JP2002146674A - スキンケア剤含有繊維 - Google Patents
スキンケア剤含有繊維Info
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Abstract
効果が得られるスキンケア剤含有繊維を提供すること。 【解決手段】 スキンケア効果を有する薬剤が、該スキ
ンケア効果を発現するのに十分な量で且つ水によって脱
離可能な状態で繊維の表面に付着しているスキンケア剤
含有繊維。
Description
有する繊維及び該繊維を含む繊維集合体に関する。
ケア効果を有する薬剤を付着させた繊維としては、例え
ば特開平5−44165号公報に記載のキトサン含有繊
維や、特開平8−60547号公報に記載のセリシン含
有繊維が知られている。
ンは一般に結晶性が高く、水への溶解性が低いので、繊
維の加工性が良好でない。具体的には、キトサンやセリ
シンを繊維に付着させる過程でこれらの薬剤が析出し落
下して製造設備を汚染したり、所望の付着量が得られな
いという不都合がある。また付着にむらが生じて、所望
のスキンケア効果を得るためには、その付着量を大幅に
高める必要があった。付着量を高めようとすれば、前述
した薬剤の析出や落下が一層生じ、悪循環に陥ってしま
う。
十分に高いスキンケア効果が得られるスキンケア剤含有
繊維を提供することを目的とする。また本発明は、簡便
な製造方法で高いスキンケア効果が得られるスキンケア
剤含有繊維を提供することを目的とする。
果を有する薬剤が、該スキンケア効果を発現するのに十
分な量で且つ水によって脱離可能な状態で繊維の表面に
付着しているスキンケア剤含有繊維を提供することによ
り前記目的を達成したものである。
チレングリコールと、1,3−ブチレングリコールとは
異なる、スキンケア効果を有する薬剤とを混合してなる
混合液を、繊維表面に付着させ乾燥させて得られるスキ
ンケア剤含有繊維を提供するものである。
維を含有する繊維集合体を提供するものである。
形態に基づき説明する。本発明のスキンケア剤含有繊維
においては、繊維の表面にスキンケア効果を有する薬剤
が付着している。薬剤は、水によって繊維の表面から脱
離可能な状態で存在している。「水によって繊維の表面
から脱離可能な状態で存在している」とは、薬剤が十分
に高い水溶性を有していることを意味し、例えば本発明
のスキンケア剤含有繊維を、25℃環境下で、該繊維の
重量基準で10倍量の水に浸漬したとき、薬剤が水に完
全に溶解すれば「水によって繊維の表面から脱離可能な
状態で存在している」といえる。
分な付着量で繊維の表面に付着している。付着量は薬剤
の種類により異なるが、同じ薬剤を用いた場合で比較す
ると、従来のスキンケア剤含有繊維よりも、本発明のス
キンケア該含有繊維の方が、少ない付着量で同等のスキ
ンケア効果が発現する。薬剤の付着量を多くすることも
出来るが、付着量が多すぎてもスキンケア効果が飽和す
るので、スキンケア効果と経済性とのバランスで付着量
の上限値は決定される。
する植物エキスを用いた場合、スキンケア剤含有繊維の
重量に対する薬剤の付着重量は、0.01〜5%、特に
0.05〜2重量%程度となる。
に付着しており、例えば粒子の状態でもよく、或いは被
膜の状態でもよい。被膜の状態で付着している場合、該
被膜は連続膜でもよく、或いは不連続膜でもよい。
能な状態で存在させるには、繊維処理剤又は1,3−
ブチレングリコールを用い、これらを薬剤(1,3−ブ
チレングリコールとは異なる薬剤)と共に繊維の表面に
付着させることが有効であることが判明した。特に、
繊維処理剤を1,3−ブチレングリコールと併用するこ
とが一層有効であることが判明した。1,3−ブチレン
グリコールは薬剤の溶媒として用いることが好ましい。
この理由については後述する。また後述するように、
1,3−ブチレングリコールは薬剤そのものとしても用
いられる。
させるには、薬剤と繊維処理剤と必要に応じ1,3−ブ
チレングリコールとを混合してなる混合液を、繊維表面
に付着させ乾燥させて得られる方法が好ましく用いられ
る(1,3−ブチレングリコールを用いる場合、前記薬
剤としては1,3−ブチレングリコールとは異なる薬剤
が用いられる)。具体的には、前記混合液中に繊維を浸
漬し、次いで混合液から繊維を引き上げて、然る後、繊
維を所定手段で乾燥させる方法を用いることが、簡便で
あることから好ましい。また、繊維に前記混合液を噴霧
し、然る後、繊維を所定手段で乾燥させる方法も、同様
の理由から好ましい。
られる工程油剤の概念を含むものであり、該繊維処理剤
としては、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、
非イオン界面活性剤などの界面活性剤を含む繊維処理剤
が好ましく用いられる。具体的にはポリオキシアルキル
硫酸エステル金属塩、アルキル硫酸エステル金属塩、ポ
リオキシエチレンアルキルリン酸金属塩、アルキルリン
