JPH11173869A - 走行距離検出装置 - Google Patents

走行距離検出装置

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Publication number
JPH11173869A
JPH11173869A JP35635597A JP35635597A JPH11173869A JP H11173869 A JPH11173869 A JP H11173869A JP 35635597 A JP35635597 A JP 35635597A JP 35635597 A JP35635597 A JP 35635597A JP H11173869 A JPH11173869 A JP H11173869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
tire
resonator
traveling
vehicle speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35635597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kurokawa
久 黒河
Hiroyuki Maeda
裕幸 前田
Takayuki Jinba
隆之 神馬
Takeshi Okada
毅 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP35635597A priority Critical patent/JPH11173869A/ja
Publication of JPH11173869A publication Critical patent/JPH11173869A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の対地進行速度および距離を測るため
の走行距離検出装置に関し、簡易な外付け工程によって
正確な車速および走行累積距離を得ることができる走行
距離検出装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 間欠的に一定周波数の電波を送信する送
信手段2と、タイヤTYに取り付けられ送信手段から送
信される電波の周波数に共振して外部にその応答を発信
する共振器1と、共振器の応答を受信する受信手段3
と、タイヤが回転することによって共振器の応答が周期
的に繰り返すことを利用しタイヤの回転数を検出する回
転数検出手段4と、タイヤの回転数とタイヤの半径とか
ら車速を算出する車速検出手段5と、車速を積分して走
行累積距離を求める距離算出手段6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカーナビゲ
ーションシステムの車速センサおよび距離センサとして
利用される自動車の対地進行速度および距離を測るため
の走行距離検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走行距離検出装置は、タイヤまた
は車軸の回転数に比例した電気的パルスを出力する車軸
回転パルス生成手段を備え、この車軸回転パルス生成手
段で発生した単位時間tあたりのパルスの数pをパルス
計数手段でカウントし、予め設定した車軸1回転につい
て生じるパルス数qと、タイヤが1回転する間に車体が
移動する距離dとを用いて、 v=p/q/t*d から車速(自動車の速度)vを求めるようにしている。
【0003】車軸回転パルス生成手段は、歯車を車軸に
取り付け、磁気センサでその歯車の回転を検出したり、
予め歯車の歯を磁化しておいて、コイルによる電磁誘導
によって回転を検出したりすることによって、車軸の回
転数に比例した電気的パルスを得るように構成されてい
る。
【0004】従来の走行距離検出装置は、このように車
軸の回転数に比例した電気的パルスをカウントすること
によって車速を求めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の車
速および走行距離を後から外付け部品を用いて検出しよ
うとする場合は、車軸の回転数に比例した電気的なパル
スを得るために、例えば磁気センサのような何等かのセ
ンサ(トランスデューサ)を車軸付近に取り付けねばな
らず、大掛かりな工事を必要とした。
【0006】また、最近の自動車では、エンジン制御用
に車軸回転パルスを予め取り出しているものが大半であ
るが、制御回路から回転パルスを取り出すのも車種毎に
異なるため、電気回路に精通していなければ満足な出力
は得られず、やはり非常な手間と知識とを必要とした。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、簡易な外付け工程によって一
般ユーザでも正確な車速および走行累積距離を求めるこ
とができる走行距離検出装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の走行距離検出装
置においては、間欠的に一定周波数の電波を送信する送
信手段と、タイヤに取り付けられ送信手段から送信され
る電波の周波数に共振して外部にその応答を発信する共
振器と、共振器の応答を受信する受信手段と、タイヤが
回転することによって共振器の応答が周期的に繰り返す
ことを利用してタイヤの回転数を検出する回転数検出手
段と、タイヤの回転数とタイヤの半径とから車速を算出
する車速検出手段と、車速を積分して走行累積距離を求
める距離算出手段とを備える。
【0009】本発明によれば、簡易な外付け工程によっ
て一般ユーザでも正確な車速および走行累積距離を得る
ことができる走行距離検出装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、間欠的に一定周波数の電波を送信する送信手段と、
タイヤに取り付けられ送信手段から送信される電波の周
波数に共振して外部にその応答を発信する共振器と、共
振器の応答を受信する受信手段と、タイヤが回転するこ
とによって共振器の応答が周期的に繰り返すことを利用
してタイヤの回転数を検出する回転数検出手段と、タイ
ヤの回転数とタイヤの半径とから車速を算出する車速検
出手段と、車速を積分して走行累積距離を求める距離算
出手段とを備え、タイヤに取り付けた共振器からの応答
を検出することでタイヤの回転数を検出し、それによっ
て正確な車速および走行距離を求めるという作用を有
し、さらに簡易な外付け工程によって走行距離検出装置
が得られるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明による走行距離検出装置の
一実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態に
よる走行距離検出装置は、自動車のタイヤに取り付けた
共振器1、共振器1に向かって電波を送信する送信部
2、共振器1からの電波を受信する受信部3、受信部3
