JPH1117187A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

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JPH1117187A
JPH1117187A JP16414397A JP16414397A JPH1117187A JP H1117187 A JPH1117187 A JP H1117187A JP 16414397 A JP16414397 A JP 16414397A JP 16414397 A JP16414397 A JP 16414397A JP H1117187 A JPH1117187 A JP H1117187A
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film
anodic oxide
oxide film
porous anodic
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JP16414397A
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Tamotsu Wada
保 和田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜トランジスタの製造方法に関し、断面形
状がテーパ状のゲート電極を形成することによって、配
線メタル残渣に起因する短絡を防止する。 【解決手段】 絶縁性基板1上に設けた半導体層2上
に、絶縁膜3を介して導電膜4を設けたのち、電極パタ
ーン形成用マスク6をマスクとして、少なくとも電極パ
ターン形成用マスク6の直下以外の領域の導電膜4を多
孔質陽極酸化膜7に変換し、次いで、この多孔質陽極酸
化膜7の少なくとも電極パターン形成用マスク6の直下
以外の領域を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタの
製造方法に関するものであり、特に、液晶表示装置の画
素スイッチング素子、或いは、データドライバ及びゲー
トドライバ等として用いる多結晶シリコン薄膜トランジ
スタ(TFT)の陽極酸化膜の形成工程に特徴のある薄
膜トランジスタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置は小型・軽量・低消
費電力であるため、OA端末やプロジェクター等に使用
されたり、或いは、携帯可能性を利用して小型液晶テレ
ビ等に使用されており、特に、高品質液晶表示装置用に
は、画素毎にスイッチング用のTFTを設けたアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置が用いられている。
【0003】この様なアクティブマトリクス型液晶表示
装置において、アドレス用TFTや、各画素TFTのゲ
ート線或いはデータ線に印加する電圧を制御する画素周
辺部の駆動ドライバー用のTFTは、近年の液晶表示装
置の高精細化、高品質化に伴って高移動度のものが求め
られており、この様な要請に応えるためにTFTを構成
する半導体層として多結晶シリコン膜を用いた多結晶シ
リコンTFTが採用され始めている。
【0004】しかし、この様な多結晶シリコンTFTに
用いる多結晶シリコン膜は、単結晶シリコン膜に比べて
結晶性が劣るため、単結晶シリコンTFTと比較してオ
フ電流が高いという問題がある。
【0005】この様なオフ電流の問題を解決するため
に、LDD(Lightly Doped Drai
n)構造の採用が検討されており、高不純物濃度のソー
ス・ドレイン領域とチャネル領域との間に低不純物濃度
のLDD領域を設けることによって、TFTのオフ状態
の時のチャネル−ドレイン領域(ソース領域)間の電界
を緩和して、リーク電流を低減しようというものであ
る。
【0006】ここで、従来のLDD構造を有するTFT
の製造工程を、図6及び図7を参照して説明する。 図6(a)参照 まず、透明ガラス基板41上に下地SiO2 膜42を介
して多結晶シリコンパターン43を設けたのち、ゲート
絶縁膜となるSiO2 膜44及びゲート電極となるAl
−ScからなるAl合金層45を堆積させ、次いで、酒
石酸+エチレングリコールからなる溶液中でAl合金層
45を陽極酸化して、その表面に孔が少なく緻密な無孔
質陽極酸化膜46を厚さ200Å程度に形成する。
【0007】図6(b)参照 次いで、レジストパターン47をマスクとして、無孔質
陽極酸化膜46及びAl合金層45をウェット・エッチ
