JPH11172578A - 抗菌加工繊維類の製造法 - Google Patents
抗菌加工繊維類の製造法Info
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- JPH11172578A JPH11172578A JP9352467A JP35246797A JPH11172578A JP H11172578 A JPH11172578 A JP H11172578A JP 9352467 A JP9352467 A JP 9352467A JP 35246797 A JP35246797 A JP 35246797A JP H11172578 A JPH11172578 A JP H11172578A
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- antibacterial
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 繊維、特に羊毛またはシルクの繊維素材に対
し、人体には安全で耐久性かつ十分な抗菌特性を発揮
し、優れた吸放湿性および良感触性を付与することがで
きる抗菌加工剤と、それを利用した最適な繊維加工法に
基づく抗菌加工繊維類の製造法を提供する。 【解決手段】 分子量10,000〜30,000の蛋白質加水分解
物および天然系の抗菌成分を含有する繊維製品用の抗菌
加工剤とし、該加工剤を繊維または繊維製品に付着させ
て抗菌加工繊維類を得る。
し、人体には安全で耐久性かつ十分な抗菌特性を発揮
し、優れた吸放湿性および良感触性を付与することがで
きる抗菌加工剤と、それを利用した最適な繊維加工法に
基づく抗菌加工繊維類の製造法を提供する。 【解決手段】 分子量10,000〜30,000の蛋白質加水分解
物および天然系の抗菌成分を含有する繊維製品用の抗菌
加工剤とし、該加工剤を繊維または繊維製品に付着させ
て抗菌加工繊維類を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、羊毛またはシルク
を含む繊維類の抗菌加工剤およびそれを利用した抗菌加
工繊維類の製造法に関する。
を含む繊維類の抗菌加工剤およびそれを利用した抗菌加
工繊維類の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛生加工処理が施された生活用品
に対する消費者の関心は高まりつつある。中でも人が直
接触れる衣料等をはじめとする繊維製品については、特
にそのニーズが高く一部実用化もされている。肌着、シ
ーツ等の衣料品類に求められる衛生的機能は、抗菌、消
臭、スキンケア、抗ダニ、抗カビ、防虫、UV防御等があ
り、最近ではこれらの複合機能加工化についても検討さ
れるようになり、ますます多様化していく方向にある。
に対する消費者の関心は高まりつつある。中でも人が直
接触れる衣料等をはじめとする繊維製品については、特
にそのニーズが高く一部実用化もされている。肌着、シ
ーツ等の衣料品類に求められる衛生的機能は、抗菌、消
臭、スキンケア、抗ダニ、抗カビ、防虫、UV防御等があ
り、最近ではこれらの複合機能加工化についても検討さ
れるようになり、ますます多様化していく方向にある。
【0003】これまでに繊維類の衛生加工剤として、例
えば、オウゴン、オウバク等の生薬エキスよりなる抗菌
加工液(特開平7-216731号)、キトサンおよびポリペプ
チドを含有する繊維処理剤(特開平7-229064号)等が提
案されている。
えば、オウゴン、オウバク等の生薬エキスよりなる抗菌
加工液(特開平7-216731号)、キトサンおよびポリペプ
チドを含有する繊維処理剤(特開平7-229064号)等が提
案されている。
【0004】また、衛生加工された繊維類またはその製
造法に関するものとしては、塩化ベンザルコニウム若し
くはクロルヘキシジルグルコネートと、グリチルリチン
酸、グリチルレチン酸若しくはそれらの塩とを含浸せし
めた繊維製品(特開昭50-70699)、茶樹の葉抽出物を合
成樹脂(固定化剤)と共に繊維に含浸固定した抗菌性繊
維品類(特開平8-296173)等がある。
造法に関するものとしては、塩化ベンザルコニウム若し
くはクロルヘキシジルグルコネートと、グリチルリチン
酸、グリチルレチン酸若しくはそれらの塩とを含浸せし
めた繊維製品(特開昭50-70699)、茶樹の葉抽出物を合
成樹脂(固定化剤)と共に繊維に含浸固定した抗菌性繊
維品類(特開平8-296173)等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】抗菌成分として天然系
の生薬エキスを含有する繊維用の抗菌加工剤は従来より
提案されているが、その多くは一時的に抗菌成分を繊維
類に浸透・付着させるためのものであり、抗菌成分の繊
維に対する固着性は低く、水洗等により容易に脱落する
ため抗菌効果の耐久性という点において満足されるもの
ではなかった。
の生薬エキスを含有する繊維用の抗菌加工剤は従来より
提案されているが、その多くは一時的に抗菌成分を繊維
類に浸透・付着させるためのものであり、抗菌成分の繊
維に対する固着性は低く、水洗等により容易に脱落する
ため抗菌効果の耐久性という点において満足されるもの
ではなかった。
【0006】また、抗菌作用が知られるキトサンとポリ
ペプチドを含有する繊維処理剤についても提案されてい
るが、羊毛またはシルクの繊維素材に対しては通常のポ
リペプチド(蛋白質)では抗菌成分を繊維表面に効率よ
くかつ強固に付着させることができず、このため耐久性
ある十分な抗菌特性を発揮するこれら繊維に仕上げるた
めにはさらに反応性樹脂等のバインダーを併用すること
が必要であった。
ペプチドを含有する繊維処理剤についても提案されてい
るが、羊毛またはシルクの繊維素材に対しては通常のポ
リペプチド(蛋白質)では抗菌成分を繊維表面に効率よ
くかつ強固に付着させることができず、このため耐久性
ある十分な抗菌特性を発揮するこれら繊維に仕上げるた
めにはさらに反応性樹脂等のバインダーを併用すること
が必要であった。
【0007】本発明は、かかる欠点を改善することと、
さらに繊維に対し有益な付加価値を与えることができる
抗菌加工剤の開発を目的としなされたものであり、繊
維、特に羊毛またはシルクの繊維素材に対し、人体には
安全で高耐久性かつ十分な抗菌特性を発揮し、さらに優
れた吸放湿性および良感触性を付与することができる抗
菌加工剤、およびそれを利用した最適な繊維加工法に基
づく抗菌加工繊維類の製造法を提供するものである。
さらに繊維に対し有益な付加価値を与えることができる
抗菌加工剤の開発を目的としなされたものであり、繊
維、特に羊毛またはシルクの繊維素材に対し、人体には
安全で高耐久性かつ十分な抗菌特性を発揮し、さらに優
れた吸放湿性および良感触性を付与することができる抗
菌加工剤、およびそれを利用した最適な繊維加工法に基
づく抗菌加工繊維類の製造法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における繊維と
は、羊毛またはシルクからなる繊維、または羊毛または
シルクを含む繊維を意味する。また繊維製品とは、これ
らの繊維が使用された編織物、不織布、縫製品などのあ
らゆる製品を包含するもので、例としては、シャツ、靴
下、下着、オムツ等の肌着、その他パジャマ、スーツ等
の一般的な衣料類、布団カバー、枕カバー、敷布等のシ
ーツ類、カーペット、おしぼり、タオル等の生活用品類
等である。
は、羊毛またはシルクからなる繊維、または羊毛または
シルクを含む繊維を意味する。また繊維製品とは、これ
らの繊維が使用された編織物、不織布、縫製品などのあ
らゆる製品を包含するもので、例としては、シャツ、靴
下、下着、オムツ等の肌着、その他パジャマ、スーツ等
の一般的な衣料類、布団カバー、枕カバー、敷布等のシ
ーツ類、カーペット、おしぼり、タオル等の生活用品類
等である。
【0009】これら繊維または繊維製品に対し、抗菌成
分の固着性を向上させるために蛋白質の加水分解物を固
着用バインダーとして使用する。具体的には、コラーゲ
ン、羊毛ケラチン、絹フィブロイン、絹セリシン、血球
グロビン、カゼイン等の分解物が使用可能であるが、中
でもコラーゲン、羊毛ケラチン、絹フィブロインは、抗
菌成分の吸着効率の向上、繊維の風合い改善、吸放湿性
の向上という点で極めて好ましい効果を得ることができ
る。
分の固着性を向上させるために蛋白質の加水分解物を固
着用バインダーとして使用する。具体的には、コラーゲ
ン、羊毛ケラチン、絹フィブロイン、絹セリシン、血球
グロビン、カゼイン等の分解物が使用可能であるが、中
でもコラーゲン、羊毛ケラチン、絹フィブロインは、抗
菌成分の吸着効率の向上、繊維の風合い改善、吸放湿性
の向上という点で極めて好ましい効果を得ることができ
る。
【0010】さらに耐久性のある十分な抗菌特性を発揮
する繊維類を得るために、本発明では分子量10,000〜3
0,000程度のそれら蛋白質加水分解物を使用する。すな
わち、目的とする繊維を得るためには抗菌成分を繊維表
面付近に効率よくかつ強固に固着させる必要があり、特
に羊毛またはシルクを含む繊維類に対しては分子量10,0
00〜30,000程度のものがこのことに極めて優位に奏効す
るからである。
する繊維類を得るために、本発明では分子量10,000〜3
0,000程度のそれら蛋白質加水分解物を使用する。すな
わち、目的とする繊維を得るためには抗菌成分を繊維表
面付近に効率よくかつ強固に固着させる必要があり、特
に羊毛またはシルクを含む繊維類に対しては分子量10,0
00〜30,000程度のものがこのことに極めて優位に奏効す
るからである。
【0011】それは、分子量10,000付近より小さい蛋白
質加水分解物では繊維内部にまで浸透し、また30,000を
越えるものでは抗菌成分の繊維表面への固着効率が低下
する傾向を示すという知見に基づくもので、標記の分子
量域のものがかかる効果を得る上で最も適したバインダ
ーとして評価されたことによる。
質加水分解物では繊維内部にまで浸透し、また30,000を
越えるものでは抗菌成分の繊維表面への固着効率が低下
する傾向を示すという知見に基づくもので、標記の分子
量域のものがかかる効果を得る上で最も適したバインダ
ーとして評価されたことによる。
【0012】一方、抗菌成分についても人体に対する安
全性への配慮から天然系のものを必須として使用する。
抗菌効果を発揮する安全な成分であれば何れも使用可能
であるが、例えば、プロタミン(protamine)、ナイシ
ン(nisin)、ラクトフェリン(lactofferin)またはそ
の分解物、キトサン(chitosan)またはその分解物、ペ
クチン(pectin)分解物、ε−ポリリジン(ε-polylys
ine)、その他植物生薬成分としてヒノキチオール(hin
okitiol=β-thujaplicine)、アロイン(aloin)や、
アシタバ(Angelica keiskei Koidzumi)、アセンヤク
(Uncaria gambir Roxburgh)、アマチャ(Hydrangea s
errata Seringe var. thunbergii Sugimoto)、アロエ
(Aloe ferox Miller、Aroe arborescens Millerおよび
その変種)、エゴノキ(Styrax Benzoin DRYAND)、エ
ンメイソウ(Isodon Japonicus Hara)、オウゴン(Scu
tellaria baicalensis Georgi)、オウバク(Phelloden
dronamurense Ruprechtまたは同属植物)、カミツレ(M
atricaria chamomille L.)、カワラヨモギ(インチン
コウ)(Artemisia capillaris THUNB.)、カンゾウ(G
lycyrrhiza glabra L.)、クジン(Sophora flavescens
Aiton)、クマザサ(Sasa veitchii(Carr.) Rehd)、
ケイヒ(Cinnamomum cassia Blume又は同属植物)、コ
ウボク(Magnolia obovata THUNB.)、サイシン(Asias
arum sieboldiiF.MaekawaまたはAsiasarum heterotropo
ides F.Maekawa var.mandshuricum F.Maekawa)、シテ
イ(Diospyros kaki THUNB.)、ショウブコン(Acorus
calamusL.)、セージ(Salvia officinalis L.)、ソウ
ハクヒ(Morus alba L.または同属植物)、タイソウ(Z
izyphus jujuba Miller var.inermis Rehderまたはその
他の近縁植物)、タイム(Thymus serpyllum L.またはT
hyme vulgaris L.)、タクシャ(Alisma plantago-aqua
tica L. var. orientale SAMUELSSON)、チクジョ(Phy
llostachys nigra (LODDIGES) MUNRO var. henonis (BE
AN) STAPFまたは同属植物)、チョウジ(Syzygium arom
aticum Merrill et Perry = Eugenia caryophyllata TH
UNB.)、ブドウ葉(Vitis vinifera L.)、ホオノキ(M
agnolia obovata THUNB.)、ボタンピ(Paeonia suffru
ticosa Andrews = Paeonia moutanSIMS.)、ホップ(Hu
mulus lupulus L.)、モウソウチク(Phyllostachys he
terocycla (Carr.) Mitf.)、ラベンダー(Lavandula v
era De Candolle)、緑茶(Thea sinensis L.)、レモ
ングラス(Cymbopogon citratus (A.DC.) Stapf =Andro
pogon citratus A.DC.)、レンギョウ(Forsythia susp
ensa VAHL)、ワサビ(Eutrema wasabi (Sirb.) Maxim
= Wasabia japonica (Miq.) Matsum)などからのメタノ
ールまたはエタノール、もしくはそれらの含水溶媒によ
る抽出物が好適である。
全性への配慮から天然系のものを必須として使用する。
抗菌効果を発揮する安全な成分であれば何れも使用可能
であるが、例えば、プロタミン(protamine)、ナイシ
ン(nisin)、ラクトフェリン(lactofferin)またはそ
の分解物、キトサン(chitosan)またはその分解物、ペ
クチン(pectin)分解物、ε−ポリリジン(ε-polylys
ine)、その他植物生薬成分としてヒノキチオール(hin
okitiol=β-thujaplicine)、アロイン(aloin)や、
アシタバ(Angelica keiskei Koidzumi)、アセンヤク
(Uncaria gambir Roxburgh)、アマチャ(Hydrangea s
errata Seringe var. thunbergii Sugimoto)、アロエ
(Aloe ferox Miller、Aroe arborescens Millerおよび
その変種)、エゴノキ(Styrax Benzoin DRYAND)、エ
ンメイソウ(Isodon Japonicus Hara)、オウゴン(Scu
tellaria baicalensis Georgi)、オウバク(Phelloden
dronamurense Ruprechtまたは同属植物)、カミツレ(M
atricaria chamomille L.)、カワラヨモギ(インチン
コウ)(Artemisia capillaris THUNB.)、カンゾウ(G
lycyrrhiza glabra L.)、クジン(Sophora flavescens
Aiton)、クマザサ(Sasa veitchii(Carr.) Rehd)、
ケイヒ(Cinnamomum cassia Blume又は同属植物)、コ
ウボク(Magnolia obovata THUNB.)、サイシン(Asias
arum sieboldiiF.MaekawaまたはAsiasarum heterotropo
ides F.Maekawa var.mandshuricum F.Maekawa)、シテ
イ(Diospyros kaki THUNB.)、ショウブコン(Acorus
calamusL.)、セージ(Salvia officinalis L.)、ソウ
ハクヒ(Morus alba L.または同属植物)、タイソウ(Z
izyphus jujuba Miller var.inermis Rehderまたはその
他の近縁植物)、タイム(Thymus serpyllum L.またはT
hyme vulgaris L.)、タクシャ(Alisma plantago-aqua
tica L. var. orientale SAMUELSSON)、チクジョ(Phy
llostachys nigra (LODDIGES) MUNRO var. henonis (BE
AN) STAPFまたは同属植物)、チョウジ(Syzygium arom
aticum Merrill et Perry = Eugenia caryophyllata TH
UNB.)、ブドウ葉(Vitis vinifera L.)、ホオノキ(M
agnolia obovata THUNB.)、ボタンピ(Paeonia suffru
ticosa Andrews = Paeonia moutanSIMS.)、ホップ(Hu
mulus lupulus L.)、モウソウチク(Phyllostachys he
terocycla (Carr.) Mitf.)、ラベンダー(Lavandula v
era De Candolle)、緑茶(Thea sinensis L.)、レモ
ングラス(Cymbopogon citratus (A.DC.) Stapf =Andro
pogon citratus A.DC.)、レンギョウ(Forsythia susp
ensa VAHL)、ワサビ(Eutrema wasabi (Sirb.) Maxim
= Wasabia japonica (Miq.) Matsum)などからのメタノ
ールまたはエタノール、もしくはそれらの含水溶媒によ
る抽出物が好適である。
【0013】本発明の抗菌加工剤は、液状、乳液状、ベ
ースト状、ゲル状、パウダー状(粉末状)、顆粒状、ペ
レット状、スティック状、固形状等の何れの形態として
提供されてもよい。
ースト状、ゲル状、パウダー状(粉末状)、顆粒状、ペ
レット状、スティック状、固形状等の何れの形態として
提供されてもよい。
【0014】使用する蛋白質加水分解物:抗菌成分の比
率としては、各固形分重量比として1:0.01〜1:1程
度、好ましくは1:0.03〜1:0.1程度の範囲がよい。ま
た提供される抗菌加工剤が液状または乳液状である場合
においては、両成分を合わせた固形分濃度が、通常、0.
