JPH11173145A - 排気管集合装置 - Google Patents
排気管集合装置Info
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- JPH11173145A JPH11173145A JP34140097A JP34140097A JPH11173145A JP H11173145 A JPH11173145 A JP H11173145A JP 34140097 A JP34140097 A JP 34140097A JP 34140097 A JP34140097 A JP 34140097A JP H11173145 A JPH11173145 A JP H11173145A
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- exhaust
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Analytical Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 触媒の温度均一性が高まるとともに、Ｏ2 セ
ンサによる酸素濃度の測定を精度良く行うことができる
ような排気管集合装置を提供する。 【解決手段】 触媒の上流側に設ける排ガス導入チャン
バ１２と、このチャンバ１２に接続されかつチャンバ１
２の円筒部２０の内周壁２０ａにこの円筒部２０の周方
向に間隔を存して複数箇所に開口する複数の排気管１３
とを有する排気管集合装置１０であって、各排気管１３
は、チャンバ１２の内部に一定方向の排ガス旋回流Ｆが
生じるように、各排気管１３の中心軸Ｂを円筒部２０の
中心Ａに対し同一旋回方向に偏るよう指向させて設けて
いる。また、旋回流Ｆの中心領域ＣにＯ2 センサの感応
部が配置されている。
ンサによる酸素濃度の測定を精度良く行うことができる
ような排気管集合装置を提供する。 【解決手段】 触媒の上流側に設ける排ガス導入チャン
バ１２と、このチャンバ１２に接続されかつチャンバ１
２の円筒部２０の内周壁２０ａにこの円筒部２０の周方
向に間隔を存して複数箇所に開口する複数の排気管１３
とを有する排気管集合装置１０であって、各排気管１３
は、チャンバ１２の内部に一定方向の排ガス旋回流Ｆが
生じるように、各排気管１３の中心軸Ｂを円筒部２０の
中心Ａに対し同一旋回方向に偏るよう指向させて設けて
いる。また、旋回流Ｆの中心領域ＣにＯ2 センサの感応
部が配置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン、特に
内燃機関において、触媒を備えた排気系を構成する排気
管集合装置に関する。
内燃機関において、触媒を備えた排気系を構成する排気
管集合装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関（以下、エンジンと呼ぶ）の排
気系において、触媒の低温活性を早めるために、触媒の
搭載位置を極力燃焼室に近付けることが行われている。
例えば図６に示す従来の排気管集合装置１の場合、排気
多岐管（エキゾーストマニホールド）２の下流側に、触
媒３を収容した排ガス導入チャンバ４を接続し、燃焼室
５から排出される高温の排出ガスが触媒３に到達するま
での時間を短縮化している。排気多岐管２は、気筒数に
応じた本数（例えば４本）の排気管６を備えており、こ
れらの排気管６を触媒３の上流側に開口させている。
気系において、触媒の低温活性を早めるために、触媒の
搭載位置を極力燃焼室に近付けることが行われている。
例えば図６に示す従来の排気管集合装置１の場合、排気
多岐管（エキゾーストマニホールド）２の下流側に、触
媒３を収容した排ガス導入チャンバ４を接続し、燃焼室
５から排出される高温の排出ガスが触媒３に到達するま
での時間を短縮化している。排気多岐管２は、気筒数に
応じた本数（例えば４本）の排気管６を備えており、こ
れらの排気管６を触媒３の上流側に開口させている。
【０００３】このエンジンにおいて、各気筒の燃焼室５
から排出された高温ガスは、各気筒の排気管６を経て排
ガス導入チャンバ４に導入され、触媒３を通ることによ