ングして、ゲート電極48、及び、ゲート電極48に繋
がるゲートバスライン(図示せず)を形成する。
【0008】なお、この工程において、ゲート電極48
の断面形状は、ほぼ垂直に近い角度にエッチングされる
と共に、薄い無孔質陽極酸化膜46に庇状部が形成され
るが、この庇状部は、次の多孔質陽極酸化膜の形成工程
において、均一な陽極酸化膜を得るための障害となる。
【0009】図6(c)参照 次いで、ウェット・エッチングにより薄い無孔質陽極酸
化膜46の庇状部を除去したのち、シュウ酸溶液中で再
び陽極酸化することによりゲート電極48の露出表面、
即ち、側面に約1μmの厚さのポーラスな多孔質陽極酸
化膜49を形成する。
【0010】図7(d)参照 次いで、レジストパターン47を除去したのち、再び、
酒石酸+エチレングリコールからなる溶液中でゲート電
極48を陽極酸化して、ゲート電極48の側面及び上面
に約1000Åの厚さの無孔質陽極酸化膜50を形成す
る。
【0011】図7(e)参照 次いで、無孔質陽極酸化保護膜50及び多孔質陽極酸化
膜49をマスクとして、エッチングガスとしてCHF3
を37sccm流して3Paとした状態で、1.5kW
のパワーを印加してSiO2 膜44をドライ・エッチン
グすることによってゲート絶縁膜51を形成すると共
に、多結晶シリコンパターン43を露出させる。
【0012】次いで、Cr混酸(CrO3 +水+リン酸
+硝酸+酢酸)を用いてエッチングすることによって、
ゲート電極48の側壁に形成されている多孔質陽極酸化
膜49を選択的に除去して、除去部直下のゲート絶縁膜
51をLDDマスク領域とする。なお、この工程まで
は、ゲート電極48に繋がるゲートバスラインは電源供
給線と電気的に接続されている。
【0013】この多孔質陽極酸化膜49の除去工程にお
いて、Cr混酸のエッチングレートは、多孔質陽極酸化
膜に対しては約25Å/秒であるのに対して、無孔質陽
極酸化膜に対しては約6Å/秒であるので、無孔質陽極
酸化膜46も若干エッチングされると共に、多孔質陽極
酸化膜49のエッチング除去に伴ってリフトオフ的に除
去され、両者の作用が共働して、無孔質陽極酸化膜46
が除去されることになる。
【0014】次いで、ゲートバスラインと電源供給線を
電気的に切断したのち、P(リン)イオンを低加速エネ
ルギーで高濃度に注入してソース・ドレイン領域52を
形成し、次いで、Pイオンを高加速エネルギーで低濃度
に注入してLDD領域53を形成する。
【0015】次いで、全面に層間絶縁膜として、エッチ
ングストッパーとなる薄いSiO2膜54、及び、厚い
SiN膜55を合計の厚さが4000Å程度となるよう
に堆積させたのち、パターニングすることによってソー
ス・ドレイン領域52及びゲート電極48に対するコン
タクトホールを形成したのち、Ti/Al/Ti膜から
なる配線メタルを堆積させ、パターニングすることによ
ってソース・ドレイン電極56及びゲート引出電極(図
示せず)を形成していた。なお、画素スイッチング用T
FTの場合には、ゲート引出電極は必要ない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のTFT
の製造工程においては、ゲート電極48の断面形状がほ
ぼ矩形であるため、後の工程で形成したSiO2 膜54
及びSiN膜55からなる層間絶縁膜が、ゲートパター
ンの段差部で不連続となり、その部分に配線メタルが入
り込み、配線メタルをパターニングしてソース・ドレイ
ン電極56等を形成する際に、図7(e)に示すように
配線メタル残渣57として残存し、この配線メタル残渣
57が原因となって、最終的に配線の短絡が発生すると
いう問題があった。
【0017】また、従来のゲートパターンの形成工程数
は多く、しかも、ウェット・エッチング工程が多いた
め、パターン形成精度が低いという問題があり、或い
は、エッチング工程に時間や手間がかかるという問題も
あり、それによってTFTマトリクスの製造歩留りが低
下したり、TFT基板の信頼性が低下する等の問題があ
った。
【0018】したがって、本発明は、簡単な製造工程に
より、断面形状がテーパ状のゲート電極を形成すること
によって、配線メタル残渣に起因する短絡を防止するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)乃至(c)参照 (1)本発明は、薄膜トランジスタの製造方法におい
て、絶縁性基板1上に設けた半導体層2上に、絶縁膜3
を介して導電膜4を設けたのち、電極パターン形成用マ
スク6をマスクとして、少なくとも電極パターン形成用