5〜6重量%程度の溶液に調製されているのが使用性が
よく好ましい。
率としては、各固形分重量比として1:0.01〜1:1程
度、好ましくは1:0.03〜1:0.1程度の範囲がよい。ま
た提供される抗菌加工剤が液状または乳液状である場合
においては、両成分を合わせた固形分濃度が、通常、0.
5〜6重量%程度の溶液に調製されているのが使用性が
よく好ましい。
【0015】本発明の抗菌加工剤には、これら必須成分
の他にも、例えば次のような素材や成分の1種又は2種
以上を配合することもできる。
の他にも、例えば次のような素材や成分の1種又は2種
以上を配合することもできる。
【0016】[1]ガム質、糖類及び水によりゲル形成
能、粘着性を有する水溶性の高分子化合物 カルボキシアルキルキチンまたはキトサン,エチレンオ
キサイド等のアルキレン(C2〜C4)オキサイドが付加され
たヒドロキシアルキル(C2〜C4)キチン又はキトサン,低
分子キチン又はキトサン,キトサン塩,硫酸化キチンま
たはキトサン,リン酸化キチンまたはキトサン,エチル
セルロース,メチルセルロース,カルボキシメチルセル
ロース,カルボキシエチルセルロース,カルボキシエチ
ルセルロースナトリウム,ヒドロキシエチルセルロー
ス,ヒドロキシプロピルセルロース,ニトロセルロー
ス,結晶セルロース,アラビアガム,ポリビニルアルコ
ール,ポリビニルピロリドン,ポリビニルメタアクリレ
ート,ポリアクリル酸塩,ポリエチレンオキサイドやポ
リプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド
またはその架橋重合物,カルボキシビニルポリマー,カ
ラギーナン,ペクチン,カゼイン,ゼラチン,アルギン
酸およびその塩,でんぷん,ヒアルロン酸およびその
塩,コンドロイチン硫酸及びその塩,ヘパリン,ベンゾ
インゴム,ダンマルゴム,グアヤク脂,アイルランド
苔,カラヤゴム,トラガントゴム,キャロブゴム,クイ
ンシード,寒天,乳糖,果糖,ショ糖およびそのエステ
ル,トレハロースおよびその誘導体,デキストリン,ポ
リビニルアルコール,ポリビニルメチルエーテル,ポリ
ビニルピロリドン,ポリビニルメタアクリレート,ポリ
アクリル酸塩,ポリエチレンオキサイドやポリプロピレ
ンオキサイドなどのポリアルキレンオキサイド又はその
架橋重合物,カルボキシビニルポリマー,ポリエチレン
イミンなど。
能、粘着性を有する水溶性の高分子化合物 カルボキシアルキルキチンまたはキトサン,エチレンオ
キサイド等のアルキレン(C2〜C4)オキサイドが付加され
たヒドロキシアルキル(C2〜C4)キチン又はキトサン,低
分子キチン又はキトサン,キトサン塩,硫酸化キチンま
たはキトサン,リン酸化キチンまたはキトサン,エチル
セルロース,メチルセルロース,カルボキシメチルセル
ロース,カルボキシエチルセルロース,カルボキシエチ
ルセルロースナトリウム,ヒドロキシエチルセルロー
ス,ヒドロキシプロピルセルロース,ニトロセルロー
ス,結晶セルロース,アラビアガム,ポリビニルアルコ
ール,ポリビニルピロリドン,ポリビニルメタアクリレ
ート,ポリアクリル酸塩,ポリエチレンオキサイドやポ
リプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド
またはその架橋重合物,カルボキシビニルポリマー,カ
ラギーナン,ペクチン,カゼイン,ゼラチン,アルギン
酸およびその塩,でんぷん,ヒアルロン酸およびその
塩,コンドロイチン硫酸及びその塩,ヘパリン,ベンゾ
インゴム,ダンマルゴム,グアヤク脂,アイルランド
苔,カラヤゴム,トラガントゴム,キャロブゴム,クイ
ンシード,寒天,乳糖,果糖,ショ糖およびそのエステ
ル,トレハロースおよびその誘導体,デキストリン,ポ
リビニルアルコール,ポリビニルメチルエーテル,ポリ
ビニルピロリドン,ポリビニルメタアクリレート,ポリ
アクリル酸塩,ポリエチレンオキサイドやポリプロピレ
ンオキサイドなどのポリアルキレンオキサイド又はその
架橋重合物,カルボキシビニルポリマー,ポリエチレン
イミンなど。
【0017】[2]収斂剤として用いられる成分 アラントイン,タンニン酸,硫酸亜鉛,塩化亜鉛,酸化
亜鉛など
亜鉛など
【0018】[3]各種油脂類 アボガド油,アルモンド油,ウイキョウ油,エゴマ油,
オリブ油,オレンジ油,オレンジラファー油,ゴマ油,
カカオ脂,カミツレ油,カロット油,キューカンバー
油,牛脂,牛脂脂肪酸,ククイナッツ油,サフラワー
油,大豆油,ツバキ油,トウモロコシ油,ナタネ油,パ
ーシック油,ヒマシ油,綿実油,落花生油,タートル
油,ミンク油,卵黄油,カカオ脂,パーム油,パーム核
油,モクロウ,ヤシ油,牛脂,豚脂,乳脂,又はこれら
油脂類の水素添加物(硬化油等)など。
オリブ油,オレンジ油,オレンジラファー油,ゴマ油,
カカオ脂,カミツレ油,カロット油,キューカンバー
油,牛脂,牛脂脂肪酸,ククイナッツ油,サフラワー
油,大豆油,ツバキ油,トウモロコシ油,ナタネ油,パ
ーシック油,ヒマシ油,綿実油,落花生油,タートル
油,ミンク油,卵黄油,カカオ脂,パーム油,パーム核
油,モクロウ,ヤシ油,牛脂,豚脂,乳脂,又はこれら
油脂類の水素添加物(硬化油等)など。
【0019】[4]ロウ類 ミツロウ,カルナバロウ,鯨ロウ,ラノリン,液状ラノ
リン,還元ラノリン,硬質ラノリン,カンデリラロウ,
モンタンロウ,セラックロウなど。
リン,還元ラノリン,硬質ラノリン,カンデリラロウ,
モンタンロウ,セラックロウなど。
【0020】[5]鉱物油 流動パラフィン,ワセリン,パラフィン,オゾケライ
ド,セレシン,マイクロクリスタンワックス,スクワレ
ン,スクワラン,プリスタンなど。
ド,セレシン,マイクロクリスタンワックス,スクワレ
ン,スクワラン,プリスタンなど。
【0021】[6]脂肪酸類 ラウリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン
酸,ベヘン酸,オレイン酸,12-ヒドロキシステアリ
ン酸,ウンデシレン酸,トール油,ラノリン脂肪酸など
の天然脂肪酸、イソノナン酸,カプロン酸,2−エチル
ブタン酸,イソペンタン酸,2−メチルペンタン酸,2
−エチルヘキサン酸,イソペンタン酸などの合成脂肪
酸。
酸,ベヘン酸,オレイン酸,12-ヒドロキシステアリ
ン酸,ウンデシレン酸,トール油,ラノリン脂肪酸など
の天然脂肪酸、イソノナン酸,カプロン酸,2−エチル
ブタン酸,イソペンタン酸,2−メチルペンタン酸,2
−エチルヘキサン酸,イソペンタン酸などの合成脂肪
酸。
【0022】[7]多価アルコール類 酸化エチレン,エチレングリコール,ジエチレングリコ
ール,トリエチレングリコール,エチレングリコールモ
ノエチルエーテル,エチレングリコールモノブチルエー
テル,ジエチレングリコールモノメチルエーテル,ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル,ポリエチレング
リコール,酸化プロピレン,プロピレングリコール,ポ
リプロピレングリコール,1,3−ブチレングリコー
ル,グリセリン,ペンタエリトリトール,ソルビトー
ル,マンニトールなど。
ール,トリエチレングリコール,エチレングリコールモ
ノエチルエーテル,エチレングリコールモノブチルエー
テル,ジエチレングリコールモノメチルエーテル,ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル,ポリエチレング
リコール,酸化プロピレン,プロピレングリコール,ポ
リプロピレングリコール,1,3−ブチレングリコー
ル,グリセリン,ペンタエリトリトール,ソルビトー
ル,マンニトールなど。
【0023】[8]金属セッケン類 ステアリン酸アルミニウム,ステアリン酸マグネシウ
ム,ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウム,パル
ミチン酸亜鉛,ミリスチン酸マグネシウム,ラウリン酸
亜鉛,ウンデシレン酸亜鉛など。
ム,ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウム,パル
ミチン酸亜鉛,ミリスチン酸マグネシウム,ラウリン酸
亜鉛,ウンデシレン酸亜鉛など。
【0024】[9]界面活性剤 アニオン界面活性剤(カルボン酸塩,スルホン酸塩,硫
酸エステル塩,リン酸エステル塩)、カチオン界面活性
剤(アミン塩,四級アンモニウム塩)、両性界面活性
剤:カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型,ベタイン
型),硫酸エステル型両性界面活性剤,スルホン酸型両
性界面活性剤,リン酸エステル型両性界面活性剤、非イ
オン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤,エー
テルエステル型非イオン界面活性剤,エステル型非イオ
ン界面活性剤,ブロックポリマー型非イオン界面活性
剤,含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性
剤(天然界面活性剤,タンパク質加水分解物の誘導体,
高分子界面活性剤,チタン・ケイ素を含む界面活性剤,
フッ化炭素系界面活性剤)など。
酸エステル塩,リン酸エステル塩)、カチオン界面活性
剤(アミン塩,四級アンモニウム塩)、両性界面活性
剤:カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型,ベタイン
型),硫酸エステル型両性界面活性剤,スルホン酸型両
性界面活性剤,リン酸エステル型両性界面活性剤、非イ
オン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤,エー
テルエステル型非イオン界面活性剤,エステル型非イオ
ン界面活性剤,ブロックポリマー型非イオン界面活性
剤,含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性
剤(天然界面活性剤,タンパク質加水分解物の誘導体,
高分子界面活性剤,チタン・ケイ素を含む界面活性剤,
フッ化炭素系界面活性剤)など。
【0025】[10]各種ビタミン類 ビタミンA群:レチノール,レチナール(ビタミン
A1),デヒドロレチナール(ビタミンA2),カロチ
ン,リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チア
ミン塩酸塩,チアミン硫酸塩(ビタミンB1),リボフ
ラビン(ビタミンB2),ピリドキシン(ビタミン
B6),シアノコバラミン(ビタミンB12),葉酸類,
ニコチン酸類,パントテン酸類,ビオチン類,コリン,
イノシトール類、ビタミンC群:アスコルビン酸及びそ
の誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビ
タミンD2),コレカルシフェロール(ビタミンD3),
ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:トコフェロー
ル及びその誘導体,ユビキノン類、ビタミンK群:フィ
トナジオン(ビタミンK1),メナキノン(ビタミン
K2),メナジオン(ビタミンK3),メナジオール(ビ
タミンK4)など。
A1),デヒドロレチナール(ビタミンA2),カロチ
ン,リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チア
ミン塩酸塩,チアミン硫酸塩(ビタミンB1),リボフ
ラビン(ビタミンB2),ピリドキシン(ビタミン
B6),シアノコバラミン(ビタミンB12),葉酸類,
ニコチン酸類,パントテン酸類,ビオチン類,コリン,
イノシトール類、ビタミンC群:アスコルビン酸及びそ
の誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビ
タミンD2),コレカルシフェロール(ビタミンD3),
ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:トコフェロー
ル及びその誘導体,ユビキノン類、ビタミンK群:フィ
トナジオン(ビタミンK1),メナキノン(ビタミン
