
源の電源電圧が所定値より低下すると、電界効果トラン
ジスタが電源電圧の所定値を保持できるようなオン状態
を維持する。すると、電界効果トランジスタには所定値
の電源電圧が印加された状態で過電流が流れる状態とな
って、同電界効果トランジスタの損失が増大して発熱が
促進されて過熱保護機能が瞬時に働くように動作する。
このため、この外部電源に接続された他の装置に悪影響
を与えることを防止できるようになる。
【0019】請求項2に記載の発明においては、電源電
圧検出回路が検出した電源電圧が予め設定された所定の
電圧値以上になるとスイッチング回路がオン動作するよ
うになされているので、外部回路が負荷短絡状態で外部
電源の電源電圧が低下している場合には、出力信号がこ
の電界効果トランジスタのゲートに入力されても、電界
効果トランジスタがオン動作することはない。
圧検出回路が検出した電源電圧が予め設定された所定の
電圧値以上になるとスイッチング回路がオン動作するよ
うになされているので、外部回路が負荷短絡状態で外部
電源の電源電圧が低下している場合には、出力信号がこ
の電界効果トランジスタのゲートに入力されても、電界
効果トランジスタがオン動作することはない。
【0020】また、電界効果トランジスタがオン動作し
た後、例えば、負荷が短絡して外部回路に短絡電流のよ
うな過電流が流れて外部電源の定格容量が超過して同電
源の電源電圧が所定値より低下すると、スイッチング回
路はオン動作を維持して電界効果トランジスタが同電源
電圧の所定値を保持できるようなオン状態を維持する。
すると、電界効果トランジスタには所定値の電源電圧が
印加された状態で過電流が流れる状態となって、同電界
効果トランジスタの損失が増大して発熱が促進されて過
熱保護機能が瞬時に働くように動作する。このため、こ
の外部電源に接続された他の装置に悪影響を与えること
を防止できるようになる。
た後、例えば、負荷が短絡して外部回路に短絡電流のよ
うな過電流が流れて外部電源の定格容量が超過して同電
源の電源電圧が所定値より低下すると、スイッチング回
路はオン動作を維持して電界効果トランジスタが同電源
電圧の所定値を保持できるようなオン状態を維持する。
すると、電界効果トランジスタには所定値の電源電圧が
印加された状態で過電流が流れる状態となって、同電界
効果トランジスタの損失が増大して発熱が促進されて過
熱保護機能が瞬時に働くように動作する。このため、こ
の外部電源に接続された他の装置に悪影響を与えること
を防止できるようになる。
【0021】請求項3に記載の発明においては、ツェナ
ーダイオードと分割抵抗とにより電源電圧検出回路を構
成するとともに、トランジスタによりスイッチング回路
を構成しているので、簡単な構成でかつ容易に電源電圧
検出回路およびスイッチング回路を構成することができ
るようになる。
ーダイオードと分割抵抗とにより電源電圧検出回路を構
成するとともに、トランジスタによりスイッチング回路
を構成しているので、簡単な構成でかつ容易に電源電圧
検出回路およびスイッチング回路を構成することができ
るようになる。
【0022】請求項4に記載の発明においては、分割抵
抗で電源電圧検出回路を構成すとともに、トランジスタ
によりスイッチング回路を構成しているので、簡単な構
成でかつ容易に電源電圧検出回路およびスイッチング回
路を構成することができるようになる。
抗で電源電圧検出回路を構成すとともに、トランジスタ
によりスイッチング回路を構成しているので、簡単な構
成でかつ容易に電源電圧検出回路およびスイッチング回
路を構成することができるようになる。
【0023】請求項5に記載の発明においては、トラン
ジスタで電源電圧検出回路を構成すとともに、トランジ
スタによりスイッチング回路を構成しているので、簡単
な構成でかつ容易に電源電圧検出回路およびスイッチン
グ回路を構成することができるようになる。
ジスタで電源電圧検出回路を構成すとともに、トランジ
スタによりスイッチング回路を構成しているので、簡単
な構成でかつ容易に電源電圧検出回路およびスイッチン
グ回路を構成することができるようになる。
【0024】請求項6に記載の発明においては、上述の
出力回路として入力装置あるいは検出装置からの出力信
号に基づき予め設定されたプログラムに従って論理演算
処理を行う論理演算部からの演算結果を出力するプログ
ラマブルコントローラの出力回路に用いるようにしてい
るので、この種のプログラマブルコントローラの信頼性
が向上する。
出力回路として入力装置あるいは検出装置からの出力信
号に基づき予め設定されたプログラムに従って論理演算