り、所定の触媒作用がなされる。触媒３の上流側には、
排出ガス中の酸素濃度を検出ためにＯ2 センサ７が設け
られており、検出された排出ガス中のＯ2 濃度に基いて
燃料噴射系の混合気制御を行うようにしている。Ｏ2 セ
ンサ７は排気管６の開口部６ａの近傍に設けられてお
り、Ｏ2 センサ７の感応部７ａが触媒３側に突き出てい
る。
から排出された高温ガスは、各気筒の排気管６を経て排
ガス導入チャンバ４に導入され、触媒３を通ることによ
り、所定の触媒作用がなされる。触媒３の上流側には、
排出ガス中の酸素濃度を検出ためにＯ2 センサ７が設け
られており、検出された排出ガス中のＯ2 濃度に基いて
燃料噴射系の混合気制御を行うようにしている。Ｏ2 セ
ンサ７は排気管６の開口部６ａの近傍に設けられてお
り、Ｏ2 センサ７の感応部７ａが触媒３側に突き出てい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】触媒の耐久性は、触媒
に作用する温度によって大きく左右されるため、触媒に
触れるガスの温度が高過ぎることは、触媒の寿命を縮め
る結果となる。特に、触媒の一部に局部的に温度の高い
部位を生じることは、触媒全体の機能を劣化させること
になる。
に作用する温度によって大きく左右されるため、触媒に
触れるガスの温度が高過ぎることは、触媒の寿命を縮め
る結果となる。特に、触媒の一部に局部的に温度の高い
部位を生じることは、触媒全体の機能を劣化させること
になる。
【０００５】触媒の機能を確保するには、触媒に導入さ
れる前の各排気管の排出ガスが十分混合されていること
が望まれるが、図６に示す従来の排気管集合装置１のよ
うに各排気管６の開口部６ａが触媒３の端面に対向して
いるものでは、排出ガスが触媒３の上流で積極的に混ざ
り合わないため、触媒内の流量分布に偏りが生じること
になる。このことは触媒３の温度均一性を悪くする原因
となり、しかも排気管６の開口部６ａから吐出された高
温の排出ガスがダイレクトに触媒３に当たることなどに
より、触媒３の一部に高温部が発生することがある。
れる前の各排気管の排出ガスが十分混合されていること
が望まれるが、図６に示す従来の排気管集合装置１のよ
うに各排気管６の開口部６ａが触媒３の端面に対向して
いるものでは、排出ガスが触媒３の上流で積極的に混ざ
り合わないため、触媒内の流量分布に偏りが生じること
になる。このことは触媒３の温度均一性を悪くする原因
となり、しかも排気管６の開口部６ａから吐出された高
温の排出ガスがダイレクトに触媒３に当たることなどに
より、触媒３の一部に高温部が発生することがある。
【０００６】また図６に示す従来例の場合、排ガス導入
チャンバ４内に設けたＯ2 センサ７は、その感応部７ａ
に排出ガスが当たりにくい向きとなっており、しかもチ
ャンバ４内における排出ガスの滞留時間が短いため、排
出ガス中の酸素成分を正確に測定できないことがあっ
た。
チャンバ４内に設けたＯ2 センサ７は、その感応部７ａ
に排出ガスが当たりにくい向きとなっており、しかもチ
ャンバ４内における排出ガスの滞留時間が短いため、排
出ガス中の酸素成分を正確に測定できないことがあっ
た。
【０００７】従ってこの発明の第１の目的は、触媒上流
側の高温の排出ガスを十分混合させることができ、触媒
の機能を確保できるような排気管集合装置を提供するこ
とにある。また第２の目的は、Ｏ2 センサによる酸素濃
度の測定を精度良く行うことができるような排気管集合
装置を提供することにある。
側の高温の排出ガスを十分混合させることができ、触媒
の機能を確保できるような排気管集合装置を提供するこ
とにある。また第２の目的は、Ｏ2 センサによる酸素濃
度の測定を精度良く行うことができるような排気管集合
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記第１の目的を果たす
ための本発明の排気管集合装置は、請求項１に記載した
ように、触媒の上流側に設ける円筒部を有する排ガス導
入チャンバと、前記排ガス導入チャンバの円筒部に接続
されかつ該円筒部の内周壁に該円筒部の周方向に間隔を
存して複数箇所に開口する複数の排気管とを有し、これ
ら排気管は、前記排ガス導入チャンバの内部に一定方向