K2),メナジオン(ビタミンK3),メナジオール(ビ
タミンK4)など。
【0026】[11]各種アミノ酸類(主として保湿成分と
して用いられる。) バリン,ロイシン,イソロイシン,トレオニン,メチオ
ニン,フェニルアラニン,トリプトファン,リジン,グ
リシン,アラニン,アスパラギン,グルタミン,セリ
ン,システイン,シスチン,チロシン,プロリン,ヒド
ロキシプロリン,アスパラギン酸,グルタミン酸,ヒド
ロキシリジン,アルギニン,オルニチン,ヒスチジンな
どや,それらの硫酸塩,リン酸塩,硝酸塩,クエン酸
塩,或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導
体など。
して用いられる。) バリン,ロイシン,イソロイシン,トレオニン,メチオ
ニン,フェニルアラニン,トリプトファン,リジン,グ
リシン,アラニン,アスパラギン,グルタミン,セリ
ン,システイン,シスチン,チロシン,プロリン,ヒド
ロキシプロリン,アスパラギン酸,グルタミン酸,ヒド
ロキシリジン,アルギニン,オルニチン,ヒスチジンな
どや,それらの硫酸塩,リン酸塩,硝酸塩,クエン酸
塩,或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導
体など。
【0027】[12]植物又は動物系原料由来の種々の添加
物 これらは、必要に応じて常法的に行われる加工(例え
ば、粉砕,破砕,すり下ろし,スライス,整形切り,製
粉,洗浄,加水分解,醗酵,精製,圧搾,抽出,分画,
ろ過,乾燥,粉末化,造粒,溶解,滅菌,pH調整,脱
臭,脱色などを任意に選択、組合わせた処理)を行い、
任意に選択して供すればよい。尚、抽出エキスを得る場
合においては、用いる溶媒については、通常、水や水溶
性有機溶媒(例えば、エタノール,プロピレングリコー
ル,1,3−ブチレングリコールなど)の中から選ばれ
る1種もしくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。
物 これらは、必要に応じて常法的に行われる加工(例え
ば、粉砕,破砕,すり下ろし,スライス,整形切り,製
粉,洗浄,加水分解,醗酵,精製,圧搾,抽出,分画,
ろ過,乾燥,粉末化,造粒,溶解,滅菌,pH調整,脱
臭,脱色などを任意に選択、組合わせた処理)を行い、
任意に選択して供すればよい。尚、抽出エキスを得る場
合においては、用いる溶媒については、通常、水や水溶
性有機溶媒(例えば、エタノール,プロピレングリコー
ル,1,3−ブチレングリコールなど)の中から選ばれ
る1種もしくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。
【0028】これら植物又は動物系原料由来の添加物を
併用した場合、皮膚に対しては保護、保湿,感触・風合
いの改善,抗菌効果,柔軟性の付与,刺激の緩和,使用
時芳香によるストレスの緩和,皮膚細胞賦活(細胞老化
防止),炎症の抑制,肌質の改善,肌荒れ防止及びその
改善,清浄効果,疲労筋肉の緩和,血流促進,温浴効果
などの美容的効果が付与された繊維加工が可能となるほ
か,繊維に対しては、香付け,増粘,防腐,抗菌,緩
衝,柔軟性などの効果が付与されたり、あるいは増強さ
れたりするので付加価値を求めた抗菌加工剤を製するに
は極めて有用である。
併用した場合、皮膚に対しては保護、保湿,感触・風合
いの改善,抗菌効果,柔軟性の付与,刺激の緩和,使用
時芳香によるストレスの緩和,皮膚細胞賦活(細胞老化
防止),炎症の抑制,肌質の改善,肌荒れ防止及びその
改善,清浄効果,疲労筋肉の緩和,血流促進,温浴効果
などの美容的効果が付与された繊維加工が可能となるほ
か,繊維に対しては、香付け,増粘,防腐,抗菌,緩
衝,柔軟性などの効果が付与されたり、あるいは増強さ
れたりするので付加価値を求めた抗菌加工剤を製するに
は極めて有用である。
【0029】さらにこの他にも、これまでに知られてい
る各原料素材の様々な美容的、薬剤的効果を期待し、こ
れらを組合わせることによって目的とする効果の増進を
図ったり、あるいは多機能的な効果を期待した抗菌加工
剤とすることも可能である。
る各原料素材の様々な美容的、薬剤的効果を期待し、こ
れらを組合わせることによって目的とする効果の増進を
図ったり、あるいは多機能的な効果を期待した抗菌加工
剤とすることも可能である。
【0030】原料とする具体的な植物(生薬)としては、
例えば、アイ(藍葉),アオカズラ(清風藤),アオツヅラ
フジ(木防巳),アカシア,アカスグリ果実,アカブド
ウ,アカメガシワ(赤芽柏),アカネ(茜草根),アカヤジ
オウ(地黄),アギ(阿魏),アキニレ(榔楡皮),アケビ
(木通),アサ(麻子仁),アサガオ(牽牛子),アシタバ
(明日葉),アズキ(赤小豆),アセンヤク(阿仙薬),アセ
ロラ,アニス果実,アベマキ果実,アボカド,アマ,ア
マチャ(甘茶),アマドコロ(玉竹),アミガサユリ(貝
母),アーモンド,アルテア,アルニカ,アロエ(蘆
薈),アロエベラ,アンズ(杏仁),アンソッコウ(安息
香),イガコウゾリナ(地胆頭),イタドリ(虎杖根),イ
チゴ,イチジク(無花果)又はその葉,イチビ(冬葵子),
イトヒメハギ(遠志),イナゴマメ,イネ種子又は種皮,
イノンド種子,イラクサ,イランイラン,イチョウ(銀
杏葉,銀杏),イブキジャコウソウ,ウイキョウ(茴
香),ウキヤガラ(三稜),ウグイスカグラ果実,ウコン
(鬱金),ウスベニアオイ,ウスベニタチアオイ,ウスバ
サイシン(細辛),ウツボグサ(夏枯草),ウド又はシシウ
ド(羌活,独活,唐独活),ウメ(烏梅)又はその果肉,ウ
ラジロガシ,ウワウルシ,ウンシュウミカン(陳皮),エ
ストラゴン,エゾウコギ(蝦夷五加),エノキ,エビスグ
サ(決明子),エルダーベリー果実,エレミ,エンジュ
(槐花,槐花米),オウギ(黄耆),オウレン(黄連),オオ
カラスウリ(カロニン),オオツヅラフジ(防己),オオバ
コ(車前子,車前草),オオハシバミ(榛子),オオバナオ
ケラ(白朮),オオバヤシャブシ果実,オオミサンザシ
(山査子),オオムギ(大麦),オグルマ(旋覆),オクラ果
実,オケラ(白朮),オタネニンジン(人参),オトギリソ
ウ(弟切草),オドリコソウ(続断),オナモミ(蒼耳子),
オニグルミ,オニノヤガラ(天麻),オニユリ(百合),オ
ニノス,オヒョウ(裂葉楡),オミナエシ(敗醤),オラン
ダイチゴ,オランダガラシ,オランダパセリ,オランダ
ミツバ,オリーブ,オレガノ,オレンジ果実又は果皮,
カイケイジオウ(熟地黄),海藻[緑藻,褐藻,紅藻],
カカオ種子,カキ又はその葉(柿蒂),カギカズラ(釣藤
鈎),カシア,カジノキ果実(楮実),ガジュツ(莪朮),
カシワ(槲樹,槲葉),カスカリラ,カニクサ(金沙藤),
カノコソウ(吉草根),カボチャ,カポックノキ種子,カ
ホクサンショウ(蜀椒),ガマ(蒲黄),カミツレ,カミヤ
ツデ(通草),カラスウリ(王瓜),カラスムギ,カラスビ
シャク(半夏),ガラナ種実,カラヤ,カリン(木瓜),カ
ワヤナギ,カワラタケ,カワラヨモギ(茵チン蒿),カン
スイ(甘遂),カンゾウ(甘草),カンデリラ,カントウ,
カンナ,キイチゴ,キウイ果実,キカラスウリ(瓜呂
根),キキョウ(桔梗,桔梗根),キク(菊花),キササゲ
(梓実),ギシギシ(羊蹄根),キズタ,キダチアロエ,キ
ダチハッカ,キナノキ,キハダ(黄柏),キバナオウギ
(黄耆),ギムネマ・シルベスタ,キラジャ・サポナリ
ア,キラヤ,キャベツ,キャベブ未熟果,キュウリ,キ
ンカン果実,キンマ,キンミズヒキ(仙鶴草),グアユー
レ,クェルクス・インフェクトリア(没食子),ククイナ
ッツ,クコ(枸杞,枸杞子,枸杞葉,地骨皮),クサスギ
カズラ(天門冬),クズ(葛根),クスノキ,グースベリー
果実,クチナシ(山梔子),クヌギ(樸ソウ),クマザサ,
クマツヅラ(馬鞭草),クララ(苦参),クランベリー果
実,クリ又はその渋皮,クルクリゴ・ラチフォリア果
実,グレープフルーツ果実,クロウメモドキ,クロガネ
モチ(救必応),クロバナヒキオコシ(延命草),クロレ
ラ,クワ(桑葉,桑白皮),グワバ果実,ケイガイ(荊
芥,荊芥穂),ケイトウ(鶏冠花,鶏冠子),ケイリンサ
イシン(細辛),月桂樹,ゲンチアナ,ゲンノショウコ
(老鸛草),コエンドロ果実,コウシンバラ(月季花),コ
ウスイハッカ,コウゾ果実,紅茶,コウホネ(川骨),コ
ウホン(藁本,唐藁本),コウリャン,コケモモ(越橘),
コガネバナ(黄ゴン),コゴメバオトギリソウ,ココヤシ
果実,ゴシュユ(呉茱萸),ゴショイチゴ(覆盆子),コシ
ョウ(胡椒),コパイババルサム,コーヒー豆,コブシ
(辛夷),ゴボウ(牛蒡,牛蒡子),コボタンヅル,ゴマ
(胡麻),ゴマノハグサ(玄参),コムギ(小麦),米又は米
ぬか(赤糠,白糠),コーラ・アクミナタ種子,コーラ
・ベラ種子,コロハ果実,コロンボ,コンズランゴ,コ
ンブ,コンフリー(鰭張草),コンニャク,サキシマボタ
ンズル(威霊仙),サクラの花・葉・果実・樹皮(桜皮),
ザクロ,ササ,ササユリ(百合),サザンカ,サジオモダ
カ(沢瀉),サツマイモ,サトウキビ,サトウダイコン,
サネブトナツメ(酸棗仁),サフラン(番紅花,西紅花),
ザボン果実,サボンソウ,サーモンベリー果実,サラシ
ナショウマ(升麻),サルビア,サワギキョウ(山梗菜),
サワグルミ葉,サンキライ(山帰来),サンザシ(山査
子),サンシチニンジン(三七人参),サンシュユ(山茱
萸),サンショウ(山椒),サンズコン(山豆根),シアノ
キ果実,シイタケ,ジオウ(地黄),シオン(紫苑),ジギ
タリス,シクンシ(使君子),シシウド(独活,唐独活),
シソ・アオジソ・チリメンジソ・カタメンジソ(紫蘇
葉,紫蘇子),シダレカンバ(白樺皮),シタン,シナノ
キ,シナレンギョウ(連翹),シマカンギク(菊花),シモ
ツケソウ,ジャガイモ,シャクヤク(芍薬),シャジン
(沙参),ジャノヒゲ(麦門冬),シラカシ種子,シロゴチ
ョウの種子,シロバナイリス,シロバナツタの花,シロ
ミナンテン(南天実),ジュズダマ,シュロ果実,ショウ
ガ(生姜),ショウブ(菖蒲,菖蒲根),ショズク果実,シ
ラカバ,シンコナサクシルブラ,シンナモン,スイカ
(西瓜),スイカズラ(金銀花,忍冬),スイバ(酸模),ス
イムベリー果実,ストロベリー果実,スギナ(問荊),ス
テビア,スモモ果実,セイヨウアカマツの球果,セイヨ
ウカラマツ,セイヨウキヅタ,セイヨウグルミ,セイヨ
ウナシ果実,セイヨウナツユキソウ,セイヨウネズ,セ
イヨウノコギリソウ,セイヨウニワトコ,セイヨウネ
ズ,セイヨウハッカ,セイヨウフウチョウボク,セイヨ
ウヤドリギ,セイヨウヤマハッカ,セイヨウワサビ,セ
キショウ(石菖根),ゼニアオイ,セネガ,セリ,セロ
リ,センキュウ(川キュウ),センナ果実又は葉,センニ
ンソウ(大蓼),センブリ(当薬),ソウカ(草果),ソバ種
実,ソメモノイモ,ダイオウ(大黄),大根,大豆,ダイ
ダイ(橙皮,枳実),タイム,タカトウダイ(大戟),タカ
ワラビ(狗脊),ダークスィートチェリー果実,タチジャ
コウソウ(百里香),タチバナ(橘皮),タチヤナギ,タマ
リンド種子,タマネギ,タムシバ(辛夷),タラノキ又は
その根皮,タンジン(丹参),ダンマル,チェリー果実,
チガヤ又はその根(茅根),チコリ,チョウジ(丁子,丁
香),チョウセンゴミシ(五味子),チョウセンダイオウ
(大黄),チョウセンニレ(蕪夷),チョウセンニンジン
(人参),チョウセンヨモギ(艾葉),チョレイマイタケ
(猪苓),ツキミソウ,ツバキ,ツボクサ,ツメクサ(漆
姑草),ツユクサ(鴨跖草),ツルアズキ(赤小豆),ツル
ドクダミ(何首烏),ツルナ(蕃杏),ツルニンジン(四葉
参),ツワブキ,デイコ,テウチグルミ,デュベリー果
実,テングサ,テンダイウヤク(烏薬),トウガ(冬瓜
子),トウガラシ(番椒),トウキ(当帰),トウキンセン
カ,トウモロコシ又はトウモロコシ毛(南蛮毛),トウネ
ズミモチ(女貞子),トウリンドウ(竜胆),ドクダミ(十
薬),トコン(吐根),トチバニンジン(竹節人参),トチ
ュウ(杜仲,杜仲葉),トマト,トラガント,トリアカン
ソス種子,トルメンチラ,ドロノキ,トロロアオイ,ナ
イゼリアベリー果実,ナガイモ(山薬),ナギイカダ,ナ
