JPH11171206A - 合成樹脂製袋体 - Google Patents
合成樹脂製袋体Info
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- JPH11171206A JPH11171206A JP36252297A JP36252297A JPH11171206A JP H11171206 A JPH11171206 A JP H11171206A JP 36252297 A JP36252297 A JP 36252297A JP 36252297 A JP36252297 A JP 36252297A JP H11171206 A JPH11171206 A JP H11171206A
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Abstract
ックの変形を防止しあるいは伸びや破れの問題を解消
し、かつチャック開放の際に指先で把持する把持部の滑
り止め機能を持たせた合成樹脂製袋体を提供する。 【解決手段】袋体1の開口部2の内側面に設けられてい
るチャック4の位置より開口部側の内側面の把持部3に
前記チャック4と平行に延びる複数の凹凸形状を形成し
た1帯又は複数帯の凹凸形状テープ5を接着した。凹凸
形状テープ5の凹凸形状面に多数条の小凹凸6を刻設し
た。
Description
のチャックを備えた合成樹脂製袋体の改良に関するもの
である。
ャックを備えた合成樹脂製袋体は各種の物品の包装に広
く用いられている。
様としては、インフレーション成形法あるいはTダイ成
形法でフィルムとチャックを一体成形したチャック付き
フィルム又は既成のフィルム上にチャックを押し出し成
形し、直接フィルムに溶着したチャック付きフィルムを
製袋機により単体の袋体を連続的に生産している場合が
あげられる。
付きフィルムの段階でフィルムとチャックの冷却速度差
あるいはチャック冷却過程での収縮により、チャック基
部周辺のフィルムに縮みが発生し、これがシワとなって
品質を低下する。
ィルムの場合は、前記フィルムの収縮がチャックに波及
してチャックが傾斜,捩じれ,曲がり,波打ち等の変形
が生じ易く、チャックの雌雄爪の咬合が困難となる。
成のフィルム上に既成のチャック付きテープを熱接着し
たチャック付きフィルムを製袋することにより、チャッ
ク付き袋体を得る場合もあるが、このようにして得られ
るチャック付き袋体も、フィルムが軟質であったり薄か
ったりすると、伸びてチャックが開けづらかったり、破
れ易かったり、チャック開放の際に指先で把持しようと
して滑ったりの不具合を感じることがある。
を補強してシワやチャックの変形を防止しあるいは伸び
や破れの問題を解消し、かつチャック開放の際に指先で
把持する把持部の滑り止め機能を持たせた合成樹脂製袋
体を提供することである。
の本発明の構成は、請求項1に記載の通り、開口部の対
向する内側面に雌雄爪型のチャックを備えた合成樹脂製
袋体において、前記チャック位置より開口部側の内側面
又は前記開口部側の内側面を含むチャック周辺適宜部域
に、前記チャックと平行に延びる複数の凹凸形状を形成
した1帯又は複数帯の凹凸形状テープを接着したことを
特徴とするものである。
おいて、前記凹凸形状テープのチャック位置より開口部
側の内側面に位置する凹凸形状面に多数条の小凹凸を刻
設したことを特徴とするものである。
の構成は、請求項3に記載の通り、開口部の対向する内
側面に雌雄爪型のチャックを備えた合成樹脂製袋体にお
いて、前記チャック位置より開口部側の内側面又は前記
開口部側の内側面を含むチャック周辺適宜部域に、前記
チャックと平行に延びる複数の凹凸形状部を一体形成
し、この凹凸形状部のチャック位置より開口部側の内側
面に位置する凹凸形状面に多数条の小凹凸を刻設したこ
とを特徴とするものである。
基づいて説明する。 [第1実施形態]図1及び図2において、1は対面する
合成樹脂のフィルム1a,1bによって形成されている
袋体であり、開口部2の内側面には開口の際に指先で把
持する把持部3を残して再開閉可能な雌雄爪型のチャッ
ク4を備えている。
残されている把持部3のフィルム1a,1bの内側面
に、前記チャック4と平行に延びる凹凸形状テープ5を
接着したものである。
に、複数の凸面8と凹面9とによる凹凸形状が形成され
ており、これを2帯以上の複数帯を接着してもよいし、
図5で示すように、多数の凸面8と凹面9が形成された
1帯の凹凸形状テープ5aを接着してもよい。また、前
記凹凸形状テープ5aをチャック4を含むさらに広幅な
テープとして接着一体化してもよい。
凸形状テープ5,5aの凸面8及び凹面9に図6乃至図
8で示すように、エンボスあるいはローレットのような
刻み等の多数条の小凹凸6を刻設したものである。
凸形状テープ5,5aに代えて図3で示すように、チャ
ック4と平行に延びる複数の凹凸形状部7を一体形成
し、この凹凸形状部7の面に多数条の小凹凸6を刻設し
たものである。
凹凸は前記第1実施形態と同様な多数の凸面8と凹面9
とによるものであり、また、凹凸形状部7の面の多数条
の小凹凸6は前記第2実施形態と同様なエンボスあるい
はローレットのような刻みである。
プ5,5aの接着部乃至は凹凸形状部7は、チャック4
の位置より開口部側の内側面のみに設けられているが、
この開口部側内側面を含むチャック周辺適宜部域、例え
ば、反開口部側内側面、外側面に設けてもよい。
において、第1実施形態では、凹凸形状テープ5,5a
によってチャック4の周辺のフィルム1a,1bが補強
され、この補強により剛性が付与され、フィルム1a,
1bの収縮を抑止し、チャック4の傾斜,捩じれ,曲が
り,波打ち等の変形が防止され、チャック4の雌雄爪の
咬合を容易にする。あるいは、フィルム1a,1bの伸
びや破れの問題を解消する。従って、フィルム1a,1
bが軟質であったり、薄い場合でもチャック4の開閉操
作性を向上する。
複数の凸面8と凹面9によって開口の際に指先で把持す
る把持部3の引っ掛かりができて滑り止め作用を行い、
チャック4の開放操作を円滑にする。
5,5aの凸面8及び凹面9に図6乃至図8で示すよう
に、エンボスあるいはローレットのような刻み等の多数
条の小凹凸6を刻設したものにおいては、凸面8及び凹
面9の引っ掛かり作用に加えて小凹凸6により更に引っ
掛かりが良くなり、把持部3を把持した指先の滑り止め
機能を相乗的に向上する。
プ5の場合は、テープ幅を大きくすることなく比較的幅
広い領域を補強できるだけでなく、成形加工の上でネッ
クインや、接着部への気泡残留等の問題点による影響を
抑えることができる。
