JPH11172276A - 等速ジョイント用グリース組成物 - Google Patents
等速ジョイント用グリース組成物Info
- Publication number
- JPH11172276A JPH11172276A JP33968897A JP33968897A JPH11172276A JP H11172276 A JPH11172276 A JP H11172276A JP 33968897 A JP33968897 A JP 33968897A JP 33968897 A JP33968897 A JP 33968897A JP H11172276 A JPH11172276 A JP H11172276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- calcium salt
- weight
- thiophosphate
- sulfonic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
擦を低減し振動の発生を防止し得る等速ジョイント用グ
リース組成物を提供すること。 【解決手段】 下記の成分(a) 〜(f) を含む等速ジョイ
ント用グリース組成物:(a) 基油、(b) ウレア系増ちょ
う剤、(c) モリブデンジチオカーバメート、(d)石油ス
ルホン酸、アルキル芳香族スルホン酸、又は酸化ワック
スの、カルシウム塩又は過塩基性カルシウム塩、(e) チ
オホスフェート、及び(f) 硫黄の含有量が10〜40
%、リンの含有量が0.5〜5%である金属を含まな
い、チオホスフェート以外の硫黄−リン系極圧剤。
Description
グリース組成物に関するものである。潤滑されるべき等
速ジョイントには極めて高い面圧がかかり、またジョイ
ントは複雑なころがりすべり運動を行うため、異常振動
がしばしば発生する。従って、本発明は特に、このよう
な等速ジョイントを効率よく潤滑し、有効に摩擦を低減
して振動の発生を防止し得る等速ジョイント用グリース
組成物に関するものである。
られている潤滑グリースとしては、カルシウムコンプレ
ックス石けんを増ちょう剤とするグリースや、リチウム
石けんを増ちょう剤とし、例えば、硫化油脂、トリクレ
ジルホスフェート、及びジチオリン酸亜鉛からなる群か
ら選択された硫黄−リン系極圧剤を含有したグリースが
使用されている。
居住空間の確保の点から、FF車が急激に増加し、これ
に不可欠な等速ジョイント(CVJ)が広く用いられて
いる。このCVJの中で、プランジング型等速ジョイン
ト、特に、トリポード型等速ジョイント(TJ)、ダブ
ルオフセット型等速ジョイント(DOJ)等は、ある角
度の付いた状態で、回転時に複雑なころがりすべり運動
を行うため、軸方向にスライド抵抗を生じ、これがアイ
ドリング時の振動、発進及び加速時の車体の横揺れ、特
定速度での車内でのビート音及び/又はこもり音の起振
源となっている。この問題の解決のため、種々の等速ジ
ョイント(CVJ)自体の構造の改良もなされている
が、ジョイントの占めるスペース、重さ、及びコスト面
でその改良は難しく、振動低減性能に優れたグリースが
要求されている。
は、等速ジョイントの振動を低減するグリース組成物を
提供することである。本発明の他の目的は、等速ジョイ
ントを効率よく潤滑し、有効に摩擦を低減し振動の発生
を防止し得る等速ジョイント用グリース組成物を提供す
ることである。
ントの摩擦を低減し、振動を防止するグリース組成物の
開発研究を種々行い、振動の発生し易い潤滑条件下で使
用するグリースの性能評価を、振動摩擦摩耗試験機とし
て知られるSRV(Schwingungs Reibung undVerschlei
