JPH11174310A - ズームレンズの調整方法 - Google Patents

ズームレンズの調整方法

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JPH11174310A
JPH11174310A JP9352239A JP35223997A JPH11174310A JP H11174310 A JPH11174310 A JP H11174310A JP 9352239 A JP9352239 A JP 9352239A JP 35223997 A JP35223997 A JP 35223997A JP H11174310 A JPH11174310 A JP H11174310A
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zoom lens
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
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    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子等を用いたビデオカメラや電子
スチルカメラ等に使用されるズームレンズに対しても適
用可能なズームレンズの調整方法。 【解決手段】 広角端での基準状態から第1レンズ群G
1と第2レンズ群G2とを一体的に移動させて実際の結
像面と基準の結像面とを一致させるのに必要な一体的な
移動量δ1を求める。次いで、望遠端での基準状態から
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2とをδ1だけ一体
的に移動させた後に、第1レンズ群G1のみを追加的に
移動させて実際の結像面と基準の結像面とを一致させる
のに必要な追加的な移動量δ2を求める。そして、一体
的な移動量δ1と追加的な移動量δ2とに基づいて、第
1レンズ群G1の基準位置からの位置補正量P1および
第2レンズ群G2の基準位置からの位置補正量P2を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズの調整
方法に関し、特に固体撮像素子等を用いたビデオカメラ
や電子スチルカメラ等に使用されるズームレンズにおい
て実際の結像面と基準の結像面との間の位置ずれを調整
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば一眼レフカメラ用のズームレン
ズでは、機械的なカム方式を用いて変倍レンズ群(変倍
に際して光軸に沿って移動するレンズ群)の位置決めを
行っている。図3は、機械的なカム方式を用いて変倍レ
ンズ群の位置決めを行うズーム機構を示す図である。ま
た、図4は、図3のズーム機構を有するズームレンズに
おいて製造誤差などに起因する結像面の位置ずれが無い
状態を示す図である。さらに、図5は、図3のズーム機
構を有するズームレンズにおいて製造誤差などに起因す
る結像面の位置ずれが有る状態を示す図である。
【0003】図3に示すズーム機構においては、第1レ
ンズ群G1を保持する部材から突出したピンAがズーム
カム溝1および直進カム溝3を貫通している。また、第
2レンズ群G2を保持する部材から突出したピンBがズ
ームカム溝2および直進カム溝3を貫通している。ここ
で、ズームカム溝1は第1レンズ群G1のズーム軌道に
対応して形成され、ズームカム溝2は第2レンズ群G2
のズーム軌道に対応して形成されている。一方、直進カ
ム溝3はズームレンズの光軸と平行に延びるように形成
され、図3中矢印で示すように破線31で示す広角端位
置と破線32で示す望遠端位置との間で平行移動するよ
うに構成されている。
【0004】したがって、図3に示す中間焦点距離状態
において、ピンAの位置が第1レンズ群G1の位置に対
応し、ピンBの位置が第2レンズ群G2の位置に対応し
ている。図3のズーム機構を有するズームレンズにおい
て、各レンズ群の焦点距離、各レンズ群の間隔、および
各カム溝の形状がいずれも設計値通りである場合には、
図4に示すように、広角端(W)における実際の結像面
