JPH11169479A - 建物用スプリンクラー装置 - Google Patents

建物用スプリンクラー装置

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Publication number
JPH11169479A
JPH11169479A JP34666197A JP34666197A JPH11169479A JP H11169479 A JPH11169479 A JP H11169479A JP 34666197 A JP34666197 A JP 34666197A JP 34666197 A JP34666197 A JP 34666197A JP H11169479 A JPH11169479 A JP H11169479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
penthouse
sprinkler
sprinkler head
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP34666197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Onozaki
剛 小野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP34666197A priority Critical patent/JPH11169479A/ja
Publication of JPH11169479A publication Critical patent/JPH11169479A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、階段ペントハウス内のペン
トハウス用スプリンクラーヘッドに対して消火水槽の水
を送水することができ、しかも設置工事時間を大幅に短
縮させることができる建物用スプリンクラー装置を提供
することにある。 【解決手段】 上記課題は、消火水槽2と、建物の各階
に設けた各階用スプリンクラーヘッド3、4と建物の階
段ペントハウス内に設けたペントハウス用スプリンクラ
ーヘッド6と、このペントハウス用スプリンクラーヘッ
ド及び各階用スプリンクラーヘッド3、4と消火水槽2
との間を接続する配水管7と、ペントハウス用スプリン
クラーヘッド6及び各階用スプリンクラーヘッド3、4
に配水管7を利用して消火水槽2内の水を送水する第1
ポンプ8とを備えた建物用スプリンクラー装置1におい
て、配水管7に消火水槽2内の水を一定加圧状態で充水
させる補助加圧ポンプ9を設けることにより達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造上、屋上に補
助高架水槽等の水槽を設置することが困難な建物に設置
するのに好適な建物用スプリンクラー装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、建物に消火用のスプリンクラーを
設置した場合に、そのヘッドには一定水圧が常時印加さ
れている状態にしなければならないとともに、消火水槽
とスプリンクラーヘッドを接続する配水管内には水が充
満していなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
スプリンクラーヘッドに一定水圧が加えられた状態で配
水管内を充水させるには、建物の屋上に補助高架水槽を
設置することが考えられるが、補助高架水槽を設置する
ようにすると次のような問題があった。
【0004】(1)落差を利用して補助高架水槽内の水
をスプリンクラーヘッドに送るには、そのスプリンクラ
ーヘッドが屋上から突出した状態となる階段ペントハウ
ス内にある場合、補助高架水槽を階段ペントハウスより
も高い位置に設置しなければならず、その設置の工事が
大掛かりとなり時間がかかる。
【0005】(2)補助高架水槽が階段ペントハウスよ
りも高くなると、その補助高架水槽の保守点検が困難と
なる。
【0006】本発明の目的は、上記問題を解決し、保守
点検作業が容易となり、しかも設置工事も大幅に短縮さ
せることができる建物用スプリンクラー装置を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、消火水槽
と、建物の各階に設け各階用スプリンクラーヘッドと、
建物の階段ペントハウス内に設けたペントハウス用スプ
リンクラーヘッド及び前記各階用スプリンクラーヘッド
と前記消火水槽との間を接続する配水管と、前記ペント
ハウス用スプリンクラーヘッド及び前記各階用スプリン
クラーヘッドに前記配水管を利用して前記消火水槽内の
水を送水する第1ポンプとを備えた建物用スプリンクラ
ー装置において、前記配水管に前記消火水槽内の水を一
定加圧状態で充水させる補助加圧ポンプを設けることに
より達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0009】図1において、建物用スプリンクラー装置
1は、消火水槽2と、建物の各階に設置した各階用スプ
リンクラーヘッド3、4と建物の階段ペントハウス5内
に設けたペントハウス用スプリンクラーヘッド6と、こ
のペントハウス用スプリンクラーヘッド6及び各階用ス
プリンクラーヘッド3、4と消火水槽2との間を接続す
る配水管7と、ペントハウス用スプリンクラーヘッド6
及び各階用スプリンクラーヘッド3、4に配水管7を利
用して消火水槽2内の水を送水する第1ポンプ8と、配
水管7に消火水槽2の水を一定加圧状態で充水させる補
助加圧ポンプ9とを備える。
【0010】建物の1階に設けられるポンプ室10内に
は、消火水槽2、第1ポンプ8及び補助加圧ポンプ9と
一緒に、圧力タンク11及び建物用スプリンクラー装置
1の各種の制御を行うための制御盤12が設けられてい
る。圧力タンク11には第1ポンプ8の起動用の圧力ス
イッチ13と、補助加圧ポンプの起動用の圧力スイッチ
14と、補助加圧ポンプの停止用の圧力スイッチ15と
が設けられている。配水管7には、流水検知装置16、
16aと仕切弁17、17a、17bと逆止弁18とが
設けられている。
【0011】起動用の圧力スイッチ14は、その設定圧
力を6.0kgf/cm2とし、締切圧力を11.0k
gf/cm2に設定してある。停止用の圧力スイッチ1
5は、その設定圧力を6.5kgf/cm2とし、停止
圧力を8.5kgf/cm2に設定してある。ポンプ8
の起動用の圧力スイッチ13は、その設定圧力を6.0