ss)試験機を用いて行った。その結果、等速ジョイント
を起振源とした振動と、SRV試験機で測定した特定の
振動条件下の摩擦係数に特別な関係があることを見いだ
した。さらに、本発明者は、基グリースにウレアグリー
スを用いて、各種極圧剤等の様々な組み合わせについ
て、上述の関係を検討した。その結果、本発明者等は、
基油、ウレア系増ちょう剤、モリブデンジチオカーバメ
ート、特定のカルシウム塩、チオホスフェート、及びチ
オホスフェート以外の特定の硫黄−リン系極圧剤を含有
するグリース組成物が、低摩擦係数の望ましい潤滑特性
を示すことを見いだし、さらに、実際の等速ジョイント
を用いた強制力試験においても、従来の等速ジョイント
用グリースとは異なり、振動の発生を防止し得ることを
確認し、本発明を完成するに至った。
を含む等速ジョイント用グリース組成物により効果的に
達成することができる。 (a) 基油、(b) ウレア系増ちょう剤、(c) モリブデンジ
チオカーバメート、(d) 石油スルホン酸のカルシウム
塩、アルキル芳香族スルホン酸のカルシウム塩、酸化ワ
ックスのカルシウム塩、石油スルホン酸の過塩基性カル
シウム塩、アルキル芳香族スルホン酸の過塩基性カルシ
ウム塩、及び酸化ワックスの過塩基性カルシウム塩から
なる群から選択される少なくとも1種のカルシウム塩、
(e) チオホスフェート、及び(f) 硫黄の含有量が10〜
40%、リンの含有量が0.5〜5%である金属を含ま
ない、チオホスフェート以外の硫黄−リン系極圧剤。
中、ウレア系増ちょう剤の含有量が1〜25重量%、モ
リブデンジチオカーバメートの含有量が0.1〜10重量
%、カルシウム塩の含有量が0.5〜15重量%、チオホ
スフェートの含有量が0.1〜10重量%、チオホスフ
ェート以外の硫黄−リン系極圧剤の含有量が0.1〜1
0重量%である等速ジョイント用グリース組成物であ
る。
としては、鉱物油、エーテル系合成油、炭化水素系合成
油等の普通に使用されている潤滑油またはそれらの混合
油が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明に使用する(b) 成分のウレア系増ちょう剤として
は、例えば、ジウレア化合物、及びポリウレア化合物が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ートとモノアミンとの反応で得られる。ジイソシアネー
トとしては、フェニレンジイソシアネート、ジフェニル
ジイソシアネート、フェニルジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、オクタデカンジイソシア
ネート、デカンジイソシアネート、ヘキサンジイソシア
ネート等が挙げられ、モノアミンとしては、オクチルア
ミン、ドデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデ
シルアミン、オレイルアミン、アニリン、p−トルイジ
ン、シクロヘキシルアミン等が挙げられる。
ネートとジアミンとの反応で得られる。ジイソシアネー
トとしては、ジウレア化合物の生成に用いられるものと
同様のものが挙げられ、ジアミンとしては、エチレンジ
アミン、プロパンジアミン、ブタンジアミン、ヘキサン
ジアミン、オクタンジアミン、フェニレンジアミン、ト
リレンジアミン、キシレンジアミン等が挙げられる。特
に好ましいウレア系増ちょう剤は、オクチルアミン、ス
テアリルアミン等の脂肪族系アミン、シクロヘキシルア
ミン、又はこれらの混合物と、ジイソシアネート化合物
との反応によって得られる、ジウレア化合物である。
チオカーバメートである。このモリブデンジチオカーバ