マスク6の直下以外の領域の導電膜4を多孔質陽極酸化
膜7に変換し、次いで、この多孔質陽極酸化膜7の少な
くとも電極パターン形成用マスク6の直下以外の領域を
除去することを特徴とする。
【0020】この様に、電極パターン形成用マスク6を
マスクとして形成した多孔質陽極酸化膜7の端部の形状
はテーパ状となり、したがって、ゲート電極として残存
する導電膜4の断面形状もテーパ状となり、その上に堆
積する層間絶縁膜に間隙等の不連続部が発生することが
なく、配線メタル残渣に起因する短絡の発生を防止する
ことができる。
【0021】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、多孔質陽極酸化膜7をウェット・エッチングによっ
て全て除去したのち、導電膜4の側面に多孔質陽極酸化
膜8を形成することを特徴とする。
【0022】この様に、多孔質陽極酸化膜7をウェット
・エッチングによって除去する場合には、新たに、導電
膜4の側面に多孔質陽極酸化膜8を形成する工程が必要
になる。
【0023】(3)また、本発明は、上記(1)におい
て、多孔質陽極酸化膜7の電極パターン形成用マスク6
の直下以外の領域のみをドライ・エッチングによって除
去して、導電膜4の側部に多孔質陽極酸化膜8を残存さ
せることを特徴とする。
【0024】この様に、多孔質陽極酸化膜7をドライ・
エッチングによって除去する場合には、導電膜4の側面
に新たに多孔質陽極酸化膜8を形成する必要がなくなる
ので、製造工程が簡素化され、且つ、ゲート構造のパタ
ーニング精度が向上する。
【0025】(4)また、本発明は、上記(3)におい
て、ドライ・エッチングを塩素系ガスを用いて行うこと
を特徴とする。
【0026】この様に、ドライ・エッチングを、BCl
等の塩素系ガスを用いて行うことによって、多孔質陽極
酸化膜7を異方的に、即ち、側端面が垂直になるように
エッチングすることができる。
【0027】(5)また、本発明は、上記(2)乃至
(4)のいずれかにおいて、導電膜4の側面の多孔質陽
極酸化膜8をマスクとして絶縁膜3をドライ・エッチン
グして、ゲート絶縁膜10を形成することを特徴とす
る。
【0028】この様に、導電膜4の側面の多孔質陽極酸
化膜8をマスク利用することによって、LDD領域を形
成するためのマスク領域となるゲート絶縁膜10を自己
整合的に精度良く形成することができる。
【0029】(6)また、本発明は、上記(5)におい
て、導電膜4の側部の多孔質陽極酸化膜8を、Crを混
入したリン酸系のエッチング液により除去することを特
徴とする。
【0030】この様に、多孔質陽極酸化膜8のエッチャ
ントとしては、Cr混酸等のCrを混入したリン酸系の
エッチング液が好適である。
【0031】(7)また、本発明は、上記(6)におい
て、導電膜4の側部の多孔質陽極酸化膜8をエッチング
除去する前に、少なくとも、導電膜4と多孔質陽極酸化
膜8の界面に無孔質陽極酸化膜9を形成することを特徴
とする。
【0032】この様に、導電膜4と多孔質陽極酸化膜8
の界面に無孔質陽極酸化膜9を形成しておくことによっ
て、無孔質陽極酸化膜9はCr混酸に対するエッチング
レートが低いので、導電膜4の側部に設けた多孔質陽極
酸化膜8を選択的に除去することができる。
【0033】(8)また、本発明は、上記(5)乃至
(7)のいずれかにおいて、ゲート絶縁膜10の端部に
より、高不純物濃度のソース・ドレイン領域と低不純物
濃度のソース・ドレイン領域の境界を自己整合的に規定
することを特徴とする。
【0034】この様に、多孔質陽極酸化膜8を用いるこ
とによって、簡単な製造工程によって、十分な耐圧の得
られる低不純物濃度のソース・ドレイン領域、即ち、L
DD領域を自己整合的に形成することができる。
【0035】(9)また、本発明は、上記(1)乃至
(8)のいずれかにおいて、導電膜4がAlとScとの
合金からなることを特徴とする。
【0036】この様なゲート電極及びゲートバスライン
用の導電膜4としては、陽極酸化の容易性、或いは、低
抵抗性の観点から、Al、或いは、Al−Sc及びAl
−Si等のAl合金が好適であるが、特に、エレクトロ
マイグレーション耐性及びヒロックの発生防止の点でA
l−Scが望ましい。
【0037】(10)また、本発明は、上記(1)乃至
(9)のいずれかにおいて、絶縁性基板1が薄膜トラン
ジスタマトリクスを形成するための基板であることを特
徴とする。
【0038】上述の製造工程を薄膜トランジスタマトリ
クス基板の製造工程に適用することにより、信頼性の高
い薄膜トランジスタマトリクス基板を低コストで製造す
