JPH11174337A - 実体顕微鏡 - Google Patents

実体顕微鏡

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JPH11174337A
JPH11174337A JP9362869A JP36286997A JPH11174337A JP H11174337 A JPH11174337 A JP H11174337A JP 9362869 A JP9362869 A JP 9362869A JP 36286997 A JP36286997 A JP 36286997A JP H11174337 A JPH11174337 A JP H11174337A
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JP
Japan
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lens holding
arm
cylindrical cam
rotation
moving member
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JP9362869A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Shinada
伸宏 品田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下動部材の回転を規制でき、しかも組立や
加工の手間のかからない安価な実体顕微鏡を提供する。 【解決手段】 外周面にカム溝11が形成された円柱カ
ム10と、カム溝11と係合する係合ピン21と互いに
反対方向へ延びる2つの腕部22,23とを有し、円柱
カム10の回転に伴って上下動する上下動部材と、腕部
22,23に連結され、上下動部材20と共に上下動す
る2つのレンズ保持部30,40とを備える実体顕微鏡
において、レンズ保持部40は当接部46とピン45と
によって腕部23を保持し、上下動部材20の円柱カム
10周りの回転を阻止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、実体顕微鏡に関
し、特にズームレンズ駆動機構を備えた実体顕微鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の実体顕微鏡のズームレンズ
駆動機構を説明する図、図6は図5のVI−VI矢視図、図
7は図6のVII-VII 矢視図である。
【0003】従来の実体顕微鏡は、外周面にカム溝が形
成された円柱カム210と、カム溝211と係合する係
合ピン221と互いに反対方向へ延びる2つの腕部22
2,223とを有し、円柱カム210の回転に伴って上
下動する上下動部材220と、腕部222,223に連
結され、上下動部材220と共に上下動する2つのレン
ズ保持部230,240とを備える。円柱カム210、
係合ピン221、上下動部材220及びレンズ保持部2
30,240でズームレンズ駆動機構が構成される。
【0004】レンズ保持部230,240にはそれぞれ
レンズ231,241が保持されている。
【0005】レンズ保持部230,240の一端は光軸
方向へ延びるガイド棒232,242に摺動可能に支持
され、他端は光軸方向へ延びるガイド棒233,243
に当接している。なお、ガイド棒232,242,23
3,243は本体フレーム250に固定されている。
【0006】また、レンズ保持部230,240の間に
引張ばね260を設けることによってレンズ保持部23
0,240の他端を常にガイド棒233,243に当接
させている。
【0007】レンズ保持部230,240の一端には雌
ねじ234,244が形成され、この雌ねじ234,2
44にはピン235,245のねじ部235a,245
aが螺合している。
【0008】腕部223には左右方向へ延びる凹部22
3aが形成され、この凹部223aにピン245の頭部
245bが摺動可能に嵌まっている。なお、図示はしな
いが、腕部222にも左右方向へ延びる凹部が形成さ
れ、この凹部にピン235の頭部235bが摺動可能に
嵌まっている。
【0009】円柱カム210は本体フレーム250に回
転可能に支持され、カム溝211と係合ピン221とが
係合していないとき、円柱カム210は上下動部材22
0にに対して空転する。
【0010】上下動部材220には互いに反対方向へ延
びる2本の腕部222,223の間で後方へ延びる別の
