JPH06203287A - 無線式計測装置 - Google Patents

無線式計測装置

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Publication number
JPH06203287A
JPH06203287A JP4360166A JP36016692A JPH06203287A JP H06203287 A JPH06203287 A JP H06203287A JP 4360166 A JP4360166 A JP 4360166A JP 36016692 A JP36016692 A JP 36016692A JP H06203287 A JPH06203287 A JP H06203287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
time
reception
average value
received
Prior art date
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Pending
Application number
JP4360166A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Sakazaki
尚之 坂崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4360166A priority Critical patent/JPH06203287A/ja
Publication of JPH06203287A publication Critical patent/JPH06203287A/ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤動作なく測定対象の計測を行うことができ
る無線式計測装置を提供する。 【構成】 S1では、車輪の1回転毎に送信機から送信
されたパルス信号を受信機側で受信する。次に、信号の
時間間隔計測処理(S2)を実行して、受信信号の前回
と今回との時間間隔を計測し、しかる後に平均値演算
(S3)を実行して、過去数回分の受信時間間隔の平均
値を算出する。この算出した平均値を記憶した後(S
4)、この記憶した平均値とS2で計測した今回の受信
信号の時間間隔とを比較する(S5)。その結果、今回
の受信信号の時間間隔が平均値に対し、許容誤差の範囲
内であった場合(位相のずれなし)には、今回の受信信
号をカウントして回転数を検出する(S6)。しかし、
許容誤差の範囲以上であった場合(位相のずれあり)に
は、今回の受信信号をクリア処理して(S7)、これを
カウントしない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信を行って回転
数等を計測する無線式計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線式計測装置としては、サイク
ルコンピュータと称される装置が知られている。このサ
イクルコンピュータは、自転車の車輪の周長や目標速度
を入力する為のキー、及び車輪の回転を検出する回転検
出装置等で構成されている。この回転検出装置は、前輪
のスポークに装着された磁石と、車体側に固定され前記
磁石の回転軌道の外側に位置する磁気検出部、該磁気検
出部からの磁検出信号を無線送信する送信機、及びこの
送信機からの信号を受信する受信機等で構成されてい
る。
【0003】そして、自転車の走行に伴って前輪が回転
し、これによりスポークに取り付けられている磁石が磁
気検出部の内側を通過すると、該磁気検出部が磁気を検
出し、送信機は磁気検出に同期してパルス信号を無線送
信する。すると、受信機は、パルス信号を受信して磁石
の通過をカウントし、「積算カウント数×周長」により
積算距離を算出するとともに、「3600/カウント周期×
周長」により速度(時速)を算出し、この算出された積
算距離や速度は受信機側に設けられた表示部に表示され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
サイクルコンピュータにあっては、送信機側から送信さ
れたパルス信号を受信機により受信して車輪の回転を検
出することから、同じサイクルコンピュータを搭載した
自転車が近くで走行していると、各自転車の受信機が相
互に相手側の送信機からのパルス信号を受信してしま
う。このため、車輪の回転周期以上の周期をもってパル
ス信号がカウントされてしまい、前記積算距離や速度を
算出した際に誤差が生じてしまうものであった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、誤動作なく測定対象の計測を行う
ことができる無線式計測装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、計測対象の回転に同期して信号を
送信する送信手段と、該送信手段から送信された前記信
号を受信する受信手段と、該受信手段により受信された
信号の受信間隔の平均値を演算する演算手段と、該演算
手段により演算された前記平均値と前記受信された信号
の時間間隔とを比較する比較手段と、該比較手段手段の
比較結果に応じて、前記受信された信号を取り込み処理
する信号処理手段とを備えている。
【0007】
【作用】前記構成において、計測対象が回転すると送信
手段からはこれに同期して信号が送信され、この送信さ
れた信号は受信手段により受信される。一方、演算手段
はこの受信された信号の受信間隔の平均値を演算し、比
較手段はこの平均値と受信された信号の時間間隔とを比
較する。ここで、送信された信号が対応する送信手段か
らのものでない場合には、平均値とは無関係なタイミン
グで受信される。そこで、信号処理手段は、平均値との
比較結果に応じて、例えば平均値に近似するタイミング
で受信した信号のみを処理して、対応する送信機からの