ることができる。なお、無孔質陽極酸化膜5は、電極パ
ターン形成用マスク6の密着性を高めるために設けた膜
である。
【0039】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の第1の実施の形
態の製造工程を、図2及び図3を参照して説明する。 図2(a)参照 まず、TFT基板となる300mm角の透明ガラス基板
11上に、プラズマCVD法(PCVD法)を用いて、
厚さ100〜5000Å、例えば、2000Åの下地S
iO2 膜12、及び、厚さ100〜2000Å、例え
ば、500Åのアモルファスシリコン層を堆積させたの
ち、例えば、300mJ/cm2 のパワーでレーザ照射
を行って多結晶シリコン層に変換し、次いで、所定の形
状にドライ・エッチングすることによって、TFTを構
成するための多結晶シリコンパターン13からなる島状
領域を形成する。
【0040】次いで、多結晶シリコンパターン13の表
面を軽くフッ酸処理して汚染物質を除去したのち、PC
VD法を用いて、厚さ500〜2000Å、例えば、1
500Åのゲート絶縁膜となるSiO2 膜14を堆積さ
せ、次いで、スパッタリング法を用いて、全面にゲート
電極及びゲートバスラインとなる厚さ1000〜500
0Å、例えば、3000ÅのAl−ScからなるAl合
金層15を堆積させたのち、酒石酸+エチレングリコー
ル溶液中で陽極酸化することにより、厚さ50〜500
Å、厚さ200Åの緻密で無孔質なAl2 3 からなる
無孔質陽極酸化膜16を形成する。
【0041】図2(b)参照 次いで、レジストパターン17をマスクとして、Cr混
酸(CrO3 +水+リン酸+硝酸+酢酸)を用いて無孔
質陽極酸化膜16をエッチングしたのち、シュウ酸水溶
液中で、例えば、5V,300mAの条件で30分間陽
極酸化を行い、レジストパターン17で覆われていない
Al合金層15をポーラスな多孔質陽極酸化膜18に変
換すると共に、残存するAl合金層15をゲート電極1
9とする。
【0042】この場合、Al合金層15の膜厚分のみが
陽極酸化されるように条件を設定しているので、多孔質
陽極酸化膜18は、無孔質陽極酸化膜16の端部を中心
とした円形状にゲートパターン内側に進入するように形
成され、これにより、ゲート電極19の断面形状はテー
パ状となる。なお、この場合、多少過剰に陽極酸化して
も良いものである。
【0043】図2(c)参照 次いで、Cr混酸を用いてエッチングすることによっ
て、多孔質陽極酸化膜18を完全に除去する。なお、こ
の時、Cr混酸のAl合金に対するエッチングレートは
非常に低いので、ゲート電極19はエッチングされない
ものの、無孔質陽極酸化膜16は若干エッチングされる
ので、多孔質陽極酸化膜18の除去に伴って生じる無孔
質陽極酸化膜16からなる庇状部もエッチング除去され
る。
【0044】図3(d)参照 次いで、再び、シュウ酸水溶液中で、例えば、5V,5
mAの条件で15分間陽極酸化を行い、露出しているゲ
ート電極19の側面に厚さ0.5μmのポーラスな多孔
質陽極酸化膜20を形成する。
【0045】なお、この場合、陽極酸化される前のゲー
ト電極19の断面形状がテーパ状になっているので、陽
極酸化後のゲート電極19の断面形状もテーパ状に維持
され、また、多孔質陽極酸化膜20の厚さは0.1〜
1.0μmの範囲が好適である。
【0046】図3(e)参照 次いで、レジストパターン17を除去したのち、酒石酸
+エチレングリコール溶液中で、例えば、100Vで5
0分間陽極酸化を行うことで、ゲート電極19の側面及
び上面に、厚さ1000Åの無孔質陽極酸化膜21を形
成する。
【0047】なお、この場合の無孔質陽極酸化膜21の
厚さは、10〜15Å/Vと、印加する電圧にほぼ比例
するので、印加電圧を調整して、500〜2000Åに
することが好適である。
【0048】図3(f)参照 次いで、多孔質陽極酸化膜20及び無孔質陽極酸化保護
膜16,21をマスクとして、CHF3 をエッチングガ
スとしたドライ・エッチングを施すことによって、Si
2 膜14をエッチングして、ゲート絶縁膜22を形成
する。
【0049】次いで、Cr混酸を用いてゲート電極19
の側部の多孔質陽極酸化膜20を選択的に除去したの
ち、加速エネルギー5〜30keV、例えば、10ke
Vで、5.0×1014〜1.0×1016cm-2、例え
ば、5.0×1015cm-2のドーズ量でPイオンをイオ
ン注入してゲート絶縁膜22に自己整合するn+ 型のソ
ース・ドレイン領域23を形成し、次いで、加速エネル
ギー30〜100keV、例えば、90keVで、1.