腕部224が設けられ、この腕部224の先端には溝部
224aが形成されている。
【0011】この溝部224aは円柱カム210と平行
なガイド棒225と摺動可能に係合しており、この係合
によって円柱カム210回転時における上下動部材22
0の円柱カム210周りの回転が規制されている。な
お、このガイド棒225は本体フレーム250に固定さ
れている。
【0012】円柱カム210を回転させると、係合ピン
221がカム溝211に沿って移動し、上下動部材22
0が上下動する。その結果、ピン235,245が図示
しない凹部及び凹部223aに沿って摺動し、レンズ保
持部230,240がガイド棒232,233,24
2,243,225に沿って摺動しながら上下動する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、腕部224に
よって本体フレーム250の所定スペースが占有され、
しかも上下動部材220とレンズ保持部230,240
とを一体に構成した状態でガイド棒232,242,2
25に嵌めなければならないため、組立て難い。
【0014】また、腕部224の先端には凹部224a
を形成する加工を必要とするとともに、ガイド棒225
を円柱カム210と平行に取り付けるための本体フレー
ム250に対する精密な加工を必要とする。
【0015】その結果、製造コストが嵩み実体顕微鏡が
高価になってしまうという問題がある。
【0016】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は上下動部材の円柱カム周りの回転
を規制でき、しかも組立や加工の手間のかからない安価
な実体顕微鏡を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、外周面にカム溝が形成された
円柱カムと、前記カム溝と係合する係合ピンと互いに反
対方向へ延びる2つの腕部とを有し、前記円柱カムの回
転に伴って上下動する上下動部材と、前記腕部に連結さ
れ、前記上下動部材と共に上下動する2つのレンズ保持
部とを備える実体顕微鏡において、少なくとも一方の前
記レンズ保持部は、前記腕部を保持して前記上下動部材
の前記円柱カム周りの回転を阻止する回転阻止部材を備
えていることを特徴とする。
【0018】少なくとも一方の前記レンズ保持部は、前
記腕部を保持して前記上下動部材の前記円柱カム周りの
回転を阻止する回転阻止部材を備えているので、互いに
反対方向へ延びる2本の腕部以外に腕部を設けることな
しに上下動部材の円柱カム周りの回転を阻止できる。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の実体顕微鏡において、前記腕部の少なくとも一方は、
前記腕部の長手方向に延びるガイド孔を有し、前記回転
阻止部材は、前記少なくとも一方の腕部に当接する当接
部と、前記ガイド孔を介して前記レンズ保持部に取り付
けられた頭部を有するピンとを有し、前記当接部と前記
頭部とで前記ガイド孔に沿って摺動可能に前記腕部を支
持することを特徴とする。
【0020】円柱カムの回転によって上下動部材が円柱
カム周りで回転しようとしたとき、腕部はピンの頭部と
レンズ保持部の当接部とに当接しているので、上下動部
材はピンの頭部とレンズ保持部の当接部とによって円柱
カム周りの回転が阻止される。なお、ガイド孔は長孔に
限らず、長孔の一部を切欠いた孔をも含む概念である。
【0021】請求項3に記載の発明は、外周面にカム溝
が形成された円柱カムと、前記カム溝と係合する係合ピ
ンと互いに反対方向へ延びる2つの腕部とを有し、前記
円柱カムの回転に伴って上下動する上下動部材と、前記
腕部に連結され、前記上下動部材と共に上下動する2つ
のレンズ保持部とを備える実体顕微鏡において、前記2
つのレンズ保持部は、前記2つの腕部と当接して前記上
下動部材の前記円柱カム周りの回転を阻止する回転阻止
部材を備えていることを特徴とする。
【0022】2つのレンズ保持部は、前記2つの腕部と
当接して前記上下動部材の前記円柱カム周りの回転を阻
止する回転阻止部材を備えているので、互いに反対方向
へ延びる2本の腕部以外に腕部を設けることなしに上下
動部材の円柱カム周りの回転を阻止できる。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の実体顕微鏡において、前記2つの腕部は、前記腕部の
長手方向に延びるガイド孔を有し、前記回転阻止部材
は、2つのレンズ保持部材の各々に設けられ、前記2つ