Iw1と、望遠端(T)における実際の結像面It1と、基
準の結像面I(設計において想定された結像面すなわち
フィルムやCCDなどの受光面)とが互いに一致する。
【0005】しかしながら、実際に製造されるズームレ
ンズでは、レンズ面の曲率半径、レンズ面間隔、レンズ
厚、レンズ材料の屈折率等の誤差のために各レンズ群の
焦点距離や各レンズ群の間隔が設計値と異なるだけでな
く、各カム溝の形状にも加工誤差が生じる。したがっ
て、レンズを組み立てただけで調整を行っていない状態
では、図5に示すように、広角端(W)における実際の
結像面Iw2と、望遠端(T)における実際の結像面It2
と、基準の結像面Iとが互いに一致しない。
【0006】なお、従来の一般的なズームレンズでは、
第1レンズ群G1を光軸に沿って移動させてフォーカシ
ング(合焦)を行う。このフォーカシング方式の場合、
第1レンズ群G1に対してヘリコイド機構が設けられ、
ヘリコイドの回転角度を適宜変化させて第1レンズ群G
1のフォーカシング移動量を制御することによって、無
限遠合焦状態から近距離合焦状態までの各撮影距離状態
に対応する構造となっている。また、基準の結像面Iの
位置は、レンズ鏡筒に設けられた取付け基準面に基づい
て規定される。そして、ズームレンズの主要構造物(カ
ムなど)に対する取付け基準面の位置は、ワッシャによ
り調整することができるように構成されている。
【0007】図6は、ズームレンズの従来の調整方法に
際して被検レンズであるズームレンズの結像面位置を測
定する様子を説明する図である。ズームレンズの従来の
調整方法に際してその結像面位置を測定するには、図6
に示すように、コリメーター61とミラー62とを用い
る。コリメーター61では、スリット63を介した光源
64からの光がハーフミラー65に入射する。ハーフミ
ラー65を透過した光は、コリメーターレンズ66を介
して平行光束となる。
【0008】コリメーター61から射出された平行光
束、すなわち無限遠の物体からの光と等価な平行光束
は、被検レンズ67に入射する。被検レンズ67を介し
た光は、その結像面近傍に配置されたミラー62に入射
する。ミラー62で反射された光は、被検レンズ67お
よびコリメーターレンズ66を介して、ハーフミラー6
5に入射する。ハーフミラー65で反射された光は、ス
リット63と光学的に共役な位置に配置されたレチクル
68に入射する。レチクル68を介した光は、接眼レン
ズ69を介して観察される。
【0009】被検レンズ67の結像面位置の測定に際し
ては、ミラー62の位置を光軸AXに沿って前後移動さ
せる。このとき、ミラー62の反射面の位置が被検レン
ズ67の結像面位置に一致すると、ミラー62で反射さ
れた光が被検レンズ67を介して再び平行光束となり、
コリメーター61に入射する。コリメーター61に入射
した平行光束は、コリメーターレンズ66およびハーフ
ミラー65を介してレチクル68上に結像する。一方、
ミラー62の反射面の位置が被検レンズ67の結像面位
置から光軸AXに沿って前後に位置ずれした状態では、
ミラー62で反射された光が被検レンズ67を介して発
散光束または収れん光束となり、レチクル68上に形成
される像はピンぼけ状態となって観察される。
【0010】こうして、コリメーター61とミラー62
とを用いて被検レンズ67であるズームレンズの結像面
位置を測定することができる。すなわち、ズームレンズ
の各レンズ群を広角端の基準位置に位置決めした状態
で、広角端(W)における実際の結像面Iw2を測定する
ことができる。また、ズームレンズの各レンズ群を望遠
端の基準位置に位置決めした状態で、望遠端(T)にお
ける実際の結像面It2を測定することができる。その結
果、広角端(W)における実際の結像面Iw2と望遠端
(T)における実際の結像面It2との位置ずれd(図5
参照)を求めることができる。
【0011】図7は、一般的なレンズの結像状態を示す
図である。図7において、Oは物点を、Iは像点を、F
は前側焦点を、F’は後側焦点を、fは焦点距離をそれ
ぞれ示している。前側焦点Fから物点Oまでの距離をx
とし、後側焦点F’から像点Iまでの距離をx’とする
と、レンズの結像関係において次の式(1)に示す関係