0×1013〜1.0×1015cm-2、例えば、1.0×
1014cm-2のドーズ量でPイオンをイオン注入して無
孔質陽極酸化保護膜21に自己整合するn- 型のLDD
領域24を形成したのち、300mJ/cm 2 のパワー
でレーザ照射を行い、注入したPイオンを活性化する。
【0050】次いで、PCVD法を用いて、層間絶縁膜
として、厚さ100〜1000Å、例えば、400Åの
エッチングストッパーとなるSiO2 膜25、及び、厚
さ2000〜5000Å、例えば、3700ÅのSiN
膜26を堆積させたのち、CF4 +O2 系ガスを用いて
ドライ・エッチングすることによって、ソース・ドレイ
ン領域23及びゲート電極19に対するコンタクトホー
ルを形成する。
【0051】なお、この場合、ゲート電極19の断面形
状がテーパ状であるので、SiO2膜25及びSiN膜
26からなる層間絶縁膜を不連続性がなく緩やかな表面
形状になるように設けることができる。
【0052】次いで、全面に、厚さ500〜2000
Å、例えば、1000ÅのTi膜、厚さ1000〜50
00Å、例えば、3000ÅのAl膜、及び、厚さ50
0〜2000Å、例えば、1000ÅのTi膜を順次堆
積させたのち、パターニングすることによって、ソース
・ドレイン電極27及びゲート引出電極(図示せず)を
形成する。
【0053】次いで、図示しないものの、画素部におい
ては、第2層間絶縁膜を介してドレイン電極と接続する
ドレインバスラインを形成したのち、第3層間絶縁膜を
介してソース電極と接続する画素電極を形成することに
よってTFT基板が完成する。
【0054】以上、説明したように、本発明の第1の実
施の形態においては、ゲート電極19の断面形状をテー
パ状にしているので、その上に設ける層間絶縁膜の被覆
形状が連続的となり、その上に成膜するTi/Al/T
iからなる配線メタルがパターニング後に残存すること
がなく、したがって、配線メタル残渣に起因する短絡が
なくなるので、アクティブマトリクス基板の信頼性が高
まる。
【0055】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
第2の実施の形態の製造工程を説明する。 図4(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と同様に、TFT基板と
なる300mm角の透明ガラス基板11上に、PCVD
法を用いて、厚さ100〜5000Å、例えば、200
0Åの下地SiO2 膜12、及び、厚さ100〜200
0Å、例えば、500Åのアモルファスシリコン層を堆
積させたのち、例えば、300mJ/cm2 のパワーで
レーザ照射を行って多結晶シリコン層に変換し、次い
で、所定の形状にドライ・エッチングすることによっ
て、TFTを構成するための多結晶シリコンパターン1
3からなる島状領域を形成する。
【0056】次いで、多結晶シリコンパターン13の表
面を軽くフッ酸処理して汚染物質を除去したのち、PC
VD法を用いて、厚さ500〜2000Å、例えば、1
500Åのゲート絶縁膜となるSiO2 膜14を堆積さ
せ、次いで、スパッタリング法を用いて、全面にゲート
電極及びゲートバスラインとなる厚さ1000〜500
0Å、例えば、3000ÅのAl−ScからなるAl合
金層15を堆積させたのち、酒石酸+エチレングリコー
ル溶液中で陽極酸化することにより、厚さ50〜500
Å、厚さ200Åの緻密で無孔質なAl2 3 からなる
無孔質陽極酸化膜16を形成する。
【0057】図4(b)参照 次いで、レジストパターン17をマスクとして、Cr混
酸(CrO3 +水+リン酸+硝酸+酢酸)を用いて無孔
質陽極酸化膜16をエッチングしたのち、シュウ酸水溶
液中で、例えば、5V,300mAの条件で60分間陽
極酸化を行い、レジストパターン17で覆われていない
Al合金層15をポーラスな多孔質陽極酸化膜28に変
換すると共に、残存するAl合金層15をゲート電極2
9とする。
【0058】この場合、多孔質陽極酸化膜28は、無孔
質陽極酸化膜16の端部から1μm程度内側に進入する
ように形成され、これにより、ゲート電極29の断面形
状はテーパ状となる。
【0059】図4(c)参照 次いで、レジストパターン17をマスクとして、BCl