の排ガス旋回流が生じるように、各排気管の中心軸が前
記排ガス導入チャンバの円筒部の中心に対し同一旋回方
向に偏るよう指向させている。
ための本発明の排気管集合装置は、請求項１に記載した
ように、触媒の上流側に設ける円筒部を有する排ガス導
入チャンバと、前記排ガス導入チャンバの円筒部に接続
されかつ該円筒部の内周壁に該円筒部の周方向に間隔を
存して複数箇所に開口する複数の排気管とを有し、これ
ら排気管は、前記排ガス導入チャンバの内部に一定方向
の排ガス旋回流が生じるように、各排気管の中心軸が前
記排ガス導入チャンバの円筒部の中心に対し同一旋回方
向に偏るよう指向させている。
【０００９】このように構成された本発明の排気管集合
装置において、各気筒の排気管から触媒上流の排ガス導
入チャンバに導入された高温の排出ガスは、該チャンバ
内で一定方向の旋回流を生じたのち、触媒に導入され
る。
装置において、各気筒の排気管から触媒上流の排ガス導
入チャンバに導入された高温の排出ガスは、該チャンバ
内で一定方向の旋回流を生じたのち、触媒に導入され
る。
【００１０】前記第２の目的を果たすための本発明の排
気管集合装置は、請求項２に記載したように構成され、
排ガス導入チャンバ内において旋回流を生じる排出ガス
中の酸素濃度は、排ガス旋回流のほぼ中央に位置するＯ
2 センサの感応部によって検出される。
気管集合装置は、請求項２に記載したように構成され、
排ガス導入チャンバ内において旋回流を生じる排出ガス
中の酸素濃度は、排ガス旋回流のほぼ中央に位置するＯ
2 センサの感応部によって検出される。
【００１１】好ましくは、各排気管の中心軸が排ガス導
入チャンバ内において少し触媒側を向くように、各排気
管の中心軸を排ガス導入チャンバの軸線方向と直角な線
分に対して角度をつけることにより、互いに向かい合う
排気管相互の干渉を低減させるようにしてもよい。
入チャンバ内において少し触媒側を向くように、各排気
管の中心軸を排ガス導入チャンバの軸線方向と直角な線
分に対して角度をつけることにより、互いに向かい合う
排気管相互の干渉を低減させるようにしてもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図１から図４を参照して説明する。本発明に係る排
気管集合装置１０は、触媒１１の上流側に設ける排ガス
導入チャンバ１２と、エンジンの気筒数に応じた本数の
排気管１３と、排ガス導入チャンバ１２に装着されたＯ
2 センサ１４などを備えている。
て、図１から図４を参照して説明する。本発明に係る排
気管集合装置１０は、触媒１１の上流側に設ける排ガス
導入チャンバ１２と、エンジンの気筒数に応じた本数の
排気管１３と、排ガス導入チャンバ１２に装着されたＯ
2 センサ１４などを備えている。
【００１３】触媒１１は、両端が開口する筒状のハウジ
ング１６に収容されている。ハウジング１６の外側はカ
バー１７で覆われている。図示例の場合、ハウジング１
６の一端側（排出ガスの入口側）に、排ガス導入チャン
バ１２が連続して設けられている。排ガス導入チャンバ
１２と触媒のハウジング１６は、板金プレス等によって
互いに一体に成形されていてもよいし、あるいは、互い
に別体に成形した排ガス導入チャンバ１２とハウジング
１６を、溶接等の適宜の固定手段によって接続してもよ
い。ハウジング１６の他端側に排ガス出口１８が形成さ
れている。
ング１６に収容されている。ハウジング１６の外側はカ
バー１７で覆われている。図示例の場合、ハウジング１
６の一端側（排出ガスの入口側）に、排ガス導入チャン
バ１２が連続して設けられている。排ガス導入チャンバ
１２と触媒のハウジング１６は、板金プレス等によって
互いに一体に成形されていてもよいし、あるいは、互い
に別体に成形した排ガス導入チャンバ１２とハウジング
１６を、溶接等の適宜の固定手段によって接続してもよ
い。ハウジング１６の他端側に排ガス出口１８が形成さ
れている。
【００１４】排ガス導入チャンバ１２は、円筒状に成形
された円筒部２０と、円筒部２０の一端側を塞ぐ端壁２
１と、円筒部２０の他端側、すなわち触媒１１側に連続
するテーパ部２２とを含んでいる。テーパ部２２は触媒
１１に向かって末広がり形状（ほぼ円錐台の形状）とな