酸金属塩、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸ソルビタ
ンエステル(モノ、ジ、トリ)、アルキルグルコシド、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルコハク酸金属
塩、高級アルコール等が挙げられる。金属塩としてはナ
トリウム塩やカリウム塩が用いられる。これらの界面活
性剤は、単独でも2種以上を用いてもよい。特に、親水
性、繰り返し吸収性、防錆性、不織布加工性の点から、
ポリオキシエチレンアルキルリン酸金属塩、アルキルリ
ン酸金属塩、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸ソルビ
タンエステル、アルキルグルコシド、アルキルコハク酸
金属塩のうちの1種又は2種以上の組み合わせを用いる
ことが好ましい。
剤,pH調整剤、平滑剤、乳化剤、抗菌剤、防黴剤、香
料等を配合することもできる。
果を有するものが用いられる。「スキンケア効果」と
は、皮膚のかぶれ防止、消炎、傷つき防止、抗菌等の皮
膚の状態を正常にする効能全般を意味する。
ミドや疑似セラミド等のセラミド類、コラーゲン、保湿
剤〔スクワラン、スクワレン、天然保湿成分(NM
F)、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン等〕、角質素軟化剤〔アルギニン、グ
アニジン誘導体(例えば、2−(2−ヒドロキシエトキ
シ)エチルグアニジンの有機酸塩、有機酸としては、コ
ハク酸、グリコ−ル酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒
石酸など)〕等が挙げられる。特に水への溶解性、スキ
ンケア効果、コストの点から植物エキス、セラミド類、
天然保湿成分(NMF)を用いることが好ましい。セラ
ミド類の中では、天然セラミドは抽出が困難、高価、不
安定であるため、疑似セラミドを用いることが好まし
い。疑似セラミドとしては保水セラミドやバリヤセラミ
ドを用いることが好ましい。
葉、樹皮、根及び枝のうちの一又は二以上の箇所を乾燥
させ又は乾燥させることなく粉砕した後、常温又は加温
下に溶剤によって抽出するか又はソックスレー抽出器等
の抽出機具を用いて抽出することによって得られる。植
物エキスとしては、スキンケア効果を有するものであれ
ば特に制限無く用いることができる。特に、植物エキス
として、モモ葉エキス、柚エキス、ハマメリスエキス、
アスナロエキス、アロエエキス、オウバクエキス又はユ
ーカリエキスを用いることで、スキンケア効果が一層高
くなる。これらのうちでも、スキンケア効果の更に一層
の向上の点から、ハマメリスエキス、アスナロエキス又
はモモ葉エキスを用いることが好ましい。植物エキスの
水への溶解性が高くなる点、及び本発明のスキンケア剤
含有繊維を原料とする繊維集合体の加工工程で加熱処理
を行う場合に防爆対応を要しない点から、植物エキス
は、1,3−ブチレングリコール抽出物であることが好
ましい。
る保水性セラミドやバリヤセラミドを用いることが好ま
しい。
る目的で、摩擦低減剤を繊維に付着させてもよい。摩擦
低減剤としては、有機物質からなる板状結晶体、例え
ば、アシル化タウリン金属塩(ラウロイルタウリンカル
シウム塩、ラウロイル−β−アラニルカルシウム)、ジ
ステアリルエーテル、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、N
ε−ラウロイン−L−リジン、有機粒子(シリコーンビ
ーズ、ナイロンビーズ、キトサンビーズ等)が挙げられ
る。
コットン等の天然繊維、レーヨンやテンセル等の半合成
繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリアクリル酸、ポリアミド等の熱可塑
性樹脂からなる合成繊維などが用いられる。合成繊維を
用いる場合には、前述の熱可塑性樹脂の組み合わせから
なる芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型の複合繊
維などの複合繊維を用いることもできる。これらの繊維
は、1種又は2種以上を用いることができる。繊維は、
長繊維及び短繊維いずれの形態でも用いられる。
スキンケア含有繊維の用途に応じて適切な繊維径が選択
される。例えば、本発明のスキンケア含有繊維を用いて
吸収性物品の表面シートを製造する場合には、繊維径は
0.5〜8.9dtex、特に1.5〜5.6dtex
であることが、表面シートの風合い、液透過性、隠蔽
率、強度等の向上の点から好ましい。
繊維を含む繊維集合体も提供される。そのような繊維集
合体としては、各種不織布、織布、紙、織物などが挙げ
られる。これらの繊維集合体は、使用者の皮膚に直接に
又は間接に当接する用途に好ましく用いられ、使用者の
皮膚に対して所望のスキンケア効果を発現する。例え
ば、前述の通り、繊維集合体として不織布を用い、該不
織布を吸収性物品の表面シートとして用いることで、皮