が成立する(ニュートンの公式)。 x・x’=−f2 (1)
【0012】また、レンズの結像倍率βは、次の式
(2)で定義される。 β=(x’+f)/(x−f) (2) 上述の式(2)は、式(1)の関係を用いて、次の式
(3)のように変形される。 β=f/x (3)
【0013】図7において、物点OがΔxだけ移動する
と、物点の移動に伴って像点IがΔx’だけ移動する。
この場合、ニュートンの公式により、次の式(4)に示
す関係が成立する。 (x+Δx)(x’+Δx’)=−f2 (4) すなわち、像点Iの移動量Δx’は、次の式(5)で表
される。 Δx’=(f2 ・Δx)/{x・(x+Δx)} (5) したがって、レンズの縦倍率α=Δx’/Δxは、物点
Oの移動量Δxが微小である場合、次の式(6)で近似
される。 α=f2 /{x・(x+Δx)}≒(f/x)2 =β2 (6)
【0014】図8は、ズームレンズの結像状態を示す図
である。図8においては、第1レンズ群G1の前側焦点
位置が第2レンズ群G2の物点に相当し、第1レンズ群
G1がΔxだけ移動すると、第2レンズ群G2の物点も
同じようにΔxだけ移動する。したがって、第1レンズ
群G1をΔxだけ移動させたときのズームレンズの結像
面の移動量Δx’は、次の式(7)で表される。また、
ズームレンズ全体の焦点距離fは、次の式(8)で表さ
れる。 Δx’=Δx・β2 (7) f=f1・β (8) ここで、f1は第1レンズ群G1の焦点距離であり、β
は第2レンズ群G2以降のレンズ群による合成結像倍率
(2群構成の場合は第2レンズ群G2の結像倍率)であ
る。
【0015】ズームレンズでは、第2レンズ群G2以降
のレンズ群による結像倍率βの値は焦点距離状態(ズー
ムポジション)によって異なる。このため、第1レンズ
群G1を一定量だけ移動させた場合でも、結像面の移動
量は焦点距離状態によって異なることになる。そこで、
広角端(W)における第1レンズ群G1の移動量Δxに
対する結像面の移動量Δx’の比K1w=Δx’/Δx
を、広角端での第1レンズ群G1に対する像面移動係数
という。また、望遠端(T)における第1レンズ群G1
の移動量Δxに対する結像面の移動量Δx’の比K1t=
Δx’/Δxを、望遠端での第1レンズ群G1に対する
像面移動係数という。
【0016】図9は、ズームレンズの従来の調整方法を
説明する図である。ズームレンズの従来の調整方法にお
いては、広角端での第1レンズ群G1に対する像面移動
係数K1wと望遠端での第1レンズ群G1に対する像面移
動係数K1tとの差を利用して、ズーミング調整(ふりわ
け調整)により広角端(W)における実際の結像面Iw2
と望遠端(T)における実際の結像面It2との位置ずれ
dの除去を行っている。すなわち、ズーミング調整で
は、次の式(9)に示す関係が成立するように第1レン
ズ群G1をΔxだけ移動させる。 Δx・(K1t−K1w)=d (9)
【0017】こうして、図9に示すように、第1レンズ
群G1をΔxだけ移動させるズーミング調整により、広
角端(W)における実際の結像面Iw2と望遠端(T)に
おける実際の結像面It2とを結像面I’に一致させるこ
とができる。しかしながら、この状態では、ズーミング
調整後の結像面I’と、フィルムやCCDなどの基準の
結像面Iとの間に位置ずれDが残存することになる。そ
こで、従来の調整方法では、取付け基準面を規定するワ
ッシャー厚を変えることにより、ズーミング調整後の結
像面I’と基準の結像面Iとの位置ずれDを調整する
(バック調整)。このバック調整は、ズームレンズ全体
を光軸に沿って前後移動させることと等価である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】一般に、CCDのよう
な固体撮像素子を用いたビデオカメラや電子スチルカメ
ラでは、CCDの小型化に伴ってズームレンズにも小型
化が求められている。しかしながら、従来のズームレン
ズでは、上述のような機械的なカム機構を具備するため
にレンズ鏡筒が大型化し、固体撮像素子を用いたビデオ
カメラや電子スチルカメラ等に適したズームレンズを実
現することが困難であった。
【0019】また、CCDのような固体撮像素子では、
固体撮像素子のパッケージ部材の取付け基準面と固体撮