系ガスを用いて、1.4kW,7Paの条件で5分間ド
ライ・エッチングすることによって、多孔質陽極酸化膜
28の端面がほぼ垂直になるように除去し、その残存部
を側壁陽極酸化膜30とする。
【0060】図5(d)参照 引き続いて、レジストパターン17をマスクとして、C
HF3 を用いて、1.4kW,7Paの条件で、180
秒間ドライ・エッチングすることによって、SiO2
14をエッチングして、ゲート絶縁膜31を形成する。
【0061】図5(e)参照 次いで、レジストパターン17を除去したのち、酒石酸
+エチレングリコール溶液中で、例えば、100Vで5
0分間陽極酸化を行うことで、ゲート電極29の側面及
び上面に、厚さ1000Åの無孔質陽極酸化膜32を形
成する。
【0062】図5(f)参照 次いで、Cr混酸を用いてゲート電極29の側部の側壁
陽極酸化膜30を除去したのち、加速エネルギー5〜3
0keV、例えば、10keVで、5.0×1014
1.0×1016cm-2、例えば、5.0×1015cm-2
のドーズ量でPイオンをイオン注入してゲート絶縁膜3
1に自己整合するn+ 型のソース・ドレイン領域23を
形成し、次いで、加速エネルギー30〜100keV、
例えば、90keVで、1.0×1013〜1.0×10
15cm-2、例えば、1.0×1014cm-2のドーズ量で
Pイオンをイオン注入して無孔質陽極酸化保護膜32に
自己整合するn- 型のLDD領域24を形成したのち、
300mJ/cm2 のパワーでレーザ照射を行い、注入
したPイオンを活性化する。
【0063】次いで、PCVD法を用いて、層間絶縁膜
として、厚さ100〜1000Å、例えば、400Åの
エッチングストッパーとなるSiO2 膜25、及び、厚
さ2000〜5000Å、例えば、3700ÅのSiN
膜26を堆積させたのち、CF4 +O2 系ガスを用いて
ドライ・エッチングすることによって、ソース・ドレイ
ン領域23及びゲート電極29に対するコンタクトホー
ルを形成する。
【0064】なお、この場合も、ゲート電極29の断面
形状がテーパ状であるので、SiO 2 膜25及びSiN
膜26からなる層間絶縁膜を不連続性がなく緩やかな表
面形状になるように設けることができる。
【0065】次いで、全面に、厚さ500〜2000
Å、例えば、1000ÅのTi膜、厚さ1000〜50
00Å、例えば、3000ÅのAl膜、及び、厚さ50
0〜2000Å、例えば、1000ÅのTi膜を順次堆
積させたのち、パターニングすることによって、ソース
・ドレイン電極27及びゲート引出電極(図示せず)を
形成する。
【0066】次いで、図示しないものの、画素部におい
ては、第2層間絶縁膜を介してドレイン電極と接続する
ドレインバスラインを形成したのち、第3層間絶縁膜を
介してソース電極と接続する画素電極を形成することに
よってTFT基板が完成する。
【0067】以上、説明したように、本発明の第2の実
施の形態においても、ゲート電極29の断面形状をテー
パ状にしているので、その上に設ける層間絶縁膜の被覆
形状が連続的となり、その上に成膜するTi/Al/T
iからなる配線メタルがパターニング後に残存すること
がなく、したがって、配線メタル残渣に起因する短絡が
なくなるので、アクティブマトリクス基板の信頼性が高
まる。
【0068】また、この第2の実施の形態の場合には、
従来行っていたAl合金層45のエッチング工程、無孔
質陽極酸化膜46の庇状部のエッチング工程、及び、ゲ
ート絶縁膜51を形成するためのSiO2 膜44のエッ
チング工程を、一連のドライ・エッチング工程によって
行うことができるので、従来より製造工程が簡素化し、
且つ、エッチング精度も向上する。
【0069】さらに、この第2の実施の形態において
は、ポーラスな多孔質陽極酸化膜の形成工程が1回であ
るので、上記の第1の実施の形態に比べても製造工程が
簡素化される。
【0070】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、無孔質陽極酸化保護膜21,32は必ずしも必須
のものではなく、ゲート電極19,29の側部に設けた
多孔質陽極酸化膜20及び側壁陽極酸化膜30の除去工
程において、ゲート電極19,29に対して選択性のあ
るエッチャントを用いた場合には原理的に必要としない
