JPH11173443A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JPH11173443A
JPH11173443A JP34045597A JP34045597A JPH11173443A JP H11173443 A JPH11173443 A JP H11173443A JP 34045597 A JP34045597 A JP 34045597A JP 34045597 A JP34045597 A JP 34045597A JP H11173443 A JPH11173443 A JP H11173443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve element
seat surface
magnet
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP34045597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tabuchi
浩之 田渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械加工および組立作業に手間がかからず、
かつ、安定した止水性能を維持することができる逆止弁
を提供する。 【解決手段】 全閉時における弁体12および弁箱11
のシート面11aを被制御流体の流れ方向に対して直角
形状に形成し、弁箱11のシート面11a近傍の全周に
おいて相対向する弁箱11および弁体12の合わせ面の
うち、弁箱11側の合わせ面11bに環状磁石14を設
け、弁体12を磁性体で形成し、環状磁石14は被制御
流体の正方向流により弁体12との吸着状態を解除し得
る磁力を有していることから、弁体の自重を利用し、磁
石と磁性体との吸着力を利用して一定の面圧でもって弁
体12の全閉状態を維持することにより、弁箱11のシ
ート面11aを上記流れ方向に対して直角に設けても安
定した止水性能を維持することができ、この機械加工お
よび組立作業は従来と比べて手間がかからない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁体を弁軸の軸心
回りに揺動自在に設けた逆止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、従来、逆止弁1には
弁箱2内の流路を開閉する弁体3を弁軸4の軸心回りに
揺動自在に設けており、弁体3は被制御流体の正方向流
に押されて回動する。
【0003】全閉時における弁体3および弁箱2のシー
ト面2aは、被制御流体の流れ方向に対して仰角を成し
ている。上記構成によると、弁体3は、被制御流体の正
方向流に押されて回動して流量に見合った開度を維持
し、被制御流体の正方向流が止まった時点で自重により
閉動する。弁体3が全閉時において被制御流体の流れ方
向に対して仰角を成していることで、弁体3の自重によ
りシート面2aに一定の面圧を付与し、下流側の被制御
流体の逆流を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よると、弁箱のシート面を被制御流体の流れ方向に対し
て仰角に形成するので、シート面の機械加工および組立
作業は容易でなく手間がかかるという問題がある。
【0005】本発明は、機械加工および組立作業に手間
がかからず、かつ、安定した止水性能を維持することが
できる逆止弁を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の逆止弁は、弁箱内に配置した弁体を弁
軸の軸心回りに揺動自在に設けた逆止弁において、弁箱
のシート面を被制御流体の流れ方向に対して直角に設
け、シート面近傍の全周において相対向する弁箱および
弁体の合わせ面のいづれか一方の合わせ面に環状磁石を
設け、他方の合わせ面に磁性体を設け、前記環状磁石は
被制御流体の正方向流により磁性体との吸着状態を解除
し得る磁力を有するものである。
【0007】また、弁箱内に配置した弁体を弁軸の軸心
回りに揺動自在に設けた逆止弁において、弁箱のシート
面を被制御流体の流れ方向に対して直角に設け、シート
面近傍の全周において相対向する弁箱および弁体の合わ
せ面のいづれか一方の合わせ面に複数の磁石を設け、他
方の合わせ面に磁石に対応して磁性体を設け、前記磁石
は被制御流体の正方向流により磁性体との吸着状態を解
除し得る磁力を有するものである。
【0008】上記各構成によると、弁体は、被制御流体
の正方向流に押されて磁石と磁性体との吸着状態を解除
して揺動し、流量に見合った開度を維持し、被制御流体
の正方向流が止まった時点で自重により閉動する。そし
て磁石が磁性体を吸着することにより、一定の面圧でも
って弁体の全閉状態を維持する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にお