メートの好ましい例としては、下記の式(1)で表され
るものが挙げられる。 (R1R2N−CS−S)2−Mo2OmSn (1) (式中、R1 及びR2 は、独立して、炭素数1〜24、
好ましくは3〜18のアルキル基を表し、mは0〜3、
nは4〜1であり、m+n=4である。)
は、エンジン油等の潤滑油に用いられる金属系清浄分散
剤や防錆剤として知られている、潤滑油留分中の芳香族
炭化水素成分のスルホン化によって得られる石油スルホ
ン酸のカルシウム塩、ジノニルナフタレンスルホン酸や
アルキルベンゼンスルホン酸のようなアルキル芳香族ス
ルホン酸のような合成スルホン酸のカルシウム塩、酸化
ワックスのカルシウム塩、石油スルホン酸の過塩基性カ
ルシウム塩、アルキル芳香族スルホン酸の過塩基性カル
シウム塩、及び酸化ワックスの過塩基性カルシウム塩か
らなる群から選ばれる少なくとも1種である。特に好ま
しいのは、ジノニルナフタレンスルホン酸カルシウム
塩、アルキル芳香族スルホン酸カルシウム塩である。
ートとして好ましいものは、下記の式(2)で表される
チオホスフェートである。 (R3 O)(R4 O)P(=S)(OR5 ) (2) (式中、R3 は炭素数1〜24のアルキル基、シクロア
ルキル基、アルキルシクロアルキル基、アリール基、ア
ルキルアリール基、アリールアルキル基を、R4、R5
は水素原子または炭素数1〜24のアルキル基、シクロ
アルキル基、アルキルシクロアルキル基、アリール基、
アルキルアリール基、アリールアルキル基を示す。) 特に好ましいものは、R3 、R4 、R5 が炭素数12も
しくは13のアルキル基であるトリアルキルチオホスフ
ェート、トリ(アルキルフェニル)チオホスフェートで
ある。
アンチモン等の金属を含まない、チオホスフェート以外
の硫黄−リン系極圧剤である。(f) 成分中、硫黄の含有
量が10〜40%、リンの含有量を0.5〜5%に調整
することにより、優れた磨耗防止性能や焼け付き防止性
能を発揮させることができる。硫黄成分が上記範囲より
多いとジョイントが腐食しやすくなり、リン成分が上記
範囲より多いとジョイントの磨耗防止効果が十分に得ら
れなくなる。また両者とも上記範囲より少ない場合は、
磨耗防止性能や焼け付き防止性能を十分に発揮させるこ
とができない。チオホスフェート以外の硫黄−リン系極
圧剤の例としては、硫黄のみを含有する硫化油脂、ポリ
サルファイド等と、リンのみを含有するホスフェート、
ホスファイト等の混合物が挙げられる。本発明の等速ジ
ョイント用グリース組成物には、上記成分に加えて、酸
化防止剤、防錆剤、防食剤を含有させることができる。
は、好ましくは、グリース組成物の全重量に対して、
(a) 成分の基油:30.0〜98.2重量%、(b) 成分
のウレア系増ちょう剤:1〜25重量%、(c) 成分のモ
リブデンジチオカーバメート:0.1〜10重量%、
(d) 成分のカルシウム塩:0.5〜15重量%、(e) 成
分のチオホスフェート:0.1〜10重量%、及び(f)
成分の、チオホスフェート以外の硫黄−リン系極圧剤:
0.1〜10重量%を含んでいる。
は、さらに好ましくは、グリース組成物の全重量に対し
て、(a) 成分の基油:55.0〜95.3重量%、(b)
成分のウレア系増ちょう剤:3〜20重量%、(c) 成分
のモリブデンジチオカーバメート:0.5〜5重量%、
(d) 成分のカルシウム塩:1〜10重量%、(e) 成分の
チオホスフェート:0.1〜5重量%、及び(f) 成分
の、チオホスフェート以外の硫黄−リン系極圧剤:0.
1〜5重量%を含んでいる。
ちょう効果が少なくなり、グリース化しにくくなり、2
5重量%より多いと、得られた組成物が硬くなり過ぎ、
所期の効果が得られにくくなる。(c) 成分の含有量が0.