ギナタコウジュ,ナズナ,ナツミカン,ナツメ(大棗),
ナニワイバラ(金桜子),ナルコユリ(黄精),ナンキンマ
メ(落花生),ナンテン(南天実),ニガキ(苦木),ニガヨ
モギ(苦艾),ニクズク,ニッケイ(桂皮),ニラ(韮子),
ニワトコ(接骨木),ニンジン,ニンニク(大蒜),ヌルデ
(五倍子),ネギ,ノアザミ(大薊),ノイバラ(営実),ノ
コギリソウ,ノダケ(前胡),ノバラ,ノモモ,パーム,
ハイビスカス(ブッソウゲ,フウリンブッソウゲ,ロー
ゼル),パイナップル果実,ハカタユリ(百合),ハカマ
ウラボシ(骨砕補),ハクセン(白蘚皮),ハクルベリー果
実,ハコベ(繁縷),ハシバミ(榛子),ハシリドコロ(ロ
ート根),バジル,ハス(蓮肉,蓮子),パセリ,バタ
タ,ハチク(竹茹),パチョリー,ハッカ(薄荷,薄荷
葉),ハトムギ(ヨクイニン),ハナスゲ(知母),バナ
ナ,ハナハッカ,バニラビンズ,パパイヤ,ハハコグサ
(鼠麹草),ハブ草,パプリカ,ハマゴウ(蔓荊子),ハマ
スゲ(香附子),ハマビシ(シツ莉子),ハマナス(マイ瑰
花),ハマボウフウ(浜防風),ハマメリス,バラ(薔
薇),パリエタリア,ハルニレ(楡皮,楡白皮,楡葉),
パンノキ,ヒオウギ(射干),ヒカゲツルニンジン(党
参),ピーカンナッツ,ヒガンバナ(石蒜,蔓珠沙華),
ヒキオコシ(延命草),ヒシ(菱実),ピスタチオ,ビー
ト,ヒトツバ(石葦),ヒナタイノコズチ(牛膝),ヒバ,
ヒマシ,ヒマワリ,ピーマン,ヒメガマ(香蒲),ヒメマ
ツタケ,ピメンタ果実,ヒユ果実,ビロウドアオイ,ヒ
ロハオキナグサ(白頭翁),ヒロハセネガ(セネガ),ビワ
(枇杷,枇杷葉),ビンロウ(大腹皮,檳榔子),フウトウ
カズラ(南藤),フキ(款冬花),フキタンポポ(款冬花,
款冬葉),フジバカマ(蘭草),フジマメ(扁豆),ブッチ
ャーブルーム,ブドウ果皮又は果実,ブナ,フユムシナ
ツクサタケ(冬虫夏草),ブラジルカンゾウ,ブラックカ
ーラント果実,ブラックベリー果実,プラム果実,フル
セラリア,ブルーベリー果実,プルーン,ブロンドサイ
リウム,ブンドウ(緑豆),ヘチマ,ベニバナ(紅花),ベ
ラドンナ,ベリー果実,ボイセンベリー果実,ボウフウ
(防風),ホウレンソウ,ホオズキ(登呂根),ホオノキ
(厚朴,和厚朴),ボケ(木瓜),ホソバオケラ(蒼朮),ホ
ソババレンギク,ボダイジュ,ボタン(牡丹皮),ホッ
プ,ホホバ,ホワートルベリー果実,ホンアンズ(杏
仁),ホンシメジ,マイズルテンナンショウ(天南星),
マオウ(麻黄),マカデミアナッツ,マクリ(海人草),マ
グワ(桑葉,桑白皮),マダケ(竹茹),マタタビ(木天
蓼),マツカサ,マツホド(茯苓),マリーゴールド,マ
ルバノジャジン(杏参),マルベリー果実,マルメロ,マ
ロニエ,マンゴー,マンゴスチン,マンシュウグルミ,
マンダリン果実,マンネンタケ(霊芝),マンネンロウ,
ミカン属植物果実(枳実),ミシマサイコ(柴胡),ミゾカ
クシ(半辺蓮),ミソハギ(千屈菜),ミツガシワ,ミツ
バ,ミツバハマゴウ(蔓荊子),ミドリハッカ,ミモザ,
ミョウガ,ミラクルフルーツ果実,ミルラ,ミロバラ
ン,ムクゲ(木槿),ムクノキ,ムクロジ,ムラサキ(紫
根),ムラサキトウモロコシ,メハジキ(益母草),メボ
ウキ,メラロイカ,メリッサ,メリロート,メロン果
実,モウコヨモギ,モウソウチク,モクレン(辛夷),モ
ッコウ(木香),モミジバダイオウ,モモの果実,種(桃
仁)又は葉(桃葉),モヤシ,モレロチェリー果実,モロ
ヘイヤ,ヤカワムラサキイモ,ヤクチ(益智),ヤグルマ
ギク,ヤグルマソウ,ヤグルマハッカ,ヤシャブシ(矢
車),ヤチヤナギ,ヤツデ(八角金盤),ヤドリギ(柳寄
生),ヤナギタデの葉,ヤブガラシ,ヤブコウジ(紫金
牛),ヤマゴボウ(商陸),ヤマノイモ(山薬),ヤマハン
ノキ(山榛),ヤマモモ(楊梅皮),ユーカリ,ユッカ・ブ
レビフォリア,ユキノシタ(虎耳草),ユズ果実,ユリ,
ヨモギ(艾葉),ヨロイグサ,ライム果実,落花生,ラカ
ンカ果実,ラズベリー果実,ラベンダー,リュウガン
(竜眼肉),緑茶,リンゴ果実,ルバス・スアビシムス
(甜涼),レタス,レッドカーラント果実,レモン果実,
レモングラス,レンギョウ(連翹),レンゲソウ,ロウヤ
シ,ローガンベリー果実,ローズヒップ,ローズマリ
ー,ローマカミツレ,ワカメ,ワサビ,ワレモコウ(地
楡)などがある。
例えば、アイ(藍葉),アオカズラ(清風藤),アオツヅラ
フジ(木防巳),アカシア,アカスグリ果実,アカブド
ウ,アカメガシワ(赤芽柏),アカネ(茜草根),アカヤジ
オウ(地黄),アギ(阿魏),アキニレ(榔楡皮),アケビ
(木通),アサ(麻子仁),アサガオ(牽牛子),アシタバ
(明日葉),アズキ(赤小豆),アセンヤク(阿仙薬),アセ
ロラ,アニス果実,アベマキ果実,アボカド,アマ,ア
マチャ(甘茶),アマドコロ(玉竹),アミガサユリ(貝
母),アーモンド,アルテア,アルニカ,アロエ(蘆
薈),アロエベラ,アンズ(杏仁),アンソッコウ(安息
香),イガコウゾリナ(地胆頭),イタドリ(虎杖根),イ
チゴ,イチジク(無花果)又はその葉,イチビ(冬葵子),
イトヒメハギ(遠志),イナゴマメ,イネ種子又は種皮,
イノンド種子,イラクサ,イランイラン,イチョウ(銀
杏葉,銀杏),イブキジャコウソウ,ウイキョウ(茴
香),ウキヤガラ(三稜),ウグイスカグラ果実,ウコン
(鬱金),ウスベニアオイ,ウスベニタチアオイ,ウスバ
サイシン(細辛),ウツボグサ(夏枯草),ウド又はシシウ
ド(羌活,独活,唐独活),ウメ(烏梅)又はその果肉,ウ
ラジロガシ,ウワウルシ,ウンシュウミカン(陳皮),エ
ストラゴン,エゾウコギ(蝦夷五加),エノキ,エビスグ
サ(決明子),エルダーベリー果実,エレミ,エンジュ
(槐花,槐花米),オウギ(黄耆),オウレン(黄連),オオ
カラスウリ(カロニン),オオツヅラフジ(防己),オオバ
コ(車前子,車前草),オオハシバミ(榛子),オオバナオ
ケラ(白朮),オオバヤシャブシ果実,オオミサンザシ
(山査子),オオムギ(大麦),オグルマ(旋覆),オクラ果
実,オケラ(白朮),オタネニンジン(人参),オトギリソ
ウ(弟切草),オドリコソウ(続断),オナモミ(蒼耳子),
オニグルミ,オニノヤガラ(天麻),オニユリ(百合),オ
ニノス,オヒョウ(裂葉楡),オミナエシ(敗醤),オラン
ダイチゴ,オランダガラシ,オランダパセリ,オランダ
ミツバ,オリーブ,オレガノ,オレンジ果実又は果皮,
カイケイジオウ(熟地黄),海藻[緑藻,褐藻,紅藻],
カカオ種子,カキ又はその葉(柿蒂),カギカズラ(釣藤
鈎),カシア,カジノキ果実(楮実),ガジュツ(莪朮),
カシワ(槲樹,槲葉),カスカリラ,カニクサ(金沙藤),
カノコソウ(吉草根),カボチャ,カポックノキ種子,カ
ホクサンショウ(蜀椒),ガマ(蒲黄),カミツレ,カミヤ
ツデ(通草),カラスウリ(王瓜),カラスムギ,カラスビ
シャク(半夏),ガラナ種実,カラヤ,カリン(木瓜),カ
ワヤナギ,カワラタケ,カワラヨモギ(茵チン蒿),カン
スイ(甘遂),カンゾウ(甘草),カンデリラ,カントウ,
カンナ,キイチゴ,キウイ果実,キカラスウリ(瓜呂
根),キキョウ(桔梗,桔梗根),キク(菊花),キササゲ
(梓実),ギシギシ(羊蹄根),キズタ,キダチアロエ,キ
ダチハッカ,キナノキ,キハダ(黄柏),キバナオウギ
(黄耆),ギムネマ・シルベスタ,キラジャ・サポナリ
ア,キラヤ,キャベツ,キャベブ未熟果,キュウリ,キ
ンカン果実,キンマ,キンミズヒキ(仙鶴草),グアユー
レ,クェルクス・インフェクトリア(没食子),ククイナ
ッツ,クコ(枸杞,枸杞子,枸杞葉,地骨皮),クサスギ
カズラ(天門冬),クズ(葛根),クスノキ,グースベリー
果実,クチナシ(山梔子),クヌギ(樸ソウ),クマザサ,
クマツヅラ(馬鞭草),クララ(苦参),クランベリー果
実,クリ又はその渋皮,クルクリゴ・ラチフォリア果
実,グレープフルーツ果実,クロウメモドキ,クロガネ
モチ(救必応),クロバナヒキオコシ(延命草),クロレ
ラ,クワ(桑葉,桑白皮),グワバ果実,ケイガイ(荊
芥,荊芥穂),ケイトウ(鶏冠花,鶏冠子),ケイリンサ
イシン(細辛),月桂樹,ゲンチアナ,ゲンノショウコ
(老鸛草),コエンドロ果実,コウシンバラ(月季花),コ
ウスイハッカ,コウゾ果実,紅茶,コウホネ(川骨),コ
ウホン(藁本,唐藁本),コウリャン,コケモモ(越橘),
コガネバナ(黄ゴン),コゴメバオトギリソウ,ココヤシ
果実,ゴシュユ(呉茱萸),ゴショイチゴ(覆盆子),コシ
ョウ(胡椒),コパイババルサム,コーヒー豆,コブシ
(辛夷),ゴボウ(牛蒡,牛蒡子),コボタンヅル,ゴマ
(胡麻),ゴマノハグサ(玄参),コムギ(小麦),米又は米
ぬか(赤糠,白糠),コーラ・アクミナタ種子,コーラ
・ベラ種子,コロハ果実,コロンボ,コンズランゴ,コ
ンブ,コンフリー(鰭張草),コンニャク,サキシマボタ
ンズル(威霊仙),サクラの花・葉・果実・樹皮(桜皮),
ザクロ,ササ,ササユリ(百合),サザンカ,サジオモダ
カ(沢瀉),サツマイモ,サトウキビ,サトウダイコン,
サネブトナツメ(酸棗仁),サフラン(番紅花,西紅花),
ザボン果実,サボンソウ,サーモンベリー果実,サラシ
ナショウマ(升麻),サルビア,サワギキョウ(山梗菜),
サワグルミ葉,サンキライ(山帰来),サンザシ(山査
子),サンシチニンジン(三七人参),サンシュユ(山茱
萸),サンショウ(山椒),サンズコン(山豆根),シアノ
キ果実,シイタケ,ジオウ(地黄),シオン(紫苑),ジギ
タリス,シクンシ(使君子),シシウド(独活,唐独活),
シソ・アオジソ・チリメンジソ・カタメンジソ(紫蘇
葉,紫蘇子),シダレカンバ(白樺皮),シタン,シナノ
キ,シナレンギョウ(連翹),シマカンギク(菊花),シモ
ツケソウ,ジャガイモ,シャクヤク(芍薬),シャジン
(沙参),ジャノヒゲ(麦門冬),シラカシ種子,シロゴチ
ョウの種子,シロバナイリス,シロバナツタの花,シロ
ミナンテン(南天実),ジュズダマ,シュロ果実,ショウ
ガ(生姜),ショウブ(菖蒲,菖蒲根),ショズク果実,シ
ラカバ,シンコナサクシルブラ,シンナモン,スイカ
(西瓜),スイカズラ(金銀花,忍冬),スイバ(酸模),ス
イムベリー果実,ストロベリー果実,スギナ(問荊),ス
テビア,スモモ果実,セイヨウアカマツの球果,セイヨ
ウカラマツ,セイヨウキヅタ,セイヨウグルミ,セイヨ
ウナシ果実,セイヨウナツユキソウ,セイヨウネズ,セ
イヨウノコギリソウ,セイヨウニワトコ,セイヨウネ
ズ,セイヨウハッカ,セイヨウフウチョウボク,セイヨ
ウヤドリギ,セイヨウヤマハッカ,セイヨウワサビ,セ
キショウ(石菖根),ゼニアオイ,セネガ,セリ,セロ
リ,センキュウ(川キュウ),センナ果実又は葉,センニ
ンソウ(大蓼),センブリ(当薬),ソウカ(草果),ソバ種
実,ソメモノイモ,ダイオウ(大黄),大根,大豆,ダイ
ダイ(橙皮,枳実),タイム,タカトウダイ(大戟),タカ
ワラビ(狗脊),ダークスィートチェリー果実,タチジャ
コウソウ(百里香),タチバナ(橘皮),タチヤナギ,タマ
リンド種子,タマネギ,タムシバ(辛夷),タラノキ又は
その根皮,タンジン(丹参),ダンマル,チェリー果実,
チガヤ又はその根(茅根),チコリ,チョウジ(丁子,丁
香),チョウセンゴミシ(五味子),チョウセンダイオウ
(大黄),チョウセンニレ(蕪夷),チョウセンニンジン
(人参),チョウセンヨモギ(艾葉),チョレイマイタケ
(猪苓),ツキミソウ,ツバキ,ツボクサ,ツメクサ(漆
姑草),ツユクサ(鴨跖草),ツルアズキ(赤小豆),ツル
ドクダミ(何首烏),ツルナ(蕃杏),ツルニンジン(四葉
参),ツワブキ,デイコ,テウチグルミ,デュベリー果
実,テングサ,テンダイウヤク(烏薬),トウガ(冬瓜
子),トウガラシ(番椒),トウキ(当帰),トウキンセン
カ,トウモロコシ又はトウモロコシ毛(南蛮毛),トウネ
ズミモチ(女貞子),トウリンドウ(竜胆),ドクダミ(十
薬),トコン(吐根),トチバニンジン(竹節人参),トチ
ュウ(杜仲,杜仲葉),トマト,トラガント,トリアカン
ソス種子,トルメンチラ,ドロノキ,トロロアオイ,ナ
イゼリアベリー果実,ナガイモ(山薬),ナギイカダ,ナ
ギナタコウジュ,ナズナ,ナツミカン,ナツメ(大棗),
ナニワイバラ(金桜子),ナルコユリ(黄精),ナンキンマ