の腕部にそれぞれ当接する当接部と、前記ガイド孔を介
して前記レンズ保持部に取り付けられたピンとを有し、
前記当接部と前記ピンとで前記ガイド孔に沿って摺動可
能に前記2つの腕部を支持することを特徴とする。
【0024】円柱カムの回転によって上下動部材が円柱
カム周りで回転しようとしたとき、腕部は各レンズ保持
部の当接部にそれぞれ当接しているので、上下動部材は
ピンの頭部とレンズ保持部の当接部とによって円柱カム
周りの回転が阻止される。なお、ガイド孔は長孔に限ら
ず、長孔の一部を切欠いた孔をも含む概念である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0026】図1はこの発明の第1実施形態に係る実体
顕微鏡のズームレンズ駆動機構を説明する図、図2は図
1のII−II矢視図である。
【0027】実体顕微鏡は、円柱カム10と、上下動部
材20と、レンズ保持部30,40とを備える。円柱カ
ム10、係合ピン21、上下動部材20及びレンズ保持
部30,40でズームレンズ駆動機構が構成される。
【0028】円柱カム10は本体フレーム40に回転可
能に支持され、円柱カム10の外周面にカム溝11が形
成されている。
【0029】円柱カム10には上下動部材20が嵌めら
れている。この上下動部材20はカム溝11と係合する
係合ピン21を有し、円柱カム10の回転に伴って上下
動する。なお、係合ピン21がないときには円柱カム1
0は上下動部材20に対して空転する。
【0030】上下動部材20には互いに反対方向へ延び
る2本の腕部22,23が設けられ、その先端にはそれ
ぞれ溝部(ガイド孔)22a,23aが形成されてい
る。
【0031】レンズ保持部30、40にはそれぞれレン
ズ31、41が保持されている。
【0032】レンズ保持部30,40の一端は光軸方向
へ延びるガイド棒32,42に摺動可能に支持され、他
端は光軸方向へ延びるガイド棒33,43に当接してい
る。なお、ガイド棒32,33,42,43はそれぞれ
本体フレーム50に固定されている。
【0033】また、レンズ保持部30,40間に引張ば
ね60を設けることによってレンズ保持部30,40の
他端を常にガイド棒33,43に当接させている。
【0034】レンズ保持部30,40の一端にはそれぞ
れ雌ねじ34,44が形成されている。一方の雌ねじ4
4には溝部23aを介して頭部45aを有するピン45
のねじ部45bが螺合している。
【0035】このとき、レンズ保持部40の当接部46
は腕部23の端面23bに当接し、ピン45の頭部45
aは腕部23の端面23cに当接しているので、レンズ
保持部40の当接部46とピン45の頭部45aとによ
って円柱カム10回転時における上下動部材20の円柱
カム10周りの回転が規制される。なお、当接部46と
頭部45aを有するピン45とで回転阻止部材が構成さ
れる。
【0036】他方の雌ねじ34には溝部22aを介して
頭部を有しないピン35のねじ部35aが螺合し、ピン
35の円柱部35bが腕部22の端面22cから若干突
出している。
【0037】このとき、レンズ保持部30の当接部36
は腕部22の端面22bと空隙を介して対向している。
【0038】ピン35,45は上下動部材20が上下動
したとき、上下動部材20の上下動に対応してカム溝部
11内を右又は左にそれぞれ摺動する。
【0039】円柱カム10を、例えばヘッドの両側に設
けたノブ(いずれも図示せず)を用いて回転させたと
き、係合ピン21がカム溝11に沿って相対移動し、上
下動部材20が上下動するので、ピン35,45が溝部
22a,23aに沿って摺動し、レンズ保持部30,4
0がガイド棒32,42に沿って摺動しながら上下動す
る。
【0040】この第1実施形態の実体顕微鏡によれば、
一方の腕部23に設けられた頭部45aを有するピン4
5によって上下動部材20の円柱カム10周りの回転を
規制できる。
【0041】また、腕部224を設けないので、従来に
おいて必要であった腕部224の先端の溝部224aの
加工やガイド棒225を円柱カム210と平行に取り付
けるための本体フレーム250に対する精密な加工を省
略できる。
【0042】更に、腕部224等によって本体フレーム
50のスペースが占有されることがなく、しかも上下動
部材20とレンズ保持部30,40とを別々に組み込
み、ピン35,45によって上下動部材20とレンズ保
持部30,40とを一体にすることができるので、組立
てが容易である。
【0043】そのため、上下動部材20の円柱カム10