kgf/cm2に設定してある。
【0012】以上の構成によれば、平常時は配水管7内
の圧力が自然に降下すると、補助加圧ポンプ9が圧力ス
イッチにより作動して配水管7内の圧力を8.5kgf
/cm2まで上昇させる。そして配水管7内の圧力が
8.5kgf/cm2になると、補助加圧ポンプ9が圧
力スイッチ15により停止させられる。このようにし
て、配水管9内圧力は、平常時においては6.5kgf
/cm2から8.5kgf/cm2の範囲に維持される。
【0013】火災が発生すると、各階用スプリンクラー
ヘッド3、4とペントハウス用スプリンクラーヘッド6
のいずれかが動作して放水が開始される。放水が開始さ
れると配水管7内の圧力が低下し、その圧力が6.5k
gf/cm2に達すると、補助加圧ポンプ9が起動し、
さらにその圧力が6.0kgf/cm2に達すると第1
ポンプ8が起動する。第1ポンプ8が起動すると配水管
7内に送られる水量が多いので配水管7内の圧力が一気
に8.5kgf/cm2となり、補助加圧ポンプ9が自
動停止する。第1ポンプ8は、直接操作で停止するまで
運転を続行する。
【0014】このように、本実施形態によれば、階段ペ
ントハウス5内のペントハウス用スプリンクラーヘッド
6への送水を高架水槽と補助高架水槽などの水槽を建物
の屋上に設置することなく行うことができるため、設置
工事の費用を大幅に低減させることができるとともに、
設置工事期間を大幅に短縮させることができる。
【0015】また、建物の屋上に補助高架水槽を設ける
必要がないので、保守点検が安定でかつ容易となる建物
用スプリンクラー装置1を出現させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、保守点
検作業を安全でかつ容易にならしめるとともに、設置工
事期間の短縮化及び設置工事費の低減化を図ることので
きる建物用スプリンクラー装置がえられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す建物用スプリンクラ
ー装置の全体説明図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラー装置 2 消火水槽 3 各階用スプリンクラーヘッド 4 各階用スプリンクラーヘッド 5 階段ペントハウス 6 ペントハウス用スプリンクラーヘッド 7 配水管 8、8a 第1ポンプ 9 補助加圧ポンプ 10 ポンプ室付消火水槽 12 制御盤 13 圧力タンク 14 起動用圧力スイッチ 15 停止用圧力スイッチ 16、16a 流水検知装置 17、17a、17b 仕切弁 18 逆止弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火水槽と、建物の各階に設け各階用ス
    プリンクラーヘッドと、建物の階段ペントハウス内に設
    けたペントハウス用スプリンクラーヘッド及び前記各階
    用スプリンクラーヘッドと前記消火水槽との間を接続す
    る配水管と、前記ペントハウス用スプリンクラーヘッド
    及び前記各階用スプリンクラーヘッドに前記配水管を利
    用して前記消火水槽内の水を送水する第1ポンプとを備
    えた建物用スプリンクラー装置において、前記配水管に
    前記消火水槽内の水を一定加圧状態で充水させる補助加
    圧ポンプを設けたことを特徴とする建物用スプリンクラ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 前記一定圧力を、6.5kgf/cm2
    から8.5kgf/cm2の範囲に設定したことを特徴
    とする請求項1記載の建物用スプリンクラー装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ポンプは火災を検出する火災セ
    ンサーが作動すると、前記消火水槽の水を前記ペントハ
    ウス用スプリンクラーヘッド及び前記各階用スプリンク
    ラーヘッドに送水する動作を開始するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の建物用スプリンクラー装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ポンプの起動用の圧力タンク
    に、前記補助加圧ポンプの起動・停止を行う圧力タンク
    に、前記補助加圧ポンプの起動・停止を行う圧力スイッ
    チを設けたことを特徴とする請求項1記載の建物用スプ
    リンクラー装置。
JP34666197A 1997-12-16 1997-12-16 建物用スプリンクラー装置 Pending JPH11169479A (ja)

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JP34666197A JPH11169479A (ja) 1997-12-16 1997-12-16 建物用スプリンクラー装置

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JPH11169479A true JPH11169479A (ja) 1999-06-29

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261671A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nittan Co Ltd 補助加圧ポンプの断続運転装置
JP2011177449A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Ebara Corp 消火ポンプ装置
JP2012024504A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 消火ポンプ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009261671A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nittan Co Ltd 補助加圧ポンプの断続運転装置
JP2011177449A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Ebara Corp 消火ポンプ装置
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