メ(落花生),ナンテン(南天実),ニガキ(苦木),ニガヨ
モギ(苦艾),ニクズク,ニッケイ(桂皮),ニラ(韮子),
ニワトコ(接骨木),ニンジン,ニンニク(大蒜),ヌルデ
(五倍子),ネギ,ノアザミ(大薊),ノイバラ(営実),ノ
コギリソウ,ノダケ(前胡),ノバラ,ノモモ,パーム,
ハイビスカス(ブッソウゲ,フウリンブッソウゲ,ロー
ゼル),パイナップル果実,ハカタユリ(百合),ハカマ
ウラボシ(骨砕補),ハクセン(白蘚皮),ハクルベリー果
実,ハコベ(繁縷),ハシバミ(榛子),ハシリドコロ(ロ
ート根),バジル,ハス(蓮肉,蓮子),パセリ,バタ
タ,ハチク(竹茹),パチョリー,ハッカ(薄荷,薄荷
葉),ハトムギ(ヨクイニン),ハナスゲ(知母),バナ
ナ,ハナハッカ,バニラビンズ,パパイヤ,ハハコグサ
(鼠麹草),ハブ草,パプリカ,ハマゴウ(蔓荊子),ハマ
スゲ(香附子),ハマビシ(シツ莉子),ハマナス(マイ瑰
花),ハマボウフウ(浜防風),ハマメリス,バラ(薔
薇),パリエタリア,ハルニレ(楡皮,楡白皮,楡葉),
パンノキ,ヒオウギ(射干),ヒカゲツルニンジン(党
参),ピーカンナッツ,ヒガンバナ(石蒜,蔓珠沙華),
ヒキオコシ(延命草),ヒシ(菱実),ピスタチオ,ビー
ト,ヒトツバ(石葦),ヒナタイノコズチ(牛膝),ヒバ,
ヒマシ,ヒマワリ,ピーマン,ヒメガマ(香蒲),ヒメマ
ツタケ,ピメンタ果実,ヒユ果実,ビロウドアオイ,ヒ
ロハオキナグサ(白頭翁),ヒロハセネガ(セネガ),ビワ
(枇杷,枇杷葉),ビンロウ(大腹皮,檳榔子),フウトウ
カズラ(南藤),フキ(款冬花),フキタンポポ(款冬花,
款冬葉),フジバカマ(蘭草),フジマメ(扁豆),ブッチ
ャーブルーム,ブドウ果皮又は果実,ブナ,フユムシナ
ツクサタケ(冬虫夏草),ブラジルカンゾウ,ブラックカ
ーラント果実,ブラックベリー果実,プラム果実,フル
セラリア,ブルーベリー果実,プルーン,ブロンドサイ
リウム,ブンドウ(緑豆),ヘチマ,ベニバナ(紅花),ベ
ラドンナ,ベリー果実,ボイセンベリー果実,ボウフウ
(防風),ホウレンソウ,ホオズキ(登呂根),ホオノキ
(厚朴,和厚朴),ボケ(木瓜),ホソバオケラ(蒼朮),ホ
ソババレンギク,ボダイジュ,ボタン(牡丹皮),ホッ
プ,ホホバ,ホワートルベリー果実,ホンアンズ(杏
仁),ホンシメジ,マイズルテンナンショウ(天南星),
マオウ(麻黄),マカデミアナッツ,マクリ(海人草),マ
グワ(桑葉,桑白皮),マダケ(竹茹),マタタビ(木天
蓼),マツカサ,マツホド(茯苓),マリーゴールド,マ
ルバノジャジン(杏参),マルベリー果実,マルメロ,マ
ロニエ,マンゴー,マンゴスチン,マンシュウグルミ,
マンダリン果実,マンネンタケ(霊芝),マンネンロウ,
ミカン属植物果実(枳実),ミシマサイコ(柴胡),ミゾカ
クシ(半辺蓮),ミソハギ(千屈菜),ミツガシワ,ミツ
バ,ミツバハマゴウ(蔓荊子),ミドリハッカ,ミモザ,
ミョウガ,ミラクルフルーツ果実,ミルラ,ミロバラ
ン,ムクゲ(木槿),ムクノキ,ムクロジ,ムラサキ(紫
根),ムラサキトウモロコシ,メハジキ(益母草),メボ
ウキ,メラロイカ,メリッサ,メリロート,メロン果
実,モウコヨモギ,モウソウチク,モクレン(辛夷),モ
ッコウ(木香),モミジバダイオウ,モモの果実,種(桃
仁)又は葉(桃葉),モヤシ,モレロチェリー果実,モロ
ヘイヤ,ヤカワムラサキイモ,ヤクチ(益智),ヤグルマ
ギク,ヤグルマソウ,ヤグルマハッカ,ヤシャブシ(矢
車),ヤチヤナギ,ヤツデ(八角金盤),ヤドリギ(柳寄
生),ヤナギタデの葉,ヤブガラシ,ヤブコウジ(紫金
牛),ヤマゴボウ(商陸),ヤマノイモ(山薬),ヤマハン
ノキ(山榛),ヤマモモ(楊梅皮),ユーカリ,ユッカ・ブ
レビフォリア,ユキノシタ(虎耳草),ユズ果実,ユリ,
ヨモギ(艾葉),ヨロイグサ,ライム果実,落花生,ラカ
ンカ果実,ラズベリー果実,ラベンダー,リュウガン
(竜眼肉),緑茶,リンゴ果実,ルバス・スアビシムス
(甜涼),レタス,レッドカーラント果実,レモン果実,
レモングラス,レンギョウ(連翹),レンゲソウ,ロウヤ
シ,ローガンベリー果実,ローズヒップ,ローズマリ
ー,ローマカミツレ,ワカメ,ワサビ,ワレモコウ(地
楡)などがある。
【0031】また動物系原料由来の素材としては、鶏冠
抽出物,牛・人の胎盤抽出物,豚・牛の胃や十二指腸あ
るいは腸の抽出物若しくはその分解物,水溶性コラーゲ
ン,アシル化コラーゲン等のコラーゲン誘導体,コラー
ゲン加水分解物,エラスチン,エラスチン加水分解物,
水溶性エラスチン誘導体,ケラチン及びその分解物,シ
ルク蛋白およびその分解物,豚・牛血球蛋白分解物(グ
ロビンペプチド),豚・牛ヘモグロビン分解物(ヘミ
ン,ヘマチン,ヘム,プロトヘム,ヘム鉄等),鶏卵エ
キスなど。
抽出物,牛・人の胎盤抽出物,豚・牛の胃や十二指腸あ
るいは腸の抽出物若しくはその分解物,水溶性コラーゲ
ン,アシル化コラーゲン等のコラーゲン誘導体,コラー
ゲン加水分解物,エラスチン,エラスチン加水分解物,
水溶性エラスチン誘導体,ケラチン及びその分解物,シ
ルク蛋白およびその分解物,豚・牛血球蛋白分解物(グ
ロビンペプチド),豚・牛ヘモグロビン分解物(ヘミ
ン,ヘマチン,ヘム,プロトヘム,ヘム鉄等),鶏卵エ
キスなど。
【0032】[13]微生物培養代謝物 米発酵エキス,米糠発酵エキス,ユーグレナ抽出物,脱
脂粉乳の乳酸発酵物,酵母又は酵母分解物もしくはそれ
らの抽出物,セレンや亜鉛などの金属化合物含有培地で
培養処理された酵母又は酵母分解物もしくはそれらの抽
出物など。
脂粉乳の乳酸発酵物,酵母又は酵母分解物もしくはそれ
らの抽出物,セレンや亜鉛などの金属化合物含有培地で
培養処理された酵母又は酵母分解物もしくはそれらの抽
出物など。
【0033】[14]α−ヒドロキシ酸 グリコール酸,クエン酸,リンゴ酸,酒石酸,乳酸な
ど。
ど。
【0034】[15]無機顔料 無水ケイ酸,ケイ酸マグネシウム,タルク,カオリン,
ベントナイト,マイカ,雲母チタン,オキシ塩化ビスマ
ス,酸化ジルコニウム,酸化マグネシウム,酸化亜鉛,
酸化チタン,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,黄酸
化鉄,ベンガラ,黒酸化鉄,グンジョウ,酸化クロム,
水酸化クロム,カーボンブラック,カラミンなど。
ベントナイト,マイカ,雲母チタン,オキシ塩化ビスマ
ス,酸化ジルコニウム,酸化マグネシウム,酸化亜鉛,
酸化チタン,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,黄酸
化鉄,ベンガラ,黒酸化鉄,グンジョウ,酸化クロム,
水酸化クロム,カーボンブラック,カラミンなど。
【0035】[16]紫外線吸収剤 p−アミノ安息香酸誘導体,サルチル酸誘導体,アント
ラニル酸誘導体,クマリン誘導体,アミノ酸系化合物,
ベンゾトリアゾール誘導体,テトラゾール誘導体,イミ
ダゾリン誘導体,ピリミジン誘導体,ジオキサン誘導
体,カンファー誘導体,フラン誘導体,ピロン誘導体,
核酸誘導体,アラントイン誘導体,ニコチン酸誘導体,
ビタミンB6誘導体,オキシベンゾン,ベンゾフェノン,
グアイアズレン,シコニン,バイカリン,バイカレイ
ン,ベルベリンなど。
ラニル酸誘導体,クマリン誘導体,アミノ酸系化合物,
ベンゾトリアゾール誘導体,テトラゾール誘導体,イミ
ダゾリン誘導体,ピリミジン誘導体,ジオキサン誘導
体,カンファー誘導体,フラン誘導体,ピロン誘導体,
核酸誘導体,アラントイン誘導体,ニコチン酸誘導体,
ビタミンB6誘導体,オキシベンゾン,ベンゾフェノン,
グアイアズレン,シコニン,バイカリン,バイカレイ
ン,ベルベリンなど。
【0036】[17]収斂剤 乳酸,酒石酸,コハク酸,クエン酸,アラントイン,塩
化亜鉛,硫酸亜鉛,酸化亜鉛,カラミン,p−フェノー
ルスルホン酸亜鉛,硫酸アルミニウムカリウム,レソル
シン,塩化第二鉄,タンニン酸など。
化亜鉛,硫酸亜鉛,酸化亜鉛,カラミン,p−フェノー
ルスルホン酸亜鉛,硫酸アルミニウムカリウム,レソル
シン,塩化第二鉄,タンニン酸など。
【0037】[18]抗酸化剤 アスコルビン酸及びその塩,ステアリン酸エステル,ト
コフェロール及びそのエステル誘導体,ノルジヒドログ
アセレテン酸,ブチルヒドロキシトルエン(BHT),
ブチルヒドロキシアニソール(BHA),パラヒドロキ
シアニソール,没食子酸プロピル,セサモール,セサモ
リン,ゴシポールなど。
コフェロール及びそのエステル誘導体,ノルジヒドログ
アセレテン酸,ブチルヒドロキシトルエン(BHT),
ブチルヒドロキシアニソール(BHA),パラヒドロキ
シアニソール,没食子酸プロピル,セサモール,セサモ
リン,ゴシポールなど。
【0038】[19]抗炎症剤 イクタモール,インドメタシン,カオリン,サリチル
酸,サリチル酸ナトリウム,サリチル酸メチル,アセチ
ルサリチル酸,塩酸ジフェンヒドラミン,d又はdl−カ
ンフル,ヒドロコルチゾン,グアイアズレン,カマズレ
ン,マレイン酸クロルフェニラミン,グリチルリチン酸
及びその塩,グリチルレチン酸及びその塩など。
酸,サリチル酸ナトリウム,サリチル酸メチル,アセチ
ルサリチル酸,塩酸ジフェンヒドラミン,d又はdl−カ
ンフル,ヒドロコルチゾン,グアイアズレン,カマズレ
ン,マレイン酸クロルフェニラミン,グリチルリチン酸
及びその塩,グリチルレチン酸及びその塩など。
【0039】[20]殺菌・消毒薬として用いられる成分 アクリノール,イオウ,塩化ベンザルコニウム,塩化ベ
ンゼトニウム,塩化メチルロザニリン,クレゾール,グ
ルコン酸カルシウム,グルコン酸クロルヘキシジン,ス
ルファミン,マーキュロクロム,ラクトフェリン又はそ
の加水分解物など。
ンゼトニウム,塩化メチルロザニリン,クレゾール,グ
ルコン酸カルシウム,グルコン酸クロルヘキシジン,ス
ルファミン,マーキュロクロム,ラクトフェリン又はそ
の加水分解物など。
【0040】[21]香料 ジャコウ,シベット,カストリウム,アンバーグリスな
どの天然動物性香料、アニス精油,アンゲリカ精油,イ
ランイラン精油,イリス精油,ウイキョウ精油,オレン
ジ精油,カナンガ精油,カラウェー精油,カルダモン精
油,グアヤクウッド精油,クミン精油,黒文字精油,ケ
イ皮精油,シンナモン精油,ゲラニウム精油,コパイバ
バルサム精油,コリアンデル精油,シソ精油,シダーウ
ッド精油,シトロネラ精油,ジャスミン精油,ジンジャ
ーグラス精油,杉精油,スペアミント精油,西洋ハッカ
精油,大茴香精油,チュベローズ精油,丁字精油,橙花
精油,冬緑精油,トルーバルサム精油,バチュリー精
油,バラ精油,パルマローザ精油,檜精油,ヒバ精油,
白檀精油,プチグレン精油,ベイ精油,ベチバ精油,ベ
ルガモット精油,ペルーバルサム精油,ボアドローズ精
油,芳樟精油,マンダリン精油,ユーカリ精油,ライム
精油,ラベンダー精油,リナロエ精油,レモングラス精
油,レモン精油,ローズマリー精油,和種ハッカ精油な
どの植物性香料、その他合成香料など。
どの天然動物性香料、アニス精油,アンゲリカ精油,イ
ランイラン精油,イリス精油,ウイキョウ精油,オレン
ジ精油,カナンガ精油,カラウェー精油,カルダモン精
油,グアヤクウッド精油,クミン精油,黒文字精油,ケ
イ皮精油,シンナモン精油,ゲラニウム精油,コパイバ
バルサム精油,コリアンデル精油,シソ精油,シダーウ
ッド精油,シトロネラ精油,ジャスミン精油,ジンジャ
ーグラス精油,杉精油,スペアミント精油,西洋ハッカ
精油,大茴香精油,チュベローズ精油,丁字精油,橙花
精油,冬緑精油,トルーバルサム精油,バチュリー精
油,バラ精油,パルマローザ精油,檜精油,ヒバ精油,
白檀精油,プチグレン精油,ベイ精油,ベチバ精油,ベ
ルガモット精油,ペルーバルサム精油,ボアドローズ精
油,芳樟精油,マンダリン精油,ユーカリ精油,ライム
精油,ラベンダー精油,リナロエ精油,レモングラス精
油,レモン精油,ローズマリー精油,和種ハッカ精油な
どの植物性香料、その他合成香料など。
【0041】[22]色素・着色剤 赤キャベツ色素,赤米色素,アカネ色素,アナトー色
素,イカスミ色素,ウコン色素,エンジュ色素,オキア
ミ色素,柿色素,紅コウジ色素,紫根色素,カラメル,
金,銀,クチナシ色素,コーン色素,タマネギ色素,タ