膚のかぶれや炎症が抑制され、またかぶれや炎症が起こ
った場合にそれらが迅速に治癒される。この場合、薬剤
は、体液、例えば尿や汗と接触することによって体液中
に溶解拡散して該薬剤に易動性が付与され、使用者の皮
膚に移行してスキンケア効果を発現する。
不織布を吸収性物品の表面シートとして用いる場合に
は、薬剤を効果的に皮膚に移行させるために、該不織布
の肌接触面側に多量の薬剤を施すことが好ましい。この
ように薬剤を施すには、不織布として二層以上の多層構
造を有するエアスルー不織布を用い、肌接触面側である
上層への薬剤の配合量を高めることが望ましい。その場
合、肌非接触面側である下層に相対的に繊度の大きな繊
維を用い、肌接触面側である上層に相対的に繊度の小さ
な複合繊維を用いることが、液透過性の向上の点から好
ましい。また繊維としてサイド・バイ・サイド型や偏心
芯鞘型の複合繊維を用いることで、繊維に立体捲縮がか
かり、繊度が小さくても(=風合いが優れる)、繊維間
距離を大きくとることができ、液透過性の一層の向上が
図れる。同様の考え方として、上層の一部に熱収縮繊維
を混合しても良い。
「部」はそれぞれ「重量%」及び「重量部」を意味す
る。
ブチレングリコール抽出液、一丸ファルコス製)10部
と、ポリオキシエチレンアルキルリン酸ナトリウム、ア
ルキルリン酸カリウム及びソルビタンモノステアレート
等を含む繊維処理剤90部の5%水溶液とを混合し、均
一溶液とした。芯がポリプロピレンで、鞘がポリエチレ
ンからなる芯鞘型複合繊維(3.3dtex×51m
m)を前記溶液に浸漬し、引き上げた後に乾燥させてハ
マメリスエキスを含む薬剤を繊維の表面に付着させて、
ハマメリスエキス含有繊維を得た。ハマメリスエキスを
含む薬剤の付着量は、ハマメリスエキス含有繊維の重量
の0.5%であった。
ド機でウェブ化し、次いで該ウエブを熱風処理しエアス
ルー不織布(坪量30g/m2)を得た。
に、アスナロエキス(1,3−ブチレングリコールとエ
タノールとの混合溶媒抽出液)を用いた以外は、実施例
1と同様にしてアスナロエキス含有繊維、及び該繊維か
らなるエアスルー不織布を得た。アスナロエキスを含む
薬剤の付着量は、アスナロエキス含有繊維の重量の0.
4%であった。
に、モモ葉エキス(アルプス工業社製、粉体)を用い、
且つモモ葉エキス1部に対して繊維処理剤99部(紡糸
油剤の有効分部数)を用いた以外は、実施例1と同様に
してモモ葉エキス含有繊維、及び該繊維からなるエアス
ルー不織布を得た。モモ葉エキスの付着量は、モモ葉エ
キス含有繊維の重量の0.2%であった。
ブチレングリコール抽出液、一丸ファルコス製)30部
と、ポリオキシエチレンアルキルリン酸ナトリウム、ア
ルキルリン酸カリウム及びソルビタンモノステアレート
等を含む繊維処理剤70部の5%水溶液とを混合し、均
一溶液とした。芯がポリプロピレンで、鞘がポリエチレ
ンからなる芯鞘型複合繊維(3.3dtex×51m
m)を前記溶液に浸漬し、引き上げた後に乾燥させてハ
マメリスエキスを含む薬剤を繊維の表面に付着させて、
ハマメリスエキス含有繊維Aを得た。ハマメリスエキス
を含む薬剤の付着量は、ハマメリスエキス含有繊維の重
量の0.5%であった。
−ブチレングリコール抽出液、一丸ファルコス製)10
部と、アルキルリン酸カリウム及び脂肪酸ジエタノール
アミド等を含む繊維処理剤90部の5%水溶液とを混合
し、均一溶液とした。芯がポリプロピレンで、鞘がポリ
エチレンからなる芯鞘型複合繊維(5.6dtex×5
1mm)を前記溶液に浸漬し、引き上げた後に乾燥させ
てハマメリスエキスを含む薬剤を繊維の表面に付着させ
て、ハマメリスエキス含有繊維Bを得た。ハマメリスエ
キスを含む薬剤の付着量は、ハマメリスエキス含有繊維
の重量の0.5%であった。
Bをそれぞれカード機でウェブ化し、次いで各ウエブを
積層した後に熱風処理し2層構造のエアスルー不織布を
得た。
ポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維(5.5dtex
×51mm)をカード機でウェブ化し、次いで該ウエブ
を熱風処理しエアスルー不織布を得た。この不織布上
に、ポリオレフィンワックス100部とミリスチルイソ
プロピレート20部との混合物を、5g/m2の塗工量
で10mm間隔、100mm幅にわたり塗工した。
リシン1部を用いた以外は実施例3と同様にしてセリシ
ン含有繊維、及び該繊維からなるエアスルー不織布を得
た。セリシンの付着量は、セリシン含有繊維の重量の2
%であった。
繊維及び不織布に関し、以下の方法で薬剤の水への溶解
性、不織布上での初期液流れ、不織布の繰り返し吸収
性、及びかぶれ防止性を評価した。その結果を以下の表
1に示す。
不織布の重量基準で10倍量の水に不織布を浸漬し、薬
剤が水に完全に溶解した場合を○とし、水が白濁あるい
は沈殿物が生じたら×とした。
NBKPパルプ100部と吸水性ポリマー(ポリアクリ
ル酸架橋体、生理食塩水の吸収量50g/g)100部