1重量%未満、(d) 成分の含有量が0.5重量%未満、
(e) 成分の含有量が0.1重量%未満、(f) 成分の含有量
が0.1重量%未満では、所期の効果を十分に得ることが
困難になり、一方、(c)成分の含有量が10重量%より
多く、(d) 成分の含有量が15重量%より多く、(e) 成
分の含有量が10重量%より多く、(f) 成分の含有量が
10重量%より多い場合にも効果の増大はない。
する。 〔実施例1〜5、比較例1〜7〕容器に基油460gと
ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート38.7
gをとり、混合物を70〜80℃に加熱した。別容器に
基油460gとシクロヘキシルアミン24.6g、ステア
リルアミン16.7gをとり、70〜80℃に加熱後、先
の容器に加えよく攪拌しながら、30分間反応させた。
その後攪拌しながら、170℃まで昇温し、放冷し、ベ
ースウレアグリースを得た。このベースグリースに、表
1及び表2に示す配合で、添加剤を添加し、適宜基油を
加え、得られる混合物を、三段ロールミルにて、ちょう
度No. 1 グレードに調整した。
もグリースの基油としては以下の性質を有する鉱油を使
用した。 粘度 40℃ 91.4 mm2/s 100℃ 10.5 mm2/s 粘度指数 97 また、硫黄系極圧剤、リン系極圧剤を含有する市販リチ
ウムグリースを比較例8のグリースとした。
法で物性の評価を行い、得られた結果を表に併記した。 <ちょう度> JIS K 2220 5.3による <滴点> JIS K 2220 5.4による <SRV試験> テストピース ボール 直径 17.5mm (SUJ-2) 円筒プレート 直径 24mm ×厚み 7.85mm (SUJ-2) 試験条件 荷重 200 N 周波数 20 Hz 振幅 0.4 mm 時間 2分 試験温度 40℃ 測定項目 摩擦係数
トの強制力試験を行い、強制力を測定した。 試験条件 回転数 200rpm トルク 400N・m ジョイント角度 8゜ 運転時間 5分 ジョイントタイプ トリポードジョイント 測定項目 ジョイント強制力を測定し、市販リチウムグリースを基準 としての増減率で評価した。
イント用グリース組成物は、(a) 基油、(b) ウレア系増
ちょう剤、(c) モリブデンジチオカーバメート、(d) 石
油スルホン酸のカルシウム塩、アルキル芳香族スルホン
酸のカルシウム塩、酸化ワックスのカルシウム塩、石油
スルホン酸の過塩基性カルシウム塩、アルキル芳香族ス
ルホン酸の過塩基性カルシウム塩、及び酸化ワックスの
過塩基性カルシウム塩からなる群から選択される少なく
とも1種のカルシウム塩、(e) チオホスフェート、及び
(f) 硫黄の含有量が10〜40%、リンの含有量が0.
5〜5%である金属を含まない、チオホスフェート以外
の硫黄−リン系極圧剤を含有しているため、表1に示す
実施例および比較例の結果からもわかるように、著しい
摩擦係数低減効果及び振動発生防止効果を示す。
ミンとステアリルアミンを混合使用したジウレア化合物
を用いたジウレアグリース 2) モリブデンジチオカーバメート(商品名:Molyvan
A 、 R.T.Vanderbilt 社製) 3) モリブデンジチオカーバメート(商品名:Molyvan
822 、 R.T.Vanderbilt社製) 4) ジノニルナフタレンスルホン酸カルシウム塩(商品
名:NA-SUL 729、 KINGINDUSTRIES社製) 5) アルキル芳香族スルホン酸カルシウム塩(商品名:
ALOX 2292B、 ALOX Corporation 製) 6)チオリン酸エステル(商品名:Irgalube 211、 CIBA-
GEIGY 社製、硫黄含有量:4.4 %、リン含有量:4.3
%) 7)硫黄−リン系極圧剤(商品名:Anglamol 99 、日本ル
ーブリゾール(Lubrizol)社製、硫黄含有量:31.5%、リ
ン含有量:1.7 %) ) 8)ちょう度 60W 9)滴点(℃) 10) SRV試験 摩擦係数 11) 強制力試験 *市販硫黄系極圧剤、リン系極圧剤入りグリース
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の成分(a) 〜(f) を含む等速ジョイ
ント用グリース組成物:(a) 基油、(b) ウレア系増ちょ
う剤、(c) モリブデンジチオカーバメート、(d) 石油ス
ルホン酸のカルシウム塩、アルキル芳香族スルホン酸の
カルシウム塩、酸化ワックスのカルシウム塩、石油スル
ホン酸の過塩基性カルシウム塩、アルキル芳香族スルホ
ン酸の過塩基性カルシウム塩、及び酸化ワックスの過塩
基性カルシウム塩からなる群から選択される少なくとも
1種のカルシウム塩、(e) チオホスフェート、及び(f)
硫黄の含有量が10〜40%、リンの含有量が0.5〜
5%である金属を含まない、チオホスフェート以外の硫
黄−リン系極圧剤。 - 【請求項2】 全組成物中、ウレア系増ちょう剤の含有
量が1〜25重量%、モリブデンジチオカーバメートの
含有量が0.1〜10重量%、カルシウム塩の含有量が0.