マリンド色素,スピルリナ色素,ソバ全草色素,チェリ
ー色素,海苔色素,ハイビスカス色素,ブドウ果汁色
素,マリーゴールド色素,紫イモ色素,紫ヤマイモ色
素,ラック色素,ルチンなど。
素,イカスミ色素,ウコン色素,エンジュ色素,オキア
ミ色素,柿色素,紅コウジ色素,紫根色素,カラメル,
金,銀,クチナシ色素,コーン色素,タマネギ色素,タ
マリンド色素,スピルリナ色素,ソバ全草色素,チェリ
ー色素,海苔色素,ハイビスカス色素,ブドウ果汁色
素,マリーゴールド色素,紫イモ色素,紫ヤマイモ色
素,ラック色素,ルチンなど。
【0042】[23]その他 保湿剤、ホルモン類、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、
キレート剤、p−オキシ安息香酸メチルエステル等の防
腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性
蛋白質及びその分解物、動・植物性多糖類及びその分解
物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、血流促進剤、
消炎剤・抗アレルギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創
傷治療剤、増泡剤、増粘剤、消臭・脱臭剤、酵素類など
が上げられる。
キレート剤、p−オキシ安息香酸メチルエステル等の防
腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性
蛋白質及びその分解物、動・植物性多糖類及びその分解
物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、血流促進剤、
消炎剤・抗アレルギー剤、細胞賦活剤、角質溶解剤、創
傷治療剤、増泡剤、増粘剤、消臭・脱臭剤、酵素類など
が上げられる。
【0043】抗菌加工繊維類を得るには、本発明による
抗菌加工剤を、羊毛またはシルクを含む繊維類に対し吸
尽法、パッド法、スプレー法などの方法により付与す
る。尚、抗菌加工剤を付与する前に、繊維類に対し次の
ような前処理を行うとより一層の耐久性ある抗菌加工が
可能となる。
抗菌加工剤を、羊毛またはシルクを含む繊維類に対し吸
尽法、パッド法、スプレー法などの方法により付与す
る。尚、抗菌加工剤を付与する前に、繊維類に対し次の
ような前処理を行うとより一層の耐久性ある抗菌加工が
可能となる。
【0044】羊毛またはシルクを含む繊維類を蛋白質分
解酵素を含有する温水浴中に投入し、おだやかな条件下
で旋回振とうする。ついで昇温等の操作により酵素を失
活させ、繊維を十分に水洗した後、脱水または乾燥す
る。この処理を行うことにより繊維の表面が活性化さ
れ、抗菌加工剤の固着性が著しく強化される。
解酵素を含有する温水浴中に投入し、おだやかな条件下
で旋回振とうする。ついで昇温等の操作により酵素を失
活させ、繊維を十分に水洗した後、脱水または乾燥す
る。この処理を行うことにより繊維の表面が活性化さ
れ、抗菌加工剤の固着性が著しく強化される。
【0045】前処理の好ましい条件は次の通りである。 (1)処理する総繊維重量に対して約30倍量程度の温水を
使用する。 (2)温水には総繊維重量に対して約1〜10%程度の蛋白質
分解酵素(力価:150,000u/g)を添加する。 (3)繊維投入後、pH6〜8、水温40〜50℃で30〜120分間程
度水浴を旋回振とう(約80回/分)する。 (4)酵素の失活は、浴水を約90℃に昇温し5〜10分間行
う。
使用する。 (2)温水には総繊維重量に対して約1〜10%程度の蛋白質
分解酵素(力価:150,000u/g)を添加する。 (3)繊維投入後、pH6〜8、水温40〜50℃で30〜120分間程
度水浴を旋回振とう(約80回/分)する。 (4)酵素の失活は、浴水を約90℃に昇温し5〜10分間行
う。
【0046】バッチ式の吸尽法による抗菌加工剤の付与
は、羊毛またはシルクを含む繊維類を抗菌加工剤を含む
水浴中に投入、浸漬し、水浴をおだやかな条件下で旋回
振とうすることにより行う。パッド法による場合は、同
繊維類を抗菌加工剤を含む処理液(パッド浴)に浸漬し
た後、マングルで絞率80%でパディング付与する。スプ
レー法では、同繊維類に対して抗菌加工剤を含む処理液
を十分量スプレー付与することにより行う。
は、羊毛またはシルクを含む繊維類を抗菌加工剤を含む
水浴中に投入、浸漬し、水浴をおだやかな条件下で旋回
振とうすることにより行う。パッド法による場合は、同
繊維類を抗菌加工剤を含む処理液(パッド浴)に浸漬し
た後、マングルで絞率80%でパディング付与する。スプ
レー法では、同繊維類に対して抗菌加工剤を含む処理液
を十分量スプレー付与することにより行う。
【0047】吸尽法による付与処理の好ましい条件は次
の通りである。 (1)処理する総繊維重量に対して約30倍量程度の温水を
準備する。 (2)温水には、総繊維重量に対して抗菌加工剤中に含ま
れる必須成分の蛋白質加水分解物が固形分として約0.1
〜1重量%程度となる相当量の抗菌加工剤を添加する。 (3)繊維投入後、水温は常温〜50℃で30〜60分間程度水
浴を旋回振とう(約120回/分)する。
の通りである。 (1)処理する総繊維重量に対して約30倍量程度の温水を
準備する。 (2)温水には、総繊維重量に対して抗菌加工剤中に含ま
れる必須成分の蛋白質加水分解物が固形分として約0.1
〜1重量%程度となる相当量の抗菌加工剤を添加する。 (3)繊維投入後、水温は常温〜50℃で30〜60分間程度水
浴を旋回振とう(約120回/分)する。
【0048】パッド法およびスプレー法では、それぞれ
に使用する処理液には抗菌加工剤中に含まれる必須成分
の蛋白質加水分解物が固形分として約0.1〜0.5重量%濃
度になる相当量の抗菌加工剤を添加するのが好ましい。
に使用する処理液には抗菌加工剤中に含まれる必須成分
の蛋白質加水分解物が固形分として約0.1〜0.5重量%濃
度になる相当量の抗菌加工剤を添加するのが好ましい。
【0049】各方法により抗菌加工剤を付与した後、好
ましくはそれら繊維類に対して加熱処理を行う。この操
作を行うことにより抗菌成分が繊維類に対してより強固
に固着され、加工処理された繊維類の抗菌効果の耐久性
が著しく向上する。
ましくはそれら繊維類に対して加熱処理を行う。この操
作を行うことにより抗菌成分が繊維類に対してより強固
に固着され、加工処理された繊維類の抗菌効果の耐久性
が著しく向上する。
【0050】抗菌加工剤付与後の加熱処理は、乾熱加熱
法または湿熱加熱法により行うことができる。乾熱加熱
における好ましい条件は、温度50〜90℃で20〜60分間
(より好ましくは80〜90℃で30分間)行う。また湿熱加
熱においては、はじめに5〜10分間繊維を減圧乾燥し、
次に約30分間程度スチーム(80〜100℃)処理した後、
再度5〜10分間減圧乾燥する。
法または湿熱加熱法により行うことができる。乾熱加熱
における好ましい条件は、温度50〜90℃で20〜60分間
(より好ましくは80〜90℃で30分間)行う。また湿熱加
熱においては、はじめに5〜10分間繊維を減圧乾燥し、
次に約30分間程度スチーム(80〜100℃)処理した後、
再度5〜10分間減圧乾燥する。
【0051】
【実施例】固着用バインダーの製造 市販品を採用したり、また常法(加水分解法)により得
たものでよいが、例えば次のような方法によっても容易
に製造することができる。
たものでよいが、例えば次のような方法によっても容易
に製造することができる。
【0052】(1)羊毛ケラチン加水分解物 羊毛ケラチン(1g)を、水酸化カリウムでpH10.5に調整
した8M尿素液(100mL)および2-メルカプトエタノール
(0.5mL)の混液に添加し、40℃で72時間旋回振とう
(約100回/分)した後、ろ過して羊毛蛋白質溶液を得
る。この溶液を透析して分子量35,000付近以上の分画を
回収し、その1%固形分溶液に対して蛋白質分解酵素
(力価:150,000u/g)を1%量加え40〜50℃で2時間程度
旋回振とう(約80回/分)した後、昇温等の手段により
酵素を失活させて羊毛蛋白質加水分解物を得る。
した8M尿素液(100mL)および2-メルカプトエタノール
(0.5mL)の混液に添加し、40℃で72時間旋回振とう
(約100回/分)した後、ろ過して羊毛蛋白質溶液を得
る。この溶液を透析して分子量35,000付近以上の分画を
回収し、その1%固形分溶液に対して蛋白質分解酵素
(力価:150,000u/g)を1%量加え40〜50℃で2時間程度
旋回振とう(約80回/分)した後、昇温等の手段により
酵素を失活させて羊毛蛋白質加水分解物を得る。
【0053】(2)絹フィブロイン加水分解物 絹繊維(20g)を、40%塩化カルシウム溶液(100mL)に
添加し、沸点加熱還流下で5時間旋回振とうした後、ろ
過して絹フィブロイン溶液を得る。この溶液を透析して
分子量35,000付近以上の分画を回収し、その1%固形分
溶液に対して蛋白質分解酵素(力価:150,000u/g)を1
%量加え40〜50℃で2時間程度旋回振とう(約80回/
分)した後、昇温等の手段により酵素を失活させて絹フ
ィブロイン蛋白質加水分解物を得る。
添加し、沸点加熱還流下で5時間旋回振とうした後、ろ
過して絹フィブロイン溶液を得る。この溶液を透析して
分子量35,000付近以上の分画を回収し、その1%固形分
溶液に対して蛋白質分解酵素(力価:150,000u/g)を1
%量加え40〜50℃で2時間程度旋回振とう(約80回/
分)した後、昇温等の手段により酵素を失活させて絹フ
ィブロイン蛋白質加水分解物を得る。
【0054】(3)コラーゲン加水分解物 豚皮(20g)を、0.5M酢酸溶液(200mL)に添加し、4℃で1
日撹拌抽出する。この抽出液を透析して分子量35,000付
近以上の分画を回収し、その1%固形分溶液に対して蛋
白質分解酵素(力価:150,000u/g)を1%量加え40〜50
℃で2時間程度旋回振とう(約80回/分)した後、昇温
等の手段により酵素を失活させてコラーゲン蛋白質加水
分解物を得る。
日撹拌抽出する。この抽出液を透析して分子量35,000付
近以上の分画を回収し、その1%固形分溶液に対して蛋
白質分解酵素(力価:150,000u/g)を1%量加え40〜50
℃で2時間程度旋回振とう(約80回/分)した後、昇温
等の手段により酵素を失活させてコラーゲン蛋白質加水
分解物を得る。
【0055】(4)蛋白質加水分解物の分子量測定 実施例で得た蛋白質加水分解物の分子量分布を液体クロ
マトグラフィーにより推定した。
マトグラフィーにより推定した。
【0056】(a)使用機器及び条件 機 器:インテリジェントHPLCシステム/Gulliv
erシリーズ(日本分光工業製) カ ラ ム:Biofine PO-700K-L(日本分光工業製) 溶 媒:20mM pH7 phosphate buffeer,50mM KCl 流 速:1.5mL/分 検出波長:280nm 標 準:牛血清アルブミン(分子量67,000),キモト
リプシノーゲンA(分子量25,000),チトクロームC
(分子量12,300),トリプシンインヒビター(分子量6,
500)
erシリーズ(日本分光工業製) カ ラ ム:Biofine PO-700K-L(日本分光工業製) 溶 媒:20mM pH7 phosphate buffeer,50mM KCl 流 速:1.5mL/分 検出波長:280nm 標 準:牛血清アルブミン(分子量67,000),キモト
リプシノーゲンA(分子量25,000),チトクロームC
(分子量12,300),トリプシンインヒビター(分子量6,
500)
【0057】(b)検量線 図1の通りである。
【0058】(c)実測値および推定分子量 羊毛ケラチン加水分解物 R.T=37.6分 (推定分子
量:22,000) 絹フィブロイン加水分解物 R.T=43.2分,43.3分,48.
8分 (推定分子量:18,000,12,300,6,000) コラーゲン加水分解物 R.T=35.5分 (推定分子量:2
9,000)
量:22,000) 絹フィブロイン加水分解物 R.T=43.2分,43.3分,48.