周りの回転を阻止できるとともに、製造コストが低減さ
れ、実体顕微鏡を安価に提供することができる。
【0044】図3はこの発明の第2実施形態に係る実体
顕微鏡のズーム機構を説明する図、図4は図3のIV−IV
矢視図であり、第1実施形態と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0045】レンズ保持部130,140にはガイド棒
32,42を摺動可能に支持するための筒部137,1
38,147,148が上下に同じ長さだけ延ばされて
形成されている。
【0046】レンズ保持部130,140の一端に形成
された雌ねじ134,144には溝部22a,23aを
介して頭部を有しないピン135,145のねじ部13
5a,145aが螺合し、ピン135,145の円柱部
135b,145bが腕部22,23の端面22c,2
3cから若干突出している。
【0047】このとき、各レンズ保持部130,140
の当接部136,146は腕部22,23の端面22
b、23bと当接しているので、レンズ保持部130,
140の当接部136,146によって円柱カム10回
転時における上下動部材20の円柱カム10周りの回転
が規制される。なお、当接部136,146と頭部を有
しないピン135,145とで回転阻止部材が構成され
る。
【0048】ピン135,145は上下動部材20が上
下動したとき、上下動部材20の上下動に対応してカム
溝部11内を右又は左にそれぞれ摺動する。
【0049】この実施形態においても、円柱カム10を
回転させたとき、係合ピン21がカム溝11に沿って相
対移動し、上下動部材20が上下動するので、ピン13
5,145が溝部22a,23aに沿って摺動し、レン
ズ保持部130,140がガイド棒32,42に沿って
摺動しながら上下動する。
【0050】この第2実施形態の実体顕微鏡によれば、
第1実施形態と同様の効果を発揮できる。また、レンズ
保持部130,140には筒部137,138及び筒部
147,148がそれぞれ上下に同じ長さだけ延ばされ
て形成されているので、例えば、1種類のレンズ保持部
130をレンズ保持部140と共用することができ(部
品の共用化)、部品の数が減少して部品の管理が容易と
なり、製造コストをより低減することができる。
【0051】なお、上記各実施形態は内斜(ズーム)光
学系の実体顕微鏡で説明したが、平行(ズーム)光学系
の実体顕微鏡にも適用することができる。
【0052】また、上記各実施形態ではガイド孔として
溝部22a,23aを用いた場合を説明したが、ガイド
孔としては、例えば長孔を用いてもよい。
【0053】なお、上記各実施形態では図示していない
が、例えば図2の下側にもガイド棒に摺動可能に支持さ
れるレンズ保持部が設けられており、円柱カム10を回
転させたとき、両方のレンズ保持部が相対的に移動する
ように構成されている。その結果、円柱カム10を回転
させてズーム倍率を変えたときでも常に接眼レンズにピ
ントを合わせることができる。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載の発
明によれば、互いに反対方向へ延びる2本の腕部以外に
腕部を設けることなしに上下動部材の円柱カム周りの回
転を阻止できるとともに、2本の腕部以外に腕部等に対
する加工を省略できる。したがって、組立や加工の手間
がかからず、製造コストを低減できるので、実体顕微鏡
を安価に提供できる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、円柱カムの
回転によって上下動部材が円柱カム周りで時計方向又は
反時計方向へ回転しようとしたとき、腕部はピンの頭部
とレンズ保持部の当接部とに当接しているので、上下動
部材はピンの頭部とレンズ保持部の当接部とによって円
柱カム周りの回転を阻止できる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、互いに反対
方向へ延びる2本の腕部以外に腕部を設けることなしに
上下動部材の円柱カム周りの回転を阻止できるととも
に、2本の腕部以外に腕部等に対する加工を省略でき
る。したがって、組立や加工の手間がかからず、製造コ
ストの低減を図ることができるので、実体顕微鏡を安価
に提供できる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、円柱カムの
回転によって上下動部材が円柱カム周りで時計方向又は
反時計方向へ回転しようとしたとき、腕部は各レンズ保