処理を行う論理演算部からの演算結果を出力するプログ
ラマブルコントローラの出力回路に用いるようにしてい
るので、この種のプログラマブルコントローラの信頼性
が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の出力回路をプログ
ラマブルコントローラに適用した場合の回路図である。
図1に示すように、本実施の形態の出力回路100の電
源(DC/DC Vcc)と出力端子(OUT)との間
には、図示しない論理演算部(図5参照)の演算結果が
入力される出力信号用フォトカプラ110を接続してい
る。
施の形態を説明する。図1は本発明の出力回路をプログ
ラマブルコントローラに適用した場合の回路図である。
図1に示すように、本実施の形態の出力回路100の電
源(DC/DC Vcc)と出力端子(OUT)との間
には、図示しない論理演算部(図5参照)の演算結果が
入力される出力信号用フォトカプラ110を接続してい
る。
【0026】出力信号用フォトカプラ110は論理演算
部の演算結果に応じて発光する発光ダイオード111
と、この発光ダイオード111が発光することにより駆
動されるフォトトランジスタ112とから構成され、フ
ォトトランジスタ112のコレクタは定電流ダイオード
113および第3トランジスタ160を介して電源(D
C/DC Vcc)に接続している。
部の演算結果に応じて発光する発光ダイオード111
と、この発光ダイオード111が発光することにより駆
動されるフォトトランジスタ112とから構成され、フ
ォトトランジスタ112のコレクタは定電流ダイオード
113および第3トランジスタ160を介して電源(D
C/DC Vcc)に接続している。
【0027】一方、フォトトランジスタ112のエミッ
タには第1ツェナーダイオード114を接続し、第1ツ
ェナーダイオード114のカソード−アノード間には抵
抗121,122を接続している。抵抗121,122
の共通接続点は第1トランジスタ120のベースに接続
し、第1トランジスタ120のエミッタは過熱保護機能
付きNチャンネル電界効果トランジスタ(例えば、BT
S132)130のゲートに接続し、第1トランジスタ
120のコレクタは抵抗124を介して第2トランジス
タ140のベースに接続している。なお、第1トランジ
スタ120のベース−エミッタ間には抵抗123を接続
している。
タには第1ツェナーダイオード114を接続し、第1ツ
ェナーダイオード114のカソード−アノード間には抵
抗121,122を接続している。抵抗121,122
の共通接続点は第1トランジスタ120のベースに接続
し、第1トランジスタ120のエミッタは過熱保護機能
付きNチャンネル電界効果トランジスタ(例えば、BT
S132)130のゲートに接続し、第1トランジスタ
120のコレクタは抵抗124を介して第2トランジス
タ140のベースに接続している。なお、第1トランジ
スタ120のベース−エミッタ間には抵抗123を接続
している。
【0028】過熱保護機能付きNチャンネル電界効果ト
ランジスタ130(以下、単にFET130という)
は、その内部のゲート−ソース間にラッチ用として感熱
サイリスタSのような熱検出素子が配置されている。そ
して、このFET130のドレイン130dは出力端子
(VDC)に接続し、そのソース130sは出力端子
(OUT)に接続している。第2トランジスタ140の
エミッタは出力端子(VDC)に接続し、そのコレクタ
は抵抗142を介して短絡検出信号用フォトカプラ15
0の発光ダイオード151のアノードに接続している。
発光ダイオード151のカソードは出力端子(GND)
に接続している。なお、FET130には寄生ダイオー
ド131が形成されている。ここで、感熱サイリスタS
はFET130が所定の温度になるとトリガーされてタ
ーンオンするサイリスタである。
ランジスタ130(以下、単にFET130という)
は、その内部のゲート−ソース間にラッチ用として感熱
サイリスタSのような熱検出素子が配置されている。そ
して、このFET130のドレイン130dは出力端子
(VDC)に接続し、そのソース130sは出力端子
(OUT)に接続している。第2トランジスタ140の
エミッタは出力端子(VDC)に接続し、そのコレクタ
は抵抗142を介して短絡検出信号用フォトカプラ15
0の発光ダイオード151のアノードに接続している。
発光ダイオード151のカソードは出力端子(GND)
に接続している。なお、FET130には寄生ダイオー
ド131が形成されている。ここで、感熱サイリスタS