5〜15重量%、チオホスフェートの含有量が0.1〜
10重量%、チオホスフェート以外の硫黄−リン系極圧
剤の含有量が0.1〜10重量%である請求項1記載の
等速ジョイント用グリース組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33968897A JP4397977B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33968897A JP4397977B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172276A true JPH11172276A (ja) | 1999-06-29 |
JP4397977B2 JP4397977B2 (ja) | 2010-01-13 |
Family
ID=18329864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33968897A Expired - Lifetime JP4397977B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4397977B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113481A1 (en) | 2003-06-18 | 2004-12-29 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Grease composition |
WO2005085400A1 (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Ntn Corporation | グリース組成物およびその製造方法ならびに該グリース組成物封入転がり軸受 |
WO2011019028A1 (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-17 | 協同油脂株式会社 | グリース組成物及び機械部品 |
WO2020054802A1 (ja) | 2018-09-14 | 2020-03-19 | 出光興産株式会社 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
WO2022113239A1 (ja) | 2020-11-26 | 2022-06-02 | 協同油脂株式会社 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
WO2023125235A1 (en) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | Lanxess Specialty Chemicals Co., Ltd. | Polyurea/calcium sulfonate complex grease composition for use in constant velocity joints |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP33968897A patent/JP4397977B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113481A1 (en) | 2003-06-18 | 2004-12-29 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Grease composition |
US7629301B2 (en) | 2003-06-18 | 2009-12-08 | Showa Shell Sekiyu K.K. | Grease composition |
WO2005085400A1 (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Ntn Corporation | グリース組成物およびその製造方法ならびに該グリース組成物封入転がり軸受 |
US7932219B2 (en) | 2004-03-04 | 2011-04-26 | Ntn Corporation | Grease composition and method for production thereof, and rolling bearing having the grease composition sealed therein |
WO2011019028A1 (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-17 | 協同油脂株式会社 | グリース組成物及び機械部品 |
JP2011037975A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Kyodo Yushi Co Ltd | グリース組成物及び機械部品 |
CN102471718A (zh) * | 2009-08-10 | 2012-05-23 | 协同油脂株式会社 | 油脂组合物和机械部件 |
WO2020054802A1 (ja) | 2018-09-14 | 2020-03-19 | 出光興産株式会社 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
WO2022113239A1 (ja) | 2020-11-26 | 2022-06-02 | 協同油脂株式会社 | 等速ジョイント用グリース組成物 |
KR20230110495A (ko) | 2020-11-26 | 2023-07-24 | 교도유시 가부시끼가이샤 | 등속 조인트용 그리스 조성물 |
WO2023125235A1 (en) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | Lanxess Specialty Chemicals Co., Ltd. | Polyurea/calcium sulfonate complex grease composition for use in constant velocity joints |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4397977B2 (ja) | 2010-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3988897B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP3461226B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP4524007B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
US5624889A (en) | Lubricating grease composition | |
JP4248688B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
US5589444A (en) | Grease composition for constant velocity joints | |
JP3320569B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP6248939B2 (ja) | グリース組成物 | |
JPS62207397A (ja) | 自動車の等速ジョイント用グリース | |
JP3320611B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP3833756B2 (ja) | ウレアグリース組成物 | |
JP2003165988A (ja) | 等速ジョイント用グリースおよび等速ジョイント | |
JP3883962B2 (ja) | 定速度ユニバーサルジョイント用低摩擦グリース | |
JP3320598B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP4112419B2 (ja) | グリース組成物 | |
JPH11172276A (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP5028701B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物及び等速ジョイント | |
JPH10273691A (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP5344422B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物及び等速ジョイント | |
JP2004123858A (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JPH10147791A (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP4567157B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP3988912B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JP3910686B2 (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 | |
JPH08165488A (ja) | 等速ジョイント用グリース組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070831 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090713 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090907 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091015 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091022 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |