JPH11168162A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JPH11168162A
JPH11168162A JP33449197A JP33449197A JPH11168162A JP H11168162 A JPH11168162 A JP H11168162A JP 33449197 A JP33449197 A JP 33449197A JP 33449197 A JP33449197 A JP 33449197A JP H11168162 A JPH11168162 A JP H11168162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind tunnel
cooling
air
condenser
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP33449197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tsuruta
正博 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量化が可能な沸騰冷却装置を得る。 【解決手段】 密封容器25内に発熱体26を配置し密
封容器25内に充填された冷却媒体28で発熱体26を
冷却し、熱交換した冷却媒体28を凝縮器38で冷却す
るとともに凝縮器38の上方に配置された風胴39で空
気の流れ42を形成し凝縮器38の冷却を促進するよう
にした沸騰冷却装置において、風胴39の側方に開口4
0を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡単な構成で凝
縮器にゴミ等に異物が堆積するのを防止することができ
る沸騰冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば特開平2−152263
号公報に示された沸騰冷却装置を示す断面図である。図
において、1は金属製の密封容器、2は密封容器1内に
配置された複数の平形半導体素子および冷却ブロック複
数個を交互に圧接配置して形成されたスタック、3は密
封容器1を貫通して配置されスタック2に外部より電力
を供給する一対の端子、4は密封容器1内に充填されス
タック2より発生する熱を吸収し沸騰する液状の冷却媒
体、5は一端が密封容器1の一側と接続された液相管、
【0003】6は密封容器1の上側と接続され気相化さ
れた冷却媒体4を導出する気相管、7は密封容器1およ
び図示しない周辺電気部品を収納する耐水構造の下部筐
体、8は液層管5と気相管6とがそれぞれ貫通して溶接
等で固着されるとともに下部筐体7上に配置された仕切
り板、9は下部筐体7と仕切り板8との間に配置され図
示しないボルトでそれぞれと圧接されたガスケット、1
0は液相管5の他端と接続された液相ヘッダ、11は気
相管6と接続された気相ヘッダ、12はそれぞれのヘッ
ダ10,11間を接続した複数の冷却管、13はそれぞ
れの冷却管12の外周に固着して形成された複数の冷却
フィンである。
【0004】そして、上記10〜13で各冷却管12が
気相側で高く液相側に傾斜した凝縮器14が形成され
る。15は凝縮器14の上方に冷却フィン13を囲むよ
うに配置された風胴、16は凝縮器14を冷却した空気
を排出する開口、17は下部筐体7と連結され凝縮器1
4および風胴15を収容した上部筐体、18は上部筐体
17の上部に配置され一側が他側より低く形成された側
壁、19は空気抜き穴、20は側壁18の上端と接続さ
れた天井板である。そして、上記18〜20で屋根21
が形成される。なお、22は液状の冷却媒体4が熱交換
によって相変化した気泡、23は凝縮器14によって熱
交換され風胴15内から上昇する空気の流れである。
【0005】次に動作について説明する。冷却媒体4が
充填された密封容器1内に配置されスタック2は、通電
されることによって発熱し、接触した冷却媒体4の相変
化により冷却される。相変化した冷却媒体4は気泡22
となり気相管6から気相ヘッダ11内に蒸気化して送ら
れて充満し、各冷却管12を通過するときに凝縮液化さ
れ、凝縮熱は冷却フィン13から風胴15内に放出され
る。そして、風胴15内の空気の流れ23によって空気
抜き穴19から大気中に排出される。一方、凝縮液化さ
れた冷却媒体4は、液相ヘッダ10から液相管5を経て
密封容器1内に戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の沸騰冷却装置は
以上のように、凝縮器14にゴミ等の異物が付着するの
を防止するために、上部筐体16および屋根21を必要
としていたので、装置の高さの増大や重量の増加などの
問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、屋根を不要にすることによっ
て、小型軽量化を図るようにした沸騰冷却装置を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる沸騰冷却装置は、密封容器内に発熱体を配置し密封
容器内に充填された冷却媒体で発熱体を冷却し、熱交換
した冷却媒体を凝縮器で冷却するとともに凝縮器の上方
に配置された風胴で空気の流れを形成し凝縮器の冷却を
促進するようにした沸騰冷却装置において、風胴の側方
に開口を形成したものである。
【0009】また、この発明の請求項2に係わる沸騰冷
却装置は、請求項1において、風胴の開口と対向する位
置に空気抜き穴が形成された筐体で凝縮器を覆ったもの
である。
【0010】また、この発明の請求項3に係わる沸騰冷
却装置は、請求項1または2において、風胴の一側は空
気の流れに沿って円弧状に形成されたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1による沸騰冷却装置を示す断面図である。
図において、25は金属製の密封容器、26は密封容器
1内に配置された複数の平形半導体素子および冷却ブロ
ック複数個を交互に圧接配置して形成されたスタック、
27は密封容器25を貫通して配置されスタックよりな
る発熱体、26に外部より電力を供給する一対の端子、
28は密封容器25内に充填され発熱体26より発生す
る熱と熱交換し沸騰する液状の冷却媒体、29は一端が