8分 (推定分子量:18,000,12,300,6,000) コラーゲン加水分解物 R.T=35.5分 (推定分子量:2
9,000)
【0059】
【実施例】抗菌成分を含有する植物抽出液の製造 各種植物の重量に対し、10倍量の50%メタノール水溶液
または100%メタノールを準備し、常温で3〜7日間浸漬
抽出する。これらをろ過することにより抗菌成分を含む
固形分濃度0.5〜2%程度の植物抽出液が得られる。
または100%メタノールを準備し、常温で3〜7日間浸漬
抽出する。これらをろ過することにより抗菌成分を含む
固形分濃度0.5〜2%程度の植物抽出液が得られる。
【0060】
【実施例】植物抽出液の抗菌性(シェークフラスコ法)
試験 この方法は、繊維製品衛生加工協議会が抗菌防臭加工繊
維製品のSEKマークを認定する際に採用している評価
法である。
試験 この方法は、繊維製品衛生加工協議会が抗菌防臭加工繊
維製品のSEKマークを認定する際に採用している評価
法である。
【0061】(a)試料繊維片の調整 オートクレーブ中で加熱滅菌処理した毛織物(2g)に対
し植物抽出液(1%固形分含有)(3mL)を含浸した後、乾
燥して得た毛織物から、0.75±0.05gの試料繊維片を採
取し、これを1検体とする。同試料につき植物抽出液付
与試料繊維片3検体、無付与試料繊維片3検体を準備す
る。尚、各試料繊維片は細かく(約1cm×1cm程度)切断
する。
し植物抽出液(1%固形分含有)(3mL)を含浸した後、乾
燥して得た毛織物から、0.75±0.05gの試料繊維片を採
取し、これを1検体とする。同試料につき植物抽出液付
与試料繊維片3検体、無付与試料繊維片3検体を準備す
る。尚、各試料繊維片は細かく(約1cm×1cm程度)切断
する。
【0062】(b)リン酸緩衝液 (1)保存液:リン酸一カリウム(34g)を精製水(500m
L)に溶かし、これに4%(w/v)水酸化ナトリウム水溶
液(約175mL)を加えてpH7.2に調整後、全量を1,000mL
にして保存液とする。(2)試験液:保存液を精製水で800
倍に希釈し、振とう培養液として使用する。
L)に溶かし、これに4%(w/v)水酸化ナトリウム水溶
液(約175mL)を加えてpH7.2に調整後、全量を1,000mL
にして保存液とする。(2)試験液:保存液を精製水で800
倍に希釈し、振とう培養液として使用する。
【0063】(c)試験菌 黄色ブドウ状球菌 Staphylococcus aureus (S.Aと略
記) 肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae (K.Pと略記)
記) 肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae (K.Pと略記)
【0064】(d)試験菌の培養と試験菌懸濁液の調整 各試験菌株をブレイン・ハート・インフュジョン寒天斜
面培地に移植後、35〜37℃で24時間培養する。この培養
菌1白金耳を普通ブイヨン培地に移植し、35〜37℃で、S
taphylococcus aureusは6〜10時間、Klebsiella pneumo
niaeは16〜20時間振とう培養した後、普通ブイヨン培地
を用い菌数を1.5〜3×108個/mLに調整する。さらにこ
の菌液をリン酸緩衝液の保存液で1,000倍に希釈し、接
種菌液とする。
面培地に移植後、35〜37℃で24時間培養する。この培養
菌1白金耳を普通ブイヨン培地に移植し、35〜37℃で、S
taphylococcus aureusは6〜10時間、Klebsiella pneumo
niaeは16〜20時間振とう培養した後、普通ブイヨン培地
を用い菌数を1.5〜3×108個/mLに調整する。さらにこ
の菌液をリン酸緩衝液の保存液で1,000倍に希釈し、接
種菌液とする。
【0065】(e)試験の準備および振とう前の生菌数の
測定 200mL容ネジ口キャップ付き三角フラスコにリン酸緩衝
液の試験液(70mL)を入れ、キャップを緩く閉めた後オ
ートクレーブで121℃で15分間、湿熱滅菌し、冷却後、
接種菌液(5mL)を加えてよく撹拌する。最終的に三角
フラスコ中の菌数は、1〜2×104個/mLになる。各三角
フラスコのうち、任意の3本から菌液(1mL)を採取
し、試験液で10倍希釈系列を作り、標準寒天培地を用い
て混釈寒天平板を作成する。この平板を35〜37℃で24〜
48時間培養する。生育したコロニー数を計測し、その希
釈倍率を乗じて生菌数(初発菌数)を算出する。この生
菌数を[A]とする
測定 200mL容ネジ口キャップ付き三角フラスコにリン酸緩衝
液の試験液(70mL)を入れ、キャップを緩く閉めた後オ
ートクレーブで121℃で15分間、湿熱滅菌し、冷却後、
接種菌液(5mL)を加えてよく撹拌する。最終的に三角
フラスコ中の菌数は、1〜2×104個/mLになる。各三角
フラスコのうち、任意の3本から菌液(1mL)を採取
し、試験液で10倍希釈系列を作り、標準寒天培地を用い
て混釈寒天平板を作成する。この平板を35〜37℃で24〜
48時間培養する。生育したコロニー数を計測し、その希
釈倍率を乗じて生菌数(初発菌数)を算出する。この生
菌数を[A]とする
【0066】(f)振とう試験 接種菌液を入れた三角フラスコに各試料繊維片を加え、
6検体同時にリストアクション振とう機(回転数320〜34
0rpm)で1時間振とう培養する。
6検体同時にリストアクション振とう機(回転数320〜34
0rpm)で1時間振とう培養する。
【0067】(g)生菌数の測定 振とう試験後、各三角フラスコより菌液(1mL)を採取
し、(e)と同様にして混釈寒天平板を作成し、生菌数を
測定する。この生菌数を[B]とする。
し、(e)と同様にして混釈寒天平板を作成し、生菌数を
測定する。この生菌数を[B]とする。
【0068】(h)減菌率 [A]の生菌数の平均値をA、[B]の生菌数の平均値をB
とし、減菌率を次式により算出する。
とし、減菌率を次式により算出する。
【式1】
【0069】(i)試験結果 各植物抽出液の抗菌力(減菌率)は表1の通りであっ
た。
た。
【表1】
【0070】
【実施例】抗菌加工剤の製造 各種蛋白質加水分解物3〜4%含有する固着用バインダー
溶液(800g)に、固形分として1%含有する抗菌成分溶
液(200g)を添加し、十分に撹拌して抗菌加工剤とす
る。使用する蛋白質加水分解物および抗菌成分は、それ
ぞれ1種でも2種以上を含むものであってもよい。尚、
この抗菌加工剤は試験用として供するため他の成分を併
用することを避けた。
溶液(800g)に、固形分として1%含有する抗菌成分溶
液(200g)を添加し、十分に撹拌して抗菌加工剤とす
る。使用する蛋白質加水分解物および抗菌成分は、それ
ぞれ1種でも2種以上を含むものであってもよい。尚、
この抗菌加工剤は試験用として供するため他の成分を併
用することを避けた。
【0071】
【実施例】抗菌加工繊維類の製造 (1)吸尽法による抗菌加工剤の付与 繊維類として毛糸(梳毛糸2/60,50g)、毛織物(50g)
およびシルク布(50g)を、1%蛋白質分解酵素(力価:
150,000u/g)含有温水浴(pH6.5,約50℃,450g)中に
投入し、50℃で30分間旋回振とう(約80回/分)する。
次いで系を90℃に昇温し、5〜10分放置した後、繊維類
を十分に水洗し脱水または乾燥する。こうようにして前
処理した繊維類を、実施例で製造した抗菌加工剤(45
g)を溶解した温水(50℃,450g)に投入し、50℃で30
分間旋回振とう(約120回/分)する。
およびシルク布(50g)を、1%蛋白質分解酵素(力価:
150,000u/g)含有温水浴(pH6.5,約50℃,450g)中に
投入し、50℃で30分間旋回振とう(約80回/分)する。
次いで系を90℃に昇温し、5〜10分放置した後、繊維類
を十分に水洗し脱水または乾燥する。こうようにして前
処理した繊維類を、実施例で製造した抗菌加工剤(45
g)を溶解した温水(50℃,450g)に投入し、50℃で30
分間旋回振とう(約120回/分)する。
【0072】(2)パッド法による抗菌加工剤の付与 繊維類として毛糸(梳毛糸2/60,50g)、毛織物(50g)
およびシルク布(50g)を、1%蛋白質分解酵素(力価:
150,000u/g)含有温水浴(pH6.5,約50℃,450g)中に
投入し、50℃で30分間旋回振とう(約80回/分)する。
次いで系を90℃に昇温し、5〜10分放置した後、繊維類
を十分に水洗し脱水または乾燥する。こうようにして前
処理した繊維類を、実施例で製造した抗菌加工剤(30〜
50g)を溶解したパッド浴(450g)に浸漬した後、マン
グルで絞率80%でパディングする。
およびシルク布(50g)を、1%蛋白質分解酵素(力価:
150,000u/g)含有温水浴(pH6.5,約50℃,450g)中に
投入し、50℃で30分間旋回振とう(約80回/分)する。
次いで系を90℃に昇温し、5〜10分放置した後、繊維類
を十分に水洗し脱水または乾燥する。こうようにして前
処理した繊維類を、実施例で製造した抗菌加工剤(30〜
50g)を溶解したパッド浴(450g)に浸漬した後、マン
グルで絞率80%でパディングする。
【0073】尚、本発明で使用する蛋白質加水分解物が
繊維類に与える影響を調べる目的で、予備試験として抗
菌成分を含まない繊維処理剤(但し、蛋白質加水分解物
の含有量は同じとする)を製造し、同法により処理条件
を変え付与加工した。
繊維類に与える影響を調べる目的で、予備試験として抗
菌成分を含まない繊維処理剤(但し、蛋白質加水分解物
の含有量は同じとする)を製造し、同法により処理条件
を変え付与加工した。
【0074】それぞれの方法により抗菌加工剤または繊
維処理剤を付与処理した繊維類を乾熱加熱(80℃,30分
間,乾熱処理装置:ヤマトファインオーブンDF-41型(ヤ
マト科学製))または湿熱加熱(減圧乾燥5〜10分,90℃
スチーム処理30分,減圧乾燥5〜10分,全自動真空熱処
理機:AV型(芦田製作所製))した。
維処理剤を付与処理した繊維類を乾熱加熱(80℃,30分
間,乾熱処理装置:ヤマトファインオーブンDF-41型(ヤ
マト科学製))または湿熱加熱(減圧乾燥5〜10分,90℃
スチーム処理30分,減圧乾燥5〜10分,全自動真空熱処
理機:AV型(芦田製作所製))した。
【0075】
【実施例】加工繊維類の評価 (1)蛋白質加水分解物の繊維付着量 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した繊維類について、付与加工条件と付
着量との関係を調べるため絶乾による重量変化を求め
た。表2は毛織物における結果である。尚、毛糸および
シルク布についてもほぼ同等な付着率を示した。
により加工処理した繊維類について、付与加工条件と付
着量との関係を調べるため絶乾による重量変化を求め
た。表2は毛織物における結果である。尚、毛糸および
シルク布についてもほぼ同等な付着率を示した。
【表2】
【0076】(2)蛋白質加水分解物付与による羊毛糸
の強/伸度の変化 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した梳毛糸について、その加工前後の強
/伸度変化をJIS L1095 7.5.1(定速伸長型)により測
定した。表3はその結果である。
の強/伸度の変化 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した梳毛糸について、その加工前後の強
/伸度変化をJIS L1095 7.5.1(定速伸長型)により測
定した。表3はその結果である。
【表3】
【0077】(3)蛋白質加水分解物付与による羊毛糸
の抱合力の変化 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した梳毛糸について、その加工前後の抱
合力の変化を調べるため、蛙田式抱合力試験機(蛙田理
研製)により、荷重100g、回転数60r.p.m、試験回数10
回の条件で測定した。表4はその結果である。
の抱合力の変化 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した梳毛糸について、その加工前後の抱
合力の変化を調べるため、蛙田式抱合力試験機(蛙田理
研製)により、荷重100g、回転数60r.p.m、試験回数10
回の条件で測定した。表4はその結果である。
【表4】
【0078】(4)蛋白質加水分解物付与による風合い
の変化 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した毛織物およびシルク布について、風
合い計測装置を用いて、[KOSHI],[HARI],[FUKURAM
I],[SHARI],[KISHIMI],[SHINAYAKASA]の項目につい
て評価した。
の変化 予備試験として行った、抗菌成分を含まない繊維処理剤
により加工処理した毛織物およびシルク布について、風
合い計測装置を用いて、[KOSHI],[HARI],[FUKURAM
I],[SHARI],[KISHIMI],[SHINAYAKASA]の項目につい
て評価した。
【0079】(a)計測装置 KES−FB1,KES−FB2,KES−FB3,K
ES−FB4(カトーテック製)
ES−FB4(カトーテック製)
【0080】(b)試験結果 次表(表5)の通りであった。特に、[FUKURAMI],[SHI
NAYAKASA]において大きな数値の変化が見られ、良好な
改善効果があると評価される。尚、この傾向はシルク布
でも同様であった。
NAYAKASA]において大きな数値の変化が見られ、良好な
改善効果があると評価される。尚、この傾向はシルク布
でも同様であった。
【表5】
【0081】(5)抗菌加工剤付与による繊維類の吸湿
性の変化 本発明による抗菌加工剤により加工処理した繊維につい
て、その加工前後の吸湿性の変化を調べるため、試料繊
維を絶乾した後、恒温恒湿試験室内で20℃,65%R.H.に
おける吸湿水分重量変化を調べた。図2は毛織物につい
ての結果である。尚、シルク布でも同様な傾向を示し
た。
性の変化 本発明による抗菌加工剤により加工処理した繊維につい
て、その加工前後の吸湿性の変化を調べるため、試料繊
維を絶乾した後、恒温恒湿試験室内で20℃,65%R.H.に
おける吸湿水分重量変化を調べた。図2は毛織物につい
ての結果である。尚、シルク布でも同様な傾向を示し
た。
【0082】(6)抗菌加工剤付与による繊維類の放湿
性の変化 本発明による抗菌加工剤により加工処理した繊維につい
て、その加工前後の放湿性の変化を調べるため、試料繊
維を90%R.H.環境から、20℃,65%R.H.環境とした場合
の放湿水分重量変化を調べた。図3は毛織物についての
結果である。シルク布でもやはり同様な傾向を示した。
性の変化 本発明による抗菌加工剤により加工処理した繊維につい
て、その加工前後の放湿性の変化を調べるため、試料繊
維を90%R.H.環境から、20℃,65%R.H.環境とした場合
の放湿水分重量変化を調べた。図3は毛織物についての
結果である。シルク布でもやはり同様な傾向を示した。
【0083】(7)抗菌加工剤付与による繊維類の抗菌
性(JIS L1902(ハロー法))の評価 この方法は、試料繊維片から寒天平板の培地中に溶出、
拡散した加工薬剤によって形成される阻止帯(ハロー)
の有無で、抗菌性を定性評価するものである。
性(JIS L1902(ハロー法))の評価 この方法は、試料繊維片から寒天平板の培地中に溶出、
拡散した加工薬剤によって形成される阻止帯(ハロー)
の有無で、抗菌性を定性評価するものである。
【0084】(a)試験菌 黄色ブドウ状球菌 Staphylococcus aureus (S.Aと略
記) 肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae (K.Pと略記)
記) 肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae (K.Pと略記)
【0085】(b)試験菌の培養と試験用混釈平板培地の
調整 試験菌株を普通寒天斜面培地に移植後、35〜37℃で24±
2時間培養する。培養菌(1白金耳)をブイヨン培地に移
植し、35〜37℃で24±2時間培養する。試験用混釈平板
はオートクレーブで121℃、15分間湿熱滅菌した普通寒
天培地を48℃に冷却し、ブイヨン培地で前培養した試験
菌が106個/mLとなるように接種し、調整する。この寒
天培地15mLを内径90mmの滅菌シャーレ内に注入し、固化
させる。
調整 試験菌株を普通寒天斜面培地に移植後、35〜37℃で24±
2時間培養する。培養菌(1白金耳)をブイヨン培地に移
植し、35〜37℃で24±2時間培養する。試験用混釈平板
はオートクレーブで121℃、15分間湿熱滅菌した普通寒
天培地を48℃に冷却し、ブイヨン培地で前培養した試験
菌が106個/mLとなるように接種し、調整する。この寒
天培地15mLを内径90mmの滅菌シャーレ内に注入し、固化
させる。
【0086】(c)試験繊維片 織物、編物および不織布の場合は、一辺28mmの正方形に
する。
する。
【0087】(d)試験繊維片の前処理 試験繊維片をアルミホイルで包むか、またはガラス製シ
ャーレ内に入れ、高圧蒸気滅菌する。
ャーレ内に入れ、高圧蒸気滅菌する。
【0088】(e)試験操作 試験用混釈寒天平板培地の中央部に、90容量%のアルコ
ールで消毒したピンセットを用い、試験繊維片を軽く置
いて密着させ、35〜37℃で24±2時間培養する。ハロー
の測定は、試験繊維片とハローの長さの合計(T)およ
び試験繊維片の長さ(D)をmm単位で整数位まで測定
し、その平均値(3検体)を次式に算入しハローの幅
(W)を計算する。またハロー形成が小さいもの(1mm
以下)については、寒天培地上に置いた試料繊維片の下
に形成したハローについてを評価した。その際、試料繊
維片より大きく形成したもの(0〜1mm)を○、試料繊維
片の1/2大のハロー幅までを△、それ以下を×印で示し
た。
ールで消毒したピンセットを用い、試験繊維片を軽く置
いて密着させ、35〜37℃で24±2時間培養する。ハロー
の測定は、試験繊維片とハローの長さの合計(T)およ
び試験繊維片の長さ(D)をmm単位で整数位まで測定
し、その平均値(3検体)を次式に算入しハローの幅
(W)を計算する。またハロー形成が小さいもの(1mm
以下)については、寒天培地上に置いた試料繊維片の下
に形成したハローについてを評価した。その際、試料繊
維片より大きく形成したもの(0〜1mm)を○、試料繊維
片の1/2大のハロー幅までを△、それ以下を×印で示し
た。
【式2】
【0089】(f)試験結果 試験結果は次表(表6)の通りであった。
【表6】
【0090】(8)抗菌加工剤付与による繊維類の抗菌
性(菌数測定法)の評価 この方法は、繊維製品衛生加工協議会が抗菌防臭加工繊
維製品のSEKマークを認定する際に採用している定量
評価法の一つである。尚、増減値差が1.6以上を加工効
果の基準の一つの目安とされている。
性(菌数測定法)の評価 この方法は、繊維製品衛生加工協議会が抗菌防臭加工繊
維製品のSEKマークを認定する際に採用している定量
評価法の一つである。尚、増減値差が1.6以上を加工効
果の基準の一つの目安とされている。
【0091】(a)試験菌 黄色ブドウ状球菌 Staphylococcus aureus (S.Aと略
記) 肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae (K.Pと略記)
記) 肺炎桿菌 Klebsiella pneumoniae (K.Pと略記)
【0092】(b)試験菌の培養と試験菌懸濁液の調整 試験菌株をブレイン・ハート・インフジョン寒天斜面培
地に移植後、35〜37℃で24時間培養する。培養菌(1白
金耳)を普通ブイヨン培地に移植し、35〜37℃で、Stap
hylococcus aureusは6〜10時間、Klebsiella pneumonia
eは16〜20時間振とう培養後、滅菌緩衝生理食塩水で10
倍希釈系列により希釈し、最終希釈段階で普通ブイヨン
培地を用いて菌数が5×105〜3×106個/mLになるように
調整し、接種菌液とする。
地に移植後、35〜37℃で24時間培養する。培養菌(1白
金耳)を普通ブイヨン培地に移植し、35〜37℃で、Stap
hylococcus aureusは6〜10時間、Klebsiella pneumonia
eは16〜20時間振とう培養後、滅菌緩衝生理食塩水で10
倍希釈系列により希釈し、最終希釈段階で普通ブイヨン
培地を用いて菌数が5×105〜3×106個/mLになるように
調整し、接種菌液とする。
【0093】(c)試料の調製 径20mmの円形または約18mmの正方形の試験繊維片(約0.