はFET130が所定の温度になるとトリガーされてタ
ーンオンするサイリスタである。
【0029】第2トランジスタ140のベース−エミッ
タ間には抵抗141を接続し、出力端子OUT−GND
間にはフライホィールダイオード153を接続するとと
もに、短絡検出信号用フォトカプラ150は発光ダイオ
ード151とフォトトランジスタ152とから構成さ
れ、第1トランジスタ120および第2トランジスタ1
40が動作することにより駆動されて、短絡電流検出信
号を図示しない内部回路に出力するものである。出力端
子(VDC)は接地端子(DC/DC GND)と接続
している。そして、出力端子のVDC−OUT間には外
部直流電源300とこの外部直流電源300により駆動
される負荷301とを接続している。
タ間には抵抗141を接続し、出力端子OUT−GND
間にはフライホィールダイオード153を接続するとと
もに、短絡検出信号用フォトカプラ150は発光ダイオ
ード151とフォトトランジスタ152とから構成さ
れ、第1トランジスタ120および第2トランジスタ1
40が動作することにより駆動されて、短絡電流検出信
号を図示しない内部回路に出力するものである。出力端
子(VDC)は接地端子(DC/DC GND)と接続
している。そして、出力端子のVDC−OUT間には外
部直流電源300とこの外部直流電源300により駆動
される負荷301とを接続している。
【0030】ここで、電源(DC/DC Vcc)と出
力端子(GND)との間には、抵抗161と抵抗162
と第2ツェナーダイオード163とを接続しており、抵
抗161と抵抗162との接続点は第3トランジスタ1
60のベースに接続している。このため、外部電源30
0の電源電圧は第2ツェナーダイオード163のツェナ
ー電圧と、抵抗161と抵抗162とで決定されるの
で、第2ツェナーダイオード163と抵抗161,16
2は外部直流電源300の電圧検出回路ということがで
きる。そして、第2ツェナーダイオード163のツェナ
ー電圧と、抵抗161と抵抗162との分割比で定まる
電圧(外部電源電圧設定値)により第3トランジスタ1
60のオン電圧が決定される。
力端子(GND)との間には、抵抗161と抵抗162
と第2ツェナーダイオード163とを接続しており、抵
抗161と抵抗162との接続点は第3トランジスタ1
60のベースに接続している。このため、外部電源30
0の電源電圧は第2ツェナーダイオード163のツェナ
ー電圧と、抵抗161と抵抗162とで決定されるの
で、第2ツェナーダイオード163と抵抗161,16
2は外部直流電源300の電圧検出回路ということがで
きる。そして、第2ツェナーダイオード163のツェナ
ー電圧と、抵抗161と抵抗162との分割比で定まる
電圧(外部電源電圧設定値)により第3トランジスタ1
60のオン電圧が決定される。
【0031】なお、外部電源電圧設定値は外部直流電源
300の電源電圧が所定の範囲内で低下しても、第3ト
ランジスタ160のオン状態がぎりぎりに維持されるよ
うな値に設定するとともに、FET130のオン状態を
維持できるゲート電圧となるように第1ツェナーダイオ
ード114のツェナー電圧と、抵抗121と抵抗122
の各抵抗値を設定している。
300の電源電圧が所定の範囲内で低下しても、第3ト
ランジスタ160のオン状態がぎりぎりに維持されるよ
うな値に設定するとともに、FET130のオン状態を
維持できるゲート電圧となるように第1ツェナーダイオ
ード114のツェナー電圧と、抵抗121と抵抗122
の各抵抗値を設定している。
【0032】このように構成された出力回路100の動
作を説明する。出力信号用フォトカプラ110がオン動
作しても、第2ツェナーダイオード163と抵抗16
1,162とで構成される電圧検出回路が検出した外部
直流電源300の電源電圧が外部電源電圧設定値より低
いと、第3トランジスタ160はオン動作しないため、
FET130は動作しない。
作を説明する。出力信号用フォトカプラ110がオン動
作しても、第2ツェナーダイオード163と抵抗16
1,162とで構成される電圧検出回路が検出した外部
直流電源300の電源電圧が外部電源電圧設定値より低
いと、第3トランジスタ160はオン動作しないため、
FET130は動作しない。
【0033】第2ツェナーダイオード163と抵抗16
1,162とで構成される電圧検出回路が検出した外部
直流電源300の電源電圧が外部電源電圧設定値より高
くなると、第3トランジスタ160はオン動作する。こ
れにより、出力信号用フォトカプラ110がオン動作し