っている。
された円筒部２０と、円筒部２０の一端側を塞ぐ端壁２
１と、円筒部２０の他端側、すなわち触媒１１側に連続
するテーパ部２２とを含んでいる。テーパ部２２は触媒
１１に向かって末広がり形状（ほぼ円錐台の形状）とな
っている。
【００１５】図１に示すように、各排気管１３の一端側
開口部１３ａは、排ガス導入チャンバ１２の円筒部２０
の内周壁２０ａにおいて、それぞれ円筒部２０の周方向
に互いに間隔をおいてチャンバ１２の中央に向かって開
口している。この明細書で言うチャンバ１２の中央と
は、円筒部２０の中心Ａを含む領域を意味する。円筒部
２０は必ずしも真円である必要はなく、要するにその中
心Ａまわりに下記旋回流Ｆを生じさせることのできる形
状であればよい。
開口部１３ａは、排ガス導入チャンバ１２の円筒部２０
の内周壁２０ａにおいて、それぞれ円筒部２０の周方向
に互いに間隔をおいてチャンバ１２の中央に向かって開
口している。この明細書で言うチャンバ１２の中央と
は、円筒部２０の中心Ａを含む領域を意味する。円筒部
２０は必ずしも真円である必要はなく、要するにその中
心Ａまわりに下記旋回流Ｆを生じさせることのできる形
状であればよい。
【００１６】これら複数の排気管１３は、その開口部１
３ａからチャンバ１２内に導入された排出ガスが図１に
おいて反時計回り方向の旋回流Ｆを生じるように、各排
気管１３の中心軸Ｂが円筒部２０の中心Ａに対し同一旋
回方向に偏った側を指向させて設けている。
３ａからチャンバ１２内に導入された排出ガスが図１に
おいて反時計回り方向の旋回流Ｆを生じるように、各排
気管１３の中心軸Ｂが円筒部２０の中心Ａに対し同一旋
回方向に偏った側を指向させて設けている。
【００１７】またこの実施形態の場合、図２に示すよう
に、各排気管１３の中心軸Ｂが排ガス導入チャンバ１２
内において少し触媒１１側を向くように、チャンバ１２
の軸線Ｄと直角な線分Ｌに対して排気管１３の中心軸Ｂ
を、ある程度の角度θ（例えば１０〜１２°程度）をつ
けて傾斜させている。こうすることにより、互いに向か
い合う排気管１３どうしの干渉を低減させることができ
る。
に、各排気管１３の中心軸Ｂが排ガス導入チャンバ１２
内において少し触媒１１側を向くように、チャンバ１２
の軸線Ｄと直角な線分Ｌに対して排気管１３の中心軸Ｂ
を、ある程度の角度θ（例えば１０〜１２°程度）をつ
けて傾斜させている。こうすることにより、互いに向か
い合う排気管１３どうしの干渉を低減させることができ
る。
【００１８】各排気管１３の他端１３ｂには、各排気管
１３をシリンダヘッド（図示せず）に固定するためにフ
ランジ状の取付板２５が設けられている。この排気管１
３の他端１３ｂは各気筒の燃焼室に接続されている。こ
れら排気管１３と取付板２５は排気多岐管（エキゾース
トマニホールド）２６を構成する。各排気管１３は、排
ガス導入チャンバ１２の周方向の所定位置からシリンダ
ヘッド側の取付板１９に向かわせるために、適度な曲率
の湾曲部１３ｃを有する形状となっている。この排気多
岐管２６は鋳造品でもよいし、板金の成形品であっても
よい。なお本実施形態の場合は、パイプ状の板金の成形
品として形成されている。
１３をシリンダヘッド（図示せず）に固定するためにフ
ランジ状の取付板２５が設けられている。この排気管１
３の他端１３ｂは各気筒の燃焼室に接続されている。こ
れら排気管１３と取付板２５は排気多岐管（エキゾース
トマニホールド）２６を構成する。各排気管１３は、排
ガス導入チャンバ１２の周方向の所定位置からシリンダ
ヘッド側の取付板１９に向かわせるために、適度な曲率
の湾曲部１３ｃを有する形状となっている。この排気多
岐管２６は鋳造品でもよいし、板金の成形品であっても
よい。なお本実施形態の場合は、パイプ状の板金の成形
品として形成されている。
【００１９】排ガス導入チャンバ１２の端壁２１の中央
部に設けたセンサ取付部３０にＯ2センサ１４が装着さ
れている。Ｏ2 センサ１４はこのチャンバ１２に導入さ
れた排出ガスの酸素濃度を検出するためのものであり、
Ｏ2 センサ１４の感応部３１は、チャンバ１２内におい
て各排気管１３の中心軸Ｂの延長線で囲まれる旋回流中
心領域Ｃ（図１に示す）に位置している。