像素子自体の基準の結像面との距離に個体差があるの
で、ズームレンズにCCDを固定的に配置した後にズー
ムレンズの調整を行う必要がある。この場合、コリメー
ターとミラーとを用いた従来のズームレンズの調整方法
では、ミラーを設置すべき位置にCCDが固定的に配置
されているので、広角端および望遠端における実際の結
像面の位置を求めることができず、ズームレンズの調整
を行うことができなかった。
【0020】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、ズームレンズの大型化を招くことのない方式
のズーム機構を用いるズームレンズの調整方法であっ
て、固体撮像素子等を用いたビデオカメラや電子スチル
カメラ等に使用されるズームレンズに対しても適用可能
なズームレンズの調整方法を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、物体側から順に第1レンズ群と第2レ
ンズ群とを備えたズームレンズの調整方法において、前
記第1レンズ群を第1焦点距離状態の基準位置に位置決
めし且つ前記第2レンズ群を前記第1焦点距離状態の基
準位置に位置決めした状態から、前記第1レンズ群と前
記第2レンズ群とを一体的に移動させることによって前
記ズームレンズの実際の結像面と前記ズームレンズの基
準の結像面とを一致させ、前記実際の結像面と前記基準
の結像面とを一致させるのに必要な前記第1レンズ群と
前記第2レンズ群との一体的な移動量δ1を求める工程
と、前記第1レンズ群を第2焦点距離状態の基準位置に
位置決めし且つ前記第2レンズ群を前記第2焦点距離状
態の基準位置に位置決めした状態から、前記第1レンズ
群と前記第2レンズ群とを前記移動量δ1だけ一体的に
移動させた後に、前記第1レンズ群のみを追加的に移動
させて前記ズームレンズの実際の結像面と前記基準の結
像面とを一致させ、前記実際の結像面と前記基準の結像
面とを一致させるのに必要な前記第1レンズ群の追加的
な移動量δ2を求める工程と、前記第1焦点距離状態お
よび前記第2焦点距離状態において前記実際の結像面と
前記基準の結像面とを一致させるために必要な前記第1
レンズ群の基準位置からの位置補正量P1および前記第
2レンズ群の基準位置からの位置補正量P2を、前記一
体的な移動量δ1と前記追加的な移動量δ2とに基づい
て求める工程とを備え、広角端から望遠端までの各焦点
距離状態において前記第1レンズ群の基準位置を前記位
置補正量P1だけ補正し且つ前記第2レンズ群の基準位
置を前記位置補正量P2だけ補正することによって、製
造誤差などに起因する前記実際の結像面と前記基準の結
像面との間の位置ずれを調整することを特徴とするズー
ムレンズの調整方法を提供する。
【0022】本発明の好ましい態様によれば、前記第1
焦点距離状態は広角端状態であり、前記第2焦点距離状
態は望遠端状態である。また、前記ズームレンズは、物
体側から順に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群と
から構成され、あるいは前記第1レンズ群と前記第2レ
ンズ群と変倍に際して固定の第3レンズ群とから構成さ
れ、前記第1レンズ群の位置補正量P1および前記第2
レンズ群の位置補正量P2は、前記ズームレンズに固有
の定数であるXおよびYを用いて、 P1=δ1+X・δ2 P2=δ1+Y・δ2 の式でそれぞれ表されることが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいて説明する。本発明においては、各ズー
ムカム溝と直進カム溝との作用によって変倍レンズ群を
移動させる機械的なカム方式に代えて、電子カム方式を
用いたズーム機構により変倍レンズ群を移動させる。電
子カム方式を用いたズーム機構では、メモリーに記憶さ
れた値(電子カム)に基いて、たとえばステッピングモ
ーターのような駆動手段によって、各レンズ群をそれぞ
れ移動させる。
【0024】なお、電子カム方式では、変倍範囲を規定
するためのメカ制限部材が存在しないため、フォトイン
タラプターセンサーあるいはエンコーダーによって、各
変倍レンズ群の広角端での基準位置や望遠端での基準位
置を検知する。電子カム方式では、フォトインタラプタ