信号のみを取り込む。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。すなわち、図1は、本発明の第1実施例を適用
した自転車の側面図であり、自転車1に設けられた前輪
2には、そのスポーク3に磁石4が取り付けられてい
る。一方、自転車1のホークフレイズ8には、前記磁石
4の回転軌道の外側に送信機9が固定されており、該送
信機9には前記磁石4の磁気を検出する検出部、及び磁
気を検出するごとにパルス信号を送信する送信部等が設
けられている。
【0009】前記送信機9の上方には、自転車1のハン
ドル部10に受信機11が装着されている。該受信機1
1は、図2に示したように外部ケース12を有し、該外
部ケース12の上面にはキー群13及び液晶ディスプレ
イ14が設けられている。なお、この液晶ディスプレイ
14には、前記キー群13に設けられたキーの操作によ
り設定されるモード応じて、現在時刻、走行開始時刻、
走行終了時刻、走行総合時間、走行距離、走行速度、平
均速度、最高速度等が表示される。
【0010】図3は、前記受信機11の内部構造を示す
ブロック回路図であり、車輪回転数センサ15は、前記
送信機9より送信されたパルス信号を受信してマイクロ
コンピュータ16に信号を送る。また、マイクロコンピ
ュータ16には、電源回路18が接続されているととも
に、前記キー群13の操作情報を入力するキー入力部1
7、アラーム回路19、水晶発振回路20、脈拍計2
1、ケイダンス検出センサ22が接続されている。そし
て、マイクロコンピュータ16は、車輪回転数センサ1
5やキー入力部17等からの情報及びROMに記憶され
ているプログラムに基づいて必要な演算処理を行って、
液晶ディスプレイ14とともにこの受信機11全体を制
御する。
【0011】前記マイクロコンピュータ16のRAM1
6Aには、図4に示したフォーマットからなるレジスタ
群が設けられている。すなわち、現在時刻レジスタaに
は、発振回路20から出力されるクロックに基づく現在
時刻が記憶され、タイヤサイズレジスタbには予めキー
群13のいずれかのキー操作により入力された前輪2の
タイヤサイズが記憶される。走行アラーム速度レジスタ
c、脈拍アラーム数レジスタd、走行アラーム距離レジ
スタeには、各々前記アラーム回路19を動作されせる
速度、距離、脈拍が記憶され、ラップデータレジスタf
には3組のラップ距離とラップタイムとが記憶される。
走行データレジスタgには、走行時間、走行距離、最高
速度、平均速度が記憶され、平均値レジスタhには後述
する信号受信時間間隔の平均値が記憶される。
【0012】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
について、図5に示したフローチャートにしたがって説
明する。すなわち、受信機11はキー群13に設けられ
ている電源スイッチを操作することにより、このフロー
チャートに従って動作を開始し、先ず受信信号処理(S
1)を実行する。この受信信号処理により、前輪2の1
回転毎に送信機9から送信されたパルス信号が受信機1
1側で受信される。
【0013】次に、信号の時間間隔計測処理(S2)を
実行して、受信信号の前回と今回との時間間隔を計測す
る。しかる後に、平均値演算(S3)を実行して、今回
を含む過去数回分の受信時間間隔の平均値を算出する。
引き続き、この算出した平均値を図4に示した平均値レ
ジスタhに記憶した後(S4)、この記憶した平均値と
S2の計測した今回の受信信号の時間間隔とを比較する
(S5)。
【0014】そして、このS5での比較の結果、今回の
受信信号の時間間隔が平均値に対し、許容誤差の範囲内
であった場合(位相のずれなし)には、今回の受信信号
をカウントして前輪2の単位時間当たりの回転数を検出
し(S6)、その値を前述した走行距離や速度等の算出
に用いる。しかし、今回の受信信号の時間間隔が平均値
に対し、許容誤差の範囲以上であった場合(位相のずれ
あり)には、今回の受信信号をクリア処理して(S
7)、これをカウントしない。
【0015】すなわち、図6に示したように、甲車が平
均時間間隔TAでパルス信号PAを送受信している状態
で、これと位相の異なるパルス信号PBを送受信してい
る乙車が接近して来ると、甲車において乙車のパルス信
号PBが受信される。しかし、パルス信号PBが受信され
たタイミングは、甲車のパルス信号PAから時間間隔TB
であって、甲車の平均時間間隔TAより遥かに小さい。
よって、この場合にはパルス信号PBはクリアされてカ
ウントされず、次に、当該甲車の送信機から時間間隔T
Aで送信されたパルス信号PAが受信されることとなる。
したがって、甲車は順次パルス信号PAのみを受信し、
よって、これをカウントして速度や積算距離を表示する
ことにより、他車の存在に左右されることなく、当該自
転車の走行情報を精度よく表示することができる。
【0016】なお、この実施例では受信されたパルス信
号の時間間隔の平均値を演算して、この平均値と今回の
受信間隔とを比較するようにした。しかし、過去数回分
の受信間隔の値をRAM16Aの過去数回分受信間隔値
レジスタiに記憶しておき、この記憶した過去の受信間
隔のいずれかと現時点で受信された現在の受信間隔とを
比較し、両者の誤差が所定の許容誤差以内であればこれ
をカウントし、許容誤差以上であればこれを無視するよ
うにしてもよい。
【0017】図7は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、前輪2の異なるスポーク3には、回転方向に適宜
の間隔をおいて、第1磁石23と第2磁石24とが取り
付けられている。かかる実施例にあっては、第1磁石2
3と第2磁石24との距離により、磁気が検出されるタ
イミングが変化することから、両磁石23,24の取り
付け位置により、当該自転車独自の磁気検出タイミング
が形成される。よって、図5のS5で信号比較を行った
際に、他車からの磁気検出信号と自己車の磁気検出信号
とをより正確に識別することができる。