で受信した電波の周期からタイヤの回転数を検出する回
転数検出部4、検出したタイヤの回転数と予め求めたタ
イヤの半径とから車速を求める車速検出部5、求めた車
速を積分して走行累積距離を求める距離算出部6を備え
る。距離算出部6で求めた走行累積距離は、例えばカー
ナビゲーションシステムのディスプレイユニットなどの
表示部7に表示される。
【0013】共振器1を除く各部2〜7はいずれも自動
車内に設置され、特に送信部2および受信部3は、共振
器1を取り付けたタイヤに近い位置に設置する。図2
は、自動車(乗用車)CRの後部のタイヤTYに共振器
1を張り付け、後部のトランクTK内に送信部2および
受信部3を設置した様子を示した図である。
【0014】図3は、共振器1の構成を示す分解斜視図
で、筐体1a内にアモルファス部材1bを固着し、その
上に磁気テープ1cを固着した構造となっている。この
ような構造の共振器は一般に情報タグと呼ばれている。
【0015】共振器1は電気的にLC共振器と等価であ
り、磁気パターンの書き込みによって共振点を制御する
ことができる。電磁誘導方式によって送受信コイルで共
振点を読み取り、共振点により情報内容を判定する。交
信領域は0.8m程度であるので、例えば共振器1と送
信部2および受信部3との最接近距離が0.8m程度に
なるように配置する。共振周波数をfoとすると、 fo=1/(2π√LC) となる。
【0016】この構成において、タイヤTYが回転して
共振器1が送信部2および受信部3の交信領域に入る
と、共振器1は送信部2から送信される共振器1の共振
周波数の電波に共振し、応答を発信する。受信部3はこ
の応答波形を検知し、回転数検出部4に出力する。図4
に受信部3の検出波形を示す。
【0017】なお、ノイズを除去するために、所定の閾
値以上の応答波形のみを検知するようにしてもよい。あ
るいは、最大レベルの応答波形のみを検知し、それによ
って共振器1が送信部2および受信部3の最近接位置を
通過したことを検出するようにしてもよい。
【0018】回転数検出部4は受信部3からの応答波形
によってタイヤTYの単位時間当りの回転数を検出し、
車速検出部5に出力する。車速検出部5はタイヤTYの
回転数および予め求めたタイヤTYの半径の積から車速
Vdoを求め、距離算出部6に出力する。
【0019】距離算出部6は走行累積距離Xn に車速V
doを時間tで積分した値を加え、 Xn+1 =Xn +Vdo*Δt 新たな走行累積距離Xn+1 を求める。
【0020】このように、本実施の形態では、タイヤT
Yに共振器1を取り付けてタイヤTYの回転数を検出
し、それに基づいて車速および走行距離を算出するよう
にしている。共振器1の構造としては、前述した情報タ
グに限らず、薄膜フィルム上にLC回路を構成したもの
や、機械的な振動子で構成したものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、共振器をタイヤに張り
付け、送信部および受信部をタイヤに近接して車内に配
置するという簡易な外付け工程によって、正確な車速お
よび走行累積距離を検出できる走行距離検出装置が得ら
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走行距離検出装置の一実施の形態
を示すブロック図
【図2】乗用車の後部タイヤに共振器を取り付け、後部
トランク内に送信部および受信部を配置した様子を示す
【図3】共振器の構成を示す分解斜視図
【図4】受信部の検出波形を示す図
【符号の説明】
1 共振器 1a 筐体 1b アモルファス部材 1c 磁気テープ 2 送信部 3 受信部 4 回転数検出部 5 車速検出部 6 距離算出部 7 表示部 CR 自動車 TK トランク TY タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 毅 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠的に一定周波数の電波を送信する送
    信手段と、 タイヤに取り付けられ前記送信手段から送信される電波
    の周波数に共振して外部にその応答を発信する共振器
    と、 前記共振器の応答を受信する受信手段と、 前記タイヤが回転することによって前記共振器の応答が
    周期的に繰り返すことを利用して前記タイヤの回転数を
    検出する回転数検出手段と、 前記タイヤの回転数とタイヤの半径とから車速を算出す
    る車速検出手段と、 前記車速を積分して走行累積距離を求める距離算出手段
    と、を備えることを特徴とする走行距離検出装置。
JP35635597A 1997-12-10 1997-12-10 走行距離検出装置 Pending JPH11173869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35635597A JPH11173869A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 走行距離検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35635597A JPH11173869A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 走行距離検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11173869A true JPH11173869A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18448620

Family Applications (1)

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JP35635597A Pending JPH11173869A (ja) 1997-12-10 1997-12-10 走行距離検出装置

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JP (1) JPH11173869A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107764282A (zh) * 2017-11-23 2018-03-06 四川大能科技有限公司 汽车里程测量装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107764282A (zh) * 2017-11-23 2018-03-06 四川大能科技有限公司 汽车里程测量装置及方法
CN107764282B (zh) * 2017-11-23 2018-11-30 四川大能科技有限公司 汽车里程测量装置及方法

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