ーセンサー(あるいはエンコーダー)と電子カムとを用
いることにより、機械的なカム方式の場合と同様に、広
角端から望遠端までの範囲に亘って変倍を行うことがで
き、あたかも機械的なカム方式におけるメカ制限部材が
あるかのように広角端状態や望遠端状態を一義的に規定
することができる。
【0025】たとえば、CCDのような固体撮像素子を
用いたビデオカメラや電子スチルカメラに使用されるズ
ームレンズの調整方法に本発明を適用する場合、ズーム
レンズに対してCCDが固定的に配置されるので、ズー
ムレンズの実際の結像面の位置をコリメーターとミラー
とを用いて従来の方法により求めることが不可能であ
る。その代わりに、たとえばコリメーターで生成した平
行光束(無限遠の物体からの光と等価な平行光束)をズ
ームレンズに入射させ、CCDの受光面上に形成される
像のコントラストが最大となる位置をCCDの出力信号
に基づいて検出することにより、ズームレンズの実際の
結像面とCCDの受光面(すなわち基準の結像面)とが
一致しているか否かを判別することができる。
【0026】図1は、本発明のズームレンズの調整方法
を説明する第1の図であって、光軸よりも上側は広角端
での基準状態を、光軸よりも下側は広角端での合焦状態
を示している。また、図2は、本発明のズームレンズの
調整方法を説明する第2の図であって、光軸よりも上側
は望遠端での基準状態を、光軸よりも下側は望遠端での
合焦状態を示している。図1および図2において、ズー
ムレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1
レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2
と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成さ
れている。なお、第1レンズ群G1および第2レンズ群
G2は変倍に際して光軸方向に移動し、第3レンズ群G
3は変倍に際して光軸方向に固定である。
【0027】上述のように、図1において光軸よりも上
側は、広角端での基準状態を示している。広角端での基
準状態とは、フォトインタラプターセンサー(あるいは
エンコーダー)と電子カムとステッピングモーターとの
作用により、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2
が広角端の基準位置に位置決めされた状態である。ここ
で、第1レンズ群G1の焦点距離をf1とし、広角端で
の第2レンズ群G2の結像倍率をβ2wとし、第3レンズ
群G3の結像倍率をβ3とし、広角端での第2レンズ群
G2と第3レンズ群G3との合成結像倍率をβw(=β
2w・β3)とすると、広角端におけるズームレンズ全体
の焦点距離fwは、次の式(10)で表される。 fw=f1・βw (10)
【0028】これに対して、図1において光軸よりも下
側は、広角端での合焦状態を示している。広角端での合
焦状態とは、広角端での基準状態から第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2とをδ1だけ一体的に移動させるこ
とによって、ズームレンズの実際の結像面をdwだけ移
動させてCCDの受光面(基準の結像面)に一致させた
状態である。第1レンズ群G1と第2レンズ群G2とを
一体的に移動させる場合の像面移動係数をK12とする
と、広角端での基準状態におけるデフォーカス量dw
は、次の式(11)で表される。 dw=K12・δ1 (11)
【0029】また、像面移動係数K12は、次の式(12)
で表される。 K12=β32 (12) なお、上述したように、第3レンズ群G3は変倍に際し
て固定のレンズ群であり、その結像倍率β3は変倍に伴
って変化することなく一定である。したがって、像面移
動係数K12は、広角端から望遠端までの各焦点距離状態
において一定の値となる。
【0030】一方、図2において光軸よりも上側は、前
述したように、望遠端での基準状態を示している。望遠
端での基準状態とは、フォトインタラプターセンサー
(あるいはエンコーダー)と電子カムとステッピングモ
ーターとの作用により、第1レンズ群G1および第2レ