て、第1ツェナーダイオード114のツェナー電圧を抵
抗121と抵抗122で分割した電圧が電界効果トラン
ジスタ130のゲート130gに印加され、電界効果ト
ランジスタ130はオン状態となる。電界効果トランジ
スタ130のゲート130gには通常は電流が流れ込ま
ないため、抵抗123の両端に電圧は発生しない。
1,162とで構成される電圧検出回路が検出した外部
直流電源300の電源電圧が外部電源電圧設定値より高
くなると、第3トランジスタ160はオン動作する。こ
れにより、出力信号用フォトカプラ110がオン動作し
て、第1ツェナーダイオード114のツェナー電圧を抵
抗121と抵抗122で分割した電圧が電界効果トラン
ジスタ130のゲート130gに印加され、電界効果ト
ランジスタ130はオン状態となる。電界効果トランジ
スタ130のゲート130gには通常は電流が流れ込ま
ないため、抵抗123の両端に電圧は発生しない。
【0034】ここで、何らかの理由により負荷301に
短絡が発生すると、短絡に基づく過電流が電界効果トラ
ンジスタ130に流れるとともに、外部直流電源300
の電源容量に応じて電源電圧が低下するようになるが、
外部電源電圧設定値は第3トランジスタ160のオン状
態がぎりぎりに維持されるように設定されているため、
第3トランジスタ160のベースにはオン状態がぎりぎ
りに維持される第2ツェナーダイオード163のツェナ
ー電圧と抵抗161,162の分割比に応じた電圧が印
加されてオン状態がぎりぎりに維持される。
短絡が発生すると、短絡に基づく過電流が電界効果トラ
ンジスタ130に流れるとともに、外部直流電源300
の電源容量に応じて電源電圧が低下するようになるが、
外部電源電圧設定値は第3トランジスタ160のオン状
態がぎりぎりに維持されるように設定されているため、
第3トランジスタ160のベースにはオン状態がぎりぎ
りに維持される第2ツェナーダイオード163のツェナ
ー電圧と抵抗161,162の分割比に応じた電圧が印
加されてオン状態がぎりぎりに維持される。
【0035】このとき、第3トランジスタ160のエミ
ッタ−コレクタ間に電圧降下が生じるため、第1ツェナ
ーダイオード114のツェナー電圧も低下することとな
るが、FET130のゲート130gにはFET130
のオン状態を維持できるゲート電圧が印加されているた
め、FET130はオン状態が維持される。この結果、
FET130の内部のゲート−ソース間に形成されたラ
ッチ用としての感熱サイリスタSがFET130の発熱
に基づいてトリガーされてターンオンする。すると、抵
抗123とFET130のゲート130gの接続点電圧
がGNDレベルに引き下げられるため、抵抗123の両
端に電圧が発生し、第1トランジスタ120がオン動作
する。
ッタ−コレクタ間に電圧降下が生じるため、第1ツェナ
ーダイオード114のツェナー電圧も低下することとな
るが、FET130のゲート130gにはFET130
のオン状態を維持できるゲート電圧が印加されているた
め、FET130はオン状態が維持される。この結果、
FET130の内部のゲート−ソース間に形成されたラ
ッチ用としての感熱サイリスタSがFET130の発熱
に基づいてトリガーされてターンオンする。すると、抵
抗123とFET130のゲート130gの接続点電圧
がGNDレベルに引き下げられるため、抵抗123の両
端に電圧が発生し、第1トランジスタ120がオン動作
する。
【0036】第1トランジスタ120がオン動作する
と、抵抗124を通して第2トランジスタ140のベー
スが引かれるようになるため、第2トランジスタ140
がオン動作する。すると、短絡検出信号用フォトカプラ
150のフォトダイオード151が発光し、これにより
フォトトランジスタ152が動作して短絡電流検出信号
を出力することとなる。
と、抵抗124を通して第2トランジスタ140のベー
スが引かれるようになるため、第2トランジスタ140
がオン動作する。すると、短絡検出信号用フォトカプラ
150のフォトダイオード151が発光し、これにより
フォトトランジスタ152が動作して短絡電流検出信号
を出力することとなる。
【0037】試験回路 図2は上述の実施の形態の試験回路を示しており、出力
信号用フォトカプラ110としてPC3Q66Qを用
い、短絡検出信号用フォトカプラ150としてPC35
7M7Tを用い、FET130としてBTS132を用
いる。また、第1トランジスタ120としてDTC12
4GUAを用い、第2トランジスタ140として2SA
1162を用い、第3トランジスタ160として2SB