【0018】図8は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、前輪2のスポーク3には前輪側磁石25が取り付
けられ、車体にはこの前輪側磁石25の回転軌道の外側
に前輪側送信機26が固定されている。一方、後輪27
のスポーク3には後輪側磁石28が取り付けられ、車体
にはこの後輪側磁石28の回転軌道の外側に後輪側送信
機29が固定されている。したがって、この実施例にお
いては、前輪2側と後輪27側とで磁気が検出されるタ
イミングが異なり、両者タイミングの組み合わせによ
り、当該自転車独自の磁気検出タイミングが形成され
る。よって、この実施例においても図5のS5で信号比
較を行った際に、他車からの磁気検出信号と自己車の磁
気検出信号とをより正確に識別することができる。
【0019】なお、磁石の大きさ、コイル巻数、磁石と
送信機間の距離を変えて送信機毎に異なる出力を設定
し、受信機が当該出力のパルス信号のみを受信する構成
とすることにより、他車からの送信信号の誤受信を未然
に防止して、対応する送信機からの受信確率を高めるこ
ともできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信され
た信号の受信間隔の平均値あるいは過去の受信間隔と、
受信された信号の時間間隔とを比較して、その比較結果
に応じて当該受信された信号を取り込むようにした。よ
って、他の送信手段からの信号を取り込むことなく、対
応する送信手段からの信号のみを取り込んで、測定対象
の回転状態を精度よく計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した自転車の側面図で
ある。
【図2】受信機の平面図である。
【図3】受信機の構成を示すブロック図である。
【図4】RAMに設けられているレジスタ群を示す図で
ある。
【図5】本実施例の動作フローチャートである。
【図6】同実施例の動作を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例を適用した自転車の側面図
である。
【図8】本発明の第3実施例を適用した自転車の側面図
である。
【符号の説明】
1 自転車 4 磁石 9 送信機 11 受信機 14 液晶ディスプレイ 15 車輪回転数センサ 16 マイクロコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測対象の回転に同期して信号を送信す
    る送信手段と、 該送信手段から送信された前記信号を受信する受信手段
    と、 該受信手段により受信された信号の受信間隔の平均値を
    演算する演算手段と、 該演算手段により演算された前記平均値と前記受信され
    た信号の時間間隔とを比較する比較手段と、 該比較手段手段の比較結果に応じて、前記受信された信
    号を取り込み処理する信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする無線式計測装置。
  2. 【請求項2】 計測対象の回転に同期して信号を送信す
    る送信手段と、 該送信手段から送信された前記信号を受信する受信手段
    と、 該受信手段により受信された信号の受信間隔を順次記憶
    する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている過去の受信間隔と前記受信
    手段により現時点で受信された信号の時間間隔とを比較
    する比較手段と、 該比較手段手段の比較結果に応じて、前記受信された信
    号を取り込み処理する信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする無線式計測装置。
  3. 【請求項3】 前記信号処理手段により取り込まれた信
    号に基づき、前記計測対象の回転数を検出する回転数検
    出手段が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の無線式計測装置。
JP4360166A 1992-12-30 1992-12-30 無線式計測装置 Pending JPH06203287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360166A JPH06203287A (ja) 1992-12-30 1992-12-30 無線式計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360166A JPH06203287A (ja) 1992-12-30 1992-12-30 無線式計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06203287A true JPH06203287A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18468197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4360166A Pending JPH06203287A (ja) 1992-12-30 1992-12-30 無線式計測装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06203287A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6192300B1 (en) 1997-06-27 2001-02-20 Echowell Electronic Ltd. Bicycle computer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6192300B1 (en) 1997-06-27 2001-02-20 Echowell Electronic Ltd. Bicycle computer

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