JPH11168548A - ハンドフリー電話機 - Google Patents

ハンドフリー電話機

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JPH11168548A
JPH11168548A JP33390797A JP33390797A JPH11168548A JP H11168548 A JPH11168548 A JP H11168548A JP 33390797 A JP33390797 A JP 33390797A JP 33390797 A JP33390797 A JP 33390797A JP H11168548 A JPH11168548 A JP H11168548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
microphone
hands
free telephone
voice
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33390797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Tomobe
匡治 友部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH11168548A publication Critical patent/JPH11168548A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウリングを十分に防止できる、構成が簡素
なハンドフリー電話機を提供する。 【解決手段】 受話音声を出力するための第1のスピー
カ111と、送話音声を入力するためのマイクロフォン
121と、受話音声の逆位相の音声を第1のスピーカ1
11と同じ音量で出力する第2のスピーカ171とを筐
体160内に有している。マイクロフォン121は、第
1および第2のスピーカ111および171のそれぞれ
に対して等距離な位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカおよびマ
イクロフォンを同一の筐体内に有し、所謂ハンドフリー
通話または所謂スピーカフォン通話を行えるハンドフリ
ー電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンドフリー電話機は、スピー
カから出力される音声がマイクロフォンに入力されるこ
とに因るハウリングについて対策をとる必要がある。
【0003】ハウリング対策をとった従来のハンドフリ
ー電話機は、例えば、特開昭63−269850号公報
にて開示されている。
【0004】図3を参照して、上記公報にて開示された
ものに類似のハンドフリー電話機600は、受話音声を
出力するためのスピーカ610と、送話音声を入力する
ための第1のマイクロフォン620と、スピーカ610
の近傍に配され、スピーカ610から出力される音声の
みがモニタ音声として入力されるようにした第2のマイ
クロフォン630と、第2のマイクロフォン630から
出力される電気信号を遅延させる遅延回路640と、遅
延回路640から出力される電気信号と第1のマイクロ
フォン620から出力される電気信号との差分を出力す
る差分回路650と、公衆回線に接続され、2線/4線
変換、着信検出、およびダイアル出力等の電話機として
の基本的機能を含む本電話機の機能を制御する主制御部
690と、スピーカ610、第1および第2のマイクロ
フォン620および630、遅延回路640、差分回路
650、ならびに主制御部690を収容した筐体660
とを有している。
【0005】第1および第2のマイクロフォン620お
よび630はスピーカ610に対する位置などの構造的
関係が互いに異なるため、第1のマイクロフォン620
に入力される音声のうちのスピーカ610から出力され
る受話音声と、第2のマイクロフォン630に入力され
るモニタ音声とは、位相が互いに異なる。ただし、両音
声は、互いに同じ周波数特性であるとする。そして、第
2のマイクロフォン630から出力される電気信号を遅
延させて第1のマイクロフォン620から出力される電
気信号と同位相にし、さらに両電気信号の差分、即ち送
話音声に対応する電気信号のみを出力する。これによ
り、第1のマイクロフォン620とスピーカ610との
間のハウリングは防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来のハ
ンドフリー電話機600においては、第2のマイクロフ
ォン630に入力されるモニタ音声は、スピーカ610
から出力される受話音声のみである必要がある。即ち、
第2のマイクロフォン630には、送話音声が入力され
てはならない。しかし、実際上、たとえ第2のマイクロ
フォン630として狭単一指向性マイクロフォンを用い
るなどしても、送話音声が入力されることを避けること
は困難である。この結果、差分回路650により送話音
声も相殺されてしまう虞がある。
【0007】また、この従来のハンドフリー電話機60
0においては、第1のマイクロフォン620に入力され
る音声のうちのスピーカ610から出力される受話音声
と、第2のマイクロフォン630に入力されるモニタ音
声とは、互いに位相のみが異なり、周波数特性は同じで
ある必要がある。しかし、実際上、周波数特性はハンド
フリー電話機周囲の環境条件に応じて異なることが多
く、互いに位相のみが異なる音声を入力することは困難
である。
【0008】従来のハンドフリー電話機は、上述したよ
うな実情にあり、したがって、ハウリングを十分に防止
することができない。
【0009】本発明の課題は、ハウリングを十分に防止
できる、構成が簡素なハンドフリー電話機を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受話音
声を出力するための第1のスピーカと、送話音声を入力
するためのマイクロフォンと、前記第1のスピーカおよ
び前記マイクロフォンを収容した筐体とを有するハンド
フリー電話機において、前記受話音声の逆位相の音声を
前記第1のスピーカと同じ音量で出力する第2のスピー
カを前記筐体内に有し、前記マイクロフォンは、前記第
1および前記第2のスピーカのそれぞれに対して等距離
な位置に配置されたことを特徴とするハンドフリー電話
機が得られる。
【0011】本発明によればまた、前記受話音声に対応
する電気信号を位相反転して前記第2のスピーカへ出力
する位相反転回路を有する前記ハンドフリー電話機が得
られる。
【0012】本発明によればさらに、前記筐体は、奥行
き方向を持ち、該奥行き方向の一端部が利用者に対面す
るように設置されるものであって、前記第1および前記
第2のスピーカは、前記筐体内にて前記奥行き方向に配
列されている前記ハンドフリー電話機が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態によるハンドフリー電話機を説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態によるハンド