2g)を採取し、これを1検体とする。同一試料につき無
加工試料繊維片6検体、加工試料繊維片3検体を準備し、
これらを30mL容ネジ口つきバイアルビン中に入れ、キャ
ップを緩めた状態でオートクレーブで121℃、15分間湿
熱滅菌する。滅菌後はバイアルビンのキャップを直ちに
閉める。
2g)を採取し、これを1検体とする。同一試料につき無
加工試料繊維片6検体、加工試料繊維片3検体を準備し、
これらを30mL容ネジ口つきバイアルビン中に入れ、キャ
ップを緩めた状態でオートクレーブで121℃、15分間湿
熱滅菌する。滅菌後はバイアルビンのキャップを直ちに
閉める。
【0094】(d)培養試験 滅菌バイアルビン中の試料繊維片上に、接種菌液(0.2m
L)を均一に接種し、35〜37℃で18時間静置培養する。
L)を均一に接種し、35〜37℃で18時間静置培養する。
【0095】(e)試験の準備 培養後のバイアルビン中に滅菌緩衝生理食塩水(20mL)
を加え、手で振幅約30cmで強く振とう(25〜30回)し
て、試料繊維片中の生菌を液中に移行し分散させる。こ
の分散液を滅菌生理食塩水を用いて10倍希釈系列を作
る。無加工試料繊維片は、[A]接種直後に分散回収した
もの(3検体)、[B]18時間培養後に分散回収したもの
(3検体)について、また加工試料繊維片は、[C]18時
間培養後に分散回収したもの(3検体)について、それ
ぞれ菌数測定を行う。
を加え、手で振幅約30cmで強く振とう(25〜30回)し
て、試料繊維片中の生菌を液中に移行し分散させる。こ
の分散液を滅菌生理食塩水を用いて10倍希釈系列を作
る。無加工試料繊維片は、[A]接種直後に分散回収した
もの(3検体)、[B]18時間培養後に分散回収したもの
(3検体)について、また加工試料繊維片は、[C]18時
間培養後に分散回収したもの(3検体)について、それ
ぞれ菌数測定を行う。
【0096】(f)生菌数の測定 生菌数の計測は、各段階の希釈液(1mL)をそれぞれ径9
0mmの滅菌シャーレ内に入れ標準寒天培地(約15mL)を
注入して混釈寒天平板を同一希釈液につき2枚づつ作成
する。この寒天平板を35〜37℃で24〜48時間培養する。
生育したコロニー数を計測し、その希釈倍率を乗じて試
料繊維片中の生菌数(生菌数=コロニー数×20×希釈倍
数)を算出する。
0mmの滅菌シャーレ内に入れ標準寒天培地(約15mL)を
注入して混釈寒天平板を同一希釈液につき2枚づつ作成
する。この寒天平板を35〜37℃で24〜48時間培養する。
生育したコロニー数を計測し、その希釈倍率を乗じて試
料繊維片中の生菌数(生菌数=コロニー数×20×希釈倍
数)を算出する。
【0097】(g)増減値差の計算 次式(式3)によって増減値差を計算する。式中Aは
[A]の菌数の平均値を、Bは[B]の菌数の平均値を、C
は[C]の菌数の平均値を表す。
[A]の菌数の平均値を、Bは[B]の菌数の平均値を、C
は[C]の菌数の平均値を表す。
【式3】
【0098】(h)試験結果 試験結果は次表(表7)の通りであった。
【表7】
【0099】(9)抗菌加工剤付与による繊維類の抗菌
性(シェークフラスコ法)の評価 (a)試験方法 前記(シェークフラスコ法)の方法に準じて、抗菌加工
剤付与による繊維類の抗菌性について評価した。
性(シェークフラスコ法)の評価 (a)試験方法 前記(シェークフラスコ法)の方法に準じて、抗菌加工
剤付与による繊維類の抗菌性について評価した。
【0100】(b)試験結果 試験結果は次表(表8)の通りであった。
【表8】
【0101】(10)抗菌加工繊維の耐久性 JIS L0217-103法により繰り返し洗濯を行い、洗濯後の
繊維類について抗菌性の評価をすることにより抗菌加工
の耐久性を調べた。
繊維類について抗菌性の評価をすることにより抗菌加工
の耐久性を調べた。
【0102】(a)洗濯方法 試験装置の水槽の標準水量を示す水位線まで液温40℃の
水を入れ、これに標準使用量となる割合で洗濯用合成洗
剤(JIS K 3371規定の第1種)を添加して溶解し洗濯液
とする。この洗濯液に浴比が1:30となるように試料繊維
を投入して運転を開始する。5分間処理した後、運転を
止め試料繊維を脱水し、次に洗濯液を30℃以下の新しい
水に替えて、同一の浴比で2分間すすぎ洗いを行う。そ
の後運転を止め、試料繊維を脱水し、再び2分間すすぎ
洗いを行い、脱水する。この操作を洗濯数1回とする。
水を入れ、これに標準使用量となる割合で洗濯用合成洗
剤(JIS K 3371規定の第1種)を添加して溶解し洗濯液
とする。この洗濯液に浴比が1:30となるように試料繊維
を投入して運転を開始する。5分間処理した後、運転を
止め試料繊維を脱水し、次に洗濯液を30℃以下の新しい
水に替えて、同一の浴比で2分間すすぎ洗いを行う。そ
の後運転を止め、試料繊維を脱水し、再び2分間すすぎ
洗いを行い、脱水する。この操作を洗濯数1回とする。
【0103】(b)抗菌性の評価 抗菌性の評価は、前記ハロー法,菌数測定法,シェクフ
ラスコ法に準じて行った。
ラスコ法に準じて行った。
【0104】(c)試験結果 次表(表9)は毛織物についての結果である。尚、シル
ク布についてもほぼ同等な結果が得られた。
ク布についてもほぼ同等な結果が得られた。
【表9】
【0105】
【実施例】安全性の評価 健人成人男性ボランティア3名(23〜46才)と健人成人
女性ボランティア7名(21〜29才)の合計10名を対象に
48時間クローズドパッチテストを行い抗菌加工繊維の安
全性を評価した。
女性ボランティア7名(21〜29才)の合計10名を対象に
48時間クローズドパッチテストを行い抗菌加工繊維の安
全性を評価した。
【0106】(a)検体 (1)実施例に準じて製造した抗菌加工シルク布(抗菌加
工剤(羊毛ケラチン+プロタミン)および(絹フィブロ
イン+クジンエキス)で処理した)に精製水を含ませた
もの (2)未加工シルク布に精製水を含ませたもの (3)ろ紙に精製水を含ませたもの
工剤(羊毛ケラチン+プロタミン)および(絹フィブロ
イン+クジンエキス)で処理した)に精製水を含ませた
もの (2)未加工シルク布に精製水を含ませたもの (3)ろ紙に精製水を含ませたもの
【0107】(b)試験方法 フィンチャンバー(Finn chamber)および貼付用テープ
(Scanpor tape)を用いて、検体をボランティアの上腕
内側に48時間クローズドパッチした。判定は除去後、1
時間、24時間に行った。
(Scanpor tape)を用いて、検体をボランティアの上腕
内側に48時間クローズドパッチした。判定は除去後、1
時間、24時間に行った。
【0108】(c)試験結果 10名全てのボランティアとも、除去後、1時間、24時間
にあって、何ら紅斑、浮腫等の異常を認めず陰性と評価
された。
にあって、何ら紅斑、浮腫等の異常を認めず陰性と評価
された。
【0109】
【発明の効果】本発明による天然物を利用した抗菌加工
剤は、環境に優しいとともに人体に対しても安全であ
る。本発明による抗菌加工剤を使用することにより、従
来にない耐久性を有した抗菌加工処理繊維類を製造する
ことができる。一般に天然成分の抗菌活性は低く、また
繊維類に対する加工効果は一般の薬剤加工と比較して弱
いと推定されてきた。しかしながら、本発明による抗菌
加工剤による処理では、十分に実用可能な実質的抗菌効
果が得られる。
剤は、環境に優しいとともに人体に対しても安全であ
る。本発明による抗菌加工剤を使用することにより、従
来にない耐久性を有した抗菌加工処理繊維類を製造する
ことができる。一般に天然成分の抗菌活性は低く、また
繊維類に対する加工効果は一般の薬剤加工と比較して弱
いと推定されてきた。しかしながら、本発明による抗菌
加工剤による処理では、十分に実用可能な実質的抗菌効
果が得られる。
【0110】また、本発明の抗菌加工剤に含まれる分子
量10,000〜30,000の天然蛋白質加水分解物は、抗菌成分
の固着バインダーとしての機能が優れているのみなら
ず、繊維類に対して風合いの改善、吸放湿性の向上にも
寄与するため、本剤で加工処理された繊維類は、これら
付加価値により使用性も確実に向上するものと考える。
量10,000〜30,000の天然蛋白質加水分解物は、抗菌成分
の固着バインダーとしての機能が優れているのみなら
ず、繊維類に対して風合いの改善、吸放湿性の向上にも
寄与するため、本剤で加工処理された繊維類は、これら
付加価値により使用性も確実に向上するものと考える。
【図1】 蛋白質加水分解物の分子量を推定するための
検量線を表す。
検量線を表す。
【図2】 抗菌加工剤付与による毛織物の吸湿性の変化
を表す。
を表す。
【図3】 抗菌加工剤付与による毛織物の放湿性の変化
を表す。
を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴野 規博 岐阜県岐阜市東改田字再勝285番地の1 ベーシックハウスB−106 (72)発明者 ▲コウ▼ 妍 岐阜県岐阜市小野3丁目50番地
Claims (2)
- 【請求項1】 分子量10,000〜30,000の蛋白質加水分解
物および天然系の抗菌成分を含有することを特徴とする
羊毛またはシルクを含む繊維および繊維製品用の抗菌加
工剤。 - 【請求項2】 羊毛またはシルクを含む繊維または繊維
製品に対し、蛋白質加水分解物および天然系の抗菌成分
を含有する請求項1記載の抗菌加工剤を付着させること
を特徴とする抗菌加工繊維または抗菌加工繊維製品の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35246797A JP3231013B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 抗菌加工繊維類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35246797A JP3231013B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 抗菌加工繊維類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172578A true JPH11172578A (ja) | 1999-06-29 |
JP3231013B2 JP3231013B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=18424273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35246797A Expired - Fee Related JP3231013B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 抗菌加工繊維類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231013B2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002020536A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-23 | Clean Earth Kk | 抗菌性を有する生物崩壊性樹脂組成物 |
JP2002146674A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-05-22 | Kao Corp | スキンケア剤含有繊維 |
JP2003504348A (ja) * | 1999-07-13 | 2003-02-04 | フン アーン、デウク | 乳、小児のための衛生用品用生薬組成物 |
WO2008063092A3 (en) * | 2006-11-21 | 2009-05-14 | Inst Medycyny Doswiadczalnej I | Microstructural protein preparations containing adsorbed biologically active substances and their application in medicine and cosmetics |
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WO2016153115A1 (ko) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | 황심연 | 기능성 건축마감재 제조방법 |
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US10765569B2 (en) | 2014-11-14 | 2020-09-08 | Attends Healthcare Products, Inc. | Synthetic surfactant-free finish, sheet having synthetic surfactant-free finish, articles having sheet with synthetic surfactant-free finish, and related methods |
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KR102604750B1 (ko) * | 2023-06-01 | 2023-11-22 | 주식회사 이즈비 | 친환경 기능성 면사 제조방법 및 이를 이용한 의류 |
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-
1997
- 1997-12-04 JP JP35246797A patent/JP3231013B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3231013B2 (ja) | 2001-11-19 |
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