部に設けたセンサ取付部３０にＯ2センサ１４が装着さ
れている。Ｏ2 センサ１４はこのチャンバ１２に導入さ
れた排出ガスの酸素濃度を検出するためのものであり、
Ｏ2 センサ１４の感応部３１は、チャンバ１２内におい
て各排気管１３の中心軸Ｂの延長線で囲まれる旋回流中
心領域Ｃ（図１に示す）に位置している。
【００２０】このように構成された排気管集合装置１０
は、各排気管１３の開口部１３ａの近傍における中心軸
Ｂがチャンバ１２の円筒部２０の中心Ａに対して同一旋
回方向に偏った側を指向しているため、エンジンの稼働
中に各排気管１３から排ガス導入チャンバ１２に導入さ
れる高温の排出ガスは、このチャンバ１２内で円筒部２
０の中心Ａまわりに旋回流Ｆを生じてから触媒１１に導
入される。
は、各排気管１３の開口部１３ａの近傍における中心軸
Ｂがチャンバ１２の円筒部２０の中心Ａに対して同一旋
回方向に偏った側を指向しているため、エンジンの稼働
中に各排気管１３から排ガス導入チャンバ１２に導入さ
れる高温の排出ガスは、このチャンバ１２内で円筒部２
０の中心Ａまわりに旋回流Ｆを生じてから触媒１１に導
入される。
【００２１】また、チャンバ１２内において排出ガスが
旋回しつつ、その酸素濃度がＯ2 センサ１４によって検
出される。Ｏ2 センサ１４の感応部３１は旋回流中心領
域Ｃに設けられており、しかも旋回中の排出ガスがＯ2
センサ１４の感応部３１に対して交差する方向に流れる
ので、排出ガスが感応部３１に十分に接触することがで
きることにより、酸素濃度が高精度に検出される。
旋回しつつ、その酸素濃度がＯ2 センサ１４によって検
出される。Ｏ2 センサ１４の感応部３１は旋回流中心領
域Ｃに設けられており、しかも旋回中の排出ガスがＯ2
センサ１４の感応部３１に対して交差する方向に流れる
ので、排出ガスが感応部３１に十分に接触することがで
きることにより、酸素濃度が高精度に検出される。
【００２２】なお、この発明を実施するに当たって、こ
の発明を構成するチャンバや触媒、排気管あるいはＯ2
センサ等を始めとして、各構成要素を適宜に変形して実
施できることは言うまでもない。たとえば、図５に示す
排気多岐管２６′のように、下半部と上半部を互いに別
体の板金製とし、各々の排気多岐管と一体に排ガス導入
チャンバ１２を形成してもよく、また、必ずしも各排気
多岐管を各々別々にチャンバ１２に接続する必要はな
い。
の発明を構成するチャンバや触媒、排気管あるいはＯ2
センサ等を始めとして、各構成要素を適宜に変形して実
施できることは言うまでもない。たとえば、図５に示す
排気多岐管２６′のように、下半部と上半部を互いに別
体の板金製とし、各々の排気多岐管と一体に排ガス導入
チャンバ１２を形成してもよく、また、必ずしも各排気
多岐管を各々別々にチャンバ１２に接続する必要はな
い。
【００２３】
【発明の効果】請求項１に記載した本発明の排気管集合
装置によれば、触媒に導入される排出ガスを触媒の直前
において旋回流によって十分混合させることができ、触
媒内での流量分布や温度分布が均一化に近付くととも
に、触媒に局部的な高温箇所が生じることを回避できる
ことにより触媒作用と耐久性が確保される。そして触媒
の上流における排ガス滞留時間が比較的長くなり、触媒
の低温活性を早めることもできる。また請求項２に記載
した発明によれば、Ｏ2 センサによる酸素感度の測定を
精度良く行うことができる。
装置によれば、触媒に導入される排出ガスを触媒の直前
において旋回流によって十分混合させることができ、触
媒内での流量分布や温度分布が均一化に近付くととも
に、触媒に局部的な高温箇所が生じることを回避できる
ことにより触媒作用と耐久性が確保される。そして触媒
の上流における排ガス滞留時間が比較的長くなり、触媒
の低温活性を早めることもできる。また請求項２に記載
した発明によれば、Ｏ2 センサによる酸素感度の測定を
精度良く行うことができる。
【図１】 本発明の一実施形態の排気管集合装置を一部
断面で示す平面図。
断面で示す平面図。
【図２】 図１に示された排気管集合装置を一部断面で
示す正面図。
示す正面図。
【図３】 図１に示された排気管集合装置の平面図。
【図４】 図３中のIV−IV線に沿う断面図。