799を用いる。第1ツェナーダイオード114のツェ
ナー電圧は6.2Vのものを用い、第2ツェナーダイオ
ード163のツェナー電圧は22Vのものを用いる。
信号用フォトカプラ110としてPC3Q66Qを用
い、短絡検出信号用フォトカプラ150としてPC35
7M7Tを用い、FET130としてBTS132を用
いる。また、第1トランジスタ120としてDTC12
4GUAを用い、第2トランジスタ140として2SA
1162を用い、第3トランジスタ160として2SB
799を用いる。第1ツェナーダイオード114のツェ
ナー電圧は6.2Vのものを用い、第2ツェナーダイオ
ード163のツェナー電圧は22Vのものを用いる。
【0038】そして、各抵抗121,122,123,
124,141,142,161,162の抵抗値をそ
れぞれ3.3KΩ,5.6KΩ,22KΩ,15KΩ,
15KΩ,11KΩ,12KΩ,10KΩとしている。
さらに、定電流ダイオード113として2mAのものを
用い、外部直流電源300として電源電圧が19.2〜
30Vdcのものを用いている。
124,141,142,161,162の抵抗値をそ
れぞれ3.3KΩ,5.6KΩ,22KΩ,15KΩ,
15KΩ,11KΩ,12KΩ,10KΩとしている。
さらに、定電流ダイオード113として2mAのものを
用い、外部直流電源300として電源電圧が19.2〜
30Vdcのものを用いている。
【0039】このように設定した後、周囲温度を25℃
として負荷301を短絡させて、FET130がオフ動
作するまでの時間(秒)を計測すると、次の表1に示す
ような結果となった。なお、表1の従来の回路は図6の
回路の場合を示す。
として負荷301を短絡させて、FET130がオフ動
作するまでの時間(秒)を計測すると、次の表1に示す
ような結果となった。なお、表1の従来の回路は図6の
回路の場合を示す。
【0040】
【表1】
【0041】上記表1より明らかなように、本発明にお
いては、従来回路に比較して瞬間的に過熱保護機能を動
作させることが可能となる。
いては、従来回路に比較して瞬間的に過熱保護機能を動
作させることが可能となる。
【0042】上述のように構成した本実施の形態におい
ては、出力信号用フォトカプラ110がオン動作して出
力信号がFET130のゲートに入力されても、外部直
流電源300の電源電圧が所定値より低下していると、
第3トランジスタ160はオン動作することがないの
で、FET130はオン動作することはない。
ては、出力信号用フォトカプラ110がオン動作して出
力信号がFET130のゲートに入力されても、外部直
流電源300の電源電圧が所定値より低下していると、
第3トランジスタ160はオン動作することがないの
で、FET130はオン動作することはない。
【0043】また、FET130がオン動作した後、負
荷301が短絡して外部回路に短絡電流のような過電流
が流れて外部直流電源300の定格容量が超過して同電
源300の電源電圧が所定値より低下すると、FET1
30が電源電圧の所定値を保持できるようなオン状態を
維持する。すると、FET130には所定値の電源電圧
が印加された状態で過電流が流れる状態となって、FE
T130の損失が増大して発熱が促進され、FET13
0の内部のゲート−ソース間に配置されたラッチ用とし
ての感熱サイリスタSがFET130の発熱に基づいて
トリガーされてターンオンすることとなって、瞬間的に
過熱保護機能を動作させることが可能となる。このた
め、この外部直流電源300に接続された他の装置に悪
影響を与えることを防止できるようになる。
荷301が短絡して外部回路に短絡電流のような過電流
が流れて外部直流電源300の定格容量が超過して同電
源300の電源電圧が所定値より低下すると、FET1
30が電源電圧の所定値を保持できるようなオン状態を
維持する。すると、FET130には所定値の電源電圧
が印加された状態で過電流が流れる状態となって、FE
T130の損失が増大して発熱が促進され、FET13
0の内部のゲート−ソース間に配置されたラッチ用とし
ての感熱サイリスタSがFET130の発熱に基づいて
トリガーされてターンオンすることとなって、瞬間的に
過熱保護機能を動作させることが可能となる。このた
め、この外部直流電源300に接続された他の装置に悪
影響を与えることを防止できるようになる。
【0044】上述の実施の形態においては、第2ツェナ
ーダイオード163と抵抗161,162とで外部直流
電源300の電圧検出回路を構成する用にしたが、この
種の電圧検出回路としては種々の変形例を考えることが