が、無孔質陽極酸化保護膜21,32は緻密であり、3
00℃程度の低温熱処理でも発生するヒロック(hil
lock)を低減する効果があるため、最近の液晶表示
装置パネルにおける標準的なプロセスになりつつある。
【0071】また、上記の各実施の形態においては、ア
モルファスシリコン層をレーザアニールすることによっ
て多結晶シリコン層に変換しているが、アモルファスシ
リコン膜を600℃程度の高温でアニールして多結晶化
しても良く、或いは、減圧化学気相成長法(LPCVD
法)を用いて多結晶シリコン層を直接堆積させても良い
ものであり、さらに、アモルファスシリコンを多結晶化
する際に、Ni等の核形成物質を添加してから多結晶化
しても良いものである。
【0072】また、上記の各実施の形態においては、半
導体層として多結晶シリコン層を用いているが、アモル
ファスシリコン層、或いは、SOS又はSOI等におけ
る単結晶シリコン層でも良く、さらに、シリコン以外
に、ゲルマニウム或いはシリコンゲルマニウムを用いて
も良いものである。
【0073】また、上記の各実施の形態においては、ヒ
ロックの発生を抑制するために、ゲート電極材料として
Al−ScからなるAl合金層を用いているが、Al合
金層に限られるものではなく、Al自体、或いは、Al
−Si等のAlを主成分とした金属であれば良く、この
様な金属を用いることによって配線抵抗が低減し、且
つ、陽極酸化工程が簡単になる。
【0074】また、上記の各実施の形態においては、高
不純物濃度のソース・ドレイン領域23を形成したの
ち、LDD領域24を形成しているが、この順序は逆に
しても良いものである。
【0075】また、上記の各実施の形態においては、ア
クティブマトリクス型液晶表示装置に用いるTFTの製
造方法として説明しているが、本発明は、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置に限られるものではなく、ライ
ンセンサ用の薄膜半導体装置等の他の用途の薄膜半導体
装置も対象とするものである。
【0076】また、上記の各実施の形態においては、絶
縁性基板として、透明ガラス基板を用いているが、この
透明ガラス基板は製造工程に伴う熱処理温度に耐え得る
特性有するものであれば良く、さらには、サファイア等
のガラス基板以外の絶縁性基板であれば何でも良く、特
に、液晶表示装置以外の用途の場合には、必ずしも透明
である必要はなく、また、絶縁性基板上に設ける下地S
iO2 膜は必ずしも必要ではない。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート電極パターンの
形成前に、ゲート電極となる導電膜を陽極酸化している
のでゲート電極の断面形状をテーパ状にすることがで
き、それによって層間絶縁膜の表面が連続的になるの
で、配線メタル残渣が発生することがなく、アクティブ
マトリクス基板の信頼性が向上する。
【0078】また、一連のエッチング工程をドライ・エ
ッチングによって行うことにより、製造工程を大幅に短
縮することができると共に、エッチング精度を高めるこ
とができるので、製造歩留りの向上及び低コスト化が可
能になり、アクティブマトリクス型液晶表示装置の高信
頼性化、低価格化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の製造工
程の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の図4以降の製造工
程の説明図である。
【図6】従来のTFTの途中までの製造工程の説明図で
ある。
【図7】従来のTFTの図6以降の製造工程の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 半導体層 3 絶縁膜 4 導電膜 5 無孔質陽極酸化膜 6 電極パターン形成用マスク 7 多孔質陽極酸化膜 8 多孔質陽極酸化膜 9 無孔質陽極酸化膜 10 ゲート絶縁膜 11 透明ガラス基板 12 下地SiO2 膜 13 多結晶シリコンパターン 14 SiO2 膜 15 Al合金層 16 無孔質陽極酸化膜 17 レジストパターン 18 多孔質陽極酸化膜 19 ゲート電極 20 多孔質陽極酸化膜 21 無孔質陽極酸化膜 22 