【図５】 本発明の他の実施形態を示す排気管集合装置
の平面図。
の平面図。
【図６】 従来の排気管集合装置を一部断面で示す正面
図。
図。
【符号の説明】 １０…排気管集合装置 １１…触媒 １２…排ガス導入チャンバ １３…排気管 １４…Ｏ2 センサ ２０…円筒部 ２０ａ…内周壁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｄ 35/00 ３６８ Ｆ０２Ｄ 35/00 ３６８Ｂ (72)発明者 川上 昇 東京都港区芝五丁目33番８号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 森本 哲也 東京都大田区下丸子四丁目21番１号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】触媒の上流側に設ける円筒部を有する排ガ
ス導入チャンバと、 前記排ガス導入チャンバの円筒部に接続されかつ該円筒
部の内周壁に該円筒部の周方向に間隔を存して複数箇所
に開口する複数の排気管とを有し、 これら排気管は、 前記排ガス導入チャンバの内部に一定方向の排ガス旋回
流が生じるように、 各排気管の中心軸が前記排ガス導入チャンバの円筒部の
中心に対し同一旋回方向に偏るよう指向させて設けたこ
とを特徴とする排気管集合装置。 - 【請求項２】前記排ガス導入チャンバ内における旋回流
の中心領域にＯ2 センサの感応部を配置したことを特徴
とする請求項１記載の排気管集合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34140097A JPH11173145A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 排気管集合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34140097A JPH11173145A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 排気管集合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173145A true JPH11173145A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18345780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34140097A Withdrawn JPH11173145A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 排気管集合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11173145A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100733654B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-06-29 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 와류 유동 방식의 촉매 컨버터 |
| JP2012112356A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 多気筒エンジンの排気構造 |
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| JP2016121672A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | ダイハツ工業株式会社 | 排気管 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP34140097A patent/JPH11173145A/ja not_active Withdrawn
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