フィルム1a,1bと一体に形成された複数の凹凸形状
部7によってチャック4の周辺のフィルム1a,1bが
補強され、この補強により剛性が付与され、フィルム1
a,1bの収縮を抑止し、チャック4の傾斜,捩じれ,
曲がり,波打ち等の変形が防止され、チャック4の雌雄
爪の咬合を容易にする。従って、フィルム1a,1bが
軟質であったり、薄い場合でもチャック4の開閉操作性
を向上する。
多数条の小凹凸6により凸面8及び凹面9の引っ掛かり
作用に加えて小凹凸6により更に引っ掛かりが良くな
り、把持部3を把持した指先の滑り止め機能を相乗的に
向上する。
テープ5,5aを別個に成形してフィルム1a,1bに
接着する工程が省略できるため、高生産性を有してい
る。
の周辺のフィルムを凹凸形状テープあるいは凹凸形状部
によって補強することにより、少ない樹脂量で補強する
ことができ、チャックの変形を防止してチャックの咬合
を容易にすると共に、開閉操作性を向上する。また、凸
面と凹面とによる滑り止め作用でチャックの開放操作を
円滑にし、さらには、凸面と凹面とに刻設した多数条の
小凹凸により凸面及び凹面の引っ掛かり作用に加えて小
凹凸により更に引っ掛かりが良くなり、滑り止め機能を
相乗的に向上する利点を有している。
断面図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 開口部の対向する内側面に雌雄爪型のチ
ャックを備えた合成樹脂製袋体において、前記チャック
位置より開口部側の内側面又は前記開口部側の内側面を
含むチャック周辺適宜部域に、前記チャックと平行に延
びる複数の凹凸形状を形成した1帯又は複数帯の凹凸形
状テープを接着したことを特徴とする合成樹脂製袋体。 - 【請求項2】 前記凹凸形状テープのチャック位置より
開口部側の内側面に位置する凹凸形状面に多数条の小凹
凸を刻設したことを特徴とする請求項1に記載の合成樹
脂製袋体。 - 【請求項3】 開口部の対向する内側面に雌雄爪型のチ
ャックを備えた合成樹脂製袋体において、前記チャック
位置より開口部側の内側面又は前記開口部側の内側面を
含むチャック周辺適宜部域に、前記チャックと平行に延
びる複数の凹凸形状部を一体形成し、この凹凸形状部の
チャック位置より開口部側の内側面に位置する凹凸形状
面に多数条の小凹凸を刻設したことを特徴とする合成樹
脂製袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36252297A JP3643472B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 合成樹脂製袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36252297A JP3643472B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 合成樹脂製袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11171206A true JPH11171206A (ja) | 1999-06-29 |
JP3643472B2 JP3643472B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=18477069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36252297A Expired - Fee Related JP3643472B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 合成樹脂製袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3643472B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001072087A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-03-21 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 再閉鎖可能ジッパ組立体、再閉鎖可能なパッケージ、キャリアウェブ、および再閉鎖可能なパッケージを形成する形成方法 |
JP2004511401A (ja) * | 2000-10-27 | 2004-04-15 | インターナショナル・コンソリデイティド・ビジネス・ピーティーワイ・リミテッド | 繰り返し閉じることができるプラスチック製バッグ |
AU2001273731B2 (en) * | 2000-10-27 | 2006-09-14 | Intellectual Property Development Corporation Pty Ltd | Reclosable plastic bags |
JP2022518427A (ja) * | 2019-01-18 | 2022-03-15 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | グリップ特性が向上した保存袋 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP36252297A patent/JP3643472B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7651271B2 (en) | 2000-10-27 | 2010-01-26 | International Consolidated Business Pty Ltd. | Reclosable plastic bags |
JP2022518427A (ja) * | 2019-01-18 | 2022-03-15 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | グリップ特性が向上した保存袋 |
JP2022052721A (ja) * | 2019-01-18 | 2022-04-04 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | グリップ特性が向上した保存袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3643472B2 (ja) | 2005-04-27 |
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