とを空気流中で均一混合し、全体の坪量が300g/m
2となるように、薄葉紙(坪量20g/m2)上に堆積さ
せ吸収コアを形成した。この吸収コアを薄葉紙で包み込
んで吸収体を得た。実施例及び比較例で得られた不織布
を表面シートとして用い、また前記吸収体及びポリエチ
レンシートからなる裏面シートを用いて使い捨ておむつ
を製造した。
た。この状態下、おむつの一端部から200mmの位置
に生理食塩水を50g/1回流したときの、表面シート
上での液流れ距離を測定した。同様の測定を3回繰り返
し、その平均値を不織布上での初期液流れの値とした。
不織布の繰り返し吸収性は、4回目の測定において生理
食塩水の吸収がスムーズに行われた場合を○とし、液流
れ距離が200mmを超え、おむつの他端部から生理食
塩水が漏れてしまう場合を×とした。
繰り返し吸収性評価法〕で用いたおむつと同様のおむつ
を15名のモニターに2週間使用させて、使用期間中の
皮膚のかぶれの経験度合いを以下の基準で評価した。 ×:モニターの半数以上がかぶれを経験 △:モニターの3人以上5人以下がかぶれを経験 ○:モニターの2人以下がかぶれを経験
施例の繊維及び不織布(本発明品)は、薬剤の水に対す
る溶解性が高く、スキンケア効果が高いことが判る。ま
た薬剤を付着させたことに起因する液透過性が阻害され
ていないことも判る。
維を含む繊維集合体は、薬剤の水への溶解性が高く、ス
キンケア効果が十分に高くなる。また本発明のスキンケ
ア剤含有繊維及び該繊維を含む繊維集合体は、簡便な方
法で製造できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 スキンケア効果を有する薬剤が、該スキ
ンケア効果を発現するのに十分な量で且つ水によって脱
離可能な状態で繊維の表面に付着しているスキンケア剤
含有繊維。 - 【請求項2】 繊維処理剤と共に前記薬剤が前記繊維の
表面に付着している請求項1記載のスキンケア剤含有繊
維。 - 【請求項3】 前記繊維処理剤及び1,3−ブチレング
リコールと共に、1,3−ブチレングリコールとは異な
る前記薬剤が前記繊維の表面に付着している請求項1又
は2記載のスキンケア剤含有繊維。 - 【請求項4】 前記薬剤が植物エキスからなる請求項1
〜3の何れかに記載のスキンケア剤含有繊維。 - 【請求項5】 繊維処理剤と、1,3−ブチレングリコ
ールと、1,3−ブチレングリコールとは異なる、スキ
ンケア効果を有する薬剤とを混合してなる混合液を、繊
維表面に付着させ乾燥させて得られるスキンケア剤含有
繊維。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載のスキンケ
ア剤含有繊維を含有する繊維集合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132699A JP4548971B2 (ja) | 2000-08-29 | 2001-04-27 | スキンケア剤含有繊維 |
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---|---|---|---|
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JP2001132699A JP4548971B2 (ja) | 2000-08-29 | 2001-04-27 | スキンケア剤含有繊維 |
Publications (2)
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JP4548971B2 JP4548971B2 (ja) | 2010-09-22 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006227663A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Kiyoshi Kanzaki | コンピュータ入力用マウス及びこれに使用されるシート部材 |
JP2011069039A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-04-07 | Lion Corp | ノンエタノール湿潤シート |
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JP2001146680A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Bayer Ltd | 繊維用仕上げ剤組成物 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001132699A patent/JP4548971B2/ja not_active Expired - Lifetime
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