ンズ群G2が望遠端の基準位置に位置決めされた状態で
ある。ここで、望遠端での第2レンズ群G2の結像倍率
をβ2tとし、望遠端での第2レンズ群G2と第3レンズ
群G3との合成結像倍率をβt(=β2t・β3)とする
と、望遠端におけるズームレンズ全体の焦点距離ft
は、次の式(13)で表される。 ft=f1・βt (13)
【0031】これに対して、図2において光軸よりも下
側は、望遠端での合焦状態を示している。望遠端での合
焦状態とは、望遠端での基準状態から第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2とをδ1だけ一体的に移動させた後
に、第1レンズ群G1のみをδ2だけ移動させることに
よって、ズームレンズの実際の結像面をdtだけ移動さ
せてCCDの受光面(基準の結像面)に一致させた状態
である。望遠端での第1レンズ群G1に対する像面移動
係数をK1tとすると、望遠端での基準状態におけるデフ
ォーカス量dtは、次の式(14)で表される。 dt=K12・δ1+K1t・δ2 (14)
【0032】ところで、広角端での基準状態におけるデ
フォーカス量dwおよび望遠端での基準状態におけるデ
フォーカス量dtは、第1レンズ群G1のみをΔzだけ
移動させるズーミング調整と、第1レンズ群G1と第2
レンズ群G2とをΔbだけ一体的に移動させるバック調
整とによっても調整可能である。この場合、広角端にお
いてズーミング調整によって調整されるデフォーカス調
整量をdwzとし、望遠端においてズーミング調整によっ
て調整されるデフォーカス調整量をdtzとし、広角端に
おいてバック調整によって調整されるデフォーカス調整
量をdwbとし、望遠端においてバック調整によって調整
されるデフォーカス調整量をdtbとすると、dwb=dtb
=dbであり、次の式(15)および(16)に示す関係が
成立する。 dw=dwz+db (15) dt=dtz+db (16)
【0033】また、次の式(17)〜(19)に示す関係が
成立する。 dwz=K1w・Δz (17) dtz=K1t・Δz (18) db=K12・Δb (19) 以上より、次の式(20)および(21)に示す関係が得ら
れる。 dw=K1w・Δz+K12・Δb=K12・δ1 (20) dt=K1t・Δz+K12・Δb=K12・δ1+K1t・δ2 (21)
【0034】式(20)より、バック調整量Δbは、次の
式(22)で表される。 Δb=δ1−(K1w/K12)Δz (22) 式(22)で表されるバック調整量Δbを式(21)に代入
することにより、次の式(23)に示す関係が得られる。 K1t・Δz+K12・δ1−K1w・Δz=K12・δ1+K1t・δ2 (23) こうして、ズーミング調整量Δzは、次の式(24)で表
される。 Δz={K1t/(K1t−K1w)}δ2 (24) また、バック調整量Δbは、最終的に次の式(25)で表
される。 Δb=δ1−(K1w/K12)・{K1t/(K1t−K1w)}δ2 (25)
【0035】このように、本発明では、広角端での基準
状態から第1レンズ群G1と第2レンズ群G2とを一体
的に移動させて実際の結像面と基準の結像面とを一致さ
せるのに必要な一体的な移動量δ1を求める。次いで、
望遠端での基準状態から第1レンズ群G1と第2レンズ
群G2とをδ1だけ一体的に移動させた後に、第1レン
ズ群G1のみを追加的に移動させて実際の結像面と基準
の結像面とを一致させるのに必要な追加的な移動量δ2
を求める。そして、上述の式(24)および(25)によ
り、一体的な移動量δ1と追加的な移動量δ2とに基づ
いて、ズーミング調整量Δzとバック調整量Δbとを求
める。
【0036】実際の変倍操作では、広角端から望遠端ま
での各焦点距離状態において、第1レンズ群G1の基準
位置(フォトインタラプターセンサーと電子カムとによ
って設計上規定される位置)を、ズーミング調整量Δz
とバック調整量Δbとの和からなる位置補正量P1(=
Δz+Δb)だけ補正して位置決めするとともに、第2
レンズ群G2の基準位置(フォトインタラプターセンサ
ーと電子カムとによって設計上規定される位置)を、バ
ック調整量Δbからなる位置補正量P2(=Δb)だけ