できる。以下に、電圧検出回路の変形例について説明す
る。なお、図1と同一符号は同一名称を表すのでその詳
細な説明は省略する。
ーダイオード163と抵抗161,162とで外部直流
電源300の電圧検出回路を構成する用にしたが、この
種の電圧検出回路としては種々の変形例を考えることが
できる。以下に、電圧検出回路の変形例について説明す
る。なお、図1と同一符号は同一名称を表すのでその詳
細な説明は省略する。
【0045】変形例1 図3は本第1変形例の電圧検出回路を示しており、この
電圧検出回路は、図1の第2ツェナーダイオード163
を省略して抵抗161,162の抵抗分割のみで外部電
源電圧設定値を定めるようにした点に特徴を有するもの
である。このように構成しても、FET130がオン動
作した後、負荷301が短絡して外部回路に短絡電流の
ような過電流が流れて外部直流電源300の定格容量が
超過して同電源300の電源電圧が所定値より低下する
と、FET130が電源電圧の所定値を保持できるよう
なオン状態を維持する。すると、FET130には所定
値の電源電圧が印加された状態で過電流が流れる状態と
なって、FET130の損失が増大して発熱が促進さ
れ、FET130の内部のゲート−ソース間に配置され
たラッチ用としての感熱サイリスタSがFET130の
発熱に基づいてトリガーされてターンオンすることとな
って、瞬間的に過熱保護機能を動作させることが可能と
なる。
電圧検出回路は、図1の第2ツェナーダイオード163
を省略して抵抗161,162の抵抗分割のみで外部電
源電圧設定値を定めるようにした点に特徴を有するもの
である。このように構成しても、FET130がオン動
作した後、負荷301が短絡して外部回路に短絡電流の
ような過電流が流れて外部直流電源300の定格容量が
超過して同電源300の電源電圧が所定値より低下する
と、FET130が電源電圧の所定値を保持できるよう
なオン状態を維持する。すると、FET130には所定
値の電源電圧が印加された状態で過電流が流れる状態と
なって、FET130の損失が増大して発熱が促進さ
れ、FET130の内部のゲート−ソース間に配置され
たラッチ用としての感熱サイリスタSがFET130の
発熱に基づいてトリガーされてターンオンすることとな
って、瞬間的に過熱保護機能を動作させることが可能と
なる。
【0046】変形例2 図4は本第2変形例の電圧検出回路を示しており、この
電圧検出回路は、図1の第2ツェナーダイオード163
に代えて第4トランジスタ170を設けるようにした点
に特徴を有するものである。このように、第4トランジ
スタ170を設け、この第4トランジスタ170のベー
スに分割抵抗171,172の接続点を接続することに
より、外部直流電源300の電源電圧を検出することが
できるようになる。このため、FET130がオン動作
した後、負荷301が短絡して外部回路に短絡電流のよ
うな過電流が流れて外部直流電源300の定格容量が超
過して同電源300の電源電圧が所定値より低下する
と、FET130が電源電圧の所定値を保持できるよう
なオン状態を維持する。すると、FET130には所定
値の電源電圧が印加された状態で過電流が流れる状態と
なって、FET130の損失が増大して発熱が促進さ
れ、FET130の内部のゲート−ソース間に配置され
たラッチ用としての感熱サイリスタSがFET130の
発熱に基づいてトリガーされてターンオンすることとな
って、瞬間的に過熱保護機能を動作させることが可能と
なる。
電圧検出回路は、図1の第2ツェナーダイオード163
に代えて第4トランジスタ170を設けるようにした点
に特徴を有するものである。このように、第4トランジ
スタ170を設け、この第4トランジスタ170のベー
スに分割抵抗171,172の接続点を接続することに
より、外部直流電源300の電源電圧を検出することが
できるようになる。このため、FET130がオン動作
した後、負荷301が短絡して外部回路に短絡電流のよ
うな過電流が流れて外部直流電源300の定格容量が超
過して同電源300の電源電圧が所定値より低下する
と、FET130が電源電圧の所定値を保持できるよう
なオン状態を維持する。すると、FET130には所定
値の電源電圧が印加された状態で過電流が流れる状態と
なって、FET130の損失が増大して発熱が促進さ
れ、FET130の内部のゲート−ソース間に配置され
たラッチ用としての感熱サイリスタSがFET130の
発熱に基づいてトリガーされてターンオンすることとな
って、瞬間的に過熱保護機能を動作させることが可能と