ゲート絶縁膜 23 ソース・ドレイン領域 24 LDD領域 25 SiO2 膜 26 SiN膜 27 ソース・ドレイン電極 28 多孔質陽極酸化膜 29 ゲート電極 30 側壁陽極酸化膜 31 ゲート絶縁膜 32 無孔質陽極酸化膜 41 透明ガラス基板 42 下地SiO2 膜 43 多結晶シリコンパターン 44 SiO2 膜 45 Al合金層 46 無孔質陽極酸化膜 47 レジストパターン 48 ゲート電極 49 多孔質陽極酸化膜 50 無孔質陽極酸化膜 51 ゲート絶縁膜 52 ソース・ドレイン領域 53 LDD領域 54 SiO2 膜 55 SiN膜 56 ソース・ドレイン電極 57 配線メタル残渣
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 627C 627Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に設けた半導体層上に、絶
    縁膜を介して導電膜を設けたのち、電極パターン形成用
    マスクをマスクとして、少なくとも前記電極パターン形
    成用マスクの直下以外の領域の前記導電膜を多孔質陽極
    酸化膜に変換し、次いで、前記多孔質陽極酸化膜の少な
    くとも前記電極パターン形成用マスクの直下以外の領域
    を除去することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 上記多孔質陽極酸化膜をウェット・エッ
    チングによって全て除去したのち、上記導電膜の側面に
    多孔質陽極酸化膜を形成することを特徴とする請求項1
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記多孔質陽極酸化膜の電極パターン形
    成用マスクの直下以外の領域のみをドライ・エッチング
    によって除去して、上記導電膜の側部に多孔質陽極酸化
    膜を残存させることを特徴とする請求項1記載の薄膜ト
    ランジスタの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ドライ・エッチングを、塩素系ガス
    を用いて行うことを特徴とする請求項3記載の薄膜トラ
    ンジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記導電膜の側面の多孔質陽極酸化膜を
    マスクとして、上記絶縁膜をドライ・エッチングし、ゲ
    ート絶縁膜を形成することを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記導電膜の側部の多孔質陽極酸化膜
    を、Crを混入したリン酸系のエッチング液により除去
    することを特徴とする請求項5記載の薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記導電膜の側部の多孔質陽極酸化膜を
    エッチング除去する前に、少なくとも、前記導電膜と前
    記多孔質陽極酸化膜の界面に無孔質陽極酸化膜を形成す
    ることを特徴とする請求項6記載の薄膜トランジスタの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 上記ゲート絶縁膜の端部により、高不純
    物濃度のソース・ドレイン領域と低不純物濃度のソース
    ・ドレイン領域の境界を自己整合的に規定することを特
    徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の薄膜ト
    ランジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記導電膜が、AlとScとの合金から
    なることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】 上記絶縁性基板が、薄膜トランジスタ
    マトリクスを形成するための基板であることを特徴とす
    る請求項1乃至9のいずれか1項に記載の薄膜トランジ
    スタの製造方法。
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