補正して位置決めする。その結果、製造誤差などに起因
する実際の結像面と基準の結像面との間の位置ずれを調
整することことができる。
【0037】第1レンズ群G1の位置補正量P1および
第2レンズ群G2の位置補正量P2は、次の式(26)お
よび(27)でそれぞれ表される。
【数1】 P1=Δb+Δz =δ1+{1−(K1w/K12)}{K1t/(K1t−K1w)}δ2 (26) P2=Δb =δ1−(K1w/K12){K1t/(K1t−K1w)}δ2 (27)
【0038】すなわち、式(26)および(27)における
δ2の係数部分をXおよびYでそれぞれ置換することに
より、第1レンズ群G1の位置補正量P1および第2レ
ンズ群G2の位置補正量P2は、次の式(28)および
(29)で表される。 P1=δ1+X・δ2 (28) P2=δ1+Y・δ2 (29) ここで、XおよびYはズームレンズに固有の定数であ
り、次の式(30)および(31)でそれぞれ表される。 X={1−(K1w/K12)}{K1t/(K1t−K1w)} (30) Y=−(K1w/K12){K1t/(K1t−K1w)} (31)
【0039】以上のように、本発明では、固体撮像素子
等を用いたビデオカメラや電子スチルカメラ等に使用さ
れるズームレンズに対しても、一般のズームレンズと同
様に、製造誤差などに起因する実際の結像面と基準の結
像面との間の位置ずれを調整することができる。また、
本発明の調整方法では、電子カム方式を用いて調整する
ので、ズームレンズが大型化することなく、固体撮像素
子等を用いたビデオカメラや電子スチルカメラ等に使用
されるズームレンズに好適である。
【0040】なお、上述の詳細な説明では、物体側から
順に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と第3レンズ
群G3とから構成されたズームレンズを例にとって本発
明を説明している。しかしながら、第3レンズ群G3の
ない場合、すなわちズームレンズが物体側から順に第1
レンズ群G1と第2レンズ群G2とから構成された場合
には、上述の説明においてβ3=1として考えればよ
い。また、上述の詳細な説明では、撮像素子としてCC
Dを用いたビデオカメラや電子スチルカメラ等に使用さ
れるズームレンズに対して本発明を適用しているが、他
の一般のズームレンズに対しても本発明の調整方法を適
用することができることは明らかである。
【0041】さらに、上述の詳細な説明では、広角端に
おいて一体的な移動量δ1を求め、望遠端において追加
的な移動量δ2を求めている。しかしながら、望遠端に
おいて一体的な移動量δ1を求め、広角端において追加
的な移動量δ2を求めることもできる。また、一般的
に、所定の第1焦点距離状態において一体的な移動量δ
1を求め、所定の第2焦点距離状態において追加的な移
動量δ2を求めることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、固体
撮像素子等を用いたビデオカメラや電子スチルカメラ等
に使用されるズームレンズに対しても、製造誤差などに
起因する実際の結像面と基準の結像面との間の位置ずれ
を調整することができる。また、本発明の調整方法で
は、電子カム方式を用いて調整するので、ズームレンズ
が大型化することなく、固体撮像素子等を用いたビデオ
カメラや電子スチルカメラ等に使用されるズームレンズ
に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームレンズの調整方法を説明する第
1の図であって、光軸よりも上側は広角端での基準状態
を、光軸よりも下側は広角端での合焦状態を示してい
る。
【図2】本発明のズームレンズの調整方法を説明する第
2の図であって、光軸よりも上側は望遠端での基準状態
を、光軸よりも下側は望遠端での合焦状態を示してい
る。
【図3】機械的なカム方式を用いて変倍レンズ群の位置
決めを行うズーム機構を示す図である。
【図4】図3のズーム機構を有するズームレンズにおい
て製造誤差などに起因する結像面の位置ずれが無い状態
を示す図である。
【図5】図3のズーム機構を有するズームレンズにおい
て製造誤差などに起因する結像面の位置ずれが有る状態
を示す図である。