なる。
【0047】なお、上述の実施の形態およびその変形例
においては、本発明の出力回路をプログラマブルコント
ローラに適用したが、所定のオン/オフの状態を電気信
号として出力し、しかも様々の電圧レベルの電気信号に
対応可能な汎用の出力回路を備える制御装置であれば、
どのような装置に適用してもよい。
においては、本発明の出力回路をプログラマブルコント
ローラに適用したが、所定のオン/オフの状態を電気信
号として出力し、しかも様々の電圧レベルの電気信号に
対応可能な汎用の出力回路を備える制御装置であれば、
どのような装置に適用してもよい。
【図1】 本発明の出力回路の一実施の形態の全体構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】 本発明の出力回路を試験するための回路定数
を定めた図1の試験回路を示す図である。
を定めた図1の試験回路を示す図である。
【図3】 図1の出力回路の第1変形例を示す回路図で
ある。
ある。
【図4】 図1の出力回路の第2変形例を示す回路図で
ある。
ある。
【図5】 プログラマブルコントローラの全体構成を示
す図である。
す図である。
【図6】 従来の出力回路の全体構成を示す回路図であ
る。
る。
100…出力回路、110…第1フォトカプラ、113
…定電流ダイオード、114…第1ツェナーダイオー
ド、120…第1トランジスタ、121,122,12
3,124…抵抗、130…過熱保護機能付きNチャン
ネル電界効果トランジスタ(FET)(出力素子)、1
40…第2トランジスタ、141,142…抵抗、15
0…第2フォトカプラ、153…ダイオード、160…
第3トランジスタ、161,162…抵抗、163…第
2ツェナーダイオード、170…第4トランジスタ、1
71,172…抵抗、300…外部直流電源、301…
負荷
…定電流ダイオード、114…第1ツェナーダイオー
ド、120…第1トランジスタ、121,122,12
3,124…抵抗、130…過熱保護機能付きNチャン
ネル電界効果トランジスタ(FET)(出力素子)、1
40…第2トランジスタ、141,142…抵抗、15
0…第2フォトカプラ、153…ダイオード、160…
第3トランジスタ、161,162…抵抗、163…第
2ツェナーダイオード、170…第4トランジスタ、1
71,172…抵抗、300…外部直流電源、301…
負荷
Claims (6)
- 【請求項1】 出力信号がそのゲートに入力されること
により動作する出力素子として過熱保護機能付きNチャ
ンネル電界効果トランジスタを備え、この電界効果トラ
ンジスタのドレイン−ソース間に外部電源と負荷とを直
列接続した制御装置の出力回路であって、 前記外部電源に重畳して前記過熱保護機能付きNチャン
ネル電界効果トランジスタのゲートにゲート電圧を印加
する同電界効果トランジスタ用電源を備え、 前記電界効果トランジスタがオン動作する前に前記外部
電源の電源電圧が所定値より低下していると前記電界効
果トランジスタがオン動作しないようにするとともに、 前記電界効果トランジスタがオン動作した後、前記外部
電源の定格容量超過が原因となって同電源の電源電圧が
所定値より低下すると、同電界効果トランジスタが同電
源電圧の所定値を保持できるようなオン状態を維持し、
同電界効果トランジスタには前記所定値の電源電圧が印
加された状態で過電流が流れる状態となって、同電界効
果トランジスタの損失が増大して発熱が促進されて前記
過熱保護機能が瞬時に働くようにしたことを特徴とする
過熱保護機能付きNチャンネル電界効果トランジスタを
備えた制御装置の出力回路。 - 【請求項2】 前記外部電源の電源電圧を検出する電源
電圧検出回路と、 前記電源電圧検出回路が検出した電圧値が予め設定した
所定値以上になるとオン動作するスイッチング回路とを
備え、 前記電界効果トランジスタがオン動作する前に前記外部
電源の電源電圧が所定値より低下していると前記スイッ
チング回路はオフ状態を維持して前記電界効果トランジ
スタがオン動作しないようにするとともに、 前記電界効果トランジスタがオン動作した後、前記外部
電源の定格容量超過が原因となって同電源の電源電圧が
所定値より低下すると、前記スイッチング回路はオン動
作を維持して前記電界効果トランジスタが同電源電圧の
所定値を保持できるようなオン状態を維持し、同電界効
果トランジスタには前記所定値の電源電圧が印加された
状態で過電流が流れる状態となって、同電界効果トラン
ジスタの損失が増大して発熱が促進されて前記過熱保護
機能が瞬時に働くようにしたことを特徴とする過熱保護