密封容器25の一側と接続された液相管である。
【0012】30は密封容器25の上側と接続され気相
化された冷却媒体28を導出する気相管、31は密封容
器25および図示しない周辺電気部品を収納する耐水構
造の筐体、32は液層管29と気相管30とがそれぞれ
貫通して溶接等で固着されるとともに筐体31上に配置
された仕切り板、33は筐体31と仕切り板32との間
に配置され図示しないボルトでそれぞれと圧接されたガ
スケット、34は液相管29の他端と接続された液相ヘ
ッダー、35は気相管30と接続された気相ヘッダー、
36はそれぞれのヘッダー34,35間を接続した複数
の冷却管、37はそれぞれの冷却管35の外周に固着し
て形成された複数の冷却フィンである。
【0013】そして、上記34〜37で各冷却管35が
気相側で高く液相側に傾斜した凝縮器38が形成され
る。39は各冷却フィン37を囲むように配置され一側
が上昇する空気の流れ42に沿うように円弧状に形成さ
れた風胴、40は風胴39の空気の流れ42の吐き出し
口として形成された開口で、ほぼ垂直すなわち側方に形
成されている。なお、41は液状の冷却媒体28が熱交
換によって相変化した気泡、42は気泡から蒸気化した
冷却媒体28を凝縮器38によって熱交換し、風胴39
内から排出される温度が上昇した空気の流れである。
【0014】次に動作について説明する。冷却媒体28
が充填された密封容器25内に配置され発熱体26は、
通電されることによって発熱し、接触した冷却媒体28
の相変化により冷却される。相変化した冷却媒体28
は、気泡41となって気相管30から気相ヘッダ35内
に蒸気化して送られて充満し、各冷却管36を通過する
ときに凝縮液化され、凝縮熱は冷却フィン37から風胴
39内に放熱される。そして、風胴39内の空気の流れ
42によって大気中に排出される。一方、液相液化され
た冷却媒体28は、液相ヘッダ34から液相管29を経
て密封容器25内に戻される。
【0015】以上のように実施の形態1によれば、蒸気
化された冷却媒体28を冷却した放熱による空気の流れ
42の流速を促進する風胴39を、放熱による空気の流
れ42を側方に案内するように円弧状に形成し、空気吐
き出し口としての開口40をほぼ垂直方向すなわち側方
に形成したので、小型軽量化を図ることが可能となる。
【0016】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による沸騰冷却装置を示す断面図である。図におい
て、25〜42は実施の形態1に示すものと同様のため
説明を省略する。43は筐体31の上部に配置され凝縮
器38および風胴39を覆う天井を有する上部筐体、4
4は上部筐体43の側壁に風胴39の開口40と対向し
た位置に形成された空気抜き穴である。
【0017】以上のように実施の形態2によれば、実施
の形態1と同様の効果を得ることは勿論、風胴39の開
口40と対向した位置に空気抜き穴44を有する筐体4
3で凝縮器38を覆うようにしたので、簡単な構造で屋
外に設置することも可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、密封容器内に発熱体を配置し密封容器内に充填され
た冷却媒体で発熱体を冷却し、熱交換した冷却媒体を凝
縮器で冷却するとともに凝縮器の上方に配置された風胴
で空気の流れを形成し凝縮器の冷却を促進するようにし
た沸騰冷却装置において、風胴の側方に開口を形成した
構成としたので、小型軽量化を図ることが可能な沸騰冷
却装置を提供することができる。
【0019】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、風胴の開口と対向する位置に空気抜き穴
が形成された筐体で凝縮器を覆った構成としたので、小
型軽量化を可能にし、簡単な構造で屋外設置も可能な沸
騰冷却装置を提供することができる。
【0020】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または2において、風胴の一側は空気の流れに沿っ
て円弧状に形成された構成としたので、小型軽量化を図
ることが可能な沸騰冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による沸騰冷却装置
の断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による沸騰冷却装置
の断面図である。
【図3】 従来の沸騰冷却装置の断面図である。
【符号の説明】
25 密封容器、26 発熱体、28 冷却媒体、38
凝縮器、39 風胴、40 開口、42 空気の流
れ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封容器内に発熱体を配置し上記密封容
    器内に充填された冷却媒体で上記発熱体を冷却し、熱交
    換した上記冷却媒体を凝縮器で冷却するとともに上記凝
    縮器の上方に配置された風胴で空気の流れを形成し上記
    凝縮器の冷却を促進するようにした沸騰冷却装置におい
    て、上記風胴の側方に開口を形成したことを特徴とする
    沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】 風胴の開口と対向する位置に空気抜き穴
    が形成された筐体で凝縮器を覆ったことを特徴とする請
    求項1記載の沸騰冷却装置。
  3. 【請求項3】 風胴の一側は空気の流れに沿って円弧状
    に形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の沸騰冷却装置。
JP33449197A 1997-12-04 1997-12-04 沸騰冷却装置 Pending JPH11168162A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004280A1 (fr) * 2006-07-04 2008-01-10 Fujitsu Limited Dispositif de radiation de chaleur, radiateur et appareil électronique
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