【図6】ズームレンズの従来の調整方法に際して被検レ
ンズであるズームレンズの結像面位置を測定する様子を
説明する図である。
【図7】一般的なレンズの結像状態を示す図である。
【図8】ズームレンズの結像状態を示す図である。
【図9】ズームレンズの従来の調整方法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 1、2 ズームカム溝 3 直進カム溝 61 コリメーター 62 ミラー 63 スリット 64 光源 65 ハーフミラー 66 コリメーターレンズ 67 被検レンズ 68 レチクル 69 接眼レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に第1レンズ群と第2レン
    ズ群とを備えたズームレンズの調整方法において、 前記第1レンズ群を第1焦点距離状態の基準位置に位置
    決めし且つ前記第2レンズ群を前記第1焦点距離状態の
    基準位置に位置決めした状態から、前記第1レンズ群と
    前記第2レンズ群とを一体的に移動させることによって
    前記ズームレンズの実際の結像面と前記ズームレンズの
    基準の結像面とを一致させ、前記実際の結像面と前記基
    準の結像面とを一致させるのに必要な前記第1レンズ群
    と前記第2レンズ群との一体的な移動量δ1を求める工
    程と、 前記第1レンズ群を第2焦点距離状態の基準位置に位置
    決めし且つ前記第2レンズ群を前記第2焦点距離状態の
    基準位置に位置決めした状態から、前記第1レンズ群と
    前記第2レンズ群とを前記移動量δ1だけ一体的に移動
    させた後に、前記第1レンズ群のみを追加的に移動させ
    て前記ズームレンズの実際の結像面と前記基準の結像面
    とを一致させ、前記実際の結像面と前記基準の結像面と
    を一致させるのに必要な前記第1レンズ群の追加的な移
    動量δ2を求める工程と、 前記第1焦点距離状態および前記第2焦点距離状態にお
    いて前記実際の結像面と前記基準の結像面とを一致させ
    るために必要な前記第1レンズ群の基準位置からの位置
    補正量P1および前記第2レンズ群の基準位置からの位
    置補正量P2を、前記一体的な移動量δ1と前記追加的
    な移動量δ2とに基づいて求める工程とを備え、 広角端から望遠端までの各焦点距離状態において前記第
    1レンズ群の基準位置を前記位置補正量P1だけ補正し
    且つ前記第2レンズ群の基準位置を前記位置補正量P2
    だけ補正することによって、製造誤差などに起因する前
    記実際の結像面と前記基準の結像面との間の位置ずれを
    調整することを特徴とするズームレンズの調整方法。
  2. 【請求項2】 前記第1焦点距離状態は広角端状態であ
    り、前記第2焦点距離状態は望遠端状態であることを特
    徴とする請求項1に記載のズームレンズの調整方法。
  3. 【請求項3】 前記ズームレンズは、物体側から順に、
    前記第1レンズ群と、前記第2レンズ群とから構成さ
    れ、 前記第1レンズ群の位置補正量P1および前記第2レン
    ズ群の位置補正量P2は、前記ズームレンズに固有の定
    数であるXおよびYを用いて、 P1=δ1+X・δ2 P2=δ1+Y・δ2 の式でそれぞれ表されることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のズームレンズの調整方法。
  4. 【請求項4】 前記ズームレンズは、物体側から順に、
    前記第1レンズ群と、前記第2レンズ群と、変倍に際し
    て固定の第3レンズ群とから構成され、 前記第1レンズ群の位置補正量P1および前記第2レン
    ズ群の位置補正量P2は、前記ズームレンズに固有の定
    数であるXおよびYを用いて、 P1=δ1+X・δ2 P2=δ1+Y・δ2 の式でそれぞれ表されることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のズームレンズの調整方法。
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