ける逆止弁を図面に基づいて説明する。図1に示すよう
に、本発明の第1の実施の形態における逆止弁10は、
弁箱11内の流路を開閉する弁体12を弁軸13の軸心
回りに揺動自在に設けており、弁体12は被制御流体の
正方向流に押されて回動する。
【0010】全閉時における弁体12および弁箱11の
シート面11aは、被制御流体の流れ方向に対して直角
形状を成している。弁箱11のシート面11a近傍の全
周において相対向する弁箱11および弁体12の合わせ
面のうち、弁箱11側の合わせ面11bに環状磁石14
を設け、弁体12側の合わせ面12aに磁性体(図示せ
ず)を設けている。この磁性体は、非磁性体である弁体
12に固定する形態であってもよく、弁体12自体を磁
性体とする形態であってもよい。
【0011】環状磁石14は、被制御流体の正方向流が
流れている状態において弁体12と環状磁石14との吸
着状態を解除し、被制御流体の正方向流が止まっている
状態において弁体12と環状磁石14とを吸着させ得る
磁力を有している。本実施の形態においては、弁箱11
側に磁石を、弁体12側に磁性体をそれぞれ配置した
が、弁箱11側に磁性体を、弁体12側に磁石を配置し
てもよい。
【0012】上記構成によると、弁体12は、被制御流
体の正方向流に押されて環状磁石14との吸着状態を解
除して揺動し流量に見合った開度を維持する。環状磁石
14は、被制御流体の正方向流が低圧時においても上述
と同様に弁体12との吸着状態を解除して弁体の開度を
維持する。
【0013】弁体12は被制御流体の正方向流が止まっ
た時点で自重により閉動する。そして環状磁石14が磁
性体である弁体12を吸着することにより、一定の面圧
でもって弁体12の全閉状態を維持し、以って下流側の
被制御流体の逆流を防止する。なお弁体12は、被制御
流体の正方向流が発生した時点で上述のように環状磁石
14との吸着状態を解除する。
【0014】このように、止水性能を維持するに際し、
弁体12の自重を用いるとともに磁石と磁性体との吸着
力を利用し、一定の面圧でもって弁体12の全閉状態を
維持することにより、弁箱11のシート面11aを被制
御流体の流れ方向に対して直角に形成できる。この機械
加工および組立作業は従来と比べて時間短縮できるとと
もに容易である。
【0015】本実施の形態においては、弁箱11側の合
わせ面11bに環状磁石14を設けているが、これは、
弁箱11側の合わせ面11bに複数の磁石15を適当間
隔置きに設ける形態であってもよく、この場合の作用効
果は先の実施の形態と同様である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、弁
体の自重を利用するとともに、磁石と磁性体との吸着力
を利用して一定の面圧でもって弁体の全閉状態を維持す
ることにより、シート面を被制御流体の流れ方向に対し
て仰角を成すように機械加工する必要がなく、すなわ
ち、弁箱のシート面を被制御流体の流れ方向に対して直
角に設けることができる。この場合の機械加工および組
立作業は従来と比べて手間がかからず、かつ、安定した
止水性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における逆止弁の正面断面
図である。
【図2】従来の逆止弁の正面断面図である。
【符号の説明】
10 逆止弁 11 弁箱 11a シート面 11b シート面 12 弁体 12a 合わせ面 13 弁軸 14 環状磁石 15 磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱内に配置した弁体を弁軸の軸心回り
    に揺動自在に設けた逆止弁において、弁箱のシート面を
    被制御流体の流れ方向に対して直角に設け、シート面近
    傍の全周において相対向する弁箱および弁体の合わせ面
    のいづれか一方の合わせ面に環状磁石を設け、他方の合
    わせ面に磁性体を設け、前記環状磁石は被制御流体の正
    方向流により磁性体との吸着状態を解除し得る磁力を有
    することを特徴とする逆止弁。
  2. 【請求項2】 弁箱内に配置した弁体を弁軸の軸心回り
    に揺動自在に設けた逆止弁において、弁箱のシート面を
    被制御流体の流れ方向に対して直角に設け、シート面近
    傍の全周において相対向する弁箱および弁体の合わせ面
    のいづれか一方の合わせ面に複数の磁石を設け、他方の
    合わせ面に磁石に対応して磁性体を設け、前記磁石は被
    制御流体の正方向流により磁性体との吸着状態を解除し
    得る磁力を有することを特徴とする逆止弁。
JP34045597A 1997-12-11 1997-12-11 逆止弁 Pending JPH11173443A (ja)

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