持部の当接部にそれぞれ当接しているので、上下動部材
はピンの頭部とレンズ保持部の当接部とによって円柱カ
ム周りの回転を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る実体顕微
鏡のズーム機構を説明する図である。
【図2】図2は図1のII−II矢視図である。
【図3】図3はこの発明の第2実施形態に係る実体顕微
鏡のズーム機構を説明する図である。
【図4】図4は図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図5は従来の実体顕微鏡のズーム機構を説明す
る図である。
【図6】図6は図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図7は図6のVII-VII 矢視図である。
【符号の説明】
10 円柱カム 11 カム溝 20 上下動部材 21 係合ピン 22,23 腕部 30,40,130,140 レンズ保持部 45,135,145 ピン(回転阻止部材) 46,136,146 当接部(回転阻止部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にカム溝が形成された円柱カム
    と、前記カム溝と係合する係合ピンと互いに反対方向へ
    延びる2つの腕部とを有し、前記円柱カムの回転に伴っ
    て上下動する上下動部材と、前記腕部に連結され、前記
    上下動部材と共に上下動する2つのレンズ保持部とを備
    える実体顕微鏡において、 少なくとも一方の前記レンズ保持部は、前記腕部を保持
    して前記上下動部材の前記円柱カム周りの回転を阻止す
    る回転阻止部材を備えていることを特徴とする実体顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記腕部の少なくとも一方は、前記腕部
    の長手方向に延びるガイド孔を有し、 前記回転阻止部材は、前記少なくとも一方の腕部に当接
    する当接部と、前記ガイド孔を介して前記レンズ保持部
    に取り付けられた頭部を有するピンとを有し、 前記当接部と前記頭部とで前記ガイド孔に沿って摺動可
    能に前記腕部を支持することを特徴とする請求項1に記
    載の実体顕微鏡。
  3. 【請求項3】 外周面にカム溝が形成された円柱カム
    と、前記カム溝と係合する係合ピンと互いに反対方向へ
    延びる2つの腕部とを有し、前記円柱カムの回転に伴っ
    て上下動する上下動部材と、前記腕部に連結され、前記
    上下動部材と共に上下動する2つのレンズ保持部とを備
    える実体顕微鏡において、 前記2つのレンズ保持部は、前記2つの腕部と当接して
    前記上下動部材の前記円柱カム周りの回転を阻止する回
    転阻止部材を備えていることを特徴とする実体顕微鏡。
  4. 【請求項4】 前記2つの腕部は、前記腕部の長手方向
    に延びるガイド孔を有し、 前記回転阻止部材は、2つのレンズ保持部材の各々に設
    けられ、前記2つの腕部にそれぞれ当接する当接部と、 前記ガイド孔を介して前記レンズ保持部に取り付けられ
    たピンとを有し、 前記当接部と前記ピンとで前記ガイド孔に沿って摺動可
    能に前記2つの腕部を支持することを特徴とする請求項
    3に記載の実体顕微鏡。
JP9362869A 1997-12-12 1997-12-12 実体顕微鏡 Withdrawn JPH11174337A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7838182B2 (en) 2003-07-08 2010-11-23 Hoya Corporation Container for housing a mask blank, method of housing a mask blank, and mask blank package

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7838182B2 (en) 2003-07-08 2010-11-23 Hoya Corporation Container for housing a mask blank, method of housing a mask blank, and mask blank package

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