機能付きNチャンネル電界効果トランジスタを備えた制
御装置の出力回路。 - 【請求項3】 前記電源電圧検出回路は前記電界効果ト
ランジスタ用電源とグランド出力端子との間に直列接続
されるツェナーダイオードと分割抵抗とにより構成する
とともに、前記スイッチング回路は前記電界効果トラン
ジスタ用電源と前記電界効果トランジスタのゲート間に
接続されるトランジスタにより構成するようにしたこと
を特徴とする請求項2に記載の過熱保護機能付きNチャ
ンネル電界効果トランジスタを備えた制御装置の出力回
路。 - 【請求項4】 前記電源電圧検出回路は前記電界効果ト
ランジスタ用電源とグランド出力端子との間に直列接続
される分割抵抗で構成するとともに、前記スイッチング
回路は前記電界効果トランジスタ用電源と前記電界効果
トランジスタのゲート間に接続されるトランジスタによ
り構成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載
の過熱保護機能付きNチャンネル電界効果トランジスタ
を備えた制御装置の出力回路。 - 【請求項5】 前記電源電圧検出回路は前記電界効果ト
ランジスタ用電源とグランド出力端子との間に接続され
るトランジスタで構成するとともに、前記スイッチング
回路は前記電界効果トランジスタ用電源と前記電界効果
トランジスタのゲート間に接続されるトランジスタによ
り構成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載
の過熱保護機能付きNチャンネル電界効果トランジスタ
を備えた制御装置の出力回路。 - 【請求項6】 前記出力回路は入力装置あるいは検出装
置からの出力信号に基づき予め設定されたプログラムに
従って論理演算処理を行う論理演算部からの演算結果を
出力するプログラマブルコントローラの出力回路である
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記
載の過熱保護機能付きNチャンネル電界効果トランジス
タを備えた制御装置の出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164767A JPH1117460A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 過熱保護機能付きトランジスタを備えた制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164767A JPH1117460A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 過熱保護機能付きトランジスタを備えた制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1117460A true JPH1117460A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15799551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9164767A Pending JPH1117460A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 過熱保護機能付きトランジスタを備えた制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1117460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070856A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-27 | Samsung Sdi Co Ltd | プラズマ表示装置及びその電圧発生器 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9164767A patent/JPH1117460A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070856A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-27 | Samsung Sdi Co Ltd | プラズマ表示装置及びその電圧発生器 |
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