フリー電話機の外観を示す斜視図である。図1を参照し
て、本ハンドフリー電話機100は、従来例と同様に、
受話音声を出力するための第1のスピーカ111と、送
話音声を入力するためのマイクロフォン121と、第1
のスピーカ111およびマイクロフォン121を収容し
た筐体160とを有している。
【0015】本ハンドフリー電話機100はさらに、受
話音声の逆位相の音声を第1のスピーカ111と同じ音
量で出力する第2のスピーカ171を筐体160内に有
している。マイクロフォン121は、第1および第2の
スピーカ111および171のそれぞれに対して等距離
な位置に配置されている。第1および第2のスピーカ1
11および171としては、互いに同じ特性のスピーカ
を用いることが好ましい。
【0016】図2は、本発明の実施の形態によるハンド
フリー電話機のブロック図である。図2を参照して、本
ハンドフリー電話機100は、第1および第2のスピー
カ111および171と、マイクロフォン121と、マ
イクロフォン121が出力する電気信号を増幅するアン
プ122と、公衆回線に接続され、2線/4線変換、着
信検出、およびダイアル出力等の電話機としての基本的
機能を含む本電話機の機能を制御する主制御部190
と、主制御部190が出力する受話音声に対応する電気
信号Rを増幅して第1のスピーカ111に出力するアン
プ112と、第1および第2のスピーカ111および1
71、マイクロフォン121、アンプ122、主制御部
190、ならびにアンプ112を収容した筐体160と
を有している。
【0017】本ハンドフリー電話機100はさらに、受
話音声に対応する電気信号Rを位相反転し、その電気信
号R′を第2のスピーカ171側へ出力する位相反転回
路180と、位相反転回路180が出力する電気信号
R′を増幅して第2のスピーカ171に出力するアンプ
172とを筐体160内に有している。アンプ112お
よび172としては、互いに同じ特性のアンプを用いる
ことが好ましい。
【0018】図1および図2を参照して、第1および第
2のスピーカ111および171のそれぞれに対して等
距離な位置においては、第1および第2のスピーカ11
1および171から出力される音声は、相殺されるの
で、原理的には音声がなく、実際上は非常に小さい音量
である。マイクロフォン121はこの位置に配置されて
いるので、第1および第2のスピーカ111および17
1から出力される音声、つまりそのうちの受話音声は、
マイクロフォン121に殆ど入力されることがない。し
たがって、マイクロフォン121に受話音声が入力され
ることに因るハウリングは、十分に防止される。
【0019】尚、第1および第2のスピーカ111およ
び171のそれぞれに対して等距離な位置においては音
声が非常に小さい音量であるため、この位置に利用者が
いると、受話音声を聞き取りにくいという不具合が起こ
りかねない。そこで、本ハンドフリー電話機100で
は、次のようにしている。
【0020】筐体160は、図1に示すように、矢印D
で示される奥行き方向を持ち、この奥行き方向の一端部
160aが利用者に対面するように設置されるものであ
る。そして、第1および第2のスピーカ111および1
71は、筐体160内にて奥行き方向に配列されてい
る。
【0021】したがって、利用者は、第1のスピーカ1
11から出力される受話音声を聞き取りやすい。一方、
利用者が発する音声は、これに第1のスピーカ111か
ら出力される受話音声が混ざることなく、送話音声とし
てマイクロフォン121に確実に入力される。即ち、本
ハンドフリー電話機100によれば、ハウリングの問題
なく、ハンドフリー通話が実現される。
【0022】
【発明の効果】本発明によるハンドフリー電話機は、受
話音声を出力するための第1のスピーカと、送話音声を
入力するためのマイクロフォンと、受話音声の逆位相の
音声を第1のスピーカと同じ音量で出力する第2のスピ
ーカとを筐体内に有し、マイクロフォンが第1および第
2のスピーカのそれぞれに対して等距離な位置に配置さ
れたため、ハウリングを十分に防止できる。また、本発
明によるハンドフリー電話機は、構成が簡素である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるハンドフリー電話機
の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態によるハンドフリー電話機
のブロック図である。
【図3】従来例によるハンドフリー電話機のブロック図
である。
【符号の説明】
100 ハンドフリー電話機 112、122、172 アンプ 111 第1のスピーカ 121 マイクロフォン 160 筐体 171 第2のスピーカ 180 位相反転回路 190 主制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話音声を出力するための第1のスピー
    カと、送話音声を入力するためのマイクロフォンと、前
    記第1のスピーカおよび前記マイクロフォンを収容した
    筐体とを有するハンドフリー電話機において、前記受話
    音声の逆位相の音声を前記第1のスピーカと同じ音量で
    出力する第2のスピーカを前記筐体内に有し、前記マイ
    クロフォンは、前記第1および前記第2のスピーカのそ
    れぞれに対して等距離な位置に配置されたことを特徴と
    するハンドフリー電話機。
  2. 【請求項2】 前記受話音声に対応する電気信号を位相
    反転して前記第2のスピーカへ出力する位相反転回路を
    有する請求項1に記載のハンドフリー電話機。
  3. 【請求項3】 前記筐体は、奥行き方向を持ち、該奥行
    き方向の一端部が利用者に対面するように設置されるも
    のであって、前記第1および前記第2のスピーカは、前
    記筐体内にて前記奥行き方向に配列されている請求項1
    または2に記載のハンドフリー電話機。
JP33390797A 1997-12-04 1997-12-04 ハンドフリー電話機 Withdrawn JPH11168548A (ja)

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JP33390797A JPH11168548A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 ハンドフリー電話機

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JPH11168548A true JPH11168548A (ja) 1999-06-22

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JP33390797A Withdrawn JPH11168548A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 ハンドフリー電話機

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